JP2000267757A - 半導体集積回路 - Google Patents

半導体集積回路

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JP2000267757A
JP2000267757A JP11076351A JP7635199A JP2000267757A JP 2000267757 A JP2000267757 A JP 2000267757A JP 11076351 A JP11076351 A JP 11076351A JP 7635199 A JP7635199 A JP 7635199A JP 2000267757 A JP2000267757 A JP 2000267757A
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JP
Japan
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clock
clock signal
semiconductor integrated
integrated circuit
terminal
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JP11076351A
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Shigeji Nakada
繁治 中田
Masahiro Baba
雅廣 馬場
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】クロックスキューによるレーシングの発生を防
止し、システムクロックのスイッチングによるノイズの
発生を低減できる半導体集積回路を提供する。 【解決手段】複数のモジュールM1〜M6に、メインク
ロックバッファ4よりクロック信号CLKが供給され
る。モジュールM1〜M6は、それぞれフリップフロッ
プFA、FBと、これらフリップフロップFA、FBの
入力側前段に配置され、フリップフロップFA、FBが
保持動作を開始するクロックエッジと逆のクロックエッ
ジにより保持動作を開始するラッチ回路LA、LBと、
これらLAとFA及びLBとFBに同期用のクロック信
号を出力する遅延回路D1〜D6を有する。そして、遅
延回路D1〜D6では、複数のモジュール間でクロック
信号CLK1〜CLK6のスイッチングタイミングが重
ならないように、モジュールごとにクロック信号CLK
のタイミングが調整される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、システムクロッ
クに同期した回路動作を行うCMOSトランジスタを有
する半導体集積回路に関するものであり、特にCMOS
トランジスタからなる論理用LSI、例えばマイクロコ
ンピュータ、マイクロコントローラ、シグナルプロセッ
サといった高性能化、高速化、大規模化が進む半導体集
積回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年のCMOSトランジスタからなる半
導体集積回路(以下CMOSLSI)の大規模化、高速
化に伴い、低消費電力を利点の1つに掲げるこのCMO
SLSIにおいても、消費電力とノイズの増大が製品化
の大きな障壁となりつつある。この消費電力とノイズに
ついては、どちらもCMOSLSI動作に伴う充放電電
流が引き金となっている点で、対策が共通する場合が多
い。
【0003】しかし、消費電力は平均電流の問題である
のに対して、ノイズはその瞬時瞬時に流れる電流のピー
ク値とその時間的な変化量が問題となる。そこで、それ
ぞれの問題に対して異なる対策が必要となる。例えば、
全体の電流を低減するために、MOS形の電界効果トラ
ンジスタ(以下MOSFET)の素子寸法を小さくする
ことは一般的にノイズ対策に有効であることが多いが、
それだけではノイズの低減に不十分である場合もある。
【0004】以下に、CMOSLSIにおけるノイズの
問題について詳細に説明する。
【0005】近年、マイクロコンピュータやマイクロコ
ントローラ、その他の論理LSIなどの高性能化、大規
模化、またそれらのLSIを応用した携帯機器などの普
及に伴い、それらのLSIそのものが発生するノイズ
(EMI)が他のデバイス、機器や人体などに与える影
響が問題になってきている。
【0006】CMOSLSIが発するノイズを低減する
方法としては、以下の2通りが考えられる。
【0007】(1)ノイズ発生源そのものを対策するの
ではなく、発生するノイズを何らかの方法で外部に漏ら
さないようにする対策。
【0008】(2)ノイズ発生源そのものへの対策。
【0009】前記(1)に関する対策の一例として、パ
スコンによるフィルタリングが上げられる。このフィル
タリングは手法としての有効性は実証済みであるが、機
能的には意味のない素子(容量、抵抗)をLSI上に追
加しなければならなくなる。このため、チップサイズの
増大、素子数の増加により、歩留まりが低下し、製造コ
ストを増加させるという懸念が生じる。
【0010】また、挿入すべき素子の大きさは、フィル
タリングを行う発生ノイズの大きさに依存する。よって
当然のことながら、より大きなノイズにはより大きなフ
ィルタが必要になる。その意味で発生したものを吸収す
るだけでは不十分な場合が多く、外部に漏らさない対策
とノイズ発生源そのものへの対策との併用が必要にな
る。
【0011】一方、システムクロックによる同期設計が
主体となっている現在の論理LSIでは、クロック信号
の設計は非常に繊細な配慮が必要とされている。すなわ
ち、今日の超大規模LSIでは、基準となるべきクロッ
ク信号が伝播される配線に、非常に低抵抗なメタル層、
例えば、アルミニウム(Al)や銅、またはそれらの合
金を用いているにもかかわらず、配線メタルの抵抗及び
容量による伝播遅延が無視できなくなってきている。
【0012】図7は、半導体集積回路における同期設計
回路の典型的な構成例を示す図である。
【0013】フリップフロップ(F/F)100と次段
のフリップフロップ101にそれぞれ供給されるクロッ
ク信号(CLKA、CLKB)は本来、論理的には同一
のクロック信号である。しかし、前述したように配線メ
タルの寄生抵抗・容量RCに起因する伝播遅延により、
実回路動作上は図8に示すような時間差T1がクロック
信号CLKAとクロック信号CLKBの間に発生する。
これを一般的に、クロックスキューと呼んでいる。
【0014】このクロックスキューがある許容値を超え
ると、フリップフロップ100に出力変化が生じたと
き、本来の動作としては次のクロック信号の立ち上がり
(アップエッジ)でフリップフロップ101に出力変化
が生じるべきところが、フリップフロップ100の出力
変化と同一のクロックエッジでフリップフロップ101
の出力が変化してしまう。この現象をレーシングと呼
ぶ。
【0015】前述のある許容値は、フリップフロップが
持つホールドタイムで規定される。ホールドタイムと
は、フリップフロップに供給されるクロック信号の変化
時刻に対して入力データを保持(ホールド)しておかな
ければならない時間のことである。このホールドタイム
は、そのフリップフロップを使用した設計におけるフリ
ップフロップの回路仕様によって規定される。
【0016】つまり、クロックスキュー(図8における
CLKAとCLKBの時間差)が大きくなり、フリップ
フロップ100の出力がフリップフロップ101の入力
端子に到達するまでの遅延時間(Td)に対して、ホー
ルドタイムとクロックスキューの和の方が大きくなった
場合に、レーシングが発生する。
【0017】これを回避するために、一般的な設計手法
として、クロックバッファを設けることによりスキュー
バランスを調整するという手法が採用されている。この
手法は、クロックバッファの動作タイミングのフリップ
フロップ間でのばらつきを非常に小さくすることでスキ
ューバランスを調整し、レーシングが起きないようにす
るという基本コンセプトであり、この手法を支援するC
AD技術も実用化されている。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たクロックバッファによるレーシングの発生防止は、ノ
イズという観点から見た場合、ノイズを増大させること
になる。スキューバランスを調整するために、クロック
バッファの動作タイミングのフリップフロップ間でのば
らつきを極小化するということは、そのスイッチング電
流が非常に限られた時間に集中的に発生することを意味
する。これは、スイッチング電流のピーク値と時間変化
量(di/dt)の極大化につながり、ノイズの増大を
生んでいる。
【0019】そこでこの発明は、前記課題に鑑みてなさ
れたものであり、クロック同期型の半導体集積回路にお
いて、クロックスキューによるレーシングの発生を防止
できると共に、システムクロックのスイッチングによる
ノイズの発生を低減できる半導体集積回路を提供するこ
とを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、この発明に係る半導体集積回路は、半導体集積回路
内にクロック信号を供給するクロック供給手段と、半導
体集積回路内に形成され、所定の機能を有する機能単位
である複数のモジュールと、前記モジュールごとに設け
られ、前記複数のモジュール間で前記クロック信号のス
イッチングタイミングが重ならないように前記クロック
信号のタイミングを調整するタイミング調整手段と、前
記モジュールごとに設けられ、入力されるデータを保持
する第1のデータ保持手段と、前記第1のデータ保持手
段の入力側の前段に設けられ、前記第1のデータ保持手
段が保持動作を開始するクロックエッジと異なる逆のク
ロックエッジにより、入力されるデータの出力への伝達
を開始する第2のデータ保持手段とを具備することを特
徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
実施の形態について説明する。
【0022】この発明では、クロックスキューに対して
設計余裕度が飛躍的に向上するフリップフロップ使用法
を用いて広いクロックスキュー余裕を設け、その余裕
(スキューマージン)を利用し、半導体集積回路(LS
I)内の各モジュールごとにそのクロック信号入力部に
所定の遅延回路を設けて、クロック信号のスイッチング
タイミングを意図的にずらす。そして、各モジュール内
のクロック信号によるスイッチングタイミングが他のモ
ジュール内のクロック信号によるスイッチングタイミン
グと重ならないようにしている。
【0023】まず、この発明の第1の実施の形態の半導
体集積回路について説明する。
【0024】図1は、第1の実施の形態の半導体集積回
路の概念的な構成を示す図である。
【0025】この図1に示すように、半導体集積回路2
内にはメインクロックバッファ4と、このメインクロッ
クバッファ4に接続されたモジュールM1〜モジュール
M6が配置されている。メインクロックバッファ4は、
半導体集積回路2内の動作の基準となるクロック信号C
LKを生成し、モジュールM1〜M6に供給する。モジ
ュールM1〜M6は、それぞれ異なる遅延時間td1〜
td6を有する遅延回路D1〜D6と、これら遅延回路
D1〜D6のそれぞれに接続されたサブクロックバッフ
ァB1〜B6を有する。これらモジュールM1〜M6
は、CPU、SIO、TIMERなどの所定の機能を有
する機能単位を表すものである。また、サブクロックバ
ッファB1〜B6は、入力されたクロック信号をバッフ
ァリングし、鈍りのない、立ち上がり、立ち下がりの急
峻な波形にするものである。
【0026】このように構成された半導体集積回路2で
は、クロック信号CLKがメインクロックバッファ4か
らモジュールM1〜M6に供給され、モジュールM1〜
M6内にそれぞれ設けられた遅延回路D1〜D6に入力
される。
【0027】モジュールM1内の遅延回路D1は、図2
に示されるように、ロック信号CLKのタイミングを時
間td1だけ遅らせてクロック信号CLK1を生成す
る。生成されたクロック信号CLK1は、サブクロック
バッファB1によりバッファリングされて立ち上がり、
立ち下がりの急峻な波形に戻され、モジュールM1内の
同期用のクロック信号として使用される。以下同様にモ
ジュールM2内の遅延回路D2は、クロック信号CLK
のタイミングを時間td2だけ遅らせてクロック信号C
LK2を生成する。生成されたクロック信号CLK2
は、サブクロックバッファB2によりバッファリングさ
れて立ち上がり、立ち下がりの急峻な波形に戻され、モ
ジュールM2内の同期用のクロック信号として使用され
る。
【0028】モジュールM3の遅延回路D3はクロック
信号CLKのタイミングを時間td3だけ遅らせてクロ
ック信号CLK3を、モジュールM4の遅延回路D4は
クロック信号CLKのタイミングを時間td4だけ遅ら
せてクロック信号CLK4を生成する。モジュールM5
の遅延回路D5はクロック信号CLKのタイミングを時
間td5だけ遅らせてクロック信号CLK5を、モジュ
ールM6の遅延回路D6はクロック信号CLKのタイミ
ングを時間td6だけ遅らせてクロック信号CLK6を
生成する。これら生成されたクロック信号CLK3〜ク
ロック信号CLK6は、サブクロックバッファB3〜B
6によりバッファリングされて立ち上がり、立ち下がり
の急峻な波形に戻され、それぞれのモジュールM3〜M
6内の同期用のクロック信号として使用される。論理的
に、CLKとCLK1〜CLK6とは同一であることは
言うまでもない。
【0029】次に、前記モジュールM1〜M6の構成を
説明する。
【0030】図3(a)は、半導体集積回路内のモジュ
ールM1の構成を示す図である。モジュールM1は、次
のように構成されている。
【0031】遅延回路D1は、サブクロックバッファB
1、配線メタルによる寄生抵抗・容量RC1、及びイン
バータI1、I2を介してラッチ回路(LAT)LAの
φ端子とフリップフロップ(F/F)FAのCK端子に
接続される。同様に、遅延回路D1は、サブクロックバ
ッファB1、配線メタルによる寄生抵抗・容量RC1、
及びインバータI3を介してラッチ回路LAのφバー
(以下/φ)端子とフリップフロップFAのCKバー
(以下/CK)端子に接続される。さらに、遅延回路D
1は、サブクロックバッファB1、配線メタルによる寄
生抵抗・容量RC1、RC2、及びインバータI4、I
5を介してラッチ回路LBのφ端子とフリップフロップ
FBのCK端子に接続される。同様に、遅延回路D1
は、サブクロックバッファB1、配線メタルによる寄生
抵抗・容量RC1、RC2、及びインバータI6を介し
てラッチ回路LBの/φ端子とフリップフロップFBの
/CK端子に接続される。
【0032】前記ラッチ回路LAのD端子にはデータD
Aが入力され、ラッチ回路LAの出力端子Qはフリップ
フロップFAのD端子に接続される。フリップフロップ
FAの出力端子Qは、論理回路L11を介してラッチ回
路LBのD端子に接続され、ラッチ回路LBの出力端子
QはフリップフロップFBのD端子に接続される。さら
に、フリップフロップFBの出力端子Qは、論理回路L
12に接続される。以上がモジュールM1の構成であ
る。
【0033】図3(b)はラッチ回路(LAT)LA、
LBの構成を示す回路図であり、図3(c)はフリップ
フロップ(F/F)FA、FBの構成を示す回路図であ
る。図3(b)に示すように、ラッチ回路LA、LBは
クロックドインバータCI11、CI12、インバータ
I11、I12から構成されている。また、図3(c)
に示すように、フリップフロップFA、FBはクロック
ドインバータCI13〜CI16、インバータI13〜
I15から構成されている。
【0034】その他のモジュールM2〜M6の構成は、
モジュールM1の構成において、遅延回路D1がそれぞ
れ遅延回路D2〜D6に、サブクロックバッファB1が
それぞれサブクロックバッファB2〜B6にそれぞれ変
更されたものになる。さらに、遅延回路D1によって調
整されるクロック信号CLK1がそれぞれ遅延回路D2
〜D6によって調整されてクロック信号CLK2〜CL
K6に、寄生抵抗・容量RC1にて遅延されるクロック
信号CLK1AがそれぞれCLK2A〜CLK6Aに、
配線メタルによる寄生抵抗・容量RC1、RC2がそれ
ぞれの配線長に応じた抵抗及び容量に、これら寄生抵抗
・容量RC1、RC2によって遅延されるCLK1Bが
それぞれCLK2B〜CLK6Bに、論理回路L11、
L12がそれぞれのモジュールに必要な処理回路にそれ
ぞれ変更されたものになる。モジュールM2〜M6にお
けるその他の構成は、モジュールM1と同様である。
【0035】次に、この第1の実施の形態の半導体集積
回路の動作について説明する。
【0036】メインクロックバッファ4から供給される
クロック信号CLKは、遅延回路D1により時間td1
だけ遅延されてタイミングが調整され、さらにサブクロ
ックバッファB1によりバッファリングされて、鈍りの
ない、立ち上がり、立ち下がりの急峻な波形に生成され
てクロック信号CLK1となる。このクロック信号CL
K1は、寄生抵抗・容量RC1にて遅延されてクロック
信号CLK1Aとなる。クロック信号CLK1Aは、イ
ンバータI1、I2を通ってラッチ回路(LAT)LA
のφ端子とフリップフロップ(F/F)FAのCK端子
に入力される。また、クロック信号CLK1Aは、イン
バータI3を通ってラッチ回路LAの/φ端子とフリッ
プフロップFAの/CK端子に入力される。
【0037】ラッチ回路LAは、クロック信号CLK1
Aが“L”から“H”に立ち上がるとき、D端子への入
力データDAを出力端子Qから出力し、クロック信号C
LK1Aが“H”から“L”に立ち下がったとき(ダウ
ンエッジで)、“H”の期間の最後にD端子に入力され
ていたデータDAを保持する。このとき、ラッチ回路L
Aは、クロック信号CLK1Aが“L”である期間、そ
のデータ状態を保持して出力端子Qの出力を安定させ
る。
【0038】フリップフロップFAは、クロック信号C
LK1Aが“L”から“H”に立ち上がるとき(アップ
エッジで)、D端子への入力データDAを保持し、出力
端子QからデータQAを出力する。このとき、フリップ
フロップFAは、クロック信号CLK1Aの次のアップ
エッジが入力されるまで、データDAを保持して出力端
子Qの出力を安定させる。データQAは、論理回路L1
1にて処理されデータDBとなり、ラッチ回路LBのD
端子に入力される。
【0039】また、遅延回路D1とサブクロックバッフ
ァB1を経たクロック信号CLK1は、配線による寄生
抵抗・容量RC1、RC2にて遅延されてクロック信号
CLK1Bとなる。このクロック信号CLK1Bは、イ
ンバータI4、I5を通ってラッチ回路LBのφ端子と
フリップフロップFBのCK端子に入力される。また、
クロック信号CLK1Bは、インバータI6を通ってラ
ッチ回路LBの/φ端子とフリップフロップFBの/C
K端子に入力される。
【0040】ラッチ回路LBは、クロック信号CLK1
Bが“L”から“H”に立ち上がるとき、D端子への入
力データDBを出力端子Qから出力し、クロック信号C
LK1Bが“H”から“L”に立ち下がったとき(ダウ
ンエッジで)、“H”の期間の最後にD端子に入力され
ていたデータDBを保持する。このとき、ラッチ回路L
Bは、クロック信号CLK1Bが“L”である期間、そ
のデータ状態を保持して出力端子Qの出力を安定させ
る。
【0041】フリップフロップFBは、クロック信号C
LK1Bが“L”から“H”に立ち上がるとき(アップ
エッジで)、D端子への入力データDBを保持し、出力
端子QからデータQBを出力する。このとき、フリップ
フロップFBは、クロック信号CLK1Bの次のアップ
エッジが入力されるまで、データDBを保持して出力端
子Qの出力を安定させる。データQBは、論理回路L1
2にて処理される。
【0042】このように構成されたモジュールM1にお
いては、クロック信号CLK1Aで同期するデータQA
の変化がフリップフロップFBのD端子に到達までにC
LK1Bが変化すればよく、フリップフロップFAとフ
リップフロップFBとの間では図4に示す時間差TAま
でCLK1A−CLK1B間のクロックスキュー(位相
差)は許容される。
【0043】なお、フリップフロップFAとフリップフ
ロップFBの前後にもフリップフロップは存在する場合
が多く、それらとのクロック位相関係を考慮する必要が
あるのはいうまでもない。しかし、図1に示すようなL
SIにおいても、その論理構造を見ると、前述したよう
に小規模なモジュールM1〜M6の集合体であることが
ほとんどであり、モジュールレベルで見た場合、モジュ
ール内のクロック系において配線メタルの抵抗及び容量
に起因する伝播遅延を上記許容範囲を大きく下回る値に
することは、今日のCADなどの設計技術ではそれほど
難しいことではない。
【0044】したがって、モジュールM1〜M6のそれ
ぞれのクロック信号入力部に異なる遅延時間に設定され
た遅延回路D1〜D6を配置し、各モジュールごとにク
ロック信号を適切に遅延させることによって、モジュー
ル間のスキュー差をその遅延時間の適切な割り付けで調
整することができる。
【0045】この第1の実施の形態の半導体集積回路を
用いれば、図1に示すような半導体集積回路2に配置さ
れた各モジュール内におけるサブクロックバッファのス
イッチング電流のピーク値が少なくとも重ならないよう
にすることができる。これにより、サブクロックバッフ
ァのスイッチングに起因するノイズの発生を低減するこ
とができる。
【0046】さらに、LSIの動作速度やチップ規模、
モジュールの分割の仕方によっては、クロック信号入力
部に挿入する遅延回路の遅延値の調整によって、スイッ
チング電流のピーク値が重ならないようにできるだけで
なく、サブクロックバッファのスイッチング電流がモジ
ュール間で同時間内に存在しないようにすることも可能
である。
【0047】以上説明したようにこの第1の実施の形態
の半導体集積回路によれば、クロック同期型の論理LS
Iにおけるクロックスキューによるレーシングの発生を
防止できると共に、クロックバッファの動作時に流れる
スイッチング電流に起因するノイズを低減することがで
きる。
【0048】次に、この発明の第2の実施の形態の半導
体集積回路について説明する。この半導体集積回路は、
トランスペアレント型のラッチをレジスタとして用い、
クロック信号には前記第1の実施の形態と同様に、シン
グルエッジを使用するものである。そして、クロック信
号のスキューマージンを広げるために、通常のトランス
ペアレント型ラッチの手前に、このトランスペアレント
型ラッチが動作するクロックエッジに対して逆のクロッ
クエッジにて動作するトランスペアレント型ラッチを設
けている。
【0049】この第2の実施の形態の半導体集積回路の
概念的な構成は、前記第1の実施の形態と同様に、図1
に示す通りである。
【0050】図1に示すように、半導体集積回路2内に
はメインクロックバッファ4と、このメインクロックバ
ッファ4に接続されたモジュールM1〜モジュールM6
が配置されている。メインクロックバッファ4は、半導
体集積回路2内の動作の基準となるクロック信号CLK
を生成し、モジュールM1〜M6に供給する。モジュー
ルM1〜M6は、それぞれ異なる遅延時間td1〜td
6を有する遅延回路D1〜D6と、これら遅延回路D1
〜D6のそれぞれに接続されたサブクロックバッファB
1〜B6を有する。これらモジュールM1〜M6は、C
PU、SIO、TIMERなどの所定の機能を有する機
能単位を表すものである。また、サブクロックバッファ
B1〜B6は、入力されたクロック信号をバッファリン
グし、鈍りのない、立ち上がり、立ち下がりの急峻な波
形にするものである。
【0051】このように構成された半導体集積回路2で
は、クロック信号CLKがメインクロックバッファ4か
らモジュールM1〜M6に供給され、モジュールM1〜
M6内にそれぞれ設けられた遅延回路D1〜D6に入力
される。
【0052】モジュールM1内の遅延回路D1は、図2
に示されるように、クロック信号CLKのタイミングを
時間td1だけ遅らせてクロック信号CLK1を生成す
る。生成されたクロック信号CLK1は、サブクロック
バッファB1によりバッファリングされて立ち上がり、
立ち下がりの急峻な波形に戻され、モジュールM1内の
同期用のクロック信号として使用される。以下同様にモ
ジュールM2内の遅延回路D2は、クロック信号CLK
のタイミングを時間td2だけ遅らせてクロック信号C
LK2を生成する。生成されたクロック信号CLK2
は、サブクロックバッファB2によりバッファリングさ
れて立ち上がり、立ち下がりの急峻な波形に戻され、モ
ジュールM2内の同期用のクロック信号として使用され
る。
【0053】モジュールM3の遅延回路D3はクロック
信号CLKのタイミングを時間td3だけ遅らせてクロ
ック信号CLK3を、モジュールM4の遅延回路D4は
クロック信号CLKのタイミングを時間td4だけ遅ら
せてクロック信号CLK4を生成する。モジュールM5
の遅延回路D5はクロック信号CLKのタイミングを時
間td5だけ遅らせてクロック信号CLK5を、モジュ
ールM6の遅延回路D6はクロック信号CLKのタイミ
ングを時間td6だけ遅らせてクロック信号CLK6を
生成する。これら生成されたクロック信号CLK3〜ク
ロック信号CLK6は、サブクロックバッファB3〜B
6によりバッファリングされて立ち上がり、立ち下がり
の急峻な波形に戻され、それぞれのモジュールM3〜M
6内の同期用のクロック信号として使用される。論理的
に、CLKとCLK1〜CLK6とは同一であることは
言うまでもない。
【0054】次に、第2の実施の形態の半導体集積回路
内の前記モジュールM1〜M6の構成を説明する。
【0055】図5(a)は、半導体集積回路内のモジュ
ールM1の構成を示す図である。モジュールM1は、次
のように構成されている。
【0056】遅延回路D1は、サブクロックバッファB
1、配線メタルによる寄生抵抗・容量RC1、及びイン
バータI1、I2を介してラッチ回路(LAT)LA1
φ端子とラッチ回路LA2の/CK端子に接続される。
同様に、遅延回路D1は、サブクロックバッファB1、
配線メタルによる寄生抵抗・容量RC1、及びインバー
タI3を介してラッチ回路LA1の/φ端子とラッチ回
路LA2のCK端子に接続される。さらに、遅延回路D
1は、サブクロックバッファB1、配線メタルによる寄
生抵抗・容量RC1、RC2、及びインバータI4、I
5を介してラッチ回路LB1の/φ端子とラッチ回路L
B2のCK端子に接続される。同様に、遅延回路D1
は、サブクロックバッファB1、配線メタルによる寄生
抵抗・容量RC1、RC2、及びインバータI6を介し
てラッチ回路LB1のφ端子とラッチ回路LB2の/C
K端子に接続される。
【0057】前記ラッチ回路LA1のD端子にはデータ
DAが入力され、ラッチ回路LA1の出力端子Qはラッ
チ回路LA2のD端子に接続される。ラッチ回路LA2
の出力端子Qは、論理回路L11を介してラッチ回路L
B1のD端子に接続され、ラッチ回路LB1の出力端子
Qはラッチ回路LB2のD端子に接続される。さらに、
ラッチ回路LB2の出力端子Qは、論理回路L12に接
続される。以上がモジュールM1の構成である。
【0058】図5(b)はラッチ回路(LAT)LA
1、LA2、LB1、及びLB2の構成を示す回路図で
ある。図5(b)に示すように、ラッチ回路LA1、L
A2、LB1、及びLB2はクロックドインバータCI
11、CI12、インバータI11、I12から構成さ
れている。
【0059】モジュールM2〜M6の構成は、モジュー
ルM1の構成において、遅延回路D1がそれぞれ遅延回
路D2〜D6に、サブクロックバッファB1がそれぞれ
サブクロックバッファB2〜B6にそれぞれ変更された
ものになる。さらに、遅延回路D1によって調整される
クロック信号CLK1がそれぞれ遅延回路D2〜D6に
よって調整されてクロック信号CLK2〜CLK6に、
寄生抵抗・容量RC1にて遅延されるクロック信号CL
K1AがそれぞれCLK2A〜CLK6Aに、配線メタ
ルによる寄生抵抗・容量RC1、RC2がそれぞれの配
線長に応じた抵抗及び容量に、これら寄生抵抗・容量R
C1、RC2によって遅延されるCLK1Bがそれぞれ
CLK2B〜CLK6Bに、論理回路L11、L12が
それぞれのモジュールに必要な処理回路にそれぞれ変更
されたものになる。モジュールM2〜M6におけるその
他の構成は、モジュールM1と同様である。
【0060】次に、この第2の実施の形態の半導体集積
回路の動作について説明する。
【0061】図6は、前記半導体集積回路内のモジュー
ルM1の動作を示すタイミングチャートである。
【0062】メインクロックバッファ4から供給される
クロック信号CLKは、遅延回路D1により時間td1
だけ遅延されてタイミングが調整され、さらにサブクロ
ックバッファB1によりバッファリングされて、鈍りの
ない、立ち上がり、立ち下がりの急峻な波形に生成され
てクロック信号CLK1となる。このクロック信号CL
K1は、寄生抵抗・容量RC1にて遅延されてクロック
信号CLK1Aとなる。クロック信号CLK1Aは、イ
ンバータI1、I2を通ってラッチ回路(LAT)LA
1のφ端子とラッチ回路LA2の/CK端子に入力され
る。また、クロック信号CLK1Aは、インバータI3
を通ってラッチ回路LAの/φ端子とラッチ回路LA2
のCK端子に入力される。
【0063】ラッチ回路LA1は、クロック信号CLK
1Aが“H”から“L”に立ち下がったとき、D端子に
入力されているデータDAを出力端子Qから出力する。
このとき、ラッチ回路LA1は、クロック信号CLK1
Aが“L”である期間、データDAを保持して、データ
DAの出力をつづける。
【0064】ラッチ回路LA2は、クロック信号CLK
1Aが“L”から“H”に立ち上がったとき、D端子に
入力されているデータDAを出力端子QからデータQA
として出力する。このとき、ラッチ回路LA2は、クロ
ック信号CLK1Aが“H”である期間、データDAを
保持して、データQAの出力をつづける。このデータQ
Aは、論理回路L11にて処理されデータDBとなり、
ラッチ回路LB1のD端子に入力される。
【0065】また、遅延回路D1とサブクロックバッフ
ァB1を経たクロック信号CLK1は、配線による寄生
抵抗・容量RC1、RC2にて遅延されてクロック信号
CLK1Bとなる。このクロック信号CLK1Bは、イ
ンバータI4、I5を通ってラッチ回路LB1の/φ端
子とラッチ回路LB2のCK端子に入力される。また、
クロック信号CLK1Bは、インバータI6を通ってラ
ッチ回路LB1のφ端子とラッチ回路LB2の/CK端
子に入力される。
【0066】ラッチ回路LB1は、クロック信号CLK
1Bが“H”から“L”に立ち下がったとき、D端子に
入力されているデータDBを出力端子Qから出力する。
このとき、ラッチ回路LB1は、クロック信号CLK1
Bが“L”である期間、データDBを保持して、データ
DBの出力をつづける。ラッチ回路LB2は、クロック
信号CLK1Bが“L”から“H”に立ち上がったと
き、D端子に入力されているデータDBを出力端子Qか
ら論理回路L12にデータQBとして出力する。このと
き、ラッチ回路LB2は、クロック信号CLK1Bが
“H”である期間、データDBを保持して、データQB
の出力をつづける。このデータQBは、論理回路L12
にて処理される。
【0067】このように構成されたモジュールM1にお
いては、クロック信号CLK1Aで同期するデータQA
の変化がラッチ回路LB2のD端子に到達までにCLK
1Bが変化すればよく、ラッチ回路LA2とラッチ回路
LB2との間では図4に示す時間差TAまでCLK1A
−CLK1B間のクロックスキュー(位相差)は許容さ
れる。
【0068】なお、ラッチ回路LA2とラッチ回路LB
2の前後にもラッチ回路やフリップフロップは存在する
場合が多く、それらとのクロック位相関係を考慮する必
要があるのはいうまでもない。しかし、図1に示すよう
なLSIにおいても、その論理構造を見ると、前述した
ように小規模なモジュールM1〜M6の集合体であるこ
とがほとんどであり、モジュールレベルで見た場合、モ
ジュール内のクロック系において配線メタルの抵抗及び
容量に起因する伝播遅延を上記許容範囲を大きく下回る
値にすることは、今日のCADなどの設計技術ではそれ
ほど難しいことではない。
【0069】したがって、モジュールM1〜M6のそれ
ぞれのクロック信号入力部に異なる遅延時間に設定され
た遅延回路D1〜D6を配置し、各モジュールごとにク
ロック信号を適切に遅延させることによって、モジュー
ル間のスキュー差をその遅延時間の適切な割り付けで調
整することができる。
【0070】この第2の実施の形態の半導体集積回路を
用いれば、図1に示すような半導体集積回路2に配置さ
れた各モジュール内におけるサブクロックバッファのス
イッチング電流のピーク値が少なくとも重ならないよう
にすることができる。これにより、サブクロックバッフ
ァのスイッチングに起因するノイズの発生を低減するこ
とができる。
【0071】さらに、LSIの動作速度やチップ規模、
モジュールの分割の仕方によっては、クロック信号入力
部に挿入する遅延回路の遅延値の調整によって、スイッ
チング電流のピーク値が重ならないようにできるだけで
なく、サブクロックバッファのスイッチング電流がモジ
ュール間で同時間内に存在しないようにすることも可能
である。
【0072】以上説明したようにこの第2の実施の形態
の半導体集積回路によれば、クロック同期型の論理LS
Iにおけるクロックスキューによるレーシングの発生を
防止できると共に、クロックバッファの動作時に流れる
スイッチング電流に起因するノイズを低減することがで
きる。
【0073】この発明においては、サブクロックバッフ
ァの動作時に流れるスイッチング電流に起因するノイズ
を低減するために、クロックスキューに対して設計余裕
度が飛躍的に向上するフリップフロップ使用法を用いて
広いクロックスキュー余裕を設ける。さらに、このクロ
ックスキュー余裕(スキューマージン)を利用して各モ
ジュールごとにクロック信号入力部に所定の遅延を設
け、クロック信号のスイッチングタイミングを意図的に
ずらし、各モジュール内のクロック信号によるスイッチ
ングタイミングが他のモジュール内のクロック信号によ
るスイッチングタイミングと重ならないようにする。
【0074】これにより、各瞬間におけるクロックバッ
ファのスイッチング電流の総和は高々個々のモジュール
内に有るクロックバッファのスイッチング電流に抑える
ことが可能になる。その結果、クロックバッファのスイ
ッチングによるノイズの発生は、超大規模なLSIであ
ってもその中の各モジュール規模のLSIが発するノイ
ズと同程度まで押さえ込むことができる。
【0075】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、クロ
ック同期型の半導体集積回路において、クロックスキュ
ーによるレーシングの発生を防止できると共に、システ
ムクロックのスイッチングによるノイズの発生を低減で
きる半導体集積回路を提供することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態の半導体集積回路の概念的な
構成を示す図である。
【図2】前記半導体集積回路内におけるクロック信号C
LK1〜CLK6のタイミングチャートである。
【図3】前記半導体集積回路内のモジュールM1の構成
を示す図である。
【図4】フリップフロップFAとフリップフロップFB
との間で許容されるクロック信号CLK1A−CLK1
B間のクロックスキューを示す図である。
【図5】第2の実施の形態の半導体集積回路内のモジュ
ールM1の構成を示す図である。
【図6】前記半導体集積回路内のモジュールM1の動作
を示すタイミングチャートである。
【図7】従来の半導体集積回路における同期設計回路の
典型的な構成例を示す図である。
【図8】前記半導体集積回路のクロック信号CLKAと
クロック信号CLKBの間に発生するクロックスキュー
を示す図である。
【符号の説明】
2…半導体集積回路 4…メインクロックバッファ B1〜B6…サブクロックバッファ M1〜M6…モジュール D1〜D6…遅延回路 CLK、CLK1〜CLK6、CLK1A〜CLK6
A、CLK1B〜CLK6B…クロック信号 LA、LB、LA1、LA2、LB1、LB2…ラッチ
回路(LAT) FA、FB…フリップフロップ(F/F) RC1、RC2…寄生抵抗・容量 L11、L12…論理回路 CI11〜CI16…クロックドインバータ I11〜I15…インバータ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体集積回路内にクロック信号を供給
    するクロック供給手段と、 半導体集積回路内に形成され、所定の機能を有する機能
    単位である複数のモジュールと、 前記モジュールごとに設けられ、前記複数のモジュール
    間で前記クロック信号のスイッチングタイミングが重な
    らないように前記クロック信号のタイミングを調整する
    タイミング調整手段と、 前記モジュールごとに設けられ、入力されるデータを保
    持する第1のデータ保持手段と、 前記第1のデータ保持手段の入力側の前段に設けられ、
    前記第1のデータ保持手段が保持動作を開始するクロッ
    クエッジと異なる逆のクロックエッジにより、入力され
    るデータの出力への伝達を開始する第2のデータ保持手
    段と、 を具備することを特徴とする半導体集積回路。
  2. 【請求項2】 前記タイミング調整手段の出力側の後段
    に設けられ、前記タイミング調整手段から出力されたク
    ロック信号をバッファリングし、立ち上がり立ち下がり
    の急峻な波形に生成するバッファをさらに具備すること
    を特徴とする請求項1に記載の半導体集積回路。
  3. 【請求項3】 前記第2のデータ保持手段は、トランス
    ペアレント型のラッチであることを特徴とする請求項1
    に記載の半導体集積回路。
  4. 【請求項4】 前記タイミング調整手段は、遅延回路で
    あることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に
    記載の半導体集積回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007065756A (ja) * 2005-08-29 2007-03-15 Nec Corp クロック制御回路、クロック制御方法、半導体集積回路装置、及び電子機器
US8933739B1 (en) 2013-07-05 2015-01-13 Kabushiki Kaisha Toshiba Semiconductor integrated circuit

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