JP2000258836A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2000258836A
JP2000258836A JP11065114A JP6511499A JP2000258836A JP 2000258836 A JP2000258836 A JP 2000258836A JP 11065114 A JP11065114 A JP 11065114A JP 6511499 A JP6511499 A JP 6511499A JP 2000258836 A JP2000258836 A JP 2000258836A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被写体撮影画像を印刷して発行可能な画像形
成装置において、被写体の撮影アングルを変更すること
ができるようにする。撮像装置の移動のための機構を簡
単な構造で安価に構成する。 【解決手段】 操作パネルと撮影窓6などを備えた筐体
に撮像装置2を内蔵する。撮像装置2の往復移動経路を
被写体位置との対向箇所に形成する湾曲したガイド部材
で撮像装置2の移動を案内する。モータ51に連動させ
た回転部材55に、ワイヤ56を巻き付けて巻回部57
を形成し、その巻回部57から導出させた一端部と他端
部とを連結部58,59として撮像装置2に連結する。
撮像装置2の往復移動経路は2次元又は3次元に湾曲し
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置、特
に、撮像装置で撮影した被写体の画像を印刷して発行す
ることができるようになっている画像形成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種の画像形成装置の具体例として、
たとえば、撮影した人物像をシールに印刷して発行した
り、撮影した人物像と予め準備されている装飾画との合
成画像をシールに印刷して発行したりするシール発行機
などが知られており、図8にこの種の画像形成装置の従
来例を透視的に示してある。
【0003】図8の画像形成装置は、撮像装置を内蔵し
ている縦長矩形の筐体1、この筐体1の前側の左右両側
に配備された送風部ケース71,71、この送風部ケー
ス71,71を活用して組み付けられた枠組みフレーム
72、この枠組みフレーム72に吊り下げ状態に取り付
けられた背面幕73や左右の側面幕74,74、などを
備えている。また、筐体1の前壁には、撮影窓6、操作
パネル75、ディスプレイ76、印刷画像発行口77な
どが設けられ、左右の送風部ケース71には照明灯78
や送風口79などが設けられ、さらに、枠組みフレーム
72には使用報知灯80などが設けられている。この画
像形成装置では、たとえば、ディスプレイ76の前側の
被写体(不図示)が撮影窓6を透して撮影され、撮影さ
れた画像がたとえばシールに印刷されて印刷画像発行口
77から発行される。
【0004】このような従来の画像形成装置では、筐体
1に内蔵されている撮像装置が定位置に固定されてお
り、そのために、撮影窓6も、撮像装置の位置に対応し
て、被写体から見て正面に位置していた。したがって、
被写体を撮影するときのアングルが被写体の正面だけに
限定され、被写体を正面から撮影したり斜め方向から撮
影したりするといったアングルの変更ができなかった。
【0005】一方、特開平10−93804号公報に
は、人物像と予め準備されている装飾画との合成画像を
印刷して発行することのできる印刷物作成装置について
の記載がある。また、特開平7−203272号公報に
は、撮像装置を上下方向の直線経路に沿って移動させる
ことにより被写体の画像位置を上下に調節することがで
きるようにした撮影装置についての記載があり、特開平
7−298123号公報には、撮像装置を、被写体位置
を中心にして水平な円弧経路で移動させ得るようにした
画像印刷装置についての記載がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
7−203272号公報によって提案されている撮像装
置を上下方向に移動させるための直線案内機構は、モー
タによって往復走行される歯付きベルトの両端を撮像装
置を取り付けてあるプレートに連結すると共に、その歯
付きベルトを上下の歯付きプーリで案内するようになっ
ているので、高価な歯付きベルトや歯付きプーリが必要
になって価格が高くつくという問題があった。
【0007】また、特開平7−298123号公報に
は、撮像装置を水平な円弧経路で移動させるという発想
的な記載があるのみであり、撮像装置を水平な円弧経路
で移動させるための具体的な構造については何も記載さ
れていない。
【0008】本発明は以上の状況の下でなされたもので
あり、被写体の撮影画像を印刷して発行することができ
るようになっている画像形成装置において、被写体を撮
影するときのアングルを、被写体の正面や斜め方向に自
由に定めることのできる画像形成装置を提供することを
目的とする。
【0009】また、本発明は、撮像装置を移動させるこ
とによって被写体を撮影するときのアングルの変更を行
う場合に、撮像装置の移動時の動作信頼性に優れ、しか
も、その移動のための機構を簡単な構造で安価に構成す
ることのできる画像形成装置を提供することを目的とす
る。
【0010】さらに、本発明は、被写体を撮影するとき
のアングルを、2次元的あるいは3次元的に変更させる
ことが可能な画像形成装置を提供することを目的とす
る。
【0011】さらに、本発明は、被写体である人物が撮
像装置を自由に所望の位置に移動させることのできる画
像形成装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明に係る画像形成装
置は、操作パネルと撮影窓と印刷画像発行口とを備えた
筐体に撮像装置が内蔵されており、上記撮影窓の前側に
位置する被写体がその撮影窓を透して上記撮像装置によ
り撮影され、撮影された画像を印刷した上記印刷画像発
行口から発行させることができるようになっている画像
形成装置を対象としている。
【0013】そして、本発明に係る画像形成装置では、
上記撮像装置の往復移動経路を被写体位置との対向箇所
に形成するガイド部材と、このガイド部材に上記撮像装
置を連結してその撮像装置を上記往復移動経路に沿って
案内させるための連結機構と、正逆回転制御可能なモー
タによって回転駆動される回転部材と、上記回転部材に
巻き付けられた巻回部及び上記撮像装置に連結された連
結部とを有しかつその回転部材の回転を上記撮像装置の
往復移動経路に沿う往復運動に変換する可撓性を有する
長尺体と、を備えていると共に、上記撮影窓が、上記撮
像装置の上記往復移動経路に沿う方向に長く延出してい
る。
【0014】この画像形成装置において、モータによっ
て回転部材が正方向に回転駆動されると、その回転部材
に巻き付けられている長尺体の巻回部の一端では長尺体
が巻き取られ、その他端では長尺体が繰り出され、しか
も、巻取り長さと繰出し長さとが同一になる。したがっ
て、撮像装置がその往復移動経路に沿って往動する。こ
の逆に、モータによって回転部材が逆方向に回転駆動さ
れると、その回転部材に巻き付けられている長尺体の巻
回部の他端では長尺体が巻き取られ、その一端では長尺
体が繰り出され、しかも、巻取り長さと繰出し長さとが
同一になる。したがって、撮像装置がその往復移動経路
に沿って復動する。そして、このようにして撮像装置が
往動又は復動しても、撮影窓が撮像装置の往復移動経路
に沿う方向に長く延出しているので、被写体を撮像装置
の位置に見合う様々なアングルから撮影することが可能
になる。
【0015】また、この画像形成装置は、歯付きベルト
や歯付きプーリといった高価な部品を必要としていない
ので、それだけ価格低減化を達成しやすい。特に、上記
長尺体を、上記巻回部から導出された一端部と他端部と
が上記撮像装置に連結されているループ状のワイヤによ
って形成すると、ワイヤが歯付きベルトに比べて格段に
安価であるため価格低減化が顕著に達成される。なお、
ワイヤには金属線やプラスチックの細線が含まれる。
【0016】上記撮像装置は、その往復移動経路の任意
の位置で上記被写体位置に光学的に指向するようになっ
てことが望ましい。撮像装置が被写体位置に光学的に指
向する状態とは、撮像装置と被写体とを結ぶ光軸が直線
的になっている場合のほか、撮像装置と被写体とを結ぶ
光軸が反射面などによって屈曲しているような場合を含
んでいる。
【0017】上記撮像装置の上記往復移動経路は、被写
体位置の周囲の前方で2次元に湾曲していても、3次元
に湾曲していてもよい。撮像装置の往復移動経路が被写
体位置の周囲の前方で2次元に湾曲している場合には、
被写体を正面からだけでなく、斜め前方からも撮影する
ことが可能になる。また、撮像装置の往復移動経路が被
写体位置の周囲の前方で3次元に湾曲している場合に
は、被写体を正面から撮影したり斜め前方から撮影した
りすることができるだけでなく、撮像装置の上下位置を
変化させて撮影することが可能になる。
【0018】本発明に係る画像形成装置では、上記撮像
装置がその往復移動経路の一端部に移動してきたことを
検出する第1スイッチと、上記撮像装置がその往復移動
経路の他端部に移動してきたことを検出する第2スイッ
チとを有し、これらのスイッチの検出信号によって上記
モータの回転方向が切り換えられるようになっているこ
とが望ましい。このようになっていると、撮像装置が往
動後に復動したり、復動後に往動したりするので、撮像
装置の位置調整が容易になる。
【0019】また、上記操作パネルに、上記モータの回
転方向を切り換えて上記撮像装置の移動方向を切り換え
るための移動方向切換え用押しボタンと、上記モータの
回転を停止させて上記撮像装置の移動を停止させる停止
ボタンとが設けられていることが望ましい。このように
なっていると、被写体となる人物が、自ら移動方向切換
え用押しボタンを押して撮像装置の移動方向に変更した
り、自ら停止ボタンを押して撮像装置の位置を定位置に
定めたりすることが可能になる。
【0020】
【発明の実施の形態】図1は本発明の画像形成装置の実
施の一形態を透視的に表した全体斜視図、図2は撮像装
置2やガイド部材3を示した要部の一部破断側面図、図
3は撮像装置の往復移動経路L1を説明するための平面
図、図4は撮像装置2を往復移動させるための機構を示
した説明図である。
【0021】図1に示した画像形成装置は、撮影窓6の
形状が図8で説明した画像形成装置の撮影窓6の形状と
異なっており、図1に示された他の部分は図8に示され
ているものと同一である。したがって、同一部分に同一
符号を付してある。図3のように、撮影窓6は水平円弧
状に湾曲しており、その湾曲形状の中心位置付近が被写
体Mの位置に定められている。
【0022】この画像形成装置では、図2に示した撮像
装置2やガイド部材3が図1の筐体1に内蔵されてい
る。ガイド部材3は、撮像装置2の2次元の往復移動経
路L1(図3参照)を被写体Mの位置(被写体位置)と
の対向箇所に形成する役割を担う。この実施形態では、
ガイド部材3が被写体位置の周囲の前方で2次元に湾曲
している。ガイド部材3が2次元に湾曲した状態とは、
たとえばガイド部材3が水平姿勢に配備されていて、そ
の平面視形状が円弧状やその他の変則的な湾曲形状にな
っている場合である。
【0023】この実施形態において、ガイド部材3は、
図2のように略C字形のガイドレールによって形成され
ている。そして、撮像装置2に設けられた連結機構4の
上下の転動ローラ41,42が上記ガイド部材3の上下
の案内面31,32によって支持されている。このよう
になっていると、連結機構4を介してガイド部材3に撮
像装置2が連結され、しかも、連結機構4の上下の転動
ローラ41,42がガイド部材3の上下の案内面31,
32を転動することによって、撮像装置2が2次元の往
復移動経路L1(図3参照)を滑らかに往復移動する。
ガイド部材3や連結機構4には、他の構成のものを所望
に応じて使い分けることができる。たとえば、撮像装置
2を吊下げ式に支持してその往復移動経路L1を往復移
動させるようにしたもの、撮像装置2を台車に搭載して
その往復移動経路L1を往復移動させるようにしたもの
などを適宜使い分けることが可能である。
【0024】図4において、51は正逆回転制御可能な
モータ、52はそのモータ51の回転軸に設けられた駆
動歯車であり、駆動歯車52の回転が歯車群53により
減速されて回転部材55側の従動歯車54に伝達される
ようになっている。回転部材55は円筒面を備えた軸体
でなり、その回転部材55に金属線やプラスチック細線
などによって形成されたワイヤ56が数回巻回されてい
る。そして、回転部材55に巻回されているワイヤ56
の巻回部57から導出された一端部が一端側連結部58
として撮像装置2に連結され、また、上記巻回部57か
ら導出された他端部が他端側連結部59として撮像装置
2に連結されている。また、ワイヤ56は、それがルー
プ状に保形されるようにその適所がガイドローラR1〜
R4に巻き掛けられている。
【0025】このようになっていると、モータ51によ
って回転部材55が正方向に回転駆動されたときには、
その回転部材55に巻き付けられているワイヤ56の巻
回部57の一端ではワイヤ56が巻き取られ、その他端
ではワイヤ56が繰り出され、しかも、巻取り長さと繰
出し長さとが同一になる。そのため、ワイヤ56によっ
て回転部材55の回転が撮像装置2の往復移動経路L1
に沿う往動運動に変換され、撮像装置2が2次元の往復
移動経路L1に沿って図3や図4の矢印aの方向に往動
する。この逆に、モータ51によって回転部材55が逆
方向に回転駆動されたときには、ワイヤ56の巻回部5
7の他端ではワイヤ56が巻き取られ、その一端ではワ
イヤ56が繰り出され、しかも、巻取り長さと繰出し長
さとが同一になる。そのため、ワイヤ56によって回転
部材55の回転が撮像装置2の往復移動経路L1に沿う
復動運動に変換され、撮像装置2がその2次元の往復移
動経路L1に沿って図3や図4の矢印bの方向に復動す
る。このようにして撮像装置2が往動a又は復動bして
も、撮影窓6は図3のように撮像装置2の往復移動経路
L1に沿う方向に長く延出しているので、被写体Mを撮
像装置2の位置に見合う様々なアングルから撮影するこ
とが可能になる。なお、撮像装置2は、その往復移動経
路L1の任意の位置で被写体位置に光学的に指向するよ
うになっている。撮像装置2が被写体位置に光学的に指
向する状態とは、撮像装置2と被写体とを結ぶ光軸が直
線的になっている場合(図例の場合)のほか、撮像装置
2と被写体とを結ぶ光軸が反射面などによって屈曲して
いるような場合を含んでいる。
【0026】図4のように、この画像形成装置は、撮像
装置2がその往復移動経路の一端部に移動してきたこと
を検出する第1スイッチS1と、撮像装置2がその往復
移動経路の他端部に移動してきたことを検出する第2ス
イッチS2とを有している。そして、これらのスイッチ
S1,S2の検出信号によってモータ51の回転方向が
切り換えられるようになっている。このため、撮像装置
2は往動後に復動したり、復動後に往動したりする。ま
た、図1に示した操作パネル75に、図4に示したモー
タ51の回転方向を切り換えて撮像装置2の移動方向を
切り換えるための移動方向切換え用押しボタンP1や、
モータ51の回転を停止させて撮像装置2の移動を停止
させる停止ボタンP2などが設けられている。図例で
は、移動方向切換え用押しボタンP1や停止ボタンP2
が十字ボタンによって形成されている。このため、被写
体となる人物が、自ら移動方向切換え用押しボタンP1
を押して撮像装置2の移動方向を変更したり、自ら停止
ボタンP2を押して撮像装置2の位置を定位置に定めた
りすることが可能である。
【0027】以上説明した画像形成装置によると、被写
体Mを撮像装置2の位置に見合う様々なアングルから撮
影することが可能である。また、歯付きベルトや歯付き
プーリといった高価な部品を必要としないので、それだ
け価格が安く付く。
【0028】図5は本発明の画像形成装置の実施の他の
形態を透視的に表した全体斜視図、図6は撮像装置2を
往復移動させるための機構を示した説明図である。
【0029】図5に示した画像形成装置においては、撮
影窓6の形状が図1で説明したものと異なっている。す
なわち、この画像形成装置の撮影窓6は、撮影窓6は傾
斜した円弧状に湾曲しており、その湾曲形状の中心位置
付近が被写体の位置に定められている。また、この画像
形成装置では、ガイド部材が被写体位置の周囲の前方で
3次元に湾曲している。ガイド部材の断面形状は図2に
示されたものと同様であり、また、ガイド部材に撮像装
置2を連結するための連結機構の構造も図2に示された
ものと同様である。
【0030】この実施形態は、図6に示したように、正
逆回転制御可能なモータ51の回転軸に設けられた駆動
歯車52の回転が歯車群53により減速されて回転部材
55側の従動歯車54に伝達されるようになっている点
で、図4で説明したものと同様である。また、回転部材
55に金属線やプラスチック細線などによって形成され
たワイヤ56が数回巻回されており、その巻回部57か
ら導出されたワイヤ56の一端部が一端側連結部58と
して撮像装置2に連結され、また、上記巻回部57から
導出されたワイヤ56の他端部が他端側連結部59とし
て撮像装置2に連結されている点でも、図4で説明した
ものと同様である。この実施形態では、ワイヤ56の適
所がガイドローラR5〜R10に巻き掛けられて、ルー
プ状に保形されている。
【0031】この画像形成装置においても、モータ51
によって回転部材55が正方向に回転駆動されたときに
は、上述したところと同様の作用で、撮像装置2が3次
元の往復移動経路に沿って図6の矢印cの方向に往動す
る。この逆に、モータ51によって回転部材55が逆方
向に回転駆動されたときには、撮像装置2がその3次元
の往復移動経路に沿って図6矢印dの方向に復動する。
このようにして撮像装置2が往動c又は復動dしても、
撮影窓6は図6のように撮像装置2の往復移動経路に沿
う方向に長く延出しているので、被写体を撮像装置2の
位置に見合う様々なアングルから撮影することが可能に
なる。
【0032】この実施形態において、その他の事項は、
図1〜図4で説明したところと同様である。
【0033】図7は撮像装置の往復移動経路L1,L2
を被写体位置Nとの関係で表したものである。すなわ
ち、太線矢印で示した一方の2次元の往復移動経路L1
は、被写体位置Nを中心とする二点鎖線で示した水平な
仮想円イ上に位置しており、被写体位置Nの周囲の前方
で左右方向のX軸と奥行方向のZ軸とによって形作られ
る平面上に位置している。また、太線矢印で示した他方
の3次元の往復移動経路L2は、被写体位置Nを中心と
する一点鎖線で示した傾斜した仮想円ロ上に位置してお
り、被写体位置Nの周囲の前方で左右方向のX軸と垂直
方向のY軸と奥行方向のZ軸とによって形作られる空間
に位置している。図1〜図4で説明した画像形成装置で
は、図7の往復移動経路L1が採用されており、また、
図5及び図6で説明した画像形成装置では、図7の往復
移動経路L2が採用されているけれども、往復移動経路
L1,L2の形状はこれらに限定されない。
【0034】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、被写体
の撮影画像を印刷して発行することができるようになっ
ている画像形成装置において、被写体を撮影するときの
アングルを、被写体の正面や斜め方向に自由に定めるこ
とのできるようになるだけでなく、撮像装置の移動のた
めの機構を簡単な構造で安価に構成するができるように
なる。また、被写体を撮影するときのアングルを、2次
元的あるいは3次元的に変更させることが可能な画像形
成装置を提供することが可能になる。さらに、被写体で
ある人物が撮像装置を自由に所望の位置に移動させるこ
とのできる画像形成装置を提供することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の実施の一形態を透視的
に表した全体斜視図である。
【図2】撮像装置やガイド部材を示した要部の一部破断
側面図である。
【図3】撮像装置の往復移動経路を示した平面図であ
る。
【図4】撮像装置を往復移動させるための機構を示した
説明図である。
【図5】本発明の画像形成装置の実施の他の形態を透視
的に表した全体斜視図である。
【図6】図5の画像形成装置における撮像装置を往復移
動させるための機構を示した説明図である。
【図7】撮像装置の往復移動経路を被写体位置との関係
で表した説明図である。
【図8】従来例を透視的に表した全体斜視図である。
【符号の説明】
1 筐体 2 撮像装置 3 ガイド部材 4 連結機構 6 撮影窓 51 モータ 55 回転部材 56 ワイヤ(可撓性を有する長尺体) 57 巻回部 58,59 連結部 75 操作パネル 77 印刷画像発行口 L1,L2 往復移動経路 M 被写体 N 被写体位置 P1 移動方向切換え用押しボタン P2 停止ボタン S1 第1スイッチ S2 第2スイッチ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作パネルと撮影窓と印刷画像発行口と
    を備えた筐体に撮像装置が内蔵されており、上記撮影窓
    の前側に位置する被写体がその撮影窓を透して上記撮像
    装置により撮影され、撮影された画像を印刷した上記印
    刷画像発行口から発行させることができるようになって
    いる画像形成装置において、 上記撮像装置の往復移動経路を被写体位置との対向箇所
    に形成するガイド部材と、このガイド部材に上記撮像装
    置を連結してその撮像装置を上記往復移動経路に沿って
    案内させるための連結機構と、正逆回転制御可能なモー
    タによって回転駆動される回転部材と、上記回転部材に
    巻き付けられた巻回部及び上記撮像装置に連結された連
    結部とを有しかつその回転部材の回転を上記撮像装置の
    往復移動経路に沿う往復運動に変換する可撓性を有する
    長尺体と、を備えていると共に、上記撮影窓が、上記撮
    像装置の上記往復移動経路に沿う方向に長く延出してい
    ることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 上記長尺体は、上記巻回部から導出され
    た一端部と他端部とが上記撮像装置に連結されているル
    ープ状のワイヤでなる請求項1に記載した画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】 上記撮像装置が、その往復移動経路の任
    意の位置で上記被写体位置に光学的に指向するようにな
    っている請求項1又は請求項2に記載した画像形成装
    置。
  4. 【請求項4】 上記撮像装置の上記往復移動経路が、被
    写体位置の周囲の前方で2次元に湾曲している請求項1
    ないし請求項3のいずれかに記載した画像形成装置。
  5. 【請求項5】 上記撮像装置の上記往復移動経路が、被
    写体位置の周囲の前方で3次元に湾曲している請求項1
    ないし請求項3のいずれかに記載した画像形成装置。
  6. 【請求項6】 上記撮像装置がその往復移動経路の一端
    部に移動してきたことを検出する第1スイッチと、上記
    撮像装置がその往復移動経路の他端部に移動してきたこ
    とを検出する第2スイッチとを有し、これらのスイッチ
    の検出信号によって上記モータの回転方向が切り換えら
    れるようになっている請求項1ないし請求項5のいずれ
    かに記載した画像形成装置。
  7. 【請求項7】 上記操作パネルに、上記モータの回転方
    向を切り換えて上記撮像装置の移動方向を切り換えるた
    めの移動方向切換え用押しボタンと、上記モータの回転
    を停止させて上記撮像装置の移動を停止させる停止ボタ
    ンとが設けられている請求項1ないし請求項6のいずれ
    かに記載した画像形成装置。
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