JP2000260983A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

Info

Publication number
JP2000260983A
JP2000260983A JP11060549A JP6054999A JP2000260983A JP 2000260983 A JP2000260983 A JP 2000260983A JP 11060549 A JP11060549 A JP 11060549A JP 6054999 A JP6054999 A JP 6054999A JP 2000260983 A JP2000260983 A JP 2000260983A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
region
impurity
gate electrode
forming
source region
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11060549A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3425883B2 (ja
Inventor
Naohiko Kimizuka
直彦 君塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP06054999A priority Critical patent/JP3425883B2/ja
Publication of JP2000260983A publication Critical patent/JP2000260983A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3425883B2 publication Critical patent/JP3425883B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Insulated Gate Type Field-Effect Transistor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 オン電流の向上あるいはオフ電流の低減し、
これによりトランジスタの動作速度の向上あるいは消費
電力の低減を図ること。 【解決手段】 チャネル領域15のソース領域8側端部
における不純物濃度をn A、チャネル領域15のドレイ
ン領域9側端部における不純物濃度をnBとしたとき
に、nA>nBとする。望ましくはnA>10nBとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、動作速度の向上や
消費電力の低減を図ったMOS型トランジスタおよびそ
の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の高性能化の要求が高まる
中、半導体装置を構成するMOSFETに対し、動作速
度の向上および消費電力の低減が求められている。動作
速度の向上を図るにはドレイン飽和電流(以下、「オン
電流」という)を増大させることが有効である。一方、
消費電力の低減を図るには、ゲート電圧が印加されてい
ない状態においてソース・ドレイン間に流れる電流(以
下、「オフ電流」という)を低減させることが有効であ
る。
【0003】オン電流の増大を図ることについては従来
から種々の検討がなされている。特開平7−16985
8号公報には、LDD構造のソース・ドレイン領域を非
対称構造とすることでトランジスタのオン電流)を増大
させる技術が示されている。また特開平10−1287
0号公報には、LDD構造のソース・ドレイン領域にお
いて低濃度層の内部に高濃度層を設けることで、LDD
による電界緩和効果を維持しながらオン電流を向上させ
る技術が示されている。
【0004】しかしこれらの方法は、ソース・ドレイン
構造を変えるものであり、工程が煩雑になる上、ソース
・ドレイン構造に一定の制約が加わることとなる。
【0005】ところで、素子の微細化が進行し、ゲート
酸化膜の薄膜化が進む中、ソース・ドレインエクステン
ション構造の採用が主流となりつつある。ソース・ドレ
インエクステンション構造は、図11のように高濃度不
純物層5、6がゲート電極直下の領域まで張り出した構
造をいう(なお、上記高濃度不純物層5、6を低濃度不
純物層に置き換えればLDD構造となる)。上記のよう
なエクステンション構造とすることにより、オン抵抗を
低減して素子の高速動作を図ることができる。エクステ
ンション構造は、従来、ホットキャリア耐性に劣るとい
う問題があるとされてきた。しかしながら素子が微細化
によりゲート酸化膜が薄くなり、たとえば3nm以下の
厚みとなると、ホットキャリアによる影響は顕著に低減
され、素子の高速動作化のメリットの方が増大すること
となる。
【0006】このような事情から、たとえばゲート長
0.2μm以下、ゲート絶縁膜3nm以下の素子におい
ては、ソース・ドレインエクステンション構造が好まし
く用いられるのである。
【0007】ところが、上記公報記載の技術は、LDD
構造を前提としたものであり、ソース・ドレインエクス
テンション構造に適用することは困難であった。
【0008】以上、オン電流の低減について説明した
が、一方ではオフ電流の低減も重要となる。オフ電流は
ゲート電圧が印加されずトランジスタが駆動していない
状態におけるドレイン電流であるので、これを低減する
ことにより待機時消費電力を低減することが可能とな
る。しかしながら上記従来技術では、オフ電流の低減効
果については必ずしも充分でなかった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記事情を踏まえ、本
発明は、ソース・ドレイン構造に制約を加えることな
く、オン電流の向上あるいはオフ電流を低減し、これに
よりトランジスタの動作速度の向上あるいは消費電力の
低減を図ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、シリコ
ン基板と、該シリコン基板上にゲート絶縁膜を介して形
成されたゲート電極と、該ゲート電極の直下の領域に設
けられた一導電型の不純物を含むチャネル領域と、該チ
ャネル領域を挟むように形成された該不純物と逆導電型
のソース領域およびドレイン領域とを有する半導体装置
であって、前記チャネル領域のソース領域側端部におけ
る前記不純物の濃度をnA、前記チャネル領域のドレイ
ン領域側端部における前記不純物の濃度をnBとしたと
きに、nA>nBであることを特徴とする半導体装置が提
供される。
【0011】上記構成を有する半導体装置は、たとえば
本発明により提供される以下の製造方法により製造する
ことができる。
【0012】すなわち本発明によれば、シリコン基板の
素子領域に一導電型の不純物を導入する工程と、前記素
子領域上に、ゲート絶縁膜を介してゲート電極を形成す
る工程と、前記不純物と逆導電型のソース領域およびド
レイン領域を前記ゲート電極を挟むように形成する工程
と、前記ソース領域にイオン注入を行い格子間シリコン
を生成させる工程と、熱処理により前記格子間シリコン
とともに前記不純物を前記チャネル領域に拡散させる工
程とを有することを特徴とする半導体装置の製造方法が
提供される。
【0013】また本発明によれば、シリコン基板の素子
領域に一導電型の不純物を導入する工程と、前記素子領
域上に、ゲート絶縁膜を介してゲート電極を形成する工
程と、前記ゲート電極の一方の脇のソース領域形成箇所
にイオン注入を行い格子間シリコンを生成させる工程
と、前記不純物と逆導電型のソース領域およびドレイン
領域を前記ゲート電極を挟むように形成する工程と、熱
処理により前記格子間シリコンとともに前記不純物を前
記チャネル領域に拡散させる工程とを有することを特徴
とする半導体装置の製造方法が提供される。
【0014】また本発明によれば、以下のようなNチャ
ネルMOSFETおよびPチャネルMOSFETの製造
方法が提供される。
【0015】すなわち本発明によれば、シリコン基板の
素子領域にp型不純物を導入する工程と、前記素子領域
上にゲート絶縁膜を介してゲート電極を形成する工程
と、前記素子領域に、前記ゲート電極を挟むようにn型
のソース領域およびドレイン領域を形成する工程と、前
記ソース領域にSi、Ge、またはV族元素をイオン注
入する工程と、600〜800℃にて熱処理を行う工程
とを有することを特徴とする半導体装置の製造方法が提
供される。
【0016】また本発明によれば、シリコン基板の素子
領域にp型不純物を導入する工程と、前記素子領域上に
ゲート絶縁膜を介してゲート電極を形成する工程と、前
記ゲート電極の一方の脇のソース領域形成箇所にSi、
Ge、またはV族元素をイオン注入する工程と、前記素
子領域に、前記ゲート電極を挟むようにn型のソース領
域およびドレイン領域を形成する工程とを有することを
特徴とする半導体装置の製造方法が提供される。
【0017】また本発明によれば、シリコン基板の素子
領域にn型不純物を導入する工程と、前記素子領域上に
ゲート絶縁膜を介してゲート電極を形成する工程と、前
記素子領域に、前記ゲート電極を挟むようにp型のソー
ス領域およびドレイン領域を形成する工程と、前記ソー
ス領域に、Si、Ge、またはIII族元素をイオン注入
する工程と、600〜800℃にて熱処理を行う工程と
を有することを特徴とする半導体装置の製造方法が提供
される。
【0018】また本発明によれば、シリコン基板の素子
領域にn型不純物を導入する工程と、前記素子領域上に
ゲート絶縁膜を介してゲート電極を形成する工程と、前
記ゲート電極の一方の脇のソース領域形成箇所に、S
i、Ge、またはIII族元素をイオン注入する工程と、
前記素子領域に、前記ゲート電極を挟むようにp型のソ
ース領域およびドレイン領域を形成する工程とを有する
ことを特徴とする半導体装置の製造方法が提供される。
【0019】本発明の半導体装置は、チャネル領域の不
純物濃度を不均一にすることで課題解決を図るものであ
る。従来のMOSFETでは、チャネル領域の不純物濃
度は実質的に均一であった。これに対し本発明では、ソ
ース側のチャネル不純物濃度をドレイン側のチャネル不
純物濃度よりも高くしている。これにより、一定の閾値
電圧としたときのオン電流を向上させることができる。
また、オン電流を一定にしたときのオフ電流の低減を図
ることができる。
【0020】本発明の半導体装置はソース側のチャネル
不純物濃度が、ドレイン側のチャネル不純物濃度よりも
高くなっているため、MOSFETの閾値電圧Vthを変
えることなくオン電流を向上させることができる。この
点について図1を参照して説明する。図中のグラフは、
本発明のMOSFETおよび従来技術に係るMOSFE
Tのチャネル領域15表面近傍の不純物濃度分布を示
す。この例では不純物としてボロンが用いられている。
両者はソース側端部における不純物濃度nAは一致して
いる。閾値電圧はソース側で反転層が形成される電圧で
あるから、nAによりその値が決定される。したがって
Aの共通する両者のMOSFETの閾値電圧は一致す
ることとなる。一方、ドレイン側端部における不純物濃
度nBは本発明の方が従来技術のものよりも低くなって
いる。オン電流値はピンチオフの生じる電圧により支配
され、これはドレイン側の不純物濃度nBにより支配さ
れる。このためチャネル領域15の不純物濃度が均一な
従来技術と比べ、本発明のMOSFETはピンチオフ電
圧が上昇し、その結果オン電流が増大するのである。
【0021】以上、本発明によるオン電流の低減効果に
ついて説明したが、従来のMOSFETに対し、オン電
流を一定としつつ閾値電圧を上げ、オフ電流を低減させ
ることもできる。この点について以下、図2を参照して
説明する。
【0022】オン電流値はピンチオフの生じる電圧によ
り支配され、これはドレイン側の不純物濃度nBにより
支配される。したがって図2のように従来のMOSFE
Tと本発明のMOSFETとをドレイン側で不純物濃度
を一致させることにより両者のオン電流値を同等にする
ことができる。一方、閾値電圧はソース側の不純物濃度
Aによって支配される。本発明ではnAが従来のものよ
りも高くなっており、これにより閾値電圧が上昇し、そ
の結果オフ電流が減少するのである。
【0023】以上のように、本発明の半導体装置はnA
>nBとされているため、オン電流の向上あるいはオフ
電流の低減を図ることができる。オン電流を向上させた
場合には動作速度の向上および消費電力の低減を図るこ
とができる。一方、オフ電流を低減させた場合には待機
時消費電力、すなわちトランジスタを駆動させていない
ときの消費電力を低減させることができる。目的に応じ
てnAの絶対値を適宜調整することにより、所望の効果
が得られる。
【0024】次に本発明の半導体装置の製造方法につい
て説明する。従来の製造方法においては、上記不純物を
導入する工程における不純物導入量によって閾値電圧が
制御されていた。これに対し本発明では、上記工程にお
ける不純物導入量と、格子間シリコンとともにソース領
域に拡散した不純物の量との和により閾値電圧が制御さ
れる。すなわち本発明においては (ソース側不純物濃度nA)=(不純物導入量)+(不純物拡散
量) (ドレイン側不純物濃度nB)=(不純物導入量) となり、nA>nBの状態を簡便に形成できる。しかも不
純物の拡散量は熱処理条件の設定により容易に制御でき
るため、nAを正確に制御でき、所望の不純物分布を容
易に実現することができる。
【0025】本発明の半導体装置の製造方法において、
ソース・ドレイン領域形成工程と格子間シリコンを生成
させる工程との順序はいずれを先にしても良い。ソース
・ドレイン領域形成工程前に格子間シリコンを生成させ
ることとすると、格子間シリコン拡散のためのアニール
とソース・ドレイン領域形成のためのアニールを同時に
行うことが可能となり、プロセス効率を上げることがで
きる。一方、ソース・ドレイン領域形成工程後に格子間
シリコンを生成させた場合、格子間シリコンの生成効率
が良好となる上、ソース側不純物濃度nAの制御性が良
好となる。いずれの順序とするかは作製するMOSFE
Tの用途等に応じて適宜選択されるが、PチャネルMO
SFETの場合は、ソース・ドレイン領域形成工程後に
格子間シリコンを生成させることが好ましい。格子間シ
リコン生成後に熱処理によるソース・ドレイン領域活性
化を行うと、このときに格子間シリコンとチャネル形成
用不純物とが拡散する。ここでソース・ドレイン領域活
性化のための熱処理は、通常、RTA等により高温で短
時間に行われため、この熱処理による不純物の拡散量を
制御することは困難である。このため、その後、不純物
拡散のためのアニール工程を別途設けたとしても、すで
に一定量の格子間シリコンとチャネル形成用不純物が拡
散しているため、ソース側不純物濃度nAを良好に制御
することは必ずしも容易ではない。このような傾向はP
チャネルMOSFETの場合に顕著であるため、Pチャ
ネルMOSFETの場合は、ソース・ドレイン領域形成
工程後に格子間シリコンを生成させることが好ましいの
である。
【0026】なおチャネル領域の不純物としてボロンを
用いたNMOSFETの場合、格子間シリコンとボロン
の結合体はシリコン中を極めて速い速度で拡散する。し
たがってこの場合においても、ソース・ドレイン領域を
形成する前に格子間シリコンを生成させるとソース側不
純物濃度nAの制御性が困難となりやすい。したがっ
て、チャネル領域の不純物としてボロンを用いたNMO
SFETにおいてnAの制御性を優先する場合は、ソー
ス・ドレイン領域形成後、格子間シリコンを生成させる
ことが好ましい。
【0027】
【発明の実施の形態】本発明において、nA>10×nB
とすることが好ましい。これによりオン電流の向上ある
いはオフ電流の低減の程度が顕著となる。
【0028】本発明はNチャネルMOSFETおよびP
チャネルMOSFETのいずれにも適用できるが、特に
NチャネルMOSFETに適用した場合に顕著な効果が
得られる。すなわち不純物の導電型がp型、ソース領域
およびドレイン領域の導電型がn型である場合に顕著な
効果が得られる。特にチャネル領域の不純物をボロンと
すれば効果的である。ボロンは格子間シリコンと容易に
結合し、シリコン中を高い拡散速度で移動する。したが
ってボロンを不純物とする場合、nAとnBの差を容易に
大きくすることができ、オン電流を向上あるいはオフ電
流の低減の程度が顕著となる。なおPチャネルMOSF
ETにおいては、チャネル領域に導入する不純物をヒ素
とすることが好ましい。これによりnAとnBの差を容易
に比較的大きくすることができ、オン電流を向上あるい
はオフ電流の低減の程度が顕著となる。
【0029】本発明においてnAおよびnBの値は目的に
応じ適宜設定されるが、たとえば以下のようにする。す
なわちnAについては、好ましくは1×1017cm-3
1×1019cm-3、さらに好ましくは5×1017cm-3
〜1×1018cm-3とする。一方、nBについては、好
ましくは1×1015cm-3〜1×1017cm-3、さらに
好ましくは1×1016cm-3〜1×1017cm-3とす
る。このようにすれば、たとえばオン電流の向上の程度
が顕著となる。
【0030】本発明において、ソース領域およびドレイ
ン領域はエクステンション構造を有することが好まし
い。これによりMOSFETの駆動速度をより高めるこ
とができる。エクステンション構造とは、図11のよう
に、ソース・ドレイン領域の端部がゲート電極下の領域
まではり出し、このはり出した部分に高濃度の不純物が
導入された構造をいう。
【0031】本発明の半導体装置の製造方法において、
ソース・ドレイン領域形成時には格子間シリコンが実質
的に発生しないことが好ましい。ソース・ドレイン領域
形成時に格子間シリコンが発生すると、チャネル領域の
ドレイン領域側にも不純物が偏析することがあり、チャ
ネル領域中に良好な不純物分布を形成することが困難に
なる場合があるからである。このためソース・ドレイン
領域は、加速電圧8keV以下とするイオン注入により
行うことが望ましい。このような低い加速電圧でイオン
注入することにより格子間シリコンの発生を抑制するこ
とができる。
【0032】本発明の半導体装置の製造方法において、
格子間シリコンを発生させるためのイオン種は、Nチャ
ネルMOSFETの場合、Si、Ge、またはV族元素
とすることが好ましく、PチャネルMOSFETの場
合、Si、Ge、またはIII族元素とすることが好まし
い。ここでV族元素としては、PまたはAsとすること
が好ましく、III族元素としては、Inが好ましい。以
上のようなイオン種を用いれば、格子間シリコンを効果
的に発生させることができる。イオン注入の加速電圧は
注入イオン種により適宜設定され、たとえば5〜30k
eVの範囲で設定される。リンの場合は5〜15keV
が好ましく、ヒ素の場合は20〜30keVが好まし
い。このようにすることによって、基板の損傷を抑えつ
つ格子間シリコンを効果的に発生させることができる。
上記の範囲よりも低いと格子間シリコンが発生しにく
く、高いと短チャネル効果等の問題を引き起こす場合が
ある。
【0033】なお本発明は、パワーMOSFETに適用
することもできる。パワーMOSFETでは閾値電圧を
向上させることにより耐ノイズ性を改善することが望ま
れているが、本発明によれば、格子間シリコンの作用等
によりソース側の不純物濃度が高められる。このため閾
値電圧を向上し、優れた耐ノイズ性を実現できる。
【0034】
【実施例】実施例1 本実施例は、本発明をNMOSに適用した例を示すもの
である。以下、図3を参照して説明する。
【0035】まず、p型のシリコン基板1上にSTI
(Shallow Trench Isolation)による素子分離膜2を形
成した後、ボロンのイオン注入を行った。このイオン注
入は閾値電圧の調整を目的としたものであり、イオン注
入条件は、加速電圧80keV、ドーズ量6×1012
-2とした(図3(a))。本実施例では閾値電圧を
0.2Vと設計している。このような閾値電圧をする場
合、従来技術ではドーズ量を1×1013cm-2程度とし
ていたが、本実施例ではこれよりも低いドーズ量として
いる。
【0036】つづいて850℃でパイロジェニック酸化
を行い、活性領域の表面に厚さ3nmのゲート酸化膜3
を形成した後、その上にポリシリコン膜150nmを堆
積し、これを選択エッチングによりパターニングしてゲ
ート電極4を形成した(図3(b))。ゲート長は0.
18μmとした。
【0037】次にエクステンション構造形成のためのイ
オン注入を行った。イオン種はAsとし、加速電圧5k
eV、ドーズ量5×1014cm-2とした。これにより不
純物高濃度層5、6を形成した(図3(c))。
【0038】次いでゲート電極4の側壁にサイドウォー
ル7を形成した後、全面にイオン注入を行った。イオン
種はAsとし、加速電圧8keV、ドーズ量3×1015
cm -2とした。これにより、ゲート電極へのAs注入お
よびソース・ドレイン領域形成箇所へのAs注入が同時
に行われる。As注入後、窒素雰囲気下で1050℃の
熱処理を行い、ゲート電極中のAsを活性化するととも
にソース領域8およびドレイン領域9の形成を行った
(図4(a))。
【0039】次に、ソース領域の部分を開口させたレジ
ストマスク11を形成し、ソース領域8にP(リン)を
イオン注入した。ここでは加速電圧10keV、ドーズ
量3×1014cm-2とした。これによりソース領域6と
オーバーラップするようにリン注入領域12が形成され
る(図4(b))。このイオン注入を行うことにより、
格子間シリコンが発生する。格子間シリコンは特にソー
ス領域8の周縁部に分布しやすく、すでに基板中に導入
されているボロンと容易に結合する。以下、格子間シリ
コンとボロンの結合したものをBIペアと称する。
【0040】リン注入後、700℃にて熱処理を行っ
た。このときのBIペア14の挙動を図5(a)、
(b)に示す。BIペア14はシリコン中で高い拡散速
度を示すため、BIペア14は上記熱処理によりシリコ
ン基板1中を容易に拡散する。またBIペア14はSi
2とSi等の異種材料界面に偏析しやすい性質を有し
ているため、特にゲート絶縁膜近傍に分布することとな
る。このため、上記熱処理を行うことによりBIペア1
4はゲート電極直下のチャネル領域15に移動してい
く。熱処理後、ソース領域8側のボロン濃度がドレイン
領域9側のボロン濃度よりも高くなる(図5(b))。
【0041】熱処理後のボロン濃度分布の概念図を図6
に示す。図はチャネル領域15表面近傍におけるボロン
濃度を示すものであるが、チャネル領域15のソース領
域8側端部におけるボロン濃度nAは、ドレイン領域9
側端部におけるボロン濃度nBよりも大きくなってい
る。ボロン濃度nAにより閾値電圧が決定するが、本実
施例ではリンの注入条件およびその後の熱処理条件を上
記のように設定することで、閾値電圧が0.2Vとなる
ように調整されている。すなわち、ボロン導入量と、格
子間シリコンとともにソース領域に拡散したボロンの量
との和が、0.2Vの閾値電圧を実現するように調整さ
れている。
【0042】一方、チャネル領域12のドレイン領域7
側端部ではボロン濃度が低くなっており、従来のように
チャネル領域の不純物濃度を均一した場合と比べ、オン
電流が増大する。
【0043】比較例1 対照のため従来の方法によりMOSFETを作製した。
すなわち、リンのイオン注入を行わなわず、図3(a)
におけるボロン注入のドーズ量を1×1013cm-2とし
たこと以外は実施例1と同様にしてMOSFETを作製
した。
【0044】実施例1および比較例1で作製されたNチ
ャネルMOSFETの電気特性を評価したところ、実施
例1のMOSFETは、閾値電圧が0.2V、オン電流
はV G=1.5Vのときに600μA/μmであった。
一方、比較例1のMOSFETでは、閾値電圧は同一で
あり、オン電流はVG=1.5Vのときに540μA/
μmであった。なおオフ電流は、いずれも2nA/μm
であった。この結果により、本発明によるオン電流向上
の効果が確認された。
【0045】実施例2 図3(a)におけるボロン注入のドーズ量を1×1013
cm-2としたこと以外は実施例1と同様にしてMOSF
ETを作製した。作製されたMOSFETは、閾値電圧
が0.25V、オフ電流が550pA/μmで、オン電
流がVG=1.5Vのときに540μA/μmであっ
た。従来のMOSFETでは同等のオン電流で閾値電圧
が0.2V、オフ電流が2nA/μmであったことか
ら、本発明によるオフ電流低減の効果が確認された。
【0046】実施例3 本実施例は、本発明をPMOSに適用した例を示すもの
である。以下、図7を参照して説明する。
【0047】まず、p型のシリコン基板上にSTI(Sh
allow Trench Isolation)による素子分離膜2を形成し
た後、全面にリンを注入し、ウエル領域20を形成し
た。次いで素子領域の表面にヒ素のイオン注入を行っ
た。このイオン注入は閾値電圧の調整を目的としたもの
であり、イオン注入条件は、加速電圧100keV、ド
ーズ量5×1012cm-2とした(図7(a))。本実施
例では閾値電圧を0.3Vと設計している。このような
閾値電圧をする場合、従来技術ではドーズ量を2×10
12cm-2程度としていたが、本実施例ではこれよりも低
いドーズ量としている。つづいて850℃でパイロジェ
ニック酸化を行い、活性領域の表面に厚さ4nmのゲー
ト酸化膜3を形成した後、その上にポリシリコン膜15
0nmを堆積し、これを選択エッチングによりパターニ
ングしてゲート電極4を形成した(図7(b))。ゲー
ト長は0.18μmとした。
【0048】次にエクステンション構造形成のためのイ
オン注入を行った。イオン種はBF 2とし、加速電圧5
keV、ドーズ量1×1014cm-2とした。これにより
不純物高濃度層5、6を形成した(図7(c))。
【0049】次いでゲート電極4の側壁にサイドウォー
ル7を形成した後、全面にイオン注入を行った。イオン
種はボロンとし、加速電圧2keV、ドーズ量5×10
15cm-2とした。これにより、ゲート電極へのボロン注
入およびソース・ドレイン領域形成箇所へのボロン注入
が同時に行われる。ボロン注入後、窒素雰囲気下で10
50℃の熱処理を行い、ゲート電極中のボロンを活性化
するとともにソース領域8およびドレイン領域9の形成
を行った(図8(a))。なお本実施例ではp型不純物
としてボロンを用いているが、これにより、BF2を使
用した場合と比較してボロン突き抜けの発生が抑制され
る。
【0050】次に、ソース領域の部分を開口させたレジ
ストマスク11を形成し、ソース領域8にシリコンをイ
オン注入した。ここでは加速電圧10keV、ドーズ量
3×1014cm-2とした。これによりソース領域6とオ
ーバーラップするようにシリコン注入領域21が形成さ
れる(図8(b))。このイオン注入を行うことによ
り、格子間シリコンが発生する。格子間シリコンは特に
ソース領域8の周縁部に分布する。
【0051】シリコン注入後、700℃にて熱処理を行
った。このとき格子間シリコンが作用することにより、
ヒ素22がゲート電極直下のチャネル領域に移動してい
く(図9(a)、(b))。熱処理後、ソース領域8側
のヒ素濃度がドレイン領域9側のヒ素濃度よりも高くな
る(図9(b))。
【0052】熱処理後のヒ素濃度分布の概念図を図10
に示す。図はチャネル領域15表面近傍におけるヒ素濃
度を示すものであるが、チャネル領域15のソース領域
8側端部におけるヒ素濃度nAは、ドレイン領域9側端
部におけるヒ素濃度nBよりも大きくなっている。ヒ素
濃度nAにより閾値電圧が決定されるが、本実施例では
リンの注入条件およびその後の熱処理条件を上記のよう
に設定することで、閾値電圧が0.2Vとなるように調
整されている。すなわち、ヒ素導入量と、格子間シリコ
ンとともにソース領域に拡散したヒ素の量との和が、
0.2Vの閾値電圧を実現するように調整されている。
【0053】一方、チャネル領域12のドレイン領域7
側端部ではヒ素濃度が低くなっており、従来のようにチ
ャネル領域の不純物濃度を均一した場合と比べ、オン電
流が増大する。
【0054】比較例2 対照のため従来の方法によりMOSFETを作製した。
すなわち、シリコンのイオン注入を行わなわず、図7
(a)におけるヒ素注入のドーズ量を8×1012cm-2
としたこと以外は実施例3と同様にしてMOSFETを
作製した。
【0055】実施例3および比較例2で作製されたNチ
ャネルMOSFETの電気特性を評価したところ、実施
例3のMOSFETは、閾値電圧が0.2V、オン電流
はV G=−1.5Vのときに210μA/μmであっ
た。一方、比較例2のMOSFETでは同じ閾値電圧で
オン電流が180μA/μmであった。なおオフ電流
は、いずれも2.5nA/μmであった。この結果によ
り、本発明によるオン電流向上の効果が確認された。
【0056】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ソース領
域側のチャネル不純物濃度nAをドレイン領域側のチャ
ネル不純物濃度nBよりも大きくしているため、オン電
流の向上あるいはオフ電流の低減を図ることができる。
オン電流を向上させた場合には動作速度の向上および消
費電力の低減を図ることができる。一方、オフ電流を低
減させた場合には待機時消費電力、すなわちトランジス
タを駆動させていないときの消費電力を低減させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体装置の構造を説明するための図
である。
【図2】本発明の半導体装置の構造を説明するための図
である。
【図3】本発明の半導体装置の製造方法を示す図であ
る。
【図4】本発明の半導体装置の製造方法を示す図であ
る。
【図5】本発明の半導体装置の製造方法を示す図であ
る。
【図6】本発明の半導体装置の製造方法を示す図であ
る。
【図7】本発明の半導体装置の製造方法を示す図であ
る。
【図8】本発明の半導体装置の製造方法を示す図であ
る。
【図9】本発明の半導体装置の製造方法を示す図であ
る。
【図10】本発明の半導体装置の製造方法を示す図であ
る。
【図11】エクステンション構造を有するソース・ドレ
イン領域の形態を示す図である。
【符号の説明】
1 シリコン基板 2 素子分離膜 3 ゲート酸化膜 4 ゲート電極 5 不純物高濃度層 6 不純物高濃度層 7 サイドウォール 8 ソース領域 9 ドレイン領域 11 レジストマスク 12 リン注入領域 14 BIペア 15 チャネル領域 20 ウエル領域 21 シリコン導入領域 22 ヒ素

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリコン基板と、該シリコン基板上にゲ
    ート絶縁膜を介して形成されたゲート電極と、該ゲート
    電極の直下の領域に設けられた一導電型の不純物を含む
    チャネル領域と、該チャネル領域を挟むように形成され
    た該不純物と逆導電型のソース領域およびドレイン領域
    とを有する半導体装置であって、前記チャネル領域のソ
    ース領域側端部における前記不純物の濃度をnA、前記
    チャネル領域のドレイン領域側端部における前記不純物
    の濃度をnBとしたときに、nA>nBであることを特徴
    とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 nA>10×nBであることを特徴とする
    請求項1に記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記不純物の導電型がp型であり、前記
    ソース領域およびドレイン領域の導電型がn型であるこ
    とを特徴とする請求項1または2に記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記不純物がボロンであることを特徴と
    する請求項3に記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 1×1017cm-3<nA<1×1019
    -3であって1×1015cm-3<nB<1×1017cm
    -3であることを特徴とする請求項1乃至4いずれかに記
    載の半導体装置。
  6. 【請求項6】 シリコン基板の素子領域に一導電型の不
    純物を導入する工程と、前記素子領域上に、ゲート絶縁
    膜を介してゲート電極を形成する工程と、前記不純物と
    逆導電型のソース領域およびドレイン領域を前記ゲート
    電極を挟むように形成する工程と、前記ソース領域にイ
    オン注入を行い格子間シリコンを生成させる工程と、熱
    処理により前記格子間シリコンとともに前記不純物を前
    記チャネル領域に拡散させる工程とを有することを特徴
    とする半導体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 シリコン基板の素子領域に一導電型の不
    純物を導入する工程と、前記素子領域上に、ゲート絶縁
    膜を介してゲート電極を形成する工程と、前記ゲート電
    極の一方の脇のソース領域形成箇所にイオン注入を行い
    格子間シリコンを生成させる工程と、前記不純物と逆導
    電型のソース領域およびドレイン領域を前記ゲート電極
    を挟むように形成する工程と、熱処理により前記格子間
    シリコンとともに前記不純物を前記チャネル領域に拡散
    させる工程とを有することを特徴とする半導体装置の製
    造方法。
  8. 【請求項8】 前記イオン注入を、加速電圧5〜30k
    eVとして行うことを特徴とする請求項6または7に記
    載の半導体装置の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記不純物の導電型がp型であり、前記
    ソース領域およびドレイン領域の導電型がn型であるこ
    とを特徴とする請求項6乃至8いずれかに記載の半導体
    装置の製造方法。
  10. 【請求項10】 前記不純物がボロンであることを特徴
    とする請求項9に記載の半導体装置の製造方法。
  11. 【請求項11】 シリコン基板の素子領域にp型不純物
    を導入する工程と、前記素子領域上にゲート絶縁膜を介
    してゲート電極を形成する工程と、前記素子領域に、前
    記ゲート電極を挟むようにn型のソース領域およびドレ
    イン領域を形成する工程と、前記ソース領域にSi、G
    e、またはV族元素をイオン注入する工程と、600〜
    800℃にて熱処理を行う工程とを有することを特徴と
    する半導体装置の製造方法。
  12. 【請求項12】 シリコン基板の素子領域にp型不純物
    を導入する工程と、前記素子領域上にゲート絶縁膜を介
    してゲート電極を形成する工程と、前記ゲート電極の一
    方の脇のソース領域形成箇所にSi、Ge、またはV族
    元素をイオン注入する工程と、前記素子領域に、前記ゲ
    ート電極を挟むようにn型のソース領域およびドレイン
    領域を形成する工程とを有することを特徴とする半導体
    装置の製造方法。
  13. 【請求項13】 前記V族元素がPまたはAsであるこ
    とを特徴とする請求項11または12に記載の半導体装
    置の製造方法。
  14. 【請求項14】 前記イオン注入を、加速電圧5〜30
    keVとして行うことを特徴とする請求項11乃至13
    いずれかに記載の半導体装置の製造方法。
  15. 【請求項15】 シリコン基板の素子領域にn型不純物
    を導入する工程と、前記素子領域上にゲート絶縁膜を介
    してゲート電極を形成する工程と、前記素子領域に、前
    記ゲート電極を挟むようにp型のソース領域およびドレ
    イン領域を形成する工程と、前記ソース領域に、Si、
    Ge、またはIII族元素をイオン注入する工程と、60
    0〜800℃にて熱処理を行う工程とを有することを特
    徴とする半導体装置の製造方法。
  16. 【請求項16】 シリコン基板の素子領域にn型不純物
    を導入する工程と、前記素子領域上にゲート絶縁膜を介
    してゲート電極を形成する工程と、前記ゲート電極の一
    方の脇のソース領域形成箇所に、Si、Ge、またはII
    I族元素をイオン注入する工程と、前記素子領域に、前
    記ゲート電極を挟むようにp型のソース領域およびドレ
    イン領域を形成する工程とを有することを特徴とする半
    導体装置の製造方法。
  17. 【請求項17】 前記III族元素がInであることを特
    徴とする請求項15または16に記載の半導体装置の製
    造方法。
  18. 【請求項18】 前記n型不純物がヒ素であることを特
    徴とする請求項15乃至17いずれかに記載の半導体装
    置の製造方法。
  19. 【請求項19】 前記イオン注入を、加速電圧5〜30
    keVとして行うことを特徴とする請求項15乃至18
    いずれかに記載の半導体装置の製造方法。
JP06054999A 1999-03-08 1999-03-08 半導体装置の製造方法 Expired - Fee Related JP3425883B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06054999A JP3425883B2 (ja) 1999-03-08 1999-03-08 半導体装置の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06054999A JP3425883B2 (ja) 1999-03-08 1999-03-08 半導体装置の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000260983A true JP2000260983A (ja) 2000-09-22
JP3425883B2 JP3425883B2 (ja) 2003-07-14

Family

ID=13145493

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP06054999A Expired - Fee Related JP3425883B2 (ja) 1999-03-08 1999-03-08 半導体装置の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3425883B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004253541A (ja) * 2003-02-19 2004-09-09 Ricoh Co Ltd 半導体装置
JP2008060216A (ja) * 2006-08-30 2008-03-13 New Japan Radio Co Ltd 半導体装置及びその製造方法
US7579661B2 (en) 2003-11-20 2009-08-25 Seiko Epson Corporation Semiconductor device, electronic device and electronic apparatus

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004253541A (ja) * 2003-02-19 2004-09-09 Ricoh Co Ltd 半導体装置
US7579661B2 (en) 2003-11-20 2009-08-25 Seiko Epson Corporation Semiconductor device, electronic device and electronic apparatus
JP2008060216A (ja) * 2006-08-30 2008-03-13 New Japan Radio Co Ltd 半導体装置及びその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3425883B2 (ja) 2003-07-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3095564B2 (ja) 半導体装置及び半導体装置の製造方法
JP4553173B2 (ja) デカボランドープによる超薄型エピチャネルを有する半導体素子の製造方法
KR100226758B1 (ko) 씨모스펫 제조방법
KR20050032536A (ko) 반도체 장치 및 그 제조 방법
US7067382B2 (en) Semiconductor device and method for fabricating the same
JP3497059B2 (ja) 半導体装置の製造方法
KR20050050714A (ko) 반도체소자의 트랜지스터 제조방법
US20070018251A1 (en) Semiconductor device and method for fabricating the same
US7053450B2 (en) Semiconductor device and method for fabricating the same
JPH10135349A (ja) Cmos型半導体装置及びその製造方法
JP3425883B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JP3144385B2 (ja) 半導体装置とその製造方法
JPH0346238A (ja) 半導体装置の製造方法
JP4615755B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JP2623902B2 (ja) 半導体装置とその製造方法
US7566604B2 (en) Method of fabricating a dual-gate structure that prevents cut-through and lowered mobility
JP4186247B2 (ja) 半導体装置の製造方法および導電性シリコン膜の形成方法
JPH05226593A (ja) 半導体装置の製造方法
JPH1022503A (ja) Mis半導体装置及びその製造方法
JP3014138B2 (ja) 半導体装置
JPH10107266A (ja) Mos型fetの製造方法
KR100272507B1 (ko) 반도체소자의제조방법
JPH1056171A (ja) Mis半導体装置及びその製造方法
JP2000012836A (ja) 半導体装置および半導体装置の製造方法
JP3272596B2 (ja) 半導体装置及びその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees