JP2000259095A - 画像表示デバイス用基板 - Google Patents

画像表示デバイス用基板

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JP2000259095A
JP2000259095A JP6177799A JP6177799A JP2000259095A JP 2000259095 A JP2000259095 A JP 2000259095A JP 6177799 A JP6177799 A JP 6177799A JP 6177799 A JP6177799 A JP 6177799A JP 2000259095 A JP2000259095 A JP 2000259095A
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Japan
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plating layer
film
laminated
display device
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JP6177799A
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Yoshiaki Tomari
慶明 泊
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造プロセス過程における、高温による不具
合や薬剤による不具合の低減を図ることのできる品質性
に優れた画像表示デバイス用基板を提供する。 【解決手段】 基材の上に、非加熱スパッタ成膜法によ
り形成された非結晶性インジウムスズ膜を積層して、レ
ジストの形成とパタニングを行い、露出する非結晶性イ
ンジウムスズ膜上に、ニッケル・リン合金メッキ層、ま
たは、パラジウム・リン合金メッキ層を積層後、レジス
ト除去プロセスを行って、露出する非結晶性インジウム
スズ膜を蓚酸にてエッチング除去する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般にフラットパ
ネルディスプレイ(以下においてはFPDと記す)と称
される画像表示装置に用いる画像表示デバイス用基板に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、FPDに用いる画像表示デバイス
用基板における配線の層構成としては、以下に記述され
るものが知られている。
【0003】例えば、銀ペーストをガラス基板上に印刷
して、所望のパターンを形成し、これを焼成して定着さ
せるものがある。
【0004】また、他の例として、ZnOもしくはWO
3からなる半導体層をガラス基板上に形成し、この上
に、Pd,Pt,Au,Agなどをメッキにより積層し
た後に、さらに、銅などの導電性層をメッキにより積層
した層構成を有するものが知られている(特開平4−1
7211号公報、及び、特開平6−61619号公報参
照)。
【0005】さらに、その他の例としては、ガラス基
板、または、ガラス基板上に成膜した結晶性酸化インジ
ウムスズ(ITO)上に、ニッケル・リン下地金属層を
積層した後、これに所定の絶縁層を形成し、下地金属層
が露出している部分に、電気メッキ法にて銅メッキ層を
積層した層構成を有するものなどが知られている(特開
平8−227656号公報参照)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術に係る画像表示デバイス用基板に用いられている層構
成には、以下のような問題があった。
【0007】すなわち、銀ペーストを印刷・焼成する場
合や、銀フォトペーストをパタニング後に焼成した場合
には、ペースト中に添加された鉛ガラスなどの影響によ
り、バルクの銀に比べて、出来上がった膜の配線抵抗が
大きくなるという問題がある。
【0008】また、上記の添加物を減らして、バルクの
特性に近づけようとすると、必然的に500℃近辺での
焼成が必要となり、エネルギーコストが高くなるばかり
か、基材や基材上に形成された他のパターンにも悪影響
を及ぼす確率が大きくなるという問題が加わる。
【0009】同様に、ZnOもしくはWO3からなる半
導体層を密着性の向上のために用いる場合にも、これら
の半導体層を形成するための成膜プロセスに、高温での
熱処理が必要であり、基材や基材上に形成された他のパ
ターンにも悪影響を及ぼす確率が大きくなるという問題
がある。
【0010】また、通常のスパッタにより形成される結
晶性のITOを使用する場合には、結晶化させるために
300℃付近でのポストベークが必要となり、熱ダメー
ジを受け易いパターンや基材に対して上記と同様の問題
が発生する。
【0011】さらに、この結晶性のITOパターンの下
部に印刷・焼成により形成されたパターンがあるような
場合、この印刷・焼成パターンへのダメージを回避しな
がら結晶性のITO膜を薬剤により選択除去する事は、
かなりの困難を伴う。
【0012】これは、ペースト中に含まれる焼成温度低
温化のための添加剤、すなわち、鉛化合物などが、結晶
性ITOのエッチャントにより溶解され易いためであ
る。
【0013】本発明は上記の従来技術の課題を解決する
ためになされたもので、その目的とするところは、製造
プロセス過程における、高温による不具合や薬剤による
不具合の低減を図ることのできる品質性に優れた画像表
示デバイス用基板を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明にあっては、非加熱スパッタ成膜法により形成
された酸化インジウムスズ膜と、湿式のメッキ法によっ
て、前記酸化インジウムスズ膜上に積層形成された導電
パターンと、を備えることを特徴とする。
【0015】これにより高温プロセスを必要としなくな
る。
【0016】前記酸化インジウムスズ膜は、非結晶性の
膜構造であるとよい。
【0017】前記酸化インジウムスズ膜は、蓚酸水溶液
によって溶解する性質を有するとよい。
【0018】ガラス基板と、該ガラス基板上に形成され
た、配線パターンおよび電極パターンと、所定個所で電
気的な短絡を防止する絶縁層と、を備えると共に、前記
酸化インジウムスズ膜は、これらガラス基板,配線パタ
ーン,電極パターンおよび絶縁層のうちの少なくともい
ずれか一つの全面あるいは一部に積層されるとよい。
【0019】前記配線パターンあるいは電極パターン
は、印刷ペーストあるいはフォトペーストを焼成するこ
とにより形成されたものであるか、あるいはスパッタ法
により形成されたものであるとよい。
【0020】前記絶縁層は、印刷ペーストあるいはフォ
トペーストを焼成することにより形成されたものである
とよい。
【0021】前記導電パターンを構成する湿式のメッキ
層には、前記酸化インジウムスズ膜表面に密着して積層
される、ニッケル・リン合金メッキ層あるいはパラジウ
ム・リン合金メッキ層を含むとよい。
【0022】前記導電パターンを構成する湿式のメッキ
層には、前記ニッケル・リン合金メッキ層あるいはパラ
ジウム・リン合金メッキ層の表面に密着して積層される
第2メッキ層を含むと共に、該第2メッキ層は、銅,
金,銀,ニッケル,パラジウム,白金、あるいは、これ
らのいずれかを組み合わせた合金のうちのいずれか一つ
によって形成されるとよい。
【0023】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して、この発明
の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただ
し、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、
材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載が
ない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣
旨のものではない。
【0024】(第1の実施の形態)図1〜図4を参照し
て、本発明の実施の形態に係る画像表示デバイス用基板
について説明する。
【0025】なお、各図は、本発明の実施の形態に係る
画像表示デバイス用基板における代表的な層構成を示す
模式図である。
【0026】図において、1はガラスなどの基板であ
り、2は非加熱スパッタ成膜法により形成された非結晶
性ITO膜である。
【0027】そして、3は導電パターンを構成するメッ
キ層であり、具体的には、ニッケル・リン合金メッキ
層、または、パラジウム・リン合金メッキ層である。
【0028】また、4は導電パターンを構成する第2メ
ッキ層であり、具体的には、銅、銀、金、パラジウム、
白金などのメッキ層である。
【0029】そして、5a,5bは表示用ディスプレイ
における電極(電極パターン)、6は電極5aと導通し
ている配線(配線パターン)、7は絶縁層である。
【0030】(基材)本発明の実施の形態に係る画像表
示デバイス用基板の基材としては、一般に青板ガラスや
フロートガラスとして知られるアルカリ含有ガラス(一
例として、日本板硝子製の商品名:U.F.F Gla
ss)、および、一般にホウケイ酸ガラスなどとして知
られるアルカリ性分をほとんど含有しないもの(一例と
して、コーニング製の商品名:#7059)、さらに、
フロートガラスなどの表面にSiO2などのアルカリ漏
洩保護膜を形成したもの(一例として、日本板硝子製の
商品名:Hコートガラス)、その他を使用することがで
きる。
【0031】(ITO膜)本発明の実施の形態において
は、図1、2に示したように、基材の上に直接、非加熱
スパッタ成膜法により形成された非結晶性ITO膜(以
下amoITOと呼称する)を全面(一部でも良い)に
積層しても良いし、図3に示したように、ガラスなどの
基材上に表示電極や配線、絶縁層が既に形成されている
状態で、amoITOを全面(一部でも良い)に積層し
ても良い。
【0032】本発明の実施の形態に適用されるamoI
TO膜とは、以下のような要件を満足しているものをさ
す。
【0033】すなわち、成膜時、および、成膜後に積極
的な加熱を行わず、膜の結晶化を低く抑えたものであ
り、成膜後に、低濃度の蓚酸により容易にエッチング除
去されるという特性を有しているものである。
【0034】このような特性を持ったamoITOの成
膜条件の一例を以下に示す。
【0035】(スパッタ条件) 定電流制御(1.2(A))
【0036】(加熱条件) 非加熱
【0037】(成膜圧力) 7×10-3(Torr)(Base Pressure
3.5×10-6(Torr))
【0038】(ガス流量) Arガス 200(SCCM) O2ガス 1.0(SCCM)
【0039】上記成膜条件により積層されたamoIT
O膜は、以下に示すエッチャントにより容易に除去がで
きる。
【0040】 エッチャント組成 蓚酸 3.5(%)水溶液 液温 43(℃)
【0041】以上のようなamoITOを、青板ガラス
などの基材1上に積層し、図示されていないパタニング
方法によって、レジストの形成とパタニングを行い、露
出するamoITO上に、ニッケル・リン合金メッキ
層、または、パラジウム・リン合金メッキ層を積層後、
同じく図示されないレジスト除去プロセスを行って、露
出するamoITO膜を蓚酸にてエッチング除去するこ
とにより、図1の(a)に示したような構造を有する積
層膜を得ることができる。
【0042】ここで、注意する必要があるのは、積層す
るamoITO膜の膜厚であり、膜厚を厚くし過ぎる
と、スパッタ時に発生する熱が問題となってくる。
【0043】この問題を防止するには、成膜時の膜温度
を200℃以下に抑制する必要があり、この必要上よ
り、amoITOの膜厚は、0.2μm以下に留めるこ
とが好ましい。
【0044】以上のようなamoITOをメッキのため
の下地層とすることで、積層されたメッキ層を、あたか
もレジストのごとく扱うことが可能となる。
【0045】これは、amoITO膜が非常にソフトな
酸により溶解除去されるためであり、積層したメッキ膜
を保護する保護レジスト形成を省略することができる。
【0046】このような特性は、成膜時、および、成膜
後に積極的に加熱成膜を行う通常の結晶性ITOを積層
した場合には、期待することができない。
【0047】ちなみに、既に公知である特開平8−22
7656号公報に開示された技術中にも、ITO上への
メッキ膜の積層に関する記載があるが、このITO膜に
特開平8−227656号公報中に記載された前処理を
施したところ、ITO膜は消失してしまった。
【0048】すなわち、上記特開平8−227656号
公報中に記載されたITO膜は、明らかに積極的な加熱
処理を経過している結晶性のITO膜である。
【0049】また、本発明の実施の形態に係る上記プロ
セスにおいて、レジストの形成とパタニングに引き続い
てamoITOの蓚酸による除去を行い、その後にレジ
ストを除去し、ニッケル・リン合金メッキ層、または、
パラジウム・リン合金メッキ層を積層した場合、図1の
(b)に示したような構造を有する積層膜を得ることが
できる。
【0050】さらに、前述した図1の(a)のプロセス
において、レジストの剥離に先立って、さらに、銅、
金、銀、ニッケル、パラジウム、白金、または、これら
の合金の中から選ばれたメッキ層を積層し、その後に、
レジスト、amoITOの剥離除去を行えば、図2の
(a)に示したような構造を有する基板を得ることがで
きる。
【0051】特に、この積層に電気めっき法を用いた場
合には、基板全面にamoITOが残っている状態で、
パターンメッキを行えるため、基板のサイズが大きくな
ればなるほど積層膜の膜厚分布に有利に作用する。
【0052】同じく、前述した図1の(b)のプロセス
に引き続いて、銅、金、銀、ニッケル、パラジウム、白
金、または、これらの合金の中から選ばれたメッキ層を
パターンメッキし、図2の(b)に示したような構造を
有する基板を得ることができる。
【0053】以上においては、ガラスなどの基材上に直
接amoITOを積層した場合について述べてきたが、
本発明の実施の形態によればamoITO膜をガラス基
板上に形成された配線パターン、又は、電極パターン、
又は、絶縁層の中より選ばれた1種以上の全面、又は、
一部にamoITO膜を積層して、メッキのための下地
層とすることができる。
【0054】このような場合の層構成に関する一例を図
3の(a),(b),(c)に示す。
【0055】図3の(a)は、絶縁層により隔てられた
異なる配線のそれぞれに接続された電極を有する表示デ
バイスの一部分を模式図化したものである。
【0056】この図において1はガラス基板、6はガラ
ス基板上に形成された配線、5aは前記配線6と接続さ
れている表示電極、7は配線6の上に直交するように積
層された絶縁層、3はこの絶縁層7の上に積層された配
線、5bは前記配線3と接続されている表示電極であ
る。
【0057】また、図3の(b)は、図3の(a)を側
面より透視したときの模式図であり、図3の(b)は図
3の(a)を、もう一方の側面より透視したときの模式
図である。
【0058】ここで、配線3,6および電極5a,5
b、絶縁層7は、印刷法(印刷ペーストの焼成)、メッ
キ法、スパッタ法、フォトペースト法(フォトペースト
の焼成)などの適当な方法において形成することが可能
であるが、以下においては、印刷法により形成した場合
の一例について説明を行う。
【0059】基材1は無アルカリガラスであり、この基
板上にオフセット印刷法により、白金電極パターン5
a,5bを塗布、焼成し、膜厚を0.1μmとした。
【0060】次に、この電極5aの一部に接続されるよ
うに、基材1上にスクリーン印刷法にて銀ペーストを塗
布、焼成し、10μmの膜厚を有する銀配線6を形成し
た。
【0061】同じく、スクリーン印刷法により、この銀
配線6に直交するように、基材1上に絶縁ペーストを塗
布、焼成し、15μmの膜厚を有する絶縁層7を形成し
た(なお、絶縁層は、フォトペースト法により形成する
こともできる)。
【0062】以上のようにして作成された基板の全面
に、本発明の実施の形態に係るamoITOを0.2μ
m積層し、図示されていないレジスト形成・パタニング
プロセスにより、絶縁層と電極5bの上面の一部を露出
させ、この露出した部分のamoITO膜に、ニッケル
・リン合金メッキ層、または、パラジウム・リン合金メ
ッキ層を積層し、しかる後に、図示されていないレジス
ト剥離プロセスを行い、さらに、レジストにより保護さ
れていた不要なamoITO膜を蓚酸により除去し、図
3の(a),(b),(c)に示したような層構成を有
する基板を作成した。
【0063】この場合、ニッケル・リン合金メッキ層、
または、パラジウム・リン合金メッキ層の積層に引き続
いて、銅、金、銀、ニッケル、パラジウム、白金、また
は、これらの合金の中から選ばれたメッキ層をパターン
メッキし、その後に、レジストおよび不要なamoIT
O膜の剥離・除去を行っても良い。
【0064】一例として、ニッケル・リン合金メッキ層
3の積層に引き続いて、パラジウムメッキ層4aを積層
し、さらに、銅メッキ層4bを積層したときの模式図
(図3の(b)と同一の方向より見た場合)を図4に示
す。
【0065】一般に、印刷・焼成により形成された配線
・電極・絶縁パターンは、焼成温度の低温化を図るため
に、主たる成分の他に低融点化のための添加物を含有し
ている。
【0066】この添加物として、しばしば、酸化鉛など
が用いられるが、焼成後にも残存するこれらの添加物は
酸性の水溶液などに侵されやすい。
【0067】本発明の実施の形態によれば、amoIT
O膜は4%前後の蓚酸という、非常にソフトで低濃度の
酸により溶解除去できるため、この様に耐薬品性の弱い
印刷・焼成パターン上に改めて保護レジストを設けなく
とも、これらのパターンへのダメージを最小限に抑制し
て、不要な部分のamoITO膜を除去できるため、製
造コストの引き下げを期待できる。
【0068】逆に、本発明のamoITO膜ではなく、
通常の結晶性ITO膜を積層し、図4と同じ層構成を有
するパターンを形成しようとした場合には、不要なIT
O膜の溶解除去のために、上記蓚酸水溶液よりも強力な
酸を用いなければならず、印刷・焼成パターン保護のた
めに、新たなレジスト・パタニングが必要となり、プロ
セスが長くなり、経済的ではない。
【0069】以上のことは、上記の印刷・焼成パターン
以外の、フォトペースト法やメッキ法、スパッタ法など
により形成されているパターンにも、程度の差はあるが
共通することであり、amoITO膜をメッキ層の下地
層とすることで、基板の品質を向上させることができ
る。
【0070】また、本発明の実施の形態によれば、上述
の様に高温プロセスをなくすと共に、プロセスを短縮で
きるという効果があるばかりか、既存のパターンに、印
刷・焼成法を用いて製造された部分がある場合でも、こ
れら印刷パターンにダメージを与えること無く、密着性
に優れたメッキパターンの積層を行うことができるとい
うメリットもある。
【0071】
【実施例】以下、上記発明の実施の形態に基づいて構成
される、より具体的な例(数値等を用いた実施例)につ
いて説明する。
【0072】[実施例1]基材として、100(mm)
×100(mm)×厚さ1.1(mm)のフロートガラ
ス基板(日本板ガラス製)を使用し、この基板のフロー
ト面に、前述したamoITO膜2を0.1μm積層し
た。
【0073】次に、このamoITO膜上に東京応化工
業製のレジストであるTPRをスピンコーターにより塗
布した後に、100℃の雰囲気中にて20分間のプレベ
ークを行い、ライン・アンド・スペース(以降において
はL/Sと表記する)のラインパターンを有するマスク
を用いて露光を行い、これに、同じく東京応化工業製の
TPR専用現像液をスプレーして現像後、イオン交換水
によりスプレー水洗し、窒素ブローにて水分を除去後、
100℃の雰囲気中にて30分間のバーニングを行っ
た。
【0074】このパタニング基板を室温まで冷却後、中
性〜弱アルカリ性の水溶液に浸漬して脱脂処理(一例を
あげれば、ヘンケル製洗浄剤 silironLの3m
l/L水溶液を60℃に加温したものへの1分間の浸漬
など)を行った後に、イオン交換水による水洗を行っ
て、さらに、低濃度の塩酸や塩化第2鉄などのエッチャ
ントによるソフトエッチング(一例をあげれば、con
c.塩酸の1mol/L水溶液または、0.1mol/
Lの塩化第2鉄水溶液、または、これらの混合液への室
温における30〜60秒間の浸漬など)を行う。
【0075】そして、再び、イオン交換水で水洗後、パ
ラジウム塩を含有する水溶液に浸漬し(一例をあげれ
ば、メルテックス社製のメルプレートアクチベータ44
0の130ml/L水溶液を水酸化ナトリウムによりP
H6.3に調整したものへの室温における2分間の浸漬
など)、必要に応じて、水洗やパラジウム塩の還元を行
う。
【0076】その後、弱酸性の無電解ニッケル・リンめ
っき液に浸漬して、ニッケル・リンメッキ層を0.2μ
m積層した(一例をあげれば、メルテックス社製 メル
プレートNi−1402M1を60ml、メルプレート
Ni−1402M2を120ml混合し、イオン交換水
により1Lとしたもので、PH4.6、液温70℃への
3分間の浸漬)。
【0077】以上のプロセスにおいて、amoITO膜
の耐酸性および耐アルカリ性に注意して、過度のエッチ
ングや膜の溶解が生じないような前処理薬品を選ぶ必要
がある。
【0078】このようにしてメッキ層を積層後に、東京
応化工業製のTPR専用剥離液に浸漬してレジストを除
去し、さらに、43℃に加温した3.5%の蓚酸水溶液
を用いて、露出するamoITO膜を剥離して、イオン
交換水にて水洗後に、130℃のオーブン中にて30分
間の焼成を行い、図1の(a)に示したような層構成を
有する基板を作成した。
【0079】このようにして作成したパターンは通常の
テープテストによる密着テストにおいて、パターン剥離
などは生じなかった。
【0080】また、不要なamoITO膜のエッチング
による除去の際、保護レジストによる保護を行わなくて
も、積層されたパターンはダメージを受けなかった。
【0081】[実施例2]amoITO膜上に積層する
メッキ膜としてパラジウム・リンメッキ膜を用いた以外
は、実施例1と同様にして、図1(a)に示したような
層積層を有するパターンを作成した。
【0082】ここで、使用した無電解パラジウム・リン
めっき液は、奥野製薬製の商品名:ムデンノーブルPD
であり、PH6.2の溶液を55℃に加温したものに、
基板を3分間浸漬してパラジウム・リンメッキ層3を
0.15μm積層した。
【0083】無電解パラジウム・リンめっき液として
は、上記のもの以外にも、メルテックス社製のパラマー
スSMTなども好適に使用することが可能である。
【0084】このようして作成したパターンは通常のテ
ープテストによる密着テストにおいて、パターン剥離な
どは生じなかった。
【0085】また、不要なamoITO膜のエッチング
による除去の際、保護レジストによる保護を行わなくて
も、積層されたパターンはダメージを受けなかった。
【0086】[実施例3]amoITO膜の全面に、東
京応化工業製の商品名:OFPR−800を使用して保
護レジストを形成した。
【0087】レジストの成膜条件は、スピンコーターに
よる塗布で、90℃の雰囲気中にて30分間のプリベー
クを行い、L/Sが100μm/100μmのパターン
を露光後に、同社製の商品名NMD−3にてパターン現
像を行い、イオン交換水により水洗後、窒素ブローにて
水分を除去し、140℃の雰囲気温度で30分間のバー
ニングを行った。
【0088】このようにして作成した保護レジスト付き
の基板において、露出しているamoITO膜を、43
℃に加温した3.5%の蓚酸水溶液を用いて溶解除去
し、その後、この保護レジストを除去した。
【0089】このようにして作成したamoITO膜の
パターンを持つ基板に、実施例1と同様の前処理・メッ
キ工程を施し、ニッケル・リンメッキ層3を0.2μm
積層し、図1の(b)に示したような層構成を有する基
板を作成した。
【0090】このようにして作成したパターンは通常の
テープテストによる密着テストにおいて、パターン剥離
などは生じなかった。
【0091】[実施例4]ニッケル・リンメッキ層の代
りにパラジウム・リンメッキ層3を0.15μm積層し
た以外は、実施例3と同様にして、図1の(b)に示す
ような層構成を有する基板を作成した。
【0092】このようにして作成したパターンは通常の
テープテストによる密着テストにおいて、パターン剥離
などは生じなかった。
【0093】[実施例5]実施例2において、レジスト
を除去する前に、パラジウム・リンメッキ層3の上に銀
メッキ層4を5μm積層し、後の工程は実施例2と同様
に行った。
【0094】この積層は、電気めっき法により行ったも
のであり、使用しためっき液は、N.E.ケムキャット
社製の商品名S−900、メッキ条件は、浴温60℃、
電流密度0.2(A/cm2)で行った。
【0095】この銀メッキ層積層後は、実施例2と同様
にして、図2の(a)に示したような層構成を有する基
板を作成した。
【0096】このようにして作成したパターンは通常の
テープテストによる密着テストにおいて、パターン剥離
などは生じなかった。
【0097】また、不要なamoITO膜のエッチング
による除去の際、保護レジストによる保護を行わなくて
も、積層されたパターンはダメージを受けなかった。
【0098】[実施例6]実施例4と同様にして作成し
た基板の、パラジウム・リンメッキ層3の上に、実施例
5と同様にして銀メッキ層4を5μm積層し、図2の
(b)に示したような層構成を有する基板を作成した。
【0099】このようにして作成したパターンは通常の
テープテストによる密着テストにおいて、パターン剥離
などは生じなかった。
【0100】[実施例7]100mm×100mm×厚
さ2.5mmの青板ガラス上に、印刷・焼成法により以
下のパターンを形成したものを、基材1として使用し
た。
【0101】5aについては、膜厚0.1μmで、15
0μm×400μmの白金パターン(オフセット印刷
法)。
【0102】5bについては、膜厚0.1μmで、15
0μm×300μmの白金パターン(オフセット印刷
法)。
【0103】6については、膜厚10μmで、L/S=
100μm×400μmの銀配線(スクリーン印刷
法)。
【0104】7については、膜厚10μmで、L/S=
300μm×400μmの絶縁パターン(スクリーン印
刷法)。
【0105】この基材1上の全面に実施例1と同様にし
てamoITO膜2を0.12μm積層した。
【0106】次に、実施例1と同様のプロセスにより、
ニッケル・リンメッキ層3を0.2μm積層し、同じく
同様に、保護レジストの剥離と露出したamoITO膜
の剥離を行った。
【0107】この様にして作成した基板は、図3の
(a),(b),(c)に示したような層構成を有して
おり、通常のテープテストによる密着テストにおいて、
パターン剥離などは生じなかった。
【0108】また、不要なamoITO膜のエッチング
による除去の際、保持レジストによる保護を行わなくて
も、印刷パターン、および、メッキパターンはダメージ
を受けなかった。
【0109】[実施例8]ニッケル・リンメッキ層の代
りに、パラジウム・リンメッキ層3を積層した以外は、
実施例7と同一の条件で、図3の(a),(b),
(c)に示したような層構成を有する基板を作成した。
【0110】このとき、パラジウム・リンメッキ層3の
積層条件は、実施例2と同一である。
【0111】この様にして作成された基板は、通常のテ
ープテストによる密着テストにおいて、パターン剥離な
どは生じなかった。
【0112】また、不要なamoITO膜のエッチング
による除去の際、保護レジストによる保護を行わなくて
も、印刷パターン、および、メッキパターンはダメージ
を受けなかった。
【0113】[実施例9]実施例7において、ニッケル
・リンメッキ層3を積層後に、引き続いて、パラジウム
メッキ層4aを0.1μm積層し、さらに、銀メッキ層
4bを10μm積層した。
【0114】その後に、実施例7と同様にして保護レジ
ストの剥離と露出したamoITO膜の剥離を行い、図
4に示したような層構成を有する基板を作成した。
【0115】この様にして、作成された基板は、通常の
テープテストによる密着テストにおいて、パターン剥離
などは生じなかった。
【0116】また、不要なamoITO膜のエッチング
による除去の際、保護レジストによる保護を行わなくて
も、印刷パターン、および、メッキパターンはダメージ
を受けなった。
【0117】以上本発明に係る実施例の一例について述
べたきたが、上記実施例において銀メッキ層の代りに、
以下に示す薬品、その他を用いて、積層することも可能
である。
【0118】 (銀メッキ) 硫酸銅90g/L、硫酸190g/L、塩素イオン50ppm 日本リーロナール社製の商品名:カパーグリームJHT−A 2ml/L :カパーグリームJHT−C 5ml/L 浴温 25℃、電流密度 1A/dm2
【0119】(金めっき) シアン化金カリウム3g/L 日本リーロナール社製の商品名:オウロレクトロレスU
P 150ml/L 浴温 80℃ または、 大和化成社製の商品名:ダインゴールド 浴温 70℃
【0120】 (白金メッキ) エヌ・イー・ケムキャット社製の商品名:EL−Pt A剤 10ml :EL−Pt B剤 1L 浴温 70℃
【0121】[比較例1]上述した本発明の実施の形態
や実施例に係るamoITO膜の代りに、結晶性のIT
O膜8を用いて実施例1と同様のプロセスを行ったとこ
ろ、不要な部分のITO膜の剥離・除去を、実施例1で
用いた蓚酸水溶液で行うことができなかった。
【0122】また、積層膜の保護を行わないで、このI
TO膜を溶解除去するのに十分な濃度を有する塩酸を使
用したところ、積層膜は塩酸によるアタックを受けて一
部が剥離してしまった。
【0123】この状態の模式図を図5に示す。
【0124】[比較例2]本発明の実施の形態や実施例
に係るamoITO膜の代りに、結晶性のITO膜を用
いて実施例9と同様のプロセスを行ったところ、不要な
部分のITO膜の剥離・除去を、実施例1で用いた蓚酸
水溶液で行うことができなかった。
【0125】また、積層膜の保護を行わないで、このI
TO膜を溶解除去するのに十分な濃度を有する塩酸を使
用したところ、積層膜(特に印刷・焼成法により形成さ
れた銀配線)は塩酸によるアタックを受けて一部が剥離
してしまった。
【0126】以上、上述した実施例は、本発明を基に製
作された表示デバイス用基板の、代表的な層構成を示し
たに過ぎず、本発明は、前記の特定の実施例に限定され
るものではなく、本発明の技術範囲において、数々の変
形・応用が可能であることは勿論である。
【0127】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、非加熱
スパッタ成膜法により形成された酸化インジウムスズ膜
上に、湿式のメッキ法によって導電パターンを備えるよ
うにしたので、製造プロセスにおいて高温プロセスが必
要なくなり、各構成部材へのダメージを抑制することが
でき品質性が向上する。
【0128】また、酸化インジウムスズ膜を簡単に除去
できるので、薬剤による各構成部材へのダメージを抑制
することができ品質性が向上する。
【0129】これは、同時に、酸化インジウムスズ膜を
除去する際に、従来のように保護レジストなどを必要と
しなくなることから、製造工程の簡易化にもつながる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態((a)は実施例1及び実
施例2、(b)は実施例3および実施例4)に係る画像
表示デバイス用基板における積層構造を示す模式図であ
る。
【図2】本発明の実施の形態((a)は実施例5、
(b)は実施例6)に係る画像表示デバイス用基板にお
ける積層構造を示す模式図である。
【図3】本発明の実施の形態(実施例7および実施例
8)に係る画像表示デバイス用基板における積層構造を
示す模式図である。
【図4】本発明の実施の形態(実施例9)に係る画像表
示デバイス用基板における積層構造を示す模式図であ
る。
【図5】比較例に係る画像表示デバイス用基板における
積層構造を示す模式図である。
【符号の説明】
1 基材 2 非結晶性酸化インジウムスズ膜(amoITO膜) 3,4,4a,4b メッキ層 5a,5b 電極 6 配線 7 絶縁層 8 結晶性酸化インジウムスズ膜(ITO膜)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】非加熱スパッタ成膜法により形成された酸
    化インジウムスズ膜と、 湿式のメッキ法によって、前記酸化インジウムスズ膜上
    に積層形成された導電パターンと、を備えることを特徴
    とする画像表示デバイス用基板。
  2. 【請求項2】前記酸化インジウムスズ膜は、非結晶性の
    膜構造であることを特徴とする請求項1に記載の画像表
    示デバイス用基板。
  3. 【請求項3】前記酸化インジウムスズ膜は、蓚酸水溶液
    によって溶解する性質を有することを特徴とする請求項
    1または2に記載の画像表示デバイス用基板。
  4. 【請求項4】ガラス基板と、 該ガラス基板上に形成された、配線パターンおよび電極
    パターンと、 所定個所で電気的な短絡を防止する絶縁層と、を備える
    と共に、 前記酸化インジウムスズ膜は、これらガラス基板,配線
    パターン,電極パターンおよび絶縁層のうちの少なくと
    もいずれか一つの全面あるいは一部に積層されることを
    特徴とする請求項1,2または3に記載の画像表示デバ
    イス用基板。
  5. 【請求項5】前記配線パターンあるいは電極パターン
    は、印刷ペーストあるいはフォトペーストを焼成するこ
    とにより形成されたものであるか、あるいはスパッタ法
    により形成されたものであることを特徴とする請求項4
    に記載の画像表示デバイス用基板。
  6. 【請求項6】前記絶縁層は、印刷ペーストあるいはフォ
    トペーストを焼成することにより形成されたものである
    ことを特徴とする請求項4に記載の画像表示デバイス用
    基板。
  7. 【請求項7】前記導電パターンを構成する湿式のメッキ
    層には、前記酸化インジウムスズ膜表面に密着して積層
    される、ニッケル・リン合金メッキ層あるいはパラジウ
    ム・リン合金メッキ層を含むことを特徴とする請求項1
    〜6のいずれか一つに記載の画像表示デバイス用基板。
  8. 【請求項8】前記導電パターンを構成する湿式のメッキ
    層には、前記ニッケル・リン合金メッキ層あるいはパラ
    ジウム・リン合金メッキ層の表面に密着して積層される
    第2メッキ層を含むと共に、 該第2メッキ層は、銅,金,銀,ニッケル,パラジウ
    ム,白金、あるいは、これらのいずれかを組み合わせた
    合金のうちのいずれか一つによって形成されることを特
    徴とする請求項7に記載の画像表示デバイス用基板。
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