JP2000263973A - Idカード - Google Patents

Idカード

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JP2000263973A
JP2000263973A JP6582399A JP6582399A JP2000263973A JP 2000263973 A JP2000263973 A JP 2000263973A JP 6582399 A JP6582399 A JP 6582399A JP 6582399 A JP6582399 A JP 6582399A JP 2000263973 A JP2000263973 A JP 2000263973A
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JP6582399A
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English (en)
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Akisuke Tsukada
哲資 塚田
Sukesato Fujii
祐里 藤居
Akihiro Mizumura
明広 水村
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 IDカードを所持する臨時従業者が次々に代
わっても、IDカードの表示部に表示された個人情報を
書き換えることができ、またIDカードの記録部の記録
情報を書き換えることができ、しかもIDカードに付着
する可能性のある各種の菌に対する衛生上の対策を施し
たIDカードを提供する。 【解決手段】 カード所持者の身分を証明するためのI
Dカードであって、合成樹脂基材が複数積層され、該合
成樹脂基材の少なくとも表面側の基材に無機系抗菌剤が
練り込まれてなるカード基材と、前記カードに設けら
れ、カード所持者に関する情報が書き換え可能に表示さ
れた表示部と、カード所持者に関する情報が書き換え可
能に記録された記録部とを設けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、身分を証明するI
Dカードに関する。特に、一定期間だけ臨時に雇用する
臨時従業員向けなどおいて、雇用者が一時的に発行する
IDカードであって、その臨時従業員の雇用期間が終了
した後、他の臨時従業員を雇用した際に、同一のIDカ
ードを用いて身分を証明することに再使用することが可
能なIDカードに関する。
【0002】
【従来の技術】企業などが従業員を雇う場合に、正社員
としてではなく一定期間、臨時に雇用する場合がある。
例えば、アルバイト、パート、派遣社員、季節工員など
様々な呼び方で呼ばれているが、いずれも短期間、長期
間を問わずあらかじめ定めた雇用期間が終了したり、ま
た、従業員側からの希望などにより仕事を辞めていくこ
とで、これらの臨時従業者は比較的頻繁に雇用関係が解
消される場合が多い。
【0003】また、雇用者側においては、これらの臨時
従業者の雇用管理上、その身分を証明するために、カー
ド等の媒体を持たせて様々な管理に利用することが一般
的に行われている。例えば、セキュリティー管理上、出
社の際にIDカード(身分証明用カード)を守衛に見せ
て、自分が確かに臨時従業者であることを証明すること
で、会社内に入ることが許可されたり、またIDカード
を用いて社内食堂による代金の清算処理を行ったりな
ど、身分証明や清算処理等の識別に利用する場合があ
る。そこで、雇用者は、臨時従業者として雇用した際に
IDカードを発行して、臨時従業者にIDカードを所持
してもらうことが一般的に行われている。
【0004】しかしながら、IDカードを臨時従業者に
発行しても、臨時の雇用であるために、特に規模の大き
な会社の場合には、場合によっては多数の人間が臨時従
業者として雇用されたり解雇されるため、IDカードを
それぞれの臨時従業者に発行するとIDカード作製の手
間や費用だけでも大きな負担となる恐れがある。最近
は、IDカードを用いて機械読み取りによる様々な情報
処理を行えるようにするため、IDカードに磁気やIC
等の記録部を設けたり、情報を目視可能とするために機
械的に情報を表示することのできる表示部を設けたりす
る場合が多く、1枚のIDカードの作製費用も高く雇用
者側の費用負担もより大きくなる傾向がある。
【0005】しかも、従来のIDカードは、IDカード
の基材に印刷などにより各臨時従業者の個人情報を表示
しているため、各臨時従業者が会社をやめても、次に雇
う臨時従業者には、新たなIDカードを作製しなければ
ならず、しかも会社をやめた臨時従業者が所持していた
IDカードはすでにIDカードとしての機能を果たすこ
とができないため、廃棄処分にせざる負えないので、効
率も悪くコストもかかり、省資源上も無駄があるという
問題がある。
【0006】また、仮に汎用性のあるIDカードを作製
したとしても、1枚のIDカードを複数の臨時従業者が
順番に使用することは、衛生上好ましくない。例えば、
前回IDカードを所持していた臨時従業者の指等に付着
していた大腸菌や化膿菌、各種食中毒菌、その他の雑菌
等がIDカードに付着し、このIDカードを媒介とし
て、次にその同じIDカードを使用する臨時従業者に、
これらの菌が移るなどの危険性もあり、衛生上好ましく
なく安心して使用できないという問題もある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、1枚のID
カードを用いて複数の臨時従業者に再利用することので
きるIDカードを提供するものである。つまり、IDカ
ードを所持する臨時従業者が次々に代わっても、IDカ
ードの表示部に表示された個人情報を書き換えることが
でき、またIDカードの記録部の記録情報を書き換える
ことができ、しかもIDカードに付着する可能性のある
各種の菌に対する衛生上の対策を施したIDカードを提
供するものである。また、上記IDカードにおいて、I
Dカードを用いて様々なシステムの運用処理を行う際
の、カード処理装置に対するIDカード仕様の選択を行
うことのできるIDカードを提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、請求項1の発明は、カード所持者の身分を証明す
るためのIDカードであって、合成樹脂基材が複数積層
され、該合成樹脂基材の少なくとも表面側の基材に無機
系抗菌剤が練り込まれてなるカード基材と、前記カード
に設けられ、カード所持者に関する情報が書き換え可能
に表示された表示部と、カード所持者に関する情報が書
き換え可能に記録された記録部とを設けたことを特徴と
するIDカードである。
【0009】また、請求項2の発明は、請求項1記載の
IDカードにおいて、前記表示部が、マイクロカプセル
中に磁場に感応する磁性粉を含有して形成した磁性表示
部、または温度に依存して透明度が可逆的に変化する有
機低分子物質と樹脂からなる可逆的感熱表示部、または
ロイコ系可逆性感熱記録表示部からなることを特徴とす
るIDカードである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を用いて詳細に説明する。図1は、本発明のIDカード
の第1実施形態の平面図、図2は、図1のA−A線断面
図、図3は、磁性表示部の層構成を示す断面図、図4
は、磁性表示部の表面に垂直磁場をかけた時のカプセル
内の磁性粉の挙動を示す断面図、図5は、磁性表示部の
表面に水平磁場をかけた時のカプセル内の磁性粉の挙動
を示す断面図、図6は、本発明のIDカードの第2実施
形態における図1のA−A線断面図である。
【0011】(第1実施形態)本発明のIDカード1の
第1実施形態を以下に説明する。IDカード1のカード
基材2は、2枚のセンターコアシート3a,3bを積層
し、その上下に透明のオーバーシート4a,4bを積層
して構成してある。オーバーシート4a,4bは、塩化
ビニルと酢酸ビニルとの共重合体樹脂に1%重量比の例
えばセラミック系銀イオンからなる抗菌剤5を混練(混
ぜながら練り込むこと)してシート状に形成したもので
あり、その表面に磁気ストライプからなる磁気記録部6
を貼付して形成してある。一方センターコアシート3
a,3bは乳白色の塩化ビニルと酢酸ビニルとの共重合
体樹脂であり、センターコアシート3a,3bの表面に
は、例えば雇用者であるカード発行者の会社名等の文字
や、絵柄やマーク等のデザインの印刷表示7がオフセッ
ト印刷、シルクスクリーン印刷等で形成されている。ま
たセンターコアシート3a,3bは、必要とする厚さが
得られれば1枚ないし3枚以上でもよく特に2枚に限定
する必要はない。
【0012】尚、オーバーシート4a,4bは樹脂中に
無機抗菌剤(顔料)等を含有しているため、固くなり融
着性がおち、センターコアシート3a,3bとの接着性
が低下することがあるため、オーバーシート4a,4b
とセンターコアシート3a,3bとの間に接着層を設け
るようにしてもよい。そして、図2に示すようにセンタ
ーコアシート3a,3bを挟んで、その上下方向からオ
ーバーシート4a,4bを重ね、150℃、15分、2
5kg/cm 2 の熱圧を加えて積層し一体化した後に、
カード寸法に打ち抜きカード基材2を形成する。
【0013】オーバーシート4a,4b中には、抗菌剤
5を所定量混練(混合)してある。このような抗菌オー
バーシートの製造方法としては、ヘンシェルミキサー、
V型ブレンダー等の混合機にて、オーバーシートの材料
となる樹脂に抗菌剤を所定量混合、攪拌したのち、一軸
押出機、二軸押出機、バリーミキサー、コニーダー及び
ロール等の使用して溶融混練して得られる樹脂組成物を
シートに成形する方法がある。また、抗菌剤5の樹脂へ
の配合方法は、樹脂を重合する時でも良い。いずれにし
ても、樹脂中に混合する抗菌剤の量は、0.1〜12重
量%程度あればよい。
【0014】オーバーシート4a,4bおよびセンター
コアシート3a,3bの材料となる樹脂としては、特に
制限はないが、具体的にはポリ塩化ビニル樹脂、酢酸ビ
ニル樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体樹脂、ブタ
ジエン樹脂、アクリルニトリル−ブタジエン−スチレン
共重合体樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリアミド系樹
脂、セルロース系樹脂、ポリエステル、ポリエチレン、
ポリプロピレンなどのポリオレフィン、ポリビニールア
ルコール、アクリル樹脂、ポリメタクリル酸メチル樹
脂、スチレン樹脂、ウレタン樹脂、フッ素樹脂またはこ
れらの混合物などの合成樹脂を挙げることができる。
【0015】抗菌剤5としては、有機系、無機系があ
り、特に無機系のものが抗菌効果の持続性、加工適性等
の点で実用に適している。無機系のものとしては、銀系
無機抗菌剤、銅系無機抗菌剤、亜鉛系無機抗菌剤が使用
できる。銀系無機抗菌剤としては、銀イオンを担持させ
た無機化合物であれば特に制限はないが、具体的には、
活性炭、活性アルミナ、シリカゲル等の無機系吸着剤、
ゼオライト、アパタイト、ヒドロキシアパタイト、リン
酸ジルコニウム、リン酸チタン、チタン酸カリウム等の
無機イオン交換体に銀イオンを担持させたものが挙げら
れる。この他、ガラス、セラミック、珪酸カルシウム、
酸化チタン等も銀イオンを担持させて使用できる。
【0016】銅系無機抗菌剤としては、銅イオンを担持
させた無機化合物であれば特に制限はないが、具体的に
は、活性炭、活性アルミナ、シリカゲル等の無機系吸着
剤、ゼオライト、アパタイト、ヒドロキシアパタイト、
リン酸ジルコニウム、リン酸チタン、チタン酸カリウム
等の無機イオン交換体に銅イオンを担持させたものが挙
げられる。この他、ガラス、セラミック、珪酸カルシウ
ム、酸化チタン等も銅イオンを担持させて使用できる。
【0017】亜鉛系無機抗菌剤についても同様である。
これら以外にもカルシウム、マグネシウムの水酸化物も
しくは酸化物に抗菌剤として有効である亜鉛や銅やアル
ミニウム等を固溶化させたものも使用できる。
【0018】これらの中でも、安全性が最も優れている
のは、銀系無機抗菌剤である。ゼオライトの場合、ゼオ
ライトのイオン交換可能な金属の一部を、銀、銅、亜鉛
から選ばれる少なくとも一種の金属で置換して得られる
抗菌性ゼオライト等が使用される。これら抗菌剤5の選
択は、オーバーシート4a,4bの材料となる樹脂との
相性を考慮して行う。組み合わせによっては、化学反応
によりオーバーシートが黒や茶色に変色してしまったり
することがあるためである。(例 塩化ビニルにおける
塩素と金属との反応など)
【0019】また、カード基材2の表面側にはICチッ
プ8が内蔵されたICモジュール9を挿入して接着固定
する凹部10が形成されている。ICモジュール9は、
例えば各種の情報を記録しておくことができる記録手段
であるメモリと制御手段であるCPUを有するICチッ
プ8と、外部装置との情報の交換を行うための端子部1
1とがスルーホール12により接続されてモジュール化
されている。ICチップ8には、例えば臨時従業者の従
業者番号や氏名等の固有情報を記録したり、また雇用開
始日、雇用期間等の情報を記録したりすることができる
ものである。また、磁気記録部6にも、例えば臨時従業
者の従業者番号や氏名等の固有情報を記録したり、また
雇用開始日、雇用期間等の情報を記録したりすることが
でき、磁気記録部6とICチップ8の記録部への記録情
報は使用目的や用途に応じて任意に使い分けて定めれば
よい。
【0020】また、カード基材2のオーバーシート4a
の表面の一部に凹部14を形成し、その凹部14内に表
示部である磁性表示部13が設けてある。磁性表示部1
3は、カード所持者に関する情報が書き換え可能に表示
された表示部の一例である。磁性表示部13の積層構成
は図3に示されるように、基板15と該基板15の上部
に設けられた記録層16と、該記録層16の上部にアン
カー層17を介して設けられた保護層18とから構成さ
れている。
【0021】基板15は、各種プラスチック、紙、金属
等のシート状のものであれば材質に特に制限はないが、
基板15そのものが黒く着色されているか、基板15の
表面が黒く着色されたものが表示のコントラストを明確
にする上で特に好ましい。着色の手段としては、例え
ば、硫酸バリウム、マイクロシリカ、カーボンブラック
等の顔料を各種プラスチック原料に混練した後、シート
状に成形すればよい。このような基板の厚さは、通常5
0〜200μm程度とされる。また、基板15は必ずし
も設ける必要はなく、カード基材2のオーバーシート4
aの凹部14に直接記録層16を形成してもよいもので
ある。また、必要に応じて、凹部14をオーバーシート
4a及びセンターコアシート3aに設けるようにしても
よい。
【0022】このような基板15の上に設けられる記録
層16は、複数のマイクロカプセル19とバインダー2
0を備える。マイクロカプセル19の中には液体20b
としてのビヒクルおよび磁性粉20aが含有されてお
り、磁性粉20aはビヒクルの中に浮遊した状態になっ
ている。
【0023】ビヒクルとしては、極性液体と、疎水性液
体と、熱可塑性樹脂とを含有させることか好ましい。極
性液体としては、ヒドロキシ基、カルボキシ基、アミノ
基等の極性基を有するアルコール類、ケトン類、エステ
ル類、カルボン酸類、アミノ化合物が挙げられる。より
具体的には、芳香族酸エステル、脂肪酸エステル、アル
コールエステル、オキシ酸エステル等のエステル類が一
般的であって、フタル酸ジブチル、燐酸オクチジフェニ
ル、セパシン酸ジオクチル、トリアセトン、ヒマシ油等
が好適例として挙げられる。
【0024】疎水性液体としては、低揮発性の脂肪族、
芳香族炭化水素およびこれらの混合物であって、感圧複
写紙用マイクロカプセルに常用されるものが好適であ
る。熱可塑性樹脂としては、前記極性液体および疎水性
液体の混合液に安定に溶解し得るものであればいずれも
使用可能である。なかでも溶解時の透明性が良く、電界
や磁界、光、熱、及び温度等によってゲル化することの
ないものであって、マイクロカプセル壁形成反応に対し
て、悪影響のないものが選択される。好適例として、ポ
リビニルブチラール、ポリ酢酸ビニル、脂環族飽和炭化
水素樹脂、ポリメタクリル酸エステル、アセチルセルロ
ース、エチルセルロース等が挙げられる。
【0025】このような成分を含有するビヒクルの常温
における粘度は、20〜5000cp程度とされる。粘
度は主に熱可塑性樹脂の含有量によって変動し、前記熱
可塑性樹脂は、2〜50wt%程度含有される。また、
極性流体の含有率は、熱可塑性樹脂との相容性や磁性粉
の安定性等を考慮して適宜、設定される。また、常温で
固相のワックスを液体の代わりに使って加熱書き込みし
てもよい。
【0026】磁性粉としては、鉄、ニッケル、鉄−ニッ
ケルや、鉄−ニッケル−クロム等のステンレススチー
ル、アルミニウム−コバルト合金、サマリウム−コバル
ト合金等が用いられる。磁性粉の形状としては、いわゆ
るフレーク形状のものが好ましく、厚さはできるだけ薄
く、厚さと粒径の比が大きいものが好ましい。粒径は、
3〜15μm程度とされる。粒径が大きくなると、カプ
セル内にうまく収納されず、また、外部磁気への影響が
遅くなる。一方、粒径が小さくなると、磁化させた時、
水平方向と垂直方向での光反射率の差が小さくなり記録
時のコントラストが悪くなる。
【0027】このような磁性粉の保持力は、用いられる
媒体の用途によって適宜選定すればよい。さらに磁性粉
にビヒクルへの分散性を向上させると共に、磁性粉同士
の凝集を防止するという観点から、磁性粉の表面を予め
公知の種々の有機材料で被覆してもよい。また、磁性粉
の反射率を挙げるためにアルミニウムや銀などを磁性粉
表面に蒸着してもよい。
【0028】さらに、マイクロカプセル内には、コント
ラストを向上させるために染料または顔料を含有させる
ことが好ましい。このようなマイクロカプセルは、例え
ば米国特許第2800458号、英国特許第11425
56号、米国特許第4001140号等に開示されてい
る種々の方法で製造される。マイクロカプセルの粒径
は、体積平均径で10〜100μmが好適である。この
値があまり小さくなると、カプセル内に収納される磁性
粉の総量が少なくなるために、記録時のコントラストが
十分でない。逆にこの値が大きくなりすぎると、記録層
表面に凹凸が生じ、記録画像が不均一になってしまう。
【0029】このようなマイクロカプセルを塗設するの
に用いられるバインダーとしては、マイクロカプセル壁
を損傷せず、かつ基板15表面によく接着するものであ
れば特に制限はない。より好適な具体例としては、ヒド
ロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロー
ス、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン等が
挙げられる。このようなマイクロカプセルを含有する記
録層16の厚さは、通常、50〜200μmとされる。
このような記録層16の上にはアンカー層17を介して
保護層18が設けられる。
【0030】保護層18は、オーバーシート4a,4b
と同様な材質の樹脂に、上記したような種々の抗菌剤5
を混練(混ぜながら練り込むこと)してシート状に形成
したものであり、アンカー層17上に形成することで記
録層16を保護している。従って保護層18にも、抗菌
剤5が混合されているので、オーバーシート4a,4b
と同様な抗菌効果を有することができるものである。
【0031】上述したように形成される磁性表示部13
の下層には、磁性体層(図示せず)を埋設することが好
ましい。この磁性体層としては、例えば鉄、ニッケル、
クロム等のステンレススチーム、アルミニウム、コバル
ト合金、サマリウム・コバルト合金等の材質からなる。
その大きさは前記磁性表示部13と同程度であり、その
厚さは50〜200μm程度である。
【0032】磁性表示部13における情報表示の仕組み
は、図4に示すように垂直磁場φVをかけると、マイク
ロカプセル19の磁性粉20aは垂直方向に整列され、
この結果、外部からの入射光Liは、媒体表面に整列さ
れ、基板15表面に達してここで吸収され反射光Loは
小さくなる。この状態では、反射光が少ないため、黒く
目視される。
【0033】一方、図5に示すように垂直磁場φPをか
けると、マイクロカプセル19の磁性粉20aは水平配
向され、外部からの入射光Liは、磁性粉20aで反射
されて、反射光Loとなり、この状態では磁性粉20a
からの色が目視される。したがって、図5の状態を消去
状態とすれば外部からは明るい金属色が目視できる。一
方、図5の状態を垂直磁場φVによって部分的に書き込
んだ状態とすれば、この部分が例えば黒色に目視され、
外部から容易に判読できるものである。
【0034】磁性表示部13には、臨時従業者の従業者
番号や氏名、雇用期限などの臨時従業者毎の個別情報を
目視可能に表示することができる。これらの表示は、書
き換えすることができるので、別の臨時従業者が同一の
IDカードを使用する場合でも、表示情報を簡単に変更
することができる。
【0035】(第2実施態様)本発明のIDカードの第
2実施態様は、カード所持者に関する情報が書き換え可
能に表示された表示部を、可逆性感熱表示部21により
表示するものである。したがって、第2実施態様は、第
1実施態様の磁性表示部13を可逆性感熱表示部21に
代えたもので、その他の構成は、第1実施態様のIDカ
ードと同様である。
【0036】第2実施態様における表示部である可逆性
感熱表示部21は、カード基材2のオーバーシート4a
の表面の一部に貼付して設けてある。可逆性感熱表示部
21は、下部から接着層22、支持体(PET)23、
感熱記録層24、保護層25とが順次積層されている。
本発明で使用する可逆性感熱表示部21は、例えば、特
開昭54−119377号公報、同55−154198
号公報、同61−258853号公報、同58−768
3号公報、同57−109695号公報、同57−82
086乃至82088号公報等において知られた材料で
あり、これらの材料は熱により透明状態と白濁状態とが
可逆的に変化し、且つ常温で上記2形態が保持できるポ
リマー組成物である。
【0037】例えば、これらの材料は常温により高い温
度T1 以上に加熱後冷却すると白濁し、且つ常温により
高く且つT1 よりより低い温度T2 に加熱後冷却すると
透明となる。したがって、これらのポリマー組成物から
感熱記録層を形成し、この層をT1より低く且つ常温よ
り高い温度T2 に加熱後冷却する全体が透明なフィルム
となり、この透明フィルムにサーマルヘッド等によりT
1 以上の温度で印字すると白濁による白色文字が形成さ
れる。そして、文字形成後に全面を再度T2 の温度に加
熱するとこれらの文字は消去され、再度T1 の温度で印
字可能となる。また、逆に全体をT1 の温度白濁させ、
2 の温度で抜き文字状に印字することもできる。
【0038】以上の如き物性を有するポリマー組成物は
いずれも本発明で使用可能であるが、好ましい具体例と
しては、例えばポリ塩化ビニル、塩化ビニル系共重合
体、塩化ビニリデン系共重合体、ポリエステル等の熱可
塑性樹脂をマトリックス材とし、このマトリックス材中
に炭素数10乃至30の飽和或いは不飽和脂肪酸、それ
らのエステル、マミドまたはアンモニウム塩等の有機低
分子物質との使用比率は、重量比で3:1乃至16:
1、好ましくは6:1乃至12:1の範囲である。本発
明の抗菌カード1は、カード基材の表面の少なくとも一
部に上記のような温度に依存して透明度が可逆的に変化
する有機低分子物質と樹脂からなる感熱記録層16を形
成しているものである。
【0039】図6において、可逆性感熱表示部21は、
感熱記録層24の下部に支持体(PET)23を介して
接着層22を設けると共に、感熱記録層24の上部に保
護層25を形成してある。
【0040】感熱記録層24の耐久性を向上させるため
にその表面に透明な保護層25を形成するが、この保護
層25は、上記したオーバーシート4a,4bと同様の
樹脂を用いると共に、上記の抗菌剤5を所定量混練(混
合)してなるものを使用することで感熱記録層24を設
けた可逆性感熱表示部21も抗菌性を有するように形成
する。以上の如くカード基材に形成する保護層25、感
熱記録層24、支持体(PET)23、接着層22、
は、そのカードの使用目的に適合するようにそれぞれカ
ード基材の両面、片面の全部または一部に設ければよ
い。
【0041】(第3実施態様)本発明のIDカードの第
3実施態様は、カード所持者に関する情報が書き換え可
能に表示された表示部を、ロイコ系可逆性感熱表示部に
より表示するものである。したがって、第3実施態様
は、第2実施態様の可逆性感熱表示部21をロイコ系可
逆性感熱表示部に代えたもので、その他の構成は、第2
実施態様のIDカードと同様である。
【0042】第3実施態様のロイコ系可逆性感熱表示部
は、図6の感熱記録層24をロイコ染料と、このロイコ
染料を加熱することにより発色させる酸性基及びロイコ
染料を加熱することにより消色させる塩酸性基とを有す
る化合物、またはロイコ染料を加熱することにより発色
させる酸性基を有する化合物およびロイコ染料を加熱す
ることにより消色させる塩酸性基とを有する化合物と、
水または有機溶剤に溶解する高分子材料等からなるバイ
ンダーとから構成したものである。
【0043】ロイコ染料としては、3−インドリノ−p
−ジメチルアミノフェニル−6−ジメチルアミノフタリ
ド、クリスタルバイオレットラクトン、3−ジエチルア
ミノ−7−クロロフルオラン、2−(2−フルオロフェ
ニルアミノ)−6−ジ−n−ブチルアミノフルオラン、
2−(2−フルオロフェニルアミノ)−6−ジエチルア
ミノフルオラン、3−ジエチルアミノ−7−シクロヘキ
シルアミノフルオラン、3−ジエチルアミノ−5−メチ
ル−7−t−ブチルフルオラン、3−ジエチルアミノ−
6−メチル−7−p−ブチルアニリノフルオラン、3−
ジエチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラ
ン、2−アニリノ−3−メチル−6−(N−エチル−p
−トルイジノ)−フルオラン、3−ピロリジノ−6−メ
チル−7−アニリノフルオラン、3−ピロリジノ−7−
シクロヘキシルアミノフルオラン、メチル−7−アニリ
ノフルオラン、3−N−メチルシクロヘキシルアミノ−
6−メチル−7−アニリノフルオランなどが使用でき
る。
【0044】ロイコ染料を加熱することにより発色させ
る酸性基としては、フェノール性水酸基、またはカルボ
キシル基などが使用できる。また、ロイコ染料を加熱す
ることにより消色させる塩酸性基としては、アミノ基な
どが使用できる。
【0045】これらの酸性基及び塩酸性基を有する両性
化合物としては、2−アミノフェノール、3−アミノフ
ェノール、4−アミノフェノール等のアミノフェノー
ル;2−アミノ安息香酸、3−アミノ安息香酸、4−ア
ミノ安息香酸等のアミノ安息香酸;2−ヒドロキシ−3
−アミノ安息香酸、2−アミノ−3−ヒドロキシ安息香
酸、2−アミノ−4−ヒドロキシ安息香酸、2−アミノ
−4−アミノ安息香酸、2−ヒドロキシ−6−アミノ安
息香酸、3−アミノ−4−ヒドロキシ安息香酸、3−ヒ
ドロキシ−5−アミノ安息香酸等のヒドロキシアミノ安
息香酸等が使用できる。
【0046】また、酸性基を有する化合物としては、2
−ヒドロキシ安息香酸、3−ヒドロキシ安息香酸等のヒ
ドロキシ安息香酸;4−ヒドロキシサリチル酸、5−ヒ
ドロキシサリチル酸等のヒドロキシサリチル酸等が使用
できる。
【0047】また、塩酸性基を有する化合物としては、
トクチルアミン、ノニルアミン、ベンジルアミン、2−
フェニルエチルアミン、6−フェニルヘキシルアミン等
が使用できる。
【0048】バインダーとしては、メチルアルコール、
ポリビニルアルコール、エチルセルロース、酢酸セルロ
ース、ニトロセルロース、ポリスチレン、ポリ塩化ビル
ニル等が使用できる。
【0049】ロイコ系可逆性感熱記録表示部における上
記の各成分の含有量としては、両性化合物1重量部に対
して、ロイコ染料0.1〜1重量部、バインダー2重量
部以下を混合する。そして、例えば、水もしくは有機溶
剤に上記両性化合物、ロイコ染料、バインダーを溶解ま
たは分散して、グラビア印刷、オフセット印刷、凸版印
刷などの方法で支持体上に印刷する。
【0050】ロイコ系可逆性感熱記録表示部における画
像表示及び画像消去の原理は、次の通りである。熱エネ
ルギーによって、フェノール性化合物は無色のロイコ染
料のラクトン環を開環させ、無色から有色に色変化させ
る。しかし、ラクトン環が開環した有機化合物は、塩基
性物質に接触すると閉環して元のラクトン環のある無色
のロイコ染料に戻る。即ち、熱エネルギーを制御するこ
とにより、ラクトン環を開環させて有色化合物にした
り、閉環させて無色の化合物に戻したりすることができ
る。つまり、熱の作用によって酸の性質を示したり、塩
基の性質を示すためにロイコ染料に対してして、顕色剤
となったり、減色剤となったりするものである。
【0051】
【実施例】以下、本発明のIDカードの第1実施態様の
実施例について具体的に説明する。 〔実施例1〕センターコアシート3a,3bの材料とし
て、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体をカレンダー成形
方により厚さ0.3mmのシートに成形し、片面にオフ
セット印刷を施したシートを2枚用意した。シートに成
形する原材料には、カードに要求される白色度と遮光性
を上げるために、顔料として酸化チタンを配合してあ
る。一方、オーバーシート4a,4bには、塩化ビニル
−酢酸ビニル共重合体樹脂に1%重量比のセラミック系
銀イオン抗菌剤5を混ぜながらよく練り込んで樹脂組成
物をTダイ押し出し成形方により、厚さ0.1mmのロ
ールに成形した。オーバーシート4a,4bには、次の
工程で磁気ストライプの磁気記録部6を転写して、さら
にセンターコアシート3a,3bと同じサイズに断裁し
た。
【0052】次にIDカードの発行者側である会社名等
の印刷を施したセンターコアシート3a,3bとオーバ
ーシート4a,4bとを重ね合わせ、150℃、250
kgf/cm2 、15分間の条件でプレスラミネートし
た。これをカードの大きさに打ち抜いた。次に、カード
基材に凹部を2ヶ所それぞれの大きさに形成して、IC
モジュール9と抗菌剤を混入した保護層18で表面を覆
ってなる磁性表示部13を埋め込んで接着してIDカー
ドを作製した。
【0053】そして、磁気記録部6及びICチップ8に
臨時従業員の従業員番号、氏名、雇用開始日、雇用期限
などの情報を記録すると共に、磁性表示部13に従業員
番号、氏名、雇用期限などの情報を表示して臨時従業員
用のIDカードを作製した。
【0054】次に、本発明のIDカードの第2実施態様
の実施例について具体的に説明する。 〔実施例2〕センターコアシート3a,3bの材料とし
て、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体をカレンダー成形
方により厚さ0.3mmのシートに成形し、片面にオフ
セット印刷を施したシートを2枚用意した。シートに成
形する原材料には、カードに要求される白色度と遮光性
を上げるために、顔料として酸化チタンを配合してあ
る。一方、オーバーシート4a,4bには、塩化ビニル
−酢酸ビニル共重合体樹脂に1%重量比のセラミック系
銀イオン抗菌剤5を混ぜながらよく練り込んで樹脂組成
物をTダイ押し出し成形方により、厚さ0.1mmのロ
ールに成形した。オーバーシート4a,4bには、次の
工程で磁気ストライプの磁気記録部6と抗菌剤を混入し
た保護層25で表面を覆ってなる感熱記録層24を有す
る可逆性感熱表示部21を転写して、さらにセンターコ
アシート3a,3bと同じサイズに断裁した。
【0055】印刷の施されたセンターコアシート3a,
3bとオーバーシート4a,4bとを重ね合わせ、15
0℃、250kgf/cm2 、15分間の条件でプレス
ラミネートした。これをカードの大きさに打ち抜いた。
次に、カード基材に凹部を1ヶ所それぞれの大きさに形
成して、ICモジュール9を埋め込んで接着してIDカ
ードを作製した。
【0056】そして、磁気記録部6及びICチップ8に
臨時従業員の従業員番号、氏名、雇用開始日、雇用期限
などの情報を記録すると共に、可逆性感熱表示部21に
従業員番号、氏名、雇用期限などの情報を表示して臨時
従業員用のIDカードを作製した。
【0057】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明の
IDカードは、1枚のIDカードを用いて複数の臨時従
業者等に対して次々に再利用することのできるものであ
る。各臨時従業者等に関する個人情報を、書き換え可能
な表示部及び記録部に表示及び記録しておくので、その
IDカードを使用する臨時従業者が次々に代わっても、
表示部及び記録部の情報を書き換えるだけで、何度でも
再利用することができるため、カード発行者側のコスト
を削減でき無駄がなく、また省資源的な効果もある。ま
た、1枚のIDカードを複数の臨時従業者等に次々と再
利用しても、抗菌処理が施されているので、IDカード
使用者の不快感を取り除くことができると共に、衛生上
の効果もある。また、書き換え可能な表示部として、磁
性表示部と可逆性感熱表示部とロイコ系可逆性感熱表示
部とを選択して用いることができるので、IDカード発
行者のIDカードによる様々な運用処理に対応して選択
することができ便利である。
【0058】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のIDカードの第1実施形態の平面図で
ある。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】磁性表示部の層構成を示す断面図である。
【図4】磁性表示部の表面に垂直磁場をかけた時のカプ
セル内の磁性粉の挙動を示す断面図である。
【図5】磁性表示部の表面に水平磁場をかけた時のカプ
セル内の磁性粉の挙動を示す断面図である。
【図6】本発明のIDカードの第2実施形態における図
1のA−A線断面図である。
【符号の説明】
1 IDカード 2 カード基材 3a,3b センターコアシート 4a,4b オーバーシート 5 抗菌剤 6 磁気記録部 7 印刷表示 8 ICチップ 9 ICモジュール 10 凹部 11 端子部 12 スルーホール 13 磁性表示部 14 凹部 15 基板 16 記録層 17 アンカー層 18 保護層 19 マイクロカプセル 20 バインダー 20a 磁性粉 20b 液体 21 可逆性感熱表示部 22 接着層 23 支持体(PET) 24 感熱記録層 25 保護層
フロントページの続き (72)発明者 水村 明広 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 Fターム(参考) 2C005 HA08 HA21 HB01 JA02 JA26 JB23 JC02 JC04 KA02 KA06 KA25 KA37 KA40 KA70 LA02 LA11

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カード所持者の身分を証明するためのI
    Dカードであって、合成樹脂基材が複数積層され、該合
    成樹脂基材の少なくとも表面側の基材に無機系抗菌剤が
    練り込まれてなるカード基材と、前記カードに設けら
    れ、カード所持者に関する情報が書き換え可能に表示さ
    れた表示部と、カード所持者に関する情報が書き換え可
    能に記録された記録部とを設けたことを特徴とするID
    カード。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のIDカードにおいて、前
    記表示部が、マイクロカプセル中に磁場に感応する磁性
    粉を含有して形成した磁性表示部、または温度に依存し
    て透明度が可逆的に変化する有機低分子物質と樹脂から
    なる可逆的感熱表示部、またはロイコ系可逆性感熱記録
    表示部からなることを特徴とするIDカード。
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