JP2000266166A - 変速機のエアブリーザ構造 - Google Patents

変速機のエアブリーザ構造

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JP2000266166A
JP2000266166A JP6867199A JP6867199A JP2000266166A JP 2000266166 A JP2000266166 A JP 2000266166A JP 6867199 A JP6867199 A JP 6867199A JP 6867199 A JP6867199 A JP 6867199A JP 2000266166 A JP2000266166 A JP 2000266166A
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case
transmission
hose
mounting portion
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Susumu Sasaki
進 佐々木
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H57/00General details of gearing
    • F16H57/02Gearboxes; Mounting gearing therein
    • F16H57/027Gearboxes; Mounting gearing therein characterised by means for venting gearboxes, e.g. air breathers

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Details Of Gearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明の目的は、低コストにブリーザ室の
機能を果たし得て、圧力を低下させ得て、オイルの吹き
出しを防止することにある。 【構成】 このため、この発明は、変速機ケースのケー
ス取付部にシフト機構のシフトケースを取付けて設け、
このシフトケースにブリーザプラグを取付けて設け、こ
のブリーザプラグにブリーザホースの一端側のプラグ用
取付部を取付けて設けるとともにこのブリーザホースの
他端側のキャップ用取付部にブリーザキャップを取付け
て設け、ブリーザホースは一端側のプラグ用取付部と他
端側のキャップ用取付部との指向方向に対して、これら
プラグ用取付部とキャップ用取付部とを連絡する中空部
の指向方向を異ならせるよう少なくとも2箇所の折曲部
により折曲して設けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は変速機のエアブリ
ーザ構造に係り、特に、低コストにブリーザ室の機能を
果たし得て、圧力を低下させ得て、オイルの吹き出しを
防止し得る変速機のエアブリーザ構造に関する。
【0002】
【従来の技術】車両においては、内燃機関の動力を走行
条件に応じて所要に変換して取出すために、手動や自動
の変速機を備えている。このような変速機には、ギヤ式
の変速機やベルト式の変速機等がある。
【0003】このような変速機としては、図12〜図1
4に示すものがある。図12において、102は車両、
104は内燃機関、106は変速機である。車両102
は、搭載される内燃機関104に変速機106を連結し
て設け、この変速機106から取り出された駆動力によ
り前輪108を駆動して走行する。なお、図12に示す
車両102は、変速機106の駆動力をトランスファ1
10により取り出して推進軸112に伝達し、後輪11
4も駆動している。
【0004】前記変速機106は、図13・図14に示
す如く、変速機ケース116のケース内空間(図示せ
ず)に、複数段の変速ギヤ列(図示せず)を内蔵して設
けている。変速ギヤ列は、シフト機構118により噛合
状態を切換えられる。シフト機構118は、変速機ケー
ス116のケース取付部120にシフトケース122を
取付けて設けている。
【0005】シフトケース122には、図15・図16
に示す如く、ケース本体部124にシフトアンドセレク
ト軸126を軸方向移動可能且つ周方向移動可能に保持
して設けている。シフトアンドセレクト軸126は、シ
フト用レバー128及びセレクト用レバー130により
夫々軸方向移動及び周方向移動され、図示しない複数段
の変速ギヤ列の噛合状態を切換える。
【0006】前記変速機106には、変速機ケース11
6のケース内空間の圧力を調整するために、エアブリー
ザ132を設けている。エアブリーザ132は、シフト
ケース122のケース本体124にケース内空間と外部
とを連絡するブリーザ孔134を形成して設けている。
エアブリーザ132は、ケース内空間の圧力が高まると
ブリーザ孔134を介して外部に逃がし、ケース内空間
の圧力が低くなるとブリーザ孔134を介して外部から
取り入れる。
【0007】このような変速機のエアブリーザ構造とし
ては、特開平10−205609号公報、特開平10−
138774号公報等に開示されるものがある。
【0008】特開平10−205609号公報に開示さ
れるものは、変速機のケーシングの上部に大気連通穴を
形成し、この大気連通穴に連通するエアブリーザ室をケ
ーシング内に内壁部により形成し、この内壁部にエアブ
リーザ室とケーシング内部とを連通する連通部を設けた
エアブリーザ構造において、前記連通部として、エアブ
リーザ室とケーシング内の上部空間とを連通する上部連
通部を設け、この上部連通部よりも下方位置にエアブリ
ーザ室とケーシング内の下部部空間とを連通する下部連
通部を設けた設けたものである。
【0009】特開平10−138774号公報等に開示
されるものは、トランスファケースの上部外面に一対の
ボス部を一体的に突設し、一対のボス部間の空間を埋め
る厚肉材をトランスファケースに一体成形し、厚肉材内
にブリーザ室を形成し、このブリーザ室をトランスファ
ケースの内部空間に連通させる空気入口部を設け、ブリ
ーザ室をトランスファケースの外部に連通させる空出入
口部を設けたものである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記図12
〜図16に示す変速機106のエアブリーザ132の構
造においては、シフトケース122のケース本体部12
4に変速機ケース116内と外部とを連絡するブリーザ
孔134を形成し、変速機ケース116のケース内空間
の圧力を調整している。
【0011】このようなエアブリーザ132として、シ
フトケース122にブリーザ孔134を形成した場合に
は、外部からブリーザ孔134に異物が侵入するおそれ
があり、また、ケース内空間のオイルがブリーザ孔13
4から吹き出してブリーザ孔134周囲に付着するおそ
れがある。
【0012】また、低温時には、オイルの粘度が高いた
め、この状態で運転すると、ブリーザ孔134にオイル
が付着することがある。ブリーザ孔134にオイルが付
着した状態で運転を続けた場合には、変速機106のケ
ース内空間の温度が上昇して圧力が高まり、オイルが外
部に吹き出すことがある。
【0013】これに対しては、ブリーザ孔134にブリ
ーザホースやブリーザキャップ(図示せず)を取付け、
あるいは、変速機ケース116内にブリーザ室(図示せ
ず)を形成することにより、異物の侵入やオイルの吹き
出しを防止している。
【0014】ところが、変速機ケース116内にブリー
ザ室を形成した場合には、変速機ケース116の形状が
複雑になることにより、型費用が上昇し、型寿命が短く
なる不都合があり、また、変速機ケース116の大型化
を招くことにより、搭載スペースや重量・コストの面で
不利となる不都合がある。
【0015】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明は、こ
のような不都合を除去するために、内燃機関に連結され
る変速機の変速機ケースにケース取付部を設け、このケ
ース取付部に前記変速機の変速ギヤ列を切換えるシフト
機構のシフトケースを取付けて設け、このシフトケース
にブリーザプラグを取付けて設け、このブリーザプラグ
にブリーザホースの一端側のプラグ用取付部を取付けて
設けるととにこのブリーザホースの他端側のキャップ用
取付部にブリーザキャップを取付けて設け、前記ブリー
ザホースは一端側の前記プラグ用取付部と他端側の前記
キャップ用取付部との指向方向に対してこれらプラグ用
取付部とキャップ用取付部とを連絡する中間部の指向方
向を異ならせるよう少なくとも2箇所の折曲部により折
曲して設けたことを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】この発明の変速機のエアブリーザ
構造は、変速機の変速機ケースのケース取付部に取付け
られるシフトケースにブリーザプラグを取付けて設け、
このブリーザプラグにブリーザホースの一端側のプラグ
用取付部を取付けて設けるととにこのブリーザホースの
他端側のキャップ用取付部にブリーザキャップを取付け
て設け、ブリーザホースは一端側のプラグ用取付部と他
端側のキャップ用取付部との指向方向に対してこれらプ
ラグ用取付部とキャップ用取付部とを連絡する中間部の
指向方向を異ならせるよう少なくとも2箇所の折曲部に
より折曲して設けたことにより、ブリーザホースの中間
部によって吹き出すオイルを溜めることができるととも
に圧力を低下させ得て、また、折曲部によって吹き出す
オイルの流れを偏向することができる。
【0017】
【実施例】以下図面に基づいて、この発明の実施例を説
明する。図1〜図7は、この発明の第1実施例を示すも
のである。図2において、2は図示しない車両に搭載さ
れる内燃機関、4は変速機、6は変速機ケースである。
変速機4の変速機ケース6は、内燃機関2に連結される
第1ケース部6−1と、この第1ケース部6−1に連結
される第2ケース部6−2と、この第2ケース部6−2
に連結される第3ケース部6−3と、からなる。
【0018】変速機4は、第1〜第3ケース部6−1〜
6−3からなる変速機ケース6のケース内空間8(図1
参照)に、複数段の変速ギヤ列(図示せず)を内蔵して
設けている。変速機4は、変速ギヤ列の噛合状態を切換
えるシフト機構10を設けている。シフト機構10は、
変速機ケース6の第2ケース部6−2の上部のケース取
付部12に取付けられるシフトケース14を設けてい
る。
【0019】シフトケース14は、図3〜図5に示す如
く、略円板蓋形状に形成されるケース本体16の周縁に
前記ケース取付部12に取付られるケース側取付部18
を設け、中心部位に軸孔20を設けている。シフトケー
ス14の軸孔20には、シフトアンドセレクト軸22を
軸方向移動可能且つ周方向移動可能に保持して設けてい
る。シフトアンドセレクト軸22は、図示しないシフト
レバー(図示せず)の操作によって動作されるシフト用
レバー24及びセレクト用レバー26により、夫々軸方
向移動及び周方向移動される。
【0020】これにより、シフト機構10は、シフトア
ンドセレクト軸22の軸方向移動及び周方向移動により
図示しないシフトアンドセレクトレバーをシフト動作及
びセレクト動作させ、各速シフトヨーク、各速シフト
軸、各速シフトフォーク等を介して複数段の変速ギヤ列
をいずれかひとつの噛合状態に切換える。なお、符号2
8は、ケース本体16の下部に突設されたオイルガイド
壁である。オイルガイド壁28は、図示しないファイナ
ルドリブンギヤにより掻き上げられたオイルの一部を、
中間段変速ギヤ列よりも高速の高速段ギヤ列側に案内す
る。
【0021】この変速機4は、変速機ケース6のケース
内空間8の圧力を調整するために、エアブリーザ30を
設けている。エアブリーザ30は、図1に示す如く、シ
フトケース14のケース本体16にケース内空間8と外
部とを連絡するブリーザ孔32を、上下方向に指向させ
て形成して設けている。
【0022】ブリーザ孔32には、ブリーザプラグ34
を取付けて設けている。ブリーザプラグ34には、ケー
ス内空間8に連通するプラグ孔36を設け、ブリーザホ
ース38を取付けて設けている。ブリーザホース38
は、図6・図7に示す如く、一端側にプラグ用取付部4
0を設けるととに他端側にキャップ用取付部42を設
け、プラグ用取付部40とキャップ用取付部42とを連
絡する中間部位に直線形状の中間部44を設け、プラグ
孔36に連通するホース通路46を設けている。
【0023】ブリーザホース38は、図1に示す如く、
ブリーザプラグ34に一端側のプラグ用取付部40を取
付けて設けるととに、他端側のキャップ用取付部42に
ブリーザキャップ48を取付けて設けている。
【0024】このブリーザホース38は、図6・図7に
示す如く、一端側のプラグ用取付部40の指向方向を下
方向に指向させ、他端側のキャップ用取付部42の指向
方向を上方向に指向させ、これらプラグ用取付部40と
キャップ用取付部42とを連絡する中間部44の指向方
向を略水平方向に指向させるよう、プラグ用取付部40
と中間部44との間に折曲部50を形成して折曲して設
けるとともに、キャップ用取付部42と中間部44との
間に折曲部52を形成して設けている。
【0025】これにより、ブリーザホース38は、一端
側のプラグ用取付部40と他端側のキャップ用取付部4
2との指向方向に対して、これらプラグ用取付部40と
キャップ用取付部42とを連絡する中間部44の指向方
向を異ならせるよう、少なくとも2箇所の折曲部50・
52により折曲して設けている。
【0026】また、ブリーザホース38は、図7に示す
如く、プラグ用取付部40のホース内径d1に対して中
間部44のホース内径d2を大(d1<d2)に形成
し、プラグ用取付部40から中間部44に向かってホー
ス内径が次第に大になるよう折曲部50を形成して設け
ている。なお、ブリーザホース38は、第1ケース部6
−1に取付けられた既設のブラケット54を利用して、
支持部材56により上方向に指向させて支持される。
【0027】次に作用を説明する。
【0028】この変速機4のエアブリーザ30の構造
は、シフトケース14のケース本体16にブリーザ孔3
2を設け、このブリーザ孔32にブリーザプラグ34を
取付けて設け、ブリーザプラグ34にブリーザホース3
8の一端側のプラグ用取付部40を取付けて設けるとと
に他端側のキャップ用取付部42にブリーザキャップ4
8を取付けて設けている。
【0029】ブリーザホース38は、一端側のプラグ用
取付部40と他端側のキャップ用取付部42との指向方
向に対して、これらプラグ用取付部40とキャップ用取
付部42とを連絡する中間部44の指向方向を異ならせ
るよう、少なくとも2箇所の折曲部50・52により折
曲して設けている。
【0030】また、この変速機4のエアブリーザ30の
構造は、ブリーザホース38のプラグ用取付部40から
中間部44に向かって、ホース内径dが次第に大になる
よう形成して設けている。
【0031】この変速機4のエアブリーザ30は、変速
機4のケース内空間8の温度が上昇して圧力が高まる
と、ブリーザプラグ34のプラグ孔36とブリーザホー
ス38のホース通路46とブリーザキャップ48とを介
して外部に逃がす。
【0032】このとき、吹き出すオイルは、ブリーザホ
ース38の中間部44のホース通路46に溜められ、ブ
リーザホース38のプラグ用取付部40から次第に径大
になる中間部44によって圧力を低下され、また、折曲
部50によって吹き出す方向を偏向される。ブリーザホ
ース38の中間部44に溜められたオイルは、他端側の
キャップ用取付部42を上方向に指向させていることに
より、外部に吹き出すことはない。
【0033】これにより、このエアブリーザ30の構造
は、ブリーザホース38の中間部44のホース通路46
をブリーザ室として機能させることができ、この中間部
44によって変速機ケース6から吹き出すオイルを溜め
ることができるとともに圧力を低下させることができ、
また、折曲部50によって変速機ケース6から吹き出す
オイルの流れを偏向することができる。
【0034】このため、この変速機4のエアブリーザ3
0の構造は、低コストにブリーザ室の機能を果たし得
て、変速機ケース6内の圧力を低下させ得て、また、オ
イルの吹き出しを防止することができる。
【0035】この変速機4のエアブリーザ30は、運転
の終了後にケース内空間8の温度が低下して圧力が低く
なると、プラグ孔36とホース通路46とブリーザキャ
ップ48とを介して外部から取り入れる。
【0036】このとき、エアブリーザ30は、ブリーザ
ホース38の中間部44のホース通路46に溜められた
オイルを、一端側の下方向に指向するプラグ用取付部4
0からプラグ孔36を介してケース内空間8に戻すこと
ができる。
【0037】このため、このエアブリーザ30の構造
は、オイルの吹き出しによる内燃機関2や変速機4の汚
損を防止することができる。
【0038】なお、第1実施例においては、ブリーザホ
ース38の中間部位の中間部44を直線形状に形成して
設けたが、図8・図9に示す如く、中間部44の途中に
容積の大なる膨大部58・60を形成して設けることも
できる。
【0039】図8に示すブリーザホース38は、中間部
44の途中にホース内径d2よりも径大の内径d3(d
3>d2)を有する円筒形状の膨大部58を形成し、容
積を大としている。図9に示すブリーザホース38は、
中間部44の途中にホース内径d2よりも径大の直径径
d4(d4>d2)を有する球形状の膨大部60を形成
し、容積を大としている。
【0040】このように、中間部44の途中に容積の大
なる膨大部58・60を形成して設けたブリーザホース
38は、ブリーザ室として機能するホース通路46の容
積を増大させ得て、ブリーザ室としての機能を向上させ
ることができ、オイルを溜める量を増大させることがで
きるとともに圧力をさらに低下させることができ、オイ
ルの吹き出しをより確実に防止することができる。
【0041】図10は、この発明の第2実施例を示すも
のである。第2実施例のエアブリーザ30の構造は、ブ
リーザホース38の中間部44の途中を繰り返し折曲す
ることにより、繰り返し折曲部62を形成して設けたも
のである。
【0042】第2実施例のエアブリーザ30の構造は、
ブリーザホース38の途中に形成した繰り返し折曲部6
2によって、ブリーザ室の容積を増大させ得て、ブリー
ザ室としての機能をさらに向上させることができ、オイ
ルを溜める量を増大させることができるとともに圧力を
さらに低下させることができ、オイルの吹き出しをより
確実に防止することができる。
【0043】図11は、この発明の第3実施例を示すも
のである。第3実施例のエアブリーザ30の構造は、ブ
リーザホース38の中間部44の途中に中空体64を介
装して設け、この中空体64内に仕切り壁66により複
数の拡張室68を形成して設けるとともに、仕切り壁6
6に形成した小孔70により拡張室68を連通して設け
たものである。
【0044】第3実施例のエアブリーザ30の構造は、
ブリーザホース38の途中に介装した中空体64の拡張
室68と小孔70とによって、圧力を効率よく低下させ
ることができ、オイルの吹き出しを確実に防止すること
ができる。
【0045】
【発明の効果】このように、この発明の変速機のエアブ
リーザ構造は、ブリーザホースの中間部によって吹き出
すオイルを溜めることができるとともに圧力を低下させ
得て、また、折曲部によって吹き出すオイルの流れを偏
向することができる。
【0046】このため、この変速機のエアブリーザ構造
は、低コストにブリーザ室の機能を果たし得て、変速機
ケース内の圧力を低下させ得て、オイルの吹き出しを防
止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例を示す図2の1−1線による拡大断
面図である。
【図2】エアブリーザ構造を設けた変速機の平面図であ
る。
【図3】シフトケースの平面図である。
【図4】シフトケースの側面図である。
【図5】シフトケースの底面図である。
【図6】ブリーザホースの平面図である。
【図7】ブリーザホースの側面図である。
【図8】円筒形状の膨大部を形成したブリーザホースの
拡大断面図である。
【図9】球形状の膨大部を形成したブリーザホースの拡
大断面図である。
【図10】第2実施例を示すエアブリーザ構造の拡大断
面図である。
【図11】第3実施例を示すエアブリーザ構造の拡大断
面図である。
【図12】従来例を説明する車両の駆動力伝達系の概略
断面図である。
【図13】従来のエアブリーザ構造を設けた変速機の平
面図である。
【図14】図13の矢印14による変速機の側面図であ
る。
【図15】シフトケースの平面図である。
【図16】図15の16−16線による断面図である。
【符号の説明】
2 内燃機関 4 変速機 6 変速機ケース 8 ケース内空間 10 シフト機構 12 ケース取付部 14 フトケース 22 シフトアンドセレクト軸 24 シフト用レバー 26 セレクト用レバー 30 エアブリーザ 32 ブリーザ孔 34 ブリーザプラグ 38 ブリーザホース 40 プラグ用取付部 42 キャップ用取付部 44 中間部 48 ブリーザキャップ 50 折曲部 52 折曲部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関に連結される変速機の変速機ケ
    ースにケース取付部を設け、このケース取付部に前記変
    速機の変速ギヤ列を切換えるシフト機構のシフトケース
    を取付けて設け、このシフトケースにブリーザプラグを
    取付けて設け、このブリーザプラグにブリーザホースの
    一端側のプラグ用取付部を取付けて設けるとともにこの
    ブリーザホースの他端側のキャップ用取付部にブリーザ
    キャップを取付けて設け、前記ブリーザホースは一端側
    の前記プラグ用取付部と他端側の前記キャップ用取付部
    との指向方向に対してこれらプラグ用取付部とキャップ
    用取付部とを連絡する中間部の指向方向を異ならせるよ
    う少なくとも2箇所の折曲部により折曲して設けたこと
    を特徴とする変速機のエアブリーザ構造。
  2. 【請求項2】 前記ブリーザホースは、前記プラグ用取
    付部から中間部に向かってホース内径が次第に大になる
    よう形成して設けたことを特徴とする請求項1に変速機
    のエアブリーザ構造。
  3. 【請求項3】 前記ブリーザホースは、前記中間部の途
    中に容積の大なる膨大部を形成して設けたことを特徴と
    する請求項1または請求項2に記載の変速機のエアブリ
    ーザ構造。
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