JP2000259413A - 演算装置 - Google Patents

演算装置

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JP2000259413A
JP2000259413A JP6277499A JP6277499A JP2000259413A JP 2000259413 A JP2000259413 A JP 2000259413A JP 6277499 A JP6277499 A JP 6277499A JP 6277499 A JP6277499 A JP 6277499A JP 2000259413 A JP2000259413 A JP 2000259413A
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mode
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English (en)
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Ryoko Fujita
涼子 藤田
Tomohiko Kanemitsu
朋彦 金光
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の演算器を用いてデータの並列処理を行
う演算装置において、不要な演算器を消費電力の少ない
非動作モードにし、消費電力を削減する。 【解決手段】 DSPチップ128は、チップ内部に動
作モードと動作モードより消費電力の小さい非動作モー
ドとを有する演算器101〜106と、演算器101〜
106の動作モードと非動作モードを切り替えるセレク
ター107〜112と、セレクター107〜112を制
御する切り替え信号生成回路127を備える。必要演算
器数情報129を切り替え信号生成回路127に入力
し、演算器101〜106のうち、不要な演算器が非動
作モードになるようにセレクター107〜112を制御
する。以上のようにして、不要な演算器を動作させない
ことで消費電力を削減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複数の演算器を用い
てデータの並列処理を行う演算装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数の演算器を用いてデータの並
列処理を行う方法としてSIMD方式が提案されている。詳
細な説明は文献(馬場敬信著「コンピュータアーキテク
チャ」、第279項〜第295項、オーム社、平成6
年)等でなされているので、ここでは概略を説明する。
【0003】SIMD方式の構成を図6に示す。601〜6
06は演算器、607は演算器601〜606を制御す
る制御回路、608は演算器601〜606から構成さ
れるDSPコア、609〜614は入力データ、615〜
620は出力データ、600はデータの並列処理を行う
DSPチップである。
【0004】DSPチップ600はDSPコア608と制御回
路607から構成される。制御回路607は演算器60
1〜606を制御する制御信号を出力する。演算器60
1、602、603、604、605、606はそれぞ
れ入力データ609、610、611、612、61
3、614を入力し、出力データ615、616、61
7、618、619、620を出力する。すなわち、DS
Pコア608は、入力データを並列に取り込み、制御回
路607から出力される制御信号に従って演算を行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来技術によれば、常に全ての演算器を動作させるこ
とになる。従って、不要な演算器がある場合、不要な電
力を消費していることになる。
【0006】本発明は上記問題点を解決するためのもの
であり、必要な演算器のみ動作させ消費電力を削減する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の請求項1記載の演算装置は、演算を行なう
モードである第1のモードと、演算を行なわないモード
であって前記第1のモードより消費電力の小さい第2の
モードとを有する複数の演算手段と、前記複数の演算手
段のうちいくつを動作させるかを指示する情報を入力
し、動作させる演算手段は前記第1のモードで、動作さ
せない演算手段は前記第2のモードで動作させる制御手
段とを備えるものである。
【0008】上記構成により、不要な演算器を消費電力
の小さい第2のモードで動作させることで、消費電力を
削減することができる。
【0009】上記課題を解決するために、本発明の請求
項2記載の演算装置は、請求項1記載の演算装置におい
て、複数の演算手段のうちある定められた個数を常に第
2のモードで動作させるものである。
【0010】上記構成により、初めから使わない演算手
段が判明している時は、その制御モードを制御手段から
の制御によらずに設定することで、制御手段の個数を削
減したり制御手段のファンアウト数を減少させることが
でき、請求項1記載の発明のよる効果に加えて、回路規
模を小さくしたり、消費電力をさらに削減することがで
きる。
【0011】上記課題を解決するために、本発明の請求
項3記載の演算装置は、請求項1記載の演算装置におい
て、制御手段は、第1のモードで動作させる信号と第2
のモードで動作させる信号のうち一方を選択するモード
信号生成手段を演算手段毎に備えるものである。
【0012】上記構成により、演算手段毎に動作モード
を決定することができる。
【0013】上記課題を解決するために、本発明の請求
項4記載の演算装置は、請求項1記載の演算装置におい
て、制御手段は、第1のモードで動作させる信号と第2
のモードで動作させる信号のうち一方を選択するモード
信号生成手段をある個数の演算手段毎に備えるものであ
る。
【0014】上記構成により、モード信号生成手段の数
を少なくすることにより、回路規模を小さくすることが
できる。
【0015】上記課題を解決するために、本発明の請求
項5記載の演算装置は、請求項1記載の演算装置におい
て、制御手段は、外部から入力する信号によって複数の
演算手段のうちいくつを動作させるかを指示する情報を
生成する必要個数生成手段を備えるものである。
【0016】上記構成により、外部からの入力信号によ
り、設計の自由度を高めることができる。
【0017】上記課題を解決するために、本発明の請求
項6記載の演算装置は、請求項5記載の演算装置におい
て、必要個数生成手段は、水平同期信号と前記水平同期
信号をカウントするクロックを入力して複数の演算手段
のうちいくつを動作させるかを指示する情報を生成する
ものである。
【0018】上記構成により、特に映像信号に対して消
費電力を削減することができる。
【0019】上記課題を解決するために、本発明の請求
項7記載の演算装置は、請求項5または6記載の演算装
置において、必要個数生成手段は、入力したデータに対
応した格納データを出力する演算手段を備えるものであ
る。
【0020】上記構成により、請求項5または6記載の
演算装置による効果に加えて、必要個数生成手段におけ
る必要個数の計算において、計算部を論理回路で構成す
るより、ROMのようなテーブルで構成した方が回路規
模が小さくなる場合に回路規模を小さくすることができ
る。
【0021】上記課題を解決するために、本発明の請求
項8記載の演算装置は、請求項1ないし7記載の制御手
段は、複数の演算手段は、前記複数の演算手段の出力を
ある固定値にすることのできる出力処理手段を備えるも
のである。
【0022】上記構成により、演算装置の後段にバッフ
ァーなどを設けた場合に、バッファーにおける消費電力
を削減することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明の実施の形態について説明する。
【0024】(実施の形態1)図1に本発明の実施の形
態のブロック図を示す。図1において、101〜106
は制御信号電圧レベルが0の時動作しない、同じ制御信
号を基にデータ演算を行なう演算器、125は演算器1
01〜106から構成されるDSPコア、107〜11
2はそれぞれ演算器101〜106を動作させるかさせ
ないかを切り換えるセレクター、126は演算器101
〜106を制御する制御回路、113〜118は入力デ
ータ、119〜124は出力データ、129は動作させ
る演算器数を指定する必要演算器数情報、127はセレ
クター107〜112を制御する切り替え信号生成回
路、128は複数のデータの並列演算を行なうDSPチ
ップである。
【0025】DSPチップ128は、DSPコア125
と、制御回路126と、切り替え信号生成回路127
と、セレクター107〜112から構成される。制御回
路126は、セレクター107〜112を介してそれぞ
れ演算器101〜106を制御する制御信号を出力す
る。切り替え信号生成回路127は必要演算器数情報1
29を入力としセレクター107〜112を制御する。
セレクター107〜112は切り替え信号生成回路12
7から1が供給されると、制御回路126の出力信号を
演算器101〜106に接続し、0が供給されると0を
演算器101〜106に供給する。セレクター107、
108、109、110、111、112はそれぞれ演
算器101、102、103、104、105、106
を動作させるかさせないかを切り替える。演算器10
1、102、103、104、105、106はそれぞ
れ入力データ113、114、115、116、11
7、118を入力とし、出力データ119、120、1
21、122、123、124を出力とする。すなわ
ち、DSPコア125では入力データを並列に取り込み演
算を行う。
【0026】まず、入力データが6個の場合の動作を説
明する。
【0027】DSPチップ128に入力される入力113
〜118はそれぞれ1つの演算器で処理され、そのデー
タの個数は既知であるとする。
【0028】DSPチップ128の電源をONまたはリセッ
ト信号が入力され入力データが取り込まれる前に必要演
算器数情報129が切り替え信号生成回路127に入力
される。入力データ数が6個の場合、必要演算器数情報
129は6である。
【0029】次に、切り替え信号生成回路127は、必
要演算器数情報129をデコードする。必要演算器数情
報129が6なので、演算器101〜106の全てが動
作しなければならない。したがって切り替え信号生成回
路127はセレクター107〜112 に1を供給す
る。切り替え信号生成回路127からセレクター107
〜112を制御する信号が出力されると、入力データ1
13〜118が演算器101〜106に入力され、制御
回路126から制御信号が出力される。制御回路126
から出力される制御信号はセレクター107〜112を
介して演算器101〜106に供給される。演算器10
1〜106において制御回路126からの信号によって
所望の演算が行われ出力データ119〜124を出力す
る。
【0030】次に入力データ数が3個の場合を説明す
る。
【0031】入力データ数が3個の場合必要演算器数情
報129は3である。入力データ数が6個の場合と同様
にDSPチップ128の電源がONまたはリセット信号が入
力され入力データが取り込まれる前に、必要演算器数情
報129が切り替え信号生成回路127に入力される。
切り替え信号生成回路127は必要演算器数情報129
をデコードする。必要演算器数情報が3なので、演算器
は101〜103の3個だけが動作すればよい。したが
って切り替え信号生成回路127はセレクター107、
108、109には1を、セレクター110、111、
112には0を供給する。切り替え信号生成回路127
からセレクター107〜112を制御する信号が出力さ
れると、入力データ113〜115が演算器101〜1
03に入力され、制御回路126から制御信号が出力さ
れる。制御回路126から出力される制御信号はセレク
ター107〜109を介して演算器101〜103に供
給される。演算器101〜103は制御回路から供給さ
れた制御信号によって所望の演算を行い出力データ11
9〜121を出力する。演算器104〜106は制御信
号電圧レベルが0であるため動作しない。
【0032】以上のように本実施の形態によれば、必要
演算器数情報129として必要な演算器数をあらかじめ
指定することにより、不必要な演算器の動作がなくなり
消費電力を削減できる。
【0033】本実施の形態の応用例として映像信号処理
が考えられる。映像信号の1画素が各入力データに対応
させる。リアルタイム処理を行うために1水平走査期間
中に演算を行う処理形式とする。映像信号の場合、映像
信号のフォーマットによって1水平走査期間中の画素数
は決まっている。したがって、入力する映像フォーマッ
トによって必要な演算器数はあらかじめ分かっているの
で、映像ソース毎に必要な演算器数を指定することによ
り不要な演算器の動作させないことができる。なお、本
実施の形態ではDSPコア105を構成する演算器数を
6個としたが、任意の演算器数でよい。また、セレクタ
ー数は動作させるかさせないかを切り替えたい演算器数
と同じでよい。すなわち、演算器数とセレクター数は同
一でなくてもよい。また演算器の制御信号はクロックの
場合も考えられる。
【0034】(実施の形態2)図2に本発明の他の実施
の形態のフ゛ロック図を示す。図2において201は演算器
101、102、103、104を動作させるかさせな
いかを切り替えるセレクター、202は演算器105、
106を動作させるかさせないかを切り替えるセレクタ
ー、203は複数のデータの並列処理を行うDSPチップ
である。図1と同一の機能部分には同じ符号を付してあ
る。
【0035】DSPチップ203はDSPコア125、制御回
路126、切り替え信号生成回路127と、セレクター
201と、セレクター202から構成される。セレクタ
ー201、202は切り替え信号生成回路127から1
が供給されると、制御回路126から出力される制御信
号を演算器101〜104、105〜106にそれぞれ
接続し、0が供給されると0を演算器101〜104、
105〜106にそれぞれ供給する。
【0036】まず、入力データ数が6個の場合の動作を
説明する。入力データ113〜118は実施の形態1と
同様である。
【0037】DSPチップ203の電源をONまたはリセッ
ト信号が入力され入力データが取り込まれる前に必要演
算器数情報129が切り替え信号生成回路に入力され
る。入力データ数が6個なので、必要演算器数情報は6
である。切り替え信号生成回路127は必要演算器数情
報129をデコードする。必要演算器数情報129が6
なので演算器101〜106の全てが動作しなければな
らない。したがって切り替え信号生成回路127はセレ
クター201、202に1を供給する。
【0038】切り替え信号生成回路127からセレクタ
ー201、202を制御する信号が出力されると、入力
データ113〜118が演算器101〜106に入力さ
れ、制御回路から制御信号が出力される。制御回路12
6から出力される制御信号はセレクター201、202
を介して演算器101〜106に供給される。演算器1
01〜106において制御回路126から供給された制
御信号によって所望の演算が行われ出力データ119〜
124を出力する。
【0039】次に、入力データ数が3個の場合を説明す
る。
【0040】入力データ数が3個の場合、必要演算器数
情報129は3である。入力データ数が6個の場合と同
様にDSPチップ203の電源がONまたはリセット信号が
入力されると入力データが取り込まれる前に必要演算器
数情報129が切り替え信号生成回路127に入力され
る。切り替え信号生成回路127は必要演算器数情報1
29をデコードする。必要演算器数情報129が3であ
るので演算器101、102、103は動作しなければ
ならない。したがって切り替え信号生成回路127は、
セレクター201には1を、セレクター202には0を
供給する。切り替え信号生成回路127からセレクター
201、202を制御する信号が出力されると、入力デ
ータ113〜115が演算器101〜103に入力さ
れ、制御回路126は制御信号を出力する。制御回路1
26から出力される制御信号はセレクター201を介し
て演算器101〜104に供給される。演算器101〜
104は制御回路126から供給される制御信号によっ
て所望の演算を行い出力データ119〜121を出力す
る。演算器105、106は制御信号電圧レベルが0で
あるため動作しない。
【0041】以上のように本実施形態によれば、1つの
セレクターで複数の演算器を制御することにより、少な
いセレクター数で不要な演算器の動作を抑えることがで
き、消費電力を削減できる。
【0042】本実の施形態の入力データとして映像信号
が考えられる。映像信号の1画素が1つの入力データに
対応する。入力される映像ソースの種類が決まっている
場合、映像ソース毎の画素数を基に、1つのセレクター
で制御する演算器数を定めれば、少ないセレクター数で
不要な演算器を動作させないことができる。
【0043】なお、本実施の形態では、DSPコアを6
個の演算器で構成しているが、任意の個数でよい。また
本実施形態では1個のセレクタで制御する演算器の個数
は任意の個数でよい。
【0044】(実施の形態3)図3に本発明の他の実施
の形態のブロック図を示す。図3において302は必要
な演算器数を導くことのできる入力データ情報、301
は切り替え情報302から必要な演算器数を求める演算
器数信号生成回路で、303は複数のデータの並列処理
を行うDSPチップである。図1と同一の機能部分には同じ
符号を付してある。
【0045】DSPチップ303は演算器数信号生成回
路301と、切り替え信号生成回路127と、制御回路
126と、DSPコア125と、セレクター107〜11
2から構成される。セレクター制御変換回路301は切
り替え情報302を入力し、切り替え信号生成回路に必
要な演算器数を供給する。演算器数信号生成回路は、ク
ロックと水平同期信号を入力とし、1水平期間のクロッ
ク数をカウントし必要演算器数情報を出力するとする。
【0046】以上のように構成された本実施形態の例に
ついて、以下、その動作を説明する。
【0047】入力データは映像信号とする。DSPチップ
303の電源をONまたはリセット信号が入力される入力
データが取り込まれる前に、入力データ情報として、水
平同期信号とクロックが入力される。演算器数信号生成
回路301で水平同期信号の周期を数え、必要な演算器
数を求める。例えば1水平走査期間が5クロックであっ
た場合、演算器数信号生成回路から必要な演算器数とし
て5が出力される。切り替え信号生成回路127は、演
算器数信号生成回路301から必要演算器数情報129
と等価な信号が供給される。以降の動作は実施の形態1
と同様である。
【0048】以上のような本実施形態によれば、ユーザ
ーが必要な演算器数を計算し設定を行わなくても、不必
要な演算器の動作を減らすことができ、消費電力を削減
できる。
【0049】なお、演算器数信号生成回路の構成例はR
OMテーブルを用い、切り替え情報として識別情報を入
力し識別情報に対応した格納データを読み出すことによ
り必要な演算器数を出力してもよい。なお、ROMテー
ブルはRAMテーブルを用い、ユーザーが演算器数生成
アルゴリズムを自由に設定できるようにしてもよい。
【0050】(実施の形態4)図4に本発明の他の実施
の形態のブロック図を示す。図中401〜404は演算
器101〜104が動作していない場合、出力データを
マスクするセレクター、405は演算器101〜10
4、セレクター401〜404から構成されるDSPコ
ア、406はデータの並列演算を行うDSPチップであ
る。図1と同一の機能部分には同じ符号を付してある。
【0051】DSPチップ406はDSPコア405、セレク
ター107〜110、制御回路126、切り替え信号生
成回路127から構成される。セレクター401、40
2、403、404はそれぞれセレクター107、10
8、109、110を制御する信号と同じ信号で制御さ
れる。セレクター401〜404は切り替え信号生成回
路127から1が供給されると演算器101〜104の
出力を選択し、0が供給されると0を選択する。
【0052】入力データ数が3個の場合の動作を説明す
る。DSPチップ406の電源をONまたはリセット信号が
入力され入力データが取り込まれる前に、必要演算器数
情報129が切り替え信号生成回路127に入力され
る。入力データ数が3個なので、必要演算器数情報12
9は3である。切り替え信号生成回路127において必
要演算器数情報129をデコードする。必要演算器数情
報129が3なので演算器101、102、103の3
個が動作すればよい。したがって切り替え信号生成回路
127はセレクター107〜109、401〜403に
は1を、セレクター110、404には0を供給する。
切り替え信号生成回路127からセレクター107〜1
10、401〜404を制御する信号が出力されると、
入力データ113〜115が演算器101〜103に入
力され、制御回路126から制御信号が出力される。制
御回路から出力された制御信号はセレクター107〜1
09を介して演算器101〜102に供給される。演算
器101〜103は制御回路126からの制御信号によ
って所望の演算を行い、セレクター401〜403を介
して出力データ119〜121を出力する。演算器10
4は制御信号電圧レベルが0であるため動作せず、セレ
クター404を介して0が出力データ122として出力
される。
【0053】以上の本実施形態によれば、不要な演算器
からの出力データをマスクすることができ、使用してい
ない演算器から固定値を出力することができる。
【0054】例えば、入力データとして映像信号が考え
られる。映像信号の1画素が1つの入力データに対応す
る。1水平走査期間中の有効画素数が必要演算器数に対
応する。有効画素部分以外は動作させない演算器に対応
する。動作させない演算器から固定値を出力させること
により、有効画素以外の部分にマスク信号を入力するこ
とができる。
【0055】なお、本実施形態ではDSPコアを4個の演算
器で構成しているが、任意の個数でよい。また、本実施
形態では使用していない演算器から0が出力されるが、
任意の固定値でよい。
【0056】
【発明の効果】上記課題を解決するために、本発明の演
算装置により、不要な演算器を消費電力の小さい第2の
モードで動作させることで、消費電力を削減することが
できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1に係わる演算装置の構成図
【図2】実施の形態2に係わる演算装置の構成図
【図3】実施の形態3に係わる演算装置の構成図
【図4】実施の形態4に係わる演算装置の構成図
【図5】従来例に係わる演算装置の構成図
【符号の説明】
101〜106 演算器 107〜112 セレクター 113〜118 入力データ 119〜124 出力データ 125 DSPコア 126 制御回路 127 切り替え信号生成回路 128 DSPチップ 129 必要演算器数情報

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 演算を行なうモードである第1のモード
    と、演算を行なわないモードであって前記第1のモード
    より消費電力の小さい第2のモードとを有する複数の演
    算手段と、 前記複数の演算手段のうちいくつを動作させるかを指示
    する情報を入力し、動作させる演算手段は前記第1のモ
    ードで、動作させない演算手段は前記第2のモードで動
    作させる制御手段とを備える演算装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の演算装置において、複数
    の演算手段のうちある定められた個数を常に第2のモー
    ドで動作させることを特徴とする演算装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の演算装置において、制御
    手段は、第1のモードで動作させる信号と第2のモード
    で動作させる信号のうち一方を選択するモード信号生成
    手段を演算手段毎に有することを特徴とする演算装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の演算装置において、制御
    手段は、第1のモードで動作させる信号と第2のモード
    で動作させる信号のうち一方を選択するモード信号生成
    手段をある個数の演算手段毎に備えることを特徴とする
    演算装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の演算装置において、制御
    手段は、外部から入力する信号によって複数の演算手段
    のうちいくつを動作させるかを指示する情報を生成する
    必要個数生成手段を有することを特徴とする演算装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の演算装置において、必要
    個数生成手段は、水平同期信号と前記水平同期信号をカ
    ウントするクロックを入力して複数の演算手段のうちい
    くつを動作させるかを指示する情報を生成することを特
    徴とする演算装置。
  7. 【請求項7】 請求項5または6記載の演算装置におい
    て、必要個数生成手段は、入力したデータに対応した格
    納データを出力する演算手段を備えることを特徴とする
    演算装置。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし7記載の演算装置におい
    て、制御手段は、複数の演算手段は、前記複数の演算手
    段の出力をある固定値にすることのできる出力処理手段
    を備えることを特徴とする演算装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005026975A1 (ja) * 2003-09-12 2005-03-24 Fujitsu Limited 集積回路およびその設定方法

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