JP2014107985A - 通線器誘導器具 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】軸状の通線器本体2の先端部に取り付けられ、前記通線器本体2の進行方向の障害物9を乗り越え可能な障害物乗り越え部材3を備え、前記障害物乗り越え部材3は、先端結合部4と、前記通線器本体2の先端部に取り付けられる後端結合部5と、前記先端結合部4と前記後端結合部5との間に配設され、弾性変形可能な複数の線条体6によって全体的にほぼボール状に湾曲形成された本体部7とを有する。
【選択図】図1
Description
本発明は上記事情に着目してなされたもので、その目的は、通線距離が長い場合や、天井内の凹凸や障害物がある場合でも障害物を乗り越えたり、小さな隙間を通過して先に進めることができ、通線作業を容易に行なうことができる通線器誘導器具を提供することにある。
(構成)
図1乃至図3は、本発明の第1の実施の形態を示す。図1は、例えば主に大きなビル等の天井裏への点検口と点検口との間の通線に用いる通線器誘導器具1の全体の概略構成を示す斜視図である。
本実施の形態の通線器誘導器具1は、軸状の通線器本体2の先端部に通線器本体2の進行方向の障害物を乗り越え可能な障害物乗り越え部材3を備えている。通線器本体2は、例えば釣竿のシャフトのような適度の剛性と弾力性を備えた軸体によって形成されている。この通線器本体2の先端部には障害物乗り越え部材3を着脱可能に取り付ける図示しない例えばねじ穴が形成されている。
次に、上記構成の作用について説明する。本実施の形態の通線器誘導器具1の使用時には、例えば天井裏への点検口から本実施の形態の通線器誘導器具1が天井裏の作業空間内に挿入される。このとき、通線器誘導器具1の通線器本体2を押し込むことで通線器本体2の先端部を真っ直ぐ前進させる。
そこで、上記構成のものにあっては次の効果を奏する。すなわち、本実施の形態の通線器誘導器具1では、通線器本体2の先端部に通線器本体2の進行方向の障害物を乗り越え可能な障害物乗り越え部材3を設けている。この障害物乗り越え部材3を6本の線条体6がそれぞれほぼ弓状に湾曲形成されて弾力性のあるほぼラグビーボールや、泡立て器型に成形したので、図2(A)に示すように天井8内に梁(壁)等の障害物9の凹凸がある場合や、図2(B)に示すように障害物乗り越え部材3よりも高さのある高段差の障害物9Bでも、そのまま通線器本体2を押し込むことで障害物乗り越え部材3を弾性変形させながらそれらの障害物9や、高段差の障害物9Bを乗り越えて進行させることができる。さらに、天井8内に例えば耐火壁10等の小さな隙間11がある場合でもその小さな隙間11でも潜り抜けることが可能となる。したがって、本実施の形態では通線距離が長い場合や、天井8内の凹凸や障害物9がある場合でも障害物9や、高段差の障害物9Bを乗り越えたり、小さな隙間11を通過して先に進めることができ、通線作業を容易に行なうことができる通線器誘導器具1を提供することができる。
(構成)
図4(A),(B)および図5は、本発明の第2の実施の形態を示す。本実施の形態は、第1の実施の形態(図1乃至図3参照)の通線器誘導器具1の構成を次の通り変更した変形例である。なお、図4(A),(B)および図5中で、図1乃至図3と同一部分には同一の符号を付してその説明を省略する。
次に、上記構成の作用について説明する。本実施の形態の通線器誘導器具1では、操作手段24の取っ手27を正逆回転方向のいずれか一方に回転させることにより、ねじ軸26が軸線方向に進退動作する。例えば、取っ手27を正回転方向に回転させると、図4(A)に示すようにねじ軸26が通線器本体2の管体21の先端側に引き出される前進方向に移動する。これにより、障害物乗り越え部材3の本体部7の湾曲形状を収縮させる状態(障害物乗り越え部材3の本体部7のボール形状の外径寸法L2が縮小する状態)に弾性変形させることができる。
そこで、本実施の形態では、第1実施形態の効果に加え、通線器本体2に障害物乗り越え部材3の本体部7の湾曲形状を変形させる湾曲形状変形手段22を設けたので、操作手段24の取っ手27を正逆回転方向のいずれか一方に回転させる操作により、障害物乗り越え部材3の本体部7の湾曲形状・大きさを変形させることができる。そのため、障害物9の大きさに合わせて先端部の障害物乗り越え部材3の本体部7の湾曲形状を図4(B)に示す拡張状態に変形させることで、より大きな障害物9の乗り越えを行なうことができる。また、天井8内の隙間11の大きさに合わせて先端部の障害物乗り越え部材3の本体部7の形状を図4(A)に示す収縮状態に変化させることで、より小さな隙間11への通過が可能となる。
(構成)
図6は、第2の実施の形態(図4(A),(B)および図5参照)の通線器誘導器具1の変形例である。本変形例では、操作部材23は、例えば丸棒31によって形成されている。操作手段24には、通線器本体2の基端部側に一体に設けられたリング状の取っ手32が設けられている。この取っ手32の外周面には操作部材23の軸線方向と直交する方向に延設されたねじ穴33が形成されている。さらに、取っ手32にはねじ穴33に螺挿される雄ねじ部材34を有する固定部材35が装着されている。そして、通線器本体2内で軸線方向に進退動作可能な操作部材23を例えば手動で、軸線方向の任意の位置に移動した状態で、固定部材35を雄ねじ部材34のねじ込み方向に回転操作することにより、雄ねじ部材34の先端を操作部材23に圧接させることで、操作部材23を軸線方向の任意の位置に固定することができる。
そこで、本変形例でも障害物乗り越え部材3の本体部7の湾曲形状を変形させることができる。したがって、本変形例でも第2の実施の形態と同様の効果が得られる。さらに、本変形例では、操作部材23は、例えば丸棒31によって形成することができるので、構成を簡素化することができる。
(作用効果)
そこで、本変形例では第1実施形態の効果に加え、先端結合部4をほぼ球状、またはほぼ楕円球状の球状部41にすることで、障害物9に対して、スムーズに乗り越え・通過が可能となる効果がある。
Claims (8)
- 軸状の通線器本体の先端部に取り付けられ、前記通線器本体の進行方向の障害物を乗り越え可能な障害物乗り越え部材を備え、
前記障害物乗り越え部材は、先端結合部と、前記通線器本体の先端部に取り付けられる後端結合部と、前記先端結合部と前記後端結合部との間に配設され、弾性変形可能な複数の線条体によって全体的にほぼボール状に湾曲形成された弾性変形可能な本体部とを有することを特徴とする通線器誘導器具。 - 前記線条体は、ワイヤーの単線、または複数のワイヤーを撚り合わせたケーブルのいずれかで形成され、
前記本体部は、複数の線条体の各中間部を前記先端結合部に横方向から貫通させて結合し、前記線条体の両端部を前記後端結合部に束ねて結束させることで前記複数の線条体がそれぞれほぼ弓状に湾曲形成されたものであることを特徴とする請求項1に記載の通線器誘導器具。 - 前記通線器本体は、前記本体部の湾曲形状を変形させる湾曲形状変形手段を有することを特徴とする請求項1に記載の通線器誘導器具。
- 前記通線器本体は管体によって形成され、
前記湾曲形状変形手段は、前記通線器本体の前記管体内に挿通され、先端部が前記先端結合部に固定された軸状の操作部材と、
前記通線器本体の基端部側に設けられ、前記操作部材を軸線方向に移動操作する操作手段とを有することを特徴とする請求項3に記載の通線器誘導器具。 - 前記操作手段は、前記通線器本体の基端部側に前記通線器本体に対して軸回り方向に回転可能に支持された取っ手と、
前記取っ手の回転を前記操作部材の軸線方向の進退動作に変換する送りねじ機構とを有することを特徴とする請求項4に記載の通線器誘導器具。 - 前記操作手段は、前記通線器本体の基端部側に設けられた取っ手と、
前記取っ手の外周面に前記操作部材の軸線方向と直交する方向に延設されたねじ穴と、
前記ねじ穴に螺挿される雄ねじ部材を有し、前記通線器本体内で軸線方向に進退動作可能な前記操作部材を軸線方向の任意の位置で前記雄ねじ部材のねじ込みにより固定する固定部材とを有することを特徴とする請求項4に記載の通線器誘導器具。 - 前記先端結合部は、先端面がほぼ球状、またはほぼ楕円球状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の通線器誘導器具。
- 前記先端結合部は、蛍光素材で形成されていることを特徴とする請求項1に記載の通線器誘導器具。
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