JP2000260728A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JP2000260728A
JP2000260728A JP11060428A JP6042899A JP2000260728A JP 2000260728 A JP2000260728 A JP 2000260728A JP 11060428 A JP11060428 A JP 11060428A JP 6042899 A JP6042899 A JP 6042899A JP 2000260728 A JP2000260728 A JP 2000260728A
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Kiyotaka Tsuji
清孝 辻
Kiyoshi Takeuchi
潔 竹内
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低温プロセスで浅いソース/ドレイン拡散層
を形成でき、低抵抗な素子を得ることができる半導体装
置の製造方法を提供することにある。 【解決手段】 基板表面の結晶状態を乱した後、ソース
/ドレイン拡散層のための不純物を結晶状態が乱された
層と同等もしくはそれ以上の深さまでイオン注入する。
不純物を活性化させるためのアニール処理の条件を低温
(500℃〜650℃)にすることによって、結晶状態
が乱された領域内の不純物は活性化するが、それより深
い位置にある不純物は活性化しない。即ち、結晶状態が
乱された領域の深さでソース/ドレイン拡散層の接合の
深さを制御することができ、容易に浅い接合が得られ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体装置の製造方
法に関し、特に、ソース/ドレイン拡散層を浅く形成す
ることができ、且つ、低抵抗な素子を得ることができる
絶縁ゲート(MIS)電界効果半導体装置に好適な半導
体装置の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】MIS型FETの微細化が進みゲート長
が0.2μm以下になると、短チャネル効果によりしき
い値電圧の低下、オフ特性の劣化等が現れ、電気特性が
低下するため短チャネル効果を抑制する必要がある。図
3(a)〜(c)は、一般的なMIS型FETの製造方
法の主要段階における状態を示す断面図である。
【0003】図3において、31はSi等からなる基
板、32はSiO2等からなるゲート絶縁膜、33はポ
リSi等からなるゲート電極、34は不純物注入層、3
5はソース/ドレイン拡散層である。次に、その製造方
法について説明する。まず、図3(a)に示すように、
例えば、熱酸化により基板31を酸化してシリコン酸化
膜を形成し、例えば、CVD法によりシリコン酸化膜上
にポリシリコンを堆積してポリシリコン膜を形成した
後、エッチングによりポリシリコン膜及びシリコン絶縁
膜を選択的にエッチングしてゲート電極33及びゲート
絶縁膜32を形成すると共に、基板31を露出させる。
【0004】次に、図3(b)に示すように、ゲート電
極33をマスクとして不純物をイオン注入して不純物注
入層34を形成する。不純物として、nMOSではA
s、P、Sb、pMOSではB、Inを用いる。次に、
図3(c)に示すように、アニール処理(通常800℃
〜950℃で10分〜数時間、叉は、950℃〜105
0℃で10秒程度)により不純物注入層34の不純物の
活性化(不純物が結晶格子位置に納まり、所定の電気的
性質を発現するようにすること)を行って、nMOSで
はn型、pMOSではp型のソース/ドレイン拡散層3
5を形成する。
【0005】そして、ゲート電極33を覆うようにBP
SG等からなる層間絶縁膜を形成し、層間絶縁膜にコン
タクトホールを形成した後、コンタクトホールを介して
ゲート電極33、ソース/ドレイン拡散層35とコンタ
クトを取れるようにAl等からなる配線層を形成するこ
とにより、半導体装置を得ることができる。上記に示し
たMIS型FETにおいては、微細化に伴い短チャネル
効果(微細化によりFETが十分オフにならなくなる現
象)による特性の劣化が発生する。この短チャネル効果
の抑制には、ソース/ドレイン拡散層35の接合を浅く
形成することが非常に有効である。
【0006】ソース/ドレイン拡散層35の接合を浅く
するための方法として、不純物のイオン注入エネルギー
を下げて、不純物の基板への侵入深さを浅くする方法が
従来用いられてきた。さらに、不純物を活性化させるた
めのアニール処理によって不純物が拡散するのを抑制す
るために、比較的低温、長時間のアニール(800℃〜
950℃、10分〜数時間)に代わって、高温短時間ア
ニール(1000℃、10秒程度)を用いる方法が行わ
れている。これは、アニール温度が高いほど、不純物の
拡散の原因となる結晶欠陥が早く消滅する効果を利用し
て拡散を抑えようとするものである。
【0007】不純物の基板への侵入深さを浅くするため
に、イオン注入の注入エネルギーを下げると、イオン源
から不純物となるイオンを引き出す効率が落ちビーム電
流が低下する。これは、イオン注入エネルギーを下げる
ほどイオン注入に要する時間が長くなることを意味して
おり、量産化において問題となる。さらに、高温短時間
アニールを用いた場合でも不純物の拡散を完全に抑制す
ることができない(例えば、1×1018cm-3の濃度に
なる深さは0.06μmから、1000℃、10秒を行
うことによって0.1μmになる)ことに加え、アニー
ルの温度制御を高精度に行う必要があるため、アニール
装置も高価になるという問題がある。
【0008】pMOSのソース/ドレイン拡散層の不純
物には、Bが最も広く用いられている。これは、BがI
nに比べて活性化率が高く、ソース/ドレイン拡散層の
抵抗値を下げることができるからである。しかし、Bは
質量が軽いためイオン注入によって容易に基板深くまで
侵入する。さらに、Bは熱拡散し易い(1000℃での
拡散係数は2×10-14 cm2 /s、Asは12×10
-15 cm2 /s)性質を持つ。このため、ソース/ドレ
イン拡散層の接合を浅くすることは、pMOSにおいて
特に困難であった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
した点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、特に、ゲート長0.2μm以下の微細なMIS
FETで、短チャネル効果を抑制することができる浅い
接合(600Å以下)を実現した新規な半導体装置の製
造方法を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記した目的を
達成するため、基本的には、以下に記載されたような技
術構成を採用するものである。即ち、本発明に係わる半
導体装置の製造方法の第1態様は、半導体層にイオンを
注入することで、前記半導体層の表面から浅い領域の結
晶状態を乱す工程と、前記半導体層に不純物イオンをイ
オン注入する工程と、前記イオン注入した不純物を低温
アニール処理で活性化させる工程とを含むことを特徴と
するものであり、叉、第2態様は、半導体層に不純物イ
オンをイオン注入すると共に、注入したイオンで前記半
導体層の表面から浅い領域の結晶状態を乱す工程と、前
記イオン注入した不純物を低温アニール処理で活性化さ
せる工程とを含むことを特徴とするものであり、叉、第
3態様は、前記結晶状態が乱された領域内の不純物のみ
が活性化するように低温でアニールすることを特徴とす
るものであり、叉、第4態様は、前記低温アニール処理
では、不純物の拡散が起こらないことを特徴とするもの
であり、叉、第5態様は、前記結晶状態の乱された領域
の深さが、不純物イオンの打ち込まれた深さ(飛程距
離)より浅いか同等であることを特徴とするものであ
り、叉、第6態様は、前記不純物イオンとしてホウ素
(B)イオンを用いることを特徴とするものであり、
叉、第7態様は、前記結晶状態の乱された領域を形成す
るためのイオン注入のイオン種として、ゲルマニウム
(Ge)を用いることを特徴とするものである。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係わる半導体装置
の製造方法の実施の形態について説明する。イオン注入
によって、半導体層に注入された不純物の拡散は、アニ
ール温度を従来より大きく下げればほぼ完全に抑えるこ
とができる。図2は、シリコン基板中にイオン注入され
たBのアニール条件の違いによる拡散の違いをSIMS
(2次イオン質量分析法)測定によって調べた結果であ
る。図2で見られるように、通常の高温短時間アニール
(1000℃、10秒)ではアニール処理前に比べて深
いところまでBが拡散しおり、pn接合の深さは約0.
1μmであるが、650℃以下のアニール処理ではBが
ほとんど拡散せず、アニール処理前の分布をほぼ保つ
(接合深さ0.06μm)。しかし、650℃以下のア
ニール処理ではBはほとんど活性化しないため、このま
まではソース/ドレイン拡散層を低抵抗化することはで
きない。なお、図中には示していないが、本発明の一態
様であるGeイオン注入を行って結晶状態を乱した後に
B+をイオン注入した場合も、650℃以下のアニール
処理後でもBの分布は上記の場合と同様にほとんど拡散
せず、アニール前とほぼ同じ分布を保つ。
【0012】結晶化した下地シリコン層の上に結晶状態
が乱されたシリコン層(アモルファス層でも良い)が存
在する場合、低温(500℃以上)でアニール処理を行
うことによって、結晶状態が乱されたシリコン層の結晶
状態が回復する。これは、結晶状態が乱されたシリコン
層が下地シリコン層を種とすることで低温でも容易に再
結晶化するからである。
【0013】結晶が乱されたシリコン層に不純物を導入
しておけば、低温での再結晶化の過程で不純物も結晶格
子位置に取り込まれ活性化する。図4に示した表は、シ
リコン基板表面をGe+のイオン注入によってアモルフ
ァス化させた場合とアモルファス化させない場合で、B
+のイオン注入を行い、低温(550℃)アニール処理
後のシート抵抗値を測定した結果である。然した図表か
らも分かるように、アモルファス化させた場合のシート
抵抗値は、アモルファス化させていない場合に比べ非常
に低く、アモルファス化させることによって、通常では
活性化ができない低温でBを十分活性化させることがで
きる。
【0014】本発明による半導体装置の製造方法は、上
記の物理現象を応用して、半導体層にGe+ 等をイオン
注入して、半導体層の表面の結晶状態を乱す工程と、結
晶状態が乱されたこの半導体層にBなど所望の不純物を
イオン注入する工程と、シリコンの再結晶化は起こるが
不純物の拡散は起こらない範囲の温度で熱処理する工程
と、を含む製造方法である。
【0015】本発明においては、半導体層にイオン注入
して半導体層の結晶状態を乱しさえすればよいが、例え
ば、アモルファス状態まで結晶状態を乱しても良い。本
発明では、不純物を活性化させるためのアニール処理条
件として、通常より十分低い500℃〜650℃を用い
るため、不純物の熱拡散が起こらない。さらに、不純物
の活性化は主として結晶状態が乱された領域内でのみ発
生する。このため、不純物がイオン注入により基板深く
まで侵入していても、電気的ソース/ドレイン深さは結
晶状態が乱された領域の厚さで決まるため、不純物イオ
ンの侵入深さより浅くできる。さらに、結晶状態を乱す
ためのイオン注入は、Ge+ 等の重いイオンを用いて行
うことができるため、結晶状態が乱された領域、従って
ソース/ドレイン深さを容易に浅くすることができる。
以上より十分に活性化した(低抵抗な)浅い接合を得る
ことができる。
【0016】
【実施例】本発明の上記および他の目的、特徴および利
点を明確にすべく、添付した図面を参照しながら、本発
明の具体例を以下に詳述する。図1は、本発明に係わる
半導体装置の製造方法の一例を説明する図である。以
下、本発明の効果が最も大きいゲート長0.2μm以下
のpMOSの場合を例にして説明する。
【0017】図1において、1はSi等からなるn型基
板、2はSiO2 等からなるゲート絶縁膜、3はポリシ
リコン等からなるゲート電極、4は結晶状態が乱された
層、5は不純物注入層、6はソース/ドレイン拡散層で
ある。次に、その製造方法について説明する。まず、図
1(a)に示すように、熱酸化により基板1を酸化して
膜厚が30Åのシリコン酸化膜を形成し、CVD法によ
りシリコン酸化膜上にポリシリコンを堆積して膜厚が1
500Åのポリシリコン膜を形成した後、ドライエッチ
ングによりポリシリコン膜およびシリコン酸化膜を選択
的にエッチングして、ゲート電極3およびゲート酸化膜
2を形成すると共に、基板1を露出させる。
【0018】次に、図1(b)に示すように、ゲート電
極3をマスクとして、例えばGe+を10〜30keV
程度、2×1014cm-2の条件で、基板1にイオン注入
して表面の結晶状態を乱す。上記条件では表面に200
〜600Å程度の結晶状態が乱された層4が形成され
る。次に、図1(c)に示すように、ゲート電極3をマ
スクとして不純物であるB + を1〜5keV程度(BF
+ を用いた場合は3〜30keV程度)、2×1014
cm-2の条件で基板1に注入して、厚さが200〜10
00Å程度の不純物注入層5を形成する。結晶状態の乱
された層4の深さが、不純物イオンの打ち込まれた深さ
(飛程距離)より浅いか同等であることが浅い接合の実
現にとって望ましい。
【0019】次に、図1(d)に示すように、500℃
〜650℃(例えば550℃、8時間)の低温アニール
処理をして結晶状態が乱された層4内の不純物の活性化
を行ってソース/ドレイン拡散層6を形成する。なお、
上記した熱処理の温度は、シリコンの再結晶化は起こる
が、不純物の拡散は起こらない範囲の温度である。
【0020】そして、ゲート電極3を覆うようにBPS
G等からなる層間絶縁膜を形成し、層間絶縁膜にコンタ
クトホールを形成した後、コンタクトホールを介してゲ
ート電極3、ソース/ドレイン拡散層6とコンタクトを
取れるようにAl等からなる配線層を形成することによ
り、半導体装置を得ることができる。即ち、上記具体例
では、まず基板1にイオン注入して基板1の結晶状態を
乱して結晶状態が乱された層4を形成した後、不純物を
イオン注入して結晶状態が乱された層4と同等もしくは
それより深い不純物注入層5を形成し、次いで低温アニ
ールによって結晶状態が乱された層4内の不純物のみを
活性化させてソース/ドレイン拡散層6を形成してい
る。このため、不純物の拡散がほとんど起こらない。更
に、結晶状態が乱された層4が不純物の侵入深さより浅
ければ電気的なソース/ドレインの接合の深さは結晶状
態が乱された層4の深さによって決まるので、結晶状態
が乱された層4の深さをごく浅くすることによって、容
易に浅い接合が得られる。
【0021】以上、本発明をpMOSに適用する場合に
基づき説明したが、本発明はこれらの具体例に限定され
るものではない。上記例では、ソース/ドレイン拡散層
の不純物としてBを用いたが、In等他のp型不純物を
用いても良い。叉、基板表面の結晶状態を乱すためのイ
オン注入のイオンとしてGe+ を用いたが、Si+ 等他
の中性不純物を用いても良い。叉、As+ やSb+ 等の
n型不純物を用いても良く、この場合はp型不純物濃度
がn型不純物濃度を上回るようにしてp型ソース/ドレ
インを形成すればよい。
【0022】また、n型基板をp型基板にし、注入する
p型不純物イオンをP、As、Sb等のn型不純物イオ
ンにすることにより、nMOSにも適用可能である。n
MOSの場合の結晶状態を乱すためのイオン注入のイオ
ンとしては中性不純物のGe + 、Si+ の他、In+
p型不純物を用いても良く、この場合はn型不純物濃度
がp型不純物濃度を上回るようにしてn型ソース/ドレ
インを形成すればよい。
【0023】さらに、本発明では結晶状態が乱された領
域を浅くすることによって、電気的ソース/ドレイン深
さを浅くできるので、結晶状態を乱すためのイオン注入
に用いるイオンの質量は、不純物イオンより重いことが
望ましい。さらに、不純物イオンがAs+の場合のよう
にSiに比べて重いイオンで、不純物イオンのイオン注
入により基板表面の結晶状態が乱される場合(例えば、
As+ 、20keV、2×1014cm-2)には、結晶状
態を乱すためのイオン注入を不純物のイオン注入で兼用
して作製工程を削減することができる。この場合でも、
結晶状態が乱される領域の深さは不純物が侵入する深さ
より浅くなるため、結晶状態が乱された領域内の不純物
のみ活性化することによる浅ソース/ドレイン化の効果
が得られる。
【0024】さらに、結晶状態を乱すためのイオン注入
工程と不純物のイオン注入工程の順番は入れ替えること
もできるが、チャネリング(特定結晶方向へイオンが深
く侵入する現象)を防止する効果が得られることから、
結晶状態を乱すためのイオン注入を行った後、不純物イ
オンをイオン注入することが望ましい。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
浅いソース/ドレイン拡散層の接合を形成でき、その深
さを容易に制御することができ、短チャネル効果を抑制
できるという効果がある。更に、高温短時間アニールの
ように高精度な温度制御を必要としないため、アニール
処理を安価な炉を用いて行うことが可能であり、コスト
上昇を抑えられる効果がある。
【0026】なお、本発明は上記各実施例に限定され
ず、本発明の技術思想の範囲内において、各実施例は適
宜変更され得ることは明らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる半導体装置の製造方法の具体例
を説明する図である。
【図2】本発明の効果を説明する図である。
【図3】従来例の製造方法を説明する図である。
【図4】本発明の効果を説明する図表である。
【符号の説明】
1 基板 3 ゲート電極 4 結晶状態が乱された層 5 不純物注入層 6 ソース/ドレイン拡散層

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体層にイオンを注入することで、前
    記半導体層の表面から浅い領域の結晶状態を乱す工程
    と、前記半導体層に不純物イオンをイオン注入する工程
    と、前記イオン注入した不純物を低温アニール処理で活
    性化させる工程とを含むことを特徴とする半導体装置の
    製造方法。
  2. 【請求項2】 半導体層に不純物イオンをイオン注入す
    ると共に、注入したイオンで前記半導体層の表面から浅
    い領域のみの結晶状態を乱す工程と、前記イオン注入し
    た不純物を低温アニール処理で活性化させる工程とを含
    むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記結晶状態が乱されたされた領域内の
    不純物のみが活性化するように低温でアニールすること
    を特徴とする請求項1または2に記載の半導体装置の製
    造方法。
  4. 【請求項4】 前記低温アニール処理では、不純物の拡
    散が起こらないことを特徴とする請求項3に記載の半導
    体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記結晶状態の乱された領域の深さが、
    不純物イオンの打ち込まれた深さ(飛程距離)より浅い
    か同等であることを特徴とする請求項1乃至4の何れか
    に記載の半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記不純物イオンとしてホウ素(B)イ
    オンを用いることを特徴とする請求項1乃至5の何れか
    に記載の半導体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記結晶状態の乱された領域を形成する
    ためのイオン注入のイオン種として、ゲルマニウム(G
    e)を用いることを特徴とする請求項1乃至5の何れか
    に記載の半導体装置の製造方法。
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