JP2001130079A - 画像記録方法、画像記録装置、及び記録媒体 - Google Patents

画像記録方法、画像記録装置、及び記録媒体

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JP2001130079A
JP2001130079A JP31111099A JP31111099A JP2001130079A JP 2001130079 A JP2001130079 A JP 2001130079A JP 31111099 A JP31111099 A JP 31111099A JP 31111099 A JP31111099 A JP 31111099A JP 2001130079 A JP2001130079 A JP 2001130079A
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Gakuji Uejima
岳二 上島
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】音声データ等のデータを符号化処理して得られ
る光学的に読み取り可能な符号化画像をプリンタを用い
て紙等の印刷媒体上に印刷記録した際、読取装置によっ
てその符号化画像から元の音声等のデータを正しく再生
出力できるようにすること。 【解決手段】印刷媒体としての用紙8の周縁部に、符号
化画像の印刷記録を禁止するための符号化画像印刷禁止
領域9Bを、同用紙8の周縁部に設定される可読画像の
印刷記録を禁止するための可読画像印刷禁止領域9Aよ
りも大きくなるように設定して、上記可読画像及び上記
符号化画像を印刷記録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、文字,記号,図
形,絵柄,写真画像,又はコンピュータグラフィック画
像等の目視にて読み取りが可能な可読画像と、音声デー
タ等のデータを符号化処理して得られる光学的に読み取
り可能な符号化画像とを、紙等の印刷媒体上に印刷記録
するための画像記録方法及び画像記録装置、並びにその
ような画像記録装置の動作をコンピュータに実行させる
命令を含むプログラムを格納したコンピュータが読み取
り可能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、文字,記号,図形,絵柄,写真画
像,又はコンピュータグラフィック画像等の人間が目視
にて直接読み取ることができる可読画像と、音声データ
等のデータを符号化処理して得られる1次元や2次元の
バーコード等を含む光学的に読み取り可能な符号化画像
とを、紙やフィルム等のシート状の印刷媒体上に印刷記
録するための画像記録方法乃至画像記録装置は種々提案
されている。
【0003】例えば、特開昭60−244146号公
報、特開平6−231466号公報、同7−18160
6号公報、及び同10−51645号公報等である。
【0004】これらの公報に開示されているものによれ
ば、紙面上に音声等を印刷記録することができるため、
その紙面において画像情報と音声情報との一体化が実現
でき、専用の読取装置でその符号化画像を読み取ること
によって、可読画像を見ながらその場で簡単に音声を聞
くことができる。
【0005】中でも、本出願人による上記特開平6−2
31466号公報や同7−181606号公報、及び同
10−51645号公報においては、音声等のデータ
を、手動走査によって簡単に光学的に読み取ることがで
きるようにした符号化画像としてのドットコードに変換
処理して、これを可読画像と共に紙等のシート状の印刷
媒体上に印刷記録することが開示されている。
【0006】以下、そのドットコードの物理フォーマッ
ト構成を図9に基づき説明する。
【0007】即ち、複数個のブロック2が2次元に隣接
配列されてドットコード1を構成している。
【0008】そして、その各ブロック2は、記録すべき
音声等のデータの各ブロック毎に分割されたデータがそ
の値である「1」又は「0」に対応した黒ドット又は白
ドット(実際には印刷媒体の地色である白色がそのまま
読み取られる。)のイメージとして所定の2次元配列に
て存在するデータドット4の領域(データドットパター
ン部3)と、そのデータドット4を読み取るための基準
点を見つけるために使用される各ブロック2の四隅に配
置された一定の黒の連続数を有するマーカ5と、上記複
数の各ブロックを読み取り時にそれぞれ識別できるよう
にマーカ間に配置されたエラー検出又はエラー訂正符号
を含むブロックアドレスパターン6と、から構成されて
いる。
【0009】而して、このドットコード1によれば、全
体の大きさが読取装置の撮像視野7より大きくても、換
言すれば、当該ドットコード1を読取装置によってワン
ショットにて撮像することができなくても、上記の各ブ
ロック2に付与された各アドレスをブロック内に含まれ
るデータドットと共にブロック単位で検出できれば、各
ブロックに含まれるデータから元の全体のデータを再構
築することが可能となる。
【0010】従って、紙面に対する音声等の記録が現実
的に可能になると共に、手動走査でも簡便に読み取れる
ようになる。
【0011】ところで、このようなドットコード等の符
号化画像を実際に紙面等に印刷記録するにあたっては、
コンピュータ画面上においてその符号化画像や可読画像
の印刷記録領域についてレイアウトや編集等を行い、音
声、画像或いはテキスト等のデータをコンピュータ上で
符号化処理して目的とする符号化画像を作成し、これら
符号化画像及び可読画像を汎用のプリンタを用いて印刷
記録することが考えられる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記ド
ットコード等の符号化画像を上記した汎用のプリンタを
用いて実際に紙面等に印刷記録した場合、以下に示すよ
うな新たな課題の有ることが判明した。
【0013】即ち、紙等の印刷媒体上に上記可読画像を
印刷記録する場合、通常、図8の(B)に示すように、
プリンタの機構的制約条件を考慮して、当該印刷媒体と
しての用紙8の4つの各辺に沿った各周縁部においては
その可読画像の印刷記録を禁止するための印刷禁止領域
9を設定している。また、この印刷禁止領域9は、図8
の(C)に示すように、この印刷記録された用紙8を綴
じる孔10を設けるための領域も考慮されることがあ
る。
【0014】そして、この印刷禁止領域9については、
可読画像が印刷記録される印刷媒体と同一の印刷媒体上
に上記符号化画像を印刷記録する場合にも同様に設定さ
れることになる。
【0015】然るに、一口に禁止領域とはいっても、そ
の設定理由からすればその大きさは実質的に比較的狭い
領域の場合もあり得るので、結果として、符号化画像の
印刷記録位置としては、当該印刷媒体の各周縁部に迫る
かなりギリギリの位置まで設定することが可能となって
くる。
【0016】ここで、仮にこの符号化画像の印刷記録位
置として、印刷媒体の周縁部ギリギリの位置まで設定す
ることが可能になると、それまで可読画像の印刷記録時
においては問題とならなかった以下に示すような新たな
問題が浮上してくることになる。
【0017】即ち、印刷媒体の周縁部ギリギリの位置ま
で符号化画像の印刷記録が行われると、符号化画像はそ
れだけ紙の端に印刷記録されることになるため、画像と
しての傷みが生じ易くなる。
【0018】そのため、この符号化画像が、とりわけ上
記したドットコード1のような60μ〜80μ程度の大
きさの微細なドットのパターンから構成されていた場合
にはその傷みが原因でパターンの崩れが激しくなり、最
終的には、読取装置によってこの符号化画像を読み取っ
ても元の音声等のデータを正しく再生出力できない場合
もあるといった問題が出てくる。
【0019】本発明は、上記した事情に鑑みなされたも
のであって、音声データ等のデータを符号化処理して得
られる光学的に読み取り可能な符号化画像をプリンタを
用いて紙等の印刷媒体上に印刷記録した際、読取装置に
よってその符号化画像から元の音声等のデータを正しく
再生出力できるようにした画像記録方法及び画像記録装
置、並びにそのような画像記録装置の動作をコンピュー
タに実行させる命令を含むプログラムを格納したコンピ
ュータが読み取り可能な記録媒体を提供することを目的
とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明による画像記録方法は、文字,記号,図形,
絵柄,写真画像,又はコンピュータグラフィック画像等
の目視にて読み取りが可能な可読画像と、音声データ等
のデータを符号化処理して得られる光学的に読み取り可
能な符号化画像とを、同一の印刷媒体上に印刷記録する
ための画像記録方法であって、上記印刷媒体の周縁部
に、上記符号化画像の印刷記録を禁止するための領域
を、同印刷媒体の周縁部に設定される上記可読画像の印
刷記録を禁止するための領域よりも大きくなるように設
定して、上記可読画像及び上記符号化画像を印刷記録す
ることを特徴とする。
【0021】即ち、本発明の画像記録方法によれば、印
刷媒体の周縁部に、符号化画像の印刷記録を禁止するた
めの領域を、同印刷媒体の周縁部に設定される可読画像
の印刷記録を禁止するための領域よりも大きくなるよう
に設定したので、符号化画像をプリンタを用いて紙等の
印刷媒体上に印刷記録した際、読取装置によってその符
号化画像から元の音声等のデータを正しく再生出力でき
る。
【0022】また、上記目的を達成するために、本発明
による画像記録装置は、文字,記号,図形,絵柄,写真
画像,又はコンピュータグラフィック画像等の目視にて
読み取りが可能な可読画像と、音声データ等のデータを
符号化処理して得られる光学的に読み取り可能な符号化
画像とを、同一の印刷媒体上に印刷記録するための画像
記録装置であって、上記印刷媒体の周縁部に、上記符号
化画像の印刷記録を禁止するための領域を、同印刷媒体
の周縁部に設定される上記可読画像の印刷記録を禁止す
るための領域よりも大きくなるように設定する禁止領域
設定手段と、上記禁止領域設定手段によって設定された
禁止領域に従って上記可読画像及び上記符号化画像を印
刷記録する印刷記録手段と、を具備することを特徴とす
る。
【0023】即ち、本発明の画像記録装置によれば、印
刷媒体の周縁部に、符号化画像の印刷記録を禁止するた
めの領域を、同印刷媒体の周縁部に設定される可読画像
の印刷記録を禁止するための領域よりも大きくなるよう
に設定したので、符号化画像をプリンタを用いて紙等の
印刷媒体上に印刷記録した際、読取装置によってその符
号化画像から元の音声等のデータを正しく再生出力でき
る。
【0024】更に、上記目的を達成するために、本発明
によるコンピュータが読み取り可能な記録媒体は、文
字,記号,図形,絵柄,写真画像,又はコンピュータグ
ラフィック画像等の目視にて読み取りが可能な可読画像
と、音声データ等のデータを符号化処理して得られる光
学的に読み取り可能な符号化画像とを、同一の印刷媒体
上に印刷記録する際に、上記印刷媒体の周縁部に、上記
符号化画像の印刷記録を禁止するための領域を、同印刷
媒体の周縁部に設定される上記可読画像の印刷記録を禁
止するための領域よりも大きくなるように設定して、上
記可読画像及び上記符号化画像を印刷記録する処理、を
コンピュータに実行させる命令を含むプログラムを格納
している。
【0025】即ち、本発明のコンピュータが読み取り可
能な記録媒体によれば、印刷媒体の周縁部に、符号化画
像の印刷記録を禁止するための領域を、同印刷媒体の周
縁部に設定される可読画像の印刷記録を禁止するための
領域よりも大きくなるように設定したので、符号化画像
をプリンタを用いて紙等の印刷媒体上に印刷記録した
際、読取装置によってその符号化画像から元の音声等の
データを正しく再生出力できる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面を参照して説明する。
【0027】本実施の形態においては、印刷媒体の周縁
部に、符号化画像の印刷記録を禁止するための領域を、
同印刷媒体の周縁部に設定される可読画像の印刷記録を
禁止するための領域よりも大きくなるように設定して、
上記可読画像及び上記符号化画像を印刷記録するように
したものである。
【0028】即ち、図1の(A)に示すように、印刷媒
体としての用紙8の周縁部には、プリンタの機構的制約
条件或いは用紙8を綴じる孔を設けるための領域を考慮
して、その可読画像の印刷記録を禁止するための可読画
像印刷禁止領域9Aが設定され、該可読画像印刷禁止領
域9Aの内側が可読画像の印刷記録が可能な可読画像印
刷可能領域11となる。そして、この可読画像印刷可能
領域11の内側に、同図に破線で示すように、符号化画
像の印刷記録が可能な符号化画像印刷可能領域12が設
けられる。即ち、図1の(B)に示すように、可読画像
印刷禁止領域9Aよりも大きな符号化画像印刷禁止領域
9Bが設定される。
【0029】このような符号化画像印刷禁止領域9Bを
設定することにより、符号化画像は、印刷媒体の周縁部
ギリギリの位置には印刷記録されることがないので、画
像としての傷みが生じる恐れが少なくなり、読取装置に
よってその符号化画像から元の音声等のデータを正しく
再生出力できるようになる。
【0030】図1の(C)は、このような符号化画像印
刷禁止領域9Bを設定して符号化画像の印刷記録を行う
ための本発明の一実施の形態に係る画像記録装置を適用
したパーソナルコンピュータの構成を示すブロック図で
ある。
【0031】即ち、パーソナルコンピュータ(PC)1
3は、全体を制御するCPU14と、該CPU14での
プログラム実行時に利用されるRAM15、及びOSや
各種プログラム及びデータファイルを記憶するハードデ
ィスク等の補助記憶部16とを有している。さらに、こ
のPC13は、デジタルカメラ100,マイク110,
ビデオカメラ120等のデータ入力機器との接続用イン
タフェースとしてのデータ入力部17と、プリンタ20
0,スピーカ210,モニタ220等のデータ出力機器
との接続用インタフェースとしての出力部18と、上記
モニタ220上の位置をユーザが指示するためのマウス
等のポインティングデバイス19とを備えている。
【0032】上記補助記憶部16には、このPC13を
本発明の一実施の形態に係る画像記録装置として機能さ
せるための動作プログラム、並びに、その動作プログラ
ムと共に供給されたプリンタ情報16Aが予め記憶され
ている。なお、ネットワーク(公衆回線)を介して又は
CD−ROM等の記録媒体により新規プリンタ情報16
Bが供給されて、上記データ入力部17よりCPU14
を介して上記補助記憶部16に記憶されている上記プリ
ンタ情報16Aがこの新規プリンタ情報16Bによって
更新されることができるようになっている。
【0033】ここで、上記プリンタ200は、例えば、
汎用のシリアル型インクジェットプリンタであり、図2
の(A)に示すように、最小印刷記録単位となる記録ヘ
ッドを印刷媒体としての用紙8の搬送方向にわたって複
数個(n個)配列した構造のキャリッジ201を有して
いる。そして、このようなキャリッジ201を、当該複
数の記録ヘッドの配列方向と直交する方向に往復移動自
在に配設し、これら複数の記録ヘッドに用紙8を対向さ
せ、キャリッジ201を往復移動させつつ用紙8を当該
キャリッジ201の往復移動方向と直交する方向に搬送
させて、上記可読画像及び符号化画像を用紙8上に印刷
記録するように構成されている。
【0034】このようなプリンタ200では、用紙8の
搬送手段の機械的な制約から、用紙先端部及び用紙後端
部には印刷記録を行うことはできず、また、キャリッジ
201の往復移動手段の制約から、用紙左右端部には印
刷記録を行うことができないため、上記のような可読画
像印刷禁止領域9Aが設けられることになる。即ち、図
2の(B)に示すように、キャリッジ201は、この可
読画像印刷禁止領域9Aで囲まれた可読画像印刷可能領
域11内を相対的に移動して、可読画像の印刷記録を行
うものである。
【0035】本実施の形態においては、可読画像につい
ては上記キャリッジ201に配された複数個の記録ヘッ
ドを用いて印刷記録が行われるのに対して、上記符号化
画像印刷可能領域12に印刷記録される符号化画像に関
しては、上記複数の記録ヘッドのうちの所定の一つの記
録ヘッドのみを用いて印刷記録するようにしている。こ
の所定の一つの記録ヘッドとして、例えば、最上段の記
録ヘッド(No.1記録ヘッド)を用いた場合には、図
3の(A)に示すように、図中上方を用紙8の搬送方向
とした場合、可読画像印刷可能領域11内の用紙後端部
分に、No.2〜No.n記録ヘッドサイズの符号化画
像印刷禁止領域9Bが設けられることになる。また、最
下段の記録ヘッド(No.n記録ヘッド)を用いた場合
には、図3の(B)に示すように、可読画像印刷可能領
域11内の用紙先端部分に、No.1〜No.n−1記
録ヘッドサイズの符号化画像印刷禁止領域9Bが設けら
れることになる。
【0036】従って、図4の(A)中に矢印で示すよう
に、符号化画像以外のオブジェクトつまり可読画像20
については、可読画像印刷可能領域11内であれば、ど
の位置にもレイアウトすることができるのに対して、N
o.1記録ヘッドを用いた場合には、図4の(B)中に
矢印で示すように、符号化画像21は用紙下方向へのレ
イアウトが限定され、No.n記録ヘッドを用いた場合
には、図4の(C)中に矢印で示すように、符号化画像
21は用紙上方向へのレイアウトが限定されることにな
る。
【0037】勿論、上記所定の一つの記録ヘッドとして
は、No.1記録ヘッド〜No.n記録ヘッドの何れを
用いても良く、例えば中間の記録ヘッドを用いれば、図
4の(D)中に矢印で示すように、符号化画像21は用
紙上及び下方向へのレイアウトがそれぞれ限定されるこ
とになる。
【0038】また、用紙左右に設けられる符号化画像印
刷禁止領域9Bの幅は、キャリッジ201の移動量を調
整することにより設定可能である。
【0039】次に、上記のような構成のPC13におけ
る可読画像及び符号化画像のレイアウト並びに印刷動作
を、図5に示す、該PC10を本実施の形態に係る画像
記録装置として機能させるための上記補助記憶部16に
記憶されている動作プログラムのメインフローチャート
を参照して、説明する。
【0040】即ち、該プログラムが起動されると、最初
に、ユーザは、図示しない選択画面により、レイアウト
を新規に作成するか、あるいは既に有るレイアウトされ
たファイルを開くかの指定を行うので、まず、その指定
が新規作成かどうかを判断する(ステップS1)。
【0041】ここで、新規作成が選択されたと判断した
場合には、補助記憶部16に記憶されているプリンタ情
報16Aを自動的に取り込んで、出力プリンタの指定を
ユーザに要請する(ステップS2)。この出力プリンタ
の指定の仕方については、本出願人による特願平11−
215043号に記載されているので、その詳細は省略
するが、簡単に説明すると、取り込んだプリンタ情報1
6Aに基づいて、プリンタ機種名を一覧表示し、ユーザ
がポインティングデバイス19(以下、マウスとして説
明する)のポインタを所望のプリンタ名上に移動させて
マウスクリック操作することで出力プリンタが選択決定
されるようになっている。
【0042】そしてその後、選択された出力プリンタが
符号化画像印字可能プリンタかどうかの判断を行う(ス
テップS3)。ここで、符号化画像印字可能プリンタと
は、音声データの符号化画像であるドットコード1を印
字可能な印刷解像度を有したプリンタのことである。即
ち、ドットコードにおいては、該ドットコードの最小印
刷記録単位であるデータドットが60μm〜80μm程
度の大きさで構成する必要があるので、その場合のプリ
ンタの最低解像度は、300dpi以上となる。この3
00dpiのプリンタで印字可能な最小ドットの大きさ
は85μmである。
【0043】しかして、選択プリンタがコード印字可能
プリンタであると判断された場合には、レイアウト台紙
テンプレートの指定を行い(ステップS4)、また、選
択プリンタがコード印字可能プリンタでないと判断され
た場合には、限定レイアウト台紙テンプレートの指定を
行う(ステップS5)。
【0044】ここで、レイアウト台紙テンプレートと
は、上記特願平11−215043号に記載されている
ので、その詳細は省略するが、簡単に説明すると、可読
画像である図形,絵柄,写真画像,又はコンピュータグ
ラフィック画像等のデータを配する画像領域、同じく可
読画像である文字,記号等のデータを配するテキスト領
域、及び音声データ等のデータを符号化処理して得られ
る光学的に読み取り可能な符号化画像を配する音声領域
の3つの領域を含む台紙テンプレートである。そして、
上記ステップS4においては、それぞれ一つまたは複数
のこれら各領域が予めレイアウト配置された多数のレイ
アウト台紙テンプレートの中からユーザが所望のものを
選択指定する処理である。また、限定レイアウト台紙テ
ンプレートとは、上記画像領域とテキスト領域の2つの
領域しかなく、上記音声領域が存在しない台紙テンプレ
ートである。そして、上記ステップS5においては、そ
れぞれ一つまたは複数のこれら各領域が予めレイアウト
配置された多数の限定レイアウト台紙テンプレートの中
からユーザが所望のものを選択指定する処理である。
【0045】なお、これらステップS4又はステップS
5での台紙テンプレートの指定においては、実際に各領
域が予めレイアウトされたものだけでなく、何もレイア
ウトされていない台紙テンプレートも選択できる。その
場合には、ユーザがマウス操作により各領域を任意作成
することが可能となっている。ただし、符号化画像印字
可能プリンタが選択された場合には、上記音声領域を作
成することができるが、符号化画像印字可能なプリンタ
でないものが選択された場合には、上記音声領域を作る
ことができないようになっている。
【0046】こうして(限定)レイアウト台紙テンプレ
ートが選択されたならば、次に、図6の(A)に示すよ
うなメイン画面221を表示して、レイアウト台紙22
2の編集が行われる(ステップS6)。これは、上記し
たような画像領域223,テキスト領域224,音声領
域225のサイズ変更や位置変更、また、背景に壁紙等
の絵柄を付ける等の処理である。
【0047】ここで、メイン画面221は、上記選択さ
れたレイアウト台紙222が表示されるレイアウト表示
部226と、詳細は後述するような各オブジェクトをサ
ムネイル表示するファイル表示部227とから構成され
ており、上記レイアウト台紙の編集は、上記レイアウト
表示部226上に表示されたレイアウト台紙222に対
して行われる。
【0048】このレイアウト表示部226上に表示され
たレイアウト台紙222においては、画像領域223,
テキスト領域224,及び音声領域225がそれぞれ異
なる色で表示されると共に、各領域内にその領域名が表
示されている。なお、音声領域225については、領域
名ではなく、そこに符号化画像として記録される音声デ
ータの記録可能時間が表示されるものとしても良い。
【0049】このようなレイアウト表示部226上に表
示されたレイアウト台紙222において、画像領域22
3,テキスト領域224,音声領域225のそれぞれに
ついて、既知のマウス操作により、領域拡大/縮小や移
動を行うことで、ユーザが任意にレイアウトできるよう
になっている。
【0050】以上のようにして、ユーザが所望のレイア
ウト台紙222の編集処理を行った後、貼付けオブジェ
クトの指定を行う(ステップS7)。これは、レイアウ
ト表示部226上に表示されたレイアウト台紙222上
の各領域に、一つのオブジェクト(画像としての写真、
音声)を貼付ける処理である。この貼付けは、該メイン
画面221において上記レイアウト表示部226の右側
に表示されているファイル表示部227に表示されてい
る複数のオブジェクトの中から、マウスのドラッグ操作
によりユーザが所望のオブジェクトを対応する領域に持
っていき、そこにドロップする所謂ドラッグアンドドロ
ップ(D&D)操作により、その領域にそのオブジェク
トが貼付けられるものである。
【0051】なお、ファイル表示部227には、補助記
憶部16の一つのフォルダ(ディレクトリ)に格納され
ているオブジェクトが表示されており、画像と音声がリ
ンクしているものについては、画像側が識別表示されて
いる。この画像と音声のリンクについても、上記特願平
11−215043号に詳細に記載されているので、そ
の説明は省略する。
【0052】そして、こうしてオブジェクト(画像、音
声、テキスト)が貼り付けられたならば、次に、そのよ
うな貼付けオブジェクトの編集を行う(ステップS
8)。これは、編集しようとするオブジェクトの貼り付
けられた領域をマウスのダブルクリック操作すること
で、対応する編集画面が表示され、そのオブジェクトを
編集することができる。例えば、この貼付けオブジェク
トの編集処理においては、音声データの波形編集等を行
うことができるようになっている。この貼付けオブジェ
クトの編集処理の詳細については、上記特願平11−2
15043号に詳細に記載されているので、その説明は
省略する。
【0053】次に、貼付けオブジェクトのレイアウト編
集を行う(ステップS9)。即ち、上記ステップS8で
の個々のオブジェクトの編集の結果、レイアウトの変更
が必要となる場合があるので、ここで、そのような変更
が可能となっている。この貼付けオブジェクトのレイア
ウト編集処理においては、前述したような符号化画像2
1のレイアウトが制限されるものであり、この処理の詳
細については、後述する。
【0054】そしてその後、上記選択されたプリンタ2
00により、プリント出力処理を行い、用紙8上に可読
画像20及び又は符号化画像21の印刷記録を行う(ス
テップSA)。こうして、出力が終了したならば、レイ
アウト表示部226に現在表示されているレイアウトさ
れオブジェクトが貼り付けられたレイアウト台紙222
をファイルとして補助記憶部16に保存する(ステップ
SB)。
【0055】その後、ユーザが該プログラムの終了操作
を行ったか否かの判断を行い(ステップSC)、終了操
作がなされていない場合には、上記ステップS1に戻
り、また、終了操作された場合には、該プログラムを終
了する。
【0056】なお、上記ステップS1で、新規作成でな
い即ちファイルを開くと判断された場合には、レイアウ
ト台紙の指定は行わずに直ちに上記ステップS6に進
み、レイアウト台紙の編集を行うことになる。
【0057】次に、上記ステップS9でコールされる貼
付けオブジェクトのレイアウト編集サブルーチンを、図
7のフローチャートを参照して説明する。
【0058】まず、レイアウト編集すべきオブジェクト
をユーザが指定する(ステップS901)。例えば、図
6の(B)に示すように、マウスを操作してポインタ2
28を所望のオブジェクトの領域(図では画像領域22
3)に移動して左クリック操作することで指定を行うこ
とができる。
【0059】そして、次に、その選択指定されたオブジ
ェクトが符号化画像21の領域つまり音声領域225で
あるか否かを判別する(ステップS902)。
【0060】ここで、符号化画像21以外のオブジェク
トの領域が選択指定された場合には、その符号化画像以
外のオブジェクトのレイアウト禁止領域を設定し(ステ
ップS903)、その設定されたレイアウト禁止領域を
表示する(ステップS904)。即ち、符号化画像以外
のオブジェクトの領域である画像領域223が指定され
たとすれば、図6の(B)に示すように、前述の可読画
像印刷禁止領域9Aに相当するレイアウト禁止領域枠2
29Aを第1の色(例えば、青色)で表示する。
【0061】一方、符号化画像21の領域が選択指定さ
れた場合には、その符号化画像オブジェクトのレイアウ
ト禁止領域を設定し(ステップS905)、その設定さ
れたレイアウト禁止領域を表示する(ステップS90
4)。即ち、符号化画像オブジェクトの領域である音声
領域225が指定された場合には、図8の(A)に示す
ように、前述の符号化画像印刷禁止領域9Bに相当する
レイアウト禁止領域枠229Bを上記第1の色とは異な
る第2の色(例えば、赤色)で表示する。
【0062】このようにして、選択指定されたオブジェ
クトに応じて、その移動可能範囲をモニタ220上に識
別表示する。
【0063】そして、ユーザが、この選択指定されたオ
ブジェクトの領域の編集、つまり既知のマウス操作によ
る移動や拡大/縮小等の操作を行うと(ステップS90
6)、その編集後のオブジェクト領域の座標を取得して
(ステップS907)、オブジェクトのレイアウト禁止
領域へのはみだしを判断する(ステップS908)。こ
こで、はみ出しがある場合には(ステップS909)、
はみ出していることをモニタ220によりユーザに対し
て警告表示し(ステップS910)、そのはみ出したオ
ブジェクト領域を編集前の状態に戻す(ステップS91
1)。そして、上記ステップS906に戻って、当該オ
ブジェクトの編集を再度行わせる。
【0064】これに対して、はみ出しがない場合には
(ステップS909)、ユーザが貼付けオブジェクトの
レイアウト編集の終了操作を行ったか否かの判断を行い
(ステップS912)、終了操作がなされていない場合
には、上記ステップS901に戻り、また、終了操作さ
れた場合には、該サブルーチンを終了して上位のルーチ
ンに戻る。
【0065】以上のようにして、可読画像20と符号化
画像21のそれぞれの印刷を禁止する領域がレイアウト
表示部226に表示されるため、印刷を禁止する領域を
考慮したレイアウトが即座に可能となる。
【0066】以上一実施の形態に基づいて本発明を説明
したが、本発明は上述した実施の形態に限定されるもの
ではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形や応用が
可能である。
【0067】例えば、上記一実施の形態では、シリアル
型インクジェットプリンタを例に説明したが、符号化画
像印刷禁止領域9Bは、レーザプリンタ等、他のプリン
タにおいても同様に設定可能である。
【0068】また、可読画像20用のレイアウト禁止領
域枠229Aと符号化画像21用のレイアウト禁止領域
枠229Bとを異なる色で表示するものとしたが、これ
に限らず、同じ色で破線と実線とするというように、両
者が区別可能な表示であれば、どのような表示であって
もかまわない。更に、レイアウト禁止領域を枠で表示す
るのではなく、その禁止領域内全体を着色して示すもの
であっても良い。
【0069】また、上記貼付けオブジェクトのレイアウ
ト編集サブルーチンでは、編集後のオブジェクトのレイ
アウト禁止領域へのはみ出しをチェックするものとして
いるが、はみ出す前にそれを禁止すること、即ち編集中
に、レイアウト禁止領域への編集操作自体ができないよ
うにしておいても良い。
【0070】なお、上述した実施の形態の処理プログラ
ムは、補助記憶部16等に保存されていることに限ら
ず、CD−ROMに記録されており、このCD−ROM
がコンピュータによって読み取られることにより、上記
説明した各種処理を実現できることは勿論である。ま
た、ここで、CD−ROMと記載したが、必ずしもそれ
に限定されることなく、ディスケット、ハードディスク
など様々な記録媒体が考えられる。
【0071】また、本発明においては、符号化画像とし
て印刷記録されるデータは、上記した音声以外に、映像
やテキスト等を含む、その他コンピュータが取り扱える
各種のデータであっても勿論良い。
【0072】ここで、本発明の要旨をまとめると以下の
ようになる。
【0073】(1) 文字,記号,図形,絵柄,写真画
像,又はコンピュータグラフィック画像等の目視にて読
み取りが可能な可読画像と、音声データ等のデータを符
号化処理して得られる光学的に読み取り可能な符号化画
像とを、同一の印刷媒体上に印刷記録するための画像記
録方法であって、上記印刷媒体の周縁部に、上記符号化
画像の印刷記録を禁止するための領域を、同印刷媒体の
周縁部に設定される上記可読画像の印刷記録を禁止する
ための領域よりも大きくなるように設定して、上記可読
画像及び上記符号化画像を印刷記録することを特徴とす
る画像記録方法。
【0074】即ち、符号化画像の印刷媒体における印刷
領域の周縁部は、可読画像の印刷領域の周縁部より大き
く取られるため、符号化画像は印刷媒体の周縁部ぎりぎ
りの位置に印刷されることは無くなり、画像に生じる傷
などを回避することができる。
【0075】(2) 上記印刷媒体の周縁部に設定され
た上記符号化画像の印刷記録を禁止するための領域は、
少なくとも同印刷媒体の上辺、下辺、左辺及び又は右辺
の各辺に沿って設けられた領域であることを特徴とする
(1)に記載の画像記録方法。
【0076】即ち、上辺、下辺、左辺及び又は右辺の4
つの辺に沿って印刷記録を禁止する領域が設けられるた
め、印刷用途、画像への傷みの頻度などに合わせ、各辺
毎に印刷媒体の周縁部からの印刷記録を禁止する位置を
設定可能となり、印刷媒体の印刷領域を無駄なく使用す
ることができる。
【0077】(3) 上記画像記録方法が、最小印刷記
録単位となる記録ヘッドを上記印刷媒体の搬送方向にわ
たって複数個配列したキャリッジを、当該複数の記録ヘ
ッドの配列方向と直交する方向に往復移動自在に配設
し、上記複数の記録ヘッドに上記印刷媒体を対向させ、
上記キャリッジを往復移動させつつ上記印刷媒体を当該
キャリッジの往復移動方向と直交する方向に搬送させ
て、上記可読画像及び上記符号化画像を上記印刷媒体上
に印刷記録するものであるとき、上記符号化画像は、上
記複数の記録ヘッドのうち所定の一つの記録ヘッドを用
いて印刷記録されることを特徴とする(2)に記載の画
像記録方法。
【0078】即ち、複数の記録ヘッドの内所定の1つの
記録ヘッドを使用することによる印刷不可領域を、符号
化画像の印刷を禁止する領域の一部とすることで、印刷
処理を併用して設定することができる。
【0079】(4) 上記所定の一つの記録ヘッドは、
上記印刷媒体の搬送方向の最上段又は最下段に位置する
記録ヘッドであることを特徴とする(3)に記載の画像
記録方法。
【0080】即ち、使用する記録ヘッドの位置を変えて
も、(3)と同様、各辺の印刷媒体の周辺部からの印刷
を禁止する位置設定が変更されるのみで印刷処理を行う
ことができる。
【0081】(5) 上記画像記録方法が、上記可読画
像及び上記符号化画像を印刷記録するにあたり、上記可
読画像及び上記符号化画像の上記印刷媒体上におけるそ
れぞれの印刷記録領域を決定するためのレイアウト画面
を表示する工程を含むものであるとき、上記レイアウト
画面は、上記符号化画像の印刷記録を禁止するための領
域と、上記可読画像の印刷記録を禁止するための領域と
をそれぞれ識別可能に表示することを特徴とする(1)
に記載の画像記録方法。
【0082】即ち、可読画像と符号化画像のそれぞれの
印刷を禁止する領域がレイアウト画面(レイアウト表示
部)に表示されるため、印刷を禁止する領域を考慮した
レイアウトが即座に可能となる。
【0083】(6) 文字,記号,図形,絵柄,写真画
像,又はコンピュータグラフィック画像等の目視にて読
み取りが可能な可読画像と、音声データ等のデータを符
号化処理して得られる光学的に読み取り可能な符号化画
像とを、同一の印刷媒体上に印刷記録するための画像記
録装置であって、上記印刷媒体の周縁部に、上記符号化
画像の印刷記録を禁止するための領域を、同印刷媒体の
周縁部に設定される上記可読画像の印刷記録を禁止する
ための領域よりも大きくなるように設定する禁止領域設
定手段と、上記禁止領域設定手段によって設定された禁
止領域に従って上記可読画像及び上記符号化画像を印刷
記録する印刷記録手段と、を具備することを特徴とする
画像記録装置。
【0084】即ち、(1)と同様、符号化画像は印刷媒
体の周縁部ぎりぎりの位置に印刷されることは無くな
り、画像に生じる傷などを回避することができる。
【0085】(7) 文字,記号,図形,絵柄,写真画
像,又はコンピュータグラフィック画像等の目視にて読
み取りが可能な可読画像と、音声データ等のデータを符
号化処理して得られる光学的に読み取り可能な符号化画
像とを、同一の印刷媒体上に印刷記録する際に、上記印
刷媒体の周縁部に、上記符号化画像の印刷記録を禁止す
るための領域を、同印刷媒体の周縁部に設定される上記
可読画像の印刷記録を禁止するための領域よりも大きく
なるように設定して、上記可読画像及び上記符号化画像
を印刷記録する処理、をコンピュータに実行させる命令
を含むプログラムを格納した、コンピュータが読み取り
可能な記録媒体。
【0086】即ち、(1)と同様、符号化画像は印刷媒
体の周縁部ぎりぎりの位置に印刷されることは無くな
り、画像に生じる傷などを回避することができる。
【0087】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
音声データ等のデータを符号化処理して得られる光学的
に読み取り可能な符号化画像をプリンタを用いて紙等の
印刷媒体上に印刷記録した際、読取装置によってその符
号化画像から元の音声等のデータを正しく再生出力でき
るようにした画像記録方法及び画像記録装置、並びにそ
のような画像記録装置の動作をコンピュータに実行させ
る命令を含むプログラムを格納したコンピュータが読み
取り可能な記録媒体を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)及び(B)はそれぞれ本発明の一実施の
形態における可読画像の印刷禁止領域及び符号化画像の
印刷禁止領域を示す図であり、(C)は符号化画像印刷
禁止領域を設定して符号化画像の印刷記録を行うための
本発明の一実施の形態に係る画像記録装置を適用したパ
ーソナルコンピュータの構成を示すブロック図である。
【図2】(A)は図1の(C)中のプリンタのキャリッ
ジにおける複数の記録ヘッドの配置構造を示す図であ
り、(B)は(A)の複数の記録ヘッドによる印刷可能
範囲を示す図である。
【図3】(A)及び(B)はそれぞれ図2の(A)に示
す複数の記録ヘッドのうちの最上段及び最下段の一つを
用いて符号化画像を印刷記録する場合に生じる符号化画
像印刷禁止領域を説明するための図である。
【図4】(A)は可読画像のレイアウト可能範囲を示す
図であり、(B)乃至(D)はそれぞれ複数の記録ヘッ
ドのうちの最上段、最下段、及び中間の一つを用いる場
合の符号化画像のレイアウト可能範囲を説明するための
図である。
【図5】図1の(C)のパーソナルコンピュータを一実
施の形態に係る画像記録装置として機能させるための動
作プログラムのメインフローチャートを示す図である。
【図6】(A)はメイン画面を示す図であり、(B)は
編集する貼付けオブジェクトとして可読画像の領域が指
定された場合の表示例を示す図である。
【図7】図5中の貼付けオブジェクトのレイアウト編集
サブルーチンのフローチャートを示す図である。
【図8】(A)は編集する貼付けオブジェクトとして符
号化画像の領域が指定された場合の表示例を示す図であ
り、(B)及び(C)はそれぞれ従来の印刷可能領域を
示す図である。
【図9】符号化画像としてのドットコードの物理フォー
マット構成を示す図である。
【符号の説明】
1 ドットコード 8 用紙 9A 可読画像印刷禁止領域 9B 符号化画像印刷禁止領域 11 可読画像印刷可能領域 12 符号化画像印刷可能領域 13 パーソナルコンピュータ(PC) 14 CPU 15 RAM 16 補助記憶部 16A プリンタ情報 16B 新規プリンタ情報 17 データ入力部 18 出力部 19 ポインティングデバイス 20 可読画像 21 符号化画像 200 プリンタ 201 キャリッジ 220 モニタ 221 メイン画面 222 レイアウト台紙 223 画像領域 224 テキスト領域 225 音声領域 226 レイアウト表示部 227 ファイル表示部 228 ポインタ 229A レイアウト禁止領域枠 229B レイアウト禁止領域枠

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字,記号,図形,絵柄,写真画像,又
    はコンピュータグラフィック画像等の目視にて読み取り
    が可能な可読画像と、音声データ等のデータを符号化処
    理して得られる光学的に読み取り可能な符号化画像と
    を、同一の印刷媒体上に印刷記録するための画像記録方
    法であって、 前記印刷媒体の周縁部に、前記符号化画像の印刷記録を
    禁止するための領域を、同印刷媒体の周縁部に設定され
    る前記可読画像の印刷記録を禁止するための領域よりも
    大きくなるように設定して、前記可読画像及び前記符号
    化画像を印刷記録することを特徴とする画像記録方法。
  2. 【請求項2】 前記印刷媒体の周縁部に設定された前記
    符号化画像の印刷記録を禁止するための領域は、少なく
    とも同印刷媒体の上辺、下辺、左辺及び又は右辺の各辺
    に沿って設けられた領域であることを特徴とする請求項
    1に記載の画像記録方法。
  3. 【請求項3】 前記画像記録方法が、 最小印刷記録単位となる記録ヘッドを前記印刷媒体の搬
    送方向にわたって複数個配列したキャリッジを、当該複
    数の記録ヘッドの配列方向と直交する方向に往復移動自
    在に配設し、 前記複数の記録ヘッドに前記印刷媒体を対向させ、前記
    キャリッジを往復移動させつつ前記印刷媒体を当該キャ
    リッジの往復移動方向と直交する方向に搬送させて、前
    記可読画像及び前記符号化画像を前記印刷媒体上に印刷
    記録するものであるとき、 前記符号化画像は、前記複数の記録ヘッドのうち所定の
    一つの記録ヘッドを用いて印刷記録されることを特徴と
    する請求項2に記載の画像記録方法。
  4. 【請求項4】 前記所定の一つの記録ヘッドは、前記印
    刷媒体の搬送方向の最上段又は最下段に位置する記録ヘ
    ッドであることを特徴とする請求項3に記載の画像記録
    方法。
  5. 【請求項5】 前記画像記録方法が、 前記可読画像及び前記符号化画像を印刷記録するにあた
    り、前記可読画像及び前記符号化画像の前記印刷媒体上
    におけるそれぞれの印刷記録領域を決定するためのレイ
    アウト画面を表示する工程を含むものであるとき、 前記レイアウト画面は、前記符号化画像の印刷記録を禁
    止するための領域と、前記可読画像の印刷記録を禁止す
    るための領域とをそれぞれ識別可能に表示することを特
    徴とする請求項1に記載の画像記録方法。
  6. 【請求項6】 文字,記号,図形,絵柄,写真画像,又
    はコンピュータグラフィック画像等の目視にて読み取り
    が可能な可読画像と、音声データ等のデータを符号化処
    理して得られる光学的に読み取り可能な符号化画像と
    を、同一の印刷媒体上に印刷記録するための画像記録装
    置であって、 前記印刷媒体の周縁部に、前記符号化画像の印刷記録を
    禁止するための領域を、同印刷媒体の周縁部に設定され
    る前記可読画像の印刷記録を禁止するための領域よりも
    大きくなるように設定する禁止領域設定手段と、 前記禁止領域設定手段によって設定された禁止領域に従
    って前記可読画像及び前記符号化画像を印刷記録する印
    刷記録手段と、 を具備することを特徴とする画像記録装置。
  7. 【請求項7】 文字,記号,図形,絵柄,写真画像,又
    はコンピュータグラフィック画像等の目視にて読み取り
    が可能な可読画像と、音声データ等のデータを符号化処
    理して得られる光学的に読み取り可能な符号化画像と
    を、同一の印刷媒体上に印刷記録する際に、 前記印刷媒体の周縁部に、前記符号化画像の印刷記録を
    禁止するための領域を、同印刷媒体の周縁部に設定され
    る前記可読画像の印刷記録を禁止するための領域よりも
    大きくなるように設定して、前記可読画像及び前記符号
    化画像を印刷記録する処理、 をコンピュータに実行させる命令を含むプログラムを格
    納した、コンピュータが読み取り可能な記録媒体。
JP31111099A 1999-11-01 1999-11-01 画像記録方法、画像記録装置、及び記録媒体 Withdrawn JP2001130079A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006243388A (ja) * 2005-03-03 2006-09-14 Seiko Epson Corp オブジェクトの配置方法、オブジェクト配置システム、プログラムおよび記録媒体
JP2017068762A (ja) * 2015-10-01 2017-04-06 キヤノンファインテック株式会社 記録システム、制御装置、画像形成装置および表示方法

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