JP2000260904A - 電子回路基板及び電子部品の実装方法 - Google Patents

電子回路基板及び電子部品の実装方法

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JP2000260904A
JP2000260904A JP11065413A JP6541399A JP2000260904A JP 2000260904 A JP2000260904 A JP 2000260904A JP 11065413 A JP11065413 A JP 11065413A JP 6541399 A JP6541399 A JP 6541399A JP 2000260904 A JP2000260904 A JP 2000260904A
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electronic component
mounting
substrate
positioning member
electronic
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Hirotaka Nagasawa
啓孝 永澤
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Sony Corp
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/80Methods for connecting semiconductor or other solid state bodies using means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected
    • H01L2224/81Methods for connecting semiconductor or other solid state bodies using means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected using a bump connector
    • H01L2224/8112Aligning
    • H01L2224/81136Aligning involving guiding structures, e.g. spacers or supporting members
    • H01L2224/81138Aligning involving guiding structures, e.g. spacers or supporting members the guiding structures being at least partially left in the finished device
    • H01L2224/8114Guiding structures outside the body

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  • Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)
  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 位置決め専用の機械を使わずに様々な電極の
電子部品に対して簡単かつ正確に基板と電子部品との両
電極を一致できるようにした。 【解決手段】 電子部品の複数電極にそれぞれ対応する
電極を有する電子回路基板において、電子部品が実装さ
れる基板10と、その基板10に取り付けられると共
に、電子部品を基板10に位置決めするL字型チップ2
1、22とを備え、L字型チップ21、22に電子部品
が沿うことで電子部品と基板10との両電極が一致する
ようになされたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ボールグリッド
アレイ、表面実装型プラスチックパッケージ等の半導体
集積回路装置が実装される電子回路基板及び電子部品の
実装方法に関する。
【0002】詳しくは、予め電子回路基板に対して電子
部品を位置決めするための位置決め部材を基板に取り付
けると共に、その実装時又は交換時に位置決め部材に沿
って電子部品を実装するようにして、様々な電極の電子
部品に対して簡単かつ正確に基板と電子部品との両電極
を一致できるようにした電子回路基板及び電子部品の実
装方法に係るものである。
【0003】
【従来の技術】近年、電子部品としての半導体集積回路
装置等は様々な電子機器に使われている。この半導体集
積回路装置等は技術の発達にともない高性能かつ小型に
なるにつれ、電極の極小化、電極数の増加、電極の設け
場所の多様化等が進んでいる。図9はこの種の半導体集
積回路装置の一例となる従来方式に係るボールグリット
アレイ30の外観例を示す(A)はその上面図、(B)
はその側面図、(C)はその底面図であり、図10は従
来方式に係る表面実装型プラスチックパッケージ60の
外観例を示す上面図である。
【0004】図9に示す電極が実装面に配されると共
に、外部に突出していない半導体集積回路装置である例
えばボールグリッドアレイ(Ball Grid Ar
ay:以下、BGAという。)30等や図10に示す電
極間ピッチの狭い電極を側面にもつ半導体集積回路装置
である表面実装型プラスチックパッケージ(QuadF
lat Package:以下QFPという。)60等
がその一例である。図9に示すソルダーボール31等は
BGA30等の電極であると共に、実装時の半田でもあ
る。図10に示すピン61、62はQFP60等の電極
である。なお、aは電極幅、bは電極間ピッチである。
このため大量の半導体集積回路装置等を電子回路基板に
実装するにはスピード、正確性等が求められるため位置
決め専用の機械を使用して電子回路基板と半導体集積回
路装置等との両電極を一致させる位置決めを行い、実装
している。
【0005】しかし電子回路基板に実装された半導体集
積回路装置等を交換するに際して、通常工場等では位置
決め専用の機械を使用して交換に対応しているが、常に
使用可能ではなく、機械の制約上、適用不可能な場合も
ある。このような状況下では電子回路基板と半導体集積
回路等との両電極に対して目視による位置決めを行い手
動で交換を行うようになされている。同様にして電気機
器の普及にともない、電子回路基板に実装された電子部
品の交換等を行うサービス現場等においても位置決め専
用の機械が設備されてないため目視による位置決めを行
い手動で半導体集積回路等の交換を行うようになされて
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来方
式の電子回路基板及び電子部品の実装方法によれば、電
子部品を電子回路基板に実装するに際して、位置決め専
用の機械により電子部品と電子回路基板との位置決めを
すると共に、実装されている。故に位置決め専用の機械
が使用できない時、例えば電子部品の交換時等において
は目視により位置決めを行い手動で交換しなければなら
ない。
【0007】このため、実装に際して、目視による位置
決めに頼るところが大きいため実装の容易性、正確性の
妨げとなり、いわゆる半田ブリッジ等の二次不良につな
がると共に、電極が外部に突出していない電子部品や電
極間ピッチの狭い電子部品への適用が困難であるという
問題がある。
【0008】そこで、本発明は上記の問題を解消すべく
創作されたものであり、位置決め専用の機械を使わずに
様々な電極の電子部品に対して簡単かつ正確に基板と電
子部品との両電極を一致できるようにした電子回路基板
及び電子部品の実装方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した課題は、電子部
品が実装される基板と、その基板に取り付けられると共
に、電子部品を基板に位置決めする位置決め部材とを備
え、その位置決め部材によって電子部品と基板との両電
極が一致するようになされたことを特徴とする電子回路
基板によって解決される。本発明によれば、電子部品を
基板に位置決めする位置決め部材を基板に取り付けてい
るため、電子部品を基板に実装又は交換するに際して、
位置決め部材に電子部品を沿わせることで電子部品を基
板に実装することができる。
【0010】本発明に係る電子部品の実装方法は、電子
回路基板に位置決め部材を取り付ける工程と、位置決め
部材に電子部品を沿わせて、電子部品を基板に実装する
ようになされたことを特徴とするものである。本発明に
係る電子部品の実装方法によれば、位置決め専用の機械
を使わずに様々な電極の電子部品に対して簡単かつ正確
に基板と電子部品との両電極を一致できるように電子部
品を実装することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、この
発明の実施形態としての電子回路基板及び電子部品の実
装方法について説明する。 (1)第1の実施形態 図1は本発明に係る第1の実施形態としての電子回路基
板100の構成例を示す上面図である。この実施形態で
は予め電子回路基板に対して電子部品を位置決めするた
めの位置決め部材を基板に取り付けると共に、その実装
又は交換時に位置決め部材に沿って電子部品を実装する
ようにして、様々な電極の電子部品に対して簡単かつ正
確に基板と電子部品との両電極を一致できるようにした
ものである。
【0012】図1に示す電子回路基板100は、電子部
品として図9に示したBGA30等が実装されるもので
ある。この例で、基板10はBGA30等が実装される
電極ランドとしての電極ランド部11等と、「L」字形
状を有する取付けランドとしての取付けランド部12、
13等を備える。基板上の電極である電極ランド部11
は取付けランド部12、13の間の領域に配される。取
付けランド部12、13は電極ランド部周辺のデッドス
ペースに配される。なお、電極ランド部11及び取付け
ランド部12、13はこれらに限定されるものではなく
同じ効果を奏するものであればよい。
【0013】位置決め部材として例えば「L」字形状を
有するL字型チップ21等は基板10の取付けランド部
12に、L字型チップ22は取付けランド部13にBG
A30等に対して少なくともBGA30等の対角線上の
隅部を位置規制するように取り付けられている。
【0014】ここで図には示さないがL字型チップ21
等とBGA30との隙間をcとすると、図9に示した電
子部品(BGA30)の例で説明した電極幅aと電極間
ピッチbとから、基板上の電極と電子部品の電極とを一
致させるための隙間cは(1)式で求められる。 c<b−a ・・・(1)
【0015】例えば本実施例において電極幅a=1.0
0mm、電極間ピッチb=1.27mmであるとき、隙
間cは0.27mm未満であればよい。従って、例えば
隙間c=0.20mm等になるように位置決め部材であ
るL字型チップ21は取付けランド部12へ、L字型チ
ップ22は取付けランド部13へ取り付けられる。これ
は生産時に工場で機械等を用いてBGA30等を基板1
0に実装するのと同様に取り付けることが可能である。
このときL字型チップ21等は電子部品実装時の半田よ
りも高溶融点の半田又はレーザースポット溶接等で取り
付けられる。この例ではBGA30のソルダーボール3
1よりも高溶融点の半田でL字型チップ21は取付けラ
ンド部12へ、L字型チップ22は取付けランド部13
へ取り付けられる。
【0016】これにより、位置決め部材であるL字型チ
ップ21、22の内側面に電子部品であるBGA30等
が沿った時に、BGA30等のソルダーボール31と基
板上の電極ランド部11とが一致すると共に、L字型チ
ップ21、22の取付けに用いた半田の溶融点未満の温
度下においてL字型チップ21は取付けランド部12
に、L字型チップ22は取付けランド部13に駐止され
る。なお、L字型チップ21、22の形状、個数及び取
付け方法はこれに限定されるものではなく同じ効果を奏
するものであればよい。例えば基板10に一体形成して
もよい。
【0017】次に、実施形態としての電子部品の実装例
について説明する。
【0018】図2は電子回路基板100におけるBGA
30の実装例(実装前)を示す斜視図であり、図3はB
GA30の実装例(実装後)を示す斜視図である。この
実施形態では、予めL字型チップ21、22等が基板1
0に取り付けられたことを前提とする。図2に示す電子
部品としてのBGA30等を基板10に取り付けられた
位置決め部材としてのL字型チップ21、22の内側面
に沿わせて、L字型チップ間に挿入する。L字型チップ
21、22にBGA30が沿うと基板上の電極ランド部
11とBGA30の電極であるソルダーボール(図9参
照)31とが一致するようになされているため図3に示
すようにBGA30の位置決めが完了される。この状態
で、ソルダーボール31の溶融点以上、L字型チップ2
1、22の取付けに用いた半田の溶融点未満の温度の温
風リフロー等によりBGA30のソルダーボール31を
溶融し、図2に示した電極ランド部11と半田付けする
ことでBGA30が実装される。
【0019】つまり生産段階において電子部品の実装と
同工程で位置決め部品を基板10に取り付けておけば、
電子部品交換時に位置決め専用の機械を使わずに簡単か
つ正確に位置決めが可能である。このため再位置決めに
おける信頼性が向上する。
【0020】このように第1の実施形態としての電子回
路基板100及び電子部品の実装方法によれば、基板1
0に取り付けられると共に、BGA30の電極であるソ
ルダーボール31と基板上の電極である電極ランド部1
1とが一致するようになされたL字型チップ21、22
の内側面にBGA30等を沿わせることでBGA30と
基板10とを簡単かつ正確に位置決めを行うことができ
る。従って、位置決め専用の機械を使わずに様々な電極
の電子部品に対して簡単かつ正確に電子部品と基板との
両電極を一致させることができる。
【0021】(2)第2の実施形態 図4は本発明に係る第2の実施形態としての電子回路基
板200の構成例を示す上面図である。この例では、位
置だし部材の取付け面側に凸部を設け、その凸部を取付
けランドに設けられた開孔部に装着するようにしたの
で、例えば電子部品交換時のトラブル等で位置決め部材
の半田が溶けても位置決め部材の位置ズレを防ぐことが
できる。そこで第1の実施形態においてL字型チップ2
7に凸部としての係合ピン23、24等をL字型チップ
28に凸部としての係合ピン25、26等を設ける。こ
れと共に、取付けランド部18に開孔部としての係合ホ
ール14、15等を、取付けランド部19に開孔部とし
ての係合ホール16、17を設けるものである。なお、
第1の実施形態と同じ名称及び符号のものは同じ機能を
有するため、その説明を省略する。
【0022】図4に示す電子回路基板200は、電子部
品として図9に示したBGA30等が実装されるもので
ある。この例で、基板10は電極ランド部11等と、取
付けランドとしての取付けランド部18、19等とを備
え、このとき電極ランド部11は取付けランド部18、
19の間の領域に配されている。位置決め部材であるL
字型チップ27等には例えば円筒形状の係合ピン23、
24等が、L字型チップ28等には例えば円筒形状の係
合ピン25、26等が設けられている。
【0023】取付けランド部18には係合ホール14が
設けられ係合ピン23と係合すると共に、係合ホール1
5が設けられ係合ピン24と係合する。また、取付けラ
ンド部19には係合ホール16が設けられ係合ピン25
と係合すると共に、係合ホール17が設けられ係合ピン
26と係合する。なお、電極ランド部11、取付けラン
ド部18、19及びL字型チップ27、28等はこれら
に限定されるものではなく同じ効果を奏するものであれ
ばよい。
【0024】図5は電子回路基板200におけるL字型
チップ27の取付け例を示す上面図である。この例で、
位置決め部材としてのL字型チップ27等には、基板1
0への取付け面側にL字型チップ27を基板10に駐止
させる凸部としての係合ピン23、24等が設けられ
る。係合ピン23が基板上の取付けランド部18に予め
設けられた開孔部としての係合ホール14等と係合さ
れ、係合ピン24が係合ホール15等と係合されてL字
型チップ27は基板10に駐止される。この状態でL字
型チップ27等は基板10に半田により取り付けられ
る。この係合ホール14、15等は通し穴であるスルー
ホール及び止り穴であるブラインドホールのどちらでも
よい。
【0025】ここで図には示さないがL字型チップ27
等とBGA30との隙間をcとすると、図9に示した電
子部品(BGA30)の例で説明した電極幅aと電極間
ピッチbとから、基板上の電極と電子部品の電極とを一
致させるための隙間cは(2)式で求められる。 c<b−a ・・・(2)
【0026】この隙間cに基づいてL字型チップ27を
基板10に取り付けることによりBGA30等がL字型
チップ27に沿った時にBGA30のソルダーボール3
1と基板上の電極ランド部11とが一致するようになさ
れている。このとき係合ピン23、24等及び係合ホー
ル14、15等もこの隙間cに基づいて設けられる。図
4に示したL字型チップ28、係合ピン25、26、取
付けランド部19及び係合ホール16、17も上記同様
になされている。なお、係合ピン23、24、25、2
6及び係合ホール14、15、16、17の形状、個数
はこれに限定されるものではなく、同じ効果を奏するも
のであればよい。
【0027】次に、実施形態としての電子部品の実装例
について説明する。この実施形態では、予めL字型チッ
プ27、28等を基板10に取り付けたことを前提とす
る。
【0028】電子部品としてのBGA30等を目視によ
り基板10に取り付けられた位置決め部材としてのL字
型チップ27、28の内側面に沿わせて、L字型チップ
間にはめ込む。L字型チップ27、28にBGA30が
沿うと基板上の電極ランド部11とBGA30の電極で
あるソルダーボール31とが一致するようになされてい
るためBGA30の位置決めが完了される。この状態
で、温風リフロー等によりBGA30のソルダーボール
31を溶融し、電極ランド部11と半田付けすることで
BGA30が実装される。
【0029】つまり電子部品の実装前に予め位置決め部
品を基板10に取り付けておけば、位置決め専用の機械
を使わずに簡単かつ正確に位置決めが可能である。また
電子部品交換時においての再位置決めにおける信頼性が
向上する。
【0030】このように第2の実施形態としての電子回
路基板200及び電子部品の実装方法によれば、L字型
チップ27、28の内側面にBGA30等を沿わせるこ
とでBGA30と基板10との位置決めを簡単かつ正確
に行うことができる。加えて、BGA30の取り外し時
に温風リフロー等の使用によりL字型チップ27、28
等の半田が溶かされた場合でも、L字型チップ27、2
8等の位置ズレを防ぐことができる。
【0031】(3)第3の実施形態 図6は第3の実施形態としての電子回路基板300の構
成例を示す上面図である。この例では、位置決め部材と
してチェック用チップ41、42、43、44等を用い
て、これらを電圧等のチェック用端子として適用できる
ようになされたものである。また実装する電子部品に図
10で示したQFP60等を用いる。なお、第1、2の
実施形態と同じ符号及び名称のものは同じ機能を有する
ため、その説明を省略する。
【0032】図6に示す基板10の中央付近に電極ラン
ドとしての電極ランド部50、51が設けられている。
また取付けランド部52、53等は電極ランド部50の
近傍に、取付けランド部54、55等は電極ランド部5
1の近傍に設けられている。位置決め部材である直方体
状のチェック用チップ41は取付けランド部52に、チ
ェック用チップ42は取付けランド部53に、チェック
用チップ43は取付けランド部54に、チェック用チッ
プ44は取付けランド部55にそれぞれQFP60等に
対して対角線上の隅部を位置規制するように取り付けら
れている。なお、電極ランド部50、51及び取付けラ
ンド部52、53、54、55はこれに限定されるもの
ではない。
【0033】取付けランド部52には開孔部としての係
合ホール71、72等が、取付けランド部53には係合
ホール73、74等が、取付けランド部54には係合ホ
ール75、76が、取付けランド部55には係合ホール
77、78等が設けられている。
【0034】そして、チェック用チップ41に設けられ
た凸部としての係合ピン81等が係合ホール71と、係
合ピン82等が係合ホール72等と係合され、チェック
用チップ42に設けられた凸部としての係合ピン83等
が係合ホール73と、係合ピン84等が係合ホール74
等と係合されている。また、チェック用チップ43に設
けられた凸部としての係合ピン85等が係合ホール75
と、係合ピン86等が係合ホール76等と係合され、チ
ェック用チップ44に設けられた凸部としての係合ピン
87等が係合ホール77と、係合ピン88等が係合ホー
ル78等と係合されている。なお、チェック用チップ4
1、42、43、44の形状及び個数はこれに限定され
るものではなく同じ効果を奏するものであればよい。
【0035】図7は電子回路基板300におけるチェッ
ク用チップ41の取付け例を示す上面図である。この例
で、位置決め部材としてのチェック用チップ41等に
は、基板10への取付け面側にチェック用チップ41を
基板10に駐止させる係合ピン81、82等が設けられ
る。この係合ピン81が基板10の取付けランド部52
に設けられた係合ホール71と係合され、係合ピン82
が係合ホール72と係合されて半田付けされる。
【0036】ここで図には示さないがチェック用チップ
41等とQFP60との隙間をcとすると、図10に示
した電子部品(QFP60)の例で説明した電極幅aと
電極間ピッチbとから、基板上の電極と電子部品の電極
とを一致させるための隙間cは(3)式で求められる。 c<b−a ・・・(3)
【0037】この隙間cに基づいてチェック用チップ4
1等を取り付けることにより図10に示したQFP60
等がチェック用チップ41に沿った時にQFP60のピ
ン61と基板上の電極ランド部50とが一致するように
なされている。このとき係合ピン81、82等及び係合
ホール71、72等もこの隙間cに基づいて設けられ
る。図6に示したチェック用チップ42、43、44
等、取付けランド部53、54、55等、係合ピン8
3、84、85、86、87、88等及び係合ホール7
3、74、75、76、77、78等も上記同様になさ
れている。なお、係合ピン81、82、83、84、8
5、86、87、88及び係合ホール71、72、7
3、74、75、76、77、78の形状、個数はこれ
に限定されることはなく同じ効果を奏するものであれば
よい。
【0038】次に、チェック用チップ41、42、4
3、44等を使用した電子部品の実装方法例について説
明する。この実施形態では、予めチェック用チップ4
1、42、43、44等を取り付けたことを前提とす
る。
【0039】図8は電子回路基板300におけるQFP
60の実装例(実装後)を示す斜視図である。図10に
示す電子部品としてのQFP60等を目視により基板1
0に取り付けたチェック用チップ41、42、43、4
4の内側面に沿わせて、挿入する。これによりQFP6
0の電極であるピン61と基板上の電極である電極ラン
ド部50が、ピン62と電極ランド部51が一致するた
めQFP60が基板10に対して位置決めされる。この
状態でQFP側面に配されたピン61と基板上の電極ラ
ンド部50とを、ピン62と電極ランド部51とを半田
付けすることでQFP60が実装される。
【0040】このように第3の実施形態としての電子回
路基板300及び電子部品の実装方法によれば、基板1
0に取り付けられると共に、QFP60のピン61、6
2と基板上の電極ランド部50、51とが一致するよう
になされたチェック用チップ41、42、43、44の
内側面にQFP60等を沿わせることでQFP60と基
板10との位置決めを簡単かつ正確に行うことができ
る。従って、チェック用チップ本来の機能に加えて、位
置決め専用の機械を使わずに様々な電極の電子部品にお
いて簡単かつ正確に電子部品と基板との両電極を一致さ
せることができる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る電子
回路基板によれば、基板に対して電子部品を位置決めす
る位置決め部材が基板に設けられ、その位置決め部材に
沿って電子部品が実装されるものである。この構成によ
り、簡単かつ正確に電子部品と基板との両電極を一致さ
せることができる。
【0042】またこの発明に係る電子部品の実装方法に
よれば、予め電子部品実装前に位置決め部材を設け、そ
の位置決め部材に沿って電子部品を取り付けることで、
位置決め専用の機械を使用せずに電子部品の位置決めを
容易に行うことができる。
【0043】従って、専用の機械がないサービス現場で
も電子部品の交換を、簡単かつ正確に行うことができ
る。この発明は、目視による位置出しが困難な半導体集
積回路装置の実装に用いて極めて好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1の実施形態としての電子回路
基板100の構成例を示す上面図である。
【図2】その電子回路基板100におけるBGA30の
実装例(実装前)を示す斜視図である。
【図3】その電子回路基板100におけるBGA30の
実装例(実装後)を示す斜視図である。
【図4】第2の実施形態としての電子回路基板200の
構成例を示す上面図である。
【図5】その電子回路基板200におけるL字型チップ
27の取付け例を示す上面図である。
【図6】第3の実施形態としての電子回路基板300の
構成例を示す上面図である。
【図7】その電子回路基板300におけるチェック用チ
ップ41の取付け例を示す上面図である。
【図8】その電子回路基板300におけるQFP60の
実装例(実装後)を示す斜視図である。
【図9】従来方式に係るボールグリッドアレイの外観例
を示す(A)はその上面図、(B)はその側面図、
(C)はその底面図である。
【図10】従来方式に係る表面実装型プラスチックパッ
ケージの外観例を示す上面図である。
【符号の説明】
10・・・基板、11,50,51・・・電極ランド部
(電極ランド)、12,13,18,19,52,5
3,54,55・・・取付けランド部(取付けラン
ド)、14,15,16,17,71,72,73,7
4,75,76,77,78・・・係合ホール(開孔
部)、21,22,27,28・・・L字型チップ(位
置決め部材)、23,24,25,26,81,82,
83,84,85,86,87,88・・・係合ピン
(凸部)、41,42,43,44・・・チェック用チ
ップ(位置決め部材)、100・・・電子回路基板

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子部品の複数電極にそれぞれ対応した
    電極を有する電子回路基板において、 前記電子部品が実装される基板と、 前記基板に取り付けられると共に、前記電子部品を前記
    基板に対して位置決めする位置決め部材とを備え、 前記位置決め部材によって前記電子部品と前記基板との
    両電極が一致するようになされたことを特徴とする電子
    回路基板。
  2. 【請求項2】 前記位置決め部材及び基板が設けられる
    場合であって、 前記基板は、 少なくとも前記位置決め部材が二個以上取り付けられる
    取付けランドと、 前記取り付けランドの間の領域において電子部品が実装
    される電極ランドとを備えることを特徴とした請求項1
    に記載の電子回路基板。
  3. 【請求項3】 前記位置決め部材及び基板が設けられる
    場合であって、 前記位置決め部材は、 取付け面側に凸部を有し、 予め前記基板に設けられた開孔部に前記凸部を係合する
    ようになされたことを特徴とする請求項1に記載の電子
    回路基板。
  4. 【請求項4】 電子回路基板に位置決め部材を取り付け
    る工程と、 前記位置決め部材に電子部品を沿わせて、 前記電子部品を前記基板に実装するようになされたこと
    を特徴とする電子部品の実装方法。
  5. 【請求項5】 前記位置決め部材及び基板が設けられる
    場合であって、 前記位置決め部材は、 矩形状の電子部品を位置決めする場合に、 少なくとも電子部品における対角線上の隅部を位置規制
    するようになされたことを特徴とする請求項4に記載の
    電子部品の実装方法。
  6. 【請求項6】 前記位置決め部材及び基板が設けられる
    場合であって、 前記位置決め部材は、 電子部品を当該位置決め部材に沿わせたときに、 前記電子部品の電極幅をaとし、 前記電子部品の電極間ピッチをbとし、 前記位置決め部材と前記電子部品との隙間をcとする
    と、 c<b−aなる関係を前記電子部品と前記位置決め部材
    とがもつように前記基板に取り付けられることを特徴と
    する請求項4に記載の電子部品の実装方法。
  7. 【請求項7】 前記電子部品は、 半導体集積回路装置であることを特徴とする請求項4に
    記載の電子部品の実装方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019036671A (ja) * 2017-08-21 2019-03-07 セイコーインスツル株式会社 半導体リードフレーム、半導体リードフレームの製造方法、及び半導体リードフレーム製造装置
JP2021027059A (ja) * 2019-07-31 2021-02-22 株式会社東芝 電子部品モジュール

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