JP3076399U - 装飾カバー - Google Patents
装飾カバーInfo
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Landscapes
- Details Of Indoor Wiring (AREA)
- Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】電線を挿通させる配管で建築物の見栄えが悪く
なるのを防止する作業を簡単に行うことができるように
する。 【解決手段】建築物に引き込み可能に地中から地上に引
き出された電線を建築物の外壁近くで挿通させる配管に
対する装飾カバーであって、周壁の一カ所が長手方向に
全長又はほぼ全長にわたって割れた縦割りの中空管状に
形成して、配管にその径方向外方側から嵌め込み可能に
構成してある。
なるのを防止する作業を簡単に行うことができるように
する。 【解決手段】建築物に引き込み可能に地中から地上に引
き出された電線を建築物の外壁近くで挿通させる配管に
対する装飾カバーであって、周壁の一カ所が長手方向に
全長又はほぼ全長にわたって割れた縦割りの中空管状に
形成して、配管にその径方向外方側から嵌め込み可能に
構成してある。
Description
【0001】
本考案は、建築物に引き込み可能に地中から地上に引き出された電線を前記建 築物の外壁近くで挿通させる配管に対する装飾カバーに関する。
【0002】
近年、景観が悪くなるのを防止する等の理由で電線(電話線も含む)を地中に 埋設するようになってきている。
【0003】 地中に埋設された電線は、建築物に引き込み可能に建築物の外側で地中から地 上に引き出される。そして、建築物の外壁に沿わせた立ち上がり姿勢の配管に挿 通させて建築物内に引き込まれている。
【0004】 ところで、建築物の外壁は白色一色になっていたりベージュ一色になっていた りするなど、前記外壁の色として種々の色が採用されているが、上記の配管は黒 色になっているのが普通である。
【0005】 このような黒色の配管を例えば白色一色の外壁やベージュ一色の外壁に沿わせ てあると建築物の見栄えが悪くなる。そこで見栄えが悪くなるのを防止すること になるが、従来、建築物の見栄えが悪くなるのを防止するのに、配管をペンキで 外壁と同一の色に塗っていた。
【0006】
しかしながら、前記配管をペンキで外壁と同一の色に塗って、建築物の見栄え が悪くなるのを防止するという手段は、作業に手間と時間がかかるという問題が あった。
【0007】 本発明の目的は、電線を挿通させる配管で建築物の見栄えが悪くなるのを防止 する作業を簡単に行うことができるようにする点にある。
【0008】
請求項1による考案の構成・作用・効果は次の通りである。
【0009】 [構成] 冒頭に記載した装飾カバーにおいて、周壁の一カ所が長手方向に全長又はほぼ 全長にわたって割れた縦割りの中空管状に形成して、前記配管にその径方向外方 側から嵌め込み可能に構成してある。
【0010】 [作用] 例えば、建築物の外壁と同一色の上記構成の装飾カバーや、外壁の色と釣り合 いの取れる色の上記構成の装飾カバーを建築物近くの配管に嵌め込むことで、建 築物の見栄えが悪くなるのを防止することができる。
【0011】 そして、上記の構成により、装飾カバーを前記配管に次のようにして嵌め込む ことができる。
【0012】 つまり、周壁の一カ所が長手方向に全長にわたって割れた縦割りの中空管状に 形成してある場合は作業者が装飾カバーをそのまま拡径させる。また、周壁の一 カ所が長手方向にほぼ全長にわたって割れた縦割りの中空管状に形成してある場 合は、作業者が装飾カバーを例えば切断具を用いて全長にわたって割れた中空管 状にしてから拡径させる。
【0013】 これにより、装飾カバーの長手方向に沿う割れ目が広がるので、その割れ目か ら配管が装飾カバー内に入り込むように装飾カバーを配管に被せる。拡径させて いた力を緩めると、割れ目が狭まるとともに装飾カバーが縮径し、配管を覆う状 態に配管に嵌まり込む。
【0014】 装飾カバーが長い場合は、長手方向一端側から他端側に向かって順に拡径させ 、前記割れ目を通して配管がその一端側から他端側にわたって順に装飾カバー内 に入り込むように、装飾カバーを配管に被せていくことができる。
【0015】 このように請求項1の構成によれば、装飾カバーの拡径作業と、配管への装飾 カバーの径方向外方側からの嵌め込み作業とだけで配管を覆った状態にすること ができ、従来のように配管をペンキで外壁と同一の色に塗る作業に比べると、作 業を短時間に、かつ、簡単に行うことができる。
【0016】 [効果] 従って、地中からの電線を挿通させる配管で建築物の見栄えが悪くなるのを防 止する作業を簡単に行うことができるようになった。
【0017】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0018】 図1に、建築物1と、地中から地上に引き出された電線2(電話線を含む)を 建築物1の外壁3の近くで挿通させる縦姿勢の3本の配管4とを示してある。
【0019】 前記電線2は、景観の悪化を防止する等の理由で、地中に埋設して広い範囲に わたって張りめぐらしてあり、建築物に引き込み可能に各建築物の外側で地中か ら地上に引き出される。そして、建築物1の外壁3に沿わせた前記配管4に挿通 させて建築物1内に引き込まれる。
【0020】 前記外壁3の色はベージュで、3本の配管4の色は黒色である。配管4が露出 していると建築物2の見栄えが悪くなることから、図4に示すように、低密度の ポリエチレン製の装飾カバー5で3本の配管4を覆った状態にする。
【0021】 図2,図3に示すように前記装飾カバー5は、周壁の一カ所が長手方向に全長 にわたって割れた縦割りの中空管状に形成して、配管4にその径方向外方側から 嵌め込み可能に構成してある。
【0022】 配管4に嵌め込み状態における装飾カバー5の長さは2m、内径は60mm、 厚さは2.2mm、割れ目6の幅は4mmである。また配管4の色は外壁3の色 と同一のベージュにしてある。
【0023】 図2に示すように、配管4に嵌め込む前の自由状態の装飾カバー5は、その装 飾カバー5の弾性力でほぼ渦巻き状になっている。装飾カバー5は配管4に次の ようにして嵌め込む。
【0024】 つまり、作業者が装飾カバー5を長手方向一端側から他端側に向かって順に拡 径させ、広がった割れ目6を通して、配管4がその一端側から他端側にわたって 順に装飾カバー5内に入り込むように、装飾カバー5を配管4に被せていく。拡 径させていた力を緩めると、割れ目6が狭まるとともに装飾カバー5が縮径し、 配管4を覆う状態に配管4に嵌まり込む。
【0025】 このように、装飾カバー5の拡径作業と、配管4への装飾カバー5の径方向外 方側からの嵌め込み作業とだけで配管4を覆った状態にすることができ、作業を 短時間に、かつ、簡単に行うことができる。
【0026】 [別実施形態] 前記装飾カバー5は、周壁の一カ所が長手方向にほぼ全長にわたって割れた縦 割りの中空管状に形成してあってもよい。つまり一部が割れていなくて周壁がつ ながった状態になっていてもよい。この場合、作業者が装飾カバー5を例えば切 断具を用いて全長にわたって割れた中空管状にしてから拡径させることができる 。
【0027】 前記装飾カバー5は上記以外の樹脂材で形成してあってもよく、また、金属製 のものであってもよい。前記装飾カバー5の色は、ベージュの他に白・灰色等、 外壁の色に合った色にすることができる。
【0028】 前記装飾カバー5の寸法は上記の数値に限られるものでなく、別の寸法であっ てもよい。
【図1】建築物と配管を示す斜視図
【図2】装飾カバーを示す図
【図3】配管に装飾カバーを嵌め込んだ状態を示す断面
図
図
【図4】配管に装飾カバーを嵌め込んだ状態を示す斜視
図
図
1 建築物 2 電線 3 外壁 4 配管
Claims (1)
- 【請求項1】 建築物に引き込み可能に地中から地上に
引き出された電線を前記建築物の外壁近くで挿通させる
配管に対する装飾カバーであって、 周壁の一カ所が長手方向に全長又はほぼ全長にわたって
割れた縦割りの中空管状に形成して、前記配管にその径
方向外方側から嵌め込み可能に構成してある装飾カバ
ー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000006767U JP3076399U (ja) | 2000-09-19 | 2000-09-19 | 装飾カバー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000006767U JP3076399U (ja) | 2000-09-19 | 2000-09-19 | 装飾カバー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3076399U true JP3076399U (ja) | 2001-03-30 |
Family
ID=43209463
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000006767U Expired - Lifetime JP3076399U (ja) | 2000-09-19 | 2000-09-19 | 装飾カバー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3076399U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012257441A (ja) * | 2011-12-06 | 2012-12-27 | Tokusin Electric Co Ltd | ケーブル配線用ダクト |
JP2013121229A (ja) * | 2011-12-07 | 2013-06-17 | Tokusin Electric Co Ltd | ケーブル配線用ダクトおよびケーブル配線工法 |
JP2021032363A (ja) * | 2019-08-27 | 2021-03-01 | 関東器材工業株式会社 | 段差継手カバー及び段差継手カバーユニット |
-
2000
- 2000-09-19 JP JP2000006767U patent/JP3076399U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012257441A (ja) * | 2011-12-06 | 2012-12-27 | Tokusin Electric Co Ltd | ケーブル配線用ダクト |
JP2013121229A (ja) * | 2011-12-07 | 2013-06-17 | Tokusin Electric Co Ltd | ケーブル配線用ダクトおよびケーブル配線工法 |
JP2021032363A (ja) * | 2019-08-27 | 2021-03-01 | 関東器材工業株式会社 | 段差継手カバー及び段差継手カバーユニット |
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