JPH0131191Y2 - - Google Patents

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JPH0131191Y2
JPH0131191Y2 JP1986066920U JP6692086U JPH0131191Y2 JP H0131191 Y2 JPH0131191 Y2 JP H0131191Y2 JP 1986066920 U JP1986066920 U JP 1986066920U JP 6692086 U JP6692086 U JP 6692086U JP H0131191 Y2 JPH0131191 Y2 JP H0131191Y2
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JP
Japan
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clothes
drying device
main body
window
clothes hanger
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Description

【考案の詳細な説明】 イ 産業上の利用分野 この考案は衣類乾燥装置に関し、より詳細には
旅行等に際して容易に携帯可能な電気式の携帯用
衣類乾燥装置の創作に関する。
ロ 従来の技術 従来、濡れた衣類の乾燥を加熱により促進する
装置が所謂衣類乾燥器として公知であり、この種
装置として、(a)衣類を収容した密閉容器内に高温
の熱雰囲気を形成して乾燥を行うものや、(b)衣類
に熱風を直接吹き掛けて乾燥を行うもの等が公知
であつた。
ハ 考案が解決しようとする問題点 しかしながら、上記従来技術の装置は衣類の乾
燥という作用は充分果たすが、反面その構造上装
置自体が嵩張り必要に応じて携帯するという訳に
はいかず、いわんや旅行等に際して携帯すること
は不可能であつた。
即ち、上記(a)の装置においてはその構造上密閉
容器が必要であり、(b)の装置においては送風装置
が必要であり、何れも装置が立体化して嵩張る原
因となつていた。
一方、旅行に際しては携行する衣類の数が限ら
れることから衣類を洗濯して繰り返し着用するこ
とが多く、滞在時間の関係より短時間で衣類の乾
燥を行う必要性があり、乾燥装置を携帯用とする
ことには有用性が存する。
この考案は上記の如き従来技術の欠点を解消し
た極めてコンパクトな携帯用衣類乾燥装置を提供
することを目的としたものである。
ニ 問題点を解決するための手段 この考案の衣類乾燥装置は電気抵抗発熱体を内
蔵した可撓性を有するシート状の本体よりなり、
この本体には洋服ハンガーのフツタ部分からアー
ム部分中途迄挿通可能な窓を本体の中央部分に設
けた構成よりなる。
ホ 作用 従つて、上記構成よりなるこの考案の衣類乾燥
装置は第一に可撓性を有するシート状であること
より折り曲げ、折り畳みが可能な作用を有し、第
二に本体に設けた窓より洋服ハンガーのフツク部
分を挿通露出することにより、吊り下げられた洋
服ハンガーに乾燥装置を掛け止め可能な作用を有
し、第三に本体に内蔵した電気抵抗発熱体に通電
することにより乾燥装置を加熱する作用を有し、
第四に上記窓は洋服ハンガーのアーム部の中迄大
きく開口しているので、加熱された空気がここか
ら抜けることにより対流作用が生じ、湿気を含ん
だ空気が速やかに排出される作用を有する。
ヘ 実施例 以下、この考案の携帯用衣類乾燥装置の具体的
実施例を添付図面に基づいて説明する。
第2図はこの考案の乾燥装置を展開した状態を
示す図である。
図中1はこの考案の乾燥装置の本体であり、こ
の本体1は電気抵抗発熱体2を例えば軟質ビニー
ルの如き耐水性を有する外皮1aにより被覆した
(第3図参照)シート状に構成される。
この電気抵抗発熱体2は通電により発熱するも
のであり、且つ乾燥装置を折り曲げ、折り畳む関
係上可撓性を有することが必要である。
例えばポリエチレン或いはポリプロピレンとカ
ーボンブラツクを混合してシート状に成形した自
己温度制御型発熱素子や、可撓性を有する絶縁シ
ート上に発熱素子を印刷した面状発熱体等がこの
電気抵抗発熱体として最適である。
尚、図中符号Cは上記電気抵抗発熱体2に通電
するための電源コードである。
図中3は本体1に設けられる窓であり、この窓
は洋服ハンガーのフツク部分が挿通可能な形状と
する。
尚、この実施例では洋服ハンガーに掛け止めた
際、乾燥装置が二つ折りされるよう窓3を乾燥装
置の本体1の中央部分に設けた。
以上のように構成されるこの考案の乾燥装置の
使用方法は次の通りである。
この乾燥装置は通常は適宜大きさに折り畳んで
バツク等に収納しておき使用に際して展開する。
先ず、乾燥装置の本体1の窓3より洋服ハンガ
ーHのフツク部分H1を挿通露出させて、洋服ハ
ンガーHを鴨居、吊り下げ扞等適宜箇所より吊り
下げ、乾燥装置を洋服ハンガーHに掛け止める
(第1図、第3図、第4図)。
次に、衣類Rが例えば靴下、下着等のように小
物である場合は洋服ハンガーHのクロスバー部分
H3に衣類Rを掛ける(第1図参照)。
この場合、この実施例のように窓3を乾燥装置
の本体1の中央部分に設けた場合には、衣類Rは
二つ折りされた乾燥装置の内部に位置することと
なる。
又、衣類Rが例えばワイシヤツのように洋服ハ
ンガーHを覆えるような物である場合は洋服ハン
ガーのアーム部分H2に衣類Rを掛ける(第4図
参照)。
この場合は、乾燥装置は衣類Rの内方に位置す
ることとなる。
そして、以上のように衣類を掛けた乾燥装置に
通電加熱することにより衣類の乾装を行う。
ト 考案の効果 以上のように構成されるこの考案は次の効果を
有する。
(a) 乾燥装置を可撓性を有するシート状としたの
で折り畳み可能な作用を有し、携帯に際し小サ
イズに折り畳んで旅行鞄等に収容することが可
能となつた。
(b) 本体に設けた窓より洋服ハンガーのフツク部
分を挿通露出することにより、吊り下げられた
洋服ハンガーに乾燥装置を掛け止め可能な作用
を有するので、乾燥装置自体に装置の起立、据
付機能や衣類の掛け止め機能を設けなくとも既
存の洋服ハンガーを利用してこれらの機能を実
現でき、これらの機能実現に必要な機構(例え
ば、フレーム、脚、フツク等)を不要とするこ
とができ乾燥装置全体を平面的且つコンパクト
に構成することが可能となつた。
(c) 本体に設けた窓は洋服ハンガーのフツク部分
を挿通露出させる作用と同時に空気抜きの作用
も果たすので、加熱された空気がこの窓より抜
けることより対流作用が生じ、湿気を含んだ空
気が速やかに排出されて乾燥効果の増大が図れ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の携帯用衣類乾燥装置の使用
状態を示す正面図、第2図はこの考案の携帯用衣
類乾燥装置を展開した状態を示す正面図、第3図
はこの考案の携帯用衣類乾燥装置の使用状態を示
す側断面図、第4図はこの考案の携帯用衣類乾燥
装置の使用状態を示す正面図である。 尚、図中符合1は(乾燥装置の)本体、2は電
気抵抗発熱体、3は窓、Hは洋服ハンガー、Rは
衣類である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電気抵抗発熱体を内蔵した可撓性を有するシー
    ト状の本体よりなり、この本体には洋服ハンガー
    のフツク部分からアーム部分中途迄挿通可能な窓
    を本体の中央部分に設けたことを特徴とする携帯
    用衣類乾燥装置。
JP1986066920U 1986-05-06 1986-05-06 Expired JPH0131191Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1986066920U JPH0131191Y2 (ja) 1986-05-06 1986-05-06

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JP1986066920U JPH0131191Y2 (ja) 1986-05-06 1986-05-06

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JPS62178996U JPS62178996U (ja) 1987-11-13
JPH0131191Y2 true JPH0131191Y2 (ja) 1989-09-25

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5786400A (en) * 1980-11-17 1982-05-29 Atsuji Ogawa Drier for sheet in synthetic resin

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54149772U (ja) * 1978-04-11 1979-10-18
JPS56145495U (ja) * 1980-03-31 1981-11-02

Patent Citations (1)

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JPS5786400A (en) * 1980-11-17 1982-05-29 Atsuji Ogawa Drier for sheet in synthetic resin

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