JP2000265201A - 通電加熱式加圧焼結装置 - Google Patents

通電加熱式加圧焼結装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 容量が大きい加圧焼結体に対応して発熱体の
径を大きくした場合も、発熱体に十分なジュール熱を発
生させるようにした通電加熱式加圧焼結装置を提供す
る。 【解決手段】 発熱体9,10は、筒状に形成された例
えばセラミックからなる絶縁体部9b,10bの内部
に、所要の電気抵抗を有する円柱状のセミグラファイト
からなる導電体部9a,10aを一体に充填固化した構
成を有している。また、発熱体9,10は、ブロック体
12による多段の積層構造を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通電加熱式加圧焼
結装置に関するものであり、より詳しくは、発熱体によ
る発熱量を大きくし、粉末を速やかに目的温度に昇温さ
せるようにした通電加熱式加圧焼結装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】金属の粉末やセラミックの粉末等を加圧
焼結する装置として、通電加熱式加圧焼結装置がある。
【0003】従来の通電加熱式加圧焼結装置は、その一
例を図8に示すように、内部に粉末1を加圧成形するた
めの成形空間2を貫通して備えたモールド3を設け、該
モールド3の成形空間2に、対向して嵌合させるように
した発熱体4,5を備えている。
【0004】前記モールド3の材料としては、高温時の
強度が高く、且つ粉末1等が付着し難い黒鉛等が一般に
用いられている。
【0005】一方、前記発熱体4,5は、前記モールド
3を構成している黒鉛に対して不純物を含有することに
より電気抵抗が高められた例えばセミグラファイト等に
て構成されており、発熱体4,5は一般に図9に示すよ
うに円柱形状を有している。
【0006】さらに、一方(図8では下側)の発熱体5
とモールド3とを、台座ブロック7aからなる支持手段
7で支持すると共に、他方(図8では上側)の発熱体4
の上部には、発熱体4に加圧力を与えるための油圧シリ
ンダ等からなる加圧手段6を設置している。
【0007】前記加圧手段6と支持手段7は共に良導体
であり、加圧手段6と支持手段7との間には電源8が接
続されている。電源8には、商用交流電源、或いは直流
電源を用いることができる。
【0008】なお、少なくとも前記モールド3の部分
は、図示しない真空チャンバ内に収容する等の方法によ
って非酸化性の雰囲気に保持できるようになっている。
【0009】このような構成において、まず、モールド
3の成形空間2に下側から発熱体5を挿入してモールド
3及び発熱体5を支持手段7の台座ブロック7a上に支
持した状態において、金属やセラミック等の粉末1を上
方から前記成形空間2内に供給する。そして、成形空間
2に上方から発熱体4を挿入する。
【0010】この状態において、少なくともモールド3
部分を包囲するようにした真空チャンバ内を真空状態、
または不活性ガス雰囲気、或いは水素ガス等の還元ガス
雰囲気とすることにより、非酸化性の雰囲気に保持す
る。
【0011】さらに、電源8を用いて、加圧手段6と支
持手段7間に電圧を印加することにより、発熱体4,5
を通してモールド3及びモールド3内の粉末1に電流を
流し、その電流によって、発熱体4,5のジュール発
熱、更には粉末1自身のジュール発熱により、粉末1を
高温に加熱する。
【0012】この状態で、加圧手段6により発熱体4を
下降させる。この時、下側の発熱体5は支持手段7によ
り固定されているため、発熱体4,5は相対的に接近
し、これにより、その間の粉末1は加圧され、粉末1は
高温に加熱されていて結合し易い状態となっているため
に、焼結されて加圧焼結体となる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上記の通電加熱式加圧
焼結装置において、大きい容積の加圧焼結体を製造する
要求が生じており、大きい容積の加圧焼結体を製造する
ためには、装置全体を大型にする必要があると共に、発
熱体4,5間のプレス荷重も大きくなり、このために、
強度上の観点から発熱体4,5の径も大きくしなければ
ならない。
【0014】ここで、発熱体4,5の径が大きくなる
と、発熱体4,5による電気抵抗は減少することにな
る。このために、電源8によって高電圧を作用させて
も、発熱体4,5による発熱が十分に得られなくなり、
よって、粉末1を効率よく昇温することが出来ないとい
う問題が生じる。また、製造する加圧焼結体の容積が大
きくなるほど、粉末1の量が多くなるために、粉末1に
対する熱の供給が低下することになって、粉末1の加熱
に時間が掛かるという問題がある。
【0015】本発明は、上述の実情に鑑みてなしたもの
で、容積が大きい加圧焼結体に対応して発熱体の径を大
きくした場合にも、発熱体に十分なジュール熱が発生さ
れるようにして、容積が大きい加圧焼結体でも能率的に
製造できるようにした通電加熱式加圧焼結装置を提供す
ることを目的とするものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、内部に粉末を
加圧成形するための成形空間を有するモールドと、モー
ルド内側の成形空間に対向するように嵌合される発熱体
と、モールドと一方の発熱体を支持する支持手段と、他
方の発熱体に加圧力を与える加圧手段と、加圧手段と支
持手段とに接続した電源と、を備えた通電加熱式加圧焼
結装置において、各発熱体は、所要の電気抵抗を有する
導電体部と該導電体部より電気抵抗が大きい絶縁体部と
によって構成されており、更に各発熱体は、複数段に積
層されたブロック体からなっていることを特徴とする通
電加熱式加圧焼結装置、に係るものである。
【0017】ここで、発熱体の各ブロック体は、同心的
に配された導電体部と絶縁体部による複層構造を有して
いてもよく、また、円柱状の導電体部と、この導電体部
の円形表面に周囲を残して導電体部の厚さより小さい深
さで充填された絶縁体部とを有していてもよい。
【0018】本発明は、内部に粉末を加圧成形するため
の成形空間を有するモールドと、モールド内側の成形空
間に対向するように嵌合される発熱体と、モールドと一
方の発熱体を支持する支持手段と、他方の発熱体に加圧
力を与える加圧手段と、加圧手段と支持手段とに接続し
た電源と、を備えた通電加熱式加圧焼結装置において、
各発熱体は、所要の電気抵抗を有する導電体部と該導電
体部より電気抵抗が大きい絶縁体部とによって構成され
ており、更に各発熱体は、円柱状の絶縁体部と、該絶縁
体部の内部に該絶縁体部の軸心と平行な1つ以上の導電
体部を有していることを特徴とする通電加熱式加圧焼結
装置、に係るものである。
【0019】また、内部に粉末を加圧成形するための成
形空間を有するモールドを、成形空間が一直線上になる
ように複数備え、各モールドの成形空間ごとに嵌合する
ように3つ以上の発熱体を備えていてもよい。
【0020】上記手段によれば、以下のような作用が得
られる。
【0021】電源のオンにより、加圧手段と支持手段を
介して対向する発熱体間が通電され、両発熱体に電流が
流れる。ここで、両発熱体は、所要の電気抵抗を有する
導電体部と絶縁体部とによって構成されており、且つ複
数段に積層されたブロック体にて構成されているので、
発熱体全体の径が大きくても、実際に発熱する導電体部
の水平方向断面積は小さく、よってその分電気抵抗が大
きくなり、発熱体には十分なジュール熱が発生すること
になる。
【0022】この結果、発熱体の径を大きくしてプレス
荷重に対する面圧を低く抑えながら、大きな発熱量を得
ることができる。
【0023】また、発熱体は複数段に積層されたブロッ
ク体にて構成しているので、上下方向に重なり合うブロ
ック体間に接触抵抗が生じ、この接触抵抗分だけ更に電
気抵抗が増す。従って、発熱体を一体化したものより更
に大きな発熱量を得ることができる。
【0024】発熱体の各ブロック体を、同心的に配され
た導電体部と絶縁体部による複層構造としたり、また、
円柱状の導電体部と、この導電体部の円形表面に周囲を
残して導電体部の厚さより小さい深さで充填された絶縁
体部とを有する形状とすると、粉末を周方向に略均一な
温度で加熱することができる。
【0025】更に、各発熱体を、円柱状の絶縁体部と、
絶縁体部の内部に該絶縁体部の軸心と平行な複数の導電
体部とで形成すると、発熱体全体の径が大きくても、実
際に発熱する導電体部の水平方向断面積を小さく設定す
ることができ、しかも水平方向に分散した加熱ができる
ので、粉末の均一加熱が可能になる。
【0026】また、内部に粉末を加圧成形するための成
形空間を有するモールドを、成形空間が一直線上になる
ように複数段に備え、各モールドの成形空間に嵌合する
ように複数の発熱体を備えると、同時に複数の加圧焼結
体を製造することができる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0028】図1は本発明の第1の実施の形態に係る通
電加熱式加圧焼結装置の概略構成図であり、図8と同一
の構成部分には同一の符号を付して詳細な説明は省略
し、本発明の特徴部分についてのみ説明する。
【0029】図1に示すように、モールド3内側の成形
空間2に対向するように嵌合して、粉末1の加圧と加熱
を行うようにした上側の発熱体9と下側の発熱体10を
備えている。
【0030】発熱体9,10は、その軸を中心として内
側に所要の電気抵抗を有する導電体部9a,10aを備
え、外側に対して同心的に絶縁体部9b,10bを備え
た2重構造を有しており、且つ発熱体9,10は、夫々
軸方向に複数に分割されたブロック体12による積層構
造を有している。
【0031】更に具体的に述べると、発熱体9,10を
構成している各ブロック体12は、図2に示すように筒
状に形成された例えばセラミックからなる絶縁体部9
b,10bの内部中央に、所要の電気抵抗を有する円柱
状のセミグラファイトからなる導電体部9a,10aを
一体に充填固化した構成を有している。前記導電体部9
a,10aと絶縁体部9b,10bとは、2重構造以上
の複層構造としても良いことは勿論である。
【0032】また、ブロック体12からなる発熱体9,
10と粉末1との間には、スペーサ11を備えている。
スペーサ11は、前記導電体部9a,10aより更に小
さな電気抵抗を有した材料にて構成される。
【0033】以下に上記形態例の作用を説明する。
【0034】図1に示すように、発熱体9,10は、外
側に絶縁体部9b,10bを備え、中心部に導電体部9
a,10aを備えた複層構造としているので、容積が大
きい加圧焼結体を製造するために、加圧手段6によるプ
レス荷重を大きくし、また径を大きくした発熱体9,1
0を用いても、実際に発熱する導電体部9a,10a自
体の径は小さく抑えることができ、よって大きな電気抵
抗が得られる。その結果、この導電体部9a,10aに
よって粉末1を速やかに昇温させるに足る十分なジュー
ル熱を得ることができる。
【0035】ここで、発熱体9,10における発熱量に
ついて述べる。
【0036】仮に、発熱体9,10の両端に電源8が直
接接続されて電圧が印加される場合は、図8、図9に示
す一般的な発熱体4,5も、図1に示す本実施形態の発
熱体9,10も、印加電圧が同じであれば、当然のこと
ながら、総発熱量は変わりがない。
【0037】しかし実際には、電源8に接続された油圧
シリンダによる加圧手段6及び台座ブロック7aによる
支持手段7が、両発熱体9,10と直列に接続されてい
る。従って、発熱体9,10部分の抵抗が大きくなれば
なるほど、全体を流れる電流iは小さくなり、この結
果、i11(R1を加圧手段6の抵抗値とする)及びi2
2(R2を支持手段7の抵抗値とする)で表される加圧
手段6部分の発熱量と支持手段7部分の発熱量は小さく
なる。
【0038】電源8の印加電圧が等しければ、直列回路
全体の総発熱量は同じであるから、加圧手段6と支持手
段7の発熱量が小さくなれば、その分、発熱体9,10
部分の発熱量が大きくなる。すなわち、図8、図9に示
した一般的な発熱体4,5を用いるよりも、本実施形態
の発熱体9,10を用いる方が発熱体9,10部分の発
熱量を大きくすることができるのである。
【0039】また、発熱体9,10は、夫々が図2に示
すようなブロック体12を多段に積層した構成としてい
るので、互いの重なり合うブロック体12間には接触抵
抗が生じ、この接触抵抗分だけ更に電気抵抗が増し、更
に発熱量を大きくすることができる。
【0040】なお発熱体9,10の導電体部9a,10
aは、加圧手段6及び支持手段7以上の電気抵抗を有し
ている必要があり、そのために上記導電体部9a,10
aにはセミグラファイト等の材料が用いられる。
【0041】前記発熱体9,10の導電体部9a,10
aからの熱はスペーサ11によって径方向に分散される
ことになり、よって、粉末1は均一に加熱されるように
なる。
【0042】図3、図4は本発明の第2の実施の形態に
係る通電加熱式加圧焼結装置の概略構成図である。
【0043】この実施形態においても、発熱体9,10
は共に、導電体部9a,10a及び絶縁体部9b,10
bを備えており、且つ、軸方向に多段のブロック体13
を積層した積層構造を有している。しかし本実施形態に
おいては、円柱状の導電体部9a,10aの上面(又は
下面或いは上下両面)に、周囲を残して導電体部9a,
10aの厚さより小さい深さで絶縁体部9b,10bを
充填した構造としている。
【0044】図3、図4に示した構成においても、導電
体部9a,10aにおける導電が、絶縁体部9b,10
bによって主に周縁部のみに限定され、且つブロック体
13相互間における接触抵抗が増加されることによっ
て、上記第1の実施形態と同様の作用効果が得られる。
【0045】図5、図6は本発明の第3の実施の形態に
係る発熱体の例を示している。図5、図6では、発熱体
9,10が、円柱状の絶縁体部14と、絶縁体部14の
内部に該絶縁体部14の軸心と平行な1つ以上の棒状の
導電体部15を有した構成としている。
【0046】図5、図6に示す構成では、発熱体9,1
0全体の径が大きくても、導電体部15の直径を調節し
たり導電体部15の設置本数を調節することにより、実
際に発熱する導電体部15の水平方向断面積を小さくし
て発熱量を増加することができ、しかも複数の導電体部
15によって水平方向に分散した加熱ができるので、粉
末1の均一加熱が可能になる。
【0047】図7は本発明の第4の実施の形態に係る通
電加熱式加圧焼結装置の概略構成図である。図7では、
内部に粉末1を加圧成形するための成形空間2を有する
モールド3を、成形空間2が一直線上になるように複数
備え、各モールド3の成形空間2に嵌合するように、前
記図1〜図6に示したような複数(3つ以上)の発熱体
9,10を備えるようにした場合を示している。
【0048】図7に示す構成では、複数備えられたモー
ルド3により、1つの加圧手段6の加圧によって複数の
加圧焼結体を同時に製造することができる。
【0049】尚、本発明は上記形態例にのみ限定される
ものではなく、図示の例では上下方向に加圧を行う場合
を示したが、横方向に加圧するようにしてもよいこと、
その他本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変
更し得ること、等は勿論である。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
モールド内側の成形空間に対向するように嵌合される発
熱体を、導電体部と絶縁体部とによって構成し、且つブ
ロック体を複数段積層した構造としているので、発熱体
全体の径を大きくしてプレス荷重に対する面圧を抑えつ
つ、発熱体の抵抗を大きくし発熱量を増加させることが
できる。従って、大きな加圧焼結体であっても、確実に
且つ効率よく生産することが可能な通電加熱式加圧焼結
装置を提供できる効果がある。
【0051】発熱体の各ブロック体を、同心的に配され
た導電体部と絶縁体部による複層構造としたり、また、
円柱状の導電体部と、この導電体部の円形表面に周囲を
残して導電体部の厚さより小さい深さで充填された絶縁
体部とを有する形状とすると、粉末を周方向に略均一な
温度で加熱できる効果がある。
【0052】更に、各発熱体を、円柱状の絶縁体部と、
絶縁体部の内部に該絶縁体部の軸心と平行な複数の導電
体部とで形成すると、発熱体全体の径が大きくても、実
際に発熱する導電体部の水平方向断面積を小さく設定す
ることができ、しかも水平方向に分散した加熱ができる
ので、粉末の均一加熱ができる効果がある。
【0053】また、内部に粉末を加圧成形するための成
形空間を有するモールドを、成形空間が一直線上になる
ように複数段に備え、各モールド内側の成形空間に嵌合
するように複数の発熱体を備えると、同時に複数の加圧
焼結体を製造できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る通電加熱式加
圧焼結装置の概略構成図である。
【図2】図1におけるブロック体の形状を示す斜視図で
ある。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係る通電加熱式加
圧焼結装置の概略構成図である。
【図4】図3におけるブロック体の形状を示す斜視図で
ある。
【図5】本発明の第3の実施の形態に係る発熱体の例を
示す平面図である。
【図6】図5のVI−VI矢視図である。
【図7】本発明の第4の実施の形態に係る通電加熱式加
圧焼結装置の概略構成図である。
【図8】一般的な通電加熱式加圧焼結装置の概略構成図
である。
【図9】図8に示す通電加熱式加圧焼結装置の発熱体の
斜視図である。
【符号の説明】
1 粉末 2 成形空間 3 モールド 6 加圧手段 7 支持手段 8 電源 9,10 発熱体 9a,10a 導電体部 9b,10b 絶縁体部 12 ブロック体 13 ブロック体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤田 浩一 神奈川県横浜市磯子区新中原町1番地 石 川島播磨重工業株式会社技術研究所内 Fターム(参考) 4K018 EA03 EA04 EA23

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に粉末を加圧成形するための成形空
    間を有するモールドと、モールド内側の成形空間に対向
    するように嵌合される発熱体と、モールドと一方の発熱
    体を支持する支持手段と、他方の発熱体に加圧力を与え
    る加圧手段と、加圧手段と支持手段とに接続した電源
    と、を備えた通電加熱式加圧焼結装置において、各発熱
    体は、所要の電気抵抗を有する導電体部と該導電体部よ
    り電気抵抗が大きい絶縁体部とによって構成されてお
    り、更に各発熱体は、複数段に積層されたブロック体か
    らなっていることを特徴とする通電加熱式加圧焼結装
    置。
  2. 【請求項2】 発熱体の各ブロック体が、同心的に配さ
    れた導電体部と絶縁体部による複層構造を有しているこ
    とを特徴とする請求項1記載の通電加熱式加圧焼結装
    置。
  3. 【請求項3】 発熱体の各ブロック体が、円柱状の導電
    体部と、この導電体部の円形表面に周囲を残して導電体
    部の厚さより小さい深さで充填された絶縁体部とを有し
    ていることを特徴とする請求項1記載の通電加熱式加圧
    焼結装置。
  4. 【請求項4】 内部に粉末を加圧成形するための成形空
    間を有するモールドと、モールド内側の成形空間に対向
    するように嵌合される発熱体と、モールドと一方の発熱
    体を支持する支持手段と、他方の発熱体に加圧力を与え
    る加圧手段と、加圧手段と支持手段とに接続した電源
    と、を備えた通電加熱式加圧焼結装置において、各発熱
    体は、所要の電気抵抗を有する導電体部と該導電体部よ
    り電気抵抗が大きい絶縁体部とによって構成されてお
    り、更に各発熱体は、円柱状の絶縁体部と、該絶縁体部
    の内部に該絶縁体部の軸心と平行な1つ以上の導電体部
    を有していることを特徴とする通電加熱式加圧焼結装
    置。
  5. 【請求項5】 内部に粉末を加圧成形するための成形空
    間を有するモールドを、成形空間が一直線上になるよう
    に複数備え、各モールドの成形空間ごとに嵌合するよう
    に3つ以上の発熱体を備えていることを特徴とする請求
    項1又は2又は3又は4記載の通電加熱式加圧焼結装
    置。
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