JP2001127987A - 画像記録方法、画像記録装置、及び記録媒体 - Google Patents

画像記録方法、画像記録装置、及び記録媒体

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JP2001127987A
JP2001127987A JP31018699A JP31018699A JP2001127987A JP 2001127987 A JP2001127987 A JP 2001127987A JP 31018699 A JP31018699 A JP 31018699A JP 31018699 A JP31018699 A JP 31018699A JP 2001127987 A JP2001127987 A JP 2001127987A
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JP31018699A
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Hiroshi Sasaki
佐々木  寛
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】コンピュータ画面等のレイアウト画面上におい
て表示されている符号化画像のための印刷記録領域に、
音声等のデータが既にリンクされているのかどうかを判
るように表示し、もって符号化画像の印刷記録時におけ
る作業性を向上させること。 【解決手段】音声オブジェクトをドラッグアンドドロッ
プ操作により音声領域49に貼り付けられたとき(ステ
ップS701,S702)、レイアウト表示部51にお
けるレイアウト台紙45上の音声領域49の表示を、
「8秒」から「8/6秒」へと変更する(ステップS7
03)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、文字,記号,図
形,絵柄,写真,画像,又はコンピュータグラフィック
画像等の目視にて読み取りが可能な可読画像と、音声デ
ータを符号化処理して得られる光学的に読み取り可能な
音声符号化画像とを、紙等の印刷媒体上に印刷記録する
ための画像記録方法及び画像記録装置、並びにそのよう
な画像記録装置の動作をコンピュータに実行させる命令
を含むプログラムを格納したコンピュータが読み取り可
能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、文字,記号,図形,絵柄,写真,
画像,又はコンピュータグラフィック画像等の人間が目
視にて直接読み取ることができる可読画像と、音声デー
タを符号化処理して得られる1次元や2次元のバーコー
ドを含む光学的に読み取り可能な音声符号化画像とを、
紙やフィルム等のシート状の印刷媒体上に印刷記録する
ための画像記録方法乃至画像記録装置は種々提案されて
いる。
【0003】例えば、特開昭60−244146号公
報、特開平6−231466号公報、同7−18160
6号公報、及び同10−51645号公報等である。
【0004】これらに開示されているものによれば、紙
面上に音声が印刷記録されるため、その紙面において可
読画像と音声との一体化が実現でき、専用の読取装置で
その音声符号化画像を読み取ることによって、可読画像
を見ながらその場で簡単に音声を聞くことができる。
【0005】中でも、本出願人による上記特開平6−2
31466号公報や同7−181606号公報、及び同
10−51645号公報においては、音声等のデータ
を、手動走査によって簡単に光学的に読み取ることがで
きるようにした音声符号化画像としてのドットコードに
符号化処理して、これを可読画像と共に紙等のシート状
の印刷媒体上に印刷記録することが開示されている。
【0006】そのドットコードの物理フォーマット構成
を図27に示す。
【0007】即ち、ドットコード1は、複数個のブロッ
ク2が2次元に隣接配列されて構成されるものである。
そして、その各ブロック2は、記録すべき音声データの
各ブロック毎に分割されたデータがその値である「1」
又は「0」に対応した黒ドット又は白ドット(実際には
印刷媒体の地色である白色がそのまま読み取られること
が多い。)のドットイメージとして所定の2次元配列に
て存在するデータドットパターン部3と、該データドッ
トパターン部3内のドット(データドット4)を読み取
るための基準点を見つけるために使用される各ブロック
の四隅に配置された一定の黒の連続数を有するマーカ5
と、上記複数の異なるブロックを読み取り時に識別でき
るようにマーカ間に配置されたエラー検出又はエラー訂
正符号を含むブロックアドレスパターン6と、から構成
されている。
【0008】而して、このドットコード1によれば、全
体の大きさが読取装置の撮像視野7より大きくても、換
言すれば、当該ドットコード1を読取装置によってワン
ショットにて撮像することができなくても、上記の各ブ
ロック2に付与された各アドレスをブロック内に含まれ
るデータドット4と共にブロック単位で検出さえできれ
ば、各ブロックに含まれるデータから元の全体のデータ
を再構築することが可能となる。
【0009】従って、紙面に対する音声等のデータ記録
が現実的に可能になると共に、手動走査でも簡便に読み
取れるようになる。
【0010】ところで、このようなドットコード等の符
号化画像を実際に紙面等に印刷記録するにあたっては、
コンピュータ画面上においてその符号化画像や可読画像
の印刷記録領域についてレイアウトや編集等を行い、音
声、画像或いはテキスト等のデータをコンピュータ上で
符号化処理して目的とする符号化画像を作成し、これら
符号化画像及び可読画像を汎用のプリンタを用いて印刷
記録することが考えられる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たドットコード等の符号化画像を汎用のプリンタを用い
て実際に紙面等に印刷記録する場合、以下に示すような
新たな課題の有ることが判明した。
【0012】即ち、符号化画像を実際に紙面等に印刷記
録するにあたっては、コンピュータ画面をレイアウト画
面とし、そのレイアウト画面上で表示されている符号化
画像のための印刷記録領域に、音声等のデータをリンク
させる処理が、操作者によって先ず行われる。
【0013】所謂、コンピュータにおけるポインティン
グデバイスとしてのマウスを用いたドラッグアンドドロ
ップ操作等によって、レイアウト画面上のある印刷記録
領域に対し、音声等のデータを貼り付ける処理のことで
ある。
【0014】このとき、そのレイアウト画面上において
表示されている符号化画像のための印刷記録領域に音声
等のデータが既にリンクされているのかどうかが判らな
かったとすると、操作者は、当該印刷記録領域に既に音
声等のデータがリンクされていたにも拘わらず、再びそ
の音声等のデータを当該印刷記録領域にリンクさせよう
とする無駄な処理を試みてしまう。
【0015】そのため、操作者は、このような符号化画
像を作成し印刷記録する上において、効率的にその作業
を行うことが困難となっていた。
【0016】そして、このような問題は、レイアウト画
面上で表示されている符号化画像のための印刷記録領域
がより多く存在する場合に顕著に現われた。
【0017】本発明は、上記した事情に鑑みなされたも
のであって、コンピュータ画面等のレイアウト画面上に
おいて表示されている符号化画像のための印刷記録領域
に、音声等のデータが既にリンクされているのかどうか
を判るように表示し、もって符号化画像の印刷記録時に
おける作業性を向上させるようにした画像記録方法及び
画像記録装置、並びにそのような画像記録装置の動作を
コンピュータに実行させる命令を含むプログラムを格納
したコンピュータが読み取り可能な記録媒体を提供する
ことを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明による画像記録方法は、文字,記号,図
形,絵柄,写真,画像,又はコンピュータグラフィック
画像等の目視にて読み取りが可能な可読画像と、音声等
のデータを符号化処理して得られる光学的に読み取り可
能な符号化画像とを、同一の印刷媒体上に印刷記録する
にあたり、上記可読画像及び上記符号化画像の上記印刷
媒体上におけるそれぞれの印刷記録領域を決定するため
のレイアウト画面を表示するようにした画像記録方法で
あって、上記レイアウト画面上で表示されている上記符
号化画像のための印刷記録領域に上記音声等のデータが
所定の操作に基づいてリンクされたとき上記レイアウト
画面が所定の表示を行うことを特徴とする。
【0019】即ち、本発明の画像記録方法によれば、コ
ンピュータ画面等のレイアウト画面上において表示され
ている符号化画像のための印刷記録領域に音声等のデー
タがリンクされたとき、その時点で操作者に対して所定
の表示を行うようにしたので、符号化画像の印刷記録時
における作業性を格段に向上させることができる。
【0020】また、上記の目的を達成するために、本発
明による画像記録装置は、文字,記号,図形,絵柄,写
真,画像,又はコンピュータグラフィック画像等の目視
にて読み取りが可能な可読画像と、音声等のデータを符
号化処理して得られる光学的に読み取り可能な符号化画
像とを、同一の印刷媒体上に印刷記録するにあたり、上
記可読画像及び上記符号化画像の上記印刷媒体上におけ
るそれぞれの印刷記録領域を決定するためのレイアウト
画面を表示するようにした画像記録装置であって、上記
レイアウト画面上で表示されている上記符号化画像のた
めの印刷記録領域に上記音声等のデータが所定の操作に
基づいてリンクされたとき上記レイアウト画面が所定の
表示を行うように制御する制御手段を具備することを特
徴とする。
【0021】即ち、本発明の画像記録装置によれば、コ
ンピュータ画面等のレイアウト画面上において表示され
ている符号化画像のための印刷記録領域に音声等のデー
タがリンクされたとき、その時点で操作者に対して所定
の表示を行うようにしたので、符号化画像の印刷記録時
における作業性を格段に向上させることができる。
【0022】また、上記の目的を達成するために、本発
明によるコンピュータが読み取り可能な記録媒体は、文
字,記号,図形,絵柄,写真,画像,又はコンピュータ
グラフィック画像等の目視にて読み取りが可能な可読画
像と、音声等のデータを符号化処理して得られる光学的
に読み取り可能な符号化画像とを、同一の印刷媒体上に
印刷記録するにあたり、上記可読画像及び上記符号化画
像の上記印刷媒体上におけるそれぞれの印刷記録領域を
決定するためのレイアウト画面を表示する際に、上記レ
イアウト画面上で表示されている上記符号化画像のため
の印刷記録領域に上記音声等のデータが所定の操作に基
づいてリンクされたとき上記レイアウト画面が所定の表
示を行う処理を、コンピュータに実行させる命令を含む
プログラムを格納している。
【0023】即ち、本発明のコンピュータが読み取り可
能な記録媒体によれば、コンピュータ画面等のレイアウ
ト画面上において表示されている符号化画像のための印
刷記録領域に音声等のデータがリンクされたとき、その
時点で操作者に対して所定の表示を行うようにしたの
で、符号化画像の印刷記録時における作業性を格段に向
上させることができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面を参照して説明する。
【0025】図2は、本実施の形態をパーソナルコンピ
ュータに対して適用した場合の構成を示す図である。
【0026】即ち、パーソナルコンピュータ(PC)1
0は、全体を制御するCPU11と、該CPU11での
プログラム実行時に利用されるRAM12、及びOSや
各種プログラム及びデータファイルを記憶するハードデ
ィスク等の補助記憶部13とを有している。さらに、こ
のPC10は、デジタルカメラ21,マイク22,ビデ
オカメラ23等のデータ入力機器との接続用インタフェ
ースとしてのデータ入力部14と、プリンタ31,スピ
ーカ32,モニタ33等のデータ出力機器との接続用イ
ンタフェースとしての出力部15と、上記モニタ33上
の位置をユーザが指示するためのマウス等のポインティ
ングデバイス16とを備えている。
【0027】上記補助記憶部13には、このPC10を
本発明の一実施の形態に係る画像記録装置として機能さ
せるための動作プログラム、並びに、その動作プログラ
ムと共に供給されたプリンタ情報13Aが予め記憶され
ている。なお、ネットワーク(公衆回線)を介して又は
CD−ROM等の記録媒体により新規プリンタ情報13
Bが供給されて、上記データ入力部14よりCPU11
を介して上記補助記憶部13に記憶されている上記プリ
ンタ情報13Aがこの新規プリンタ情報13Bによって
更新されることができるようになっている。
【0028】次に、このような構成における動作を説明
する。
【0029】図1は、上記補助記憶部13に記憶されて
いるPC10を本実施の形態に係る画像記録装置として
機能させるための動作プログラムのメインフローチャー
トを示す図である。
【0030】即ち、該プログラムが起動されると、最初
に、ユーザは、図示しない選択画面により、レイアウト
を新規に作成するか、あるいは既に有るレイアウトされ
たファイルを開くかの指定を行うので、まず、その指定
が新規作成かどうかを判断する(ステップS1)。
【0031】ここで、新規作成が選択されたと判断した
場合には、補助記憶部13に記憶されているプリンタ情
報13Aを自動的に取り込んで、出力プリンタの指定を
ユーザに要請する(ステップS2)。即ち、取り込んだ
プリンタ情報13Aに基づいて、図3に示すような出力
プリンタ選択ダイアログボックス41を表示する。この
出力プリンタ選択ダイアログボックス41では、各プリ
ンタメーカ毎に及びその機種に対応した階層的な情報と
してプリンタ名をリスト表示する形態とし、ユーザがポ
インティングデバイス(以下、マウスとして説明する)
のポインタ42を所望のプリンタ名上に移動させてマウ
スクリック操作することで選択し、その後、『OK』ボ
タン43に対して同様にマウスクリック操作すること
で、出力プリンタが決定される。
【0032】なお、この出力プリンタ選択ダイアログボ
ックス41上でユーザが出力プリンタを選択しなかった
場合、即ち『キャンセル』ボタン44に対してマウスク
リック操作した場合には、例えば「通常使用するプリン
タ」として予めユーザによって指定されているデフォル
トのプリンタが出力プリンタとして選択される。
【0033】そしてその後、選択された出力プリンタが
コード印字可能プリンタかどうかの判断を行う(ステッ
プS3)。ここで、コード印字可能プリンタとは、音声
符号化画像であるドットコードを印字可能な印刷解像度
を有したプリンタのことである。即ち、現在のドットコ
ードにおいては、該ドットコードの最小記録単位である
データドットが60μm〜80μm程度の大きさで構成
する必要があるので、その場合のプリンタの最低解像度
は、300dpi以上となる。この300dpiのプリ
ンタで印字可能な最小ドットの大きさは85μmであ
る。
【0034】しかして、選択プリンタがコード印字可能
プリンタであると判断された場合には、図4の(A)に
示すようなレイアウト台紙テンプレート45の指定を行
い(ステップS4)、また、選択プリンタがコード印字
可能プリンタでないと判断した場合には、図4の(B)
に示すような限定レイアウト台紙テンプレート46の指
定を行う(ステップS5)。
【0035】ここで、レイアウト台紙テンプレート45
とは、図4の(A)に示すように、画像領域47,テキ
スト領域48,及び音声領域49の3つの領域を含む台
紙テンプレートである。そして、上記ステップS4にお
いては、それぞれ一つまたは複数のこれら各領域が予め
レイアウト配置された多数のレイアウト台紙テンプレー
ト45の中からユーザが所望のものを選択指定する処理
である。
【0036】また、限定レイアウト台紙テンプレート4
6とは、図4の(B)に示すように、画像領域47とテ
キスト領域48の2つの領域しかなく、音声領域49が
存在しない台紙テンプレートである。そして、上記ステ
ップS5においては、それぞれ一つまたは複数のこれら
各領域が予めレイアウト配置された多数の限定レイアウ
ト台紙テンプレート46の中からユーザが所望のものを
選択指定する処理である。なおここで、これら台紙テン
プレートにおいては、画像領域47,テキスト領域4
8,及び音声領域49をそれぞれ異なる色で表示すると
共に当該領域がいずれの領域であるかを示す「画像領
域」や「テキスト領域」等の領域名を表示するようにし
ているが、ユーザが各領域を識別可能な形態であれば、
これに限定されるものではない。
【0037】なお、これらステップS4又はステップS
5での台紙テンプレートの指定においては、実際に各領
域が予めレイアウトされたものだけでなく、何もレイア
ウトされていない台紙テンプレートも選択できる。その
場合には、ユーザがマウス操作により各領域を任意作成
することが可能となっている。ただし、コード印字可能
プリンタが選択された場合には、音声領域49を作成す
ることができるが、コード印字可能なプリンタでないも
のが選択された場合には、音声領域49を作ることがで
きないようになっている。
【0038】こうして(限定)レイアウト台紙テンプレ
ートが選択されたならば、次に、図5に示すようなメイ
ン画面50を表示して、レイアウト台紙の編集が行われ
る(ステップS6)。これは、画像領域47,テキスト
領域48,音声領域49のサイズ変更や位置変更、ま
た、背景に壁紙等の絵柄を付ける等の処理である。
【0039】ここで、メイン画面50は、上記選択され
たレイアウト台紙が表示されるレイアウト表示部51
と、詳細は後述するような各オブジェクトをサムネイル
表示するファイル表示部52とから構成されており、上
記レイアウト台紙の編集は、上記レイアウト表示部51
上に表示されたレイアウト台紙に対して行われる。
【0040】このレイアウト表示部51上に表示された
レイアウト台紙においては、画像領域47,テキスト領
域48,及び音声領域49がそれぞれ異なる色で表示さ
れると共に、画像領域47及びテキスト領域48につい
てはその領域名が表示され、音声領域49については、
領域名ではなく、そこに音声符号化画像として記録され
る音声の記録可能時間が表示されている。
【0041】このようなレイアウト表示部51上に表示
されたレイアウト台紙において、画像領域47及びテキ
スト領域48については、既知のマウス操作による領域
拡大/縮小や移動を無段階に行うことが可能であるが、
音声領域49については、そこに記録される音声符号化
画像の特徴により、その拡大/縮小の単位が制限され、
段階的に行われる。
【0042】例えば、音声領域49を水平方向に拡大す
る場合、図6の(A)に示すように、既知のように音声
領域49の右端の境界部分をマウスで右方向にドラッグ
操作することで拡大されるものであるが、この場合、こ
の拡大されるステップは、図6の(B)に示すように、
実際に記録される音声符号化画像であるドットコードを
構成する最小の読取単位(マーカで四隅を囲まれた一つ
のブロック単位)のサイズで拡大される。そして、この
拡大操作に応じて、該音声領域49内に表示されている
音声符号化画像としての音声記録可能時間が図6の
(A)に示すように、5秒から6秒に変化する。この場
合、実際に音声領域49に表示される記録可能時間は秒
単位ではなくてコンマ秒単位の表示が可能であり、上記
拡大操作によりブロックの数が増えるにつれてそれに対
応した厳密なコンマ秒単位の表示を行っても良いし、秒
単位の表示を行うものとして端数は切り捨てて表示する
ものであっても良い。また、この記録可能時間の表示
は、このような音声領域49内の表示に限定されるもの
ではなく、該音声領域49近傍位置に表示するものであ
っても良いし、レイアウト表示部51内の任意の位置に
表示することも可能である。その場合には、音声領域4
9内の表示を、図6の(B)に示すように、マーカで囲
まれたブロックを模式的に表示するものとしても良い。
【0043】音声領域49の右端の境界部分をマウスで
左方向にドラッグ操作することで行われる領域の縮小に
ついても同様である。
【0044】一方、音声領域49を垂直方向に拡大する
場合は、図6の(C)に示すように、音声領域49の上
端の境界部分をマウスで上方向にドラッグ操作すること
で拡大されるが、このときの拡大単位は、6秒の記録可
能時間が12秒となるように、音声領域単位となる。
【0045】音声符号化画像としてのドットコードは、
一つの連続した領域を読取装置で走査することで音声が
再生されるものと、一つのドットコードが複数個に分割
され、それらを読取装置で連続して読み取ることで音声
が再生されるものとの2種類の構成が可能なコードにな
っている。
【0046】しかして、このように垂直方向に拡大する
ことで、一つの連続した音声符号化画像を複数個レイア
ウトすることができ、この場合は、後者の複数の連続し
た音声符号化画像を連続して読取装置が読み取ることで
音声を再生するというコードを生成することができるよ
うになる。図6の(C)において、拡大したときに音声
領域中の左側に新たに自動的に表示される丸マークは、
このような分割された音声符号化画像が一つのグループ
であることを示すためのものである。
【0047】また、図6の(D)に示すように、水平及
び垂直方向を同時に拡大/縮小することも可能である。
これは、音声領域49の右上角をマウスで右上/左下方
向にドラッグ操作することで行われる。
【0048】なお、垂直方向に関しては、図6の(E)
に示すように、ブロック単位で拡大/縮小可能としても
良いことはもちろんである。
【0049】また、音声符号化画像を作成する際の圧縮
方法として標準圧縮の他により圧縮率の高い高圧縮率が
選択可能となっている場合には、このレイアウト台紙の
編集サブルーチンにおいて、圧縮率の選択を行わせるよ
うにし、その選択結果に応じて、図7の(A)に示すよ
うに、音声領域49の表示色を変える等の識別表示を行
うようにすることもできる。
【0050】以上のようにして、ユーザが所望のレイア
ウト台紙の編集処理を行った後、貼付けオブジェクトの
指定を行う(ステップS7)。これは、図5に示すよう
に、レイアウト表示部51上に表示されたレイアウト台
紙上の各領域に、一つのオブジェクト(画像としての写
真、音声)を貼付ける処理である。この貼付けは、該メ
イン画面50において上記レイアウト表示部51の右側
に表示されているファイル表示部52に表示されている
複数のオブジェクトの中から、マウスのドラッグ操作に
よりユーザが所望のオブジェクトを対応する領域に持っ
ていき、そこにドロップする所謂ドラッグアンドドロッ
プ(D&D)操作により、その領域にそのオブジェクト
が貼付けられるものである。
【0051】なお、ファイル表示部52には、補助記憶
部13の一つのフォルダ(ディレクトリ)に格納されて
いるオブジェクトが表示されており、画像と音声がリン
クしているものについては、画像側が識別表示されてい
る。もちろん、音声側を識別表示するようにしても良い
し、両者を識別表示するようにしても良い。また、例え
ば「写真9」が「音声9a」,「音声9b」,及び「音
声9c」にリンクしているように、一つのオブジェクト
に複数のリンクオブジェクトが存在する場合には、一つ
のリンクオブジェクトしか存在しないものと区別可能な
ように更に識別表示することが好ましい。なお、本実施
の形態では、識別表示として、外枠の色を変えるように
しているが、スピーカの絵等のマークを付ける等、どの
ようなものであっても良い。
【0052】ここで、画像と音声のリンクは、次のよう
にして行われる。例えば、JEIDA(日本電子工業振
興協会)規格でありISO規格としても認定されている
画像ファイルフォーマット規格「Exif(Exchangeab
le Image File Format)」においては、一般的な画像フ
ァイルであるJPEGファイルや一般的な音声ファイル
であるWAVEファイル中に、リンク情報を埋め込むフ
ォーマットを規定している。そこで、このリンク情報と
して、リンクする音声ファイルや画像ファイルのファイ
ル名を記述しておくことで、画像ファイルと音声ファイ
ルとをリンクさせることができる。
【0053】そして、上記のようにユーザ所望の画像
(写真)をD&D操作により画像領域47に貼付け、ま
た、同様に、ユーザ所望の音声を音声領域にD&D操作
することで貼付けることができる。
【0054】このとき、D&D操作がなされた時点で、
図8の(A)に示す如く、レイアウト表示部51におけ
るレイアウト台紙45上の音声領域49は、その表示態
様が、音声記録可能時間を表す「8秒」から「8/6
秒」へと変化する。
【0055】即ち、「8/6秒」における「8」は、音
声記録可能時間を表し、「6」は、この音声領域49に
貼付けられた(リンクされた)音声オブジェクトのデー
タの量に係る情報を表すものであって、特に本形態で
は、この「6」は当該音声領域49にドットコードとし
て印刷記録される分のデータの量である音声記録時間を
表している。
【0056】従って、本形態によれば、レイアウト画面
上において表示されている音声領域49に音声データが
リンクされたとき、操作者に対してその旨の表示がなさ
れるので、操作者は、その音声オブジェクトの音声デー
タを再度当該音声領域49にリンクさせようとする無駄
な操作処理を行うことがなくなり、ドットコード印刷記
録時における作業性を格段に向上させることができる。
【0057】特に本形態においては、音声領域49に音
声データがリンクされたとき、そのリンクされた音声デ
ータの量に係る情報の表示を行うようにしているので、
操作者は、その表示の有無によって、音声データがリン
クされたことを確実にそして素早く把握でき、更に、音
声領域49に実際にリンクされた音声データの量に係る
情報をも同時に入手できるため、以降のデータの編集作
業が効率的に行える。
【0058】とりわけ、音声領域49にリンクされた音
声データの量に係る情報の表示として、当該音声領域4
9に符号化画像として印刷記録される分のデータの量に
係る情報の表示が行われるので、操作者は、その表示の
有無によって、当該音声領域49にリンクされた音声デ
ータの量の過不足に係る点も把握でき、以降のデータの
編集作業がより効率的に行える。
【0059】なお、ここで、音声領域49に音声データ
がリンクされたことを表すための方法としては、上記し
た形態のもの以外に、例えば、図8の(B)や(C)に
示すように、音声領域49の絵柄を無地からドットコー
ドのパターンに類似した模様に変化させたり、或いは、
単純に音声領域49の色を異なる色に変化させたりする
ことが可能である。
【0060】更に、上記の形態では、音声領域49に音
声データがリンクされたことを示すべく当該音声領域4
9内に「8/6秒」といった文字情報を表示するように
したが、例えば、この文字情報については、当該音声領
域外の近傍位置に表示するようにしても良く、更には、
当該音声領域毎にそれぞれ表示せずに、例えば、図8の
(D)に示すように、レイアウト画面51上のある特定
の位置に各音声領域のリンク状況が判るように一括して
表示することも可能である。
【0061】なお、このように画像、音声をそれぞれD
&D操作により貼り付けることもできるが、上記リンク
情報を利用することで、どちらか一方を貼り付けた時点
で、それにリンクした他方を対応する領域に自動的に貼
り付けることも可能である。
【0062】このような貼付けオブジェクトの指定処理
の詳細については、後述する。
【0063】そして、こうしてオブジェクト(画像、音
声、テキスト)が貼り付けられたならば、次に、そのよ
うな貼付けオブジェクトの編集を行う(ステップS
8)。これは、編集しようとするオブジェクトの貼り付
けられた領域をマウスのダブルクリック操作すること
で、対応する編集画面が表示され、そのオブジェクトを
編集することができる。この貼付けオブジェクトの編集
処理については、その詳細は後述する。
【0064】次に、貼付けオブジェクト間のレイアウト
編集を行う(ステップS9)。即ち、上記ステップS8
での個々のオブジェクトの編集の結果、レイアウトの変
更が必要となる場合があるので、ここで、そのような変
更が可能となっている。この貼付けオブジェクト間のレ
イアウト編集処理の詳細についても、後述する。
【0065】その後、出力プリンタの変更を行う(ステ
ップSA)。即ち、上記ステップS2で指定された出力
プリンタを、上記レイアウトした後にもう一度変更する
ことが可能となっている。この出力プリンタの変更処理
の詳細については、後述する。
【0066】そして、選択されたプリンタ31により、
プリント出力処理を行う(ステップSB)。このプリン
ト出力処理についても、その詳細は後述する。
【0067】こうして、出力が終了したならば、現在レ
イアウト表示部51に表示されているレイアウトされオ
ブジェクトが貼り付けられたレイアウト台紙をファイル
として補助記憶部13に保存する(ステップSC)。
【0068】その後、ユーザが該プログラムの終了操作
を行ったか否かの判断を行い(ステップSD)、終了操
作がなされていない場合には、上記ステップS1に戻
り、また、終了操作された場合には、該プログラムを終
了する。
【0069】なお、上記ステップS1で、新規作成でな
い即ちファイルを開くと判断された場合には、レイアウ
ト台紙の指定は行わずに直ちに上記ステップS6に進
み、レイアウト台紙の編集を行うことになる。
【0070】次に、上記ステップS7でコールされる貼
付けオブジェクトの指定サブルーチンを、図8の(E)
を参照して説明する。
【0071】まず、台紙貼付けオブジェクトの選択を行
う(ステップS701)。これは、例えば、図5におい
て、右側のファイル表示部52から音声オブジェクトを
D&D操作により音声領域49に貼り付ける処理であ
る。
【0072】次に、その音声オブジェクトの音声領域4
9に対する貼付けがOKであるか否かを判断して、これ
がOKであると判断されれば(ステップS702)、図
8の(A)に示す如く、レイアウト表示部51における
レイアウト台紙45上の音声領域49の表示が、「8
秒」から「8/6秒」へと変更され(ステップS70
3)、本サブルーチンを終了してメインルーチンに戻
る。
【0073】ここで、上記ステップS702において、
貼付けがNOであった場合、即ち、音声オブジェクトの
選択をし直したり、また中止した場合には、本サブルー
チンを終了してメインルーチンに戻る。
【0074】次に、上記ステップS7でコールされる貼
付けオブジェクトの指定サブルーチンの別の形態を、図
7の(B)のフローチャートを参照して説明する。
【0075】まず、台紙貼付けオブジェクトの選択を行
う(ステップS701)。これは、例えば、図5におい
て、右側のファイル表示部52から画像オブジェクトで
ある「写真7」をD&Dにより画像領域47に貼付ける
処理である。
【0076】次に、上記選択されたオブジェクトにリン
クした対応オブジェクトを検索し、リンク情報をRAM
12に設けたテンポラリ領域に記憶する(ステップS7
04)。例えば、「写真7」にリンクした対応オブジェ
クトである「音声7」を検索する。これは、「写真7」
のファイル中のリンク情報として記述されている音声フ
ァイル名を読み出し、そのファイル名の音声ファイルが
同一ディレクトリ内に有るかを検索する。そして、それ
が有った場合には、そのファイル名等をテンポラリファ
イルに記憶しておく。
【0077】そして、リンクオブジェクトの有無を判別
し(ステップS705)、リンクオブジェクトが無い場
合には、該サブルーチンを終了し、画像だけ貼付いた状
態で、メインルーチンに戻る。これは、元々貼付けオブ
ジェクトのファイル中にリンク情報としてファイル名が
記述されていない場合と、検索した結果リンクオブジェ
クトが見つからなかった場合とがある。
【0078】これに対して、リンクオブジェクトが有っ
た場合には、そのリンクオブジェクトの貼付け確認表示
とオブジェクト選択を行う(ステップS706)。これ
は、画面上に「リンクしている音声を貼付けてもいいで
すか?」という確認メッセージを表示するものである。
【0079】また、図5における「写真9」のように、
「音声9a」,「音声9b」,「音声9c」と複数のリ
ンクオブジェクトが存在する場合があり、その場合に
は、それら複数のリンクオブジェクトのいずれを貼付け
るかの選択を行わせる。例えば、図9の(A)に示すよ
うに、「リンクされている3つの音声ファイルから1つ
選択してください。」というようなメッセージと選択す
べきリンクオブジェクトのリストとを含むダイアログボ
ックス53を表示し、ユーザが、この3つある音声の中
から所望の音声を選択できるようにする。なお、同図で
は、マウスポインタ42を「音声9a.wav」に移動
させてクリックすることで、その音声ファイルが指定さ
れ、それに応じて識別表示(例えば反転表示)した状態
を示している。このとき、RAM12のテンポラリ領域
に記憶したリンク情報は、その選択されたリンクオブジ
ェクトを示すものに更新される。
【0080】そして、上記リンクオブジェクトの貼付け
確認表示画面で、あるいは複数リンクオブジェクトの中
から一つを選択した後、『OK』ボタン54のマウスク
リック操作により貼付けOKの指示がなされたか否かを
判断する(ステップS702)。ここで、貼付けOKで
ない場合、つまりキャンセルされた場合には、該サブル
ーチンを終了してメインルーチンに戻る。
【0081】一方、貼付けOKと判断された場合には、
貼付け位置の選択を行う(ステップS707)。これ
は、貼付け位置が複数ある場合にのみ行われるものであ
り、貼付け位置が一つの場合には、このステップはスキ
ップされる。
【0082】即ち、図10の(A)に示すように、台紙
テンプレートが、複数の画像領域47A,47Bと複数
の音声領域49A,49Bを有している場合に、例えば
下側の画像領域47Bに「写真7」をマウスD&D操作
で貼付けたとき、その「写真7」にリンクしている「音
声7」を貼付けるべき音声領域としては音声領域49A
と49Bとがある。そこでこのような場合には、それら
2つの音声領域49A,49Bを識別表示(例えば、点
滅表示や色を変える)して、ユーザに2つあることを告
知する。そして、図10の(B)に示すように、ユーザ
が所望の音声領域(図では音声領域49B)をマウスク
リック操作することで貼付け位置を選択指定する。
【0083】こうして貼り付けるべきリンクオブジェク
トと貼付け位置とが決まったならば、上記RAM12の
テンポラリ領域に記憶しておいたリンク情報を基に、補
助記憶部13からそのオブジェクトを読み出して、レイ
アウト台紙上に貼付ける(ステップS708)。そし
て、該サブルーチンを終了して、メインルーチンに戻
る。
【0084】なお、このサブルーチンの説明において、
画像オブジェクトである写真を先に画像領域47に貼付
けるものとして説明を行ったが、逆に、音声オブジェク
トを音声領域49に貼付けることで、それにリンクして
いる写真が画像領域47に貼付けられるということも可
能である。
【0085】また、複数の音声ファイルがリンクされて
いる「写真9」を一方の画像領域47Bに貼付けた場合
には、上記ステップS706で選択した音声ファイルが
上記ステップS707で選択した音声領域に貼り付けら
れることになるが、この場合、上記ステップS707に
おいて一方の音声領域を選択した時点で、更に、他方の
音声領域に対して、上記選択されなかった残りの2つの
音声ファイル中から一つを貼付けるような選択を行わせ
ることも可能である。
【0086】更に、各オブジェクトを貼り付ける領域
が、特にレイアウト画面で規定されていない台紙テンプ
レートをユーザが選択し、且つ、オブジェクト貼付け領
域を明示的に作成しない状態で、画像、及び音声、テキ
ストを台紙上にD&Dした場合には、各オブジェクトに
対する所定サイズの貼付け領域と共にそのオブジェクト
自体を貼り付けるようにしても良く、この場合、前記リ
ンク情報に基づいたリンクオブジェクトの台紙への貼付
け位置の選択は、台紙上における任意の位置でのマウス
クリックとなる。この場合は、貼付け領域が無数に存在
するものとして見なす事ができる。
【0087】但し、音声オブジェクトを貼り付ける場合
は例外であって、既に音声オブジェクトが張り付いた音
声領域とは重ならないようにその貼付け領域を確保する
ことが肝要である。これが確保されない場合には、ユー
ザに貼付け不可のメッセージを警告ダイアログとして表
示し、注意を促す。
【0088】前記所定サイズの音声貼付け領域は、音声
オブジェクトの全容量が記録可能な最低サイズの領域と
され、この領域を自動生成するように動作し、且つ、あ
る上限のサイズを超える場合にはその上限サイズの音声
領域を生成する。
【0089】この処理は、画像オブジェクトに対しても
同様に行うことができる。即ち、画像オブジェクト全体
が収まる貼付け領域を自動生成するが、このとき、ある
上限サイズ以上となる場合には、上限サイズの画像領域
を生成する。勿論、テキストオブジェクトに対しても同
様である。
【0090】次に、上記ステップS8でコールされる貼
付けオブジェクトの編集サブルーチンを、図11のフロ
ーチャートを参照して説明する。
【0091】まず、オブジェクト編集を選択する(ステ
ップS801)。これは、既に貼り付いているレイアウ
ト表示部51上の音声領域49あるいは画像領域47を
ユーザが選択する処理であり、例えば、編集しようとす
る領域をマウスダブルクリック操作することで選択され
る。
【0092】そして、その選択された領域が音声領域4
9であるか否かを判断し(ステップS802)、音声領
域であった場合には、図9の(B)に示すような波形表
示画面55の表示を行う(ステップS803)。
【0093】この波形表示画面55においては、当該音
声領域49に貼付けられた音声ファイルに対応する音声
の波形データ56を表示するものであるが、この場合、
当該音声領域49に記録可能な時間に入る部分と、入ら
ない部分とを例えば色分けすることで、識別表示するよ
うにしている。このとき、記録可能時間に入る部分とし
ては、その音声ファイルに対応する音声の先頭部分から
割り付けられるようになっており、この波形データ56
の下方に、該記録可能時間に入る部分に対応した音声記
録期間バー57が表示される。そして、この音声記録期
間バー57中に、上記記録可能な時間が表示され、ま
た、上記波形データ56の上方に、該音声ファイルに対
応する音声の全記録時間(リンク音声時間)が表示され
る。この例では、記録可能時間が8秒、全記録時間が
9.8秒となっている。従って、9.8秒の音声のう
ち、先頭から8秒分が記録可能であり、残りの1.8秒
分が記録されないことを示す。なお、上記全記録時間の
近傍、及び音声記録期間バー57中の記録可能時間の近
傍には、それぞれ三角形の再生ボタン58,59が表示
されており、再生ボタン58をマウスクリック操作する
ことで9.8秒分全ての音声が再生され、再生ボタン5
9をマウスクリック操作することで8秒の記録可能な音
声部分のみが再生されるようになっている。
【0094】また、上記音声記録期間バー57の下方
に、「音声領域を拡大、縮小」という説明と共にチェッ
ク欄60が設けられており、該チェック欄60をマウス
クリック操作する毎に、チェック有り/無しがトグルさ
れる。ここで、該チェック欄60がチェックされている
状態では、上記音声記録期間バー57を右に拡大あるい
は左に縮小するマウスドラッグ操作に連動してレイアウ
ト画面上の音声領域49が拡大/縮小されるようにな
る。また、このチェック欄60のチェックをはずすと、
上記音声記録期間バー57を拡大操作することはでき
ず、縮小操作のみが可能な状態とすることができる。即
ち、レイアウト画面上の音声領域49のサイズは変更し
ないが、中に入るデータが8秒のうちの6秒だけを記録
したいという場合に、この音声記録期間バー57を縮小
させる方向にマウスドラッグ操作することで、6秒の音
声データだけが上記音声領域49に記録されるというこ
とになる。
【0095】なお、音声記録期間バー57の下両端に表
示されている「0秒」及び「10秒」は、波形表示画面
55上に表示されている時間のスケールを示している。
【0096】しかして、このような波形表示画面55上
において、ユーザは、印刷記録可能な時間分の領域の修
正及び確定を行う(ステップS804)。即ち、上記8
秒分の音声記録期間バー57を移動操作させたり、拡大
/縮小操作を行うことで、ユーザが所望する音声を記録
できるようにする。
【0097】ここで、音声記録期間バー57の移動操作
は、図12に示すように、上記音声記録期間バー57上
でマウスをドラッグ操作して左右に移動させることで、
上記音声記録期間バー57を水平方向に移動させるとい
う操作である。このような移動操作を行うことにより、
全体9.8秒の音声の中でどこの8秒分の部分を取るか
をユーザが選択することができる。
【0098】また、拡大/縮小操作については、前述し
たように、上記チェック欄60をチェックした場合に、
図13の(A)に示すように音声領域49に音声オブジ
ェクトが貼付けられた状態において、図13の(B)に
示すように、上記音声記録期間バー57を右に拡大する
マウスドラッグ操作を行うことで、それに連動してレイ
アウト画面上の音声領域49を拡大することができる。
なおこの場合、音声領域49中の記録可能時間の表示も
更新される。また、同様に、縮小することもできる。な
お、音声領域49中の記録可能時間の表示は、このよう
に新しい記録可能時間に更新するものに限定されるもの
ではなく、例えば「10/8秒」のように、分母に元の
記録可能時間、分子に更新された記録可能時間という分
数表示等の、元の記録可能時間を残した表示とすること
も可能である。
【0099】こうして、ユーザが印刷記録可能な時間分
の領域の修正及び確定を行ったならば、次に、その修正
及び確定操作が上記音声領域49のサイズ変更を伴うも
のであるか否かを判断する(ステップS805)。そし
て、そうでなければ後述するステップS807に進む
が、図13の(B)に示したようなサイズ変更を伴う操
作であった場合には、レイアウト台紙上の音声領域49
を修正する(ステップS806)。
【0100】その後、更に音声編集処理を行う(ステッ
プS807)。これは、表示されている音声波形データ
56に対して、例えばイコライジングやピッチ変更等の
既知の音声編集処理を施す処理である。あるいは、カッ
ト(コピー)&ペースト操作により別の音声データを追
加したり、あるいは不要部分の削除等も含む。
【0101】そして、ユーザが終了操作、つまり『O
K』ボタン61又は『キャンセル』ボタン62を操作し
たか否かを判断し(ステップS808)、終了操作がな
されていない場合には上記ステップS804に戻る。こ
れに対して、終了操作がなされた場合には、該サブルー
チンを終了して、メインルーチンに戻る。
【0102】一方、上記ステップS802において、選
択された領域が音声領域49でないと判断された場合に
は、その選択された領域即ち画像領域47又はテキスト
領域48に対応するその他のオブジェクト編集を行って
から(ステップS809)、メインルーチンに戻る。こ
こで、その他のオブジェクト編集については既知である
ためその詳細は省略するが、例えば、画像やテキストに
対する色の変更や、画像に対するシャープ化処理やぼか
し処理等のフィルタ処理等である。
【0103】次に、上記ステップS9でコールされる貼
付けオブジェクト間のレイアウト編集サブルーチンを、
図14のフローチャートを参照して説明する。
【0104】まず、ユーザ操作により音声領域49の新
規作成が行われたか否かを判断する(ステップS90
1)。ここで、音声領域49の新規が行われたと判断し
た場合には、その新規作成された音声領域49の座標を
算出し、それをRAM12に設けたテンポラリ領域に記
憶する(ステップS902)。
【0105】一方、音声領域49の新規作成でないと判
断された場合には、既にある音声領域49に対してユー
ザ編集操作がなされたか否かを判断する(ステップS9
03)。ここで、既にある音声領域49が実際に編集さ
れたと判断した場合には、更に、その編集操作により何
らかの変化が有ったか否か、つまり位置やサイズが変更
されたか否かを判断する(ステップS904)。そし
て、変化があったと判断した場合には、上記ステップS
902に進んで、その変化した音声領域49の座標を算
出し、テンポラリファイルに記憶しておく。
【0106】このような音声領域49の座標算出及び記
憶終了後、次に、音声領域49周辺の規制領域内への重
なりを算出する(ステップS905)。
【0107】ここで、音声領域49は、実際に音声符号
化画像としてのドットコードが印刷される領域であり、
図15に示すように、該音声領域49の周辺に、余白領
域63が存在している。この余白領域63は、他の全て
のオブジェクトが入ってはいけない領域である。そし
て、その余白領域63の更に外側に、音声符号化画像と
してのドットコードのみが入ってはいけない領域である
規制領域64が存在する。
【0108】音声符号化画像としてのドットコードは、
前述したように、ある特定の規則的なパターンを利用し
て、読取装置が読み取るようにしている。この規則的な
パターンが音声領域49の近いところにあると、それが
読取装置に悪影響を及ぼす。即ち、読取装置の撮像視野
内に、読み取ろうとする音声符号化画像とは別の音声符
号化画像の規則的なパターンが複数存在すると、前記規
則的なパターンを利用したドットコードの位置決め処理
が上手く機能せず、読取装置は誤動作を起こし、読み取
りエラーを生じてしまう。そのため、読取装置の一つの
視野の中に、別の音声符号化画像の規則的なパターンが
入らないようにする必要があり、よって、その撮像視野
に応じて決定される所定の間隔を音声符号化画像間では
開けるために、上記規制領域64が設けられている。
【0109】従って、このような規制領域64内に、別
の音声領域を重ねるような操作がなされた場合、例えば
図15に示すように記録可能時間5秒の音声領域に向け
て、記録可能時間6秒の音声領域をマウスドラッグ操作
により移動させようとした場合、上記規制領域64の所
まで移動した時点で、それ以上は移動できないようにす
るといった処理が必要となる。
【0110】一方、普通の可読画像では、音声符号化画
像にあるような規則的なパターンが見られることは非常
に希である。よって、この音声符号化画像と普通の可読
画像との間の距離は、より近接させても読取装置では周
期的なパターンが発生しないので読み取りに影響を与え
ない。そこで、音声符号化画像と普通の可読画像との間
のマージンとしては、余白領域63を設けるだけで良い
ことになる。
【0111】しかして、上記ステップS905での重な
り算出の結果、上記新規作成された又は編集された音声
領域が、別の音声領域周辺の規制領域64内に重なった
かどうかを判断する(ステップS906)。そして、重
なっていると判断された場合には、図15のように強制
的に重ならない状態に設定しても良いが、本実施の形態
では、その重なったことを警告表示した後(ステップS
907)、新規作成された又は編集された音声領域の座
標を、重なる直前の値に戻すようにしている(ステップ
S908)。そしてその後、上記ステップS901に戻
る。
【0112】即ち、図16の(A)に示すように、記録
可能時間6秒の音声領域をマウスドラッグ操作により記
録可能時間5秒のところに移動させていき、重なった場
合に、「音声領域同士が重なりました。重なる直前の状
態に戻します。」というような警告ダイアログボックス
65が表示される。そして、この警告ダイアログボック
ス65の表示の後、図16の(B)に示すように、記録
可能時間6秒の音声領域は、記録可能時間5秒の音声領
域と重なる直前の位置に表示が戻される。
【0113】一方、上記ステップS906において、新
規作成された又は編集された音声領域が別の音声領域周
辺の規制領域64内に重ならないと判断された場合に
は、重なり禁止オブジェクト領域チェック完了かを判断
する(ステップS909)。即ち、レイアウト台紙上の
全ての音声領域49についてのチェックが終わったか否
かを判断する。まだ全ての音声領域49についてのチェ
ックが終了していなければ、上記ステップS905に戻
る。
【0114】これに対して、全ての音声領域49につい
てのチェックが終了したと判断した場合には、あるい
は、上記ステップS904において音声領域49の一又
はサイズに変化がなかったと判断された場合には、詳細
は後述するような異種オブジェクト間の重なり処理を行
う(ステップS910)。そしてその後、該サブルーチ
ンを終了して、メインルーチンに戻る。
【0115】また、上記ステップS903において音声
領域49の編集がなされていないと判断した場合には、
次に、他のオブジェクトである画像やテキストの領域編
集を行う(ステップS911)。そして、その後、上記
ステップS910に進み、異種オブジェクト間の重なり
処理を行う。
【0116】上記ステップ910でコールされる異種オ
ブジェクト間の重なり処理のサブルーチンの詳細を説明
する前に、画像やテキスト等の可読画像オブジェクトの
領域47,48と音声領域49とが重なった際の表示
(及び印字)例から説明する。このとき、可読画像オブ
ジェクト領域47,48と音声領域49との重なりを許
可しない場合と、する場合とで、表示及び印字が異な
る。
【0117】即ち、図17の(A)に示すように、緑色
の背景を持ち、「1999/7/7」という文字が黒色
で表示されているテキスト領域48上に音声領域49が
移動操作された場合、可読画像オブジェクト領域47,
48と音声領域49との重なりを許可しないものでは、
図17の(B)に示すように、その重なった部分の可読
画像は表示されない状態となる。また、実際にプリンタ
31で印字する場合も、このようなイメージで出力され
ることになる。
【0118】一方、可読画像オブジェクト領域47,4
8と音声領域49との重なりを許可する場合には、図1
8の(A)に示すように、「音声領域と文字領域が重な
りました。文字色を指定色に変更します。」というよう
な警告ダイアログボックス66を表示した後、図18の
(B)又は(C)に示すように、可読画像オブジェクト
領域側の表示を変更する。即ち、図18の(B)に示す
ように、テキスト領域48の背景色を透明に変更すると
共に、文字「1999/7/7」の全てを赤色(同図で
は白抜き文字で示す)で表示する。あるいは、図18の
(C)に示すように、重なった領域(この場合は「9/
7/7」)だけ、文字を赤色(同図では白抜き文字で示
す)に変更し、その部分の背景を透明にする。また、背
景は透明に固定したが、前記文字色と異なる別の指定色
(例えば、黄色)としても良い。
【0119】ここで、上記可読画像オブジェクト領域4
7,48と音声領域49との重なりを許可しない場合
と、する場合の区別、及び色変更を行う理由について説
明する。
【0120】プリンタ31の記録用紙(印刷媒体)の地
色が白色である場合、その印刷媒体からの反射光は、図
19の(A)に示すように、光の波長で青色(B)から
赤色(R)にわたってほぼ同一の反射強度を持ってい
る。ここで、音声領域49に記録される音声符号化画像
としてのドットコードを読み取る読取装置は、光源を内
蔵しており、該光源からの光でドットコードを照明し、
印刷媒体の紙面からの反射光を撮像するように構成され
ている。そして、上記光源として、同図において輝線ス
ペクトル67で示すようなRの波長のものを利用した場
合、該読取装置で読み取った際にこの輝線スペクトル6
7のところに反射強度があるものは「白」と判断され
る。一方、ここに反射強度がないインクは「黒」と判断
される。このように読取装置では、2値化された状態で
読まれる。
【0121】従って、赤インクの場合は、図19の
(B)に示すように、読取装置の照明波長(輝線スペク
トル67)のところに反射強度を持っているので、
「白」と判断される。また、図19の(C)に示すよう
に、黄色インクの場合には、読取装置の輝線スペクトル
67を若干外れているが、まだ照明波長の波長に関して
もかなりの反射強度を持っているので、読取装置では
「白」と判断される。これに対して、図19の(D)や
(E)に示すように、黒インクやシアンインクの場合
は、読取装置の照明波長の部分で反射強度を持っていな
いので、読取装置では「黒」と判断される。
【0122】よって、音声符号化画像に重ねる画像やテ
キストのインク色として、読取装置の照明光源の輝線ス
ペクトル67の位置に反射強度を持ったインク、例えば
赤色や黄色で上書きするのであれば、読取装置での読み
取りに影響を与えないので、そういった色に変更するも
のである。
【0123】また、重なりを許可するか不許可にするか
は、プリンタによってそれぞれ異なる。例えば、実際に
アプリケーションソフト上で文字の色を赤色を指定して
プリンタに出力した場合に、赤色で印刷されずに、その
中にシアン成分が混入されて印刷されてしまう場合があ
る。このように、赤色で印刷されるか、シアン成分を含
んで印刷されるかは、プリンタによって異なっている。
シアン成分を含んで印刷してしまうプリンタでは、上記
のように読取装置において「白」と判断されるよう赤色
で印刷を指定したにもかかわらず、そのシアン成分によ
り「黒」と判断されてしまうことになる。従って、その
ようなシアン成分が含まれた赤が印字されてしまうよう
なプリンタが出力プリンタとして選択されている場合に
は、重なりを不許可にし、シアン成分を含まない赤色が
印字されるプリンタが出力プリンタとして選択されてい
る場合には、重なりを許可するものとする。
【0124】次に、上記ステップ910でコールされる
異種オブジェクト間の重なり処理のサブルーチンを、図
20のフローチャートを参照して説明する。
【0125】即ち、まず、画像領域47,テキスト領域
48,音声領域49の何れかのオブジェクト領域の編集
がなされたか否かを判断する(ステップS9101)。
そして、いずれの領域も編集されていない場合には、こ
の異種オブジェクト間の重なり処理サブルーチンを終了
して、上位のルーチンに戻る。
【0126】これに対して、何れかのオブジェクト領域
が編集されたと判断した場合には、更に、その編集され
た領域において位置やサイズの領域変化があるか否かを
判断する(ステップS9102)。領域変化がない場合
には、この異種オブジェクト間の重なり処理サブルーチ
ンを終了して、上位のルーチンに戻る。
【0127】これに対して、領域変化が有ったと判断さ
れた場合には、そのオブジェクト領域の座標を算出し
て、そのデータをRAM12に設けたテンポラリファイ
ルに記憶する(ステップS9103)。
【0128】その後、重なりを算出し(ステップS91
04)、重なるかどうかを判別する(ステップS910
5)。この場合は、音声領域49及びその周りの余白領
域63とその他のオブジェクト領域との重なりを判断す
るものである。
【0129】ここで、重なっていると判断された場合に
は、重なりを許可するか否かを判断する(ステップS9
106)。これは、前述したように、プリンタによって
は、図18の(B)又は(C)に示すように、テキスト
領域48と音声領域49が重なった場合に文字色を変更
して音声領域49と重なることを許すというプリンタ
と、図17の(B)に示すように、あくまでも音声領域
49が最上位に位置して、それ以外のオブジェクトは音
声領域49で隠れること以外できないというものとがあ
る。そこで、各プリンタ毎に、重なりを許すか許さない
かを示す情報が上記プリンタ情報13Aとして補助記憶
部13に記憶されており、このステップS9106で
は、この情報を使って、今現在出力プリンタとして選択
されているプリンタが音声領域49とそれ以外のオブジ
ェクトの重なりを禁止するものであるか否かを判別す
る。
【0130】重なりを許可するプリンタであると判別さ
れた場合には、図18の(A)に示すように、重なった
ことを警告ダイアログボックス66により警告表示する
(ステップS9107)。そしてその後、重なったオブ
ジェクトの表示形態を変更すると共に、その変更情報を
RAM12のテンポラリファイルに記憶する(ステップ
S9108)。即ち、図18の(B)又は図18の
(C)に示すように表示形態を変更し、その変更情報を
記憶しておく。そして、実際にプリンタ31で印字を行
うとき、この記憶してある変更情報によって示される色
で印字を行うことになる。
【0131】また、上記ステップS9106で重なりを
許可しないプリンタが選択されていると判断した場合に
は、図17の(B)に示すように、音声領域49を最上
位に配置して、重なる部分のオブジェクトを表示不可と
し、その情報をRAM12のテンポラリファイルに記憶
する(ステップS9109)。なおここで、音声領域4
9以外の領域同士の重なりの場合には、どちらのほうが
上位に位置しているのかという情報だけを持っていて、
重なった上側のデータが有効になる。
【0132】こうして、上記ステップS9108又はス
テップS9109での表示形態の変更及び記憶が行われ
たならば、次に、全オブジェクト領域に対してのチェッ
クが終了したか否かの判断を行い(ステップS910
A)、まだの場合は上記ステップS9104に戻る。そ
して、全てのオブジェクト領域に対してのチェックが終
了したと判断されたならば、この異種オブジェクト間の
重なり処理サブルーチンを終了して、上位のルーチンに
戻る。
【0133】なお、特に図20のフローチャートには記
していないが、上記ステップS9107の警告表示を行
う前に、音声領域49に重なった部分のオブジェクトの
色を判断し、それが前述したような赤色や黄色等の重な
りを許される色であった場合には、上記ステップS91
07及びステップS9108をスキップして上記ステッ
プS910Aに進むものとしても良いことは勿論であ
る。
【0134】また、上記ステップS9108で変更され
る表示形態として図18の(B)及び図18の(C)に
示すような2種類を挙げたが、これらはどちらか一方の
みに予め決まっているものであっても良いし、ユーザが
任意に選択できるようにしても良い。更には、重なりを
警告する警告ダイアログボックス66表示後に、図18
の(D)に示すような色選択ダイアログボックス68を
表示して、ユーザに選択させるものとしても良い。勿論
この場合、色選択ダイアログボックス68には、前述し
たような重なっても問題とならない色のみが選択候補と
して表示されるものである。また、出力用紙サイズの変
更をレイアウト編集後に行い、自動レイアウト変更がな
される場合、上記貼付けオブジェクト間での重なりに対
する処理が施されるのは言うまでもない。特に音声領域
は、用紙サイズ内に収まるように自動的にレイアウト変
更されることで、途中で切れたドットコードをプリント
出力しないので、読取装置で確実に読み取り再生でき
る。
【0135】次に、上記ステップSAでコールされる出
力プリンタの変更サブルーチンを、図21のフローチャ
ートを参照して説明する。
【0136】まず、出力プリンタの変更操作を行うか否
かの判断を行い(ステップSA01)、出力プリンタの
変更操作を行わない場合には、この出力プリンタの変更
サブルーチンを終了して、メインルーチンに戻る。
【0137】これに対して、出力プリンタの変更操作が
行われる場合には、ユーザによる出力プリンタの再選択
を行い(ステップSA02)、その再選択された出力プ
リンタがコード印字可能プリンタであるか否かを判断す
る(ステップSA03)。
【0138】ここで、コード印字可能なプリンタが再選
択された場合には、その変更後の解像度が前回選択され
ているものと異なるかどうかの判断を行う(ステップS
A04)。そして、解像度が同一の場合には、この出力
プリンタの変更サブルーチンを終了して、メインルーチ
ンに戻る。
【0139】これに対して、解像度が異なる場合は、ユ
ーザ警告を出す(ステップSA05)。この場合、ユー
ザ警告には、次の2種類が有る。
【0140】その第1のパターンは、図22の(A)に
示すように、音声領域49の記録時間は変更せずに、音
声領域49のレイアウトを変更するというものである。
即ち、同図の左側に示すように、「印刷解像度が異なる
為、音声領域がレイアウト変更されます。」という警告
ダイアログボックス69を表示し、ユーザに『OK』ボ
タン70又は『キャンセル』ボタン71のマウスクリッ
ク操作(押下操作)を行わせる。そして、ユーザが『O
K』ボタン70のクリック操作を行ったならば、元の解
像度で6秒の記録時間に相当する大きさの音声領域49
を、同図の右側に示すように、その6秒の音声記録時間
は変更されること無く、変更後の解像度に応じたサイズ
に変更(この場合は拡大)する。『キャンセル』ボタン
71のクリック操作を行った場合には、出力プリンタの
変更はキャンセルし、以前のままとする。
【0141】また第2のパターンは、図22の(B)に
示すように、音声領域49のレイアウトは変更せずに、
音声領域49の記録時間を変更するというものである。
即ち、同図の左側に示すように、「印刷解像度が異なる
為、音声記録時間が5秒に変更されます。」という警告
ダイアログボックス72を表示し、ユーザが『OK』ボ
タン73のクリック操作を行ったならば、元の解像度で
6秒の記録時間に相当する大きさの音声領域49を、同
図の右側に示すように、そのサイズは変更せずに、変更
後の解像度に応じた記録時間に変更(この場合は短く)
する。つまり、例えば印刷解像度が720dpiのプリ
ンタから600dpiのプリンタに変更した場合、同じ
音声領域のサイズであれば記録時間が少なくなってしま
うので、この例のように、6秒の記録時間が5秒に変更
される。即ち、記録されるのは元の6秒の音声のうちの
先頭から5秒間であり、残りの1秒間は削られることと
なる。従ってこの場合には、前述したようにユーザがそ
の変更後の音声領域49をダブルクリックすることによ
り上記波形表示画面55を開いて、この5秒に縮まった
領域に収めるように音声データを編集することが必要と
なる。また、『キャンセル』ボタン74のクリック操作
を行った場合には、出力プリンタの変更はキャンセル
し、以前のままとする。
【0142】上記ステップSA05でのユーザ警告は、
本実施の形態では、上記のような警告ダイアログボック
ス69,72を択一的に表示したが、これ以外に、例え
ば、「レイアウト修正しますか、それとも記録時間を変
更しますか。」という選択を含む警告ダイアログを表示
し、ユーザに選択させるものとすることができる。もち
ろん、予めデフォルトとして、あるいは予めユーザ選択
により、上記警告ダイアログボックス69,72のどち
らか一方を表示するようにしても良い。
【0143】しかして、ユーザ確認がなされたか否かを
判断する(ステップSA06)。ここで、『キャンセ
ル』ボタンがマウスクリック操作された場合には、上記
ステップSA01に戻る。
【0144】これに対して、マウス操作による選択を行
った上で『OK』ボタンがマウスクリック操作された場
合には、上記選択されたのがレイアウト変更かどうかを
判断する(ステップSA07)。そして、レイアウト変
更の場合は、レイアウト修正を行い(ステップSA0
8)、また、レイアウト変更をしない場合には、記録量
の修正を行う(ステップSA09)。こうしてレイアウ
ト修正又は記録量の修正を行ったならば、貼付けオブジ
ェクト間の重なり処理を行い(ステップSA13)、こ
の出力プリンタの変更サブルーチンを終了して、メイン
ルーチンに戻る。この貼付けオブジェクト間の重なり処
理は、前記貼付けオブジェクト間のレイアウト編集で示
した処理内容と同様の処理である。
【0145】一方、上記ステップSA03においてコー
ド印字可能プリンタが選択されなかったと判断された場
合には、例えば「音声領域が印字されません。」といっ
た警告内容のユーザ警告を表示する(ステップSA1
0)。なおこのとき、同時に、レイアウト台紙上の音声
領域の表示を消しても良い。
【0146】そして、このユーザ警告に応じてユーザが
確認操作(例えば『OK』ボタンのマウスクリック操
作)がなされたか否かを判別し(ステップSA11)、
ユーザ確認操作が行われなかった場合、つまり『キャン
セル』ボタンのマウスクリック操作がなされた場合に
は、上記ステップSA01に戻る。また、ユーザ確認操
作がなされた場合には、所定領域(音声領域)の表示及
び印字の不可状態を示す内部フラグをセットし、「音声
領域の印字は行いません。」という内容の表示を行った
後(ステップSA12)、この出力プリンタの変更サブ
ルーチンを終了して、メインルーチンに戻る。
【0147】次に、上記ステップSBでコールされるプ
リント出力処理サブルーチンを、図23のフローチャー
トを参照して説明する。
【0148】まず、レイアウトされた台紙上に音声領域
49があるか否かを検索し(ステップSB01)、その
検索の結果として音声領域49が有ったかどうかを判断
する(ステップSB02)。ここで、音声領域49が有
った場合には、さらに、現在選択されている出力プリン
タがコード印字可能プリンタであるか否かを判断し(ス
テップSB03)、コード印字可能プリンタであった場
合には、図24の上方に示すように、2度印字を行う旨
のダイアログボックス75の表示を行う(ステップSB
04)。そして、このダイアログボックス75の表示に
応答してユーザが1度目印字の指示を行ったかどうか、
つまり『OK』ボタン76をマウスクリック操作したか
どうかを判断する(ステップSB05)。
【0149】『OK』ボタン76のマウスクリック操作
がなされた場合には、音声領域に対する音声符号化画像
生成とその処理経過の表示を行う(ステップSB0
6)。つまり、音声符号化画像の生成には処理時間があ
る程度必要であるため、その処理経過の表示を行う。そ
して、生成した音声符号化画像(複数有ればそれら全
て)をレイアウトに従ってプリンタ31に出力する(ス
テップSB07)。これにより印刷が開始され、図24
中にa)で示すように、印字用紙(印刷媒体)77上に
音声符号化画像78のみが印刷される。
【0150】その後、図24中にb)で示すように、
「2度目の印字を行います。方向を間違えずに再度用紙
セットしなおしてください。」というような内容の確認
ダイアログボックス79を表示する(ステップSB0
8)。ここで、ユーザは、『OK』ボタン80をマウス
クリック操作する前に、上記1度目の印字で音声符号化
画像78だけが印刷された印字用紙77をプリンタ31
に再度セットすることが必要である。また、プリンタの
種類によっては、1度印字した印字用紙77を自動的に
ホーム位置まで戻す機能を備えるものも有り、そのよう
なプリンタの場合には、ホーム位置に印字用紙77を戻
して印字可能になった状態で、上記確認ダイアログボッ
クス79を表示するので、直ちに『OK』ボタン80を
マウスクリック操作しても問題とはならない。もちろ
ん、このような自動的にホーム位置に戻すものでは、こ
のような確認表示自体をスキップすることも可能であ
る。
【0151】しかして、『OK』ボタン80のマウスク
リック操作がなされたならば、レイアウトされた上記音
声領域以外の全てのオブジェクト(画像、テキスト等)
をプリンタ出力する(ステップSB09)。つまり、こ
の2度目の印字では、図24中にb)で示すような印字
が行われるが、その印字用紙77には既にa)のように
音声符号化画像78が印字されているので、結果的に
は、図24の上方に示すような印字結果が得られる。こ
うして印字が終了したならば、このプリント出力処理サ
ブルーチンを終了して、メインルーチンに戻る。
【0152】このように、音声符号化画像を初めに印字
し、その後、可読画像を印字するようにした場合、その
音声符号化画像78上に可読画像「1999.7.8撮
影」を重ねて印字しても、その音声符号化画像78が剥
離しやすくなることは無くなり、後の読み取りに支障を
与えない。このときの可読画像のインク色は、先の図1
9において説明した関係を勿論考慮したものである。
【0153】なお、上記ステップSB03において、コ
ード印字可能なプリンタでないと判断された場合には、
音声領域を印字できない旨の警告表示を行った後(ステ
ップSB10)、上記ステップSB09に進んで、音声
領域以外のオブジェクトの印刷、つまり2度目の印字だ
けを行うことになる。
【0154】また、上記ステップSB02において、音
声領域がないと判断された場合には、上記ステップSB
09に進んで、音声領域以外のオブジェクトの印字だけ
を行う。
【0155】以上実施の形態に基づいて本発明を説明し
たが、本発明は上述した実施の形態に限定されるもので
はなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形や応用が可
能である。
【0156】例えば、上記ステップS8でコールされる
貼付けオブジェクトの編集サブルーチンにおいては、上
記第1の実施の形態のように波形表示画面55を表示し
て音声領域49に記録すべき音声の編集を行う以外に
も、種々の手法で編集することができる。
【0157】即ち、この貼付けオブジェクトの編集サブ
ルーチンにおいても、上記ステップS6でのレイアウト
台紙の編集で説明したような図6の(A)乃至(E)に
示す音声領域49の編集により、そこに貼り付けられて
いるオブジェクトの編集を行うことができる。
【0158】また、図25の(A)に示すように、ファ
イル表示部52から音声オブジェクト、ここでは3秒の
音声ファイルをD&D操作で6秒分の記録可能時間を持
った音声領域49に貼付けた場合、図25の(B)に示
すように、記録可能時間の内のどれだけの時間を貼付け
られた音声オブジェクトが消費しているかを識別表示す
る。勿論この場合、実際に3秒というのを音声領域49
中に表示しても良い。そして、この貼付けオブジェクト
の編集においては、図25の(C)に示すように、音声
領域49(実際には、余白領域63)の右端の境界部分
をマウスで左方向にドラッグ操作することで音声領域4
9を縮小することができるが、この場合、図25の
(D)に示すように、既に音声オブジェクトが貼付けら
れている3秒分のところまでいくと、これ以上は縮小で
きない即ち動かないようにする。
【0159】また、図26の(A)に示すような音声領
域49に対してユーザがマウスでクリックしたとき、図
26の(B)に示すように、該音声領域49の拡大/縮
小を行う際にマウスポインタ42を合わせる位置を示す
ガイドポイント81を表示すると共に、該音声領域49
下方に隣接して再生ボタン82,停止ボタン83,録音
ボタン84を表示するようにしても良い。そしてここ
で、再生ボタン82がマウスクリック操作されると、該
音声領域49に貼付けられている音声ファイルの再生を
行うが、この場合、実際に記録される音声が確認できる
ように、音声の圧縮処理を行い、その圧縮された音声を
伸長することで記録音声確認用のデータを作成し、それ
を再生するようにしている。従って、この場合、音声の
圧縮/伸長には非常に時間がかかるので、図26の
(C)に示すように、記録音声確認用データ作成中であ
ることを示す経過表示ダイアログボックス85を表示す
る。なお、こうして作成された記録音声確認用データ
は、RAM12のテンポラリファイルに保存されるた
め、2回目以降の再生時にはこのような経過表示ダイア
ログボックス85を表示することなく直ちに再生出力す
ることができる。もちろん、音声領域49が拡大/縮小
されたり、録音ボタン84のマウスクリック操作による
記録音声の追加、等の貼付けられた音声が編集される都
度、記録音声確認用データの作成が行われる。
【0160】上述した実施の形態の処理プログラムは、
補助記憶部13等に保存されていることに限らず、CD
−ROMに記録されており、このCD−ROMがコンピ
ュータによって読み取られることにより、上記説明した
各種処理を実現できることは勿論である。また、ここ
で、CD−ROMと記載したが、必ずしもこれに限定さ
れることなく、ディスケット、ハードディスクなど様々
な記録媒体が考えられる。
【0161】また、本発明においては、符号化画像とし
て印刷記録されるデータは、上記した音声以外に、映像
やテキスト等を含む、その他コンピュータが取り扱える
各種のデータであっても勿論良い。
【0162】ここで、本発明の要旨をまとめると以下の
ようになる。
【0163】(1) 文字,記号,図形,絵柄,写真,
画像,又はコンピュータグラフィック画像等の目視にて
読み取りが可能な可読画像と、音声等のデータを符号化
処理して得られる光学的に読み取り可能な符号化画像と
を、同一の印刷媒体上に印刷記録するにあたり、上記可
読画像及び上記符号化画像の上記印刷媒体上におけるそ
れぞれの印刷記録領域を決定するためのレイアウト画面
を表示するようにした画像記録方法であって、上記レイ
アウト画面上で表示されている上記符号化画像のための
印刷記録領域に上記音声等のデータが所定の操作に基づ
いてリンクされたとき上記レイアウト画面が所定の表示
を行うことを特徴とする画像記録方法。
【0164】即ち、この構成によれば、コンピュータ画
面等のレイアウト画面上において表示されている符号化
画像のための印刷記録領域に音声等のデータが所定の操
作に基づいてリンクされたとき、その時点で操作者に対
して所定の表示を行うようにしたので、符号化画像の印
刷記録時における作業性を格段に向上させることができ
る。
【0165】(2) 上記所定の表示は、上記各印刷記
録領域毎であって上記音声等のデータがリンクされた印
刷記録領域の内側またはその近傍位置において行われる
ことを特徴とする(1)に記載の画像記録方法。
【0166】即ち、この構成によれば、音声等のデータ
がリンクされたことの表示が各印刷記録領域毎に行われ
るので、操作者は、音声等のデータがリンクされた印刷
記録領域を確実にそして素早く把握できる。
【0167】(3) 上記レイアウト画面は、上記所定
の表示として、上記印刷記録領域にリンクされた音声等
のデータの量に係る情報の表示を行うことを特徴とする
(1)又は(2)に記載の画像記録方法。
【0168】即ち、この構成によれば、レイアウト画面
は、所定の表示として、印刷記録領域にリンクされた音
声等のデータの量に係る情報の表示を行うようにしたの
で、操作者は、その表示の有無によって、音声等のデー
タがリンクされたことを確実にそして素早く把握でき、
更に、印刷記録領域に実際にリンクされた音声等のデー
タの量に係る情報をも同時に入手できるため、以降のデ
ータの編集作業が効率的に行える。
【0169】(4) 上記印刷記録領域にリンクされた
音声等のデータの量に係る情報の表示は、当該印刷記録
領域に上記符号化画像として印刷記録される分のデータ
の量に係る情報の表示であることを特徴とする(3)に
記載の画像記録方法。
【0170】即ち、この構成によれば、レイアウト画面
は、印刷記録領域にリンクされた音声等のデータの量に
係る情報の表示として、当該印刷記録領域に符号化画像
として印刷記録される分のデータの量に係る情報の表示
を行うようにしたので、操作者は、その表示の有無によ
って、音声等のデータがリンクされたことを確実にそし
て素早く把握でき、更に、当該印刷記録領域にリンクさ
れた音声等のデータの量の過不足に係る情報をも入手可
能となるため、以降のデータの編集作業がより効率的に
行える。
【0171】(5) 文字,記号,図形,絵柄,写真,
画像,又はコンピュータグラフィック画像等の目視にて
読み取りが可能な可読画像と、音声等のデータを符号化
処理して得られる光学的に読み取り可能な符号化画像と
を、同一の印刷媒体上に印刷記録するにあたり、上記可
読画像及び上記符号化画像の上記印刷媒体上におけるそ
れぞれの印刷記録領域を決定するためのレイアウト画面
を表示するようにした画像記録装置であって、上記レイ
アウト画面上で表示されている上記符号化画像のための
印刷記録領域に上記音声等のデータが所定の操作に基づ
いてリンクされたとき上記レイアウト画面が所定の表示
を行うように制御する制御手段を具備することを特徴と
する画像記録装置。
【0172】即ち、この構成によれば、コンピュータ画
面等のレイアウト画面上において表示されている符号化
画像のための印刷記録領域に音声等のデータが所定の操
作に基づいてリンクされたとき、その時点で操作者に対
して所定の表示を行うようにしたので、符号化画像の印
刷記録時における作業性を格段に向上させることができ
る。
【0173】(6) 文字,記号,図形,絵柄,写真,
画像,又はコンピュータグラフィック画像等の目視にて
読み取りが可能な可読画像と、音声等のデータを符号化
処理して得られる光学的に読み取り可能な符号化画像と
を、同一の印刷媒体上に印刷記録するにあたり、上記可
読画像及び上記符号化画像の上記印刷媒体上におけるそ
れぞれの印刷記録領域を決定するためのレイアウト画面
を表示する際に、上記レイアウト画面上で表示されてい
る上記符号化画像のための印刷記録領域に上記音声等の
データが所定の操作に基づいてリンクされたとき上記レ
イアウト画面が所定の表示を行う処理を、コンピュータ
に実行させる命令を含むプログラムを格納した、コンピ
ュータが読み取り可能な記録媒体。
【0174】即ち、この構成によれば、コンピュータ画
面等のレイアウト画面上において表示されている符号化
画像のための印刷記録領域に音声等のデータが所定の操
作に基づいてリンクされたとき、その時点で操作者に対
して所定の表示を行うようにしたので、符号化画像の印
刷記録時における作業性を格段に向上させることができ
る。
【0175】(7) 文字,記号,図形,絵柄,写真,
画像,又はコンピュータグラフィック画像等の目視にて
読み取りが可能な可読画像と、音声等のデータを符号化
処理して得られる光学的に読み取り可能な符号化画像と
を、同一の印刷媒体上に印刷記録するにあたり、上記可
読画像及び上記符号化画像の上記印刷媒体上におけるそ
れぞれの印刷記録領域を決定するためのレイアウト画面
を表示するようにした画像記録方法であって、上記レイ
アウト画面上で表示されている上記符号化画像のための
印刷記録領域に上記音声等のデータがリンクされ当該符
号化画像のための印刷記録領域が決定された後の、上記
符号化画像の印刷記録を指示するための入力操作に応じ
て、当該符号化画像の生成を行うことを特徴とする画像
記録方法。
【0176】即ち、この構成によれば、印刷記録領域に
音声等のデータがリンクされ、その印刷記録領域が決定
された後の、符号化画像の印刷記録を指示するための入
力操作に応じて、当該符号化画像の生成が初めて行われ
るので、印刷記録領域に音声等のデータがリンクされた
時点で当該符号化画像の生成が行われるものに比べて、
一連の符号化画像の印刷記録までに係る作業が無駄なく
効率的に行える。
【0177】(8) 上記レイアウト画面上で表示され
ている上記符号化画像のための印刷記録領域に上記音声
等のデータが所定の操作に基づいてリンクされたとき上
記レイアウト画面が所定の表示を行うことを特徴とする
(7)の画像記録方法。
【0178】即ち、この構成によれば、コンピュータ画
面等のレイアウト画面上において表示されている符号化
画像のための印刷記録領域に音声等のデータが所定の操
作に基づいてリンクされたとき、その時点で操作者に対
して所定の表示を行うようにしたので、符号化画像の印
刷記録時における作業性を更に向上させることができ
る。
【0179】(9) 上記所定の表示は、上記各印刷記
録領域毎であって上記音声等のデータがリンクされた印
刷記録領域の内側またはその近傍位置において行われる
ことを特徴とする(8)の画像記録方法。
【0180】即ち、この構成によれば、音声等のデータ
がリンクされたことの表示が各印刷記録領域毎に行われ
るので、操作者は、音声等のデータがリンクされた印刷
記録領域を確実にそして素早く把握できる。
【0181】(10) 上記レイアウト画面は、上記所
定の表示として、上記印刷記録領域にリンクされた音声
等のデータの量に係る情報の表示を行うことを特徴とす
る(8)又は(9)の画像記録方法。
【0182】即ち、この構成によれば、レイアウト画面
は、所定の表示として、印刷記録領域にリンクされた音
声等のデータの量に係る情報の表示を行うようにしたの
で、操作者は、その表示の有無によって、音声等のデー
タがリンクされたことを確実にそして素早く把握でき、
更に、印刷記録領域に実際にリンクされた音声等のデー
タの量に係る情報をも同時に入手できるため、以降のデ
ータの編集作業が効率的に行える。
【0183】(11) 上記印刷記録領域にリンクされ
た音声等のデータの量に係る情報の表示は、当該印刷記
録領域に上記符号化画像として印刷記録される分のデー
タの量に係る情報の表示であることを特徴とする(1
0)の画像記録方法。
【0184】即ち、この構成によれば、レイアウト画面
は、印刷記録領域にリンクされた音声等のデータの量に
係る情報の表示として、当該印刷記録領域に符号化画像
として印刷記録される分のデータの量に係る情報の表示
を行うようにしたので、操作者は、その表示の有無によ
って、音声等のデータがリンクされたことを確実にそし
て素早く把握でき、更に、当該印刷記録領域にリンクさ
れた音声等のデータの量の過不足に係る情報をも入手可
能となるため、以降のデータの編集作業がより効率的に
行える。
【0185】(12) 文字,記号,図形,絵柄,写
真,画像,又はコンピュータグラフィック画像等の目視
にて読み取りが可能な可読画像と、音声等のデータを符
号化処理して得られる光学的に読み取り可能な符号化画
像とを、同一の印刷媒体上に印刷記録するにあたり、上
記可読画像及び上記符号化画像の上記印刷媒体上におけ
るそれぞれの印刷記録領域を決定するためのレイアウト
画面を表示するようにした画像記録装置であって、上記
レイアウト画面上で表示されている上記符号化画像のた
めの印刷記録領域について上記音声等のデータがリンク
され当該符号化画像のための印刷記録領域が決定された
後の、上記符号化画像の印刷記録を指示するための入力
操作に応じて、当該符号化画像の生成を行うように制御
する制御手段を具備することを特徴とする画像記録装
置。
【0186】即ち、この構成によれば、印刷記録領域に
音声等のデータがリンクされ、その印刷記録領域が決定
された後の、符号化画像の印刷記録を指示するための入
力操作に応じて、当該符号化画像の生成が初めて行われ
るので、印刷記録領域に音声等のデータがリンクされた
時点で当該符号化画像の生成が行われるものに比べて、
一連の符号化画像の印刷記録までに係る作業が無駄なく
効率的に行える。
【0187】(13) 文字,記号,図形,絵柄,写
真,画像,又はコンピュータグラフィック画像等の目視
にて読み取りが可能な可読画像と、音声等のデータを符
号化処理して得られる光学的に読み取り可能な符号化画
像とを、同一の印刷媒体上に印刷記録するにあたり、上
記可読画像及び上記符号化画像の上記印刷媒体上におけ
るそれぞれの印刷記録領域を決定するためのレイアウト
画面を表示する際に、上記レイアウト画面上で表示され
ている上記符号化画像のための印刷記録領域について上
記音声等のデータがリンクされ当該符号化画像のための
印刷記録領域が決定された後の、上記符号化画像の印刷
記録を指示するための入力操作に応じて、当該符号化画
像の生成を行う処理を、コンピュータに実行させる命令
を含むプログラムを格納した、コンピュータが読み取り
可能な記録媒体。
【0188】即ち、この構成によれば、印刷記録領域に
音声等のデータがリンクされ、その印刷記録領域が決定
された後の、符号化画像の印刷記録を指示するための入
力操作に応じて、当該符号化画像の生成が初めて行われ
るので、印刷記録領域に音声等のデータがリンクされた
時点で当該符号化画像の生成が行われるものに比べて、
一連の符号化画像の印刷記録までに係る作業が無駄なく
効率的に行える。
【0189】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
コンピュータ画面等のレイアウト画面上において表示さ
れている符号化画像のための印刷記録領域に、音声等の
データが既にリンクされているのかどうかを判るように
表示し、もって符号化画像の印刷記録時における作業性
を向上させるようにした画像記録方法及び画像記録装
置、並びにそのような画像記録装置の動作をコンピュー
タに実行させる命令を含むプログラムを格納したコンピ
ュータが読み取り可能な記録媒体を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】パーソナルコンピュータを本発明の一実施の形
態に係る画像記録装置として機能させるための動作プロ
グラムのメインフローチャートを示す図である。
【図2】本発明の一実施の形態をパーソナルコンピュー
タに対して適用した場合の構成を示す図である。
【図3】出力プリンタ選択ダイアログボックスを示す図
である。
【図4】(A)及び(B)はそれぞれレイアウト台紙テ
ンプレート及び限定レイアウト台紙テンプレートを説明
するための図である。
【図5】メイン画面を説明するための図である。
【図6】(A)及び(B)はそれぞれ音声領域の水平方
向への拡大編集を説明するための図、(C)は垂直方向
への拡大編集を説明するための図、(D)及び(E)は
それぞれ水平及び垂直方向への同時拡大編集を説明する
ための図である。
【図7】(A)は圧縮率に応じた音声領域の表示形態を
説明するための図であり、(B)は図1中の貼付けオブ
ジェクトの指定サブルーチンの別の形態を説明するため
のフローチャートである。
【図8】(A)はリンク前後の音声領域の表示形態例を
示す図、(B)及び(C)はそれぞれリンク前後の音声
領域の別の表示形態例を示す図、(D)はリンク状況の
一括表示の例を示す図であり、(E)は図1中の貼付け
オブジェクトの指定サブルーチンのフローチャートであ
る。
【図9】(A)は一つの画像オブジェクトにリンクした
複数の音声オブジェクトの選択のためのダイアログボッ
クスを説明するための図であり、(B)は波形表示画面
を説明するための図である。
【図10】(A)はレイアウト台紙上にそれぞれ複数の
画像領域と音声領域が有る場合に一方の画像領域に対し
て貼付け操作がなされた際の音声領域の識別表示を説明
するための図であり、(B)は一方の音声領域の指定操
作を説明するための図である。
【図11】図1中の貼付けオブジェクトの編集サブルー
チンのフローチャートである。
【図12】音声記録期間バーの移動操作を説明するため
の図である。
【図13】(A)は音声オブジェクトが貼り付けられた
音声領域の表示状態を示す図であり、(B)は音声記録
期間バーの拡大操作に連動した音声領域の拡大を説明す
るための図である。
【図14】図1中の貼付けオブジェクト間のレイアウト
編集サブルーチンのフローチャートである。
【図15】音声領域と余白領域及び規制領域の関係を説
明するための図である。
【図16】(A)は音声領域同士が重なっる移動操作が
行われた場合の警告ダイアログボックスを説明するため
の図であり、(B)はその際の音声領域の移動後の状態
を説明するための図である。
【図17】(A)は可読画像オブジェクト領域上への音
声領域の移動操作を説明するための図であり、(B)は
可読画像オブジェクト領域と音声領域との重なりを許可
しない場合の表示結果を説明するための図である。
【図18】(A)は可読画像オブジェクト領域と音声領
域との重なりを許可する場合に表示される警告ダイアロ
グボックスを説明するための図、(B)及び(C)はそ
れぞれその場合の表示結果を説明するための図であり、
(D)は色選択ダイアログボックスを説明するための図
である。
【図19】(A)乃至(E)はそれぞれ可読画像オブジ
ェクト領域と音声領域との重なりを許可しない場合と、
する場合の区別、及び色変更を行う理由を説明するのに
用いられる、各色における反射強度の波長分布を示す図
である。
【図20】図14中の異種オブジェクト間の重なり処理
サブルーチンのフローチャートである。
【図21】図1中の出力プリンタの変更サブルーチンの
フローチャートである。
【図22】(A)は音声領域の記録時間は変更せずに音
声領域のレイアウトを変更する場合の表示の変遷を説明
するための図であり、(B)は音声領域のレイアウトは
変更せずに音声領域の記録時間を変更する場合の表示の
変遷を説明するための図である。
【図23】図1中のプリント出力処理サブルーチンのフ
ローチャートである。
【図24】2度印字を説明するための図である。
【図25】(A)は6秒分の記録可能時間を持つ大きさ
の音声領域への3秒分の音声オブジェクトの貼付け操作
を説明するための図、(B)は貼付け後の表示状態を説
明するための図、(C)及び(D)はそれぞれ縮小操作
を説明するための図である。
【図26】(A)は音声オブジェクトの貼付けられた音
声領域の別の表示例を示す図、(B)は(A)の音声領
域をユーザがマウスでクリックしたときの表示状態を説
明するための図であり、(C)は経過表示ダイアログボ
ックスを説明するための図である。
【図27】音声符号化画像としてのドットコードの物理
フォーマット構成を示す図である。
【符号の説明】
1 ドットコード 10 パーソナルコンピュータ(PC) 11 CPU 12 RAM 13 補助記憶部 13A プリンタ情報 13B 新規プリンタ情報 14 データ入力部 15 出力部 16 ポインティングデバイス 21 デジタルカメラ 22 マイク 23 ビデオカメラ 31 プリンタ 32 スピーカ 33 モニタ 41 出力プリンタ選択ダイアログボックス 42 マウスポインタ 43,54,61,70,73,76,80 『O
K』ボタン 44,62,71,74 『キャンセル』ボタン 45 レイアウト台紙テンプレート 46 限定レイアウト台紙テンプレート 47,47A,47B 画像領域 48 テキスト領域 49,49A,49B 音声領域 50 メイン画面 51 レイアウト表示部 52 ファイル表示部 53,75 ダイアログボックス 55 波形表示画面 56 音声波形データ 57 音声記録期間バー 58,59,82 再生ボタン 60 チェック欄 63 余白領域 64 規制領域 65,66,69,72 警告ダイアログボックス 67 輝線スペクトル 68 色選択ダイアログボックス 77 印字用紙(印刷媒体) 78 音声符号化画像 79 確認ダイアログボックス 81 ガイドポイント 83 停止ボタン 84 録音ボタン 85 経過表示ダイアログボックス

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字,記号,図形,絵柄,写真,画像,
    又はコンピュータグラフィック画像等の目視にて読み取
    りが可能な可読画像と、音声等のデータを符号化処理し
    て得られる光学的に読み取り可能な符号化画像とを、同
    一の印刷媒体上に印刷記録するにあたり、前記可読画像
    及び前記符号化画像の前記印刷媒体上におけるそれぞれ
    の印刷記録領域を決定するためのレイアウト画面を表示
    するようにした画像記録方法であって、 前記レイアウト画面上で表示されている前記符号化画像
    のための印刷記録領域に前記音声等のデータが所定の操
    作に基づいてリンクされたとき前記レイアウト画面が所
    定の表示を行うことを特徴とする画像記録方法。
  2. 【請求項2】 前記所定の表示は、前記各印刷記録領域
    毎であって前記音声等のデータがリンクされた印刷記録
    領域の内側またはその近傍位置において行われることを
    特徴とする請求項1に記載の画像記録方法。
  3. 【請求項3】 前記レイアウト画面は、前記所定の表示
    として、前記印刷記録領域にリンクされた音声等のデー
    タの量に係る情報の表示を行うことを特徴とする請求項
    1又は2に記載の画像記録方法。
  4. 【請求項4】 前記印刷記録領域にリンクされた音声等
    のデータの量に係る情報の表示は、当該印刷記録領域に
    前記符号化画像として印刷記録される分のデータの量に
    係る情報の表示であることを特徴とする請求項3に記載
    の画像記録方法。
  5. 【請求項5】 文字,記号,図形,絵柄,写真,画像,
    又はコンピュータグラフィック画像等の目視にて読み取
    りが可能な可読画像と、音声等のデータを符号化処理し
    て得られる光学的に読み取り可能な符号化画像とを、同
    一の印刷媒体上に印刷記録するにあたり、前記可読画像
    及び前記符号化画像の前記印刷媒体上におけるそれぞれ
    の印刷記録領域を決定するためのレイアウト画面を表示
    するようにした画像記録装置であって、 前記レイアウト画面上で表示されている前記符号化画像
    のための印刷記録領域に前記音声等のデータが所定の操
    作に基づいてリンクされたとき前記レイアウト画面が所
    定の表示を行うように制御する制御手段を具備すること
    を特徴とする画像記録装置。
  6. 【請求項6】 文字,記号,図形,絵柄,写真,画像,
    又はコンピュータグラフィック画像等の目視にて読み取
    りが可能な可読画像と、音声等のデータを符号化処理し
    て得られる光学的に読み取り可能な符号化画像とを、同
    一の印刷媒体上に印刷記録するにあたり、前記可読画像
    及び前記符号化画像の前記印刷媒体上におけるそれぞれ
    の印刷記録領域を決定するためのレイアウト画面を表示
    する際に、 前記レイアウト画面上で表示されている前記符号化画像
    のための印刷記録領域に前記音声等のデータが所定の操
    作に基づいてリンクされたとき前記レイアウト画面が所
    定の表示を行う処理を、 コンピュータに実行させる命令を含むプログラムを格納
    した、コンピュータが読み取り可能な記録媒体。
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