JP2000260244A - ワイヤハーネスの保護構造 - Google Patents
ワイヤハーネスの保護構造Info
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- JP2000260244A JP2000260244A JP11064790A JP6479099A JP2000260244A JP 2000260244 A JP2000260244 A JP 2000260244A JP 11064790 A JP11064790 A JP 11064790A JP 6479099 A JP6479099 A JP 6479099A JP 2000260244 A JP2000260244 A JP 2000260244A
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Abstract
水と飛び石からの保護を図る。 【解決手段】 被水や飛び石等が当たる領域において、
上方に配置するコネクタ11にワイヤハーネスが下方か
ら接続され、該接続位置から下方に垂下した後に上方へ
と配索されるワイヤハーネスの保護構造であって、コネ
クタとの接続位置から最下端位置までゴム製チューブ1
2でワイヤハーネスし、該ゴム製チューブに設けたコネ
クタカバー部12aをコネクタハウジングに被せてワイ
ヤハーネスとコネクタとの接続位置をゴム製チューブで
被覆し、かつ、ゴム製カバーの最下端位置の他端側に、
スリット入りコルゲートチューブの先端を内嵌して、ワ
イヤハーネスの上向き配索部分を上記コルゲートチュー
ブで外装している。
Description
ンジンルーム下部やフロア下部等の被水領域や飛び石が
当たる領域に配索するワイヤハーネスの保護構造に関す
るものである。
ームの下部やフロアの下部等に取り付けるセンサー等の
機器1のコネクタ2に対して下方からワイヤハーネスW
/Hを接続する場合があり、該ワイヤハーネスW/Hは
コネクタ2との接続位置から一旦下方に垂下した後に、
上方へとU形状に配索されている。即ち、U形状の一端
がコネクタ2に接続され、他端が電源側へと接続されて
いる。
ヤハーネスには道路からの飛び水や飛び石がかかりやす
く、特に、エンジンルームの下部に配置される場合に
は、上方からも水がかかる場合がある。
発生して接続不良となりやすく、また、コネクタに接続
したワイヤハーネスを通して水が浸透していくと、該ワ
イヤハーネスの他端側に接続したコネクタにも浸水が発
生して接続不良となる。また、路面からの飛び石が当た
るとワイヤハーネスに損傷が生じて、芯線切れ等が発生
する場合もある。よって、車両下部に配索するワイヤハ
ーネスは保護する必要があり、特に、浸水対策が要求さ
れている。
に示すようにコルゲートチューブ3をワイヤハーネスW
/Hに外装している場合と、図5(A)に示すように蛇
腹状のゴム製チューブ4を外装している場合とがある。
3をワイヤハーネスW/Hに外装している場合には、図
4(B)に示すように、その長さ方向にスリット3aが
入ったスリット入りコルゲートチューブ3を用い、ワイ
ヤハーネスW/Hを構成する電線wの先端の端子をコネ
クタ2に先入れしておき、その後、コルゲートチューブ
3のスリット3aを開いて側方からワイヤハーネスに被
せて、テープ5でコルゲートチューブ3をワイヤハーネ
スW/Hに固定している。一方、図5(A)に示すゴム
製チューブ4を外装する場合には、図5(B)に示すよ
うに、ゴム製チューブ4の一体に大径としたカバー部4
aを設けたおき、ワイヤハーネスW/Hをゴム製チュー
ブ4に先通ししておき、その後、ワイヤハーネスの各電
線先端の端子をコネクタ2に挿入し、ついで、カバー部
4aをコネクタ2のワイヤハーネス接続側のハウジング
外周面に被せている。
ートチューブ3を用いる場合、コルゲートチューブ3の
先端3bとコネクタ2との間に隙間Sが必然的に発生
し、この隙間Sからコルゲートチューブ3内に浸水が生
じる。コルゲートチューブ3はスリット3aがあるた
め、コルゲートチューブ3内に浸水した水はスリット3
aから排水することはできる。しかしながら、隙間Sに
入った水はコネクタ2内にも浸水する恐れがあり、コネ
クタへの浸水を防止することはできない問題がある。
用いた場合、該ゴム製チューブ4の先端のカバー部4a
でコネクタをカバーするため、コネクタとワイヤハーネ
スとの接続部に隙間は発生せずゴム製チューブ4でカバ
ーすることはできる。しかしながら、高圧洗車等で高圧
水がかかると、コネクタ2とカバー部4aの間から水が
ゴム製チューブ4内に浸水してくる場合もある。その場
合には、チューブ4では水抜きができないため、ワイヤ
ハーネスW/Hの両端に接続したコネクタに水が浸水し
ていくこととなる。なお、水抜き用にゴム製チューブ4
に排水孔をあけることも考慮されるが、孔をあけると、
飛び石が孔を通してワイヤハーネスにあたる問題があ
り、飛び石が通過しない程度の排水孔では、水抜き効果
を十分に果たすことができない。
ので、ワイヤハーネスとコネクタとの間に隙間を発生さ
せないと共に、浸水が生じても水抜きができるようにし
たワイヤハーネスの保護構造を提供することを課題とし
ている。
め、本発明は、被水や飛び石等が当たる領域において、
上方に配置するコネクタにワイヤハーネスが下方から接
続され、該接続位置から下方に垂下した後に上方へと配
索されるワイヤハーネスの保護構造であって、上記コネ
クタとの接続位置から最下端位置までゴム製チューブで
ワイヤハーネスを外装すると共に、該ゴム製チューブの
一端に設けたコネクタカバー部をコネクタハウジングの
ワイヤハーネス接続端側の外周面に被せて、ワイヤハー
ネスとコネクタとの接続位置をゴム製チューブで被覆す
る一方、上記ゴム製カバーの最下端位置の他端側には、
スリット入りコルゲートチューブの先端を内嵌して、ワ
イヤハーネスの上向き配索部分を上記コルゲートチュー
ブで外装していることを特徴とするワイヤハーネスの外
装構造を提供している。
ートチューブとを併用し、コネクタとの接続側にゴム製
チューブを用いると、該ゴム製チューブの一端に設けた
カバー部でコネクタハウジングをカバーするため、コネ
クタとワイヤハーネスとの接続部をゴム製チューブでカ
バーでき隙間を発生させない。また、該ゴム製チューブ
は最下端位置までとして、該最下端位置の他端にスリッ
ト入りコルゲートチューブを内嵌して接続しているた
め、仮にゴム製チューブ内に浸水が生じても、水は自重
により落下して最下端位置に達し、ここで、スリット入
りコルゲートチューブに連続させているため、そのスリ
ットから排水することができる。なお、コルゲートチュ
ーブのスリットは水抜きはできるが、飛び石がスリット
を通ることはなく、飛び石によりワイヤハーネスが損傷
を受けることを防止できる。
参照して説明する。ワイヤハーネスW/Hを接続するセ
ンサー10は前記図3に示すようにエンジンルームの下
部に配置されており、該センサー10の下面にコネクタ
11が設けられている。このコネクタ11に下方からワ
イヤハーネスW/Hが接続され、下方に垂下した後に上
方へと、U形状に配索され、電源側へと接続されてい
る。
クタ11との接続位置からU形状の最下端位置までゴム
製チューブ12を外装し、連続してスリット入りコルゲ
ートチューブ13で外装している。
状としたコネクタカバー部12aを備え、該コネクタカ
バー部12aはコネクタ11のハウジング外周面に密着
する大きさに設定している。このカバー部12aに連続
する部分は蛇腹状の筒部12bとしており容易に曲げる
ことができるようにしている。コルゲートチューブ13
は樹脂製で長さ方向に山谷を連続的に設けたもので、そ
の長さ方向に全長に沿ってスリット13aが設けられて
いる。このスリット13aは閉じた状態であるが侵入し
てきた水はスリット13aの隙間から排出できるもので
ある。
11との接続位置から最下端位置Pまでワイヤハーネス
W/Hを外装し、一端のコネクタカバー部12aをコネ
クタ11のワイヤハーネス接続端側のハウジング外周面
に被せて密着させている。該ゴム製カバー12の他端1
2bは最下端位置Pに位置し、該位置で、スリット13
aが入ったコルゲートチューブ13の先端を内嵌して、
オーバラップで接続している。コルゲートチューブ13
はワイヤハーネスW/Hの配索方向に沿って上方の所要
位置までワイヤハーネスW/Hに外装している。
ーブ13とのワイヤハーネスW/Hへの取付方法は図2
(A)に示すように、まず、ワイヤハーネスW/Hにゴ
ム製チューブ12を通し、ワイヤハーネスW/Hの各電
線端末の端子Tをコネクタカバー部12aより突出させ
ておく。ついで、図2(B)に示すように、コネクタ1
1に端子Tを挿入係止して、ワイヤハーネスW/Hをコ
ネクタ11と接続する。ついで、図2(C)に示すよう
に、ゴム製チューブ12をコネクタ11側に引っ張って
コネクタカバー部12aをコネクタ11のハウジング外
周面に被せる。また、スリット入りコルゲートチューブ
13をワイヤハーネスW/Hの側方からスリット13a
を広げてワイヤハーネスW/Hに被せる。最後に、図2
(D)に示すように、コルゲートチューブ13の先端1
3bをゴム製チューブの他端12bに挿入してオーバラ
ップ状態で連続させ、他端13cをワイヤハーネスW/
Hにテープ15で巻き付けて、コルゲートチューブ13
をワイヤハーネスW/Hに固着している。なお、ゴム製
チューブ12とコルゲートチューブ13との接続部で
は、コルゲートチューブ13の応力により、ゴム製チュ
ーブ12との接続位置は必ず最下端に位置することにな
る。
ハーネスW/Hとの接続部はゴム製チューブ12で保護
され、特にコネクタカバー部12でコネクタのワイヤハ
ーネス接続側ハウジングをカバーして密着するため、隙
間が発生しない。よって、通常発生するコネクタとの接
続部からの浸水を防止できる。また、高圧洗車等によ
り、かりにコネクタカバー部とコネクタハウジングの間
に浸水が発生しても、ゴム製チューブ12内を自重によ
り落下し、最下端位置で接続したコルゲートチューブ1
3のスリット13aから外部に排出される。
路面からの飛び石、ドロ等が当たる可能性があるが、ゴ
ム製チューブ12で完全にワイヤハーネスが密閉されて
いると共に、コルゲートチューブ13側ではスリット1
3を通して飛び石やドロが侵入することも殆どなく、ワ
イヤハーネスの保護を図ることができる。
によれば、ゴム製チューブとコルゲートチューブとを併
用し、コネクタとの接続側にコネクタハウジングに密嵌
するコネクタカバー部を備えたゴム製チューブを用いる
ているため、コネクタとワイヤハーネスとの接続部をゴ
ム製チューブでカバーでき隙間を発生させない。また、
該ゴム製チューブは最下端位置でスリット入りコルゲー
トチューブと接続していため、仮にゴム製チューブ内に
浸水が発生していも、浸水した水は自重落下して下端の
コルゲートチューブのスリットから排水できる。よっ
て、コネクタに水が侵入することはなく、コネクタの接
続不良を発生させない。
スを密閉状態で保護しているため、路面からの飛び石で
ワイヤハーネスが当たらない。また、コルゲートチュー
ブ側でも、スリットを通して飛び石がコルゲートチュー
ブ内に入ることはないため、飛び石がワイヤハーネスに
当たらず、飛び石によるワイヤハーネスの損傷発生を防
止できる。
の取付工程を示す図面である。
図である。
り付けた状態を示す図面、(B)は上記保護材の取付工
程を示す図面である。
に取り付けた状態を示す図面、(B)は上記保護材の取
付工程を示す図面である。
Claims (1)
- 【請求項1】 被水や飛び石等が当たる領域において、
上方に配置するコネクタにワイヤハーネスが下方から接
続され、該接続位置から下方に垂下した後に上方へと配
索されるワイヤハーネスの保護構造であって、 上記コネクタとの接続位置から最下端位置までゴム製チ
ューブでワイヤハーネスを外装すると共に、該ゴム製チ
ューブの一端に設けたコネクタカバー部をコネクタハウ
ジングのワイヤハーネス接続端側の外周面に被せて、ワ
イヤハーネスとコネクタとの接続位置をゴム製チューブ
で被覆する一方、 上記ゴム製カバーの最下端位置の他端側には、スリット
入りコルゲートチューブの先端を内嵌して、ワイヤハー
ネスの上向き配索部分を上記コルゲートチューブで外装
していることを特徴とするワイヤハーネスの外装構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06479099A JP3646553B2 (ja) | 1999-03-11 | 1999-03-11 | ワイヤハーネスの保護構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06479099A JP3646553B2 (ja) | 1999-03-11 | 1999-03-11 | ワイヤハーネスの保護構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000260244A true JP2000260244A (ja) | 2000-09-22 |
JP3646553B2 JP3646553B2 (ja) | 2005-05-11 |
Family
ID=13268393
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06479099A Expired - Fee Related JP3646553B2 (ja) | 1999-03-11 | 1999-03-11 | ワイヤハーネスの保護構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3646553B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AT501538A1 (de) * | 2005-01-26 | 2006-09-15 | Albel Gregor | Installationskabel |
US10964456B2 (en) | 2016-06-01 | 2021-03-30 | Sumitomo Wiring Systems, Ltd. | Grommet and wire harness |
-
1999
- 1999-03-11 JP JP06479099A patent/JP3646553B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AT501538A1 (de) * | 2005-01-26 | 2006-09-15 | Albel Gregor | Installationskabel |
US10964456B2 (en) | 2016-06-01 | 2021-03-30 | Sumitomo Wiring Systems, Ltd. | Grommet and wire harness |
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JP3646553B2 (ja) | 2005-05-11 |
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