JP2000263865A - ラベル製造装置およびラベル製造方法 - Google Patents

ラベル製造装置およびラベル製造方法

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JP2000263865A
JP2000263865A JP11074486A JP7448699A JP2000263865A JP 2000263865 A JP2000263865 A JP 2000263865A JP 11074486 A JP11074486 A JP 11074486A JP 7448699 A JP7448699 A JP 7448699A JP 2000263865 A JP2000263865 A JP 2000263865A
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recording
label
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die
manufacturing apparatus
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Moriyoshi Inaba
守巧 稲葉
Shinichi Saijo
信一 西條
Masahide Hasegawa
長谷川正英
Kohei Ishikawa
公平 石川
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Canon Aptex Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録を行う部分と型抜きを行う部分とを同期
して動作させ、記録媒体の搬送異常を防止し得るラベル
製造装置を提供する。 【解決手段】 長尺状の記録媒体から複数のラベルを連
続して製造するラベル製造装置において、ラベルを記録
するラベルプリンタ102とラベルを型抜きするダイカ
ッター103とが、動作可能、動作中、停止中などの互
いの動作状態を通信によって通知し、例えば、どちらか
が停止した場合などにはもう一方も停止するように、他
方の動作状態に合わせて同期して動作するように制御す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ラベル製造装置お
よびラベル製造方法に関し、特に、ロール状の用紙等を
用いてラベルを連続的に製造するラベル製造装置および
ラベル製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、同じ形状のラベルを多数製造する
方法として、印刷を行う場合には、ラベルの版下を製造
し連続紙に印刷した後、印刷されたものをダイカッター
を使用して1枚毎に型抜きする方法と、予めダイカッタ
ー等で1枚ごとに型抜きされた連続紙に印刷機を使用し
て印刷をする方法とのいずれかにより、ラベルを製造し
ていた。
【0003】また、版下を製造することなく記録を行う
方法として、ラベルプリンタを使用する方法があるが、
この場合は、ラベルプリンタにより連続紙にラベル印刷
を行い、その後ダイカッターによりラベルの型抜きを行
う方法と、予めダイカッター等で型抜きされた連続紙に
ラベルプリンタで記録を行う方法とのいずれかにより、
ラベルを製造していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のラベル製造方法では、ラベルに記録を行う工
程と、型抜きを行う工程とは、切り離されて行われ、ラ
ベルの大きさや枚数に関する情報の入力を、各工程で行
う必要があり、作業効率が低い。
【0005】また、ラベルプリンタの下流側にダイカッ
ターを配置し、ラベルプリンタでラベルの記録を行うと
同時にダイカッターで型抜きを行う製造方法もあるが、
この場合にも、ラベルプリンタとダイカッターとはそれ
ぞれが単独で動作を行っている。
【0006】従って、ラベルの大きさや枚数に関する情
報の入力を、ラベルプリンタとダイカッターとの両方で
行う必要がある。
【0007】更に、このように2つの装置を連続して配
置して動作を行わせると、一方の装置が何らかの理由で
動作を停止しても、もう一方の装置は続けて動作を行う
ので、連続紙などの記録媒体が詰まってジャムとなった
り、引っ張られて引き裂かれるなどの搬送異常が発生す
る。
【0008】本発明は、以上のような状況に鑑みてなさ
れたものであり、記録を行う部分と型抜きを行う部分と
を同期して動作させ、記録媒体の搬送異常を防止し得る
ラベル製造装置およびラベル製造方法を提供することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のラベル製造装置は、長尺状の記録媒体と、
該長尺状の記録媒体に記録を行う記録手段とを用いてラ
ベルを製造するラベル製造装置であって、ユーザの選択
および入力により前記ラベルに関する情報を作成し、作
成した情報を記録に関するデータに変換するラベルデー
タ作成手段と、前記記録手段によって記録が行われた前
記記録媒体を型抜きするダイカット手段とを備えてお
り、前記記録手段および前記ダイカット手段が、動作状
態を通信する通信手段をそれぞれ有しており、前記記録
手段と前記ダイカット手段とが、前記通信手段によって
得られた他方の手段の動作状態に応じて同期して動作す
る。
【0010】また、上記目的を達成する本発明のラベル
製造方法は、長尺状の記録媒体を用いてラベルを製造す
るラベル製造方法であって、ユーザの選択および入力に
より前記ラベルに関する情報を作成し、作成した情報を
記録に関するデータに変換するラベルデータ作成工程
と、前記記録媒体を搬送させながら、前記記録に関する
データに基づいて記録ヘッドによって記録を行う記録工
程と、前記記録工程によって記録が行われた前記記録媒
体を型抜きするダイカット工程とを備えており、前記記
録工程および前記ダイカット工程において、動作状態を
通信する通信工程をそれぞれ有しており、前記記録工程
と前記ダイカット工程とが、前記通信工程によって得ら
れた他方の工程の動作状態に応じて同期して動作するよ
うに制御する。
【0011】すなわち、ラベルを記録する部分とラベル
を型抜きする部分とが、互いの動作状態を通信によって
通知し、例えば、どちらかが停止した場合などにはもう
一方も停止するように、他方の動作状態に合わせて同期
して動作するように制御する。
【0012】このようにすると、長尺状の記録媒体を用
いてラベルを連続して製造するときに、一方の動作をユ
ーザが停止させた場合や異常が発生して動作が停止した
場合においても、記録媒体がどちらか一方の部分だけで
送られる異常搬送を防止することができる。
【0013】更に、両者でデータを共有することができ
るので、ユーザが同じデータを別個に入力するような作
業を省略して作業性を向上させることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明のラ
ベル製造装置の好適な実施形態について詳細に説明す
る。
【0015】はじめに、図1から図9を参照して、本発
明のラベル製造装置の第1の実施形態について説明す
る。
【0016】図1は、本実施形態のラベル製造装置の全
体構成を示す概略図であり、図示されているように、本
実施形態は、ラベルイメージを作成するためのホストコ
ンピュータ101、作成されたラベルイメージを用紙に
記録するラベルプリンタ102、記録されたラベルを1
枚ずつ型抜きするダイカッター103の3つの機器から
なる。
【0017】ホストコンピュータ101とラベルプリン
タ102は、ケーブル104により接続されており、互
いにデータの送受信が可能である。一方、ラベルプリン
タ102とダイカッター103は、ケーブル105によ
り接続されており、シリアル通信によって互いにデータ
の送受信が可能である。
【0018】無地の連続紙である記録媒体106は、ロ
ール状でラベルプリンタ102に供給され、ホストコン
ピュータ101を介してユーザによって作成された文字
や画像を含むラベルイメージが、ラベルプリンタ102
により記録される。ラベルイメージが記録された記録媒
体106は、ダイカッター103に供給され、そこで指
定されたラベルサイズにダイカットが行われて、1枚ず
つ型抜きされたラベルとなる。
【0019】図2は、本実施形態のホストコンピュータ
101によるラベルイメージの作成を説明するための図
である。
【0020】ホストコンピュータ101は、ユーザがラ
ベルに関する各種入力を行う手段として、キーボード2
01とポインティングデバイスであるマウス202を備
えており、入力されたデータを処理してラベルイメージ
を作成するCPUなどからなる処理部220と、入力の
ための各種ウインドウや作成されたラベルイメージ20
3を表示するCRT204とを有する。
【0021】さらに、ラベルイメージ203に対応した
記録データと各種設定項目をラベルプリンタ102に送
信する機能、およびラベルプリンタ102からのデータ
を受信する機能を有するインタフェースを備えている。
【0022】ホストコンピュータ101は、ユーザイン
タフェースとしていくつかのウインドウをCRT204
に表示させることができる。図示された例では、ラベル
イメージを表示するウインドウ203、ラベルサイズを
入力するためのウインドウ205、および記録枚数を指
定するためのウインドウ211の3つのウインドウを画
面上に表示している。
【0023】ウインドウ203には、キーボード201
やマウス202により入力・指定された矩形206、線
207、文字208、バーコード209、イメージデー
タ210などが、ウインドウ205に入力された大きさ
に応じて表示され、ユーザはラベルのレイアウトを確認
しながらラベルイメージを作成することができる。上記
の入力データは、それぞれ、大きさや角度を指定でき
る。
【0024】また、ウインドウ211によって指定され
た記録枚数や、シリアル番号等の部分的なデータの可変
情報(不図示)なども付加でき、これら情報が、ラベル
プリンタ102に記録データとして送信される。
【0025】ラベルイメージ203はCRT204にフ
ルカラーで表示され、処理部は、フルカラーのイメージ
を、ラベルプリンタ102で使用する記録剤(インク)
の色であるブラック、シアン、マゼンタ、イエローの各
色毎の記録データに分割し、ラベルプリンタ102に送
信する。
【0026】図3は、本実施形態のラベルプリンタ10
2の構造および動作を説明するための図である。
【0027】ラベルプリンタ102は、内部にホストコ
ンピュータ101との送受信を行う送受信部(不図
示)、ダイカッター103との送受信を行う送受信部
(不図示)、記録データを一時記憶しておくメモリ(不
図示)を備え、給紙部301、搬送部302、記録部3
03を有している。
【0028】給紙部301にロール状で供給される無地
の連続紙である記録媒体106は、台紙とラベルからな
り、ラベルは台紙全体に接着されている。
【0029】記録媒体106は、給紙部301から搬送
部302により引き出されて、ラベルプリンタ102本
体内に搬送供給され、搬送部の上方にある記録部303
によりラベル表面に連続的に記録される。記録された記
録媒体106は、ラベルプリンタ102から排出された
後、ラベルプリンタ102とダイカッター103間で一
旦たるませられてダイカッター103に送られる。
【0030】記録部303は、ブラック、シアン、マゼ
ンタ、イエローの各色のインクを吐出する4つのインク
ジェット記録ヘッドを有し、各記録ヘッドには対応した
インクタンクよりそれぞれの色のインクが供給される。
【0031】各記録ヘッドは、いわゆるフルラインタイ
プの記録ヘッドであり、インク滴を吐出するノズルを複
数有しており、これらノズルは記録媒体106の搬送方
向と直行する方向に、記録媒体106の記録領域全幅を
カバーするように配列されている。
【0032】搬送部302によって搬送される記録媒体
106が記録部303を通過するときに、各記録ヘッド
は色毎の記録データに基づきインクを吐出し、4つの記
録ヘッドから吐出されたインクの加法混色等により、フ
ルカラーでラベルを記録する。また、ラベルを記録する
際、各ラベル毎にダイカッター103で位置合わせに使
用するマークも記録する。
【0033】記録データはホストコンピュータ101よ
り送信された各色毎の記録データであり、記録が終わる
までの間、一時的にラベルプリンタ102内部のメモリ
に記憶される。
【0034】ラベルプリンタ102は、ダイカッター1
03との送受信部から、ラベルプリンタの動作状態に関
するステータス情報、記録しているラベルサイズ、ラベ
ル枚数などの情報をダイカッター103に送信する。ま
た、この送受信部は、ダイカッター103から送信され
た、ダイカッターの動作状態に関するステータス情報な
どを受信する。
【0035】後で詳述するが、ラベルプリンタ102と
ダイカッター103とは、このように互いに動作状態に
関するステータス情報を送受信して、一方のみが動作し
ないように同期制御を行う。
【0036】例えば、ラベルプリンタ102は、ダイカ
ッター103が動作中または動作可能状態であるときに
記録可能とされ、ホストコンピュータ101より記録デ
ータが送信されているなどラベルプリンタ102側で記
録可能な条件が揃っていれば記録を行う。
【0037】ラベルプリンタ102が記録動作中に、ダ
イカッター103が動作中でない、または動作可能でな
くなった場合、ラベルプリンタ102は記録動作を中断
し、ダイカッター103が動作可能状態となるまで待機
状態となり、ダイカッター103が動作可能状態となっ
たならば、ラベルプリンタ102は自動的に記録動作を
再開する。
【0038】図4は、本実施形態のダイカッター103
の構造および動作を説明するための図である。
【0039】ダイカッター103は、ラベルプリンタ1
02との送受信を行う送受信部(不図示)、記録媒体1
06とラミネートフィルム401とを接着する接着部4
02、記録媒体106からラベルを切り抜くダイカット
部403、ラベルと不要部分であるカスとを剥離する剥
離部404、剥離されたラベルを巻き取るラベル巻き取
り部405、カスを巻き取るカス巻き取り部406、ユ
ーザーインターフェースであるオペレーションパネル4
07を備えている。
【0040】ラベルプリンタ102でラベルが記録され
た記録媒体106は、接着部402でラミネートフィル
ム401と接着されてダイカット部403に送られて指
定された大きさに台紙を残した状態で切り抜かれる。ラ
ベルが切り抜かれた記録媒体106は、剥離部404
で、ラベルと不要なカスとに分離され、ラベル巻き取り
部405およびカス巻き取り部406にそれぞれ巻き取
られる。
【0041】ラベルプリンタとの送受信部は、ダイカッ
ター103の動作状態に関するステータス情報などをラ
ベルプリンタ102へ送信する。また、ラベルプリンタ
102から送信されたラベルプリンタ102のステータ
ス情報、記録しているラベルサイズ、記録枚数などの情
報を受信し、ダイカッター103はそれらの情報に応じ
て動作を行う。
【0042】オペレーションパネル407を介してダイ
カッター103の動作開始が指示された場合、ダイカッ
ター103はラベルプリンタ102に動作可能のステー
タスを送信する。ラベルプリンタ102はホストコンピ
ュータ101から送られてきた記録データに基づいて記
録動作を開始し、ダイカッター103に記録中のステー
タスを送信する。記録中のステータスを受信したダイカ
ッター103はダイカット動作を開始する。
【0043】オペレーションパネル407を介してダイ
カッター103の動作停止が指示された場合、またはダ
イカッター内部で異常が発生してダイカッター103が
非常停止した場合、ダイカッター103は、ラベルプリ
ンタ102に動作停止のステータスを送信する。動作停
止を受信したラベルプリンタ102は記録を中断し、搬
送停止のステータスを送信する。搬送停止を受信したダ
イカッター103は動作を停止する。このようにして、
ラベルプリンタ102とダイカッター103とは同期し
て動作する。
【0044】図5は、ダイカッター103の接着部40
2における動作を説明するための図である。
【0045】接着部402は、ラベルプリンタ102で
記録された記録媒体106と、ロール状で供給されラベ
ルの記録面を保護するラミネートフィルム401とを2
つの圧着ローラー501間に通し、このとき適切な圧力
をかけて両者を押圧して圧着する。2つの圧着ローラ
は、記録媒体106やラミネートフィルム401の厚さ
や材質に応じて間の間隔を変更可能に取りつけられてい
る。
【0046】図6は、ダイカッター103のダイカット
部403における動作を説明するための図である。
【0047】ダイカット部403は、カッター刃601
の取りつけられたダイカットロール602、アンビルロ
ール603、記録媒体106に記録されたマーク605
を検出するセンサ604、記録媒体106を搬送させる
搬送装置(不図示)からなる。
【0048】ここで、カッター刃601は、ダイカット
ロール602に着脱可能に取りつけられ、ラベルの種類
に応じて適宜交換することができるように構成されるな
ど、型抜きするサイズが調整可能なように構成されてい
る。
【0049】ダイカット部403は、センサ604によ
り、記録媒体106のラベル毎に付加されたマーク60
5を検出し、ダイカットロール602とアンビルロール
603を回転させて記録媒体106を搬送させ、記録媒
体106の上のラミネートフィルム401と記録媒体1
06の台紙以外のラベル部分とをカッター刃601で所
定の形状に切断する。
【0050】ダイカット部403は、センサ604が各
ラベル毎に記録されているマーク605を検出した時
に、カッター刃601によるラベルの切り抜きを開始す
るようにタイミング制御される。センサ604は、この
マーク605を各ラベル毎に検出して、ラベルの記録位
置とダイカットが行われる位置とのズレを防止すること
ができる。
【0051】また、ラベルプリンタ102から送信され
たラベルサイズと、各ラベル毎に記録されているマーク
605の検出タイミングとを比較する事により、記録媒
体106の搬送異常を検出することができる。
【0052】更に、ラベルプリンタ102から送信され
たラベルの記録枚数と、センサ604の検出回数あるい
はダイカットロールの回転数などにより、ダイカットを
行う回数を比較し、送信されたラベルの記録枚数分ダイ
カットを行った時点でダイカットロール602の回転を
止め、記録されていない部分を誤ってダイカットする事
を防止することができる。
【0053】図7は、ダイカッター103の剥離部40
4における動作を説明するための図である。
【0054】ダイカット部403でダイカットされた記
録媒体106は、剥離部404に送られ、成果物である
ラベルと、残りの不要なカス部分とに剥離され、それぞ
れ、ラベル巻き取り部405、カス巻き取り部406に
よってロール状に巻き取られる。
【0055】図8は、本実施形態における記録媒体10
6のラベルが製造されるまでの状態の変化を説明するた
めの図である。
【0056】図8(a)は、ラベルプリンタ102の給
紙部301にロール状で供給された加工前の状態を示し
ており、記録媒体106は無地の連続紙である。
【0057】図8(b)は、ラベルプリンタ102の記
録部303により記録が行われたあとの状態を示してお
り、記録媒体106にはラベルと共にダイカットタイミ
ングとして使用するマーク605が連続的に記録されて
いる。
【0058】図8(c)は、ダイカッター103のダイ
カット部403でダイカットが行われたあとの状態を示
しており、記録媒体106の各ラベル部分が切り抜かれ
ている。
【0059】図8(d)は、ダイカッター103の剥離
部404でカスと分離され最終的な成果物として得られ
る状態を示しており、図中斜線で示した部分は、カスと
して記録媒体106から取り除かれている。
【0060】以下、図9を参照して、本実施形態におけ
るホストコンピュータ101、ラベルプリンタ102、
およびダイカッター103間の送受信について説明す
る。
【0061】始めに、ホストコンピュータ101でユー
ザによって作成・指定されたラベルに関する情報として
図中901で示されるデータ、すなわち、ラベルサイ
ズ、記録枚数および記録データがラベルプリンタ102
に送信される。
【0062】ラベルプリンタ102は、起動され動作可
能な状態であるときに、ホストコンピュータ101から
データ901を受信すると、記録可能な状態となり、図
中902で示されるデータ、すなわち、ダイカッター1
03にラベルサイズ、記録枚数、およびラベルプリンタ
ステータス(記録可能)を送信する。
【0063】ダイカッター103は、起動された後にラ
ベルプリンタ102からデータ902を受信し、ユーザ
がオペレーションパネル407で動作を指示すると、動
作可能を表わすダイカッターステータス903をラベル
プリンタ102に送信する。
【0064】ラベルプリンタ102は、ダイカッター1
03から送信されたダイカッターステータス903を受
信すると、記録動作を開始して、記録中を表わすラベル
プリンタステータス904をダイカッター103に送信
する。ダイカッター103は、ラベルプリンタステータ
ス904を受信すると、記録媒体106に記録されたマ
ーク605を検出する度にダイカットを行う。
【0065】ここで、ダイカッター103に何らかの不
具合が生じたなどの理由により、ユーザがダイカッター
103のオペレーションパネル407により停止を指示
した場合、ダイカッター103は、停止中を表わすダイ
カッターステータス905をラベルプリンタ102に送
信する。
【0066】ダイカッター103から送信された、ダイ
カッターステータス905を受信したラベルプリンタ1
02は、記録動作を中断し、ダイカッター103に停止
中を表わすラベルプリンタステータス906を送信す
る。ダイカッター103はラベルプリンタ102から送
信されたラベルプリンタステータス906を受信するこ
とにより、ラベルプリンタ102も同期して停止したこ
とを知ることができる。
【0067】ダイカッター103が再び動作を開始する
ときには、上記で説明したのと同様に、ダイカッター1
03からダイカッターステータス903がラベルプリン
タ102に送信され、ラベルプリンタ102は、ダイカ
ッター103から送信されたダイカッターステータス9
03を受信すると、記録動作を開始して、記録中を表わ
すラベルプリンタステータス904をダイカッター10
3に送信する。
【0068】ここでは、ダイカッター103がユーザの
指示により停止する場合を説明したが、ラベルプリンタ
102を停止させる必要が生じた場合には、ラベルプリ
ンタ102から停止中を表わすラベルプリンタステータ
ス906が先にダイカッター103に送信され、この信
号を受信したダイカッター103は動作を中断させると
共に、停止中を表わすダイカッターステータス905を
ラベルプリンタ102に送信する。
【0069】ここで説明した以外にも、ラベルプリンタ
102またはダイカッター103の一方が停止した場合
には、他方に停止中のステータスを送信し、それを受信
することにより、他方も停止する。
【0070】以上説明したように、本実施形態のラベル
製造装置では、作成されたラベルの情報に基づいて、ラ
ベルの記録およびダイカットを行うので、短時間で必要
な数だけ効率的にラベルを製造する事ができる。そし
て、記録を行うラベルプリンタとダイカットを行うダイ
カッターとが、互いに動作状態に関するデータの送受信
を行う事により、互いの動作状態を知ることができるの
で、ラベルへの記録とラベルのダイカットとを、同期し
て行うことができる。
【0071】従って、作業者の手を煩わせる事無くラベ
ルの製造が可能であり、また、一方の動作を停止させた
場合や、異常により動作が停止した場合でも、他方の動
作が同期して停止するので、搬送異常などの発生を防止
することができ、作業性を向上する事ができる。
【0072】以下、本発明のラベル製造装置の第2の実
施形態について、図10から図13を参照して説明す
る。
【0073】図10は、本発明のラベル製造装置の第2
の実施形態の構成を示す全体概略図である。
【0074】本実施形態のラベル製造装置の構成は、上
記第1の実施形態と比較して、ラベルプリンタ102と
ダイカッター103とを一体としたラベル製造機器10
01を備えた点で異なっており、以下の説明において第
1の実施形態で説明した部分と同様な部分は、同じ参照
符号で示しその説明を省略する。
【0075】本実施形態のラベル製造装置は、上記第1
の実施形態において図2に関して説明したホストコンピ
ュータ101とラベル製造機器1001とからなり、ホ
ストコンピュータ101とラベル製造機器1001とは
ケーブル1002により接続されており、互いにデータ
の送受信が可能である。
【0076】このように、ラベルプリンタとダイカッタ
ーの機能を有するラベル製造機器1001を備えること
により、両者の制御部分を共通とすることができると共
に、ホストコンピュータ101から送信された情報を両
方で共有して使用することができるので、第1の実施形
態と比べてより効率的にラベルを製造することができ
る。
【0077】ラベル製造機器1001は、記録に関する
部分として給紙部1003および記録部1004、ダイ
カットに関する部分として接着部402、ダイカット部
403、剥離部404およびオペレーションパネル10
05を備えている。
【0078】記録部1004とダイカット部403は各
々入出力端子を持ち、一方の出力端子を他方の入力端子
に接続するようにして互いに接続されており、互いに信
号のレベルを測定する事により、互いの動作状態が判別
できる。
【0079】ラベル製造機器1001の給紙部1003
に供給された無地の連続紙である記録媒体106には、
ホストコンピュータ101で作成したラベルイメージ
を、記録部1004により記録され、ダイカット部40
3でダイカットが行われ、剥離部404でラベルとカス
とに剥離によって分離されて、1枚ずつ型抜きされたラ
ベルとなって巻き取られてロール状で排出される。
【0080】図11は、本実施形態の給紙部1003に
おける動作を説明するための図である。
【0081】給紙部1003は、ロール状で供給された
記録媒体106から引き出される部分の斜行を防ぐガイ
ド1101を備えており、記録媒体106はガイド11
01で両端の位置を規制されながらラベル製造機器10
01内に供給される。
【0082】図12は、本実施形態の記録部1004の
機能を説明するための図である。
【0083】給紙部1003から供給された記録媒体1
06は、記録部1004に搬送され記録ヘッド1201
から吐出されるインクにより、ラベルが連続的に記録さ
れる。
【0084】記録部1004はダイカット部403への
信号を出力する出力端子と、ダイカット部403からの
信号が入力される入力端子を有し、出力信号の電圧レベ
ルを変える事により、記録部1004が記録動作中であ
ることをダイカット部403へ通知し、入力信号の電圧
レベルを確認する事により、ダイカット部403が動作
中または動作可能状態であるかどうかを判別する。
【0085】ダイカット部403から動作中または動作
可能状態を示す信号が記録部1004の入力端子に入力
されたことを確認して、記録部1004は記録可能状態
となり、ホストコンピュータ101から送信された記録
データを既に受信しているなど、記録部1004側の条
件が揃っていれば実際の記録動作を行い、ダイカット部
403へ記録中を示す信号を出力する。
【0086】記録部1004が記録動作中にダイカット
部403から動作中でない、または動作可能でないこと
を示す信号が入力された場合、記録部1004は記録動
作を中断し、ダイカット部403が動作可能状態となる
まで待機する。ダイカット部403から動作可能状態を
示す信号が送信されたことを確認すると、記録部100
4は自動的に記録動作を再開する。
【0087】ダイカット部403は記録部1004への
信号を出力する出力端子と、記録部1004からの信号
を入力するための入力端子を有し、出力信号の電圧レベ
ルを変える事により、ダイカット部403が動作中また
は動作可能状態であることを記録部1004へ通知し、
入力信号の電圧レベルを確認する事により、記録部10
04が記録動作中であるかどうかを判別する。
【0088】すなわち、本実施形態では、記録部100
4とダイカット部403とで行う通信を、信号レベルと
動作状態とを関連させておき、単に信号レベルを変える
ことのみで行うようにしており、送受信に関る構成およ
び処理が著しく簡略化できる。
【0089】オペレーションパネル1005によりラベ
ル製造機器1001の動作開始が指示されると、ダイカ
ット部403は記録部1004に動作可能を示す信号を
出力する。記録部1004はホストコンピュータ101
から送られてきた記録データに基づいて記録動作を開始
し、ダイカット部403に記録中を示す信号を出力す
る。記録中の信号が入力されたダイカット部403は、
記録媒体106に記録されたマークを検出する度にダイ
カット動作を行う。
【0090】以下、図13を参照して、本実施形態にお
けるホストコンピュータ101、ラベル作成機器の記録
部1004、およびダイカット部403間の送受信につ
いて説明する。
【0091】始めに、ホストコンピュータ101でユー
ザによって作成・指定されたラベルに関する情報として
図中1301で示されるデータ、すなわち、ラベルサイ
ズ、記録枚数および記録データが記録部1004に送信
される。
【0092】記録部1004は、ホストコンピュータ1
01からデータ1301を受信すると、記録可能な状態
となり、図中1302で示される記録可能を表わす信号
を送信する。
【0093】ダイカット部403は、記録部1004か
ら信号1302を受信すると、動作可能を表わす信号1
303を記録部1004に送信する。
【0094】記録部1004は、ダイカット部403か
ら送信された動作可能を表わす信号1303を受信する
と、記録動作を開始して、記録中を表わす信号1304
をダイカット部403に送信する。ダイカット部403
は、記録中を表わす信号1304を受信すると、記録媒
体106に記録されたマーク605を検出する度にダイ
カットを行う。
【0095】ここで、ダイカット部403に何らかの不
具合が生じたなどの理由により、ユーザがダイカット部
403のオペレーションパネル1005により停止を指
示した場合、ダイカット部403は、停止中を表わす信
号1305を記録部1004に送信する。
【0096】ダイカット部403から送信された、停止
中を表わす信号1305を受信した記録部1004は、
記録動作を中断し、ダイカット部403に停止中を表わ
す信号1306を送信する。ダイカット部403は記録
部1004から送信された停止中を表わす信号1306
を受信することにより、記録部1004も同期して停止
したことを知ることができる。
【0097】ダイカット部403が再び動作を開始する
ときには、上記で説明したのと同様に、ダイカット部4
03から動作可能を表わす信号1303が記録部100
4に送信され、記録部1004は、ダイカット部403
から送信された動作可能を表わす信号1303を受信す
ると、記録動作を開始して、記録中を表わす信号130
4をダイカット部403に送信する。
【0098】ここでは、ダイカット部403がユーザの
指示により停止する場合を説明したが、記録部1004
を停止させる必要が生じた場合には、記録部1004か
ら停止中を表わす信号1306が先にダイカット部40
3に送信され、この信号を受信したダイカット部403
は動作を中断させると共に、停止中を表わす信号130
5を記録部1004に送信する。
【0099】ここで説明した以外にも、記録部1004
またはダイカット部403の一方が停止した場合には、
他方に停止中を表わす信号を送信し、それを受信するこ
とにより、他方も停止する。
【0100】以上説明したように、本実施形態のラベル
製造装置では、作成されたラベルの情報に基づいて、ラ
ベルの記録およびダイカットを同じ機器内行うので、よ
り短時間で必要な数だけ効率的にラベルを製造する事が
できる。そして、記録を行う部分とダイカットを行う部
分とが、互いに接続された端子を介して送受信される信
号のレベルを変化させて互いの動作状態を知るように構
成した事により、簡単な構成で互いの動作状態を知るこ
とができるので、ラベルへの記録とラベルのダイカット
とを、同期して行うことができる。
【0101】従って、作業者の手を煩わせる事無くラベ
ルの製造が可能であり、また、一方の動作を停止させた
場合や、異常により動作が停止した場合でも、他方の動
作が同期して停止するので、搬送異常などの発生を防止
することができ、作業性を向上する事ができる。
【0102】以上の実施形態は、特にインクジェット記
録方式の中でも、インク吐出を行わせるために利用され
るエネルギーとして熱エネルギーを発生する手段(例え
ば電気熱変換体やレーザ光等)を備え、前記熱エネルギ
ーによりインクの状態変化を生起させる方式を用いるこ
とにより記録の高密度化、高精細化が達成できる。
【0103】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書、同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式はいわゆるオンデマンド
型、コンティニュアス型のいずれにも適用可能である
が、特に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)
が保持されているシートや液路に対応して配置されてい
る電気熱変換体に、記録情報に対応していて膜沸騰を越
える急速な温度上昇を与える少なくとも1つの駆動信号
を印加することによって、電気熱変換体に熱エネルギー
を発生せしめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさ
せて、結果的にこの駆動信号に1対1で対応した液体
(インク)内の気泡を形成できるので有効である。この
気泡の成長、収縮により吐出用開口を介して液体(イン
ク)を吐出させて、少なくとも1つの滴を形成する。こ
の駆動信号をパルス形状とすると、即時適切に気泡の成
長収縮が行われるので、特に応答性に優れた液体(イン
ク)の吐出が達成でき、より好ましい。
【0104】このパルス形状の駆動信号としては、米国
特許第4463359号明細書、同第4345262号
明細書に記載されているようなものが適している。な
お、上記熱作用面の温度上昇率に関する発明の米国特許
第4313124号明細書に記載されている条件を採用
すると、さらに優れた記録を行うことができる。
【0105】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体
の組み合わせ構成(直線状液流路または直角液流路)の
他に熱作用面が屈曲する領域に配置されている構成を開
示する米国特許第4558333号明細書、米国特許第
4459600号明細書を用いた構成も本発明に含まれ
るものである。加えて、複数の電気熱変換体に対して、
共通するスロットを電気熱変換体の吐出部とする構成を
開示する特開昭59−123670号公報や熱エネルギ
ーの圧力波を吸収する開口を吐出部に対応させる構成を
開示する特開昭59−138461号公報に基づいた構
成としても良い。
【0106】さらに、記録部が記録できる最大記録媒体
の幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録ヘ
ッドとしては、上述した明細書に開示されているような
複数記録ヘッドの組み合わせによってその長さを満たす
構成や、一体的に形成された1個の記録ヘッドとしての
構成のいずれでもよい。
【0107】加えて、上記の実施形態で説明した記録ヘ
ッド自体に一体的にインクタンクが設けられたカートリ
ッジタイプの記録ヘッドのみならず、装置本体に装着さ
れることで、装置本体との電気的な接続や装置本体から
のインクの供給が可能になる交換自在のチップタイプの
記録ヘッドを用いてもよい。
【0108】また、以上説明した記録部の構成に、記録
ヘッドに対する回復手段、予備的な手段等を付加するこ
とは記録動作を一層安定にできるので好ましいものであ
る。これらを具体的に挙げれば、記録ヘッドに対しての
キャッピング手段、クリーニング手段、加圧あるいは吸
引手段、電気熱変換体あるいはこれとは別の加熱素子あ
るいはこれらの組み合わせによる予備加熱手段などがあ
る。また、記録とは別の吐出を行う予備吐出モードを備
えることも安定した記録を行うために有効である。
【0109】以上説明した実施の形態においては、イン
クが液体であることを前提として説明しているが、室温
やそれ以下で固化するインクであっても、室温で軟化も
しくは液化するものを用いても良く、あるいはインクジ
ェット方式ではインク自体を30°C以上70°C以下
の範囲内で温度調整を行ってインクの粘性を安定吐出範
囲にあるように温度制御するものが一般的であるから、
使用記録信号付与時にインクが液状をなすものであれば
よい。
【0110】加えて、積極的に熱エネルギーによる昇温
をインクの固形状態から液体状態への状態変化のエネル
ギーとして使用せしめることで積極的に防止するため、
またはインクの蒸発を防止するため、放置状態で固化し
加熱によって液化するインクを用いても良い。いずれに
しても熱エネルギーの記録信号に応じた付与によってイ
ンクが液化し、液状インクが吐出されるものや、記録媒
体に到達する時点では既に固化し始めるもの等のよう
な、熱エネルギーの付与によって初めて液化する性質の
インクを使用する場合も本発明は適用可能である。この
ような場合インクは、特開昭54−56847号公報あ
るいは特開昭60−71260号公報に記載されるよう
な、多孔質シート凹部または貫通孔に液状または固形物
として保持された状態で、電気熱変換体に対して対向す
るような形態としてもよい。本発明においては、上述し
た各インクに対して最も有効なものは、上述した膜沸騰
方式を実行するものである。
【0111】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるい
は装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュ
ータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログ
ラムコードを読み出し実行することによっても、達成さ
れることは言うまでもない。
【0112】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現する
ことになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体
は本発明を構成することになる。また、コンピュータが
読み出したプログラムコードを実行することにより、前
述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプ
ログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働
しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処
理の一部または全部を行い、その処理によって前述した
実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言う
までもない。
【0113】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備
わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0114】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明した(図9および/または図
13に示す)通信手順に対応するプログラムコードが格
納されることになる。
【0115】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のラベル製
造装置によれば、長尺状の記録媒体を用いてラベルを連
続して製造するときに、一方の動作をユーザが停止させ
た場合や異常が発生して動作が停止した場合において
も、記録媒体がどちらか一方の部分だけで送られる異常
搬送を防止することができ、更に、両者でデータを共有
することができるので、ユーザが同じデータを別個に入
力するような作業を省略して作業性を向上させることが
できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のラベル製造装置の第1の実施形態の全
体構成を示す図である。
【図2】図1のホストコンピュータでの処理を説明する
ための図である。
【図3】図1のラベルプリンタの構成および動作を説明
するための図である。
【図4】図1のダイカッターの構成および動作を説明す
るための図である。
【図5】図4の接着部の構成および動作を説明するため
の図である。
【図6】図4のダイカット部の構成および動作を説明す
るための図である。
【図7】図4の剥離部の構成および動作を説明するため
の図である。
【図8】記録媒体の各部における状態を示す図である。
【図9】図1のホストコンピュータ、ラベルプリンタお
よびダイカッター間の通信手順を説明するための図であ
る。
【図10】本発明のラベル製造装置の第2の実施形態の
全体構成を示す図である。
【図11】図10の給紙部の構成および動作を説明する
ための図である。
【図12】図10の記録部の構成および動作を説明する
ための図である。
【図13】図10のホストコンピュータ、記録部および
ダイカット部間の通信手順を説明するための図である。
【符号の説明】
101 ホストコンピュータ 102 ラベルプリンタ 103 ダイカッター 104、105 ケーブル 301 給紙部 302 搬送部 303 記録部 402 接着部 403 ダイカット部 404 剥離部 405 ラベル巻き取り部 406 カス巻き取り部 407 オペレーションパネル 604 センサ 605 マーク 1001 ラベル製造機器 1003 給紙部 1004 記録部 1005 オペレーションパネル 1101 ガイド 1201 記録ヘッド
フロントページの続き (72)発明者 長谷川正英 茨城県水海道市坂手町5540−11 キヤノン アプテックス株式会社内 (72)発明者 石川 公平 茨城県水海道市坂手町5540−11 キヤノン アプテックス株式会社内 Fターム(参考) 2C058 AB16 AC07 AC17 AD01 AD06 AE04 AE14 AF05 AF51 AF57 LA03 LA17 LA24 LA29 LB16 LB35 LC05 LC12 LC26 2C087 AA07 AA15 AB01 AB05 AC07 CA03 CB13 DA16 9A001 HH34 JJ35 KK32 KK42 LL05

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長尺状の記録媒体と、該長尺状の記録媒
    体に記録を行う記録手段とを用いてラベルを製造するラ
    ベル製造装置であって、 ユーザの選択および入力により前記ラベルに関する情報
    を作成し、作成した情報を記録に関するデータに変換す
    るラベルデータ作成手段と、 前記記録手段によって記録が行われた前記記録媒体を型
    抜きするダイカット手段とを備えており、 前記記録手段および前記ダイカット手段が、動作状態を
    通信する通信手段をそれぞれ有しており、前記記録手段
    と前記ダイカット手段とが、前記通信手段によって得ら
    れた他方の手段の動作状態に応じて同期して動作するこ
    とを特徴とするラベル製造装置。
  2. 【請求項2】 前記通信手段は、前記動作状態として、
    動作可能、動作中、および停止中のいずれかの状態を通
    信することを特徴とする請求項1に記載のラベル製造装
    置。
  3. 【請求項3】 前記通信手段は、前記動作状態に応じて
    電圧レベルを変化させることを特徴とする請求項2に記
    載のラベル製造装置。
  4. 【請求項4】 前記記録に関するデータは、前記ラベル
    のサイズおよび枚数を含むことを特徴とする請求項1か
    ら3のいずれか1項に記載のラベル製造装置。
  5. 【請求項5】 前記記録手段と前記ダイカット手段とは
    それぞれ別個の機器として構成されており、ケーブルに
    よって互いに接続されていることを特徴とする請求項1
    から4のいずれか1項に記載のラベル製造装置。
  6. 【請求項6】 前記記録手段は、前記通信手段により前
    記ラベルのサイズおよび枚数を前記ダイカット手段に送
    信することを特徴とする請求項5に記載のラベル製造装
    置。
  7. 【請求項7】 前記記録手段と前記ダイカット手段とは
    一体的に構成されていることを特徴とする請求項1から
    4のいずれか1項に記載のラベル製造装置。
  8. 【請求項8】 前記記録媒体は、台紙と該台紙に接着さ
    れ記録が行われる用紙とからなり、前記ダイカット手段
    は、前記台紙を残して前記型抜きを行うことを特徴とす
    る請求項1から7のいずれか1項に記載のラベル製造装
    置。
  9. 【請求項9】 前記ダイカット手段は、前記型抜きが行
    われる前の前記記録媒体の記録された面の上にフィルム
    を接着する接着手段を備えていることを特徴とする請求
    項1から8のいずれか1項に記載のラベル製造装置。
  10. 【請求項10】 前記ダイカット手段は、型抜きされた
    前記記録媒体をラベルと不要な部分とに分離する分離手
    段を備えていることを特徴とする請求項1から9のいず
    れか1項に記載のラベル製造装置。
  11. 【請求項11】 前記ダイカット手段は、型抜きするサ
    イズを前記ラベルのサイズに合わせて調整可能に構成さ
    れていることを特徴とする請求項1から10のいずれか
    1項に記載のラベル製造装置。
  12. 【請求項12】 前記ラベルデータ作成手段は、キーボ
    ードおよび表示手段を有するコンピュータであることを
    特徴とする請求項1から11のいずれか1項に記載のラ
    ベル製造装置。
  13. 【請求項13】 前記記録手段は、記録ヘッドを複数有
    しており、各記録ヘッドが異なった色の記録剤を使用し
    てフルカラー記録を行うことを特徴とする請求項1から
    12のいずれか1項に記載のラベル製造装置。
  14. 【請求項14】 前記記録手段は、前記記録媒体の記録
    領域の幅に対応する記録領域を有するフルラインタイプ
    の記録ヘッドを有していることを特徴とする請求項1か
    ら13のいずれか1項に記載のラベル製造装置。
  15. 【請求項15】 前記記録手段は、インクを吐出して記
    録を行うインクジェット記録ヘッドを有していることを
    特徴とする請求項1から14に記載のラベル製造装置。
  16. 【請求項16】 前記記録ヘッドは、熱エネルギーを利
    用してインクを吐出する記録ヘッドであって、インクに
    与える熱エネルギーを発生するための熱エネルギー変換
    体を備えていることを特徴とする請求項15に記載のラ
    ベル製造装置。
  17. 【請求項17】 長尺状の記録媒体を用いてラベルを製
    造するラベル製造方法であって、 ユーザの選択および入力により前記ラベルに関する情報
    を作成し、作成した情報を記録に関するデータに変換す
    るラベルデータ作成工程と、 前記記録媒体を搬送させながら、前記記録に関するデー
    タに基づいて記録ヘッドによって記録を行う記録工程
    と、 前記記録工程によって記録が行われた前記記録媒体を型
    抜きするダイカット工程とを備えており、 前記記録工程および前記ダイカット工程において、動作
    状態を通信する通信工程をそれぞれ有しており、前記記
    録工程と前記ダイカット工程とが、前記通信工程によっ
    て得られた他方の工程の動作状態に応じて同期して動作
    するように制御することを特徴とするラベル製造方法。
  18. 【請求項18】 前記通信工程において、前記動作状態
    として、動作可能、動作中、および停止中のいずれかの
    状態を通信することを特徴とする請求項17に記載のラ
    ベル製造方法。
  19. 【請求項19】 前記通信工程は、前記動作状態に応じ
    て電圧レベルを変化させる工程を含むことを特徴とする
    請求項18に記載のラベル製造方法。
  20. 【請求項20】 前記記録に関するデータは、前記ラベ
    ルのサイズおよび枚数を含むことを特徴とする請求項1
    7から19のいずれか1項に記載のラベル製造方法。
  21. 【請求項21】 前記ダイカット工程は、前記型抜きを
    行う前に前記記録媒体の記録された面の上にフィルムを
    接着する接着工程を含むことを特徴とする請求項17か
    ら20のいずれか1項に記載のラベル製造方法。
  22. 【請求項22】 前記ダイカット工程は、型抜きされた
    前記記録媒体をラベルと不要な部分とに分離する分離工
    程を含むことを特徴とする請求項17から21のいずれ
    か1項に記載のラベル製造方法。
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