JP2000265735A - 建具等用レール - Google Patents

建具等用レール

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JP2000265735A
JP2000265735A JP11111262A JP11126299A JP2000265735A JP 2000265735 A JP2000265735 A JP 2000265735A JP 11111262 A JP11111262 A JP 11111262A JP 11126299 A JP11126299 A JP 11126299A JP 2000265735 A JP2000265735 A JP 2000265735A
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JP
Japan
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rail
piece
groove
frame
outer periphery
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JP11111262A
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Toshiaki Mori
俊晃 森
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 枠Bの溝5の加工精度が悪くても又は加工傷
7があっても見掛けを悪くすることなく、ローラ等の移
動の邪魔もすることもないレールを安価に提供する。 【解決手段】 可撓性材料で製作したつば部材Cは断面
L字形とし、垂直の支持片9と水平のつば片10とから
なるものとしている。支持片9をレールAの両側板2の
下端外面に接着し、レールAにつば部材Cを取り付けて
いる。レールAを枠Bの溝5内にはめてねじ6で取り付
けたとき、つば片10が変形しながら両側板2の外周の
隙間をふさぐ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建具・家具等に使
用するレールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】これまでは、建具・家具等には例えば図
8に示すようなレールAを使用していた。すなわち、底
板1の両端から下方へ直角に側板2をそれぞれ設け、両
側板2の先端から内側へ向けて直角に折曲げ片3をそれ
ぞれ設け、両折曲げ片3の内端から上方へ突条4をそれ
ぞれ設けた構造のものである。レールAはほとんどがア
ルミニュウム製である。レールAを例えば木製の枠Bに
取り付けるには、まずレールAの幅よりやや広い幅とし
てレールAの厚さとほぼ同じ深さとした溝5を回転刃を
使って枠Bに掘る。それから、溝5にレールAをはめ、
レールAの底板1に等間隔であけた穴から枠Bへとねじ
6をねじ込んでいって枠BにレールAを取り付けると、
図8に示す状態になる。
【0003】ところで、溝5の幅とレールAの幅が完全
に一致していれば問題ないが、完全一致はむしろ少な
い。一致していないとレールAの外周に隙間が出来て、
見掛けが悪くなる。また、回転刃で枠Bに溝5を掘る際
に回転刃が溝5から出る時に溝5のとば口をはねて加工
傷7を作ることがある。加工傷7が出来た場合、それも
隠すことができず同じく見掛けを悪くする。さらに、溝
5が深すぎるとレールAが埋没して溝5の化粧の無い内
側が見えてしまうこともある。このため、溝5の幅・深
さはレールAと完全に一致し加工傷7も残さないよう、
溝5の仕上げには細心の注意が必要となる。時間が掛か
る上、不良品も発生しがちで、結局はコスト高になって
しまう。
【0004】これらの欠点を解消するため、図9に示す
ような、両側板2の両下端に外側へ向けてつば8を設け
たレールAが開発された。しかし、図9が示すように、
溝5が浅いとつば8と枠Bとの間に隙間が出来て見掛け
を悪くする。逆に、溝5が深すぎると、図10に示すよ
うに、ねじ6を締めるにつれ溝5の縁に引っ掛かったつ
ば8が両側板2を内側へ押す。両突条4間の幅aを狭
め、レールAに取り付けたローラ等の移動を邪魔してし
まう。したがって、このものにおいても、同じく溝5を
切る際は寸法精度の高い加工が必要となる。不良品も出
し易い。なお、図8〜図10には上レールを図示した
が、下レールも同じかほぼ同じ構造をしており、問題点
は同じである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、溝5の加工精度が悪くても又は加工傷7が
あっても見掛けを悪くすることなく、ローラ等の移動の
邪魔もすることもないレールを安価に提供する点にあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る建具等用レ
ールを枠Bの溝5にはめたりして取り付けるとき、つば
片10が変形したりしながらレールの外周の隙間をふさ
ぐ。
【0007】
【発明の実施の形態】請求項1に係る建具等用レール
は、可撓性材料で製作したつば片10を開口側端部外周
において外方へ突出させて設けたものである。
【0008】請求項2に係るものは、開口側端部外周か
ら外周の全部又は一部に沿わせて支持片9を設け、開口
側端部外周に当たる位置において可撓性材料で製作した
つば片10を支持片9に外方へ突出させて設けたもので
ある。支持片9とつば片10とは一体に形成するのが普
通であるが、別体のものとし一体にしてから使用するよ
うにしてもよい。支持片9は、実施例で紹介するように
レールAの外周全部に沿う形状にしてもよいし、半分以
下に沿う形状にしてもよい。とにかく、支持片9をレー
ルAの所定位置に配置して枠Bの溝5内にはめたとき等
において、支持片9がしっかり所定位置を保てるように
なっていればよい。
【0009】請求項3に係るものは、可撓性材料で製作
したつば片10を取付け手段を介して開口側端部外周に
外方へ突出させて設けたものである。請求項4に係るも
のは、請求項3に係るものにおいて、取付け手段が接着
によるものであることを特徴とするものである。取付け
手段としては、接着以外にも実施例で紹介するようなは
め込み式など任意のものを採用できる。可撓性材料とし
ては、合成樹脂・ゴム等のうち可撓性のある材料を選択
する。
【0010】
【実施例】実施例1 実施例1を図1に基づいて説明する。図1は実施例1を
示す縦断面図である。この実施例で使用するレールAは
図8に示したものと同じである。レールAの両側板2の
下端外面につば部材Cを取り付けている。つば部材Cは
断面L字形とし、垂直の支持片9と水平のつば片10と
からなっている。つば片10は先端へ行くほど肉厚が薄
くなり、先端側が上方へ湾曲するものとしている。そし
て、つば部材Cは合成樹脂・ゴム等のうち可撓性のある
材料で製作している。支持片9をレールAの両側板2の
下端外面に接着してつば部材Cを取り付ける。図1に示
すように、レールAを枠Bの溝5内にはめてねじ6で取
り付けたとき、つば片10が変形しながら両側板2の外
周の隙間をふさぐ。
【0011】実施例2 実施例2を図2に基づいて説明する。図2は実施例2の
要部を示す縦断面図である。つば部材Cの支持片9の形
状を側板2の外面から折曲げ片3の下面へ達するものと
している。
【0012】実施例3 実施例3を図3に基づいて説明する。図3は実施例3の
要部を示す縦断面図である。両側板2の下端を少し下方
へ伸ばし、伸ばした部分の外側面にあり溝11を設けて
いる。そして、つば部材Cの支持片9をあり溝11にち
ょうどはまる断面形状のものとして支持片9をあり溝1
1にはめ、レールAにつば部材Cを取り付けている。
【0013】実施例4 実施例4を図4〜図6に基づいて説明する。図4〜図6
は実施例4を示す縦断面図である。つば部材Cの支持片
9は、レールAの底板1や両側板2の外周に沿う門形形
状のものとしている。支持片9の両下端に左右のつば片
10を対称にしてそれぞれ設けている。そして、支持片
9をレールAの外周にかぶせて枠Bの溝5にはめ、ねじ
6でレールAと共に固定している。図5は、枠Bの溝5
の深さよりやや厚いレールAを取り付けた場合の取付け
状態を示している。図6は、逆に溝5の深さよりやや薄
いレールAを取り付けた場合の取付け状態を示してい
る。
【0014】実施例5 実施例5を図7に基づいて説明する。図7は実施例5を
示す縦断面図である。つば部材Cの支持片9はレールA
の底板1の途中から側板2に沿って下方へ伸びるL字形
のものとし、左右対称の二つを左右に使用している。
【0015】
【発明の効果】本発明に係る建具等用レールを使用する
ときは、つば片10がレールの外周の隙間をふさぐの
で、たとえ溝5等の加工精度が悪くても又は加工傷7が
あっても見掛けを悪くすることはない。溝5等の加工精
度が悪くても又は加工傷7があっても取り付けることが
できるため、枠等の加工がし易いだけでなく枠等が不良
品になることも少ない。結局は安価に済ますことができ
る。また、レールを取り付ける際にレールは変形しない
から、ローラ等の移動の邪魔をすることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1を示す縦断面図である。
【図2】実施例2の要部を示す縦断面図である。
【図3】実施例3の要部を示す縦断面図である。
【図4】実施例4を示す縦断面図である。
【図5】実施例4の変形を示す縦断面図である。
【図6】実施例4の別の変形を示す縦断面図である。
【図7】実施例5を示す縦断面図である。
【図8】従来例を示す縦断面図である。
【図9】別の従来例を示す縦断面図である。
【図10】更に別の従来例を示す縦断面図である。
【符号の説明】
A レール 9 支持片 10 つば片

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可撓性材料で製作したつば片(10)を
    開口側端部外周において外方へ突出させて設けた建具等
    用レール。
  2. 【請求項2】 開口側端部外周から外周の全部又は一部
    に沿わせて支持片(9)を設け、開口側端部外周に当た
    る位置において可撓性材料で製作したつば片(10)を
    支持片(9)に外方へ突出させて設けた建具等用レー
    ル。
  3. 【請求項3】 可撓性材料で製作したつば片(10)を
    取付け手段を介して開口側端部外周に外方へ突出させて
    設けた建具等用レール。
  4. 【請求項4】 取付け手段が接着によるものであること
    を特徴とする、請求項3に記載の建具等用レール。
JP11111262A 1999-03-16 1999-03-16 建具等用レール Pending JP2000265735A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009297919A (ja) * 2008-06-10 2009-12-24 Sakawa:Kk ハイブリッドボード
JP2012007357A (ja) * 2010-06-24 2012-01-12 Panasonic Electric Works Co Ltd 上枠及びこれを用いた上レール固定構造
JP2016191210A (ja) * 2015-03-31 2016-11-10 パナソニックIpマネジメント株式会社 レール装置
KR20200023963A (ko) * 2018-08-27 2020-03-06 하나산(주) 미닫이 창호용 안전 상부레일

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