JP2000259361A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP2000259361A JP11057905A JP5790599A JP2000259361A JP 2000259361 A JP2000259361 A JP 2000259361A JP 11057905 A JP11057905 A JP 11057905A JP 5790599 A JP5790599 A JP 5790599A JP 2000259361 A JP2000259361 A JP 2000259361A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信プロトコルに準拠しない画像データを受
けた場合でも対応できるようにすること。 【解決手段】 本発明の画像処理装置は、処理対象とな
る画像データを入力するネットワークインターフェース
部11と、入力された画像データを蓄積する蓄積装置2
1と、入力された画像データの処理を行う画像データ展
開処理部15と、入力された画像データの属性に基づ
き、その画像データを蓄積装置21に蓄積した後に画像
データ展開処理部15で処理するか、画像データを入力
しながら画像データ展開処理部15で処理するかを判断
する通信制御コマンド判定処理部201と、この判断結
果に基づいて画像データの処理手順を制御する印刷処理
管理部14とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークに接
続されたホスト装置や電話回線で接続された通信端末か
ら送られる画像データを受信して印刷処理等の処理を施
す画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、オフィスではOA(オフィスオー
トメーション)化にともない、各人がパーソナルコンピ
ュータやワークステーション等のホスト装置を使用する
ようになり、このホスト装置上で文章の作成や編集を行
うようになってきている。また、ネットワーク化も進ん
でおり、ネットワーク上に複数のホスト装置やプリンタ
装置が接続され、データの共有や転送を容易に行えるよ
うになってきている。
【0003】ネットワーク上に接続されたプリンタ装置
等の画像処理装置は、同じネットワークに接続されたホ
スト装置から、ホスト装置上で作成された文書を印刷処
理するために使用される。このため、ネットワークに接
続するための機能を持つホスト装置では、TCP/IP
やIPX/SPX等の既存の通信プロトコルを使用して
画像データの送信を行っている。
【0004】ホスト装置からプリンタ装置へ画像データ
を送信する場合、プリンタ装置で画像データを展開処理
しながら受信していると、プリンタ装置が送られてきた
画像データを全て受信して展開処理するまでホスト装置
の送信処理が開放されないことになる。そこで、受信バ
ッファやハードディスク等の蓄積装置を備えるプリンタ
装置があり、これによって、ホスト装置の画像データの
送信処理にかかる時間を軽減できるようになっている。
【0005】ここで、プリンタ装置に蓄積装置としてハ
ードディスクを備える場合、ハードディスク装置自体の
コストが高いのと、RAM等のメモリーに比べて読み出
しおよび書き込み時間がかかる。このため、蓄積装置と
してはメモリーやRAMディスクが用いられることもあ
る。
【0006】プリンタ装置にハードディスクやRAMデ
ィスクを備える場合、画像データをファイルとして蓄積
するため、サイズの大きな画像データでは蓄積するため
に要する時間が長くなる。また、RAMディスクを用い
る場合でも、蓄積サイズを大きくするとRAMを実装す
るためのコストが高くなる。そこで、ホスト装置から送
られてくる画像データを全て蓄積した後、画像データを
処理する画像データ受信蓄積モードと、ホスト装置から
送られてくる画像データを受信バッファに蓄積しないで
画像データを処理する画像データ受信非蓄積モードとを
選択して設定できるプリンタ装置も知られている。
【0007】ネットワークを介して受信する画像データ
を全て蓄積した後に画像処理する場合と、画像データを
バッファに受信しながら処理する場合とでは、受信した
画像データの蓄積処理については異なるものの、ネット
ワークを介して画像データを受信する処理自体は双方と
も所定のプロトコルに準じた手順が必要となる。
【0008】特開平7−141132号公報では、通信
プロトコルが異なっても共有できる高速のネットワーク
プリンタ装置およびネットワークプリンタ装置を有する
システムが開示されている。このネットワークプリンタ
装置を用いると、プリンタ装置自体にネットワークのサ
ーバ機能を備えていることから、パーソナルコンピュー
タ等のサーバ装置を別途必要としないネットワーク環境
を構築できる利点がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記ネ
ットワークプリンタ装置においては、装置自体に画像デ
ータの受信に必要なネットワークの機能を装置するた
め、規格に準じたネットワークのデータ転送プロトコル
を実装する必要がある。なお、ここで規格とは、RFC
等の基準化会で定められたものを示す。
【0010】ネットワークのデータ転送プロトコルは規
格で定められているが、パーソナルコンピュータやワー
クステーション等のクライアント(プリンタ装置のサー
バ機能に対するクライアント)から画像データが送られ
てくる場合、クライアントによっては規格化されたデー
タ転送プロトコルに準じていないことがある。データ転
送プロトコルに準じていないとは、必要な情報が不足し
ているとか、規格に定義されていない制御コードが用い
られている等のことである。
【0011】例えば、RFC1179は、Line Printer
Daemon Protocol(以下、「Lpdプロトコル」と言
う。)が定義されている。Lpdプロトコルは、画像デ
ータをデータファイルとして、また画像データを印刷処
理するための制御データをコントロールファイルとして
生成した後、2つのファイルをともにネットワーク上で
送受信するプロトコルである。
【0012】Lpdプロトコルで生成される制御データ
には、クライアントのホスト名やクライアント名を示す
情報や、印刷部数を示す情報等が含まれる。しかしなが
ら、ホスト名やクライアント名は、プリンタ装置で印刷
の履歴情報を残すためには有効だが、印刷履歴を残す必
要のないプリンタ装置には不要である。このため、クラ
イアントによってはこれらの制御データを送信しないも
のがある。
【0013】また、Lpdプロトコルでは、クライアン
トとプリンタ装置との間でネットワーク上の仮想接続を
行った際には、1回の仮想接続でデータファイルとコン
トロールファイルとが送られるが、画像データであるデ
ータファイルに制御コードでプリンタの部数等の情報が
組み込まれている場合、制御情報を示すコントロールフ
ァイルは不要になるため、画像データであるデータファ
イルのみしか送らないクライアントもある。
【0014】特開平7−141132号公報で開示され
るネットワークプリンタ装置では、上記のようなプロト
コルに準拠しないクライアントから画像データが送られ
た場合に対応することはできない。つまり、このネット
ワークプリンタ装置では、画像データをスプールするこ
とによって性能と利便性とを向上させているが、ネット
ワーク上に接続されている全てのクライアントからファ
イルを生成するための情報やクライアントのホスト名や
ユーザ名等の制御情報が得られなければ、開示される性
能や利便性の向上が図れないという問題がある。
【0015】よって、本発明は、ネットワークに接続さ
れたクライアントから画像データを転送してくる場合
に、規格で定められたネットワークの画像転送プロトコ
ルに準じて送られてくる画像データだけでなく、ネット
ワークの画像転送プロトコルに全て準じていなくても、
受信側の処理を変更することで画像データに対する処理
を行うことができる画像処理装置を提供することを目的
とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために成された画像処理装置である。すなわち、
本発明の画像処理装置は、処理対象となる画像データを
入力する入力手段と、入力手段により入力された画像デ
ータを蓄積する蓄積手段と、入力手段により入力された
画像データの処理を行う処理手段と、入力手段により入
力された画像データの属性に基づき、その画像データを
蓄積手段に蓄積した後に処理手段で処理するか、画像デ
ータを入力しながら処理手段で処理するかを判断する判
断手段と、判断手段での判断結果に基づいて画像データ
の処理手順を制御する制御手段とを備えている。
【0017】このような本発明では、入力手段により入
力された画像データの属性に基づき、画像データを蓄積
手段に蓄積した後に処理するか、入力しながら処理する
かを判断手段で判断している。このため、入力される画
像データの属性により、画像データが所定のプロトコル
に準じて送られてきたか否かを判断し、準じている場合
には画像データを蓄積手段で蓄積した後に処理し、準じ
ていない場合には入力しながら処理を行うよう制御手段
で制御して、いずれの場合であっても対処できるように
している。
【0018】また、本発明は、処理対象となる画像デー
タを入力する入力手段と、入力手段により入力された画
像データを蓄積する蓄積手段と、入力手段により入力さ
れた画像データの処理を行う処理手段と、入力手段によ
り入力された画像データの属性に基づき、その画像デー
タのサイズをカウントして蓄積手段に蓄積した後に処理
手段で処理するか、画像データのサイズをカウントしな
いで蓄積手段に蓄積した後に処理手段で処理するかを判
断する判断手段と、判断手段での判断結果に基づいて画
像データの処理手順を制御する制御手段とを備えている
画像処理装置でもある。
【0019】このような本発明では、入力手段により入
力された画像データの属性に基づき、画像データのサイ
ズをカウントして蓄積手段に蓄積した後に処理するか、
画像データのサイズをカウントしないで蓄積手段に蓄積
した後に処理するかを判断手段で判断している。このた
め、入力される画像データの属性により、画像データが
所定のプロトコルに準じて送られてきたか否かを判断
し、準じている場合には画像データのカウントを行っ
て、蓄積手段で蓄積した後に処理し、準じていない場合
には画像データのカウントを行わないで蓄積手段に蓄積
した後に処理を行うよう制御手段で制御することがで
き、いずれの場合であっても対処できるようにしてい
る。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の画像処理装置にお
ける実施の形態を図に基づいて説明する。図1は、本実
施形態の画像処理装置に係る印刷装置を説明するブロッ
ク図である。すなわち、この印刷装置1は、ネットワー
クNに接続されており、図示しないホスト装置から送ら
れる画像データを受けて出力処理するものである。
【0021】印刷装置1は、主として、ネットワークイ
ンターフェース部11、システム制御部12、メモリ管
理部13、印刷処理管理部14、画像データ展開処理部
15、記録出力部16、記録出力制御部17、操作表示
制御部18、NVRAM19、受信データ処理部20、
蓄積装置21を備えている。
【0022】このうち、ネットワークインターフェース
部11は、ネットワークNに接続され、ネットワークN
を介してデータの送受信を行う部分であり、ホスト装置
からの画像データやコマンド等のデータを受信して、受
信データ処理部20に渡す処理を行っている。
【0023】システム制御部12は、本実施形態におけ
る印刷装置1全体の制御を行う部分で、ハードウェアの
エラーを検知したり、電源起動時の初期化処理を行って
いる。
【0024】メモリ管理部13は、画像データ展開処理
部15でビットマップ画像に展開する際に使用されるペ
ージメモリ131を確保して、画像データ展開処理部1
5に割り当てたり、図示しないネットワーク通信処理部
やファクシミリ通信部が動作する際に必要なデータ受信
用のリングバッファ132の管理を行っている。
【0025】印刷処理管理部14は、受信データ処理部
20が受信した画像データの印刷出力処理に関する印刷
の制御を行う部分である。例えば、複数のホスト装置か
ら順次送られてくる画像データを、その到着順に印刷出
力するための制御を行う。
【0026】記録出力部16は、展開されたビットマッ
プ画像を記録出力する処理を行う部分で、例えば、レー
ザビームを用いた静電記録方式のプリント出力装置であ
る。また、記録出力制御部17は、記録出力部16の一
時停止や再開、記録出力部16に記録出力するページ順
の制御など、記録出力部16に対する制御を行う部分で
ある。
【0027】操作表示制御部18は、印刷装置1の操作
パネル(図示せず)から指示される情報を印刷処理管理
部4やシステム制御部12に通知する処理を行う部分
で、操作パネルと操作パネルの制御ソフトウェアで構成
されている。
【0028】NVRAM19は不揮発性メモリで、印刷
装置1の初期化パラメータ等、印刷装置1の電源が切ら
れた状態でもパラメータ情報を保持できるようになって
いる。
【0029】受信データ処理部20は、ネットワークN
に接続されたホスト装置から送られてくる画像データを
ネットワークインターフェース部11から受信して、受
信した画像データを蓄積装置21に蓄積したり、蓄積装
置21に蓄積されている画像データを取り出して、印刷
処理管理部14に印刷処理の要求を行うなど、受信デー
タの処理を行う部分である。受信データ処理部20は、
通信制御コマンド判定処理部201と、受信データ処理
制御部202と、印刷処理要求部203と、受信データ
蓄積部204とから構成される。
【0030】通信制御コマンド判定処理部201は、ホ
スト装置から送られてくる画像データの転送プロトコル
を判定して、受信データの処理手順を決定する処理を行
う。ネットワークNを経由して画像データを転送するプ
ロトコルは複数あるが、本実施形態の通信制御コマンド
判定処理部201は、ホスト装置からネットワークNを
経由して送られてくるプロトコルがRFC1179に規
定されているLpd(Line Printer Daemon )プロトコ
ルに準拠している場合について判定するようソフトウェ
アで構成されている。
【0031】受信データ処理制御部202は、ホスト装
置から送られてくる画像データの受信処理を制御する部
分であり、画像データの受信開始と受信完了とを判定ま
たは検知する。
【0032】受信データ蓄積部204は、通信制御コマ
ンド判定処理部201が判定した結果に基づいて、受信
した画像データを蓄積装置21またはリングバッファ1
32に蓄積する処理を行う部分である。
【0033】印刷処理要求部203は、受信データ蓄積
部204によって蓄積装置21またはリングバッファ1
32に蓄積された画像データを取り出して、印刷処理管
理部14に印刷処理の要求を行う部分である。
【0034】また、蓄積装置21は、受信データ蓄積部
204によって画像データを蓄積する部分で、本実施形
態ではRAMディスクを使用している。
【0035】次に、本実施形態の印刷装置1で、ホスト
装置から画像データを受信した場合の処理を図2のフロ
ーチャートに沿って説明する。なお、以下の説明で図2
に示されない符号は図1を参照するものとする。
【0036】先ず、ネットワークインターフェース部1
1でネットワークNのクライアントからの接続要求を受
け付けると(ステップS101)、受信データ処理部2
0にデータ受信開始を通知する(ステップS102)。
受信したデータは通信制御コマンド判定処理部201に
送られ、ここで画像データを受信するプロトコルに基づ
いて制御コマンドの判定を行う(ステップS103)。
本実施形態では、RFC1179に記載されるLpdプ
ロトコルについて、制御コマンドを判定している。
【0037】ここで、Lpdプロトコルについて説明す
る。図3は、Lpdプロトコルの通信制御コマンドの例
を示す図である。このうち図3(a)は、クライアント
から接続されて最初にクライアント側から送られてくる
コマンドの例を示している。印刷装置1(図1参照)で
このコマンドを受信すると、通信制御コマンド判定処理
部201(図1参照)は、Lpdプロトコルによって画
像データの受信が開始されるものと判定する。印刷装置
1で印刷可能な場合、このコマンドに対してACKを返
送する。
【0038】クライアントは、印刷装置1から送られる
ACKを受信すると、実際の画像データを示すデータフ
ァイルを送るコマンドを印刷装置1に送信する。図3
(b)は、データファイル受信コマンドの例を示してい
る。データファイル受信コマンドには、画像データをフ
ァイルとして受信するために、画像データのデータサイ
ズ(Count )と、ファイルとして蓄積するためのファイ
ル名(Name)とが含まれている。印刷装置1では、デー
タファイル受信コマンドを受信して、サイズ情報やファ
イル名情報に基づき画像データを受信可能であると判断
した場合、ACKをクライアントに返送して、次にデー
タファイル受信コマンドで指定されたサイズ分だけ画像
データを順次受信する。
【0039】クライアントは指定したサイズ分だけ画像
データを送信したら印刷装置1からのACKを待ち、印
刷装置1は指定されたサイズ分の画像データを受信した
後、クライアントにACKを返送する処理を行う。
【0040】クライアントは画像データであるデータフ
ァイルの送信処理を行うと、次にデータファイルを送信
した手順と同じ手順で印刷するための制御データを含む
コントロールファイルを送信する処理を行う。図3
(c)は、コントロールファイル受信コマンドの例を示
している。コントロールファイル受信コマンドには、図
3(b)で示すデータファイル受信コマンドと同様に、
コントロールファイルのデータサイズ(Count )と、フ
ァイルとして蓄積するためのファイル名(Name)とが含
まれている。
【0041】印刷装置1は、このようなデータファイル
とコントロールファイルとを受信して、双方を蓄積装置
21に蓄積した後、コントロールファイルに基づいて、
データファイルに対する印刷処理を実行することにな
る。
【0042】ここで、図2に沿った処理の説明に戻る。
通信制御コマンド判定処理部201が受信データに基づ
くコマンドの判定を行うが(ステップS103)、上記
説明したLpdプロトコルの場合、データファイル受信
コマンドに含まれるサイズ情報とファイル名情報とに基
づきファイル情報が適正かどうかの判定を行う(ステッ
プS104)。
【0043】適正かどうかの判定は、例えば、サイズ情
報が0から任意の値の範囲、本実施形態では、サイズ情
報が16進で0から2Gbyteの範囲であれば適正で
あると判定している。
【0044】通信制御コマンド判定処理部201でファ
イル情報を適正であると判定した場合は、受信データ処
理制御部202にファイルサイズをカウントする受信モ
ードで受信するように指示を行う(ステップS10
5)。受信データ処理制御部202は、画像データを受
信して受信データ蓄積部204に渡し、受信データ蓄積
部204により画像データを蓄積装置21に蓄積する受
信処理を行う(ステップS106)。
【0045】次に、画像データであるデータファイルや
制御データであるコントロールファイルを通信制御コマ
ンドで指定されたサイズだけ受信したかどうかを判断し
(ステップS107)、全てのデータを受信した後、印
刷処理要求部203が印刷処理管理部14に対して印刷
処理の要求を行い、印刷処理を実行する(ステップS1
08)。
【0046】つまり、ファイル情報が適正であると判定
した場合は画像データが所定のプロトコルに準拠して転
送されてきたものとみなし、この場合には画像データを
一旦蓄積装置21に蓄積した後、出力処理を行うことが
できるようになる。
【0047】一方、ステップS104において、通信制
御コマンド判定処理部201が通信制御コマンドを判定
した結果、ファイル情報が不適正であると判定した場
合、受信データ処理制御部202にファイルサイズをカ
ウントしない受信モードで受信するよう指示を与える
(ステップS109)。
【0048】次に、受信データ処理制御部202は、印
刷装置1で設定されている受信モードを判定する(ステ
ップS110)。その結果、受信データ蓄積部204が
RAMディスクである蓄積装置21に受信データを蓄積
するディスク蓄積モードになっている場合(ステップS
111でYes)、メモリ管理部13によって生成管理
されているリングバッファ132に受信するリングバッ
ファ受信モードに変更する処理を行う(ステップS11
2)。
【0049】画像データの受信蓄積モードがリングバッ
ファ蓄積モードに変更された後、画像データの受信処理
を開始する(ステップS113)。ここで受信処理を行
うのは画像データであるデータファイルのみである。リ
ングバッファ132に受信するため、リングバッファ1
32のサイズを越えて画像データを受信する場合は、印
刷処理も同時に行う。
【0050】印刷処理は、印刷処理要求部203が、印
刷処理管理部14に対して印刷処理の要求を行うことで
実行される。画像データの受信、印刷処理はクライアン
トとの接続が終了するまで行われ(ステップS11
4)、クライアントとの接続が切れた時点で画像データ
受信の終了とみなす。以上の処理が終了した後、クライ
アントからの接続を開放する(ステップS115)。
【0051】このように、ファイル情報が不適正である
と判定した場合は画像データが所定のプロトコルに準拠
していない状態で転送されてきたものとみなし、この場
合には画像データを受信しながら出力処理を行うことで
対処できるようになる。
【0052】なお、上記説明した本実施形態では、Lp
dプロトコルのファイル情報をそのサイズ情報が0から
2Gbyteの値にあるかどうかで判断したが、任意の
値での範囲内とすれば、例えばサイズ情報が32ビット
の値を越えたか否かで判定してもよい。
【0053】また、ファイル情報が不適切であると判定
した場合に、受信蓄積モードをリングバッファ受信モー
ドにして画像データを受信しながら印刷処理を行うよう
にしたが、クライアントの接続終了まで、任意のファイ
ル名で画像データをファイルとして蓄積して処理するこ
ともできる。つまり、サイズ情報によるカウント処理を
行わないようにすれば画像データを蓄積することも可能
であり、その蓄積されたファイルを制御情報がない状態
で印刷処理すれば転送プロトコルに準拠していない画像
データであっても処理することが可能となる。
【0054】さらに、本実施形態では、Lpdプロトコ
ルを用いる例を説明したが、同様にRFC959で規定
されているftpプロトコルのようにサイズ情報を用い
てファイルを転送するプロトコルについても、サイズ情
報についての取り扱いを上記と同様にすることで適用可
能となる。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の画像処理
装置によれば次のような効果がある。すなわち、ネット
ワークから転送されてくる画像データの属性に基づき、
画像データをファイルとして蓄積するための情報が不正
な値をとった場合には画像データを受信しながら処理す
ることで、ネットワークの転送プロトコルに準拠しない
画像データであっても処理することが可能となる。ま
た、転送プロトコルに対して柔軟に対応することがで
き、決まった転送プロトコルにしか対応できない場合に
比べて多くのクライアントからの処理要求を受けること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態の印刷装置を説明するブロック図
である。
【図2】 画像データの受信処理を説明するフローチャ
ートである。
【図3】 通信制御コマンドの例を示す図である。
【符号の説明】
1…印刷装置、11…ネットワークインターフェース
部、12…システム制御部、13…メモリ管理部、14
…印刷処理管理部、15…画像データ展開処理部、16
…記録出力部、17…記録出力制御部、18…操作表示
制御部、19…NVRAM、20…受信データ処理部、
21…蓄積装置、201…通信制御コマンド判定処理部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理対象となる画像データを入力する入
    力手段と、 前記入力手段により入力された画像データを蓄積する蓄
    積手段と、 前記入力手段により入力された画像データの処理を行う
    処理手段と、 前記入力手段により入力された画像データの属性に基づ
    き、その画像データを前記蓄積手段に蓄積した後に前記
    処理手段で処理するか、前記画像データを入力しながら
    前記処理手段で処理するかを判断する判断手段と、 前記判断手段での判断結果に基づいて前記画像データの
    処理手順を制御する制御手段とを備えていることを特徴
    とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記判断手段は、前記画像データの属性
    に含まれる画像データのサイズが所定の値を越えている
    か否かを判断し、越えている場合には前記画像データを
    入力しながら前記処理手段で処理するものと判断し、越
    えていない場合には前記画像データを前記蓄積手段に蓄
    積した後に前記処理手段で処理するものと判断すること
    を特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記所定の値は、前記判断手段で行う計
    算処理での整数変数のとりうる値から成ることを特徴と
    する請求項2記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記処理の値は、前記蓄積手段の空き容
    量に対応する値から成ることを特徴とする請求項2記載
    の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 処理対象となる画像データを入力する入
    力手段と、 前記入力手段により入力された画像データを蓄積する蓄
    積手段と、 前記入力手段により入力された画像データの処理を行う
    処理手段と、 前記入力手段により入力された画像データの属性に基づ
    き、その画像データのサイズをカウントして前記蓄積手
    段に蓄積した後に前記処理手段で処理するか、前記画像
    データのサイズをカウントしないで前記蓄積手段に蓄積
    した後に前記処理手段で処理するかを判断する判断手段
    と、 前記判断手段での判断結果に基づいて前記画像データの
    処理手順を制御する制御手段とを備えていることを特徴
    とする画像処理装置。
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