JP2000259758A - コードイメージ記録装置 - Google Patents

コードイメージ記録装置

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JP2000259758A
JP2000259758A JP11066372A JP6637299A JP2000259758A JP 2000259758 A JP2000259758 A JP 2000259758A JP 11066372 A JP11066372 A JP 11066372A JP 6637299 A JP6637299 A JP 6637299A JP 2000259758 A JP2000259758 A JP 2000259758A
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colors
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JP11066372A
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English (en)
Inventor
Hideki Nishishita
英樹 西下
Shinzo Matsui
紳造 松井
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】紙等のシート状の記録媒体上に、この種光学的
に読み取り可能なコードイメージを印刷記録する際の当
該コードイメージの印刷記録色を適切に選択できるよう
にすること。 【解決手段】ドットコードを読み取るための読取装置に
おける照明光の色(赤)に対する、印刷記録可能なコー
ド色(青,藍,緑など)と、背景色として使用できる色
(赤,黄,橙など)とをROM13に記憶しておく。そ
して、画像を画像読取装置17から入力して画像表示装
置15に表示する。その後、この画像を有するレイアウ
ト中にドットコードイメージを記録するため、モニタ上
に表示された、照明光の分光特性を考慮した印刷記録可
能なコード色の一覧を表示して操作者に選択させ、ま
た、照明光を考慮した背景色の一覧を表示して操作者に
選択させて、レイアウトデータを作成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、紙やフィルム等の
シート状の記録媒体上に、音声等のデータを光学的に読
み取り可能なコードイメージとして印刷記録するコード
イメージ記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、音声等の情報を含む光学的に読み
取り可能な2次元バーコード等のコードイメージを紙や
フィルム等のシート状の記録媒体上に印刷記録するコー
ドイメージ記録装置は知られている。
【0003】本発明の出願人も、特開平6−23146
6号公報として、紙等のシート状の記録媒体上に、手動
走査で光学的に読み取り可能な音声等の情報を含むコー
ドイメージとしてのドットコードを印刷記録するコード
イメージ記録装置を提案している。
【0004】図13は、その印刷記録対象としてのドッ
トコード1の物理フォーマット構成を示した図である。
【0005】即ち、同図に示すように、複数個のブロッ
ク2が2次元に隣接配列されてドットコード1を構成し
ている。
【0006】ここで、その各ブロック2は、例えば音声
に対応するデータの各ブロック毎に分割されたデータが
その値である「0」又は「1」に対応した白ドット又は
黒ドットのドットイメージとして所定の配列形態にて存
在するデータエリア3と、そのデータエリア3の各デー
タドット4を検出するための基準点を見つけるために使
用される各ブロック2の四隅に配置された一定の黒の連
続数を有するマーカ5と、これら複数の異なるブロック
2を読み取り時に識別できるようにマーカ5間に配置さ
れたエラー検出又はエラー訂正符号を含むブロックアド
レスパターン6と、から構成されている。
【0007】即ち、記録すべきデータの「0」及び
「1」を、互いに異なる反射率を有する2つの各要素領
域である白ドット及び黒ドットに対応させ、記録すべき
データに応じてこれら各要素領域である白ドット及び黒
ドットを所定の形態に従って配置している。なお、同図
においては白ドットは特に印刷されたものではなく、黒
ドットの背景となる媒体の地の色である白がそのまま白
ドットとして機能しているものである。
【0008】而して、このドットコード1によれば、ド
ットコード1全体の大きさが読取手段の撮像視野より大
きくても、この読取手段がドットコード1上を移動し
て、当該ドットコード1を領域分割しながら順次撮像す
ることによりその全体の読み取りが可能となる。
【0009】換言すれば、当該ドットコード1全体を読
取手段でワンショットにて撮像することができなくて
も、上記ブロック2に付与された各アドレスをブロック
2内に含まれるデータエリア3の各ドット(データドッ
ト4)と共にブロック単位で検出できれば、各ブロック
2に含まれるデータを集めて元の全体のデータを再構築
することが可能となるので、最終的にドットコードの読
み取りが可能となる。
【0010】従って、紙面等に対するこれまで以上の大
容量のデータ記録が実現でき、様々な用途に期待が広が
っている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たようなドットコード1を印刷記録するための記録装置
においては、以下に示すような不都合を有していた。
【0012】即ち、紙等の記録媒体上に印刷記録される
ドットコード1は、その印刷記録色(白ドット又は黒ド
ットに相当する印刷記録色)として、撮像された画像の
コントラストの関係から、或いは、白色を敢えて印刷記
録する手間も要らないという理由から(記録媒体として
の紙の色は、通常、白色が多く、これによって白ドット
の印刷記録を不要とすることができる。)、専ら黒色が
採用されることが多かった。しかし一方で、様々な用途
や利用場面を想定して、黒色以外に他の印刷記録色も採
用できるようにしておくことが望ましいとの声も聞かれ
るようになってきた。
【0013】例えば、結婚式等の慶賀に係る画像に、祝
福を述べた音声情報を含むコードイメージを添付する場
合には、極力、モノクロ系は避けたいものであるし、ま
た、季節として春や夏の風景画像に、清流のせせらぎを
表す音声情報を含むコードイメージを添付する場合に
は、緑色系或いは青色系を採用したいという具合にであ
る。
【0014】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
で、紙等のシート状の記録媒体上に、この種光学的に読
み取り可能なコードイメージを印刷記録する際の当該コ
ードイメージの印刷記録色を適切に選択できるようにし
たコードイメージ記録装置を提供することを目的とす
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明によるコードイメージ記録装置は、記録す
べきデータの「0」及び「1」を、互いに異なる分光特
性を有する2つの各要素領域に対応させ、記録すべきデ
ータに応じてこれらの各要素領域を所定の形態に従って
配置した光学的に読み取り可能なコードイメージを紙等
のシート状の記録媒体上に印刷記録するコードイメージ
記録装置において、上記分光特性の異なる2つの要素領
域のうちの一方の要素領域に対応する分光特性を選択す
べく第1の色を選択する第1の色選択手段と、上記分光
特性の異なる2つの要素領域のうちの他方の要素領域に
対応する分光特性を選択すべく第2の色を選択する第2
の色選択手段と、を備えることを特徴とする。
【0016】即ち、本発明のコードイメージ記録装置に
よれば、上記第1の色選択手段により、上記分光特性の
異なる2つの要素領域のうちの一方の要素領域に対応す
る分光特性を選択すべく第1の色が選択され、上記第2
の色選択手段により、上記分光特性の異なる2つの要素
領域のうちの他方の要素領域に対応する分光特性を選択
すべく第2の色が選択される。
【0017】従って、紙等のシート状の記録媒体上に、
この種光学的に読み取り可能なコードイメージを印刷記
録する際の当該コードイメージの印刷記録色を適切に選
択できる。
【0018】ここで、上記第1の色は、例えば、図13
における黒ドットに対応する部分の色であり、また、上
記第2の色は、同図における黒ドットの背景に相当する
部分の色である。この黒ドットの背景に相当する部分の
色は、仮想的に位置する白ドットに対応する部分の色で
もある。
【0019】また、本発明によるコードイメージ記録装
置は、記録すべきデータの「0」及び「1」を、互いに
異なる分光特性を有する2つの各要素領域に対応させ、
記録すべきデータに応じてこれらの各要素領域を所定の
形態に従って配置した光学的に読み取り可能なコードイ
メージを紙等のシート状の記録媒体上に印刷記録するコ
ードイメージ記録装置において、上記分光特性の異なる
2つの要素領域のうちの何れか一方の要素領域に対応す
る分光特性を選択すべくコードイメージの色を選択する
コードイメージ色選択手段と、上記分光特性の異なる2
つの各要素領域とは異なる分光特性を有する色であっ
て、文字、記号、又は絵柄を、上記分光特性の異なる2
つの要素領域のうちの一方もしくは他方の少なくとも何
れかの要素領域に視認可能に印刷記録するための色を選
択する文字色選択手段と、を備えることを特徴とする。
【0020】即ち、本発明のコードイメージ記録装置に
よれば、上記コードイメージ色選択手段により、上記分
光特性の異なる2つの要素領域のうちの何れか一方の要
素領域に対応する分光特性を選択すべくコードイメージ
の色が選択され、上記文字色選択手段により、上記分光
特性の異なる2つの要素領域とは異なる分光特性を有す
る色であって、文字,記号,又は絵柄を、上記分光特性
の異なる2つの各要素領域のうち一方もしくは他方の少
なくとも何れかの要素領域に視認可能に印刷記録するた
めの色が選択される。
【0021】従って、紙等のシート状の記録媒体上に、
この種光学的に読み取り可能なコードイメージを印刷記
録する際の当該コードイメージの印刷記録色を適切に選
択でき、且つ、当該コードイメージ内に、文字,記号,
又は絵柄等が適切な色をもって印刷記録できる。
【0022】ここで、上記コードイメージの色は、例え
ば、図13における黒ドットに対応する部分の色であ
り、或いは、同図における黒ドットの背景に相当する部
分の色である。この黒ドットの背景に相当する部分の色
は、仮想的に位置する白ドットに対応する部分の色でも
ある。
【0023】また、上記文字,記号,又は絵柄の色は、
この黒ドットに対応する部分の色、或いは、この黒ドッ
トの背景に相当する部分の色を当該文字,記号,又は絵
柄に対応させて設定される色である。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0025】ここで、図13で説明したコードイメージ
としてのドットコード1は、白ドットと黒ドット、それ
に黒の連続を有するマーカ5等から構成されている。従
来技術の欄で図13を使用して説明したドットコード1
の構成の黒色で記録する部分を以後コード色とし、ま
た、図13のようにドットコード1の上記コード色以外
の白ドットを含む白色部分を以後背景色として記載して
説明するが、このコード色及び背景色がそれぞれ本発明
における第1の色及び第2の色に相当する。
【0026】[第1の実施の形態]図1の(A)は、本
発明の第1の実施の形態に係るコードイメージ記録装置
10の構成を示すブロック図であり、該コードイメージ
記録装置10は、CPU11に、CPUバス12を介し
て、ROM13,RAM14,画像表示装置15,印字
装置16,画像読取装置17,音声入力装置18,及び
ユーザインターフェース装置19が接続されて構成され
ている。
【0027】ここで、CPU11は、プログラムに従っ
て各種処理を実行したり、CPUバス12を介して接続
された各種装置を制御したりする制御部である。ROM
13は、予め上記プログラムや各種初期設定データやテ
ーブルデータを記憶保存しておくものであり、RAM1
4は、詳細は後述するような各種処理中に生成された中
間データを保存したり、また印刷する画像やコードイメ
ージを含むイメージデータであるレイアウトデータを記
憶保存するために使用される。画像表示装置15は、操
作者に各種設定メニュー,レイアウトデータ,警告等の
メッセージを表示するためのLCDやCRT等のモニタ
である。印字装置16は、上記RAM14に記憶保存さ
れたレイアウトデータを図示しない紙などのシート状の
記録媒体に印刷するためのものである。画像読取装置1
7は、印画紙にプリントされた写真を入力して画像デー
タに変換するためのスキャナ等であり、音声入力装置1
8は、コードイメージにして記録媒体上に記録するべき
音声を取り込むためのマイクロホン等である。そして、
ユーザインターフェース装置19は、操作者が上記画像
表示装置15を見ながら各種設定を行うためのツールで
あるマウスやキーボード等である。
【0028】なお、上記RAM14上の上記レイアウト
データは、シアン,マゼンタ,イエローを記録媒体上に
発色させる度合いに応じた各々のデータが各8ビットデ
ータとして構成され、また上記印字装置16は、それに
対して各々赤,緑,青の光ビームの強弱を変えて照射し
て、それに応じて各々シアン,マゼンタ,イエローの発
色濃淡が変化するような乳剤層を持ったカラー感光材料
の媒体上に、カラー画像を記録するように構成したもの
である。
【0029】即ち、シアン,マゼンタ,イエロー各々の
発色乳剤層を持ったカラー感光材料である上記記録媒体
に、赤,緑,青の3種類の光ビームを当て、シアン,マ
ゼンタ,イエロー各々が発色するようにしている。ま
た、その記録媒体は各光ビームが当たらない部分は白と
なるようにしている。
【0030】本実施の形態においては、印字装置16の
記録色であるシアン,マゼンタ,イエロー各々の分光特
性は、図1の(B)に示すような特性であるものとす
る。
【0031】ここでは、各々の色同士の非反射波長エリ
アができるだけ重ならなく、且つ、各々の色同士の非反
射波長エリアを均等で且つ広く設定している。同図を使
用して詳しく説明すると、シアンの非反射波長エリアが
600nmから700nmまでで、マゼンタの非反射波
長エリアが500nmから600nm、イエローの非反
射波長エリアが400nmから500nmまでにして、
各々100nmの非反射波長エリアを有するように均等
にしている。
【0032】このような印字装置16で、上記コードイ
メージを白と黒の組み合わせ以外の色を含んで印字する
には、上記コードイメージを読み取る読取装置の照明光
の波長を考慮して上記色を決める必要がある。ただし、
必ずしも、図1の(B)の分光特性に限定するものでは
ない。
【0033】例えば、読取装置の照明光波長を赤の66
0nmを設定した場合のコード色の選択可能な色は、発
色する色であるシアン,イエロー,マゼンタを使用して
表現すると、イエローとマゼンタの有無に無関係でシア
ンを最高濃度とした色にし、背景色の選択可能な色は、
シアンを含まない色にすることができる。色を言葉で表
現し具体的なコード色の例を挙げると、青,藍,緑等が
あげられる。しかし、これらの色と一見同じ色に見える
色であっても、上記コード色として選択可能な色の条件
を満たさない、例えば、シアン濃度が所定濃度以下であ
るが故に使用できない色もある。
【0034】また、色を言葉で表現する具体的な背景色
の例を挙げると、赤,橙,黄,ピンク等があげられる。
しかし、これらの色と一見同じ色に見える色であって
も、上記背景色として選択可能な色の条件を満たさな
い、例えば、シアン濃度が所定濃度以上であるが故に使
用できない色もある。
【0035】以上は、読取装置の照明光波長を赤の66
0nmとして説明したが、読取装置の照明光波長が緑の
550nmとした場合のコード色の選択可能な色は、発
色する色であるシアン,イエロー,マゼンタを使用して
表現すると、イエローとシアンの有無に無関係でマゼン
タを最高濃度とした色にし、背景色の選択可能な色は、
マゼンタを含まない色にすることができる。
【0036】同様に、読取装置の照明光波長を青の47
0nmとした場合のコード色の選択可能な色は、発色す
る色であるシアン,イエロー,マゼンタを使用して表現
すると、シアンとマゼンタの有無に無関係でイエローを
最高濃度とした色にし、背景色の選択可能な色は、イエ
ローを含まない色にすることができる。
【0037】上述したように、読取装置の照明光波長毎
に選択可能なコード色と選択可能な背景色を予め複数決
めておいて、その選択可能なコード色と背景色の各情報
をROM13に記憶保存しておくことができる。また、
上記読取装置の照明光は、上記赤,緑,青に限ったもの
ではなく、黄色や橙色のLEDでも良く、図1の(B)
で示すシアン,イエロー,マゼンタに対しては、400
nmから700nmの可視光であれば良い。
【0038】また、LED等のような単波長の光源に限
らず、複数の波長帯域を持った、若しくは、所定の波長
幅を持った光源であっても構わない。
【0039】上述した図1の(A)の構成のコードイメ
ージ記録装置10において、本実施の形態では、操作者
の指示に従って、CPU11はROM13に記憶された
プログラムにより、各種処理を実行して、レイアウトデ
ータを作成し、印刷するものである。
【0040】次に、本実施の形態における各種処理につ
いて説明する。
【0041】ここで、コードイメージ記録装置10は、
印刷するためのレイアウトデータの作成に当たって、写
真画像の配置位置やコードイメージの配置位置が予め決
められているテンプレートと呼ぶレイアウトデータに、
画像読取装置17から入力した画像データや図示しない
文字データ作成装置で作成した文字データを書き込み配
置し、また、音声入力装置18(例えばマイクロホン)
から入力した音声を変換したコードイメージを書き込み
配置してレイアウトデータを作成し、それを印字装置1
6で印刷するものである。特に、コードイメージを白い
媒体を背景色として、それに黒でコード色を構成するの
ではなく、コードイメージの背景色とコード色を操作者
の好みに合わせた色に適切に設定し印刷する装置につい
て説明する。
【0042】図2は、本実施の形態に係るコードイメー
ジ記録装置10の動作フローチャートである。
【0043】即ち、まず、各種装置の初期設定を行う
(ステップS11)。例えば、後述する読取装置の照明
光色を660nmの赤色に設定し、また、RAM14を
クリアして画像データエリアとコードイメージデータエ
リアを初期設定する。さらに、レイアウトデータのサイ
ズをROM13に予め記録された用紙サイズで設定し、
また、上記画像と上記コードイメージの配置位置をRO
M13に予め記録された位置に設定する。
【0044】このイニシャライズ処理の終了後、画像表
示装置15のモニタ画面にROM13に予め記録された
図3の(A)のような画面15Aを表示して(ステップ
S12)、ユーザインターフェース装置19からのキー
入力待ち状態となる(ステップS13)。
【0045】即ち、この初期状態の画面表示において
は、図3の(A)に示すように、画面には、「照明光色
入力」ボタン20,「画像入力」ボタン21,「音声入
力」ボタン22,「印刷」ボタン23,「終了」ボタン
24の各ボタン表示と、印刷する所定のサイズの用紙を
表現した枠25と、それに入力する画像を配置する枠2
6と、音声を変換したコードイメージを配置する枠27
とを、それぞれを配置したレイアウトデータを表示して
いる。
【0046】そして、操作者がユーザインターフェース
装置19のマウス(図示せず)を操作して、画面上の上
記「照明光色入力」ボタン20,「画像入力」ボタン2
1,「音声入力」ボタン22,「印刷」ボタン23,
「終了」ボタン24の何れかのボタンを押下指示(マウ
スクリック)すると、それが何れのボタンであるかを判
別して、そのボタンに応じた処理サブルーチンが実行さ
れる。
【0047】即ち、「照明光色入力」ボタン20が押下
指示された場合には(ステップS14)、照明光色入力
処理サブルーチンを実行する(ステップS15)。この
照明光色入力処理サブルーチンは、詳細は後述するが、
本コードイメージ記録装置10で印刷した媒体上に配置
されたコードイメージを読み取って予め記録されている
音声を再生するための図示しない読取装置の照明部に関
する情報を設定するもので、その照明部の照明光波長に
相当する照明光色を入力するものである。
【0048】また、「画像入力」ボタン21が押下指示
された場合には(ステップS16)、画像入力処理サブ
ルーチンを実行する(ステップS17)。この画像入力
処理サブルーチンは、詳細は後述するが、本コードイメ
ージ記録装置10で媒体上に印刷する画像を取り込むた
めに、写真プリントを画像読取装置17であるスキャナ
で取り込んで画像データとし、RAM14上のレイアウ
トデータ上の画像データエリアにストアし、また、その
レイアウトデータを画像表示装置15に表示するもので
ある。
【0049】「音声入力」ボタン22が押下指示された
場合には(ステップS18)、音声入力処理サブルーチ
ンを実行する(ステップS19)。この音声入力処理サ
ブルーチンは、詳細は後述するが、本コードイメージ記
録装置10で媒体上に印刷するコードイメージを取り込
むために、音声を入力して、また、上記コードイメージ
の背景色とコード色を決めるために、背景色とコード色
の各々の選択可能な色を一覧表示し操作者によって選択
し、上記入力した音声を変換して上記選択した背景色と
上記選択したコード色になるようにコードイメージデー
タを作成し、レイアウトデータの所定の位置に書き込む
ものである。
【0050】また、「印刷」ボタン23が押下指示され
た場合には(ステップS20)、印刷処理サブルーチン
を実行する(ステップS21)。この印刷処理サブルー
チンは、上記各ステップで作成されたレイアウトデータ
をRAM14より読み出して印字装置16に出力するこ
とで、印刷するものである。
【0051】これらステップS15,ステップS17,
ステップS19,ステップS21を各々終了すると、上
記ステップS13のキー入力待ちに戻る。
【0052】そして、「終了」ボタン24が押下指示さ
れると(ステップS22)、該コードイメージ記録装置
10は処理を終了する。
【0053】ここで、上記ステップS15で実行される
照明光入力処理サブルーチンを、図4の(A)を用いて
詳しく説明する。
【0054】即ち、この照明光色入力処理サブルーチン
においては、まず、上記読取装置の照明光の波長と色表
現情報をROM13より読み出して、図3の(B)に示
すように、選択可能な読取装置照明光の色を、文字28
と実際の色29で、モニタ画面上に表示する(ステップ
S31)。
【0055】ここで、操作者がマウス操作により読取装
置の照明光の選択可能な色を選択指定すると(ステップ
S32)、その選択された読取装置照明光に対応した選
択可能なコード色の選択処理が行われると共に(ステッ
プS33)、選択可能な背景色の選択処理が行われる
(ステップS34)。そして、このサブルーチンを終了
して、上位のルーチンに戻る。
【0056】なお、上記ステップS33における選択可
能なコード色の選択処理は、上述したROM13に予め
保存してある読取装置の照明光に対応した複数の選択可
能なコード色より、上記選択した読取装置の照明光色に
対応した複数の選択可能なコード色を読み出して、RA
M14上に保存しておく処理である。
【0057】また、上記ステップS34における選択可
能な背景色の選択処理も同様に、上記選択した読取装置
の照明光色に対応した複数の選択可能な背景色を、RO
M13に予め保存してある読取装置の照明光に対応した
複数の選択可能な背景色を読み出して、RAM14上に
保存する処理である。
【0058】次に、上記ステップS17で実行される画
像入力処理サブルーチンを、図4の(B)を用いて説明
する。
【0059】即ち、まず、画像読取装置17であるスキ
ャナにセットされた写真プリントを取り込んで、画像デ
ータに変換し、RAM14上のレイアウトデータ中の予
め決められた画像配置位置に上書きする(ステップS4
1)。次に、上記レイアウトデータを図3の(A)にお
ける枠25の位置に表示する。すると、上記取り込んだ
画像が枠26の位置に表示される(ステップS42)。
そして、このサブルーチンを終了して、上位のルーチン
に戻る。
【0060】次に、上記ステップS19で実行される音
声入力処理サブルーチンを、図5を用いて説明する。
【0061】即ち、まず、図3の(A)における枠27
の領域に対する録音可能時間を、図6の(A)に示すよ
うに、数値30で表示する(ステップS51)。
【0062】次に、音声を音声入力装置18であるマイ
クロホンより入力する(ステップS52)。その際、音
声の入力は、マウスによる図6の(A)に示す「RE
C」ボタン31の押下指示に応じて開始され、上記録音
可能時間分の音声を取り込んだ後、この音声取り込みを
停止する。その取り込む音声は、音声入力装置18中に
構成されたA/D変換器(図示せず)によりA/D変換
したデジタルデータとして、RAM14上の音声データ
エリアに保存される。
【0063】なおこのとき、上記保存前に、所定の音声
圧縮処理などを施しても良い。また、音声入力装置18
としては、マイクロホンに限るものではなく、テープや
磁気媒体などの記憶媒体に記憶したデータであっても良
いことは勿論である。
【0064】こうして音声の入力が終了したならば、次
に、図6の(B)に示すように、読取装置の照明光に対
するコード色の一覧32を表示する(ステップS5
3)。このとき、一覧表示する色は、上記ステップS3
3で選択されてRAM14上に保存された選択可能なコ
ード色情報を読み出して、一覧表示するものである。こ
のコード色一覧32においては、色を文字33で表現し
たり、また、画像表示装置15がカラーモニタである場
合、その色に相当する色表示34で表示する。
【0065】そして、操作者がこのコード色一覧32を
見て、マウスで所望の色の文字33又は色表示34を指
示すると、その指示した色をコード色として設定し、そ
のコード色情報をRAM14上のコード色エリアに保存
する(ステップS54)。
【0066】次に、図7の(A)に示すように、読取装
置の照明光に対する背景色の一覧35を表示する(ステ
ップS55)。このとき、一覧表示する色は、上記ステ
ップS34で選択されRAM14上に保存された背景色
情報を読み出して、一覧表示するものである。この背景
色一覧35では、色を文字36で表現したり、また、画
像表示装置15がカラーモニタである場合には、その色
に相当する色表示37で表示する。
【0067】そして、操作者がこの背景色一覧35を見
て、マウスで所望の色の文字36又は色表示37を指示
すると、その指示した色を背景色として設定し、その背
景色情報をRAM14上の背景色エリアに保存する(ス
テップS56)。
【0068】その後、上記ステップS52にて入力した
音声の上記RAM14上に保存した音声データをコード
イメージであるドットコードに変換するエンコードを行
い、変換されたコードイメージデータをRAM14上の
レイアウトデータ上にあるコードイメージデータエリア
に上書きする(ステップS57)。この際のコードイメ
ージのコード色と背景色は、上記ステップS54及びス
テップS56で選択された色としてコードイメージを上
記上書きするものである。
【0069】そして、上記レイアウトデータをモニタ画
面に表示した後(ステップS58)、このサブルーチン
を終了して、上位のルーチンに戻る。
【0070】なおここで、上記ステップS53及びステ
ップS55での一覧表示においては、読取装置の照明光
に対して選択可能なコード色、あるいは読取装置の照明
光に対して選択可能な背景色の一覧を表示するものとし
たが、必ずしもそれに限定するものではない。例えば、
上記ステップS53におけるコード色一覧32では、読
取装置の照明光に対して選択可能なコード色の一覧表示
としたが、全ての色を一覧表示して、次のステップS5
4で操作者が指示した色が、上記選択可能色として適性
が正しければ選択し、もし、選択可能色以外の色を指示
した場合に、モニタ上に選択できない色であることを示
すメッセージを表示して、再入力を促すというようにし
ても良い。勿論、上記ステップS55での背景色におい
ても同様な方法で選択するようにしても良い。
【0071】以上説明したように、本第1の実施の形態
によれば、紙等のシート状の記録媒体上に、光学的に読
み取り可能なコードイメージを印刷記録する際の当該コ
ードイメージの印刷記録色を適切に選択できるようにな
る。
【0072】また、本第1の実施の形態によれば、さら
に、次のような特有の効果を奏する。
【0073】即ち、取り込みを行った画像とコードイメ
ージとを印字する際、コード色を照明光色にあわせて簡
単に選択でき、コードイメージを好みの色で印字するこ
とができる。そして、そのコードイメージは、所定の照
明光色を備えた読取装置で確実に読み取ることができ、
元の記録した音声を再生出力することができる。
【0074】また、背景色を白のみでなく他の色にして
を印字することができ、そのコードイメージは、所定の
照明光色を備えた読取装置で確実に読み取ることがで
き、元の記録した音声を再生出力することができる。
【0075】なお、上記第1の実施の形態の説明では、
読取装置の照明光色を操作者により入力するものとした
が、必ずしもそれに限定するものではない。
【0076】例えば、読取装置の照明光色を予め決めて
おいて、上記ステップS15での照明光色の入力を行わ
ないようにしても良い。これにより、図4の(A)の各
ステップを省略することができると共に、上記ステップ
S33及びステップS34の処理を省略して、予め決め
られた読取装置の照明光色を考慮した選択可能なコード
色と選択可能な背景色を、ROM13に予め記録してお
き一義的に決定できるものである。
【0077】また、記録装置10の本体側に、読取装置
の照明光波長を検出する装置を付加して、照明光の波長
を検出するようにしても良い。即ち、操作者が読取装置
の照明光を記録装置10に付属している波長検出装置で
波長を分析し、その波長に対する照明光の色を自動的に
設定しても構わない。
【0078】さらに、コードイメージのコード色と背景
色を操作者により選択するように説明したが、それに限
定するものではない。
【0079】例えば、読取装置の照明光色毎に、コード
色及び背景色の組み合わせを、選択可能色より予め決め
ておいても良い。
【0080】また、周辺の例えば、画像データの色に合
わせてコード色や背景色を自動的に決めるようにしても
良い。例えば、コードイメージに近い画像データ部分の
色が海の青い色の場合、コード色は同系色の藍色を使用
する等が考えられる。
【0081】勿論、コード色に限らず、背景色も同様で
ある。
【0082】また、ここでコードイメージに記録するデ
ータを音声として説明したが、必ずしも音声に限ったも
のではなく、画像データや文字データ等の他のデータで
あっても良いのは勿論である。
【0083】さらに、上記ステップS41での画像取り
込みにおいて、画像取り込み方法を写真プリントをスキ
ャナで読み取るものとして説明したが、例えばフロッピ
ーディスクやMOなどの記録媒体からデータを取り込ん
でも構わない。
【0084】また、上記ステップS52の音声入力にお
いて、音声入力手段をテープ媒体や、デジタルデータと
して記録されているフロッピーディスク、CDから取り
込んでも構わない。この場合、上記効果に加えて、さら
に画像や音声の入力が簡単に出来るといった効果もあ
る。
【0085】[第2の実施の形態]次に、本発明のコー
ドイメージ記録装置の第2の実施の形態を説明する。
【0086】本第2の実施の形態に係るコードイメージ
記録装置では、文字をコードイメージに重ねて印字する
もので、しかも、印字されたコードイメージは所定の読
取装置で読み取れ、且つ上記文字も視認可能なように記
録できるというものである。
【0087】本第2の実施の形態に係るコードイメージ
記録装置10の構成は、上記第1の実施の形態における
コードイメージ記録装置のそれと同じであり、よって、
その説明は省略する。
【0088】図8は、このような本第2の実施の形態に
係るコードイメージ記録装置の動作フローチャートであ
り、上記第1の実施の形態におけるのと同じ処理につい
ては、図2の動作フローチャートと同一の参照番号を付
し、その説明は省略するものとする。
【0089】即ち、本第2の実施の形態においては、イ
ニシャライズ処理後の画面表示として、画像表示装置1
5であるモニタに、図9の(A)に示すような画面15
Bを表示する(ステップS61)。この画面15Bは、
上記第1の実施の形態での図3の(A)に示した画面1
5Aに対して、「文字入力」ボタン38を追加した表示
となっている。
【0090】そして、本第2の実施の形態では、この
「文字入力」ボタン38が押下指示された際には(ステ
ップS62)、文字入力処理サブルーチンを実行した後
(ステップS63)、上記ステップS13に戻るように
なっている。
【0091】このステップS63で実行される文字入力
処理サブルーチンは、図7の(B)に示すようにして行
われる。
【0092】即ち、図9の(B)に示すように、モニタ
に、「文字を入力してください」というような文字入力
を促すメッセージ39を表示すると共に、文字枠40を
表示する(ステップS71)。また、このとき、「O
K」ボタン41を更に表示する。これは、文字を入力し
終わった際に、該「OK」ボタン41を押下指示するこ
とで、ステップS72の文字入力状態を終了させて、次
のステップS73に進むようにするためのものである。
【0093】操作者は、このメッセージ39に応じて、
ユーザインターフェース装置19の不図示のキーボード
を操作することで、文字を入力する(ステップS7
2)。その際に、上記ステップS71で表示された文字
枠40に、上記入力された文字を表示するようにする。
図9の(B)の表示の例では、「1998年10月」
と、写真を撮った日を入力したものである。
【0094】そして、上記「OK」ボタン41が押下指
示されたならば、照明光に対する文字の色一覧を表示し
て(ステップS73)、操作者による文字の色の選択を
受けてその文字に重ねたコードイメージの変更処理を行
う(ステップS74)。
【0095】このようなことを行う理由は、コードイメ
ージに重ねて、上記入力した文字を印字する必要がある
が、印字された際のコードイメージが所定の読取装置で
確実に再生可能に印字されなくてはならず、また、入力
された上記文字も読み取ることができる程度に視認可能
に印字されなければならないので、文字と重なるコード
イメージのコード色部分を音声入力処理であるステップ
S19において設定したコードとは別な色に変更する為
に上記ステップS73では、コードイメージのコード色
部分と重なる文字に設定可能な色を一覧表示し、次のス
テップS74で選択するものである。
【0096】このステップS73における一覧表示の例
を図10の(A)に示す。即ち、この画面では、文字に
おけるコード色一覧42として、上記ステップS32で
設定した読取装置の照明光色を考慮して、上記ステップ
S53でコードイメージのコード色を一覧表示した色か
ら上記ステップS54でコード色に選択した色を除いた
色を一覧表示している。ここで、上記ステップS54で
選択した色を除いた色としたのは、コード色と文字色を
同じ色で重ねた場合、文字が視認できないためである。
【0097】そして次のステップS74では、上記文字
におけるコード色一覧42から操作者がマウスにより指
示した色を選択し、ROM13に予め記録しておいた文
字のフォント形式と文字サイズで、RAM14上のレイ
アウトデータ上におけるコードイメージ部分中の所定の
位置に上記入力された文字「A」を記録するために、図
11の(A)に示すように、コードイメージのコード色
と上記文字「A」が重なるイメージ画素データ部分43
を上記選択された色に変更するものである。
【0098】ただし、上記ステップS73において文字
の色を一覧表示する際に、ステップS54で選択した色
を除いて一覧表示したが、必ずしもこれに限定するもの
ではない。即ち、第1の実施の形態でも説明したが、全
ての色を表示して、その色の選択に応じて適正/不適正
を判断することもできる。
【0099】また、このようなコードイメージのコード
色部分と重なる文字に設定可能な色の一覧表示である文
字におけるコード色一覧42の代わりに、ステップS7
3において、図10の(B)に示すような、文字と重な
るコードイメージの背景色部分に設定可能な色の一覧表
示である文字における背景色一覧44を表示し、ステッ
プS74で、「A」という文字の色となる背景色を選択
するようにしても良い。
【0100】即ち、図11の(B)に示す如く、ステッ
プS19において設定したコードイメージの背景色46
とは別な色として、文字と重なるコードイメージの背景
領域を文字における背景色45として、選択したもので
ある。
【0101】また、これまで文字と重なるコードイメー
ジ領域として色を変更する部分をコード色、或いは、背
景色の一方として説明してきた。しかし、上記文字色
は、文字とコードイメージのコード色部分と重なる部分
の色設定と、文字とコードイメージの背景色部分と重な
る部分の色設定を各々別々に両方を設定するようにして
も良い。
【0102】これは、文字をより視認し易くすることが
でき、且つ、コードイメージを好みの色に設定すること
ができるものである。
【0103】このように、図11の(A)においては、
その背景色は変更することなくコード色の一部を記録す
べき文字に対応させて変更することにより、結果として
「A」という文字が、コードイメージ中に巨視的に視認
可能に記録され、また、図11の(B)においては、そ
のコード色は変更することなく背景色の一部を記録すべ
き文字に対応させて変更することにより、結果として
「A」という文字が、コードイメージ中に巨視的に視認
可能に記録される。
【0104】以上のような本第2の実施の形態では、上
記第1の実施の形態での効果に加えて、以下のような効
果を有する。
【0105】即ち、コードイメージに記録した例えば音
声情報のタイトルなどの関連情報を文字情報として、コ
ードイメージに重ねて視認可能に記録することができ、
且つ、記録したコードイメージを所定の読取装置で、確
実に読み取ることができる。即ち、このように重ね記録
することで、上記文字情報とコードイメージとを別のエ
リアを使用することなく、小スペースでも両方を記録可
能とする。
【0106】なお、これらの文字色の選択は操作者の選
択により行うものとして説明したが、必ずしも操作者が
選択する必要は無い。例えば、文字色のコード色部分の
色をROM13に記録しておくなどして、自動的に選択
されるようにしても良い。また、選択可能色に予め順番
を付けておいて、選択したコード色の次の順番の色を文
字色に決めるなど、自動選択するようにしても良い。更
に、読取装置の照明光の選択結果に応じて、文字色をコ
ード色や背景色と共に自動的に選択するようにしても良
い。勿論、背景色についても同様である。
【0107】また、本第2の実施の形態では、コードイ
メージに重ねて記録する情報として文字に限定して説明
したが、文字に限定するものではなく、絵記号やキャラ
クタなどでも良い。
【0108】さらに、文字入力数については言及しなか
ったが、コードイメージの長さに対する入力可能文字数
を計算して、その文字数に制限するようにしても良い。
【0109】また、文字サイズに合わせて、その文字数
を変えるなどしても良い。この場合、入力した文字がコ
ードの外にはみ出すことがないといった効果がある。
【0110】[第3の実施の形態]次に、本発明のコー
ドイメージ記録装置の第3の実施の形態を説明する。
【0111】上記第2の実施の形態は、コードイメージ
のコード色と背景色の色を選択し、更に文字をコードイ
メージに重ねて記録するようにしたものであるが、本第
3の実施の形態では、上記コードイメージの背景色のみ
を選択し、更に文字をコードイメージに重ねて記録する
ようにしたコードイメージ記録装置である。
【0112】即ち、本第3の実施の形態では、コードイ
メージ色選択手段として、コードイメージの背景色の色
選択をするよう構成するものである。
【0113】本第3の実施の形態に係るコードイメージ
記録装置10の構成は、上記第1の実施の形態における
コードイメージ記録装置のそれと同じであり、よって、
その説明は省略する。
【0114】また、動作フローチャートも、上記第2の
実施の形態における図8のそれと同じであり、よって、
その説明を省略する。
【0115】以下、上記第2の実施の形態との違いのみ
を説明する。
【0116】本第3の実施の形態においては、図8のス
テップS19で実行される音声入力処理サブルーチンで
の上記ステップS53及びステップS54が上記第2の
実施の形態と異なっている。
【0117】即ち、上記ステップS53及びステップS
54では、コードイメージのコード色に選択可能な一覧
表示をして、操作者の指示によりコード色を選択すると
いう処理であるが、本第3の実施の形態では、予めRO
M13にコード色を黒として決めておくものとする。つ
まり、コード色の操作者による選択無しに、予め決めら
れた色をコード色に指定するもので、操作者の指示無し
に確実に所定の読取装置で読み取ることができるコード
イメージを記録することができるものである。
【0118】勿論、上記コード色を黒としたが、前述の
第1及び第2の実施の形態で説明したような、読取装置
の照明光色を考慮した選択可能色であれば、黒に限定す
るものではない。
【0119】また、上記ステップS63で実行される文
字入力処理サブルーチンにおいては、図7の(B)に示
したのと同じく、コード色、若しくは、背景色のいずれ
か一方、若しくは、両方に文字の色を文字色選択手段に
より指定するものである。
【0120】図12の(A)に本第3の実施の形態に係
るコードイメージ記録装置10で記録した、コードイメ
ージのコード色と上記文字が重なるイメージ画素データ
部分を上記選択された色に変更した例を示す。
【0121】例えば、コードイメージの背景色47は、
図5のステップS56で選択した色として、黄色が選択
されている。また、コードイメージのコード色48は、
予め決めておいた黒である。そして、文字と重なるコー
ド領域49の色としては、上記ステップS74で選択し
た緑色である。
【0122】このような本第3の実施の形態は、上記第
2の実施の形態に対して、コードイメージのコード色を
操作者が指定する必要がなく、所定の読取装置で確実に
読み取ることができるコードイメージを記録することが
できるものである。また、第2の実施の形態に比較し
て、設定が少なく操作が簡単になる。
【0123】さらに、本第3の実施の形態では、コード
色を予め決めておいて、背景色を操作者が指定するよう
にしたが、逆に、背景色を予め決めておいて、コード色
を操作者が指定するようにした装置であっても良い。こ
のとき、コードイメージ色選択手段は、背景色の選択手
段である。
【0124】即ち、コードイメージ色選択手段とは、こ
れまで説明してきたコードイメージのコード色、若しく
は、背景色の少なくとも一方の色の選択手段を示すもの
である。
【0125】この場合の上記第2の実施の形態との違い
としては、上記ステップS19で実行される音声入力処
理サブルーチン中のステップS55及びステップS56
が挙げられる。
【0126】即ち、上記ステップS55及びステップS
56では、コードイメージの背景色に選択可能な一覧表
示をして、操作者の指示により背景色を選択する処理で
あるが、本実施の形態では、予めROM13に背景色を
白として決めておくものとする。つまり、背景色の操作
者による選択無しに予め決められた色を背景色に指定す
るもので、操作者の指示無しに確実に所定の読取装置で
読み取ることができるコードイメージを記録することが
できるものである。このようにして記録されたコードイ
メージを図12の(B)に示す。
【0127】この図12の(B)において、コードイメ
ージの背景領域50は予め決定されている白色であり、
また、そのときのコード色51は、図5のステップS5
4で選択した、例えば青色である。そして、文字を重ね
る背景領域50のコードイメージの背景色52は、例え
ば赤色である。
【0128】勿論、上記背景色を白としたが、前述の第
1及び第2の実施の形態で説明した、読取装置の照明光
色を考慮した選択可能色であれば、白に限定するもので
はない。
【0129】以上実施の形態に基づいて本発明を説明し
たが、本発明は上述した実施の形態に限定されるもので
はなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形や応用が可
能である。ここで、本発明の要旨をまとめると以下のよ
うになる。
【0130】(1) 記録すべきデータの「0」及び
「1」を、互いに異なる分光特性を有する2つの各要素
領域に対応させ、記録すべきデータに応じてこれらの各
要素領域を所定の形態に従って配置した光学的に読み取
り可能なコードイメージを紙等のシート状の記録媒体上
に印刷記録するコードイメージ記録装置において、上記
分光特性の異なる2つの要素領域のうちの一方の要素領
域に対応する分光特性を選択すべく第1の色を選択する
第1の色選択手段と、上記分光特性の異なる2つの要素
領域のうちの他方の要素領域に対応する分光特性を選択
すべく第2の色を選択する第2の色選択手段と、を具備
することを特徴とするコードイメージ記録装置。
【0131】即ち、この(1)に記載のコードイメージ
記録装置に関する実施の形態は、上記第1の実施の形態
が対応する。この(1)中の光学的に読み取り可能なコ
ードイメージは、上記第1の実施の形態では、図13で
説明したコードイメージが該当するが、これに限るもの
ではない。また、この(1)中の第1の色選択手段は、
上記第1の実施の形態では読取装置の照明光に対するコ
ード色一覧32が該当し、第2の色選択手段は、上記第
1の実施の形態では、照明光に対する背景色一覧35が
該当する。そして、この(1)中の第1の色は、図13
で説明した黒ドットに対応する要素領域であり、コード
色と同意である。また、この(1)中の第2の色は、図
13で説明した白ドットに対応する要素領域であり、背
景色と同意である。
【0132】このような構成においては、ドットコード
を読み取るための、読取装置の照明光の色(赤)に対す
る、印刷記録可能なコード色(青,藍,緑など)がメモ
リに記憶されている。また、同時に背景色として使用で
きる色(赤,黄,橙など)がメモリに記憶されている。
そして、画像をスキャナから入力し、モニタに表示す
る。その後、上記画像を有するレイアウト中に、ドット
コードイメージを記録するため、モニタ上に表示され
た、照明光の分光特性を考慮した印刷記録可能なコード
色を選択する。また同様に、照明光を考慮した背景色を
選択し、レイアウトデータを作成する。
【0133】従って、紙等のシート状の記録媒体上に、
光学的に読み取り可能なコードイメージを印刷記録する
際の当該コードイメージの印刷記録色を適切に選択でき
る。
【0134】(2) 上記第1の色選択手段及び上記第
2の色選択手段は、上記コードイメージを光学的に読み
取るための読取装置における当該コードイメージを照明
するための予め決定された光源の分光特性に応じて、該
光源光に対して反射率の高い上記第1の色と反射率の低
い上記第2の色とを自動的に選択することを特徴とする
(1)に記載のコードイメージ記録装置。
【0135】即ち、この(2)に記載のコードイメージ
記録装置に関する実施の形態は、上記第1の実施の形態
が該当する。この(2)中の分光特性に応じた上記第1
の色は、上記第1の実施の形態では、シアンを含まない
色が該当する。また、この(2)中の分光特性に応じた
上記第2の色は、上記第1の実施の形態では、シアンを
最高濃度とした色が該当する。
【0136】このような構成においては、ドットコード
を読み取るための、読取装置の照明光の分光特性とし
て、例えば中心波長成分が660nmを有する光(赤
色)に対する、印刷記録可能なコード色(青)と背景色
として使用できる色(赤)とが予めメモリに記憶されて
いる。そして、照明光の分光特性を考慮した印刷記録可
能なコード色及び背景色が自動的に設定され、ドットコ
ードイメージを記録する。
【0137】従って、上記(1)における効果に加え、
照明光の色に対する使用可能な色が簡単に自動的に選択
できるため、専門的知識を有さずとも所望の色のコード
イメージを作成できるという効果がある。
【0138】(3) 上記読取装置における光源の分光
特性を選択すべく光源色を選択する光源色選択手段を更
に具備し、上記第1の色選択手段及び上記第2の色選択
手段は、上記光源色選択手段による選択結果に応じて、
該光源光に対して反射率の高い上記第1の色と反射率の
低い上記第2の色とを自動的に選択することを特徴とす
る(2)に記載のコードイメージ記録装置。
【0139】即ち、この(3)に記載のコードイメージ
記録装置に関する実施の形態は、上記第1の実施の形態
が該当する。この(3)中の光源色選択手段は、上記第
1の実施の形態では、読取装置の照明光の選択可能な色
を選択する処理であるステップS32が該当する。
【0140】このような構成においては、ドットコード
を読み取るための、読取装置の照明光の色である660
nmの波長成分を有する色(赤)を選択し入力すると、
その色に対する印刷記録可能なコード色(青,藍,緑な
ど)がメモリに記憶される。また、同時に背景色として
使用できる色(赤,黄,橙など)もメモリに記憶され
る。そして、画像をスキャナから入力しモニタに表示す
る。その後、上記画像を有するレイアウト中に、図13
に示すドットコードイメージを記録するため、モニタ上
に表示された、照明光の分光特性を考慮した印印刷記録
可能なコード色を選択する。また同様に、照明光を考慮
した印刷記録可能な背景色候補から背景色を選択し、レ
イアウトデータを作成する。
【0141】従って、上記(2)における効果に加え、
照明光の色が変化した場合にも、簡単に読み取り可能な
コードの色を選択することができる。
【0142】(4) 上記光源色選択手段は、選択対象
としての複数の光源色を表示する光源色表示手段と、上
記光源色表示手段で表示された複数の光源色から操作者
が所望の一の光源色を選択して指定するための光源色指
定手段と、を含むことを特徴とする(3)に記載のコー
ドイメージ記録装置。
【0143】即ち、この(4)に記載のコードイメージ
記録装置に関する実施の形態は、上記第1の実施の形態
が該当する。この(4)中の光源色表示手段は、上記第
1の実施の形態では、選択可能な読取装置照明光の色を
一覧表示する処理であるステップS31が該当する。ま
た、この(4)中の光源色選択手段は、上記第1の実施
の形態では、読取装置の照明光の選択可能な色を選択す
る処理であるステップS32が該当する。
【0144】このような構成においては、モニタ上に、
ドットコードを読み取るための、読取装置の照明光の色
を入力するための一覧を表示する。そして、読取装置の
照明光の中心波長成分である660nmを有する色
(赤)を入力すると、その色に対する印刷記録可能なコ
ード色(青,藍,緑など)がメモリに記憶される。ま
た、同時に背景色として使用できる色(赤,黄,橙な
ど)もメモリに記憶される。そして、画像をスキャナか
ら入力しモニタ上に表示する。その後、上記画像を有す
るレイアウト中に、ドットコードイメージを記録するた
め、モニタ上に表示された、照明光の色を考慮した印刷
記録可能なコード色を選択する。また同様に、照明光を
考慮した印刷記録可能な背景色候補から背景色を選択
し、レイアウトデータを作成する。
【0145】従って、上記(3)における効果に加え、
予め照明光の色候補が設定されているため、簡単に選択
でき、ユーザフレンドリーな装置が提供できる。
【0146】(5) 上記第1の色選択手段は、選択対
象としての複数の上記第1の色を表示する第1の色表示
手段と、上記第1の色表示手段で表示された複数の第1
の色から操作者が所望の一の第1の色を選択して指定す
るための第1の色指定手段と、を含み、上記第2の色選
択手段は、選択対象としての複数の上記第2の色を表示
する第2の色表示手段と、上記第2の色表示手段で表示
された複数の第2の色から操作者が所望の一の第2の色
を選択して指定するための第2の色指定手段と、を含む
ことを特徴とする(1)に記載のコードイメージ記録装
置。
【0147】即ち、この(5)に記載のコードイメージ
記録装置に関する実施の形態は、上記第1の実施の形態
が該当する。この(5)中の第1の色表示手段は、上記
第1の実施の形態では、読取装置の照明光に対する背景
色の一覧35が該当する。また、この(5)中の第1の
色指定手段は、上記第1の実施の形態では、照明光に対
する背景色選択処理であるステップS56が該当する。
さらに、この(5)中の第2の色表示手段は、上記第1
の実施の形態では、読取装置の照明光に対するコード色
の一覧32が該当する。そして、この(5)中の第2の
色指定手段は、上記第1の実施の形態では、照明光に対
するコード色の色選択処理であるステップS54が該当
する。
【0148】このような構成においては、画像をスキャ
ナから入力しモニタ上に表示する。そして、上記画像を
有するレイアウト中に、ドットコードイメージを記録す
るため、予めメモリに記憶された、印刷記録可能なコー
ド色(青,藍,緑など)が一覧表示される。操作者は、
この一覧からコード色を選択する。同様に、予めメモリ
に記憶された背景色として使用できる色(赤,黄,橙な
ど)がモニタに一覧表示され、同様に、その一覧から背
景色を選択して、コードイメージを作成する。
【0149】従って、上記(1)における効果に加え、
印刷記録可能なコード色と背景色候補が表示されるた
め、色の組み合わせが容易に想定でき、短時間に所望の
コードイメージが作成できる。
【0150】(6) 上記第1の色表示手段は、上記コ
ードイメージを光学的に読み取るための読取装置におけ
る当該コードイメージを照明するための光源の分光特性
に応じて決定された、該光源光に対して反射率の高い複
数の上記第1の色を表示するように構成され、上記第2
の色表示手段は、同光源の分光特性に応じて決定され
た、該光源光に対して反射率の低い複数の上記第2の色
を表示するように構成されたことを特徴とする(5)に
記載のコードイメージ記録装置。
【0151】即ち、この(6)に記載のコードイメージ
記録装置に関する実施の形態は、上記第1の実施の形態
が該当する。この(6)中の光源光に対して反射率の高
い複数の上記第1の色は、上記第1の実施の形態では、
シアンを含まない色が該当する。また、この(6)中の
光源光に対して反射率の低い複数の上記第2の色は、上
記第1の実施の形態では、シアンを最高濃度とした色が
該当する。
【0152】このような構成においては、予めメモリに
は、ドットコードを読み取るための読取装置の照明光の
中心波長成分である660nmを有する色(赤)に対応
した、印刷記録可能なコード色(青,藍,緑など)が記
憶される。また、同時に印刷記録可能な背景色として使
用できる色(赤,黄,橙など)もメモリに記憶される。
そして、画像をスキャナから入力しモニタ上に表示す
る。その後、上記画像を有するレイアウト中に、ドット
コードイメージを記録するため、モニタ上に表示され
た、照明光の分光特性を考慮した印刷記録可能なコード
色一覧から色を選択する。また同様に、照明光を考慮し
た印刷記録可能な背景色候補一覧から背景色を選択し、
レイアウトデータを作成する。
【0153】従って、上記(5)における効果に加え、
照明光を考慮した印刷記録可能なコード色と背景色候補
が表示されるため、確実にコードイメージが読み取れ
る。
【0154】(7) 上記第1の色選択手段は、更に、
上記コードイメージを光学的に読み取るための読取装置
における当該コードイメージを照明するための光源の分
光特性に基づいて、上記第1の色指定手段で選択指定さ
れた第1の色の適性を判断する第1の色適性判断手段
と、上記第1の色適性判断手段での判断結果を操作者に
報知する第1の報知手段と、を具備し、上記第2の色選
択手段は、更に、同光源の分光特性に基づいて、上記第
2の色指定手段で選択指定された第2の色の適性を判断
する第2の色適性判断手段と、上記第2の色適性判断手
段での判断結果を操作者に報知する第2の報知手段と、
を具備することを特徴とする(5)に記載のコードイメ
ージ記録装置。
【0155】即ち、この(7)に記載のコードイメージ
記録装置に関する実施の形態は、上記第1の実施の形態
が該当する。この(7)中の第1の色適性判断手段と第
1の報知手段、及び第2の色適性判断手段と第2の報知
手段は、上記第1の実施の形態では、選択可能色であれ
ば選択し、もし、選択可能色以外の色を指示した場合
に、モニタ上に選択できない色であることを示すメッセ
ージを表示して再入力を促すという動作が該当する。
【0156】このような構成においては、予めメモリに
は、ドットコードを読み取るための読取装置の照明光の
中心波長成分である660nmを有する色(赤)に対応
した、印刷記録可能なコード色(青,藍,緑など)が記
憶される。また、同時に印刷記録可能な背景色として使
用できる色(赤,黄,橙など)もメモリに記憶される。
そして、画像をスキャナから入力しモニタ上に表示す
る。その後、上記画像を有するレイアウト中に、ドット
コードイメージを記録するため、モニタ上に表示された
色一覧から色を選択する。このとき、メモリに記憶され
ている印刷記録可能なコード色に適合すれば採用し、適
合していなければ再度入力するように促す。また同様
に、背景色を一覧から色を選択し、レイアウトを作成す
る。このときも同様に、メモリに記憶されている印刷記
録可能な背景色に適合すれば採用し、適合していなけれ
ば再度入力するように促す。
【0157】従って、上記(5)の効果に加え、任意な
色を選択しても、印刷記録可能かどうかが瞬時に判断が
できる。
【0158】(8) 上記第1の色選択手段によって選
択された第1の色、及び上記第2の色選択手段によって
選択された第2の色とは何れも分光特性が異なる第3の
色を選択する第3の色選択手段を更に具備し、上記第3
の色選択手段によって選択された第3の色を用いて、文
字、記号、又は絵柄を、上記分光特性の異なる2つの要
素領域のうちの一方もしくは他方の少なくとも何れかの
要素領域に視認可能に印刷記録することを特徴とする
(1)に記載のコードイメージ記録装置。
【0159】即ち、この(8)に記載のコードイメージ
記録装置に関する実施の形態は、上記第2の実施の形態
が該当する。この(8)中の第3の色選択手段は、上記
第2の実施の形態では、ステップS74が該当する。
【0160】このような構成においては、ドットコード
を読み取るための、読取装置の照明光の色(赤)に対す
る、印刷記録可能なコード色(青,藍,緑など)がメモ
リに記憶されている。また、同時に背景色として使用で
きる色(赤,黄,橙など)がメモリに記憶されている。
そして、画像をスキャナから入力しモニタに表示する。
その後、上記画像を有するレイアウト中に、ドットコー
ドイメージを記録するため、モニタ上に表示された、照
明光の分光特性を考慮した印刷記録可能なコード色を選
択する。また同様に、照明光を考慮した背景色を選択す
る。そして、コードに重ねて記録する文字や記号を入力
し、コード領域、若しくは背景領域に重ねて印刷記録す
る。コード領域に重ねて印刷記録を行う場合、上記コー
ド色一覧から、先に選択したコード色以外の色を文字色
として選択する。同様に、背景領域に重ねて印刷記録す
る場合、上記背景色一覧から、先に選択した背景色以外
の色を文字色として選択し、合成印刷記録する。
【0161】従って、上記(1)における効果に加え、
コードイメージ中に文字や記号が認識可能に印刷記録で
きるため、コードイメージに含まれる情報のタイトルな
どが再生出力することなく確認できる。
【0162】(9) 上記第1の色選択手段、上記第2
の色選択手段及び上記第3の色選択手段は、上記コード
イメージを光学的に読み取るための読取装置における当
該コードイメージを照明するための光源の分光特性に応
じて、該光源光に対して反射率の高い上記第1の色と、
反射率の低い上記第2の色と、上記第3の色とをそれぞ
れ自動的に選択し、上記第3の色選択手段によって選択
された第3の色の上記光源光に対する反射率が高いとき
には上記2つの要素領域のうちの一方の要素領域に視認
可能に印刷記録され、上記第3の色選択手段によって選
択された第3の色の同光源光に対する反射率が低いとき
には上記2つの要素領域のうちの他方の要素領域に視認
可能に印刷記録されることを特徴とする(8)に記載の
コードイメージ記録装置。
【0163】即ち、この(9)に記載のコードイメージ
記録装置に関する実施の形態は、上記第2の実施の形態
が該当する。
【0164】このような構成においては、ドットコード
を読み取るための、読取装置の照明光の色(赤)に対す
る、印刷記録可能なコード色(青,藍,緑など)がメモ
リに記憶されている。また、同時に背景色として使用で
きる色(赤,黄,橙など)がメモリに記憶されている。
そして、画像をスキャナから入力しモニタに表示する。
その後、上記画像を有するレイアウト中に、ドットコー
ドイメージを記録するため、モニタ上に表示された、照
明光の分光特性を考慮した印刷記録可能なコード色を選
択する。また同様に、照明光を考慮した背景色を選択す
る。そして、コードに重ねて記録する文字や記号を入力
し、コード領域、若しくは背景領域に重ねて印刷記録す
る。文字色をコード色に指定した場合は、文字をコード
領域に重ねて印刷記録を行う。同様に、文字色を背景色
に指定した場合は、文字を背景領域に重ねて印刷記録す
る。
【0165】従って、上記(8)における効果に加え、
文字色を選択すると自動的にコードや背景領域に合成さ
れるため、容易にコード上に文字が合成できる。
【0166】(10) 上記読取装置における光源の分
光特性を選択すべく光源色を選択する光源色選択手段を
更に具備し、上記第1の色選択手段、上記第2の色選択
手段及び上記第3の色選択手段は、上記光源色選択手段
による選択結果に応じて、上記第1の色、上記第2の色
及び上記第3の色をそれぞれ自動的に選択することを特
徴とする(9)に記載のコードイメージ記録装置。
【0167】即ち、この(10)に記載のコードイメー
ジ記録装置に関する実施の形態は、上記第2の実施の形
態が該当する。
【0168】このような構成においては、ドットコード
を読み取るための、読取装置の照明光の中心波長成分で
ある660nmを有する色(赤)を入力すると、その色
に対する印刷記録可能なコード色(青,藍,緑など)が
メモリに記憶される。また、同時に背景色として使用で
きる色(赤,黄,橙など)もメモリに記憶される。そし
て、画像をスキャナから入力しモニタに表示する。その
後、上記画像を有するレイアウト中に、ドットコードイ
メージを記録するため、モニタ上に表示された、照明光
の分光特性を考慮した印刷記録可能なコード色を選択す
る。また同様に、照明光を考慮した背景色を選択する。
そして、コードに重ねて記録する文字や記号を入力し、
コード領域、若しくは背景領域に重ねて印刷記録する。
文字色をコード色に指定した場合は、文字をコード領域
に重ねて印刷記録を行う。同様に、文字色を背景色に指
定した場合は、文字を背景領域に重ねて印刷記録する。
【0169】従って、上記(9)における効果に加え、
照明光を考慮した色を文字色に選択できるため、コード
イメージが確実に再生できる。
【0170】(11) 上記第1の色選択手段は、選択
対象としての複数の上記第1の色を表示する第1の色表
示手段と、上記第1の色表示手段で表示された複数の第
1の色から操作者が所望の一の第1の色を選択して指定
するための第1の色指定手段と、を含み、上記第2の色
選択手段は、選択対象としての複数の上記第2の色を表
示する第2の色表示手段と、上記第2の色表示手段で表
示された複数の第2の色から操作者が所望の一の第2の
色を選択して指定するための第2の色指定手段と、を含
み、上記第3の色選択手段は、選択対象としての複数の
上記第3の色を表示する第3の色表示手段と、上記第3
の色表示手段で表示された複数の第3の色から操作者が
所望の一の第3の色を選択して指定するための第3の色
指定手段と、を含み、上記第1の色表示手段又は上記第
2の色表示手段は、上記第3の色表示手段を兼ねてお
り、上記第3の色指定手段は、上記第1の色表示手段又
は上記第2の色表示手段で表示された複数の色から操作
者が所望の一の第3の色を選択して指定するように構成
され、上記第3の色指定手段が上記第1の色表示手段か
ら上記第3の色を選択指定したときには、上記文字、記
号、又は絵柄を、上記2つの要素領域のうちの一方の要
素領域に視認可能に印刷記録し、上記第3の色指定手段
が上記第2の色表示手段から上記第3の色を選択指定し
たときには、上記文字、記号、又は絵柄を、上記2つの
要素領域のうちの他方の要素領域に視認可能に印刷記録
することを特徴とする(8)に記載のコードイメージ記
録装置。
【0171】即ち、この(11)に記載のコードイメー
ジ記録装置に関する実施の形態は、上記第2の実施の形
態が該当する。
【0172】このような構成においては、ドットコード
を読み取るための、読取装置の照明光の色(赤)に対す
る印刷記録可能なコード色(青,藍,緑など)がメモリ
に記憶される。また、同時に背景色として使用できる色
(赤,黄,橙など)もメモリに記憶される。そして、画
像をスキャナから入力しモニタに表示する。その後、上
記画像を有するレイアウト中に、ドットコードイメージ
を記録するため、モニタ上に表示されたコード色を一覧
から選択する。また同様に、背景色を一覧から選択す
る。そして、コードに重ねて記録する文字や記号を入力
し、コード領域、若しくは背景領域に重ねて印刷記録す
る。文字色をコード色一覧から選択した場合は、文字を
コード領域に重ねて印刷記録を行う。同様に、文字色を
背景色一覧から選択した場合は、文字を背景領域に重ね
て印刷記録する。
【0173】従って、上記(8)における効果に加え、
文字色を正確、且つ、簡単に選択することができる。
【0174】(12) 上記第1の色表示手段は、上記
コードイメージを光学的に読み取るための読取装置にお
ける当該コードイメージを照明するための光源の分光特
性に応じて決定された、該光源光に対して反射率の高い
複数の上記第1の色を表示するように構成され、上記第
2の色表示手段は、同光源の分光特性に応じて決定され
た、該光源光に対して反射率の低い複数の上記第2の色
を表示するように構成されたことを特徴とする(11)
に記載のコードイメージ記録装置。
【0175】即ち、この(12)に記載のコードイメー
ジ記録装置に関する実施の形態は、上記第2の実施の形
態が該当する。
【0176】このような構成においては、ドットコード
を読み取るための、読取装置の照明光の中心波長成分で
ある660nmを有する色(赤)対する印刷記録可能な
コード色(青,藍,緑など)が予めメモリに記憶されて
いる。また、同時に背景色として使用できる色(赤,
黄,橙など)も予めメモリに記憶されている。そして、
画像をスキャナから入力しモニタに表示する。その後、
上記画像を有するレイアウト中に、ドットコードイメー
ジを記録するため、モニタ上に表示された、照明光の分
光特性を考慮した印刷記録可能なコード色を一覧から選
択する。また同様に、照明光を考慮した背景色を一覧か
ら選択する。そして、コードに重ねて記録する文字や記
号を入力し、コード領域、若しくは背景領域に重ねて印
刷記録する。文字色をコード色一覧から選択した場合
は、文字をコード領域に重ねて印刷記録を行う。同様
に、文字色を背景色一覧から選択した場合は、文字を背
景領域に重ねて印刷記録する。
【0177】従って、上記(11)における効果に加
え、照明光を考慮した文字色を簡単に選択することがで
き、確実にコードイメージの再生ができる。
【0178】(13) 上記第1の色選択手段は、更
に、上記コードイメージを光学的に読み取るための読取
装置における当該コードイメージを照明するための光源
の分光特性に基づいて、上記第1の色指定手段で選択指
定された第1の色の適性を判断する第1の色適性判断手
段と、上記第1の色適性判断手段での判断結果を操作者
に報知する第1の報知手段と、を具備し、上記第2の色
選択手段は、更に、同光源の分光特性に基づいて、上記
第2の色指定手段で選択指定された第2の色の適性を判
断する第2の色適性判断手段と、上記第2の色適性判断
手段での判断結果を操作者に報知する第2の報知手段
と、を具備し、上記第3の色選択手段は、更に、同光源
の分光特性に基づいて、上記第3の色指定手段で選択指
定された第3の色の適性を判断する第3の色適性判断手
段と、上記第3の色適性判断手段での判断結果を操作者
に報知する第3の報知手段と、を具備することを特徴と
する(11)に記載のコードイメージ記録装置。
【0179】即ち、この(13)に記載のコードイメー
ジ記録装置に関する実施の形態は、上記第1及び第2の
実施の形態が該当する。
【0180】このような構成においては、ドットコード
を読み取るための、読取装置の照明光の中心波長成分で
ある660nmを有する色(赤)対する印刷記録可能な
コード色(青,藍,緑など)が予めメモリに記憶されて
いる。また、同時に背景色として使用できる色(赤,
黄,橙など)も予めメモリに記憶されている。そして、
画像をスキャナから入力しモニタに表示する。その後、
上記画像を有するレイアウト中に、ドットコードイメー
ジを記録するため、モニタ上に表示されたコード色一覧
からコード色を選択する。このとき、メモリに記憶され
ている印刷記録可能なコード色に適合すれば採用し、適
合していなければ再度入力するように促す。また同様
に、モニタに表示された背景色一覧から背景色を選択す
る。このときも同様に、メモリに記憶されている印刷記
録可能な背景色に適合すれば採用し、適合していなけれ
ば再度入力するように促す。コード領域若しくは背景領
域に重ねて記録する文字や記号を入力し、文字色を入力
する。このときその色がコード色一覧から選択されてい
れば、メモリに記憶されている印刷記録可能なコード色
に適合すれば採用し、適合していなければ再度入力する
様に促す。また、文字色が背景色一覧から選択された時
も同様の処理が行われる。
【0181】従って、上記(11)における効果に加
え、照明光を考慮した文字色を自由に選択でき、確実に
コードイメージの再生ができる。
【0182】(14) 記録すべきデータの「0」及び
「1」を、互いに異なる分光特性を有する2つの各要素
領域に対応させ、記録すべきデータに応じてこれらの各
要素領域を所定の形態に従って配置した光学的に読み取
り可能なコードイメージを紙等のシート状の記録媒体上
に印刷記録するコードイメージ記録装置において、上記
分光特性の異なる2つの要素領域のうちの何れか一方の
要素領域に対応する分光特性を選択すべくコードイメー
ジの色を選択するコードイメージ色選択手段と、上記分
光特性の異なる2つの各要素領域とは異なる分光特性を
有する色であって、文字、記号、又は絵柄を、上記分光
特性の異なる2つの要素領域のうちの一方もしくは他方
の少なくとも何れかの要素領域に視認可能に印刷記録す
るための色を選択する文字色選択手段と、を具備するこ
とを特徴とするコードイメージ記録装置。
【0183】即ち、この(14)に記載のコードイメー
ジ記録装置に関する実施の形態は、上記第3の実施の形
態が該当する。
【0184】このような構成においては、ドットコード
を読み取るための、読取装置の照明光の中心波長成分で
ある660nmを有する色(赤)対する印刷記録可能な
コード色(青,藍,緑など)、又は、背景色として使用
できる色(赤,黄,橙など)が予めメモリに記憶されて
いる。そして、画像をスキャナから入力しモニタに表示
する。その後、上記画像を有するレイアウト中に、ドッ
トコードイメージを記録するため、モニタ上に表示され
た、照明光の分光特性を考慮した印刷記録可能なコード
色又は背景色を一覧から選択する。そして、コード領域
若しくは背景領域に重ねて記録する文字や記号を入力
し、文字色を入力する。
【0185】従って、簡単な操作でコードイメージ上に
文字を認識可能に印刷記録できる。
【0186】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
紙等のシート状の記録媒体上に、光学的に読み取り可能
なコードイメージを印刷記録する際の当該コードイメー
ジの印刷記録色を適切に選択できるようにしたコードイ
メージ記録装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明の第1の実施の形態に係るコー
ドイメージ記録装置の構成を示すブロック図であり、
(B)は(A)中の印字装置の記録色であるシアン,イ
エロー,マゼンタ各々の分光特性を示す図である。
【図2】第1の実施の形態に係るコードイメージ記録装
置の動作フローチャートである。
【図3】(A)は第1の実施の形態における初期画面を
示す図であり、(B)は図4の(A)の照明光入力処理
サブルーチン実行中における選択可能な読取装置照明光
の色の表示例を示す図である。
【図4】(A)は図2中の照明光入力処理サブルーチン
のフローチャートであり、(B)は図2中の画像入力処
理サブルーチンのフローチャートである。
【図5】図2中の音声入力処理サブルーチンのフローチ
ャートである。
【図6】(A)は図5の音声入力処理サブルーチン実行
中における録音可能時間の表示例を示す図であり、
(B)は図5の音声入力処理サブルーチン実行中におけ
る読取装置の照明光に対するコード色一覧の表示例を示
す図である。
【図7】(A)は図5の音声入力処理サブルーチン実行
中における読取装置の照明光に対する背景色一覧の表示
例を示す図であり、(B)は図8中の文字入力処理サブ
ルーチンのフローチャートである。
【図8】本発明の第2の実施の形態に係るコードイメー
ジ記録装置の動作フローチャートである。
【図9】(A)は第1の実施の形態における初期画面を
示す図であり、(B)は図8の(B)の文字入力処理サ
ブルーチン実行中における文字入力を促すメッセージの
表示例を示す図である。
【図10】(A)は図8の(B)の文字入力処理サブル
ーチン実行中におけるコードイメージのコード色部分と
重なる文字に設定可能な色の一覧表示である背景色一覧
の表示例を示す図であり、(B)は文字と重なるコード
イメージのコード色部分に設定可能な色の一覧表示であ
るコード色一覧の表示例を示す図である。
【図11】(A)はコードイメージのコード色と文字が
重なるイメージ画素データ部分を選択された色に変更す
る処理を説明するための図であり、(B)は文字印刷領
域を背景領域に指定して印字可能な背景色で印字を行う
処理を説明するための図である。
【図12】(A)は本発明の第3の実施の形態に係るコ
ードイメージ記録装置においてコードイメージのコード
色と上記文字が重なるイメージ画素データ部分を選択さ
れた色に変更した例を示す図であり、(B)は文字を背
景領域を使用して印字して文字色を赤に選択した場合の
コードイメージを示す図である。
【図13】本発明のコードイメージ記録装置によって記
録される印刷記録対象としてのドットコードの物理フォ
ーマット構成を示した図である。
【符号の説明】
1 ドットコード 10 コードイメージ記録装置 11 CPU 12 CPUバス 13 ROM 14 RAM 15 画像表示装置 16 印字装置 17 画像読取装置 18 音声入力装置 19 ユーザインターフェース装置

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録すべきデータの「0」及び「1」
    を、互いに異なる分光特性を有する2つの各要素領域に
    対応させ、記録すべきデータに応じてこれらの各要素領
    域を所定の形態に従って配置した光学的に読み取り可能
    なコードイメージを紙等のシート状の記録媒体上に印刷
    記録するコードイメージ記録装置において、 前記分光特性の異なる2つの要素領域のうちの一方の要
    素領域に対応する分光特性を選択すべく第1の色を選択
    する第1の色選択手段と、 前記分光特性の異なる2つの要素領域のうちの他方の要
    素領域に対応する分光特性を選択すべく第2の色を選択
    する第2の色選択手段と、 を具備することを特徴とするコードイメージ記録装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の色選択手段及び前記第2の色
    選択手段は、前記コードイメージを光学的に読み取るた
    めの読取装置における当該コードイメージを照明するた
    めの予め決定された光源の分光特性に応じて、該光源光
    に対して反射率の高い前記第1の色と反射率の低い前記
    第2の色とを自動的に選択することを特徴とする請求項
    1に記載のコードイメージ記録装置。
  3. 【請求項3】 前記読取装置における光源の分光特性を
    選択すべく光源色を選択する光源色選択手段を更に具備
    し、 前記第1の色選択手段及び前記第2の色選択手段は、前
    記光源色選択手段による選択結果に応じて、該光源光に
    対して反射率の高い前記第1の色と反射率の低い前記第
    2の色とを自動的に選択することを特徴とする請求項2
    に記載のコードイメージ記録装置。
  4. 【請求項4】 前記光源色選択手段は、 選択対象としての複数の光源色を表示する光源色表示手
    段と、 前記光源色表示手段で表示された複数の光源色から操作
    者が所望の一の光源色を選択して指定するための光源色
    指定手段と、 を含むことを特徴とする請求項3に記載のコードイメー
    ジ記録装置。
  5. 【請求項5】 前記第1の色選択手段は、 選択対象としての複数の前記第1の色を表示する第1の
    色表示手段と、 前記第1の色表示手段で表示された複数の第1の色から
    操作者が所望の一の第1の色を選択して指定するための
    第1の色指定手段と、 を含み、 前記第2の色選択手段は、 選択対象としての複数の前記第2の色を表示する第2の
    色表示手段と、 前記第2の色表示手段で表示された複数の第2の色から
    操作者が所望の一の第2の色を選択して指定するための
    第2の色指定手段と、 を含むことを特徴とする請求項1に記載のコードイメー
    ジ記録装置。
  6. 【請求項6】 前記第1の色表示手段は、前記コードイ
    メージを光学的に読み取るための読取装置における当該
    コードイメージを照明するための光源の分光特性に応じ
    て決定された、該光源光に対して反射率の高い複数の前
    記第1の色を表示するように構成され、 前記第2の色表示手段は、同光源の分光特性に応じて決
    定された、該光源光に対して反射率の低い複数の前記第
    2の色を表示するように構成されたことを特徴とする請
    求項5に記載のコードイメージ記録装置。
  7. 【請求項7】 前記第1の色選択手段は、更に、 前記コードイメージを光学的に読み取るための読取装置
    における当該コードイメージを照明するための光源の分
    光特性に基づいて、前記第1の色指定手段で選択指定さ
    れた第1の色の適性を判断する第1の色適性判断手段
    と、 前記第1の色適性判断手段での判断結果を操作者に報知
    する第1の報知手段と、 を具備し、 前記第2の色選択手段は、更に、 同光源の分光特性に基づいて、前記第2の色指定手段で
    選択指定された第2の色の適性を判断する第2の色適性
    判断手段と、 前記第2の色適性判断手段での判断結果を操作者に報知
    する第2の報知手段と、 を具備することを特徴とする請求項5に記載のコードイ
    メージ記録装置。
  8. 【請求項8】 前記第1の色選択手段によって選択され
    た第1の色、及び前記第2の色選択手段によって選択さ
    れた第2の色とは何れも分光特性が異なる第3の色を選
    択する第3の色選択手段を更に具備し、 前記第3の色選択手段によって選択された第3の色を用
    いて、文字、記号、又は絵柄を、前記分光特性の異なる
    2つの要素領域のうちの一方もしくは他方の少なくとも
    何れかの要素領域に視認可能に印刷記録することを特徴
    とする請求項1に記載のコードイメージ記録装置。
  9. 【請求項9】 前記第1の色選択手段、前記第2の色選
    択手段及び前記第3の色選択手段は、 前記コードイメージを光学的に読み取るための読取装置
    における当該コードイメージを照明するための光源の分
    光特性に応じて、該光源光に対して反射率の高い前記第
    1の色と、反射率の低い前記第2の色と、前記第3の色
    とをそれぞれ自動的に選択し、 前記第3の色選択手段によって選択された第3の色の前
    記光源光に対する反射率が高いときには前記2つの要素
    領域のうちの一方の要素領域に視認可能に印刷記録さ
    れ、 前記第3の色選択手段によって選択された第3の色の同
    光源光に対する反射率が低いときには前記2つの要素領
    域のうちの他方の要素領域に視認可能に印刷記録される
    ことを特徴とする請求項8に記載のコードイメージ記録
    装置。
  10. 【請求項10】 前記読取装置における光源の分光特性
    を選択すべく光源色を選択する光源色選択手段を更に具
    備し、 前記第1の色選択手段、前記第2の色選択手段及び前記
    第3の色選択手段は、前記光源色選択手段による選択結
    果に応じて、前記第1の色、前記第2の色及び前記第3
    の色をそれぞれ自動的に選択することを特徴とする請求
    項9に記載のコードイメージ記録装置。
  11. 【請求項11】 前記第1の色選択手段は、 選択対象としての複数の前記第1の色を表示する第1の
    色表示手段と、 前記第1の色表示手段で表示された複数の第1の色から
    操作者が所望の一の第1の色を選択して指定するための
    第1の色指定手段と、 を含み、 前記第2の色選択手段は、 選択対象としての複数の前記第2の色を表示する第2の
    色表示手段と、 前記第2の色表示手段で表示された複数の第2の色から
    操作者が所望の一の第2の色を選択して指定するための
    第2の色指定手段と、 を含み、 前記第3の色選択手段は、 選択対象としての複数の前記第3の色を表示する第3の
    色表示手段と、 前記第3の色表示手段で表示された複数の第3の色から
    操作者が所望の一の第3の色を選択して指定するための
    第3の色指定手段と、 を含み、 前記第1の色表示手段又は前記第2の色表示手段は、前
    記第3の色表示手段を兼ねており、 前記第3の色指定手段は、前記第1の色表示手段又は前
    記第2の色表示手段で表示された複数の色から操作者が
    所望の一の第3の色を選択して指定するように構成さ
    れ、 前記第3の色指定手段が前記第1の色表示手段から前記
    第3の色を選択指定したときには、前記文字、記号、又
    は絵柄を、前記2つの要素領域のうちの一方の要素領域
    に視認可能に印刷記録し、 前記第3の色指定手段が前記第2の色表示手段から前記
    第3の色を選択指定したときには、前記文字、記号、又
    は絵柄を、前記2つの要素領域のうちの他方の要素領域
    に視認可能に印刷記録することを特徴とする請求項8に
    記載のコードイメージ記録装置。
  12. 【請求項12】 前記第1の色表示手段は、前記コード
    イメージを光学的に読み取るための読取装置における当
    該コードイメージを照明するための光源の分光特性に応
    じて決定された、該光源光に対して反射率の高い複数の
    前記第1の色を表示するように構成され、 前記第2の色表示手段は、同光源の分光特性に応じて決
    定された、該光源光に対して反射率の低い複数の前記第
    2の色を表示するように構成されたことを特徴とする請
    求項11に記載のコードイメージ記録装置。
  13. 【請求項13】 前記第1の色選択手段は、更に、 前記コードイメージを光学的に読み取るための読取装置
    における当該コードイメージを照明するための光源の分
    光特性に基づいて、前記第1の色指定手段で選択指定さ
    れた第1の色の適性を判断する第1の色適性判断手段
    と、前記第1の色適性判断手段での判断結果を操作者に
    報知する第1の報知手段と、 を具備し、 前記第2の色選択手段は、更に、 同光源の分光特性に基づいて、前記第2の色指定手段で
    選択指定された第2の色の適性を判断する第2の色適性
    判断手段と、 前記第2の色適性判断手段での判断結果を操作者に報知
    する第2の報知手段と、 を具備し、 前記第3の色選択手段は、更に、 同光源の分光特性に基づいて、前記第3の色指定手段で
    選択指定された第3の色の適性を判断する第3の色適性
    判断手段と、 前記第3の色適性判断手段での判断結果を操作者に報知
    する第3の報知手段と、 を具備することを特徴とする請求項11に記載のコード
    イメージ記録装置。
  14. 【請求項14】 記録すべきデータの「0」及び「1」
    を、互いに異なる分光特性を有する2つの各要素領域に
    対応させ、記録すべきデータに応じてこれらの各要素領
    域を所定の形態に従って配置した光学的に読み取り可能
    なコードイメージを紙等のシート状の記録媒体上に印刷
    記録するコードイメージ記録装置において、 前記分光特性の異なる2つの要素領域のうちの何れか一
    方の要素領域に対応する分光特性を選択すべくコードイ
    メージの色を選択するコードイメージ色選択手段と、 前記分光特性の異なる2つの各要素領域とは異なる分光
    特性を有する色であって、文字、記号、又は絵柄を、前
    記分光特性の異なる2つの要素領域のうちの一方もしく
    は他方の少なくとも何れかの要素領域に視認可能に印刷
    記録するための色を選択する文字色選択手段と、 を具備することを特徴とするコードイメージ記録装置。
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