JP2000269757A - 利得制御回路 - Google Patents

利得制御回路

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JP2000269757A
JP2000269757A JP11067430A JP6743099A JP2000269757A JP 2000269757 A JP2000269757 A JP 2000269757A JP 11067430 A JP11067430 A JP 11067430A JP 6743099 A JP6743099 A JP 6743099A JP 2000269757 A JP2000269757 A JP 2000269757A
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voltage
gain control
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JP11067430A
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Takanari Maruyama
隆也 丸山
Hisayasu Sato
久恭 佐藤
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03GCONTROL OF AMPLIFICATION
    • H03G1/00Details of arrangements for controlling amplification
    • H03G1/0005Circuits characterised by the type of controlling devices operated by a controlling current or voltage signal
    • H03G1/0017Circuits characterised by the type of controlling devices operated by a controlling current or voltage signal the device being at least one of the amplifying solid state elements of the amplifier
    • H03G1/0023Circuits characterised by the type of controlling devices operated by a controlling current or voltage signal the device being at least one of the amplifying solid state elements of the amplifier in emitter-coupled or cascode amplifiers

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  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)
  • Amplifiers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 温度変動で電圧利得Av が大きく変動すると
いった課題があった。 【解決手段】 利得制御電圧Vctrlに比例し、抵抗率に
反比例する電流を出力する電圧電流線形変換部26と、
この電流をミラーして、利得制御電圧Vctrlおよび温度
に比例し、かつ抵抗率に反比例する電流Ictrlを出力す
る温度特性補償部12からなる利得制御電圧用経路ブロ
ック22と、全く同一の構成を持ち、基準電圧Vref
入力し電流Iref を出力する基準電圧用経路ブロック2
3を備え、可変利得セル27へ供給して、温度変動に依
存しない電圧利得Av を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、無線通信分野の
送受信機等で使用される可変利得アンプ等の動作を制御
する利得制御回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】今日、移動体無線通信分野の技術は大き
く発展し続けている。この移動体通信は、基地局と移動
局との間で無線通信を行うものである。移動局と基地局
との距離が変化した場合、あるいは、移動局と基地局と
の間に建物などの電波障害物が入った場合、無線通信の
送受信機における信号強度は大きく変化する。
【0003】移動体通信において、より正確に信号の送
受信を行うためには、信号強度の変化をなるべく小さく
押さえることが必要かつ望ましい。そこで、信号強度が
小さいとき増幅器の利得を大きくし、逆に、信号強度が
大きいとき増幅器の利得を小さくするといった電力制御
が必要とされる。このように、信号強度の大きさに応じ
て利得を制御することが可能な可変利得アンプを、移動
体無線通信で使用する必要がある。
【0004】図7は、電流スイッチタイプの従来の可変
利得アンプ(可変利得セル)を示す回路図であり、図に
おいて、71は入力信号Vinを入力する入力端子、72
は増幅あるいは減衰された出力信号Vout を出力する出
力端子、73は電流スイッチ、74は負荷、75は差動
増幅器である。
【0005】次に動作について説明する。図7に示す従
来の可変利得アンプでは、入力端子71に入力信号Vin
を供給すると、出力端子72から増幅された、あるいは
減衰された信号Vout が出力される。
【0006】入力信号Vinを増幅するか、減衰するか
は、アンプの利得状態に従って、利得制御電圧Vctrl0
に基づいて制御される。利得制御電圧は、電流スイッチ
73へ入力され、電流スイッチ73は、差動増幅器75
のコレクタ電流を分流して、負荷74に流す働きを行
う。このようにして、利得制御電圧Vctrl0 に基づい
て、入力信号Vinは利得制御される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図7に示す従来の可変
利得アンプの電圧利得を求めてみる。この従来の可変利
得アンプでは、差動増幅器75のエミッタ電流として、
絶対温度に比例し、かつ、抵抗率に反比例する電流を供
給している。このような特性を有するエミッタ電流は、
一般的に、バンドギャップ電圧発生回路から生成され
る。
【0008】差動増幅器75の出力小信号であるAC電
流icは、入力信号電圧Vinに対して以下の式(1)で
表すことができる。
【0009】
【数1】
【0010】ここで、qは電気素量、kはボルツマン定
数、Tは絶対温度、K1 は定数、ρ(T)は図7に示し
た可変利得アンプが形成される半導体チップの抵抗率で
あり、温度依存性を有する。
【0011】電流スイッチ73の出力電圧Vout は、上
記の式(1)より、利得制御電圧V ctrl0 に対して、以
下の式(2)のように表現できる。
【0012】
【数2】
【0013】ここで、KR は定数である。式(2)にお
いて、 exp((−q/kT)・Vctrl0 ) ≫ 1 の関係を満足するように、利得制御電圧Vctrl0 を設定
することとする。
【0014】上記の式(2)は、以下の式(3)のよう
に簡略化可能である。
【0015】
【数3】
【0016】上記の式(3)から、電圧利得Av は以下
の式(4)で表現できる。
【0017】
【数4】
【0018】電圧利得Av の温度依存性を考えると、式
(4)から、温度増加と共に利得が減少することがわか
る。図8は、従来の可変利得アンプの温度依存性を示す
説明図である。例えば、図8に示すように、温度Tが、
200K〜400Kと変動すると電圧利得Av が大きく
変化することがわかる。
【0019】以上説明したように、従来の可変利得アン
プは以上のように構成されていたので、温度が変動する
と電圧利得Av が大きく変化するため、移動体通信を行
う上で課題となっていた。換言すると、温度変化に係わ
らず、利得制御特性は一定であることが望ましく、温度
変動に係わらず電圧利得Av が一定の可変利得アンプを
得ることが望まれていた。
【0020】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、利得制御電圧等の利得制御特性の
温度依存性を無くした可変利得アンプを得ることを目的
とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】この発明に係る利得制御
回路は、利得制御電圧を入力し、利得制御電圧に比例
し、かつ利得制御回路で使用される抵抗の抵抗率に反比
例する電流を出力する第1の電圧電流線形変換部と、電
流をミラーして得られる電流を入力し、利得制御電圧に
比例し、かつ温度に比例し、かつ抵抗率に反比例する第
1の電流を出力する第1の温度特性補償部と、基準電圧
を入力し、基準電圧に比例し、かつ抵抗率に反比例する
電流を出力する第2の電圧電流線形変換部と、電流をミ
ラーして得られる電流を入力し、基準電圧に比例し、か
つ温度に比例し、かつ抵抗率に反比例する第2の電流を
出力する第2の温度特性補償部とを備え、可変利得セル
において、絶対温度の変動に係わらず電圧利得を一定と
するように制御することを特徴とするものである。
【0022】この発明に係る利得制御回路は、第1の電
流と第2の電流とを入力し、第1の電流の電流値と第2
の電流の電流値との差に比例し、抵抗率に反比例する電
圧を生成し出力する制御電圧生成部をさらに備えたこと
を特徴とするものである。
【0023】この発明に係る利得制御回路内の制御電圧
生成部では、第1の電流のミラー電流を生成する第1の
電流源と、第2の電流のミラー電流を生成する第2の電
流源と、第1の電流源に直列に接続された第1の抵抗
と、第2の電流源に直列に接続された第2の抵抗とを有
し、第1の抵抗および第2の抵抗は共に第1の電源に接
続され、第1の電流源と第1の抵抗との接続ノードと、
第2の電流源と第2の抵抗との接続ノードとから電圧を
取出して出力することを特徴とするものである。
【0024】この発明に係る利得制御回路内の指数関数
特性電流発生部は、第1の電流と第2の電流とを入力
し、第1の電流のミラー電流を生成する第3の電流源
と、第2の電流のミラー電流を生成する第4の電流源
と、温度に比例し、かつ抵抗率に反比例する電流を生成
する第5の電流源と、そのベースが第1の電流源および
抵抗を介して第2の電源に接続される第1のトランジス
タと、そのベースが第4の電流源および抵抗を介して第
2の電源に接続される第2のトランジスタとを有し、第
1のトランジスタおよび第2のトランジスタのそれぞれ
のエミッタが、共に第5の電流源へ接続された差動増幅
器とを有し、第2のトランジスタのコレクタ電流を出力
することを特徴とするものである。
【0025】この発明に係る利得制御回路内の第1の温
度特性補償部および第2の温度特性補償部のそれぞれは
電流乗算器から構成されており、この電流乗算器は、第
1の電圧電流線形変換部から出力された利得制御電圧ま
たは基準電圧に比例し、かつ抵抗率に反比例する電流を
ミラーして得られる電流を生成する第6の電流源と、抵
抗率に反比例した電流を生成する第7の電流源と、利得
制御電圧または基準電圧に比例し、かつ抵抗率に反比例
する電流を生成する第8の電流源と、温度に比例しかつ
抵抗率に反比例した電流を生成する第9の電流源と、ベ
ースが第6の電流源および第7の電流源に接続された第
3のトランジスタ、および、ベースが第8の電流源に接
続された第4のトランジスタとを有し、第3のトランジ
スタおよび第4のトランジスタのそれぞれのエミッタ
が、共に第9の電流源に接続された差動増幅器と、第3
のトランジスタのベース、第6の電流源、および第7の
電流源に接続された第5のトランジスタと、第4のトラ
ンジスタのベースおよび第8の電流源に接続された第6
のトランジスタとを備え、第5のトランジスタと第6の
トランジスタのエミッタは、共通に接続され、第3のト
ランジスタのコレクタ電流を第1の電流又は第2の電流
として出力することを特徴とするものである。
【0026】この発明に係る利得制御回路内の電流乗算
器は、上記した電流乗算器における第6の電流源および
第8の電流源と、第9の電流源とを入れ替えた構成を特
徴とするものである。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1は、この発明の実施の形態1による
可変利得アンプの利得制御回路を示すブロック図であ
り、図において、22は利得制御電圧用経路ブロック、
23は基準電圧用経路ブロック、12は温度特性補償
部、26は電圧電流線形変換部である。そして、1は利
得制御電圧用経路ブロック22および基準電圧用経路ブ
ロック23から構成される利得制御回路であり、27は
利得制御回路1により制御される可変利得アンプ、即
ち、可変利得セルである。この実施の形態1の利得制御
回路1において、利得制御電圧用経路ブロック22と基
準電圧用経路ブロック23は同一の構成を有している。
【0028】即ち、利得制御電圧Vctrlが入力される利
得制御電圧用経路ブロック22は、電圧電流線形変換部
(第1の電圧電流線形変換部)26と、電流Ictrl(第
1の電流)を出力する温度特性補償部12(第1の温度
特性補償部)とから構成されている。電圧電流線形変換
部26は、例えば、図1に示すように、ボルテージフォ
ロワ(voltage follower)の出力に抵
抗を接続して実現することができる。
【0029】同様に、基準電圧Vref が入力される基準
電圧用経路ブロック23は、電圧電流線形変換部26
(第2の電圧電流線形変換部)と、電流Iref (第2の
電流)を出力する温度特性補償部12(第2の温度特性
補償部)とから構成されている。利得制御電圧用経路ブ
ロック22内の電圧電流線形変換部26と同様に、基準
電圧用経路ブロック23内の電圧電流線形変換部26
は、例えば、図1に示すように、ボルテージフォロワ
(voltage follower)の出力に抵抗を
接続して実現することができる。
【0030】次に動作について説明する。図1に示す実
施の形態1の利得制御回路1では、利得制御電圧用経路
ブロック22と基準電圧用経路ブロック23が同一の構
成を有し、従って、両ブロック22および23は同一の
動作を行う為、以下の説明では、利得制御電圧用経路ブ
ロック22を代表して説明する。
【0031】利得制御電圧Vctrl(基準電圧Vref も同
じ、以下同様)が入力されると、電圧電流線形変換部2
6は、入力した利得制御電圧Vctrlに比例し、かつ、可
変利得アンプの利得制御回路内で使用される回路抵抗の
抵抗率に反比例する電流を生成し出力する。尚、以下に
記載するこの発明の他の実施の形態2から実施の形態6
の説明において、回路使用抵抗の抵抗率あるいは抵抗率
とは、この発明の利得制御回路や可変利得セルが形成さ
れる半導体集積回路チップにおける回路抵抗の抵抗率を
示すものとする。
【0032】次に、温度特性補償部12は、電圧電流線
形変換部26から出力された電流に比例し、即ち、カレ
ントミラーして生成された電流に比例し、かつ、利得制
御電圧Vctrlおよび絶対温度(以下、略して温度ともい
う)に比例し、さらに、回路抵抗の抵抗率に反比例する
電流Ictrl(第1の電流)を出力する。
【0033】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、利得制御電圧Vctrlに基づいて、利得制御電圧用経
路ブロック22から出力された電流Ictrlおよび基準電
圧Vre f に基づいて、基準電圧用経路ブロック23から
出力された電流Iref とを、可変利得セル27へ供給す
るようにしたので、実施の形態1の利得制御回路1を用
いれば、絶対温度の変動に係わらず電圧利得が一定の可
変利得セル27を得ることができる。
【0034】実施の形態2.図2は、この発明の実施の
形態2による可変利得アンプの利得制御回路を示すブロ
ック図であり、図において、9は制御電圧生成部であ
り、24は電流スイッチタイプの可変利得セル、そして
20は実施の形態2に係わる利得制御回路である。その
他の構成要素は、実施の形態1に係わる利得制御回路1
のものと同じなので、同一の参照符号を用いて、それら
の説明を省略する。
【0035】次に動作について説明する。この実施の形
態2では、実施の形態1で説明した可変利得セル27の
代わりに、電流スイッチタイプの可変利得セル24を用
いている。
【0036】利得制御電圧用経路ブロック22から出力
される電流Ictrl(第1の電流)と、基準電圧用経路ブ
ロック23から出力される電流Iref (第2の電流)と
が制御電圧生成部9に入力される。この電流Ictrlと電
流Iref とは、以下の式(5)、(6)で表すことがで
きる。
【0037】
【数5】
【0038】
【数6】
【0039】ここで、KvIは定数である。
【0040】また、制御電圧生成部9の出力電圧V
ctrl0 は、上記した式(5)および(6)を用いて、以
下の式(7)で表すことができる。
【0041】
【数7】
【0042】ここで、KRSW は定数である。
【0043】電圧利得Av の式(4)および上記の式
(7)より、電圧利得Av は以下の式(8)で示すこと
ができる。
【0044】
【数8】
【0045】上記した電圧利得Av を示す式(8)を見
ると、絶対温度Tが存在しないので、絶対温度の変動に
よる電圧利得Av の変動がないことがわかる。
【0046】このように、実施の形態2の利得制御回路
20内の制御電圧生成部9では、電流Ictrlと電流I
ref との差に比例し、かつ回路の抵抗率に反比例した電
圧Vct rl0 を生成して、電流スイッチタイプの可変利得
セル24へ供給するので、可変利得セル24では、絶対
温度の変動による電圧利得Av の変動は存在しないこと
になる。
【0047】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、制御電圧生成部9が、電流Ictrlおよび電流Iref
に比例し、かつ回路の抵抗率に反比例した電圧Vctrl0
を生成して可変利得セル24へ供給するので、実施の形
態2の利得制御回路20を用いれば、絶対温度の変動に
係わらず電圧利得が一定の電流スイッチタイプの可変利
得セル24を得ることができる。
【0048】実施の形態3.図3は、この発明の実施の
形態3による利得制御回路内の制御電圧生成部の詳細な
回路図であり、図において、91は電流源(第1の電流
源)、92は電流源(第2の電流源)、93は抵抗(第
1の抵抗)、94は抵抗(第2の抵抗)、95は電源
(第1の電源)である。そして、90は制御電圧生成部
である。実施の形態3の利得制御回路内のその他の構成
は、図2に示す実施の形態2の利得制御回路内のものと
同じなので、ここでは、制御電圧生成部90のみ図示し
て説明する。
【0049】次に動作について説明する。制御電圧生成
部90内の電流源91は、利得制御電圧用経路ブロック
22から出力される電流Ictrlをカレントミラーして得
られる電流を生成する。電流源92は、基準電圧用経路
ブロック23から出力される電流Iref をカレントミラ
ーして得られる電流を生成する。
【0050】抵抗93の一方は、電流源91に直列に接
続され、他方は電源95に接続されている。同様に、抵
抗94の一方は、電流源92に直列に接続され、他方は
電源95に接続されている。即ち、この両抵抗93およ
び94の他方の端子は、共に第1の電源に接続されてお
り、また同一の抵抗値を持っている。
【0051】そして、電流源91と抵抗93との接続ノ
ードと、電流源92と抵抗94との接続ノードとの間に
発生する電圧Vctrl0 を、電流スイッチタイプの可変利
得セル24へ供給する。
【0052】以上のように、この実施の形態3によれ
ば、制御電圧生成部90が、電流Ict rlと電流Iref
の差に比例し、かつ回路の抵抗率に反比例した電圧V
ctrl0 を生成して可変利得セル24へ供給するので、こ
の制御電圧生成部90を組み込んだ利得制御回路を用い
れば、絶対温度の変動に係わらず電圧利得が一定の電流
スイッチタイプの可変利得セルを得ることができる。
【0053】実施の形態4.図4は、この発明の実施の
形態4による利得制御回路を示すブロック図であり、図
において、40は利得制御回路、41は指数関数特性電
流発生部である。また、42〜44は電流源(それぞ
れ、第3の電流源、第4の電流源、第5の電流源)、4
7は差動増幅器、45,46は電流電圧変換抵抗であ
る。実施の形態4では、利得制御回路40から供給され
る電流により、可変電流源を持つ可変利得セル11の動
作が制御されるものである。
【0054】差動増幅器47は、ベースが第1の電流源
および電流電圧変換抵抗を介して第2の電源48に接続
されている第1のトランジスタQ1と、ベースが電流源
43および電流電圧変換抵抗46を介して第2の電源4
8に接続されている第2のトランジスタQ2とから構成
されている。
【0055】差動増幅器47において、電流電圧変換抵
抗46と、利得制御電圧用経路ブロック22から供給さ
れる電流Ictrlに比例する電流を流す電流源43との接
続点、即ち、ノードへ第2のトランジスタQ2のベース
が接続されている。同様に、電流電圧変換抵抗45と、
基準電圧用経路ブロック23から供給される電流Ire f
に比例する電流を流す電流源42との接続点、即ち、ノ
ードへ第1のトランジスタQ1のベースが接続されてい
る。
【0056】差動増幅器47内の第1のトランジスタQ
1および第2のトランジスタQ2のそれぞれのエミッタ
は、絶対温度に比例し、かつ、回路使用抵抗の抵抗率に
反比例する電流を生成する電流源44へ接続されてい
る。
【0057】図4に示す実施の形態4の利得制御回路4
0は、実施の形態1で説明した可変利得セル27の代わ
りに、可変電流源を持つ作動アンプ、即ち、可変利得セ
ル11の動作を制御するものである。その他の構成要素
は、実施の形態1の利得制御回路1のものと同じなの
で、同一の参照符号を用いて、それらの説明を省略す
る。
【0058】次に動作について説明する。実施の形態4
の利得制御回路40では、利得制御電圧用経路ブロック
22から出力される電流Ictrlおよび基準電圧用経路ブ
ロック23から出力される電流I ref が、指数関数特性
電流発生部41へ入力され、この入力電流Ictrlおよび
電流Iref に比例した電流の差の指数関数(expon
ential)に比例した電流を指数関数特性電流発生
部41が生成し、可変利得セル11へ出力する。
【0059】電流源42は、利得制御電圧用経路ブロッ
ク22から供給される電流Ictrlに比例する電流を生成
する。電流源43は、基準電圧用経路ブロック23から
供給される電流Iref に比例する電流を流す。電流源4
4は、絶対温度に比例し、かつ回路使用抵抗の抵抗率に
反比例する電流を生成する。
【0060】図4に示すように、可変利得セル11内の
電流Ieev は、指数関数特性電流発生部41から出力さ
れる差動増幅器47のコレクタ電流をカレントミラーし
て得られる。この電流Ieev は、以下の式(9)で表す
ことができる。
【0061】
【数9】
【0062】ここで、K2 は定数である。
【0063】以下の関係を満足するように、電流
ctrl,Iref を設定し、上記の式(5)および(6)
を代入すれば、上記の式(9)は簡略化でき、以下の式
(10)で示すことができる。
【0064】
【数10】
【0065】従って、電圧利得Av1は、以下の式(1
1)で表すことができる。
【0066】
【数11】
【0067】従って、上記の式(10)および(11)
により、電圧利得Av1は、以下の式(12)で表すこと
ができる。
【0068】
【数12】
【0069】従って、電圧利得Av1を表す上記の式(1
2)内には温度変数Tは存在しないので、トランジスタ
の温度特性は補償されたことになる。即ち、可変利得セ
ル11では、絶対温度による利得の変動は無いことにな
る。
【0070】以上のように、この実施の形態4によれ
ば、差動増幅器47のコレクタ電流は、利得制御電圧用
経路ブロック22から供給される電流Ictrlと基準電圧
用経路ブロック23から供給される電流Iref との差の
指数関数に比例した電流であり、温度変数Tに影響のな
い出力電流となって、指数関数特性電流発生部41から
可変利得セル11へ供給されるため、可変利得セル11
では絶対温度による電圧利得Av1の変動を無くすことが
できる。
【0071】実施の形態5.図5は、この発明の実施の
形態5による利得制御回路内の温度特性補償部を示す回
路図であり、図1に示した実施の形態1の利得制御回路
1内の温度特性補償部12の詳細な構成を示すものであ
る。図において、120は温度特性補償部、51〜54
は電流源(それぞれ、第6の電流源、第7の電流源、第
8の電流源、第9の電流源)、25は差動増幅器であ
る。
【0072】差動増幅器25は、ベースが電流源51お
よび電流源52に接続されている第3のトランジスタQ
3と、ベースが電流源53に接続されている第4のトラ
ンジスタQ4とから構成されている。また、トランジス
タQ3のベースに接続されたノードT11には、電流源
51、電流源52、およびトランジスタQ5がダイオー
ド接続されている。また、トランジスタQ4のベースに
接続されたノードT12には、電流源53およびトラン
ジスタQ6がダイオード接続されている。トランジスタ
Q5とトランジスタQ6の他方の端子、即ち、エミッタ
は、共通に電源と接続されている。ここで、トランジス
タQ5およびQ6は、同一の特性を有するものとする。
【0073】差動増幅器25内の第3のトランジスタQ
3および第4のトランジスタQ4のそれぞれのエミッタ
T2は共通に接続されており、さらに共通エミッタT2
は、絶対温度に比例し、かつ、回路使用抵抗の抵抗率に
反比例する電流を生成する電流源54へ接続されてい
る。
【0074】温度特性補償部120以外の利得制御回路
の構成要素は、実施の形態1の利得制御回路1のものと
同じなので図示せず、また、同一の参照符号を用いて、
それらの説明を省略する。
【0075】次に動作について説明する。図5に示す電
流乗算器である温度特性補償部120では、入力端子1
3で、利得制御電圧Vctrlに比例し、かつ、回路使用抵
抗の抵抗率に反比例する電流を、電流源51により注入
する。さらに、同じ大きさの電流を、電流乗算器電流入
力端子15(ノードT12に接続)から、電流源53に
より引き抜く。
【0076】さらに、ノードT11から、回路使用抵抗
の抵抗率に反比例する電流を、電流源52により引き抜
く。第3のトランジスタおよび第4のトランジスタのエ
ミッタに接続されているノードT2では、絶対温度に比
例し、かつ、回路使用抵抗の抵抗率に反比例する電流
を、電流源54により引き抜く。
【0077】あるいは、図5に示す電流乗算器である温
度特性補償部120では、入力端子13で、基準電圧V
ref に比例し、かつ、回路使用抵抗の抵抗率に反比例す
る電流を、電流源51により注入する。さらに、同じ大
きさの電流を、電流乗算器120の電流入力端子15
(T12)から、電流源53により引き抜く。
【0078】さらに、ノードT11から、回路使用抵抗
の抵抗率に反比例する電流を、電流源52により引き抜
く。ノードT2では、絶対温度に比例し、かつ、回路使
用抵抗の抵抗率に反比例する電流を、電流源54により
引き抜く。
【0079】このようにして、利得制御回路の温度特性
補償部120内の電流乗算器出力のコレクタ端子14
(T3)から、出力電流IctrlやIref が得られる。
【0080】電流乗算器120の電流入力端子13,1
5へ、利得制御電圧Vctrlに比例し、かつ、回路使用抵
抗の抵抗率に反比例する電流 (K3 /ρ(T))Vctrl を与える。図5に示す電流源52のK/ρ(T)は、
回路使用抵抗の抵抗率のみに依存する電流を表してい
る。差動増幅器25のエミッタ電流として、絶対温度に
比例し、かつ、回路使用抵抗の抵抗率に反比例する電流
(K4 /ρ(T))Tを電流源54により与える。ここ
で、K3 ,K4 ,およびK5 は定数である。
【0081】トランジスタQ3〜Q6からなるループに
より、ベース−エミッタ電圧の和を考えると、以下の式
(13)が成立する。
【0082】
【数13】
【0083】ここで、Is およびI′sは定数である。
【0084】VT = kT/qであり、また、以下の
式(14)を、上記した式(13)へ代入すると、以下
の式(15)が得られる。
【0085】
【数14】
【0086】
【数15】
【0087】上記した式(15)が示すように、図5に
示す利得制御回路の温度特性補償部120では、利得制
御電圧Vctrlおよび絶対温度Tに比例し、回路使用抵抗
の抵抗率に反比例する電流を出力することができる。
【0088】以上のように、この実施の形態5によれ
ば、利得制御電圧Vctrlまたは基準電圧Vref に比例
し、かつ、回路使用抵抗の抵抗率に反比例する電流を生
成する電流源51および電流源53と、回路使用抵抗の
抵抗率に反比例する電流を生成する電流源52と、絶対
温度に比例し、かつ、回路使用抵抗の抵抗率に反比例す
る電流を生成する電流源54と、差動増幅器25とで温
度特性補償部120を構成したので、温度特性補償部1
20から、利得制御電圧Vctrlまたは基準電圧Vre f
および絶対温度Tに比例し、回路使用抵抗の抵抗率に反
比例する電流を出力することができ、絶対温度による電
圧利得の変動の無い可変利得セルを提供できる。
【0089】実施の形態6.図6は、この発明の実施の
形態6による利得制御回路内の温度特性補償部を示す回
路図であり、図5に示した温度特性補償部120の他の
構成を示すものである。図において、121は他の構成
を持つ温度特性補償部である。温度特性補償部121内
の構成要素は、実施の形態5の温度特性補償部120の
ものと同一なので、同一の参照符号を用いて、それらの
説明を省略する。
【0090】実施の形態6の利得制御回路の温度特性補
償部121では、図5に示した実施の形態5の温度特性
補償部120内の電流源51および53の代わりに電流
源54を使用している。また、温度特性補償部120内
の電流源54の代わりに電流源53を使用している他
は、実施の形態5と同じ構成である。
【0091】次に動作について説明する。図6に示す電
流乗算器である温度特性補償部121では、入力端子1
3で、回路使用抵抗の抵抗率に反比例し、絶対温度に比
例する電流を電流源54から注入する。さらに、同じ大
きさの電流を、電流乗算器の電流入力端子15(ノード
T12と接続)から、電流源54により引き抜く。
【0092】さらに、ノードT11から、回路使用抵抗
の抵抗率に反比例する電流を、電流源52により引き抜
く。そして、ノードT2では、利得制御電圧Vctrlまた
は基準電圧Vref に比例し、かつ、回路使用抵抗の抵抗
率に反比例する電流を、電流源53により注入する。
【0093】このようにして、利得制御回路の温度特性
補償部121内の電流乗算器出力のコレクタ端子14
(ノードT3と接続)から、出力である電流IctrlやI
ref が得られる。
【0094】以上のように、この実施の形態6によれ
ば、利得制御電圧Vctrlまたは基準電圧Vref に比例
し、かつ、回路使用抵抗の抵抗率に反比例する電流を生
成する電流源53と、回路使用抵抗の抵抗率に反比例す
る電流を生成する電流源52と、絶対温度に比例し、か
つ、回路使用抵抗の抵抗率に反比例する電流を生成する
電流源54と、差動増幅器25とで温度特性補償部12
1を構成したので、温度特性補償部121から、利得制
御電圧Vctrlまたは基準電圧Vref 、および絶対温度T
に比例し、回路使用抵抗の抵抗率に反比例する電流を出
力することができ、可変利得セルでは、絶対温度による
電圧利得の変動が無いという特徴を有する。
【0095】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、利得
制御電圧Vctrlに基づいて、利得制御電圧用経路ブロッ
クから出力された電流Ictrlおよび基準電圧Vref に基
づいて、基準電圧用経路ブロックから出力された電流I
ctrlとを、可変利得セルへ供給するように構成したの
で、絶対温度の変動に係わらず電圧利得が一定の可変利
得セルを提供できるという効果がある。
【0096】この発明によれば、利得制御回路内の制御
電圧生成部を、電流Ictrlと電流I ref との差に比例
し、かつ回路の抵抗率に反比例した電圧Vctrl0 を生成
して可変利得セルへ供給するように構成したので、絶対
温度の変動に係わらず電圧利得が一定の電流スイッチタ
イプの可変利得セルを得ることができる効果がある。
【0097】この発明によれば、利得制御回路内の指数
関数特性電流発生部を構成する差動増幅器のコレクタ電
流は、利得制御電圧用経路ブロックから供給される電流
ct rlと基準電圧用経路ブロックから供給される電流I
ref との差の指数関数に比例した電流であり、温度変数
Tに影響のない出力電流となって、指数関数特性電流発
生部から可変利得セルへ供給するように構成したので、
絶対温度の変動に係わらず電圧利得が一定の電流スイッ
チタイプの可変利得セルを得ることができる効果があ
る。
【0098】この発明によれば、利得制御電圧Vctrl
たは基準電圧Vref に比例し、かつ、回路使用抵抗の抵
抗率に反比例する電流を生成する電流源と、回路使用抵
抗の抵抗率に反比例する電流を生成する電流源と、絶対
温度に比例し、かつ、回路使用抵抗の抵抗率に反比例す
る電流を生成する電流源と、差動増幅器とで温度特性補
償部を構成するようにしたので、温度特性補償部から、
利得制御電圧Vctrlまたは基準電圧Vref 、および絶対
温度Tに比例し、回路使用抵抗の抵抗率に反比例する電
流を出力することができ、従って、絶対温度による電圧
利得の変動の無い可変利得セルを提供できるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による利得制御回路
を示すブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態2による利得制御回路
内の制御電圧生成部を示すブロック図である。
【図3】 この発明の実施の形態3による利得制御回路
内の制御電圧生成部の詳細な回路図である。
【図4】 この発明の実施の形態4による利得制御回路
を示すブロック図である。
【図5】 この発明の実施の形態5による利得制御回路
内の温度特性補償部の詳細な構成を示す回路図である。
【図6】 この発明の実施の形態6による利得制御回路
内の温度特性補償部の他の構成を示す回路図である。
【図7】 従来の電流スイッチタイプの可変利得アンプ
(可変利得セル)を示す回路図である。
【図8】 従来の可変利得アンプの温度依存性を示す説
明図である。
【符号の説明】
1,20,40 利得制御回路、9,90 制御電圧生
成部、12 温度特性補償部(第1、第2の温度特性補
償部)、22 利得制御電圧用経路ブロック、23 基
準電圧用経路ブロック、25,47 差動増幅器、26
電圧電流線形変換部(第1、第2の電圧電流線形変換
部)、41 指数関数特性電流発生部、42 電流源
(第3の電流源)、43 電流源(第4の電流源)、4
4 電流源(第5の電流源)、51 電流源(第6の電
流源)、52 電流源(第7の電流源)、53 電流源
(第8の電流源)、54 電流源(第9の電流源)、9
1電流源(第1の電流源)、92 電流源(第2の電流
源)、93 抵抗(第1の抵抗)、94 抵抗(第2の
抵抗)、95 電源(第1の電源)、120,121
電流乗算器(温度特性補償部)、Q1 第1のトランジ
スタ、Q2 第2のトランジスタ、Q3 第3のトラン
ジスタ、Q4 第4のトランジスタ、Q5第5のトラン
ジスタ、Q6 第6のトランジスタ、電流Ictrl(第1
の電流)、電流Iref (第2の電流)。
フロントページの続き Fターム(参考) 5J090 AA01 AA12 AA42 AA50 CA02 CA81 CN04 FA08 FA10 FN06 FN07 FN09 HA02 HA19 HA25 HN07 KA02 KA05 KA09 KA12 KA17 SA13 TA01 TA04 5J091 AA01 AA12 AA42 AA50 CA02 CA81 FA08 FA10 HA02 HA19 HA25 KA02 KA05 KA09 KA12 KA17 SA13 TA01 TA04 5J100 AA18 BA06 BB01 BB07 BB15 BB21 BC02 CA01 CA03 CA05 CA19 CA22 DA06 EA02 FA02

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 利得制御電圧を入力し、前記利得制御電
    圧に比例し、かつ利得制御回路で使用される抵抗の抵抗
    率に反比例する電流を出力する第1の電圧電流線形変換
    部と、 前記電流をミラーして得られる電流を入力し、前記利得
    制御電圧に比例し、かつ温度に比例し、かつ前記抵抗率
    に反比例する第1の電流を出力する第1の温度特性補償
    部と、 基準電圧を入力し、前記基準電圧に比例し、かつ前記抵
    抗率に反比例する電流を出力する第2の電圧電流線形変
    換部と、 前記電流をミラーして得られる電流を入力し、前記基準
    電圧に比例し、かつ温度に比例し、かつ前記抵抗率に反
    比例する第2の電流を出力する第2の温度特性補償部と
    を備えた利得制御回路。
  2. 【請求項2】 第1の電流と第2の電流とを入力し、前
    記第1の電流の電流値と前記第2の電流の電流値との差
    に比例し、抵抗率に反比例する電圧を生成し出力する制
    御電圧生成部をさらに備えたことを特徴とする請求項1
    記載の利得制御回路。
  3. 【請求項3】 制御電圧生成部は、第1の電流のミラー
    電流を生成する第1の電流源と、 第2の電流のミラー電流を生成する第2の電流源と、 前記第1の電流源に直列に接続された第1の抵抗と、 前記第2の電流源に直列に接続された第2の抵抗と、を
    有し、前記第1の抵抗および前記第2の抵抗は共に第1
    の電源に接続され、 前記第1の電流源と前記第1の抵抗との接続ノードと、
    前記第2の電流源と前記第2の抵抗との接続ノードとか
    ら電圧を取出して出力することを特徴とする請求項2記
    載の利得制御回路。
  4. 【請求項4】 第1の電流と第2の電流とを入力し、前
    記第1の電流のミラー電流を生成する第3の電流源と、 前記第2の電流のミラー電流を生成する第4の電流源
    と、 温度に比例し、かつ抵抗率に反比例する電流を生成する
    第5の電流源と、 そのベースが前記第1の電流源および抵抗を介して第2
    の電源に接続される第1のトランジスタと、そのベース
    が前記第4の電流源および抵抗を介して第2の電源に接
    続される第2のトランジスタとを有し、前記第1のトラ
    ンジスタおよび前記第2のトランジスタのそれぞれのエ
    ミッタが、共に前記第5の電流源へ接続された差動増幅
    器とを有し、前記第2のトランジスタのコレクタ電流を
    出力する指数関数特性電流発生部を、 さらに備えたことを特徴とする請求項1記載の利得制御
    回路。
  5. 【請求項5】 第1の温度特性補償部および第2の温度
    特性補償部のそれぞれは電流乗算器から構成されてお
    り、 前記電流乗算器は、 第1の電圧電流線形変換部から出力された利得制御電圧
    または基準電圧に比例し、かつ抵抗率に反比例する電流
    をミラーして得られる電流を生成する第6の電流源と、 前記抵抗率に反比例した電流を生成する第7の電流源
    と、 前記利得制御電圧または前記基準電圧に比例し、かつ前
    記抵抗率に反比例する電流を生成する第8の電流源と、 温度に比例しかつ前記抵抗率に反比例した電流を生成す
    る第9の電流源と、 ベースが前記第6の電流源および前記第7の電流源に接
    続された第3のトランジスタ、および、ベースが前記第
    8の電流源に接続された第4のトランジスタとを有し、
    前記第3のトランジスタおよび前記第4のトランジスタ
    のそれぞれのエミッタが、共に前記第9の電流源に接続
    された差動増幅器と、 前記第3のトランジスタのベース、前記第6の電流源、
    および前記第7の電流源に接続された第5のトランジス
    タと、 前記第4のトランジスタのベースおよび前記第8の電流
    源に接続された第6のトランジスタと、を備え、 前記第5のトランジスタと前記第6のトランジスタのエ
    ミッタは、共通に接続され、前記第3のトランジスタの
    コレクタ電流を第1の電流又は第2の電流として出力す
    ることを特徴とする請求項1記載の利得制御回路。
  6. 【請求項6】 第6の電流源および第8の電流源と、第
    9の電流源とを入れ替えた構成とすることを特徴とする
    請求項5記載の利得制御回路。
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