JP2000261576A - 電話装置 - Google Patents
電話装置Info
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- JP2000261576A JP2000261576A JP11062373A JP6237399A JP2000261576A JP 2000261576 A JP2000261576 A JP 2000261576A JP 11062373 A JP11062373 A JP 11062373A JP 6237399 A JP6237399 A JP 6237399A JP 2000261576 A JP2000261576 A JP 2000261576A
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Abstract
て、利用者の通話料金不足による通話の強制切断の際に
利用者に発信音を聴取させないようにする。 【解決手段】 通話回路14と、送受器15との間にミ
ュート回路16を設け、制御部22は発信通話の強制切
断後、利用者のオフフックが継続する場合は、ミュート
回路16を500ms間オン、500ms間オフとする
動作を繰り返して回線L1,L2、極性検知回路13及
び通話回路14を介する交換機からの発信音(連続音)
を話中音(断続音)に変換し送受器15に送出する。
Description
用により通話が可能な電話装置に関する。
話が可能な公衆電話機などの電話装置では、硬貨などの
投入により発信通話が開始されると、交換機側から通話
中の電話回線を介して定期的に送出される硬貨収納信号
を受信して、投入され蓄積された蓄積硬貨を収納してい
る。そして、硬貨収納信号を受信したときに収納すべき
蓄積硬貨が無ければ、一時的に電話回線を切断する。こ
の電話回線の一時的な切断により交換機側では通話のた
めの硬貨が無くなったものと判断して電話回線を介し通
話の終了を示す話中音を電話装置側に送出し、電話装置
の受話器から利用者に話中音を聴取させる。
置側に硬貨収納信号を送出しないものもあり、このよう
な場合は、電話装置ではタイマを用いてそのタイマのタ
イムアップ毎に蓄積硬貨を収納するようにしている(自
律課金方式)。そして、収納すべき蓄積硬貨が無くなる
と電話装置は同様に電話回線を一時的に切断する。
を利用して通話を行う公衆電話等の電話装置では、通話
中に収納すべき硬貨が無くなった場合、或いは通話相手
が先に終話した場合には交換機側から電話装置に話中音
が送出され、利用者に対し通話終了の旨を報知してい
る。しかし、上述のようにタイマを用いてそのタイマの
タイムアップ毎に蓄積硬貨を収納する自律課金方式の電
話装置の場合、硬貨が無くなって電話装置側で電話回線
を一時的に切断した後には、交換機側から発信を許容す
る発信音が電話装置側に送出される。このため、利用者
は通話料金が無くなって通話が強制切断されたのに発信
音を聴取することからその電話装置を故障と誤認識する
恐れがあり、利用者の使い勝手が悪くなるという課題が
あった。従って本発明は、硬貨やカードによる発信通話
を許容するとともに通話中には自律課金方式で課金する
電話装置において、利用者の通話料金不足による通話の
強制切断の際に利用者に発信音等の不自然な音を聴取さ
せずに利用者の使い勝手の向上を図ることを目的とす
る。
るために本発明の電話装置は、電話回線を介して交換機
に接続され、硬貨及びカードの少なくとも一方の価値情
報に基づき発信通話を許容するとともに発信通話中には
自律課金を行って価値情報を通話料金として収納する電
話装置であって、自律課金時に価値情報が不足した時に
電話回線を一定時間開放して発信通話を切断した後、制
御手段が交換機から送出される発信音を話中音として報
知するようにしたことにより特徴づけられる。この場
合、電話回線に接続される通話回路と、送受器との間に
ミュート回路を設け、制御手段は発信通話の切断後、ミ
ュート回路を所定のタイミングでオン及びオフし電話回
線及び通話回路を介する発信音を話中音として送受器に
送出するものである。
を参照して説明する。図1は本発明を適用した公衆電話
機1の構成を示すブロック図である。図1において、公
衆電話機1は、電話回線(以下、回線)L1,L2に接
続され、フックスイッチ10,11と、回線開放用スイ
ッチ12と、回線L1,L2の極性反転を検知する極性
検知回路13と、通話回路14と、送受器15と、ダイ
ヤル信号(DP)の発信に基づくぶつぶつ音の送受器1
5への送出をミュートするミュート回路16と、投入さ
れた硬貨の選別,蓄積及び収納を行う硬貨処理部17
と、表示器18と、ダイヤル回路19と、操作部20
と、メモリ21に接続されるとともに以上の各部を制御
する制御部22とからなる。
いて、利用者がオフフックし硬貨を投入すると、送受器
15に連動してフックスイッチ10が閉結すると共に、
制御部22はフックスイッチ10と連動するフックスイ
ッチ11を介して利用者のオフフックを認識する。これ
により、回線L1,L2の直流ループが閉結され、図示
しない交換機から回線L1,L2を介し発信音が到来
し、その発信音はスイッチ10,12、極性検知回路1
3、通話回路14及びミュート回路16を介して送受器
15に送出され、利用者に報知される。
のダイヤルキーを操作して相手番号をダイヤルする。す
ると、制御部22は操作されたダイヤルキーを入力して
対応するダイヤル番号をダイヤル回路19に送出する。
これにより、ダイヤル回路19からそのダイヤル番号に
相当するダイヤル信号が極性検知回路13及び各スイッ
チ12,10を介して回線L1,L2に送出され、交換
機側で受信される。
と、そのダイヤル信号に応じた図示しない相手電話機へ
の呼出を行う。ここで、相手電話機側でその呼出に応答
すると交換機では回線L1,L2の極性を反転させる。
制御部22は回線L1,L2の極性反転を極性検知回路
13を介して検出し、相手電話機の呼出への応答を認識
する。
話機1の利用者と相手電話機間で通話が開始される。相
手電話機の応答を認識した制御部22は、このとき公衆
電話機1の電話番号と利用者により操作された相手番号
とから単位通話料金当たりの時間、即ち単位通話時間を
求める。そして、求めた単位通話時間をタイマ22Aに
設定してスタートさせ、かつ硬貨処理部17を制御して
投入され蓄積されている硬貨を収納する。以降、利用者
が通話続行中の場合は、タイマ22Aのタイムアップ毎
に硬貨処理部17を制御して蓄積硬貨を1個づつ収納す
る。
者がオンフックすると、制御部22はフックスイッチ1
2を介して利用者の終話を検出し、回線開放用スイッチ
12を開放して回線L1,L2の直流ループを開放す
る。また、制御部22は硬貨処理部17を制御して投入
されている硬貨を返却する。
に蓄積硬貨が無くなったことを硬貨処理部17を介して
検出すると、利用者の終話を交換機に報知するために回
線開放用スイッチ12を所定時間開放する。これによ
り、交換機側では公衆電話機1と相手電話機間の通話パ
スが切断され、公衆電話機1の利用者の発信通話が強制
切断される。
を示すフローチャートである。このフローチャートにし
たがって本発明の要部動作を説明する。利用者がオフフ
ックすると、上述したようにフックスイッチ10が閉結
されると共に、制御部22はフックスイッチ11を介し
て利用者のオフフックを検出し、ステップS1の「オフ
フック?」を「Y」と判定する。ここで、利用者がステ
ップS2で硬貨を投入すると制御部22は硬貨処理部1
7を介して硬貨投入を検知する。これにより、上述した
ように回線L1,L2の直流ループが閉結され、交換機
からの発信音が送受器15に送出され、利用者に報知さ
れる。
3で操作部20のダイヤルキーを操作して相手番号をダ
イヤルする。すると、制御部22は上述したように操作
されたダイヤル番号をダイヤル回路19に送出し、ダイ
ヤル信号として交換機側に送出させる。これにより交換
機側ではそのダイヤル信号に応じた相手電話機への呼出
を行い、相手がその呼出に応答することにより回線L
1,L2の極性反転が行われると、制御部22は回線L
1,L2の極性反転を極性検知回路13を介して検出
し、ステップS4の「相手応答?」を「Y」と判定す
る。
介して蓄積硬貨の有無を検出することにより、ステップ
S5で蓄積硬貨の有無を判断し、蓄積硬貨がある場合は
ステップS6でその硬貨を硬貨処理部17に収納させる
と共に、公衆電話機1の利用者と相手電話機の利用者間
での通話を許容する。またこのとき制御部22は、公衆
電話機1の電話番号と利用者により操作された相手番号
とから単位通話時間を求め、求めた単位通話時間をステ
ップS7でタイマ22Aに対地別タイマの値としてセッ
トしその対地別タイマをスタートさせる。
及び利用者のオンフックをそれぞれステップS8及びS
9で判断し、通話が終了し公衆電話機1の利用者がオン
フックすると、制御部22はステップS9の「オンフッ
ク?」を「Y」と判定する。この場合、制御部22は上
述したように回線開放用スイッチ12を一定時間開放す
るとともに、フックスイッチ10によりステップS10
で回線L1,L2の直流ループを開放する。また、制御
部22はこのとき硬貨処理部17を制御して蓄積硬貨を
返却する。
タイマがタイムアップしステップS8の判定が「Y」と
なると、制御部22は、ステップS5に戻って蓄積硬貨
の有無を判断する。そして、蓄積硬貨がある場合は同様
にステップS6でその蓄積硬貨を収納し、ステップS7
で対地別タイマをスタートさせると共に、対地別タイマ
がタイムアップしてステップS8で「Y」となると、ス
テップS5に戻って蓄積硬貨の有無を確認のうえステッ
プS6で硬貨を収納する。このように、利用者の発信通
話の続行中は対地別タイマのタイムアップ毎に蓄積硬貨
を収納する。
硬貨が無くなりステップS5で「N」と判定されると、
制御部22はステップS11で回線開放用スイッチ12
を一定時間開放することにより回線L1,L2の直流ル
ープを一定時間開放し通話を強制切断する。その後、ス
テップS12で回線開放用スイッチ12を閉結して回線
L1,L2の直流ループを閉結する。これにより、交換
機側では公衆電話機1の終話と判断して回線L1,L2
に発信音を送出する。
ュート回路16をステップS13でオンした後、ステッ
プS14で500msの値をタイマ22Aにセットして
その500msタイマをスタートさせる。この500m
s間は交換機からの発信音はミュート回路16で遮断さ
れるため、送受器15には送出されない。そして500
ms経過しそのタイマがタイムアップすると、今度はス
テップS16でミュート回路16をオフし、さらにステ
ップS17でその500msタイマをスタートさせる。
このタイマの500ms間は交換機からの発信音は、回
線L1,L2、極性検知回路13,通話回路14,及び
ミュート回路16を経由して送受器15に送出され利用
者により聴取される。
テップS18の判定が「Y」となると、ステップS19
で利用者のオンフックの有無を判断し、利用者のオフフ
ックが継続していれば、ステップS13に戻ってミュー
ト回路16を再びオンし、さらにステップS14で50
0msタイマをスタートさせ、この間発信音の送出を停
止させる。そしてそのタイマがタイムアップするとステ
ップS16でミュート回路16を再びオフし、この間送
受器15に交換機からの発信音を送出させる。ここで、
利用者がオンフックしステップS19の判定が「Y」と
なると、制御部10はステップS10でフックスイッチ
10及び回線開放用スイッチ12を一定時間開放するこ
とにより回線L1,L2の直流ループの開放を行う。
通話中に蓄積硬貨が無くなるとその発信通話を強制切断
し、交換機側に公衆電話機1の終話を報知すると共に、
利用者のオフフックが継続する場合はミュート回路16
を500ms毎にオン・オフさせるようにしたものであ
る。この結果、公衆電話機1側からの終話報知に対し交
換機側から送出される発信音(連続音)は500ms毎
に送受器15に送出され、したがって利用者は500m
s毎に断続する発信音を聴取することになる。ここで、
交換機から送出される発信音の周波数は、交換機から送
出される話中音の周波数とほぼ同一周波数であり、かつ
話中音は500ms毎に交換機から送出されるものであ
るため、利用者は通話の強制切断時には交換機側から送
出される発信音を話中音として聴取することができる。
タイマのタイムアップ毎に課金を行う自律課金方式の公
衆電話機1では、利用者の発信通話中に蓄積硬貨が無く
なるとその発信通話を強制切断すると共に、利用者のオ
フフックが継続する場合はミュート回路16を500m
s毎にオン・オフして交換機側から送出される発信音を
話中音として利用者に報知するようにしたものである。
この結果、簡単な構成で交換機側から送出される発信音
を話中音に変換できる。また、前記ミュート回路16
は、DPダイヤル発信の際に発生するぶつぶつ音の送受
器15への送出をミュートする目的で設けた既存の回路
であり、したがって発信音を話中音に変換する場合、既
存の回路を利用して変換できる。なお、本実施の形態で
は、硬貨の投入により発信通話を許容する公衆電話機の
例について説明したが、磁気カードやICカードを用い
た公衆電話機についても同様に適用することができ、同
様の効果を奏する。また、公衆電話機に限らず、カード
などを利用して自律課金を行う他の電話装置に同様に適
用できる。
線を介して交換機に接続され、硬貨及びカードの少なく
とも一方の価値情報に基づき発信通話を許容するととも
に発信通話中には自律課金を行って価値情報を通話料金
として収納する電話装置において、自律課金時に価値情
報が不足した場合は回線を一定時間開放して発信通話を
切断した後、交換機から送出される発信音を話中音とし
て報知するようにしたので、利用者は自身の通話料金不
足による通話の強制切断の際には、交換機側からの課金
信号に基づき通話料金収納を行う電話装置の場合と同様
に、話中音を聴取することができ、利用者の使い勝手が
向上する。また、回線に接続される通話回路と、送受器
との間にミュート回路を設け、発信通話の切断後、ミュ
ート回路を所定のタイミングでオン及びオフし回線及び
通話回路を介する発信音を話中音として送受器に送出す
るようにしたので、簡単な構成により発信音を話中音に
変換することができる。また、DPダイヤル発信の際に
発生するぶつぶつ音の送受器への送出をミュートする既
存のミュート回路を利用することによって発信音を話中
音に変換できる。
ある。
である。
回線開放用スイッチ、13…極性検知回路、14…通話
回路、15…送受器、16…ミュート回路、17…硬貨
処理部、20…操作部、22…制御部、22A…タイ
マ、L1,L2…電話回線。
Claims (2)
- 【請求項1】 電話回線を介して交換機に接続され、硬
貨及びカードの少なくとも一方の価値情報に基づき発信
通話を許容するとともに前記発信通話中に自律課金を行
って前記価値情報を通話料金として収納する電話装置に
おいて、 前記自律課金時に前記価値情報が不足した時には電話回
線を一定時間開放して前記発信通話を切断する通話切断
手段と、 前記発信通話の切断後、前記交換機から送出される発信
音を話中音として報知する制御手段とを備えたことを特
徴とする電話装置。 - 【請求項2】 請求項1において、 前記電話回線に接続された通話回路と、送受器と、前記
通話回路と送受器間に設けられたミュート回路とを備
え、 前記制御手段は前記発信通話の切断後、前記ミュート回
路を所定のタイミングでオン及びオフし前記電話回線及
び通話回路を介する前記発信音を前記話中音として前記
送受器に送出することを特徴とする電話装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06237399A JP3567188B2 (ja) | 1999-03-09 | 1999-03-09 | 電話装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06237399A JP3567188B2 (ja) | 1999-03-09 | 1999-03-09 | 電話装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000261576A true JP2000261576A (ja) | 2000-09-22 |
JP3567188B2 JP3567188B2 (ja) | 2004-09-22 |
Family
ID=13198262
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06237399A Expired - Fee Related JP3567188B2 (ja) | 1999-03-09 | 1999-03-09 | 電話装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3567188B2 (ja) |
-
1999
- 1999-03-09 JP JP06237399A patent/JP3567188B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
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