JPH04297119A - 半導体集積回路 - Google Patents

半導体集積回路

Info

Publication number
JPH04297119A
JPH04297119A JP3150195A JP15019591A JPH04297119A JP H04297119 A JPH04297119 A JP H04297119A JP 3150195 A JP3150195 A JP 3150195A JP 15019591 A JP15019591 A JP 15019591A JP H04297119 A JPH04297119 A JP H04297119A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
comparator
circuit
output
voltage
supplied
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3150195A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Fujii
真二 藤井
Tadahiro Kuroda
忠広 黒田
Kenji Matsuo
松尾 研二
Ayako Hirata
平田 彩子
Toshiyuki Fukunaga
福永 敏幸
Kazuhiko Kasai
和彦 笠井
Masahiro Kimura
昌浩 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba Electronic Device Solutions Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Microelectronics Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba Microelectronics Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP3150195A priority Critical patent/JPH04297119A/ja
Priority to US07/766,404 priority patent/US5268872A/en
Publication of JPH04297119A publication Critical patent/JPH04297119A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K5/00Manipulating of pulses not covered by one of the other main groups of this subclass
    • H03K5/22Circuits having more than one input and one output for comparing pulses or pulse trains with each other according to input signal characteristics, e.g. slope, integral
    • H03K5/24Circuits having more than one input and one output for comparing pulses or pulse trains with each other according to input signal characteristics, e.g. slope, integral the characteristic being amplitude
    • H03K5/2472Circuits having more than one input and one output for comparing pulses or pulse trains with each other according to input signal characteristics, e.g. slope, integral the characteristic being amplitude using field effect transistors
    • H03K5/2481Circuits having more than one input and one output for comparing pulses or pulse trains with each other according to input signal characteristics, e.g. slope, integral the characteristic being amplitude using field effect transistors with at least one differential stage
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C7/00Arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
    • G11C7/06Sense amplifiers; Associated circuits, e.g. timing or triggering circuits
    • G11C7/062Differential amplifiers of non-latching type, e.g. comparators, long-tailed pairs
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C8/00Arrangements for selecting an address in a digital store
    • G11C8/18Address timing or clocking circuits; Address control signal generation or management, e.g. for row address strobe [RAS] or column address strobe [CAS] signals
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K5/00Manipulating of pulses not covered by one of the other main groups of this subclass
    • H03K5/01Shaping pulses
    • H03K5/02Shaping pulses by amplifying
    • H03K5/023Shaping pulses by amplifying using field effect transistors

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、信号の入力
回路やメモリの読出し回路などに使用されるセンスアン
プ、さらに、メモリのアドレス信号の変化を検出するア
ドレス遷移検出器(address trnsitio
n detector)等に適用される半導体集積回路
に関する。
【0002】
【従来の技術】図24は、従来の入力回路を示すもので
ある。この入力回路は、比較器とCMOSインバータ回
路によって構成された出力回路(以下、CMOS出力回
路と称す)とによって構成されている。
【0003】比較器10は差動増幅器によって構成され
ている。すなわち、比較器10を構成するPチャネルト
ランジスタ12のゲートには入力電圧Vinが供給され
、Pチャネルトランジスタ12のゲートには基準電圧V
ref が供給されている。これらPチャネルトランジ
スタ11、12の各ソースは電流源を構成するPチャネ
ルトランジスタ13を介して電源VDDに接続され、各
ドレインはNチャネルトランジスタ14、15の各ドレ
インに接続されている。これらNチャネルトランジスタ
14、15の各ゲートは互いに接続されるとともに、N
チャネルトランジスタ14のドレインに接続され、各ソ
ースはそれぞれ接地されている。前記Nチャネルトラン
ジスタ15のドレインとPチャネルトランジスタ12の
ドレインの相互接続点には、出力バッファOBとしての
インバータ回路16、17が直列接続されている。
【0004】一方、電流源を構成する前記Pチャネルト
ランジスタ12のゲートには、Pチャネルトランジスタ
18のゲートが接続されている。このPチャネルトラン
ジスタ18のソースは電源VDDに接続され、ドレイン
はゲートに接続されるとともに、抵抗19を介してNチ
ャネルトランジスタ20のドレインに接続されている。 このNチャネルトランジスタ20のソースは接地され、
ゲートは図示せぬ一定のバイアス電源に接続されている
。 上記構成において、基準電圧Vref として入力回路
の閾値に等しい電圧を供給すれば、正確な閾値によって
動作可能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記構成の
入力回路は、半導体の製造プロセスの変動によって、P
チャネルトランジスタおよびNチャネルトランジスタの
閾値VthP 、VthN が変化すると、入力電圧V
inのハイレベルからローレベルに変化する場合の応答
時間tpLH、およびローレベルからハイレベルに変化
する場合の応答時間tpHLが変化し、これらの差Δt
p=|tpLH−tpHL|が大きくなる。
【0006】図25は、その様子を示すものである。同
図(a)に示すごとく、入力電圧Vinがハイレベルか
らローレベル、あるいはローレベルからハイレベルに変
化した場合、比較器10の出力電圧Vcは、同図(b)
に示すようになる。ここで、製造プロセスによる変動に
よって出力バッファを構成するインバータ回路16の閾
値Vthc が比較器10の動作点Aよりも高くなった
場合、インバータ回路17の出力電圧Vout は、同
図(c)に示すようになる。すなわち、応答時間tpH
L、tpLHが大きくなるとともに、これらの差Δtp
も大きくなる。
【0007】図26、図27は、図25に示す入力回路
を周知のSPICE(カリフォルニア大学で開発された
回路シュミレータ)によってシュミレートした結果を示
すものであり、入力電圧に対する出力信号を示している
。シュミレートの条件は、各トランジスタのチャネル長
を標準より、例えば0.2 μm 程度長く設定すると
ともに、Pチャネルトランジスタの閾値VthP を標
準より例えば0.25V 低く設定し、Nチャネルトラ
ンジスタの閾値VthN を標準より例えば0.25V
 高く設定している。また、電源VDDは4.75V 
である。
【0008】図26に示すごとく、入力電圧の立ち上が
りに対する出力信号の応答時間tpLHは3.8ns 
であり、図27に示すごとく、入力電圧の立ち下がりに
対する出力信号の応答時間tpHLは1.8ns であ
る。したがって、これらの差は |tpLH−tpHL|=2.6ns であった。
【0009】上記応答時間tpHL、tpLHを小さく
する対策としては、図25(b)に示す比較器10の出
力電圧の傾きを急にすることが考えられる。しかし、こ
の場合、電流源の電流値を過大としなければならないた
め、実現が不可能なものである。この発明は、上記課題
を解決するためになされたものであり、その目的とする
ところは、製造プロセスのばらつきや、電源電圧、周囲
温度の変動を補償することができ、常に最高速で動作す
ることが可能な半導体集積回路を提供しようとするもの
である。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記課題を
解決するため、第1、第2の入力端および電流源回路を
有し、前記第1の入力端に供給された第1の入力電圧、
第2の入力端に供給される第2の入力電圧との差電圧を
出力する比較器と、この比較器の出力電圧が供給される
論理回路によって構成された出力回路と、この出力回路
とほぼ同一のディメンジョン比とされ、出力回路の閾値
電圧と等しい電圧または出力回路の閾値電圧と設計マー
ジンを加えた電圧を発生する電圧発生回路と、この電圧
発生回路によって発生された電圧に応じて、前記電流源
回路の電流量を制御し、前記第1の入力端に供給される
第1の入力電圧が、第2の入力端に供給される第2の入
力電圧と等しくなるとき、前記比較器の出力電圧を前記
出力回路の閾値電圧と等しいかまたはほぼ等しくなるよ
う補正する補正回路とを設けている。
【0011】さら、この発明は、第1、第2の入力端お
よび第1の電流源回路を有し、前記第1の入力端に供給
された入力電圧、第2の入力端に供給される基準電圧と
の差電圧を出力する第1の比較器と、この第1の比較器
の出力電圧が供給されるインバータ回路によって構成さ
れた出力回路と、この出力回路とほぼ同一のディメンジ
ョン比とされ、出力回路の閾値電圧と等しい電圧を発生
する電圧発生回路と、第3、第4の入力端および第2の
電流源回路を有し、前記第3、第4の入力端に前記基準
電圧が供給され、これらの差電圧を出力する第2の比較
器と、この第2の比較器の出力電圧、および前記電圧発
生回路によって発生された電圧の差電圧を求め、この差
電圧に応じて、前記第1、第2の電流源回路の電流量を
制御し、前記第1の入力端に供給される入力電圧が、第
2の入力端に供給される基準電圧と等しくなるとき、前
記第1の比較器の出力電圧を前記出力回路の閾値電圧と
等しくなるよう補正する第3の比較器とを設けている。
【0012】また、この発明は、2つの入力端に相補信
号が供給され、これら相補信号の差電圧を出力するとと
もに、バイアス電流の制御入力端を有する第1の比較器
と、この第1の比較器の出力信号が供給される論理回路
によって構成された出力回路と、2つの入力端に第1の
比較器に前記相補信号が入力されない待機時の入力電位
が供給され、これら入力電位の差電圧を出力するととも
に、バイアス電流の制御入力端を有する第2の比較器と
、前記出力回路の閾値と設計マージンを加えた電圧を発
生する基準電位発生回路と、反転入力端、非反転入力端
に前記第2の比較器の出力電圧と前記基準電位発生回路
の出力電圧がそれぞれ供給され、これら出力電圧の差電
圧を前記第1、第2の比較器の制御入力端に供給する第
3の比較器とを具備し、前記第3の比較器の出力電位が
高くなると前記第1、第2の比較器の待機時の出力電位
が高くなり、前記第3の比較器の出力電位を低くすると
待機時の出力電位が低くなる場合は、前記第2の比較器
の出力を第3の比較器の反転入力端に接続するとともに
、前記基準電位発生回路の出力を第3の比較器の非反転
入力端にそれぞれ接続し、前記第3の比較器の出力電位
が高くなると前記待機時の出力電位が低くなり、前記第
3の比較器の出力電位が低くなると、前記待機時の出力
電位が高くなる場合は、前記第2の比較器の出力を前記
第3の比較器の非反転入力端に、上記基準電位発生回路
の出力を第3の比較器の反転入力端にそれぞれ接続して
いる。
【0013】さらに、この発明は、アドレス信号のエッ
ジを検出するエッジ検出回路と、入力端および電流源回
路を有し、前記入力端に供給された前記エッジ検出回路
からの出力信号を増幅して出力する第1の増幅器と、こ
の第1の増幅器の出力電圧が供給されるインバータ回路
によって構成された出力回路と、この出力回路とほぼ同
一のディメンジョン比とされ、出力回路の閾値電圧と設
計マージンを加えた電圧を発生する電圧発生回路と、前
記第1の増幅器と同様に電流源回路を有し、前記第1の
増幅器の信号が供給されていない待機時の電圧を出力す
る第2の増幅器と、この第2の増幅器の出力電圧、およ
び前記電圧発生回路によって発生された電圧の差電圧を
求め、この差電圧に応じて、前記電流源回路の電流量を
制御する比較器とを設けている。
【0014】
【作用】すなわち、この発明は、補正回路によって、比
較器の入力電圧が基準電圧に等しくなったとき、比較器
の出力電圧を出力回路の閾値電圧と等しくなるように制
御している。したがって、この発明を比較器と出力回路
によって構成された入力回路に適用した場合、製造プロ
セスの変動が生じた場合においても、入力電圧の立ち上
がりに対する出力信号の応答時間tpLH、および入力
電圧の立ち下がりに対する出力信号の応答時間tpHL
の変動を減少することができる。
【0015】さらに、この発明は、第2の比較器の2つ
の入力端に第1の比較器の待機時の入力信号電位(Vi
n.0)を供給し、第2の比較器の出力電位と出力回路
の閾値(Vth.c)に設計マージン(Δv0 )を加
えた電位Vsense.0 =Vth.c+Δv0 )
とを第3の比較器の2つの入力端に供給し、第3の比較
器の出力電位を第1、第2の比較器のバイアス電流制御
入力端に供給している。 つまり、第2の比較器〜第3の比較器の入出力〜第2の
比較器のバイアス電流制御入力端が負帰還ループとなる
ように、第3の比較器の入力の極性を設定することによ
り、第1の比較器の待機時における出力電位Vsens
e.0 を出力回路の閾値(Vth.c+Δv0 )近
傍に自動的に設定することができる。したがって、この
発明を入力回路、センスアンプ、アドレス遷移検出器等
に適用した場合、製造プロセスのばらつきや、電源電圧
、周囲温度の変動を補償することができ、常に最高速で
これらの回路を動作することができる。
【0016】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して説明する。
【0017】図1はこの発明を入力回路に適用した場合
を示すものである。同図において、第1の比較器C1を
構成するPチャネルトランジスタ22のゲートには入力
電圧Vinが供給され、Pチャネルトランジスタ23の
ゲートには後述する第2の比較器C2から基準電圧Vr
ef が供給されている。これらPチャネルトランジス
タ22、23の各ソースは電流源を構成するPチャネル
トランジスタ24を介して電源VDDに接続され、各ド
レインはNチャネルトランジスタ25、26の各ドレイ
ンに接続されている。これらNチャネルトランジスタ2
5、26の各ゲートは互いに接続されるとともに、Nチ
ャネルトランジスタ25のドレインに接続され、各ソー
スはそれぞれ接地されている。前記Nチャネルトランジ
スタ26のドレインとPチャネルトランジスタ23のド
レインの相互接続点には、CMOS出力回路OBとして
のCMOS構造のインバータ回路27、28が直列接続
されている。
【0018】一方、補正回路29には、第2の比較器C
2が設けられている。この第2の比較器C2を構成する
Pチャネルトランジスタ31、32の各ゲートには基準
電圧Vref が供給されている。これらPチャネルト
ランジスタ31、32の各ソースは電流源を構成するP
チャネルトランジスタ33を介して電源VDDに接続さ
れ、各ドレインはNチャネルトランジスタ34、35の
各ドレインに接続されている。これらNチャネルトラン
ジスタ34、35の各ゲートは互いに接続されるととも
に、Nチャネルトランジスタ34のドレインに接続され
、各ソースはそれぞれ接地されている。前記Nチャネル
トランジスタ35のドレインとPチャネルトランジスタ
32のドレインの相互接続点には、第3の比較器C3の
非反転入力端が接続されている。この第3の比較器C3
の反転入力端には、CMOS構造のインバータ回路37
の入出力端が接続されている。このインバータ回路37
は基準電位発生回路Vpを構成している。前記第3の比
較器C3の出力端は電流源を構成する前記Pチャネルト
ランジスタ24および33のゲートに接続されている。 前記インバータ回路37は前記インバータ回路27とほ
ぼ同ディメンジョン比とされている。すなわち、これら
インバータ回路37、27はチャネル幅の比がほぼ同一
とされている。
【0019】図2は、前記第3の比較器C3を示すもの
であり、Pチャネルトランジスタ41のゲートは非反転
入力端とされ、Pチャネルトランジスタ42のゲートは
反転入力端とされている。Pチャネルトランジスタ41
、42のソースと電源VDDの相互間に設けられたPチ
ャネルトランジスタ43のゲートは、一定のバイアス電
源に接続されている。Nチャネルトランジスタ44、4
5のうちNチャネルトランジスタ45のドレインとPチ
ャネルトランジスタ42のドレインの接続点は出力端と
されている。
【0020】上記構成において、図3を参照して動作に
ついて説明する。インバータ回路37はインバータ回路
27とほぼ同一のディメンジョン比とされており、第3
の比較器C3の反転入力端には、インバータ回路37よ
り、インバータ回路27の回路閾値に等しい電圧が供給
されている。第3の比較器C3の出力電圧は、第1、第
2の比較器C1、C2の電流源を構成するPチャネルト
ランジスタ24、33のゲートに接続されているため、
第3の比較器C3の両入力端は導電位となるように制御
され、イマジナリーショート状態となる。このように、
トランジスタ24とトランジスタ33のゲートに同一の
電位が供給され、入力電圧Vinと基準電圧Vref 
が等しくなった場合、第1の比較器C1の動作点はイン
バータ回路27の回路閾値となる。
【0021】すなわち、製造プロセスの変動により、イ
ンバータ回路27のチャネル長が長くなった場合、その
閾値Vthc が上昇する。この場合、同一のディメン
ジョン比のインバータ回路37のチャネル長も長くなっ
ているため、この閾値Vthc も上昇する。したがっ
て、第3の比較器C3の出力電圧はインバータ回路27
等のチャネル長が標準の場合に比べて低下するため、第
1、第2の比較器C1、C2のトランジスタ24、33
の電流量が増加する。よって、第1の比較器C1の動作
点が上昇する。つまり、第1の比較器C1の出力電圧V
cは、図3(b)に点線で示す製造プロセスの変動がな
い場合に比べて、動作点Aが上昇し、インバータ回路2
7の閾値Vthc と等しくなる。したがって、同図(
c)に示すごとく、入力電圧Vinがハイレベルからロ
ーレベルに変化する場合の応答時間tpLH、およびロ
ーレベルからハイレベルに変化する場合の応答時間tp
HLをほぼ等しくすることができる。
【0022】図4、図5は、図1に示す入力回路を周知
の回路シュミレータSPICEによってシュミレートし
た結果を示すものであり、入力電圧に対する出力信号を
示している。シュミレートの条件は、図26、図27に
示す場合と同様である。
【0023】図4に示すごとく、入力電圧Vinの立ち
上がりに対する出力電圧Vout の応答時間tpLH
は2.0ns であり、図5に示すごとく、入力電圧V
inの立ち下がりに対する出力電圧Vout の応答時
間tpHLは2.3ns である。したがって、これら
の差は |tpLH−tpHL|=0.3ns であり、従来に比べて十分小さな値とすることができる
。しかも、tpHLは2.3ns であり、従来に比べ
て1.5ns も高速化することができる。次に、この
発明の第2の実施例について説明する。
【0024】図6は、この発明をカレントミラー形セン
スアンプに適用した場合を示すものである。このセンス
アンプは第1乃至第3の比較器C1、C2、C3によっ
て構成されている。
【0025】第1の比較器C1において、電源VDDに
は、PチャネルトランジスタP1、P2のソースがそれ
ぞれ接続されている。これらPチャネルトランジスタP
1、P2のベースは互いに接続されている。Pチャネル
トランジスタP1のドレインに接続されている。これら
PチャネルトランジスタP1、P2のドレインはNチャ
ネルトランジスタN1、N2のドレインに接続されてい
る。PチャネルトランジスタP1とNチャネルトランジ
スタN1の接続ノードn1は、前記Pチャネルトランジ
スタP1、P2のベースに接続され、Pチャネルトラン
ジスタP2とNチャネルトランジスタN2の接続ノード
n2は、CMOS出力回路OBに接続されている。
【0026】前記NチャネルトランジスタN1、N2の
ゲートはそれぞれ入力端子In(+),In(−) に
接続されている。このセンスアンプを例えばSRAMの
読出し回路に用いる場合、これら入力端子In(+) 
,In(−) は図示せぬビット線BL、/BLにそれ
ぞれ接続される。これらNチャネルトランジスタN1、
N2のソースは互いに接続されている。この接続ノード
n3はNチャネルトランジスタN3のドレインに接続さ
れる。このトランジスタN3のゲートには、センスアン
プをアクティブとする信号φSEが供給され、ソースは
NチャネルトランジスタN4のドレインに接続される。 このトランジスタN4のソースは接地されている。
【0027】一方、第2の比較器C2において、電源V
DDには、PチャネルトランジスタP3、P4のソース
がそれぞれ接続されている。これらPチャネルトランジ
スタP3、P4のベースは互いに接続されている。Pチ
ャネルトランジスタP3のドレインに接続されている。 これらPチャネルトランジスタP3、P4のドレインは
NチャネルトランジスタN5、N6のドレインに接続さ
れている。PチャネルトランジスタP3とNチャネルト
ランジスタN5の接続ノードn4は、前記Pチャネルト
ランジスタP3、P4のベースに接続され、Pチャネル
トランジスタP4とNチャネルトランジスタN6の接続
ノードn5は、比較器C3の非反転入力端に接続されて
いる。この比較器C3の反転入力端には、基準電位発生
回路Vpが接続されている。この基準電位発生回路Vp
は、第1の比較器の所望する待機時の出力電位に相当す
る電位、すなわち、CMOS出力回路OBの閾値Vth
.cに設計マージンΔv0 を加えた電位Vth.c+
Δv0 を出力するものである。
【0028】前記NチャネルトランジスタN5、N6の
ゲートは、それぞれ前記第1の比較器C1の待機時入力
電圧に相当する電位Vin.0が供給されている。これ
らNチャネルトランジスタN5、N6のソースはNチャ
ネルトランジスタN7のドレインに接続されている。こ
のトランジスタN7のゲートは、電源VDDに接続され
、ソースはNチャネルトランジスタN8のドレインに接
続される。このトランジスタN8のソースは接地され、
ゲートは前記NチャネルトランジスタN4のゲートとも
に、前記第3の比較器C3の出力端に接続されている。
【0029】図7は、第1および第3の比較器C1、C
3の静特性を示すものである。第1の比較器C1と第2
の比較器C2は、全く同一の回路構成および素子寸法と
するか、第1の比較器C1の素子寸法に比例して、第2
の比較器C2の素子寸法を縮小あるいは拡大することが
望ましい。
【0030】第1および第2の比較器C1、C2の電流
制御用トランジスタN4、N8のゲート電位Vbias
が高くなると、直流バイアス電流2i0 が増え、図7
から明らかなように、待機時の第1および第2比較器C
1、C2の出力電位Vsense.0 は低くなる。逆
に、Vbiasが低くなるとVsense.0 は高く
なる。
【0031】今、第1の比較器C1の出力電位、すなわ
ち第2の比較器C2の出力電位Vsense.0 が基
準電位Vth.c+Δv0 よりも高かったとする。こ
のとき、第3の比較器C3の出力電位Vbiasは上昇
し、Vsense.0 は下降する。逆に、第1の比較
器C1の出力電位、すなわち第2の比較器C2の出力電
位Vsense.0 がVth.c+Δv0 よりも低
い場合、第3の比較器C3の出力電位Vbiasは下降
し、Vsense.0は上昇する。このようにして、V
sense.0 =Vth.c+Δv0 となったとこ
ろで平衡する。 これはプロセスのばらつきや電源電圧、周囲温度の変動
に依存せず、第3の比較器C3が理想的に動作する範囲
内である限り常に成立する。
【0032】図8は、基準電位Vth.c+Δv0 を
発生する回路を示すものである。この回路は、例えばC
MOS出力回路OBと同一に、電流通路が直列接続され
たPチャネルトランジスタWP とNチャネルトランジ
スタWN のドレインとゲートを短絡したものである。 これらトランジスタWP 、WN のゲート幅は、上記
CMOS出力回路OBと同一、もしくはこれと比例して
縮小あるいは拡大した場合、発生される電位はVth.
cに等しくなる。したがって、縮小時にはその消費電流
も小さくなる。トランジスタWP とWN の素子寸法
の比WP /WN を上記CMOS出力回路OBに比べ
て大きくすると、発生される電位は閾値Vth.cより
も高くなる(Δv0 >0)。逆に、素子寸法の比WP
 /WN を上記CMOS出力回路OBに比べて小さく
すると、閾値Vth.cよりも低くなる(Δv0 <0
)。
【0033】このように、素子寸法(WP ,WN )
の調整で所望の設計マージン(Δv0 )を簡単に設定
できる。また、この回路は上記CMOS出力回路OBと
同一としているため、製造プロセスのばらつきや、電源
電圧、周囲温度が変動した場合においても、上記CMO
S出力回路OBと同様に特性が変動する。したがって、
生成される電位Vth.c+Δv0 は、上記変動を補
償でき、常にCMOS出力回路OBの閾値近傍に、第3
の比較器C3の入力待機時出力電位を設定することがで
きる。
【0034】図9は、この発明の第3の実施例を示すも
のである。この実施例は、図6に示す回路のトランジス
タの導電型を変えたものであり、図6と作用および効果
は同一である。
【0035】図10は、図9に示す回路の比較器の静特
性を示すものである。同図より明らかなように、第1、
第2の比較器C1、C2の電流制御Pチャネルトランジ
スタP4、P8のゲート電位(Vbias)を高くし、
比較器のバイアス電流2i0 を小さくするとVsen
se.0 は低くなり、逆にVbiasを低くしてバイ
アス電流2i0 を大きくすると、Vsense.0 
は高くなる。したがって、図9に示す回路において、第
1の比較器C1の出力電位、すなわち、第2の比較器C
2の出力電位Vsense.0 がVth.c+Δv0
 よりも高いと、第3の比較器C3の出力電位Vbia
sは上昇する。これに伴って、バイアス電流2i0 が
小さくなり、出力電位Vsense.0 は下降する。 逆に、出力電位Vsense.0 がVth.c+Δv
0 よりも低いと、第3の比較器C3の出力電位Vbi
asは下降し、出力電位Vsense.0 は上昇する
。このようにして、Vsense.0 =Vth.c+
Δv0 となったところで平衡する。図11は、この発
明の第4の実施例を示すものである。図6に示す回路と
同一部分には、同一符号を付し異なる部分についてのみ
説明する。
【0036】この実施例は、図6に示す回路と、第1の
比較器C1の構成が相違する。すなわち、第1の比較器
C1は、一対の比較器C1a、C1bを対称に配設して
構成されている。比較器C1bにおいて、比較器C1a
と同一部分には添字aを付して示す。相補出力端として
のPチャネルトランジスタP1、P1aとNチャネルト
ランジスタN1、N1aの各接続ノードn1、n1aは
、CMOS出力回路OBに接続されている。すなわち、
各接続ノードn1、n1aは、フリップ・フロップ回路
FFを構成するナンド回路NA1、NA2の一方入力端
にそれぞれ接続されている。これらナンド回路NA1、
NA2の出力端には、インバータ回路IV1、IV2が
接続されている。
【0037】この回路の基本的な動作は、図6に示す回
路と同様である。すなわち、センスアンプをアクティブ
とする信号φSEがハイレベルの場合、相補入力信号の
待ち状態である。この状態において、ノードn1とn1
aの電位は、Vsense.0 =Vth.c+Δv0
 (Δv0 >0)とされている。つまり、相補信号入
力端In(+) ,In(−) にVin(+) =V
in(−) =Vin.0が入力された状態で、共にC
MOS出力回路OBの閾値Vth.cよりも設計マージ
ンΔv0 分だけ高く設計されている。相補信号入力時
は、ノードn1あるいはn1aのいずれか一方がVth
.cを越え、CMOS出力回路OBの出力電位を反転し
信号を伝播する。この後、再度相補入力信号が待機時の
状態になると、ノードn1とn1aの電位はVsens
e.0 に戻り、出力電位はフリップフロップFFに保
持される。この実施例によっても、高速動作が可能なセ
ンスアンプを構成できる。
【0038】尚、第3の実施例において、第2の比較器
C2は、第1の比較器C1を構成する一対の比較器の一
方のみを用いた。しかし、第2の比較器C2を第1の比
較器C1と同様一対の比較器によって構成し、その一方
のみの出力、もしくは両方の出力を短絡して第3の比較
器C3の入力としてもよい。
【0039】また、CMOS出力回路OBはフリップ・
フロップ回路FFによって、閾値を設定しているが、こ
の代わりに、2入力ナンド回路の2入力と出力とを短絡
した回路、あるいは同一のフリップフロップ回路FFの
2入力と2出力を短絡した回路を用いることも可能であ
る。
【0040】図12は、図11に示すこの発明の回路(
A)と、この回路の第2、第3の比較器C2、C3を除
いた第1の比較器C1のみの従来の回路(B)の特性を
SPICEによってシミュレーションした結果を示すも
のである。同図より、これら回路(A)(B)のプロセ
スや電源電圧を変動して、特性をシミュレーションした
場合、以下のように、この発明の効果を確認できる。
【0041】(1)従来の回路(B)では、プロセスの
ばらつきや電源電圧の緩い変動などにより、比較器の出
力電位Vsense.0 やCMOS出力回路の閾値V
th.cが大きく変動する。このため、ノイズによって
マージンがなくなったり、信号伝搬に要した総遅延時間
tpdのばらつきが大きい。しかし、この発明の回路(
A)では、これらの変動が補償され、常に、出力電位V
sense.0 と閾値Vth.cの差がほぼ一定とな
るように、自動調整されている。この結果、総遅延時間
tpdのばらつきが小さく、常に、一定のノイズマージ
ンが確保されている。
【0042】(2)従来の回路(B)において、比較器
の出力Vsense.0 とCMOS出力回路の閾値V
th.cは、それぞれの素子の寸法を別々に調整して、
Vsense.0 とVth.cがほぼ等しくなるよう
に設計していた。したがって、設計値と実際の値との間
に誤差が含まれるため、この誤差も考慮して設計マージ
ンを追加していた。よって、Vsense.0をVth
.cに近づけることはある限界があり、高速化は困難で
あった。この発明の回路(A)では、素子寸法がある程
度正しく設計されていれば、Vsense.0 とVt
h.cが一致するように自動制御がかかる。したがって
、従来のような設計の難しさによる限界がなく、回路動
作の高速化が可能である。
【0043】この発明の回路(A)の場合、基準電位発
生回路の素子寸法をCMOS出力回路の該当する素子寸
法に応じて変えることにより、ノイズマージンを自在に
追加できる。したがって、設計しやすく、結果的に余分
な設計マージンが不必要となり、設計時間を短縮できる
。(3)上記(1)(2)より、従来の回路(B)より
も回路動作の高速化が可能であり、しかも、製造プロセ
スや電源電圧等の変動も自動的に補償できる。図13は
、この発明の第5の実施例を示すものである。同図にお
いて、図6と同一部分には同一符号を付し、異なる部分
についてのみ説明する。
【0044】この実施例において、第1の比較器C1を
構成するPチャネルトランジスタP1のゲートはPチャ
ネルトランジスタP2のドレインに接続され、Pチャネ
ルトランジスタP2のゲートはPチャネルトランジスタ
P1のドレインに接続されている。また、第2の比較器
C2を構成するPチャネルトランジスタP3のゲートは
PチャネルトランジスタP4のドレインに接続され、P
チャネルトランジスタP4のゲートはPチャネルトラン
ジスタP3のドレインに接続されている。ノードn1、
n2はそれぞれCMOS出力回路OBに接続されている
。すなわち、ノードn1、n2はそれぞれインバータ回
路IV3、IV4を介して電流通路が直列接続されたN
チャネルトランジスタN9、N10のゲートに接続され
ている。これらトランジスタN9、N10の接続ノード
は、出力端Voutに接続されている。この実施例によ
っても第1乃至第3の実施例と同様の効果を得ることが
できる。
【0045】なお、第3の比較器C3の2つの入力端の
極性は、第2の比較器C2と第3の比較器C3で作られ
る閉ループに負帰還がかかるように設定される必要があ
る。すなわち、第3の比較器C3の出力電位が高くなる
と前記第1、第2の比較器C1、C2の待機時の出力電
位が高くなり、前記第3の比較器C3の出力電位を低く
すると待機時の出力電位が低くなる場合は、前記第2の
比較器C2の出力を第3の比較器C3の反転入力端に接
続するとともに、前記基準電位発生回路Vpの出力を第
3の比較器C3の非反転入力端にそれぞれ接続し、前記
第3の比較器C3の出力電位が高くなると前記待機時の
出力電位が低くなり、前記第3の比較器C3の出力電位
が低くなると、前記待機時の出力電位が高くなる場合は
、前記第2の比較器C2の出力を前記第3の比較器C3
の非反転入力端に、上記基準電位発生回路Vpの出力を
第3の比較器C3の反転入力端にそれぞれ接続すればよ
い。
【0046】具体的には、第1、第2の比較器C1、C
2が図14(a)〜(e)に示すような構成の場合、第
3の比較器C3の入力極性を第2の比較器C2の出力極
性と基準電圧発生回路Vpの出力極性によって示すと、
次のようになる。 同図(a)の場合、C2=“+”、Vp=“−”同図(
b)の場合、C2=“+”、Vp=“−”同図(c)の
場合、C2=“+”、Vp=“−”同図(d)の場合、
C2=“−”、Vp=“+”同図(e)の場合、C2=
“−”、Vp=“+”
【0047】図15は、この発明
の第6の実施例を示すものである。この実施例は、図6
に示す回路に、電流バイアス回路CBを加えたものであ
る。この電流バイアス回路CBは、第3の比較器C3の
出力電位に応じて、第1、第2の比較器C1、C2のバ
イアス電流を一定にするものである。
【0048】すなわち、PチャネルトランジスタP11
のソースは電源VDDに接続されている。このトランジ
スタP11のゲートには一定電圧Voが供給され、ドレ
インは、NチャネルトランジスタN11のドレインに接
続されている。このトランジスタN11のゲートは第3
の比較器C3の出力端に接続され、ソースはNチャネル
トランジスタN12のドレインおよびゲートに接続され
ている。このトランジスタN12のゲートは、トランジ
スタN4、N8のゲートに接続され、ソースは電源Vs
sに接続されている。
【0049】この実施例は、第3の比較器C3の出力電
位のダイナミックレンジ内で第1、第2の比較器C1、
C2の出力電位Vsense.0 を制御できないとき
に有効である。図16は、電流バイアス回路CBの他の
実施例を示すものである。図16(a)は、図15に示
す電流バイアス回路CBのNチャネルトランジスタN1
1をPチャネルトランジスタP12としたものである。
【0050】図16(b)は、図15に示す電流バイア
ス回路CBにおいて、トランジスタの導電型を変えたも
のである。すなわち、PチャネルトランジスタP13の
ソースは電源VDDに接続されている。このトランジス
タP13のゲートは、トランジスタN4、N8のゲート
に接続されるとともに、ドレインに接続されている。こ
のトランジスタP13のドレインは、Nチャネルトラン
ジスタN13のドレインに接続されている。このトラン
ジスタN13のゲートは第3の比較器C3の出力端に接
続され、ソースはNチャネルトランジスタN14のドレ
インに接続されている。このトランジスタN14のゲー
トには一定電圧Voが供給され、ソースは電源Vssに
接続されている。図16(c)は、図16(b)に示す
電流バイアス回路CBのNチャネルトランジスタN13
をPチャネルトランジスタP14としたものである。図
17は、この発明の第7の実施例を示すものである。
【0051】この実施例は、図6に示す回路を変形した
ものであり、第1、第2の比較器C1、C2のバイアス
電流を定電流分と調整分の和とし、調整分を本発明の回
路で制御した例である。すなわち、トランジスタN4、
N8には、並列にNチャネルトランジスタN15、N1
6がそれぞれ接続されている。これらトランジスタN4
、N8は電流バイアス回路CBによって制御されている
。この電流バイアス回路CBにおいて、Pチャネルトラ
ンジスタP15のソースは電源VDDに接続されている
。このトランジスタP15のゲートには一定電圧Voが
供給され、ソースはNチャネルトランジスタN17のド
レインおよびゲートに接続されている。このトランジス
タN17のゲートは、トランジスタN15、N16のゲ
ートに接続され、ソースは電源Vssに接続されている
【0052】なお、上記第2乃至第6の実施例において
、トランジスタN3、N7をトランジスタN4(N15
)あるいはN8(N16)に対して、電源VDD側に接
続したが、トランジスタN4(N15)あるいはN8(
N16)をトランジスタN3、N7に対して電源VDD
側に接続してもよい。
【0053】また、トランジスタN3(N3a)あるい
はP3に信号φSEが入力されている時は、トランジス
タN4、N8(N15、N16)、あるいはP4、P8
に電位VbiasあるいはV1 が供給され、トランジ
スタN3(N3a)あるいはP3に信号/φSEが入力
されている時は、トランジスタN4、N8(N15、N
16)、あるいはP4、P8に比較器を不活性とするV
SSあるいはVDDのいずれかの電位をゲートに入力す
るようにしてもよい。さらに、信号φSEを用いず、比
較器を常に活性化してもよい。
【0054】図18は、この発明の第8の実施例を示す
ものである。上記第1乃至第6の実施例においては、第
3の比較器C3の出力電位によって第1の、第2の比較
器C1、C2のバイアス電流を制御し、第1の比較器C
1の入力待機時の出力電位(Vsense.0 )が、
CMOS出力回路OBの閾値(Vthc)に対して、ノ
イズに対する設計マージン(Δv0)を加えた電位(V
sense.0 = Vthc+Δv0 )に設定され
るよう、フィードバック制御を行っている。
【0055】これに対して、図18に示す第7の実施例
は、第3の比較器C3の出力電位によって、CMOS出
力回路OBと基準電位発生回路Vpのバイアス電流を制
御する。つまり、第3の比較器C3の出力電位によって
、電位Vthc+Δv0 を制御し、電位Vthc+Δ
v0 をVsense.0 に合わせている。
【0056】図18は、この発明を図1に示す入力回路
に適用した場合を示すものである。すなわち、基準電位
発生回路Vpを構成するPチャネルトランジスタP20
のソースは電源VDDに接続され、ドレインはNチャネ
ルトランジスタN20のドレインに接続されている。こ
れらトランジスタP20、N20のドレインは、これら
のゲートに接続されるとともに、第3の比較器C3の非
反転入力端に接続されている。前記トランジスタN20
のソースには、NチャネルトランジスタN21のドレイ
ンが接続されている。このトランジスタN21のゲート
は第3の比較器C3の出力端に接続され、ソースは電源
Vss(接地)に接続されている。
【0057】一方、CMOS出力回路OBのインバータ
回路27を構成するPチャネルトランジスタP21のソ
ースは電源VDDに接続され、ドレインはNチャネルト
ランジスタN22のドレインに接続されている。これら
トランジスタP21、N22の:ゲートは、第1の比較
器C1の出力端に接続され、ドレインはインバータ回路
28に接続されている。前記トランジスタN22のソー
スには、NチャネルトランジスタN23のドレインが接
続されている。このトランジスタN23のゲートは第3
の比較器C3の出力端に接続され、ソースは電源Vss
(接地)に接続されている。
【0058】さらに、第2の比較器C2を構成するトラ
ンジスタ33のゲートには、バイアス回路が接続されて
いる。すなわち、トランジスタ33のゲートはPチャネ
ルトランジスタP31のゲートに接続されている。この
トランジスタP31のソースは電源VDDに接続され、
ドレインはゲートに接続されるとともに、抵抗R1の一
端に接続されている。この抵抗R1の他端はNチャネル
トランジスタN31のドレインに接続されている。この
トランジスタN31のゲートには、図示せぬ一定バイア
ス電源が接続され、ソースは電源Vss(接地)に接続
されている。この実施例によっても、製造プロセスや電
源電圧等の変動に影響を受けることなく、高速動作を実
現できる。
【0059】図19は、この発明の第9の実施例を示す
ものである。図19は、図6に示すセンスアンプの第3
の比較器C3の出力電位によって、CMOS出力回路O
Bと基準電位発生回路Vpのバイアス電流を制御するも
のであり、図6、図18と同一部分には同一符号を付し
、説明は省略する。
【0060】図20は、この発明の第10の実施例を示
すものである。図20は、この発明をアドレス遷移検出
器(address transition dete
ctor)に適用した場合を示すものである。
【0061】このアドレス遷移検出器は、アドレス信号
AD、/ADのエッジを検出するエッジ検出回路EG、
このエッジ検出回路EGの出力信号を増幅する第1のセ
ンスアンプSA1、この第1のセンスアンプSA1の出
力信号を出力するCMOS出力回路OB、前記第1のセ
ンスアンプSA1と同一構成の第2のセンスアンプSA
2、第1、第2のセンスアンプSA1、SA2のバイア
ス電流を制御する比較器C3、この比較器C3に基準電
位を供給する基準電位発生回路Vpによって構成されて
いる。
【0062】エッジ検出回路EGにおいて、アドレス信
号ADはNチャネルトランジスタN51のゲートに供給
される。このトランジスタN51には、Nチャネルトラ
ンジスタN52の電流通路が直列に接続されている。こ
のトランジスタN52のゲートにはインバータ回路IV
1によって反転されたアドレス信号ADが供給される。 また、アドレス信号/ADはNチャネルトランジスタN
53のゲートに供給される。このトランジスタN53に
は、NチャネルトランジスタN54の電流通路が直列に
接続されている。このトランジスタN54のゲートには
インバータ回路IV2によって反転されたアドレス信号
ADが供給される。直列接続されたトランジスタN51
、N52と直列接続されたトランジスタN53、N54
は並列接続されている。トランジスタN52、N54の
ソースはNチャネルトランジスタN55を介して接地さ
れている。このトランジスタN55のゲートには、所定
電位VG が供給されている。
【0063】第1のセンスアンプSA1において、NP
NトランジスタQ51のベースは抵抗R51を介して電
源VDDに接続されるとともに、Nチャネルトランジス
タN56を介して接地されている。トランジスタQ51
のコレクタは電源VDDに接続され、エミッタはNチャ
ネルトランジスタN57を介して接地されるとともに、
NPNトランジスタQ52のベースに接続されている。 このトランジスタQ52のエミッタは前記トランジスタ
N51、N53のドレインに接続されるとともに、Nチ
ャネルトランジスタN58を介して接地される。このト
ランジスタQ52のコレクタは抵抗R52を介して電源
VDDに接続されるとともに、NPNトランジスタQ5
3のベースに接続されている。このトランジスタQ53
のコレクタは電源VDDに接続され、エミッタはNチャ
ネルトランジスタN59を介して接地されるとともに、
CMOS出力回路OBに接続されている。前記トランジ
スタN56〜N59のゲートには、所定電位VG が供
給されている。
【0064】第2のセンスアンプSA2は、第1のセン
スアンプSA1と同一構成とされているため、同一部分
には同一符号に添字aを付して示す。この第2のセンス
アンプSA2において、トランジスタQ53aのエミッ
タは比較器C3の非反転入力端に接続されている。この
比較器C3の出力端は、第1、第2のセンスアンプSA
1、SA2のトランジスタN58およびN58aのゲー
トにそれぞれ接続されている。
【0065】前記第2のセンスアンプSA2の入力は、
第1のセンスアンプSA1の入力待機時の状態、すなわ
ち、ハイインピーダンスとされている。前記基準電位発
生回路Vpは、CMOS出力回路OBの閾値(Vthc
)に対して、ノイズに対する設計マージン(Δv0)を
加えた電位(Vsense.0= Vthc+Δv0 
)を発生する。
【0066】上記構成において、比較器C3の出力電位
Vbiasが高くなると、待機時の第1、第2のセンス
アンプSA1、SA2の出力電位Vsense.0 は
低くなる。逆に、比較器C3の出力電位Vbiasが低
くなると、第1、第2のセンスアンプSA1、SA2の
出力電位Vsense.0は低くなる。
【0067】今、第1のセンスアンプSA1の出力電位
、すなわち第2のセンスアンプSA2の出力電位Vse
nse.0 が基準電位Vth.c+Δv0 よりも高
かったとする。このとき、比較器C3の出力電位Vbi
asは上昇し、Vsense.0 は下降する。逆に、
第1のセンスアンプSA1の出力電位、すなわち第2の
センスアンプSA2の出力電位Vsense.0 がV
th.c+Δv0 よりも低い場合、比較器C3の出力
電位Vbiasは下降し、Vsense.0 は上昇す
る。このようにして、Vsense.0 =Vth.c
+Δv0 となったところで平衡する。これはプロセス
のばらつきや電源電圧、周囲温度の変動に依存せず、比
較器C3が理想的に動作する範囲内である限り常に成立
する。
【0068】図21は、この発明の第11の実施例を示
すものである。この実施例は、図20に示すトランジス
タN58、N58aを、比較器C3の出力によって制御
される電流バイアス回路CBを介して制御するものであ
り、図21と同一部分には同一符号を付し、説明は省略
する。
【0069】図22は、この発明の第12の実施例を示
すものである。この実施例は、比較器C3の出力によっ
て、CMOS出力回路OB、および基準電位発生回路V
pのバイアス電流を制御するものであり、図19、図2
0と同一部分には、同一符号を付す。
【0070】図22に示す回路において、今、第1のセ
ンスアンプSA1の出力電位、すなわち第2のセンスア
ンプSA2の出力電位Vsense.0 が基準電位V
th.c+Δv0よりも高かったとする。このとき、比
較器C3の出力電位Vbiasは下降し、基準電位Vt
h.c+Δv0 は上昇する。逆に、第1のセンスアン
プSA1の出力電位、すなわち第2のセンスアンプSA
2の出力電位Vsense.0 が基準電位Vth.c
+Δv0 よりも低い場合、比較器C3の出力電位Vb
iasは上昇し、基準電位Vth.c+Δv0 は下降
する。このようにして、Vsense.0 =Vth.
c+Δv0 となったところで平衡する。これはプロセ
スのばらつきや電源電圧、周囲温度の変動に依存せず、
比較器C3が理想的に動作する範囲内である限り常に成
立する。
【0071】図23は、この発明の第13の実施例を示
すものである。この実施例は、第10、第11の実施例
を組合わせたものであり、図21、図22と同一部分に
は、同一符号を付し、説明は省略する。なお、この発明
は、上記実施例に限定されるものではなく、この発明の
要旨を変えない範囲において、種々変形実施可能なこと
は勿論である。
【0072】
【発明の効果】以上、詳述したようにこの発明によれば
、製造プロセスのばらつきや、電源電圧、周囲温度の変
動を補償することができ、常に最高速で動作することが
可能な半導体集積回路を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例を示すものであり、こ
の発明を入力回路に適用した場合を示す回路図。
【図2】図1の一部を示す回路図。
【図3】図1の動作を説明するために示す特性図。
【図4】図1に示す回路のシュミレーション結果を示す
特性図。
【図5】図1に示す回路のシュミレーション結果を示す
特性図。
【図6】この発明の第2の実施例を示すものであり、こ
の発明をカレントミラー形センスアンプに適用した場合
を示す回路図。
【図7】図6に示す比較器の静特性を示す図。
【図8】図6に示す基準電位発生回路の一例を示す回路
図。
【図9】この発明の第3の実施例を示すものであり、図
6に示す回路の変形例を示す回路図。
【図10】図9に示す比較器の静特性を示す図。
【図11】この発明の第4の実施例を示すものであり、
図6に示す回路の変形例を示す回路図。
【図12】この発明の回路と、従来の回路の特性をSP
ICEによってシミュレーションした結果を示す図。
【図13】この発明の第5の実施例を示すものであり、
図6に示す回路の変形例を示す回路図。
【図14】第1、第2の比較器の回路例を示す図。
【図15】この発明の第6の実施例を示すものであり、
図6に示す回路の変形例を示す回路図。
【図16】図15に示す電流バイアス回路CBの他の実
施例を示す回路図。
【図17】この発明の第7の実施例を示すものであり、
図6に示す回路の変形例を示す回路図。
【図18】この発明の第8の実施例を示す回路図。
【図19】この発明の第9の実施例を示す回路図。
【図20】この発明の第10の実施例を示すものであり
、この発明をアドレス遷移検出器に適用した場合を示す
回路図。
【図21】この発明の第11の実施例を示すものであり
、図20に示す回路の変形例を示す回路図。
【図22】この発明の第12の実施例を示すものであり
、図20に示す回路の変形例を示す回路図。
【図23】この発明の第13の実施例を示すものであり
、図20に示す回路の変形例を示す回路図。
【図24】従来の入力回路の一例を示す回路図。
【図25】図24の動作を説明するために示す特性図。
【図26】図24に示す回路のシュミレーション結果を
示す特性図。
【図27】図24に示す回路のシュミレーション結果を
示す特性図。
【符号の説明】
21、33、36、C1、C2、C3…第1〜第3の比
較器、29…補正回路、OB…CMOS出力回路、Vp
…基準電圧発生回路。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  第1、第2の入力端および電流源回路
    を有し、前記第1の入力端に供給された第1の入力電圧
    、第2の入力端に供給される第2の入力電圧との差電圧
    を出力する比較器と、この比較器の出力電圧が供給され
    る論理回路によって構成された出力回路と、この出力回
    路とほぼ同一のディメンジョン比とされ、出力回路の閾
    値電圧と等しい電圧または出力回路の閾値電圧と設計マ
    ージンを加えた電圧を発生する電圧発生回路と、この電
    圧発生回路によって発生された電圧に応じて、前記電流
    源回路の電流量を制御し、前記第1の入力端に供給され
    る第1の入力電圧が、第2の入力端に供給される第2の
    入力電圧と等しくなるとき、前記比較器の出力電圧を前
    記出力回路の閾値電圧と等しいかまたはほぼ等しくなる
    よう補正する補正回路と、を具備したことを特徴とする
    半導体集積回路。
  2. 【請求項2】  第1、第2の入力端および第1の電流
    源回路を有し、前記第1の入力端に供給された入力電圧
    、第2の入力端に供給される基準電圧との差電圧を出力
    する第1の比較器と、この第1の比較器の出力電圧が供
    給されるインバータ回路によって構成された出力回路と
    、この出力回路とほぼ同一のディメンジョン比とされ、
    出力回路の閾値電圧と等しい電圧を発生する電圧発生回
    路と、第3、第4の入力端および第2の電流源回路を有
    し、前記第3、第4の入力端に前記基準電圧が供給され
    、これらの差電圧を出力する第2の比較器と、この第2
    の比較器の出力電圧、および前記電圧発生回路によって
    発生された電圧の差電圧を求め、この差電圧に応じて、
    前記第1、第2の電流源回路の電流量を制御し、前記第
    1の入力端に供給される入力電圧が、第2の入力端に供
    給される基準電圧と等しくなるとき、前記第1の比較器
    の出力電圧を前記出力回路の閾値電圧と等しくなるよう
    補正する第3の比較器と、を具備したことを特徴とする
    半導体集積回路。
  3. 【請求項3】  2つの入力端に相補信号が供給され、
    これら相補信号の差電圧を出力するとともに、バイアス
    電流の制御入力端を有する第1の比較器と、この第1の
    比較器の出力信号が供給される論理回路によって構成さ
    れた出力回路と、2つの入力端に第1の比較器に前記相
    補信号が入力されない待機時の入力電位が供給され、こ
    れら入力電位の差電圧を出力するとともに、バイアス電
    流の制御入力端を有する第2の比較器と、前記出力回路
    の閾値と設計マージンを加えた電圧を発生する基準電位
    発生回路と、反転入力端、非反転入力端に前記第2の比
    較器の出力電圧と前記基準電位発生回路の出力電圧がそ
    れぞれ供給され、これら出力電圧の差電圧を前記第1、
    第2の比較器の制御入力端に供給する第3の比較器と、
    を具備し、前記第3の比較器の出力電位が高くなると前
    記第1、第2の比較器の待機時の出力電位が高くなり、
    前記第3の比較器の出力電位を低くすると待機時の出力
    電位が低くなる場合は、前記第2の比較器の出力を第3
    の比較器の反転入力端に接続するとともに、前記基準電
    位発生回路の出力を第3の比較器の非反転入力端にそれ
    ぞれ接続し、前記第3の比較器の出力電位が高くなると
    前記待機時の出力電位が低くなり、前記第3の比較器の
    出力電位が低くなると、前記待機時の出力電位が高くな
    る場合は、前記第2の比較器の出力を前記第3の比較器
    の非反転入力端に、上記基準電位発生回路の出力を第3
    の比較器の反転入力端にそれぞれ接続することを特徴と
    する半導体集積回路。
  4. 【請求項4】  前記第1、第2の比較器は2つの相補
    入力、2つの相補出力、1つのバイアス電流制御入力端
    を有する同一の回路によって構成され、前記CMOS出
    力回路は2つの入力端および1つの出力端を有し、前記
    第1の比較器の2つの相補出力は前記CMOS出力回路
    の2つの入力に接続され、第2の比較器の2つの相補出
    力は、その一方の出力のみか、あるいはその両方の出力
    を短絡して、第3の比較器の一方の入力端に接続するこ
    とを特徴とする請求項3記載の半導体集積回路。
  5. 【請求項5】  前記第1、第2の比較器の制御入力端
    に供給される電位を発生する電流バイアス回路を設け、
    第3の比較器の出力によってこの電流バイアス回路によ
    って発生される電位を制御することを特徴とする請求項
    3記載の半導体集積回路。
  6. 【請求項6】  前記基準電位発生回路およびCMOS
    出力回路はそれぞれ電流バイアス回路を有し、これら電
    流バイアス回路を前記第3の比較器の出力によって制御
    することを特徴とする請求項3記載の半導体集積回路。
  7. 【請求項7】  アドレス信号のエッジを検出するエッ
    ジ検出回路と、入力端および電流源回路を有し、前記入
    力端に供給された前記エッジ検出回路からの出力信号を
    増幅して出力する第1の増幅器と、この第1の増幅器の
    出力電圧が供給されるインバータ回路によって構成され
    た出力回路と、この出力回路とほぼ同一のディメンジョ
    ン比とされ、出力回路の閾値電圧と設計マージンを加え
    た電圧を発生する電圧発生回路と、前記第1の増幅器と
    同様に電流源回路を有し、前記第1の増幅器の信号が供
    給されていない待機時の電圧を出力する第2の増幅器と
    、この第2の増幅器の出力電圧、および前記電圧発生回
    路によって発生された電圧の差電圧を求め、この差電圧
    に応じて、前記電流源回路の電流量を制御する比較器と
    、を具備することを特徴とする半導体集積回路。
JP3150195A 1990-09-28 1991-06-21 半導体集積回路 Pending JPH04297119A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3150195A JPH04297119A (ja) 1990-09-28 1991-06-21 半導体集積回路
US07/766,404 US5268872A (en) 1990-09-28 1991-09-27 Semiconductor integrated circuit capable of compensating errors in manufacturing process

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2-259086 1990-09-28
JP25908690 1990-09-28
JP3150195A JPH04297119A (ja) 1990-09-28 1991-06-21 半導体集積回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04297119A true JPH04297119A (ja) 1992-10-21

Family

ID=26479881

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3150195A Pending JPH04297119A (ja) 1990-09-28 1991-06-21 半導体集積回路

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5268872A (ja)
JP (1) JPH04297119A (ja)

Families Citing this family (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3113071B2 (ja) * 1992-06-26 2000-11-27 株式会社東芝 レベル変換回路
KR950010567B1 (ko) * 1992-10-30 1995-09-19 삼성전자주식회사 반도체장치의 출력단회로
US5369319A (en) * 1992-12-21 1994-11-29 Delco Electronics Corporation Comparator having temperature and process compensated hysteresis characteristic
WO1994022220A1 (en) * 1993-03-24 1994-09-29 Apple Computer, Inc. Differential- to single-ended cmos converter
JP3724654B2 (ja) * 1995-07-06 2005-12-07 株式会社日立製作所 半導体集積回路装置
US6104229A (en) 1996-05-02 2000-08-15 Integrated Device Technology, Inc. High voltage tolerable input buffer and method for operating same
US6307415B1 (en) * 1996-09-20 2001-10-23 Stmicroelectronics, Inc. Hysteresis circuit
US5892409A (en) * 1997-07-28 1999-04-06 International Business Machines Corporation CMOS process compensation circuit
DE19742576C1 (de) * 1997-09-26 1999-04-15 Siemens Ag Komparatoranordnung mit Schalthysterese
US6144218A (en) * 1998-01-23 2000-11-07 Intel Corporation High speed analog compensated input buffer
GB2336958B (en) * 1998-05-01 2003-04-23 Sgs Thomson Microelectronics Comparators
US6128236A (en) * 1998-12-17 2000-10-03 Nippon Steel Semiconductor Corp. Current sensing differential amplifier with high rejection of power supply variations and method for an integrated circuit memory device
JP2000269757A (ja) * 1999-03-12 2000-09-29 Mitsubishi Electric Corp 利得制御回路
US6294949B1 (en) * 1999-06-07 2001-09-25 Advantest Corporation Voltage drive circuit, voltage drive apparatus and semiconductor-device testing apparatus
GB9921367D0 (en) 1999-09-09 1999-11-10 Sgs Thomson Microelectronics Level shifter
US6914839B2 (en) * 2001-12-24 2005-07-05 Intel Corporation Self-timed sneak current cancellation
US6977529B2 (en) * 2002-03-01 2005-12-20 Ics Technologies, Inc. Differential clock signal detection circuit
EP1811667A1 (fr) * 2006-01-18 2007-07-25 Stmicroelectronics Sa Etage d'entrée de circuit intégré
US7573306B2 (en) * 2006-01-31 2009-08-11 Kabushiki Kaisha Toshiba Semiconductor memory device, power supply detector and semiconductor device
US7852123B1 (en) * 2006-07-07 2010-12-14 Marvell International Ltd. Reset-free comparator with built-in reference
US9866215B2 (en) * 2015-09-30 2018-01-09 Silicon Laboratories Inc. High speed low current voltage comparator
US11671286B2 (en) 2018-12-12 2023-06-06 Rambus Inc. Live offset cancellation of the decision feedback equalization data slicers

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2628785B2 (ja) * 1990-10-19 1997-07-09 シャープ株式会社 出力回路

Also Published As

Publication number Publication date
US5268872A (en) 1993-12-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5268872A (en) Semiconductor integrated circuit capable of compensating errors in manufacturing process
US7038963B2 (en) Current sense amplifier circuits having a bias voltage node for adjusting input resistance
US7642815B2 (en) Sense amplifier
US10581419B2 (en) Skew detection circuit and input circuit using the same
JP3474068B2 (ja) 差動増幅器
US7532035B2 (en) Address transition detector for fast flash memory device
US8810281B2 (en) Sense amplifiers including bias circuits
JP2003198392A (ja) スケルチ回路
KR100406558B1 (ko) 반도체 메모리 소자의 전압 발생장치
US7034598B2 (en) Switching point detection circuit and semiconductor device using the same
JP4167098B2 (ja) 電流センス増幅器
US6205072B1 (en) High-speed sense amplifier of a semi-conductor memory device
KR102561524B1 (ko) 고속, 저왜곡 수신기 회로
KR20050086700A (ko) 빠르고 안정하며 정확한 비트 라인 전압을 생성하기 위한캐스코드 증폭기 회로
US6005379A (en) Power compensating voltage reference
US5412607A (en) Semiconductor memory device
KR20030070694A (ko) 히스테리시스 특성을 가지는 비교기
KR100609995B1 (ko) 반도체 메모리 장치
JP7301145B2 (ja) 演算増幅器
JP3618144B2 (ja) 半導体メモリ装置の読出し回路
US7180325B2 (en) Data input buffer in semiconductor device
JP2000056846A (ja) 基準電圧発生回路および半導体集積回路
KR0184492B1 (ko) 온도 보상을 가지는 반도체 메모리 장치의 전류 센스앰프
KR930008314B1 (ko) 반도체 메모리 장치의 정전압 발생회로
KR20070034892A (ko) 차동 증폭기

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20010403