JP2500719B2 - カセットロ―ディング装置 - Google Patents
カセットロ―ディング装置Info
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- JP2500719B2 JP2500719B2 JP3351585A JP35158591A JP2500719B2 JP 2500719 B2 JP2500719 B2 JP 2500719B2 JP 3351585 A JP3351585 A JP 3351585A JP 35158591 A JP35158591 A JP 35158591A JP 2500719 B2 JP2500719 B2 JP 2500719B2
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- JP
- Japan
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- rack
- slider
- loading
- cassette
- stroke
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はビデオテープレコーダに
設けられ、カセットを装置内の所定の位置にローディン
グするカセットローディング装置に関するものである。
設けられ、カセットを装置内の所定の位置にローディン
グするカセットローディング装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ビデオテープレコーダにおいて
は、カセットをカセットホルダに装着した後にこのカセ
ットホルダを自動的に移動させて装置内の所定の位置に
ローディングするカセットローディング機構が用いられ
ている。
は、カセットをカセットホルダに装着した後にこのカセ
ットホルダを自動的に移動させて装置内の所定の位置に
ローディングするカセットローディング機構が用いられ
ている。
【0003】そして、図4に示すように、ローディング
モータ21を駆動源とするクランク22の先端部22a
の往復円弧運動を滑子23の往復直線運動に変えてこの
滑子23に連結するラック24を前後動させ、このラッ
ク24に噛合するローディングギヤ25を介してカセッ
トホルダ26を前後動させるカセットローディング装置
がある。
モータ21を駆動源とするクランク22の先端部22a
の往復円弧運動を滑子23の往復直線運動に変えてこの
滑子23に連結するラック24を前後動させ、このラッ
ク24に噛合するローディングギヤ25を介してカセッ
トホルダ26を前後動させるカセットローディング装置
がある。
【0004】そして、このクランク22と滑子23との
機構関係を模式的に示したのが図5である。この図5に
おいて、クランク22の先端部22aが矢印Aで示す如
く、往復円弧運動すると、その直線方向の移動距離Lが
滑子23の移動距離であり、移動子29(ラック24に
相当する)の往復直線運動のストロークもLである。
機構関係を模式的に示したのが図5である。この図5に
おいて、クランク22の先端部22aが矢印Aで示す如
く、往復円弧運動すると、その直線方向の移動距離Lが
滑子23の移動距離であり、移動子29(ラック24に
相当する)の往復直線運動のストロークもLである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来のカセットローディング装置においては、スペー
ス的な制約もあってクランク22の回転ストロークが充
分に取れないという事情がある。
た従来のカセットローディング装置においては、スペー
ス的な制約もあってクランク22の回転ストロークが充
分に取れないという事情がある。
【0006】このことは、ラック24の前後動のストロ
ークが充分に取れないことを意味しており、ラック24
とローディングギヤ25との間におけるバックラッシュ
が吸収できず、カセットローディング作動が不安定とな
るということがあり問題となっている。
ークが充分に取れないことを意味しており、ラック24
とローディングギヤ25との間におけるバックラッシュ
が吸収できず、カセットローディング作動が不安定とな
るということがあり問題となっている。
【0007】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、ラックとローディングギヤとの間におけるバッ
クラッシュが吸収できて、カセットローディング作動を
安定したものとすることができるカセットローディング
装置を提供することを目的とするものである。
であり、ラックとローディングギヤとの間におけるバッ
クラッシュが吸収できて、カセットローディング作動を
安定したものとすることができるカセットローディング
装置を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、ローディングモータを駆動源とするクラ
ンクの先端部の円弧運動を滑子の直線運動に変えて該滑
子に連結するラックを前後動させ、該ラックに噛合する
ローディングギヤを介してカセットホルダを前後動させ
るカセットローディング装置において、前記滑子を進行
方向に対して前後に位置ずれさせた形状にして前記ラッ
クのストロークを増大させたことを特徴としている。
め、本発明は、ローディングモータを駆動源とするクラ
ンクの先端部の円弧運動を滑子の直線運動に変えて該滑
子に連結するラックを前後動させ、該ラックに噛合する
ローディングギヤを介してカセットホルダを前後動させ
るカセットローディング装置において、前記滑子を進行
方向に対して前後に位置ずれさせた形状にして前記ラッ
クのストロークを増大させたことを特徴としている。
【0009】
【作用】上記構成とすることにより、滑子を進行方向に
対して前後に位置ずれさせた形状にしたので、クランク
の同じ回転ストロークにおいてもラックの前後方向のス
トロークを増大させることができ、ラックとローディン
グギヤとの間におけるバックラッシュが吸収できてカセ
ットローディング作動を安定したものとすることができ
る。
対して前後に位置ずれさせた形状にしたので、クランク
の同じ回転ストロークにおいてもラックの前後方向のス
トロークを増大させることができ、ラックとローディン
グギヤとの間におけるバックラッシュが吸収できてカセ
ットローディング作動を安定したものとすることができ
る。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図に基づいて説明
するが、従来と同一構成要素には同一の符号を付して説
明する。図1は要部の平面図、図2は要部の側面図、図
3は要部の機構を示す模式図である。
するが、従来と同一構成要素には同一の符号を付して説
明する。図1は要部の平面図、図2は要部の側面図、図
3は要部の機構を示す模式図である。
【0011】これらの図において、ローディングモータ
を駆動源としてカム1が回り、カム1の軸が溝に入って
おり、これによりクランク22が円弧運動をする。
を駆動源としてカム1が回り、カム1の軸が溝に入って
おり、これによりクランク22が円弧運動をする。
【0012】クランク22の先端部22aが滑子2に入
り込んでおり、クランク22の円弧運動は滑子2の直線
運動に変換され、滑子2と一体のラック24が直線運動
をする。
り込んでおり、クランク22の円弧運動は滑子2の直線
運動に変換され、滑子2と一体のラック24が直線運動
をする。
【0013】そして、ラック24にはローディングギヤ
25が噛合しており、このローディングギヤ25を介し
てカセットホルダ26が前後動する。
25が噛合しており、このローディングギヤ25を介し
てカセットホルダ26が前後動する。
【0014】ここで、滑子2は図3によく示されるよう
に、進行方向に対して前後に位置ずれさせた形状となっ
ているので、クランク22の同一の回転ストロークにお
いてもラック24のストロークL′は従来のLよりも大
きく(L′>L)なり、ラック24のストロークを増大
させることができる。
に、進行方向に対して前後に位置ずれさせた形状となっ
ているので、クランク22の同一の回転ストロークにお
いてもラック24のストロークL′は従来のLよりも大
きく(L′>L)なり、ラック24のストロークを増大
させることができる。
【0015】ラック24のストロークが増大すれば、ラ
ック24とローディングギヤ25との間のバックラッシ
ュが吸収でき、カセットローディング作動を安定したも
のとすることができる。
ック24とローディングギヤ25との間のバックラッシ
ュが吸収でき、カセットローディング作動を安定したも
のとすることができる。
【0016】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明によれば、滑子
を進行方向に対して前後に位置ずれさせた形状にしたの
で、クランクの同じ回転ストロークにおいてもラックの
前後方向のストロークを増大させることができ、ラック
とローディングギヤとの間におけるバックラッシュが吸
収できてカセットローディング作動を安定したものとす
ることができる。
を進行方向に対して前後に位置ずれさせた形状にしたの
で、クランクの同じ回転ストロークにおいてもラックの
前後方向のストロークを増大させることができ、ラック
とローディングギヤとの間におけるバックラッシュが吸
収できてカセットローディング作動を安定したものとす
ることができる。
【図1】本発明に係る一実施例の要部の平面図である。
【図2】本発明に係る一実施例の要部の側面図である。
【図3】本発明に係る一実施例の要部の機構を示す模式
図である。
図である。
【図4】従来技術のテープッデッキの平面図である。
【図5】従来技術の要部の機構を示す模式図である。
1 カム 2 滑子 21 ローディングモータ 22 クランク 24 ラック 25 ローディングギヤ 26 カセットホルダ
Claims (1)
- 【請求項1】 ローディングモータを駆動源とするクラ
ンクの先端部の円弧運動を滑子の直線運動に変えて該滑
子に連結するラックを前後動させ、該ラックに噛合する
ローディングギヤを介してカセットホルダを前後動させ
るカセットローディング装置において、前記滑子を進行
方向に対して前後に位置ずれさせた形状にして前記ラッ
クのストロークを増大させたことを特徴とするカセット
ローディング装置。
Priority Applications (11)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3351585A JP2500719B2 (ja) | 1991-12-11 | 1991-12-11 | カセットロ―ディング装置 |
GB9224884A GB2268615B (en) | 1991-02-27 | 1992-02-26 | Shutter assembly and device for manipulating a shutter |
EP92906160A EP0529091B1 (en) | 1991-02-27 | 1992-02-26 | Device for manipulating a shutter |
DE4290609T DE4290609T1 (de) | 1991-02-27 | 1992-02-26 | Vorrichtung zur Betätigung eines Verschlusses |
PCT/JP1992/000209 WO1992015991A1 (en) | 1991-02-27 | 1992-02-26 | Device for manipulating a shutter |
FR9203310A FR2679060B1 (fr) | 1991-07-10 | 1992-03-19 | Dispositif pour charger et decharger une cassette magnetique. |
DE4208942A DE4208942A1 (de) | 1991-12-11 | 1992-03-19 | Vorrichtung zum laden/austragen einer bandkassette |
GB9205991A GB2262379B (en) | 1991-07-10 | 1992-03-19 | A device for loading/unloading a tape cassette |
GB9513490A GB2289368B (en) | 1991-12-11 | 1992-03-19 | A device for loading/unloading a tape casssette |
US08/691,721 US5742448A (en) | 1991-12-11 | 1996-08-05 | Device using cam-based movements to load and unload a tape cassette |
HK193296A HK193296A (en) | 1991-12-11 | 1996-10-24 | A device for loading/unloading a tape cassette |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3351585A JP2500719B2 (ja) | 1991-12-11 | 1991-12-11 | カセットロ―ディング装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05166271A JPH05166271A (ja) | 1993-07-02 |
JP2500719B2 true JP2500719B2 (ja) | 1996-05-29 |
Family
ID=18418269
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3351585A Expired - Fee Related JP2500719B2 (ja) | 1991-02-27 | 1991-12-11 | カセットロ―ディング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2500719B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4703331B2 (ja) * | 2005-09-22 | 2011-06-15 | 株式会社足立ライト工業所 | 運動方向変換機構 |
-
1991
- 1991-12-11 JP JP3351585A patent/JP2500719B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05166271A (ja) | 1993-07-02 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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