JP2000264218A - 走行不能車移動用車輪載置台車 - Google Patents
走行不能車移動用車輪載置台車Info
- Publication number
- JP2000264218A JP2000264218A JP11068326A JP6832699A JP2000264218A JP 2000264218 A JP2000264218 A JP 2000264218A JP 11068326 A JP11068326 A JP 11068326A JP 6832699 A JP6832699 A JP 6832699A JP 2000264218 A JP2000264218 A JP 2000264218A
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- JP
- Japan
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- vehicle
- wheel
- dollies
- bar
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 水平部における走行不能車の移動を人力でも
簡単に行うことができる構造がコンパクトな車輪載置台
車を提供する。 【解決手段】 車輪載置部１３の直前部と前端部のそれ
ぞれに幅方向にのびる角溝形のバー嵌合部（バー嵌合
溝）１４とフックアイ１５を有する台枠１２に、方向自
在の前車１６と方向固定の後車１７を取り付けた一対の
台車１１を、角形の連結バー１８の両端部を台枠１２の
バー嵌合部１４に嵌合することによって連結する。走行
不能車２１の前部のジャッキアップ操作を介して前輪２
２を各台車１１の車輪載置部１３に載せた状態で、走行
不能車２１の後部を人手で押すことにより、台車１１の
前車１６、後車１７及び走行不能車２１の後輪２３の転
動を介して、走行不能車２１を移動する。
簡単に行うことができる構造がコンパクトな車輪載置台
車を提供する。 【解決手段】 車輪載置部１３の直前部と前端部のそれ
ぞれに幅方向にのびる角溝形のバー嵌合部（バー嵌合
溝）１４とフックアイ１５を有する台枠１２に、方向自
在の前車１６と方向固定の後車１７を取り付けた一対の
台車１１を、角形の連結バー１８の両端部を台枠１２の
バー嵌合部１４に嵌合することによって連結する。走行
不能車２１の前部のジャッキアップ操作を介して前輪２
２を各台車１１の車輪載置部１３に載せた状態で、走行
不能車２１の後部を人手で押すことにより、台車１１の
前車１６、後車１７及び走行不能車２１の後輪２３の転
動を介して、走行不能車２１を移動する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、特には事故車や
故障車などの走行不能車の工場内などにおける水平部の
移動のために用いる車輪載置台車、更にはウインチ付き
車両運搬車に積み込むための傾斜部の移動にも使用可能
な車輪載置台車に関するものである。
故障車などの走行不能車の工場内などにおける水平部の
移動のために用いる車輪載置台車、更にはウインチ付き
車両運搬車に積み込むための傾斜部の移動にも使用可能
な車輪載置台車に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来においては、この種の走行不能車の
水平部における移動は、設備コストが高くつくガイドレ
ール上を移動可能な車輪載置式の台車や、車輪吊り上げ
式の運搬車両によって行っている。
水平部における移動は、設備コストが高くつくガイドレ
ール上を移動可能な車輪載置式の台車や、車輪吊り上げ
式の運搬車両によって行っている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、設備等の
コストの低減のために、構造がコンパクトでかつ水平部
における走行不能車の移動を人力でも簡単に行うことが
できる車輪載置台車を提供することを課題としている。
コストの低減のために、構造がコンパクトでかつ水平部
における走行不能車の移動を人力でも簡単に行うことが
できる車輪載置台車を提供することを課題としている。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この発明に係る車輪載置
台車は、車輪載置部の前に横（幅）方向にのびるバー
（ロッド）嵌合部を設けた台枠に、方向自在の前車と方
向固定の後車を取り付けた一対の台車と、両端部が一対
の台枠のバー嵌合部に脱着自在に嵌合して、一対の台車
を横方向に間隔をおいて連結する連結バーとからなる。
台車は、車輪載置部の前に横（幅）方向にのびるバー
（ロッド）嵌合部を設けた台枠に、方向自在の前車と方
向固定の後車を取り付けた一対の台車と、両端部が一対
の台枠のバー嵌合部に脱着自在に嵌合して、一対の台車
を横方向に間隔をおいて連結する連結バーとからなる。
【０００５】この発明の車輪載置台車は、一般には、走
行不能車の前部または後部のジャッキアップ操作により
持ち上げた左右の前輪または後輪に対応する地上部に、
各台車を置いた後、ジャッキダウン操作により前輪また
は後輪を車輪載置部に載せ、この後両台車のバー嵌合部
に連結バーの両端部を嵌合して両台車を連結し、この状
態で、走行不能車の後部または前部を人力で押すことに
よって、台車の前車と後車及び台車に載せない走行不能
車の後輪または前輪を転動させて、水平方向に移動する
という形態で使用する。
行不能車の前部または後部のジャッキアップ操作により
持ち上げた左右の前輪または後輪に対応する地上部に、
各台車を置いた後、ジャッキダウン操作により前輪また
は後輪を車輪載置部に載せ、この後両台車のバー嵌合部
に連結バーの両端部を嵌合して両台車を連結し、この状
態で、走行不能車の後部または前部を人力で押すことに
よって、台車の前車と後車及び台車に載せない走行不能
車の後輪または前輪を転動させて、水平方向に移動する
という形態で使用する。
【０００６】台枠の前端部には、牽引ロープ類掛け止め
部を付設することができる。この牽引ロープ類掛け止め
部に車両運搬車に装備したウインチの牽引ロープ類の先
端部を掛け止めた状態で、ウインチを操作することによ
り、傾斜させたテールゲートや荷台などの傾斜部を介し
て走行不能車を積み込むことができる。
部を付設することができる。この牽引ロープ類掛け止め
部に車両運搬車に装備したウインチの牽引ロープ類の先
端部を掛け止めた状態で、ウインチを操作することによ
り、傾斜させたテールゲートや荷台などの傾斜部を介し
て走行不能車を積み込むことができる。
【０００７】台枠に設けるバー嵌合部は、溝または穴の
形にすることができる。
形にすることができる。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下図面に基づいて、この発明に
係る車輪載置台車の実施形態を説明する。
係る車輪載置台車の実施形態を説明する。
【０００９】図示した車輪載置台車における一対の台車
１１は、それぞれ平坦な車輪載置部１３の直前部に、幅
方向にのびる角溝形のバー嵌合部（バー嵌合溝）１４を
設けるとともに前端部にフックアイ１５を取り付けた台
枠１２に、方向自在の前車１６と方向固定の後車１７を
取り付けた三輪台車構造からなっており、連結バー１８
は、台枠１２のバー嵌合部１４の角溝形に対応する角形
のバーからなっている。
１１は、それぞれ平坦な車輪載置部１３の直前部に、幅
方向にのびる角溝形のバー嵌合部（バー嵌合溝）１４を
設けるとともに前端部にフックアイ１５を取り付けた台
枠１２に、方向自在の前車１６と方向固定の後車１７を
取り付けた三輪台車構造からなっており、連結バー１８
は、台枠１２のバー嵌合部１４の角溝形に対応する角形
のバーからなっている。
【００１０】この車輪載置台車は、ジャッキアップ及び
ジャッキダウン操作を介して、例えば走行不能車２１の
左右の前輪２２を、各台車１１の車輪載置部１３に載せ
た後、両台車１１のバ−嵌合部１４に連結バー１８の両
端部を嵌合して連結した状態で、走行不能車２１をその
後部から人手によって押動することにより、台車１１の
前車１６と後車１７及び走行不能車２１の後輪２３を転
動させるという形で、走行不能車２１の工場内などの水
平部の移動に供する。
ジャッキダウン操作を介して、例えば走行不能車２１の
左右の前輪２２を、各台車１１の車輪載置部１３に載せ
た後、両台車１１のバ−嵌合部１４に連結バー１８の両
端部を嵌合して連結した状態で、走行不能車２１をその
後部から人手によって押動することにより、台車１１の
前車１６と後車１７及び走行不能車２１の後輪２３を転
動させるという形で、走行不能車２１の工場内などの水
平部の移動に供する。
【００１１】他方この車輪載置台車は、上記のように、
例えば走行不能車２１の各前輪２２を各台車１１に載せ
るとともに両台車１１を連結バー１８で連結した後、ウ
インチ付き車両積載車のウインチからのびるロープ２５
（図２参照）の先端部に取り付けた一対のフック（図示
せず）を、各台枠１２の先端部のフックアイ１５に掛け
止めた状態で、ウインチの操作により牽引するという形
で、傾斜させたテールゲートや荷台を通した車両積載車
に対する積み込みに供する。
例えば走行不能車２１の各前輪２２を各台車１１に載せ
るとともに両台車１１を連結バー１８で連結した後、ウ
インチ付き車両積載車のウインチからのびるロープ２５
（図２参照）の先端部に取り付けた一対のフック（図示
せず）を、各台枠１２の先端部のフックアイ１５に掛け
止めた状態で、ウインチの操作により牽引するという形
で、傾斜させたテールゲートや荷台を通した車両積載車
に対する積み込みに供する。
【００１２】この発明の車輪載置台車は、このほか、台
車を四輪構造にしたり、牽引ロープ類掛け止め部をフッ
クで構成するなど、種々の形態で実施することができる
もので、図示の形態に限定されるものではない。
車を四輪構造にしたり、牽引ロープ類掛け止め部をフッ
クで構成するなど、種々の形態で実施することができる
もので、図示の形態に限定されるものではない。
【００１３】
【発明の効果】この発明に係る車輪載置台車によれば、
構造も取り扱いも簡単な小形の一対の台車と連結バーと
からなるとともに、走行不能車の水平部の移動は人力に
よる押動操作を介して行うことができるので、設備や作
業等のコストが大幅に低減される。
構造も取り扱いも簡単な小形の一対の台車と連結バーと
からなるとともに、走行不能車の水平部の移動は人力に
よる押動操作を介して行うことができるので、設備や作
業等のコストが大幅に低減される。
【００１４】またこの車輪載置台車には、一対の台車と
連結バーの分離性の点から、保管スペースが少なくて済
むという利点がある。
連結バーの分離性の点から、保管スペースが少なくて済
むという利点がある。
【図１】この発明に係る車輪載置台車の実施形態の斜視
図である。
図である。
【図２】図１に示す実施形態の使用状態を示す側面図で
ある。
ある。
【図３】図１に示す実施形態の使用状態を示す正面図で
ある。
ある。
１１ 台車 １２ 台枠 １３ 車輪載置部 １４ バー嵌合部（バー嵌合溝） １５ フックアイ １６ 前車 １７ 後車 １８ 連結ロッド ２１ 走行不能車 ２２ 前輪 ２３ 後輪 ２５ ロープ
Claims (2)
- 【請求項１】 車輪載置部の前に横方向にのびるバー嵌
合部を設けた台枠に、方向自在の前車と方向固定の後車
を取り付けた一対の台車と、両端部が一対の台枠のバー
嵌合部に脱着自在に嵌合して、一対の台車を横方向に間
隔をおいて連結する連結バーとからなる、走行不能車移
動用車輪載置台車。 - 【請求項２】 台枠の前端部に、牽引ロープ類掛け止め
部を付設してなる、請求項１記載の車輪載置台車。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11068326A JP2000264218A (ja) | 1999-03-15 | 1999-03-15 | 走行不能車移動用車輪載置台車 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11068326A JP2000264218A (ja) | 1999-03-15 | 1999-03-15 | 走行不能車移動用車輪載置台車 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000264218A true JP2000264218A (ja) | 2000-09-26 |
Family
ID=13370604
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11068326A Pending JP2000264218A (ja) | 1999-03-15 | 1999-03-15 | 走行不能車移動用車輪載置台車 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000264218A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101087850B1 (ko) | 2009-06-01 | 2011-11-30 | 한국도로공사 | 견인카트 및 그 견인카트를 이용한 고장차량 견인방법 및 그 견인카트를 이용한 중량물 견인방법. |
| CN103419762A (zh) * | 2012-05-20 | 2013-12-04 | 金亚静 | 组装式汽车救援拖车 |
| JP2014076709A (ja) * | 2012-10-10 | 2014-05-01 | Yamamoto Jidosha Co Ltd | 車両移動用台車 |
| CN107650884A (zh) * | 2017-08-28 | 2018-02-02 | 傅峰峰 | 一种挪车移动平台 |
| WO2019237939A1 (zh) * | 2018-06-14 | 2019-12-19 | 宁波威迪思智能科技有限公司 | 可折叠式承载车 |
| CN113997908A (zh) * | 2021-10-25 | 2022-02-01 | 盐城工业职业技术学院 | 汽车维修的挪车机构与工作方法 |
| CN114312176A (zh) * | 2021-12-14 | 2022-04-12 | 北京北电科林电子有限公司 | 车辆自助越障系统及其安装使用方法 |
-
1999
- 1999-03-15 JP JP11068326A patent/JP2000264218A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101087850B1 (ko) | 2009-06-01 | 2011-11-30 | 한국도로공사 | 견인카트 및 그 견인카트를 이용한 고장차량 견인방법 및 그 견인카트를 이용한 중량물 견인방법. |
| CN103419762A (zh) * | 2012-05-20 | 2013-12-04 | 金亚静 | 组装式汽车救援拖车 |
| JP2014076709A (ja) * | 2012-10-10 | 2014-05-01 | Yamamoto Jidosha Co Ltd | 車両移動用台車 |
| CN107650884A (zh) * | 2017-08-28 | 2018-02-02 | 傅峰峰 | 一种挪车移动平台 |
| WO2019237939A1 (zh) * | 2018-06-14 | 2019-12-19 | 宁波威迪思智能科技有限公司 | 可折叠式承载车 |
| CN113997908A (zh) * | 2021-10-25 | 2022-02-01 | 盐城工业职业技术学院 | 汽车维修的挪车机构与工作方法 |
| CN113997908B (zh) * | 2021-10-25 | 2023-07-14 | 盐城工业职业技术学院 | 汽车维修的挪车机构与工作方法 |
| CN114312176A (zh) * | 2021-12-14 | 2022-04-12 | 北京北电科林电子有限公司 | 车辆自助越障系统及其安装使用方法 |
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