JP2000264019A - 空気入りタイヤ - Google Patents
空気入りタイヤInfo
- Publication number
- JP2000264019A JP2000264019A JP11075082A JP7508299A JP2000264019A JP 2000264019 A JP2000264019 A JP 2000264019A JP 11075082 A JP11075082 A JP 11075082A JP 7508299 A JP7508299 A JP 7508299A JP 2000264019 A JP2000264019 A JP 2000264019A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tire
- groove
- circumferential
- tread
- circumferential direction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C11/00—Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
- B60C11/03—Tread patterns
- B60C11/12—Tread patterns characterised by the use of narrow slits or incisions, e.g. sipes
- B60C11/1204—Tread patterns characterised by the use of narrow slits or incisions, e.g. sipes with special shape of the sipe
- B60C2011/1213—Tread patterns characterised by the use of narrow slits or incisions, e.g. sipes with special shape of the sipe sinusoidal or zigzag at the tread surface
Landscapes
- Tires In General (AREA)
Abstract
提供すること。 【解決手段】 周方向広幅溝14により雪上での高い直
進安定性及びコーナリング性能が得られる。横断広幅溝
14の端部を周方向幅狭溝18でタイヤ周方向に連結し
たので、タイヤ周方向エッジ成分が増加し、氷雪上での
横方向性能が向上する。タイヤ周方向に延びるセンター
リブ20が、接地圧の高いトレッドセンター部分の有効
接地面積を増し、氷上でのブレーキ性能を向上する。横
断広幅溝16において、一方のトレッド半区域のタイヤ
軸方向外側部分と、他方のトレッド半区域のタイヤ軸方
向外側部分とで、タイヤ赤道面に対してハの字形状を構
成するので、この部分の溝のエッジを接地時の踏み込み
形状60に合わせられ、氷雪上でのトラクション性を向
上できる。周方向中間幅溝24によるタイヤ周方向エッ
ジ成分により氷雪上でのコーナリング性能が向上する。
Description
り、特に、氷雪上性能に優れた空気入りタイヤに関す
る。
レスタイヤは、図3に示すようなトレッドパターンが代
表的なものであり、トレッド108に周方向に連続した
ジグザグ状に延びる周方向溝100、直線状に延びる周
方向溝102とタイヤ軸方向に延びる横溝104のそれ
ぞれによって複数の陸部106を形成したパターンが一
般的である。
中央区域からトレッド端区域まで、ほぼ均等にブロック
を配し、ブロックにほぼ均等にサイプを配していたが、
氷上性能、雪上性能ともトラクション方向は良いが、横
方向には弱かった。
トレッドを幅方向に4等分したときの中央部の2区分を
いう。
下げ、雪上性能を高めるにはネガティブ率を上げること
が有効であり、氷上性能と雪上性能とは二律背反の関係
にあった。
までほぼ均等に雪上性能を向上させる溝配分となってい
る。
形状を最適化し、雪上性能も氷上性能もバランス良く向
上させ、かつトラクション方向、横方向性能共に向上さ
せることのできる空気入りタイヤを提供することが目的
である。
は、複数の溝により区画される複数の陸部をトレッド踏
面部に備えた空気入りタイヤであって、前記トレッド踏
面の実質上幅方向中央部に配置され、タイヤ周方向に沿
って延びる周方向広幅溝と、トレッド端からタイヤ周方
向に対して傾斜してタイヤ赤道面に向かって延び、タイ
ヤ赤道面側の端部が前記周方向広幅溝に開口することな
く終端する複数の横断広幅溝と、前記周方向広幅溝より
も溝幅が狭く形成され、タイヤ周方向に隣接する前記横
断広幅溝の前記タイヤ赤道面側の端部をタイヤ周方向に
連結する周方向幅狭溝と、前記周方向広幅溝と前記周方
向幅狭溝とによって形成されるタイヤ周方向に沿って連
続して延びる一対のセンターリブと、を備え、前記横断
広幅溝は、前記トレッド踏面部をタイヤ赤道面で2つに
区分したトレッド半区域において前記トレッド半区域の
タイヤ軸方向略中央において傾斜方向が変更される変曲
区域を有して同一トレッド半区域内のタイヤ軸方向内外
側でタイヤ周方向に対して相反する方向に傾斜し、かつ
トレッド全体としてはタイヤ赤道面に対して実質上対称
模様を形成し、さらに、前記トレッド半区域におけるタ
イヤ軸方向内側の端部から接地するように配置されてお
り、前記変曲区域は、前記周方向広幅溝よりも溝幅が狭
く、かつ前記周方向幅狭溝の溝幅よりも広い溝幅を有す
る周方向中間幅溝によってタイヤ周方向に連結されてい
る、ことを特徴としている。
作用を説明する。
イヤ周方向に対して傾斜する横断溝は、タイヤ赤道面を
挟んでタイヤ軸方向の一方側と他方側とでは実質上対称
模様を形成しており、トレッドパターンがいわゆる方向
性パターンとなっているので、高いウエット性能(ハイ
ドロプレーニング性)が得られる。
方向広幅溝を配置したので、雪上での高い直進安定性、
ウエット路面での高いハイドロプレーニング性、雪上で
の高いコーナリング性能が得られる。
ヤ赤道面側の端部を周方向幅狭溝によってタイヤ周方向
に連結したので、トレッド中央域のタイヤ周方向エッジ
成分が増加し、氷雪上での横方向性能を向上することが
できる。
のセンターリブが、接地圧の高い(ショルダー側よりも
高い)トレッドセンター部分の有効接地面積を増し、氷
上でのブレーキ性能を大きく向上することができる。
域のタイヤ軸方向外側部分と、他方のトレッド半区域の
タイヤ軸方向外側部分とで、タイヤ赤道面に対してハの
字形状を構成するので、この部分の溝のエッジを、接地
時の踏み込み形状(接地形状の輪郭線)に合わせられ、
これにより横断広幅溝による食い込みが大となり、氷雪
上でのトラクション性を向上することができる。
よってタイヤ周方向に連結したので、周方向中間幅溝に
よるタイヤ周方向エッジ成分が増加し、また、タイヤ周
方向の排水性能が向上する。したがって、氷雪上でのコ
ーナリング性能及びハイドロプレーニング性が向上す
る。
の空気入りタイヤにおいて、前記横断広幅溝は、前記変
曲区域よりタイヤ軸方向外側部分のタイヤ周方向に対す
る角度が90°〜130°の範囲内にあり、前記変曲区
域よりタイヤ軸方向内側部分のタイヤ周方向に対する角
度が30°〜70°の範囲内にあることを特徴としてい
る。
作用を説明する。
側部分のタイヤ周方向に対する角度を90°〜130°
の範囲内に設定することにより、このタイヤ軸方向外側
部分を接地時の踏み込み形状(接地形状の輪郭線)に対
して略平行に設定することができ、横断広幅溝による食
い込みを確実に大とすることができ、氷雪上でのトラク
ション性を確実に向上することができる。
方向内側部分のタイヤ周方向に対する角度を30°〜7
0°の範囲内に設定することにより、このタイヤ軸方向
内側部分のエッジが、タイヤ転動時に、常に連続的に接
地面内に連続的に入ってくるため、トラクション性能
(特にスピン時)を向上することができる。
請求項2に記載の空気入りタイヤにおいて、前記周方向
幅狭溝及び前記周方向中間幅溝は、各々隣接する二つの
前記横断広幅溝の間において、実質上直線状に形成さ
れ、かつタイヤ赤道面側の延長線がタイヤ回転方向前方
側のタイヤ赤道面と交差するようにタイヤ周方向に対し
て傾斜し、さらに、タイヤ周方向に対する鋭角側から測
定した角度が0°〜25°の範囲内にあることを特徴と
している。
作用を説明する。
タイヤ周方向に対する角度を0°〜25°に設定したの
で、タイヤ周方向エッジ成分が確保され、氷雪上でのコ
ーナリング性能を向上することができる。
溝及び周方向中間幅溝による氷雪上でのコーナリング性
能の向上が望めなくなる。
3の何れか1項に記載の空気入りタイヤにおいて、互い
に隣接する一対の前記横断広幅溝、前記周方向中間幅溝
及び前記周方向幅狭溝によって区画された陸部は、前記
横断広幅溝の前記変曲区域よりタイヤ軸方向外側部分の
タイヤ赤道面側の延長線上に形成された補助溝によって
略三角形状の2つの小陸部に2分されていることを特徴
としている。
作用を説明する。
中間幅溝及び周方向幅狭溝によって区画された陸部を、
補助溝によって略三角形状の2つの小陸部に2分するこ
とで、トレッド中央区域においても、接地時の踏み込み
形状に略平行なエッジを形成でき、さらにトラクション
性能を向上することができる。
求項4の何れか1項に記載の空気入りタイヤにおいて、
タイヤ赤道面を境にして一方のトレッド半区域と他方の
トレッド半区域とは、パターン模様がタイヤ周方向に半
ピッチの位相差を設けていることを特徴としている。
作用を説明する。
イヤ赤道面を境にして一方のトレッド半区域のパターン
模様と、他方のトレッド半区域のパターン模様がタイヤ
周方向に半ピッチの位相差を設けているので、トレッド
踏面部のエッジを接地面内に断続的に働かせることがで
き、また、パターンノイズを低減することができる。
求項5の何れか1項に記載の空気入りタイヤにおいて、
トレッド踏面部に複数のサイプを形成したことを特徴と
している。
作用を説明する。
レッド踏面部に複数のサイプを設けたので、氷上を走行
したときに、トレッドと氷面との間に介在する水を吸収
除去すると共にサイプのエッジにより水膜を切断するの
で、氷上性能が向上する。
形態を図1及び図2にしたがって説明する。
方向はタイヤ軸方向、矢印A方向はタイヤ回転方向、矢
印B方向はタイヤの進行方向を示している。
タイヤ10のトレッド12(トレッド幅W)には、タイ
ヤ赤道面CL上にタイヤ周方向に沿って延びる周方向幅
広溝14が形成されている。
向側のトレッド端12L及び図1の矢印R方向側のトレ
ッド端12Rから、各々タイヤ赤道面CLに向けて複数
の横断広幅溝16が形成されている。
側が周方向幅広溝14に開口することなく終端してい
る。
タイヤ赤道面CL側の端部は、タイヤ周方向に沿って延
び、かつ周方向幅広溝14よりも溝幅が狭く形成された
周方向幅狭溝18によって連結されている。
側の周方向幅狭溝18とによってタイヤ周方向に沿って
連続して延びる一対のセンターリブ20が形成されてい
る。
る横断広幅溝16と、矢印R方向側のトレッド端12R
から延びる横断広幅溝16とは、トレッド半区域(トレ
ッド幅Wの半分の領域。タイヤ赤道面CLからトレッド
端までの領域。)のタイヤ軸方向略中央において、傾斜
方向が変更される変曲区域22を有しており、同一トレ
ッド半区域内のタイヤ軸方向内外側でタイヤ周方向に対
して相反する方向に傾斜し、かつトレッド12全体とし
てはタイヤ赤道面CLに対して実質上対称模様を形成
し、さらに、このトレッド半区域におけるタイヤ赤道面
CL側(タイヤ軸方向内側)の端部から接地するように
配置されている。
は、変曲区域22のタイヤ軸方向内側部分と、変曲区域
22のタイヤ軸方向外側部分とは、各々直線形状であ
る。
4よりも溝幅が狭く、かつ周方向幅狭溝18の溝幅より
も広い溝幅を有する周方向中間幅溝24によってタイヤ
周方向に連結されている。
タイヤ軸方向外側部分のタイヤ周方向に対する角度θ1
が90°〜130°の範囲内にあり、変曲区域22より
タイヤ軸方向内側部分のタイヤ周方向に対する角度θ2
が30°〜70°の範囲内にあることが好ましい。
よりタイヤ軸方向外側部分のタイヤ周方向に対する角度
θ1が110°、変曲区域22よりタイヤ軸方向内側部
分のタイヤ周方向に対する角度θ2が50°に設定され
ている。
は、各々隣接する二つの横断広幅溝16間において、直
線状に形成され、かつタイヤ赤道面CLの延長線(図示
せず)がタイヤ回転方向前方側(矢印A方向側)のタイ
ヤ赤道面CLと交差するようにタイヤ周方向に対して傾
斜している。
鋭角側から測定した角度θ3は0°〜25°の範囲内に
あることが好ましく、周方向中間幅溝24のタイヤ周方
向に対する鋭角側から測定した角度θ4は0°〜25°
の範囲内にあることが好ましい。
は5°、周方向中間幅溝24の角度θ4は5°に設定さ
れている。
16、周方向中間幅溝24及び周方向幅狭溝18によっ
て区画された略菱形の陸部26は、横断広幅溝16の変
曲区域22よりタイヤ軸方向外側部分のタイヤ赤道面C
L側の延長線(図示せず)上に形成された補助溝28に
よって二分されており、補助溝28のタイヤ軸方向内側
には略三角形状の第1の陸部26Aが、補助溝28のタ
イヤ軸方向外側には略三角形状の第2の陸部26Bが区
画されている。
外側には、周方向中間幅溝24と横断広幅溝16とによ
って略菱形の第3の陸部30が区画されている。
に対して傾斜するジグザグ形状のサイプ32が複数形成
されており、タイヤ赤道面CLを挟んで一方のセンター
リブ20と他方のセンターリブ20では、サイプ32の
傾斜方向が逆である。
溝18に連結するサイプ36A〜Dが補助溝28と平行
に複数設けられ、一端が補助溝28に連結するサイプ3
8が前記サイプ36A〜Dと反対方向に傾斜して設けら
れ、一端が横断広幅溝16に連結するサイプ40が前記
サイプ36A〜Dと反対方向に傾斜して設けられてい
る。
イプ36Aの陸部内の端部がサイプ38の中間部に連結
され、サイプ36Bの陸部内の端部がサイプ40の中間
部に連結され、サイプ38の陸部内の端部がサイプ36
Bの中間部に連結され、サイプ40の陸部内の端部がサ
イプ36Cの中間部に連結されることにより、タイヤ赤
道面CLに沿って屈曲して延びる疑似サイプ42が形成
されている。
向中間幅溝24に連結するサイプ44A〜Dが補助溝2
8と平行に複数設けられ、一端が横断広幅溝16に連結
するサイプ46が前記サイプ44と反対方向に傾斜して
設けられ、一端が補助溝28に連結するサイプ48が前
記サイプ44と反対方向に傾斜して設けられている。
イプ46の陸部内の端部がサイプ44Bの中間部に連結
され、サイプ48の陸部内の端部がサイプ44Cの中間
部に連結され、サイプ44Cの陸部内の端部がサイプ4
6の中間部に連結され、サイプ44Dの陸部内の端部が
サイプ48の中間部に連結されることにより、タイヤ赤
道面CLに沿って屈曲して延びる疑似サイプ50が形成
されている。
側から延びるサイプ52A〜Dが横断広幅溝16と平行
に設けられ、一端が周方向中間幅溝24に連結するサイ
プ54A〜Cが前記サイプ52A〜Dと反対方向に傾斜
して設けられ、一端が横断広幅溝16に連結するサイプ
56が前記サイプ52A〜Dと反対方向に傾斜して設け
られている。
プ52Aの陸部内の端部がサイプ54Aの中間部に連結
され、サイプ52Bの陸部内の端部がサイプ54Bの中
間部に連結され、サイプ52Cの陸部内の端部がサイプ
54Cの中間部に連結され、サイプ52Dの陸部内の端
部がサイプ56の中間部に連結され、サイプ54Bの陸
部内の端部がサイプ52Aの中間部に連結され、サイプ
54Cの陸部内の端部がサイプ52Bの中間部に連結さ
れ、サイプ56の陸部内の端部がサイプ52Cの中間部
に連結されることにより、タイヤ赤道面CLに沿って屈
曲して延びる疑似サイプ58が形成されている。 (作用)次に、本実施形態の空気入りタイヤ10の作用
を説明する。 (1) 本実施形態の空気入りタイヤ10は、タイヤ赤
道面CLの両側で横断広幅溝16、周方向幅狭溝18及
び周方向中間幅溝24の傾斜方向が異なり、トレッドパ
ターンが方向性パターンとなっているので、高いウエッ
ト性能(ハイドロプレーニング性)が得られる。 (2) トレッド12の幅方向中央部に、周方向幅広溝
14を配置したので、雪上での高い直進安定性及びコー
ナリング性と、ウエット路面での高いハイドロプレーニ
ング性が得られる。 (3) タイヤ周方向に隣接する横断広幅溝16のタイ
ヤ赤道面CL側の端部を周方向幅狭溝18によってタイ
ヤ周方向に連結したので、トレッド中央域のタイヤ周方
向エッジ成分が増加し、氷雪上での横方向性能を向上す
ることができる。 (4) タイヤ周方向に沿って連続して延びる一対のセ
ンターリブ20が、接地圧の高い(ショルダー側よりも
高い)トレッドセンター部分の有効接地面積を増し、氷
上でのブレーキ性能を大きく向上することができる。
されたブロック状の陸部を形成すると、リブ形状の陸部
よりもブロック形状の陸部の方がタイヤ周方向の剛性は
低いため、接地したブロック状の陸部に倒れ込みが生
じ、この結果、陸部の一部に路面と接地しない部分が生
じ、氷上でのブレーキ性能は低下する。 (5) トレッド12に、トレッド端L,Rから各々セ
ンターリブ20へ向けて延びる横断広幅溝16がタイヤ
周方向に複数配置されているので、高いトラクション性
能及びブレーキ性能が得られる。 (6) 横断広幅溝16において、一方のトレッド半区
域のタイヤ軸方向外側部分と、他方のトレッド半区域の
タイヤ軸方向外側部分とで、タイヤ赤道面CLに対して
ハの字形状を構成するので、この部分の溝のエッジが接
地時の踏み込み形状(接地形状の輪郭線)60(図1参
照)に対して平行に近づく。したがって、氷雪上を走行
する際、横断広幅溝16による食い込みが大となり、氷
雪上でのトラクション性を向上することができる。
外側部分のタイヤ周方向に対する角度θ1を90°〜1
30°の範囲内に設定することにより、このタイヤ軸方
向外側部分を接地時の踏み込み形状60に対して略平行
に設定することができ、横断広幅溝による食い込みを確
実に大とすることができ、氷雪上でのトラクション性を
確実に向上することができる。 (7) 横断広幅溝16の変曲区域22を周方向中間幅
溝24によってタイヤ周方向に連結したので、周方向中
間幅溝24によるタイヤ周方向エッジ成分が増加し、ま
た、タイヤ周方向の排水性能が向上する。したがって、
氷雪上でのコーナリング性能及びハイドロプレーニング
性が向上する。 (8) 横断広幅溝16の上記タイヤ軸方向内側部分の
タイヤ周方向に対する角度θ2を30°〜70°の範囲
内に設定することにより、このタイヤ軸方向内側部分の
エッジが、タイヤ転動時に常に連続的に接地面内に連続
的に入ってくるため、トラクション性能(特にスピン
時)を向上することができる。 (9) 周方向幅狭溝18のタイヤ周方向に対する鋭角
側から測定した角度θ3を0°〜25°の範囲内とし、
周方向中間幅溝24のタイヤ周方向に対する鋭角側から
測定した角度θ4を0°〜25°の範囲内としたので、
タイヤ周方向エッジ成分が確保され、氷雪上でのコーナ
リング性能を向上することができる。
と、周方向幅狭溝18及び周方向中間幅溝24による氷
雪上でのコーナリング性能の向上が望めなくなる。 (10) 略菱形の陸部26に、変曲区域22よりタイ
ヤ軸方向外側部分のタイヤ赤道面CL側の延長線上に形
成された補助溝28を形成したので、トレッド中央区域
においても、接地時の踏み込み形状60に略平行なエッ
ジを形成でき、さらにトラクション性能を向上すること
ができる。 (11) タイヤ赤道面CLを境にして一方のトレッド
半区域のパターン模様と、他方のトレッド半区域のパタ
ーン模様がタイヤ周方向に半ピッチの位相差を設けてい
るので、トレッド12内のエッジを接地面内に断続的に
働かせることができ、また、パターンノイズを低減する
ことができる。 (12) 本実施形態の空気入りタイヤ10では、トレ
ッド12のセンターリブ20にサイプ32を、第1の陸
部26Aにサイプ36A〜36D,38,40、第2の
陸部26Bにサイプ44A〜44D,46,48、第3
の陸部30にサイプ52A〜D,54A〜C,56を形
成したので、スタッドレスタイヤとしての高い氷雪上性
能が得られる。 (13) 第1の陸部26Aにおいてはタイヤ赤道面C
Lに沿って屈曲して延びる疑似サイプ42が形成され、
第2の陸部26Bにおいてはタイヤ赤道面CLに沿って
屈曲して延びる疑似サイプ50が形成され、さらに、第
3の陸部30においてはタイヤ赤道面CLに沿って屈曲
して延びる疑似サイプ58が形成され、各陸部のサイプ
のエッジ密度は、中央部分よりもその周辺部分が下がる
ため、各陸部は周辺部分剛性を確保しつつ、中央部分の
剛性を低下させることができ、陸部の倒れ込みを抑えて
接地面積を確保することができ、陸部の倒れ込みによる
氷雪上性能の低下が防止される。 (14) サイプ32,36A〜36D,38,40、
44A〜44D,46,48、52A〜D,54A〜
C,56は各々ジグザグ形状であるので、タイヤ周方向
及びタイヤ軸方向ともにエッジ成分を増加でき、これに
より、氷上での特にコーナリング性能を向上することが
できる。 (15) 各陸部においては、陸部のタイヤ軸方向中央
線に対して矢印L方向にあるサイプと矢印R方向にある
サイプとでは互いに反対方向に傾斜させ、陸部内のサイ
プに方向性を持たせたので、陸部内での剛性の異方性を
少なくすることができ、一方向には変形し難く、他方向
には変形し易いといった変形のムラを抑えることができ
る。このため、ハンドルの切り角によって、即ち、空気
入りタイヤ10の向きによって特性が変化するといった
問題は生じなくなる。
な場合では、ある方向にはサイプのエッジ効果がでる
が、他の方向にはサイプのエッジ効果がでないという問
題が生じる。 (16) サイプ36,38,40,44,46,4
8,52,54,56がジグザグ形状であり、振幅中心
の軌跡を連続した形状が直線状としたので、この空気入
りタイヤ10を成形するモールドのブレード(サイプを
形成する板材)を製造し易くなる。 (試験例1)本発明の効果を確かめるために、本発明の
適用された実施例のタイヤと、従来例のタイヤを用意
し、雪上フィーリング、雪上ブレーキ性能、雪上トラク
ション性能、氷上フィーリング、氷上ブレーキ性能及び
ウエットハイドロプレーニング性能について比較を行っ
た。
ーンを有するタイヤ(タイヤサイズ:195/65R1
5)である(図1参照)。周方向幅広溝の溝幅は9mm、
周方向幅狭溝の溝幅は3mm、周方向中間幅溝の溝幅は
5.5mm、横断広幅溝の溝幅はトレッド端部で8mm、1
/4点付近で7.3mm、補助溝28の溝幅は2mmであ
る。なお、1/4点とは、接地幅を4等分した時、タイ
ヤ幅方向最外側の領域とその内側に隣接する領域との境
界部分のことを指す。
向外側部分のタイヤ周方向に対する角度θ1が110
°、横断広幅溝16の変曲区域よりタイヤ軸方向内側部
分のタイヤ周方向に対する角度θ2が50°、周方向幅
狭溝18のタイヤ周方向に対する鋭角側から測定した角
度θ3は5°、周方向中間幅溝24のタイヤ周方向に対
する鋭角側から測定した角度θ4は5°である。
グの振幅は1.6mm、周期は3.2mmである。また、ト
レッドのネガティブ率は34.5%である。
のタイヤ周方向にジグザグ状に延びる周方向溝100、
直線状に延びる周方向溝102及びタイヤ軸方向に延び
る横溝104によって区画されるブロック状の陸部10
6をトレッド108に多数設けたタイヤ(タイヤサイ
ズ:195/65R15)であり、各陸部106には、
タイヤ軸方向に沿って直線状に延びる複数のサイプ11
0がタイヤ周方向にほぼ等間隔に形成されている。
02の溝幅は7.5mm、横溝104の溝幅は7.5mm、
サイプ110の幅は0.5mmである。また、トレッドの
ネガティブ率は45%である。 雪上フィーリング:圧雪路面のテストコースにおけ
る制動性、発進性、直進性、コーナリング性の総合フィ
ーリンング評価。評価は、従来例を100とする指数で
表しており、指数が大きいほど雪上フィーリングに優れ
ていることを示す。 雪上ブレーキ性能:圧雪上を40km/hからフル制動
したときの制動距離を計測した。評価は、従来例の制動
距離の逆数を100とする指数で表した。指数が大きい
ほど雪上ブレーキ性能に優れていることを示す。 雪上トラクション性能:圧雪上で50mの距離での
発進からの加速タイムを計測した。評価は、従来例の加
速タイムの逆数を100とする指数で表した。指数が大
きいほど雪上トラクション性能に優れていることを示
す。 氷上フィーリング:氷盤路面のテストコースにおけ
る制動性、発進性、直進性、コーナリング性の総合フィ
ーリンング評価。評価は、従来例を100とする指数で
表しており、指数が大きいほど氷上フィーリングに優れ
ていることを示す。 氷上ブレーキ性能:氷盤上を20km/hからフル制動
したときの制動距離を計測した。評価は、従来例の制動
距離の逆数を100とする指数で表した。指数が大きい
ほど雪上ブレーキ性能に優れていることを示す。 ウエットハイドロプレーニング性能:水深5mmのウ
エット路通過時のハイドロプレーニング発生限界速度の
フィーリング評価。評価は従来例を100とする指数で
表しており、指数が大きいほど性能に優れていることを
示す。
タイヤは、従来のタイヤに比較して、雪上フィーリン
グ、雪上ブレーキ性能、雪上トラクション性能、氷上フ
ィーリング、氷上ブレーキ性能及びウエットハイドロプ
レーニング性能の何れにおいても性能が向上した。 (試験例2)次に、図1に示すパターンのタイヤの横断
広幅溝の変曲区域よりタイヤ軸方向外側部分のタイヤ周
方向に対する角度θ1のみを種々変更した試験タイヤ7
種(試験例1〜7)、横断広幅溝の変曲区域よりタイヤ
軸方向内側部分のタイヤ周方向に対する角度θ2のみを
種々変更した試験タイヤ6種(試験例8〜13)及び、
周方向幅狭溝のタイヤ周方向に対する鋭角側から測定し
た角度θ3のみを種々変更した試験タイヤ4種(試験例
14〜17)を用意し、試験例1〜7のタイヤについて
は雪上トラクション性を、試験例8〜13のタイヤにつ
いては雪上スピニングトラクション性を、試験例14〜
17のタイヤについては氷雪上コーナリング性及び氷雪
上直進安定性の試験を行った。 雪上トラクション性能:雪上で、タイヤを静止状態
からスリップさせずに一定距離までの到達時間を測定し
た。評価は、角度θ1が90°のタイヤを100とする
指数で表した。指数が大きいほど雪上トラクション性能
に優れていることを示す。 雪上スピニングトラクション性:雪上で、タイヤを
所定の回転数でスリップさせて発進させ、一定距離まで
の到達時間を測定した。評価は、到達時間を逆数とし、
角度θ2が30°のタイヤを100とする指数で表して
おり、指数が大きいほど雪上スピニングトラクション性
に優れていることを示す。 氷雪上コーナリング性:氷雪路面のテストコースに
おけるコーナリング性のフィーリンング評価。評価は、
角度θ3が0°のタイヤを100とする指数で表してお
り、指数が大きいほど氷雪上コーナリング性に優れてい
ることを示す。 氷雪上直進安定性能:氷雪路面のテストコースにお
ける直進安定性のフィーリンング評価。評価は、角度θ
3が20のタイヤを100とする指数で表しており、指
数が大きいほど氷雪上直進安定性能に優れていることを
示す。
広幅溝のタイヤ軸方向外側の角度θ1が110°のとき
最も高く、雪上スピニングトラクション性能は横断広幅
溝のタイヤ軸方向内側の角度θ2が50°のとき最も高
くなることが分かった。
進安定性能とを両立するには、角度θ3を5°〜20°
の範囲が良いことが分かった。
タイヤは上記のようにトレッドの溝形状を最適化したの
で、雪上性能も氷上性能もバランス良く向上させ、かつ
トラクション方向、横方向性能共に向上させることがで
きる、という優れた効果を有する。
レッドの平面図である。
ある。
Claims (6)
- 【請求項1】 複数の溝により区画される複数の陸部を
トレッド踏面部に備えた空気入りタイヤであって、 前記トレッド踏面の実質上幅方向中央部に配置され、タ
イヤ周方向に沿って延びる周方向広幅溝と、 トレッド端からタイヤ周方向に対して傾斜してタイヤ赤
道面に向かって延び、タイヤ赤道面側の端部が前記周方
向広幅溝に開口することなく終端する複数の横断広幅溝
と、 前記周方向広幅溝よりも溝幅が狭く形成され、タイヤ周
方向に隣接する前記横断広幅溝の前記タイヤ赤道面側の
端部をタイヤ周方向に連結する周方向幅狭溝と、 前記周方向広幅溝と前記周方向幅狭溝とによって形成さ
れるタイヤ周方向に沿って連続して延びる一対のセンタ
ーリブと、 を備え、 前記横断広幅溝は、前記トレッド踏面部をタイヤ赤道面
で2つに区分したトレッド半区域において前記トレッド
半区域のタイヤ軸方向略中央において傾斜方向が変更さ
れる変曲区域を有して同一トレッド半区域内のタイヤ軸
方向内外側でタイヤ周方向に対して相反する方向に傾斜
し、かつトレッド全体としてはタイヤ赤道面に対して実
質上対称模様を形成し、さらに、前記トレッド半区域に
おけるタイヤ軸方向内側の端部から接地するように配置
されており、 前記変曲区域は、前記周方向広幅溝よりも溝幅が狭く、
かつ前記周方向幅狭溝の溝幅よりも広い溝幅を有する周
方向中間幅溝によってタイヤ周方向に連結されている、
ことを特徴とする空気入りタイヤ。 - 【請求項2】 前記横断広幅溝は、前記変曲区域よりタ
イヤ軸方向外側部分のタイヤ周方向に対する角度が90
°〜130°の範囲内にあり、前記変曲区域よりタイヤ
軸方向内側部分のタイヤ周方向に対する角度が30°〜
70°の範囲内にあることを特徴とする請求項1に記載
の空気入りタイヤ。 - 【請求項3】 前記周方向幅狭溝及び前記周方向中間幅
溝は、各々隣接する二つの前記横断広幅溝の間におい
て、実質上直線状に形成され、かつタイヤ赤道面側の延
長線がタイヤ回転方向前方側のタイヤ赤道面と交差する
ようにタイヤ周方向に対して傾斜し、さらに、タイヤ周
方向に対する鋭角側から測定した角度が0°〜25°の
範囲内にあることを特徴とする請求項1または請求項2
に記載の空気入りタイヤ。 - 【請求項4】 互いに隣接する一対の前記横断広幅溝、
前記周方向中間幅溝及び前記周方向幅狭溝によって区画
された陸部は、前記横断広幅溝の前記変曲区域よりタイ
ヤ軸方向外側部分のタイヤ赤道面側の延長線上に形成さ
れた補助溝によって略三角形状の2つの小陸部に2分さ
れていることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れ
か1項に記載の空気入りタイヤ。 - 【請求項5】 タイヤ赤道面を境にして一方のトレッド
半区域と他方のトレッド半区域とは、パターン模様がタ
イヤ周方向に半ピッチの位相差を設けていることを特徴
とする請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の空気
入りタイヤ。 - 【請求項6】 トレッド踏面部に複数のサイプを形成し
たことを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか1項
に記載の空気入りタイヤ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07508299A JP4209993B2 (ja) | 1999-03-19 | 1999-03-19 | 空気入りタイヤ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07508299A JP4209993B2 (ja) | 1999-03-19 | 1999-03-19 | 空気入りタイヤ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000264019A true JP2000264019A (ja) | 2000-09-26 |
JP4209993B2 JP4209993B2 (ja) | 2009-01-14 |
Family
ID=13565914
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07508299A Expired - Lifetime JP4209993B2 (ja) | 1999-03-19 | 1999-03-19 | 空気入りタイヤ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4209993B2 (ja) |
Cited By (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1070606A2 (en) * | 1999-07-19 | 2001-01-24 | Bridgestone Corporation | Pneumatic tire |
JP2001030720A (ja) * | 1999-07-19 | 2001-02-06 | Bridgestone Corp | 空気入りタイヤ |
EP1195271A2 (de) * | 2000-10-06 | 2002-04-10 | Continental Aktiengesellschaft | Fahrzeugreifen |
JP2003211921A (ja) * | 2002-01-25 | 2003-07-30 | Bridgestone Corp | 空気入りタイヤ |
WO2009057663A1 (ja) * | 2007-10-30 | 2009-05-07 | Bridgestone Corporation | 空気入りタイヤ |
JP2009248750A (ja) * | 2008-04-07 | 2009-10-29 | Toyo Tire & Rubber Co Ltd | 空気入りタイヤ |
JP2010095221A (ja) * | 2008-10-20 | 2010-04-30 | Bridgestone Corp | 空気入りタイヤ |
WO2010092742A1 (ja) * | 2009-02-13 | 2010-08-19 | 株式会社ブリヂストン | 空気入りタイヤ |
JP2010260480A (ja) * | 2009-05-08 | 2010-11-18 | Bridgestone Corp | タイヤ |
JP2012096782A (ja) * | 2010-10-29 | 2012-05-24 | Goodyear Tire & Rubber Co:The | スタッドレスタイヤのトレッドのサイプパターン |
JP2014080112A (ja) * | 2012-10-16 | 2014-05-08 | Bridgestone Corp | 空気入りタイヤ |
JP2014097792A (ja) * | 2014-01-28 | 2014-05-29 | Bridgestone Corp | 空気入りタイヤ |
WO2017082408A1 (ja) * | 2015-11-12 | 2017-05-18 | 株式会社ブリヂストン | タイヤ |
WO2022254749A1 (ja) | 2021-05-31 | 2022-12-08 | 株式会社ブリヂストン | 加硫ゴム組成物及びタイヤ |
WO2022254750A1 (ja) | 2021-05-31 | 2022-12-08 | 株式会社ブリヂストン | ゴム組成物及びタイヤ |
WO2022254751A1 (ja) | 2021-05-31 | 2022-12-08 | 株式会社ブリヂストン | ゴム組成物及びタイヤ |
WO2022270122A1 (ja) | 2021-06-22 | 2022-12-29 | 株式会社ブリヂストン | 加硫ゴム組成物及びタイヤ |
JP7461249B2 (ja) | 2020-08-17 | 2024-04-03 | Toyo Tire株式会社 | 空気入りタイヤ |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6141998B2 (ja) * | 2012-12-20 | 2017-06-07 | ブリヂストン アメリカズ タイヤ オペレーションズ、 エルエルシー | タイヤ |
-
1999
- 1999-03-19 JP JP07508299A patent/JP4209993B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (31)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1070606A2 (en) * | 1999-07-19 | 2001-01-24 | Bridgestone Corporation | Pneumatic tire |
JP2001030720A (ja) * | 1999-07-19 | 2001-02-06 | Bridgestone Corp | 空気入りタイヤ |
EP1070606A3 (en) * | 1999-07-19 | 2003-03-26 | Bridgestone Corporation | Pneumatic tire |
US6571844B1 (en) | 1999-07-19 | 2003-06-03 | Bridgestone Corporation | Pneumatic tire having tread including pairs of sipes |
EP1195271A2 (de) * | 2000-10-06 | 2002-04-10 | Continental Aktiengesellschaft | Fahrzeugreifen |
EP1195271A3 (de) * | 2000-10-06 | 2003-02-05 | Continental Aktiengesellschaft | Fahrzeugreifen |
JP2003211921A (ja) * | 2002-01-25 | 2003-07-30 | Bridgestone Corp | 空気入りタイヤ |
CN101835636A (zh) * | 2007-10-30 | 2010-09-15 | 株式会社普利司通 | 充气轮胎 |
EP2210749A4 (en) * | 2007-10-30 | 2011-08-31 | Bridgestone Corp | PNEUMATIC |
EP2210749A1 (en) * | 2007-10-30 | 2010-07-28 | Bridgestone Corporation | Pneumatic tire |
JP2009107471A (ja) * | 2007-10-30 | 2009-05-21 | Bridgestone Corp | 空気入りタイヤ |
WO2009057663A1 (ja) * | 2007-10-30 | 2009-05-07 | Bridgestone Corporation | 空気入りタイヤ |
US9085202B2 (en) | 2007-10-30 | 2015-07-21 | Bridgestone Corporation | Pneumatic tire |
JP2009248750A (ja) * | 2008-04-07 | 2009-10-29 | Toyo Tire & Rubber Co Ltd | 空気入りタイヤ |
JP4499808B2 (ja) * | 2008-04-07 | 2010-07-07 | 東洋ゴム工業株式会社 | 空気入りタイヤ |
JP2010095221A (ja) * | 2008-10-20 | 2010-04-30 | Bridgestone Corp | 空気入りタイヤ |
WO2010092742A1 (ja) * | 2009-02-13 | 2010-08-19 | 株式会社ブリヂストン | 空気入りタイヤ |
US8746303B2 (en) | 2009-02-13 | 2014-06-10 | Bridgestone Corporation | Pneumatic tire |
RU2473430C1 (ru) * | 2009-02-13 | 2013-01-27 | Бриджстоун Корпорейшн | Пневматическая шина |
JP5351905B2 (ja) * | 2009-02-13 | 2013-11-27 | 株式会社ブリヂストン | 空気入りタイヤ |
JP2010260480A (ja) * | 2009-05-08 | 2010-11-18 | Bridgestone Corp | タイヤ |
JP2012096782A (ja) * | 2010-10-29 | 2012-05-24 | Goodyear Tire & Rubber Co:The | スタッドレスタイヤのトレッドのサイプパターン |
JP2014080112A (ja) * | 2012-10-16 | 2014-05-08 | Bridgestone Corp | 空気入りタイヤ |
JP2014097792A (ja) * | 2014-01-28 | 2014-05-29 | Bridgestone Corp | 空気入りタイヤ |
WO2017082408A1 (ja) * | 2015-11-12 | 2017-05-18 | 株式会社ブリヂストン | タイヤ |
JPWO2017082408A1 (ja) * | 2015-11-12 | 2018-08-30 | 株式会社ブリヂストン | タイヤ |
JP7461249B2 (ja) | 2020-08-17 | 2024-04-03 | Toyo Tire株式会社 | 空気入りタイヤ |
WO2022254749A1 (ja) | 2021-05-31 | 2022-12-08 | 株式会社ブリヂストン | 加硫ゴム組成物及びタイヤ |
WO2022254750A1 (ja) | 2021-05-31 | 2022-12-08 | 株式会社ブリヂストン | ゴム組成物及びタイヤ |
WO2022254751A1 (ja) | 2021-05-31 | 2022-12-08 | 株式会社ブリヂストン | ゴム組成物及びタイヤ |
WO2022270122A1 (ja) | 2021-06-22 | 2022-12-29 | 株式会社ブリヂストン | 加硫ゴム組成物及びタイヤ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4209993B2 (ja) | 2009-01-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2000264019A (ja) | 空気入りタイヤ | |
EP3000622B1 (en) | Pneumatic tire | |
JP5102711B2 (ja) | 空気入りタイヤ | |
CN107539031B (zh) | 轮胎 | |
CN108725101B (zh) | 轮胎 | |
JPH0547405B2 (ja) | ||
US20160297249A1 (en) | Pneumatic tire | |
JP4262817B2 (ja) | 空気入りタイヤ | |
JPH10230712A (ja) | オール・シーズン乗用車用空気入りラジアル・タイヤ | |
CN108454324B (zh) | 轮胎 | |
JP4404398B2 (ja) | 空気入りタイヤ | |
JP3113388B2 (ja) | 空気入りタイヤ | |
JP4441009B2 (ja) | 空気入りタイヤ | |
JP4381869B2 (ja) | 空気入りタイヤ | |
JP2001030720A (ja) | 空気入りタイヤ | |
JPH06143935A (ja) | 空気入りタイヤ | |
CN110091676B (zh) | 轮胎 | |
JPH1120413A (ja) | オール・シーズン乗用車用空気入りラジアル・タイヤ | |
JP4020685B2 (ja) | 空気入りタイヤ | |
JPH06305307A (ja) | 空気入り冬用タイヤ | |
JPH03271003A (ja) | 空気入りタイヤ | |
JPH10309910A (ja) | 空気入りタイヤ | |
JPH1024707A (ja) | 氷雪路用空気入りタイヤ | |
US11179973B2 (en) | Tire | |
JP4148601B2 (ja) | 空気入りタイヤ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060223 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20081017 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20081021 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20081024 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111031 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121031 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121031 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131031 Year of fee payment: 5 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |