JP2000262799A - 衣類乾燥ボックス - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 衣類乾燥ボックスをコンパクトに折り畳める
ようにすることである。 【解決手段】 乾燥ボックス本体３を左右両側枠６、
６’、その両側枠６、６’と連結さた背面パイプ１２
ａ，１２ｂ及び上記両側枠６、６’間を連結する吊りパ
イプ１３ａ，１３ｂとにより構成し、上記背面パイプ１
２ａ，１２ｂを側枠６、６’の幅の２倍以下の長さに形
成すると共に、その長さ方向の中間部分にヒンジ部材４
１ａ，４１ｂを設けてＭ形に折り畳めるようにし、上記
吊りパイプ１３ａ，１３ｂの一端部を回動継手５４によ
り取付け、他端部を着脱継手５５により取付けた構成と
した。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は衣類乾燥ボックス
に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】一般家庭等において、簡単に衣類を乾燥
させるために、乾燥ボックスとその内部に温風を送風す
る温風機との組合わせからなる簡易な衣類乾燥機が知ら
れている（例えば、特開平１０−４３４９３号公報参
照）。

【０００３】このような衣類乾燥機は不使用時に場所を
とらないようにするために、偏平に折り畳めるようにな
っているのが普通であり、上掲の公報に開示されたもの
も、乾燥ボックスを構成する背面部材の両側縁に側面部
材を回動自在に連結し、必要に応じて背面部材の内面側
へ両方の側面部材を折り畳めるように構成されている。

【０００４】また、上記の衣類乾燥機においては、両側
面部材を左右に開いた状態を安定に保つために、両側面
部材の上端相互間に連結部材を着脱自在に取付けてお
り、両側面部材を折り畳む際にはその連結部材を取り外
すようにしている。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】一般に衣類乾燥ボック
スは使い勝手をよくするために、両側面部材の幅（奥行
き）に比べ背面部材の左右方向の長さの方が大きくなる
長方形に形成される。このため、上記のように背面部材
の内面側へ両方の側面部材を折り畳むと偏平になるが、
背面部材の長さがそのまま残るので、コンパクト性にお
いてまだ不十分なところがあった。

【０００６】また、上記の連結部材は、折り畳みと組立
の際に取付け取外しの手間がかかるだけでなく、取外し
た場合の収納場所についても配慮が必要となるなど使用
性に問題があった。

【０００７】そこで、この発明は一層コンパクトに折り
畳むことができるようにすること、及び連結部材に関す
る取り扱いが便利であるようにすることを課題とする。

【０００８】

【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明は乾燥ボックス本体にカバーシートを被
せてなる衣類乾燥ボックスにおいて、上記乾燥ボックス
本体を左右の両側面部材、該両側面部材と縦方向の回動
中心をもって連結された背面部材及び上記両側面部材間
の連結部材とにより構成し、上記背面部材を各側面部材
の幅の２倍以下の長さに形成すると共に、その長さ方向
の中間部分に内方に二つ折れとなる屈曲連結部を設け、
上記連結部材の一端部を一方の側面部材に着脱自在に取
付けると共に、他端部を他方の側面部材に回動自在又は
着脱自在に取付けた構成とした。

【０００９】上記の背面部材を上下一対の背面パイプと
１本の背面縦パイプ及び上記の屈曲連結部を構成する上
下一対のヒンジ部材とにより構成し、上記の各背面パイ
プをその中間部分で２分すると共に、各２分された背面
パイプ相互を上記のヒンジ部材により内方に屈曲自在と
なるように連結し、上記各ヒンジ部材の回動中心を上記
の背面縦パイプにより連結した構成をとることができ
る。

【００１０】上記の一方のヒンジ部材に、他方のヒンジ
部材の背面に係合して各ヒンジ部材の背面側への屈曲を
阻止するストッパーを設けた構成、更に、上記のストッ
パーを断面Ｃ形の半円筒形に形成し、該ストッパーを上
記他方のヒンジ部材の継手パイプの背面に収縮弾性をも
って嵌脱自在に嵌合するようにした構成をとることがで
きる。

【００１１】更に、上記の連結部材を上下２本設け、一
方の連結部材の一端部を一方の側面部材に回動自在に取
付けると共に、その他端部を他方の側面部材に着脱自在
に取付け、他方の連結部材の両端部を上記の場合と回動
と着脱が逆の位置関係になるように取付けた構成を採用
してもよい。

【００１２】

【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を添付
図面に基づいて説明する。

【００１３】図１に示すように、実施形態の衣類乾燥ボ
ックス１は、その内部に温風を送風する温風機２と組み
合わせて衣類乾燥機として使用される。

【００１４】衣類乾燥ボックス１は、図１及び図２に示
すように、パイプ製の乾燥ボックス本体３と、これに被
せられるカバーシート４と、乾燥ネット５とにより構成
される。

【００１５】上記の乾燥ボックス本体３は、全体として
長方形に形成された左右一対の側面部材としての側枠
６、６’を有する。各側枠６、６’は、前辺パイプ１０
ａ、後辺パイプ１０ｂ、円弧状にわん曲された上辺パイ
プ７ａ、コの字状に屈曲された下辺パイプ７ｂ及び上部
と下部の連結パイプ９ａ，９ｂとから成る。両側の側枠
６、６’を背面部材としての上部背面パイプ１２ａと下
部背面パイプ１２ｂにより連結することにより乾燥ボッ
クス本体３を構成するようになっている。

【００１６】これらの各パイプを連結する継手は、上部
と下部のＴ字形継手８，８’及び上部と下部のＬ字形継
手１１、１１’である。上部Ｔ字形継手８は、図３に示
すように、縦筒８ａとこれに側面視Ｔ字状に直交する横
筒８ｂを有する。図示を省略しているが、下部Ｔ字形継
手８’も同様である。また、上部Ｌ字形継手１１は、図
３に示すように、縦筒１１ａの後面上部に横筒１１ｂを
平面視Ｌ字状に接合した形状をなす。図示を省略してい
るが、下部Ｌ字形継手１１’も同様である。

【００１７】前辺パイプ１０ａ、後辺パイプ１０ｂ、上
辺パイプ７ａ及び上部連結パイプ９ａは、それぞれ上部
Ｔ字形継手８（図１から図４参照）を介して連結される
が、その上部Ｔ字形継手８の縦筒８ａ上に上部Ｌ字形継
手１１の縦筒１１ａが同芯状に配置される。その縦筒１
１ａに上辺パイプ７ａの下端部が貫通され、上部Ｔ字形
継手８の縦筒８ａに挿通される。この状態で上部Ｌ字形
継手１１は回動自在に係止される。

【００１８】また、前辺パイプ１０ａ、後辺パイプ１０
ｂ、下辺パイプ７ｂ及び下部連結パイプ９ｂは下部Ｔ字
形継手８’を介して連結されるが、その下部Ｔ字形継手
８’上に下部Ｌ字形継手１１’が配置され、その縦筒１
１ａ（図２参照）に後辺パイプ１０ｂの下端部が貫通さ
れ、下部Ｌ字形継手１１’は回動自在に係止される。

【００１９】また、上記の左右の側枠６、６’の上部と
下部のＬ字形継手１１、１１’の横筒１１ｂ間に上部及
び下部の背面パイプ１２ａ，１２ｂが嵌合され、各背面
パイプ１２ａ，１２ｂは、上辺パイプ７ａの縦片部分を
中心に回動自在となる。

【００２０】なお、上記の背面パイプ１２ａ，１２ｂの
左右方向の長さａ（図２参照）は、両側枠６、６’の幅
ｂより大で、且つ２倍以下の大きさ（ｂ＜ａ≦２ｂ）に
形成される。

【００２１】上記の各背面パイプ１２ａ，１２ｂは、図
４に示すように中間部分で２分され、上部背面パイプ１
２ａは、背面左パイプ１２ａ₁ と背面右パイプ１２ａ₂
に分けられる。また，下部背面パイプ１２ｂは、背面左
パイプ１２ｂ₁ と背面右パイプ１２ｂ₂ に分けられる。
これらの各背面左パイプ１２ａ₁ 、１２ｂ₁ と背面右パ
イプ１２ａ₂ 、１２ｂ₂ は、それぞれ上部ヒンジ部材４
１ａと下部ヒンジ部材４１ｂにより連結される。これら
のヒンジ部材４１ａ，４１ｂは、それぞれ内方にＶ形に
二つ折れとなる屈曲連結部を構成する。これらのヒンジ
部材４１ａ，４１ｂ間を背面縦パイプ４２により連結す
る。

【００２２】各ヒンジ部材４１ａ，４１ｂは同一構造で
あるので、上部ヒンジ部材４１ａについてその詳細を図
５に基づいて説明する。

【００２３】上部ヒンジ部材４１ａは、左ヒンジ片４３
と右ヒンジ片４４との組合わせからなる。左ヒンジ片４
３は継手パイプ４５の内端背面側に水平に突き出した穴
あきヒンジ部４６と、その上方に一定間隔をおいて設け
た上端閉塞のキャップ部４７からなる。該キャップ部４
７は継手パイプ４５の内端背面に半月状の基部４８を介
して背面側に突き出して設けられ、上記の穴あきヒンジ
部４６と同芯状態かつ同一大きさの内径を有するように
形成される。

【００２４】また、右ヒンジ片４４も継手パイプ４９を
有し、その内端背面側に水平に突き出した穴あきヒンジ
部５１が設けられる。上記の継手パイプ４９の内端から
穴あきヒンジ部５１の部分を越えて半円筒形のストッパ
ー５２が直状に延び出しており、その継手パイプ４９と
ストッパー５２の境界部分（穴あきヒンジ部５１）に前
記の半月状の基部４８に合致する凹所５３が設けられ
る。穴あきヒンジ部５１の穴の内径は上記の穴あきヒン
ジ部４６及びキャップ部４７の穴の内径と一致する。

【００２５】上記のストッパー５２は、図５（ｂ）から
（ｄ）に示すように、左ヒンジ片４３の継手パイプ４５
の背面側に嵌合されるが、その断面形状は該継手パイプ
４５の半周強にわたる断面Ｃ形の半円筒状をなし、若干
の収縮弾性をもって嵌脱自在に嵌合される。

【００２６】上記の左ヒンジ片４３と右ヒンジ片４４
は、左ヒンジ片４３の穴あきヒンジ部４６とキャップ部
４７の間の隙間に右ヒンジ片４４の穴あきヒンジ部５１
を同芯状態に嵌合し、背面縦パイプ４２の上端部がこれ
らの穴に嵌合される。また左ヒンジ部材４３の継手パイ
プ４５に背面左パイプ１２ａ₁ が嵌合され、また右ヒン
ジ部材４４の継手パイプ４９に背面右パイプ１２ａ₂ が
嵌合される。

【００２７】なお、下部ヒンジ部材４１ｂについては図
示を省略しているが、上記の場合と同様に構成される。

【００２８】上部ヒンジ部材４１ａ，下部ヒンジ部材４
１ｂは、背面縦パイプ４２を回転中心として上下の背面
パイプ１２ａ，１２ｂを、図４に示すように内側にＶ形
に屈曲させ、また逆にＶ形から直状に伸長させる作用が
ある。直状に伸長した際に右ヒンジ片４４のストッパー
５２が左ヒンジ片４３の継手パイプ４５の背面側に嵌合
してそれ以上の屈曲を阻止すると共に、ストッパー５２
の縮径弾性で継手パイプ４５を抱持し、各背面パイプ１
２ａ，１２ｂが勝手にＶ形に屈曲することを防止してい
る。

【００２９】一方、上記の両側枠６、６’を上下の背面
パイプ１２ａ，１２ｂに対して前方に直角に広げた状態
で、各側枠６、６’の上辺パイプ７ａ，７ａ相互間に連
結部材としての上部吊りパイプ１３ａが、また、上部連
結パイプ９ａ相互間に同じく連結部材として下部吊りパ
イプ１３ｂが取付けられる（図２参照）。

【００３０】これらの各吊りパイプ１３ａ，１３ｂは、
両側枠６、６’を一定間隔に開いた状態に維持すると共
に、ハンガー３６（図１参照）に掛けた洗濯物を吊り下
げるために使用される。上部吊りパイプ１３ａは、Ｔ字
型の回動継手５４により左側側枠６の上辺パイプ７ａに
上下方向に回動自在に取付けられる（図４参照）。ま
た、その上部吊りパイプ１３ａの右端部には下向きＵ字
型の着脱継手５５が取付けられ、その継手５５により右
側上辺パイプ７ａの偏平部２０に着脱自在に取付けられ
る。

【００３１】また、下部吊りパイプ１３ｂは、Ｔ字型の
回動継手５４により右側側枠６’の上部連結パイプ９ａ
に上下方向に回動自在に取付けられる。また、その下部
吊りパイプ１３ｂの左側端部には下向きＵ字型の着脱継
手５５が取付けら、その着脱継手５５により左側上部連
結パイプ９ａの偏平部２０に着脱自在に取付けられる。

【００３２】即ち、上部と下部の吊りパイプ１３ａ，１
３ｂの両端部の回動継手５４と着脱継手５５の位置関係
は左右逆の関係になっている。

【００３３】上記の各回動継手５４は、図３に示すよう
にＣ形断面の半円筒状の回動部５４ａと、円筒形の接続
部５４ｂとからなり、接続部５４ｂに上部吊りパイプ１
３ａの左端部（下部吊りパイプ１３ｂの場合は右端部）
を嵌入し、回動部５４ａの開口部を強制的に押し開いて
左側の上辺パイプ７ａ（下部吊りパイプ１３ｂの場合は
右側の上部連結パイプ９ａ）の円筒部に回動自在に嵌合
する。

【００３４】また、上記の着脱継手５５は、図３に示す
ように逆Ｕ字型の着脱部５５ａと、円筒形の接続部５５
ｂとからなり、接続部５５ｂに下部吊りパイプ１３ｂの
左端部（上部吊りパイプ１３ａの場合は右端部）を嵌入
し、着脱部５５ａの開口部を左側の上部連結パイプ９ａ
（上部吊りパイプ１３ａの場合は右側の上辺パイプ７
ａ）に着脱自在に嵌合するようになっている。

【００３５】なお、上記の各吊りパイプ１３ａ，１３ｂ
の両端部とも従来の場合と同様に、着脱自在の取付けと
してもよい。

【００３６】次に、カバーシート４について説明する。
カバーシート４は、図２に示すように、四角形の底面の
四辺から立ち上がった上端開放の四角筒状のシート本体
１７と、その上端開口部の後辺に縫着された蓋シート１
８とから成る。シート本体１７は、前記の乾燥ボックス
本体３の底面から上部Ｔ字形継手８の上端近辺までの範
囲をカバーし、また蓋シート１８は上辺パイプ７ａの円
弧に沿ったわん曲面とその両側面をカバーするようにな
っており、その蓋シート１８はシート本体１７に対する
縫着部分を中心に前後方向に開閉することができる。

【００３７】上記のシート本体１７の前面には、上端辺
から下端辺近くに達する切り開き部１９が設けられ、そ
の切り開き部１９にファスナー２１が装着される。ま
た、シート本体１７の一方の側面下方のほぼ中央部に接
続口２２が設けられる。接続口２２は、上下方向のスリ
ットにファスナー２３を装着したものである。

【００３８】更に、上記の接続口２２から該側面下部の
後辺側のコーナー部に片寄った位置に、蓋付きの付属品
収納ポケット２４が設けられ、これに蛇腹ホース３３、
乾燥マット３４などが収納される（図２参照）。

【００３９】上記のカバーシート４を上記の乾燥ボック
ス本体３に被せた状態で、その下方から両側枠６、６’
の各下辺パイプ７ｂに脚片１６を挟み、カバーシート４
のずれを防ぐと共に、カバーシート４の底面の保護を図
るようにしている。

【００４０】乾燥ネット５は、図２に示すように四角形
で載置部がメッシュ状の合成繊維製のネットであり、４
コーナーにフック２５が取り付けられ、乾燥ボックス本
体３の上部Ｔ字形継手８に設けた固定フック２６（図３
参照）に着脱自在に係止される。

【００４１】なお、乾燥ネット５は、後述する衣類を広
げて載置できて通風可能であれば良く、材料や載置部の
形状は適宜に選定できる。

【００４２】実施形態の衣類乾燥機は以上のようなもの
であり、乾燥ボックス１のカバーシート４の蓋シート１
８を開放すると共に、シート本体１７のファスナー２１
を開いて、下部吊りパイプ１３ｂに洗濯後の衣類をハン
ガー３６を用いるなどして吊り下げる。また、吊り下げ
ることがふさわしくない衣類、例えば型崩れを防ぐ必要
のあるものは、乾燥ネット５上に広げて乾燥させる。こ
れらの下部吊りパイプ１３ｂと乾燥ネット５は、同時に
使用することができる。

【００４３】なお、丈の長い衣類を吊るす場合は、乾燥
ネット５を取り外すと共に、下部吊りパイプ１３ｂの着
脱継手５５を外して回動継手５４の部分で下方に回動さ
せ、下向きに下げる。

【００４４】ファスナー２１及び蓋シート１８を閉じた
後に、タイマーつまみ３７等を操作して温風の吹出し時
間を設定すると共に、温風機２を駆動させる。乾燥ボッ
クス１内の衣類は、その内部に送り込まれる温風により
乾燥される。

【００４５】また、不使用の場合にこれを折り畳む際
は、乾燥ネット５の一端側のフック２５を側枠６又は
６’から外して下方に下げ、また上下の吊りパイプ１３
ａ，１３ｂの着脱継手５５を外し、回動継手５４の部分
で回動させて下方に下げる。次に、カバーシート４を付
けたまま、図６に示すように（但し、図６はカバーシー
ト４を省略して示している。）、上部と下部の背面パイ
プ１２ａ，１２ｂを上下のヒンジ部材４１ａ，４１ｂの
部分で内側にＶ形に屈曲させ、両側面部材６、６’を接
近する方向に平行移動させる。そうすると、全体にＭ形
に折り畳まれる（図６の２点鎖線参照）。

【００４６】このとき、各背面パイプ１２ａ，１２ｂの
長さａは、前述のように側面部材６、６’の幅ｂより大
きいが、その幅ｂの２倍（２ｂ）以下であるので、Ｖ形
に屈曲された背面パイプ１２ａ，１２ｂが側面部材６、
６’の幅の外側にはみ出すことはない。

【００４７】また、上下の吊りパイプ１３ａ，１３ｂは
両側の側面部材６、６’にそれぞれ取付けられるので、
図６に示すように、各側面部材６、６’の内側に突出す
る部分が、それぞれ左側側面部材６と背面左パイプ１２
ａ₁ との間、右側側面部材６’と背面右パイプ１２ａ₂
との間の隙間に収まり、全体の折り畳み厚さに影響を及
ぼさない。

【００４８】

【発明の効果】以上のように、この発明の衣類乾燥ボッ
クスは、背面部材を側面部材の幅の２倍以下の長さに形
成すると共に、その長さ方向の中間部分に内方に二つ折
れとなる屈曲連結部を設けたことにより、側面部材の幅
に折り畳むことができ、折り畳み状態の一層コンパクト
化を図ることができる。

【００４９】また、両側枠部材間の連結部材の一端部を
回動自在に取付け、他端部を着脱自在に取付けたことに
より、折り畳み時においても連結部材が乾燥ボックスか
ら外れることがないので、取り扱いが便利になる。

【００５０】更に、上記の連結部材を上下２本設け、一
方の連結部材の一端部を一方の側面部材に回動自在に取
付けると共に、その他端部を他方の側面部材に着脱自在
に取付け、他方の連結部材の両端部を上記の場合と回動
と着脱の位置関係が逆の関係になるように取付けること
により、折り畳んだ際に各連結部材が干渉することなく
コンパクトに折り畳むことができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】実施形態の一部切欠部斜視図

【図２】同上の分解斜視図

【図３】同上の枠体の一部分解斜視図

【図４】同上の枠体の折り畳み途中の一部斜視図

【図５】（ａ）ヒンジ部材の分解斜視図 （ｂ）同上の組合わせ状態の平面図 （ｃ）（ｂ）図の正面図 （ｄ）（ｂ）図の側面図

【図６】同上の折り畳み状態の平面図

【符号の説明】

１ 衣類乾燥ボックス ２ 温風機 ３ 乾燥ボックス本体 ４ カバーシート ５ 乾燥ネット ６、６’ 側枠 ７ａ 上辺パイプ ７ｂ 下辺パイプ ８ 上部Ｔ字形継手 ８’ 下部Ｔ字形継手 ８ａ 縦筒 ８ｂ 横筒 ９ａ 上部連結パイプ ９ｂ 下部連結パイプ １０ａ 前辺パイプ １０ｂ 後辺パイプ １１ 上部Ｌ字形継手 １１’ 下部Ｌ字形継手 １１ａ 縦筒 １１ｂ 横筒 １２ａ 上部背面パイプ １２ａ₁ 背面左パイプ １２ａ₂ 背面右パイプ １２ｂ 下部背面パイプ １２ｂ₁ 背面左パイプ １２ｂ₂ 背面右パイプ １３ａ 上部吊りパイプ １３ｂ 下部吊りパイプ １６ 脚片 １７ シート本体 １８ 蓋シート １９ 切り開き部 ２０ 偏平部 ２１ ファスナー ２２ 接続口 ２３ ファスナー ２４ 付属品収納ポケット ２５ フック ３２ 温風吹出口 ３３ 蛇腹ホース ３４ 乾燥マット ３６ ハンガー ３７ タイマーつまみ ４１ａ 上部ヒンジ部材 ４１ｂ 下部ヒンジ部材 ４２ 背面縦パイプ ４３ 左ヒンジ片 ４４ 右ヒンジ片 ４５ 継手パイプ ４６ 穴あきヒンジ部 ４７ キャップ部 ４８ 基部 ４９ 継手パイプ ５１ 穴あきヒンジ部 ５２ ストッパー ５３ 凹所 ５４ 回動継手 ５４ａ 回動部 ５４ｂ 接続部 ５５ 着脱継手 ５５ａ 着脱部 ５５ｂ 接続部

─────────────────────────────────────────────────────

【手続補正書】

【提出日】平成１１年４月５日（１９９９．４．５）

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】請求項２

【補正方法】変更

【補正内容】

【手続補正２】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】符号の説明

【補正方法】変更

【補正内容】

【符号の説明】 １ 衣類乾燥ボックス ２ 温風機 ３ 乾燥ボックス本体 ４ カバーシート ５ 乾燥ネット ６、６’ 側枠 ７ａ 上辺パイプ ７ｂ 下辺パイプ ８ 上部Ｔ字形継手 ８’ 下部Ｔ字形継手 ８ａ 縦筒 ８ｂ 横筒 ９ａ 上部連結パイプ ９ｂ 下部連結パイプ １０ａ 前辺パイプ １０ｂ 後辺パイプ １１ 上部Ｌ字形継手 １１’ 下部Ｌ字形継手 １１ａ 縦筒 １１ｂ 横筒 １２ａ 上部背面パイプ １２ａ₁ 背面左パイプ １２ａ₂ 背面右パイプ １２ｂ 下部背面パイプ １２ｂ₁ 背面左パイプ １２ｂ₂ 背面右パイプ １３ａ 上部吊りパイプ １３ｂ 下部吊りパイプ １６ 脚片 １７ シート本体 １８ 蓋シート １９ 切り開き部 ２０ 偏平部 ２１ ファスナー ２２ 接続口 ２３ ファスナー ２４ 付属品収納ポケット ２５ フック２６ 固定フック ３２ 温風吹出口 ３３ 蛇腹ホース ３４ 乾燥マット ３６ ハンガー ３７ タイマーつまみ ４１ａ 上部ヒンジ部材 ４１ｂ 下部ヒンジ部材 ４２ 背面縦パイプ ４３ 左ヒンジ片 ４４ 右ヒンジ片 ４５ 継手パイプ ４６ 穴あきヒンジ部 ４７ キャップ部 ４８ 基部 ４９ 継手パイプ ５１ 穴あきヒンジ部 ５２ ストッパー ５３ 凹所 ５４ 回動継手 ５４ａ 回動部 ５４ｂ 接続部 ５５ 着脱継手 ５５ａ 着脱部 ５５ｂ 接続部

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐々井 晃 大阪市北区天満１丁目20番５号 象印マホ ービン株式会社内 (72)発明者 前中 章良 大阪市北区天満１丁目20番５号 象印マホ ービン株式会社内 (72)発明者 壺崎 昌幸 大阪市北区天満１丁目20番５号 象印マホ ービン株式会社内 (72)発明者 三谷 繁孝 東大阪市楠根２丁目３番38号 サンタニー 株式会社内

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 乾燥ボックス本体にカバーシートを被せ
   てなる衣類乾燥ボックスにおいて、上記乾燥ボックス本
   体を左右の両側面部材、該両側面部材と縦方向の回動中
   心をもって連結された背面部材及び上記両側面部材間の
   連結部材とにより構成し、上記背面部材を各側面部材の
   幅の２倍以下の長さに形成すると共に、その長さ方向の
   中間部分に内方に二つ折れとなる屈曲連結部を設け、上
   記連結部材の一端部を一方の側面部材に着脱自在に取付
   けると共に、他端部を他方の側面部材に回動自在又は着
   脱自在に取付けたことを特徴とする衣類乾燥ボックス。
2. 【請求項２】 上記の背面部材を上下一対の背面パイプ
   と１本の背面縦パイプ及び上記の屈曲連結部を構成する
   上下一対のヒンジ部材とにより構成し、上記の各背面パ
   イプをその中間部分で２分すると共に、各２分された背
   面パイプ相互を上記のヒンジ部材により内方に屈曲自在
   となるように連結し、上記各ヒンジ部材の回動中心を上
   記の背面縦パイプにより連結したことを特徴とする請求
   項１に記載の衣類乾燥ボクッス。
3. 【請求項３】 上記の一方のヒンジ部材に、他方のヒン
   ジ部材の背面に係合して各ヒンジ部材の背面側への屈曲
   を阻止するストッパーを設けたことを特徴とする請求項
   ２に記載の衣類乾燥ボックス。
4. 【請求項４】 上記のストッパーを断面Ｃ形の半円筒形
   に形成し、該ストッパーを上記他方のヒンジ部材の継手
   パイプの背面に収縮弾性をもって嵌脱自在に嵌合するよ
   うにしたことを特徴とする請求項３に記載の衣類乾燥ボ
   ックス。
5. 【請求項５】 上記の連結部材を上下２本設け、一方の
   連結部材の一端部を一方の側面部材に回動自在に取付け
   ると共に、その他端部を他方の側面部材に着脱自在に取
   付け、他方の連結部材の両端部を上記の場合と回動と着
   脱が逆の位置関係になるように取付けたことを特徴とす
   る請求項１から４のいずれかに記載の衣類乾燥ボック
   ス。