JP2000257844A - 排煙装置 - Google Patents

排煙装置

Info

Publication number
JP2000257844A
JP2000257844A JP11054265A JP5426599A JP2000257844A JP 2000257844 A JP2000257844 A JP 2000257844A JP 11054265 A JP11054265 A JP 11054265A JP 5426599 A JP5426599 A JP 5426599A JP 2000257844 A JP2000257844 A JP 2000257844A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
smoke exhaust
smoke
movable
flue gas
combustion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11054265A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinkichi Niwano
信吉 庭野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP11054265A priority Critical patent/JP2000257844A/ja
Publication of JP2000257844A publication Critical patent/JP2000257844A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Chimneys And Flues (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 燃焼部分から生ずる排煙を速やかに排出する
ことができ、室内の空調を害することが抑制され、使用
の快適性を高めることができ、排煙筒体の下部に可動排
煙筒体が上下調節自在に配設されているので、加熱調理
器具類の仕様に応じて、可動排煙筒体と燃焼部分との離
間距離を調節することができる。 【解決手段】 燃焼装置1等の燃焼部分1aの上方位置
に排煙筒体2を垂設し、排煙筒体の下部に可動排煙筒体
5を上下調節自在に配設し、可動排煙筒体内に吊持体7
を上下動自在に垂設し、吊持体を上下調節させる上下調
節機構10を配設し、吊持体に加熱調理器具類Kを吊下
可能な着脱機構15を配設してなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えば囲炉裏や石
油、ガス等の各種燃焼器具の上方に設置して用いられる
排煙装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、和風家屋において、暖房のみ
ならず煮炊きに用いる場所として、床の一部を四角に切
り抜いた囲炉裏が施工配置されており、この囲炉裏は人
や家族が集い語らう団欒のひとときを演出し、又、豊か
でくつろぎのある暮らしの一躍を担い、又、懐古的な趣
味性や嗜好性に通じる多目的な要素を備え、かつ、屋内
で各種の薪や木炭等の固体燃料を燃焼させることから、
火の回りに人は自然と集まり、燃焼する様子を見ている
だけで憧れ的な愛着を感じさせ、暮らしの中心的なくつ
ろぎのスペースとなり得、又、資源や廃材の有効利用と
共に自然との触れ合いに接する機会を提供し、よって、
自然環境の貴重さや大切さを体験する手段となり得る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
構造の場合、囲炉裏の上方位置には自在鉤が吊下されて
いるだけであり、従って、調理内容として、湯沸かしや
煮炊き等の調理程度に制約され、又、煮炊きの際に生ず
る排煙は囲炉裏の廻りに充満し、室内の空調を害し、使
用の快適性が難点となって、折角の囲炉裏の持つ上記特
長を活用することができない結果となっている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような不都
合を解決することを目的とするもので、本発明のうち
で、請求項1記載の発明は、燃焼装置等の燃焼部分の上
方位置に排煙筒体を垂設し、該排煙筒体の下部に可動排
煙筒体を上下調節自在に配設し、該可動排煙筒体内に吊
持体を上下動自在に垂設し、該吊持体を上下調節させる
上下調節機構を配設し、該吊持体の下部に加熱調理器具
類を吊下可能な着脱機構を配設して構成したことを特徴
とする排煙装置にある。
【0005】又、請求項2記載の発明は、上記上下調節
機構として、上記吊持体を上下動作させる上下動用モー
タ及び該上下動用モータを遠隔制御可能なリモートコン
トロールを備えて構成したことを特徴とするものであ
り、又、請求項3記載の発明は、上記可動排煙筒体の下
部に下広がりの排煙フードを形成してなることを特徴と
するものであり、又、請求項4記載の発明は、上記加熱
調理器具類として、上記吊持体に対して着脱自在な鉤
状、網状、鉄板状等の調理器具が用いられていることを
特徴とするものであり、又、請求項5記載の発明は、上
記燃焼部分から生ずる排煙を検出する排煙センサーを配
設してなることを特徴とするものである。
【0006】
【発明の実施の形態】図1乃至図6は本発明の実施の形
態例を示し、1は燃焼装置であって、この場合、囲炉裏
からなり、燃焼部分1aには薪や木炭等が燃焼すること
になる。
【0007】2は排煙筒体であって、この場合、建物の
天井材3から垂下状態に取り付けられ、天井材3の上方
としての屋根裏に排煙路4が形成され、排煙路4は建物
の側壁材に配置した図示省略の通気窓を介して外部に連
通し、通気窓に排煙ファンを配置してなり、この排煙路
4に排煙筒体2の上部を連通して構成している。
【0008】5は可動排煙筒体であって、この場合、上
記排煙筒体2の下部に上下摺動自在に挿通され、可動排
煙筒体5に複数個の選択穴5aを上下方向に適宜間隔を
おいて形成すると共に可動排煙筒体5の内面に選択穴5
aに適合して選択ナット5bを固着し、排煙筒体2に締
付ボルト6を回動自在に取付け、可動排煙筒体5を上下
調節した後に締付ボルト6を選択した選択ナット5bに
螺着することにより可動排煙筒体5を上下調節自在に設
け、かつ、可動排煙筒体5の下部に下広がりの排煙フー
ド5cを形成して構成している。
【0009】7は吊持体であって、この場合、上記可動
排煙筒体5及び排煙筒体2の内側に数個の連結杆8を介
して軸受筒9を取付け、隣り合う連結杆8の間を排煙通
穴8aに形成し、上下の軸受筒9に吊持体7を上下摺動
自在に挿通している。
【0010】10は上下調節機構であって、この場合、
上記排煙筒体2に遠隔制御可能な上下動用モータ11を
配設し、上下動用モータ11の主軸11aに巻取ドラム
12を取付け、巻取ドラム12に巻取られているワイヤ
13を上記吊持体7の上部に縛着し、リモートコントロ
ール14により上下動用モータ11を遠隔制御すること
により巻取ドラム12を正逆回転させ、ワイヤ13を介
して吊持体7を上下調節するように構成している。
【0011】15は着脱機構であって、この場合、上記
吊持体7の下部に挿通部16を形成し、挿通部16に挿
脱自在な着脱筒17を形成し、着脱筒17に連結杆18
を固着し、連結杆18に調理器具類Mとしての調理鉄板
を吊下固着し、挿通部16に雌螺子部19を形成し、着
脱筒17にボルト穴20を形成し、ボルト穴20に取付
ボルト21を挿通して雌螺子部19に螺着することによ
り加熱調理器具類Mを吊下するように構成している。
【0012】22は排煙センサであって、上記燃焼部分
1aから生ずる排煙を検出し、図示省略の通気窓に配置
された排煙ファンを駆動又は停止の自動的に制御するよ
うに構成している。
【0013】この場合、図4の如く、上記連結杆18に
調理器具類Mとして調理鉄板M1を吊下固着している
が、図5に示す如く、連結杆18に焼網板M2を吊下固
着したり、図6に示す如く、連結杆18自体を鉤状に形
成して吊下杆M3に形成したものを予め用意する。
【0014】この実施の形態例は上記構成であるから、
例えば囲炉裏である燃焼装置1等の燃焼部分1aの上方
位置に排煙筒体2が垂設され、排煙筒体2の下部に可動
排煙筒体5が上下調節自在に配設され、可動排煙筒体5
内に吊持体7を上下動自在に垂設し、吊持体7を上下調
節させる上下調節機構10が配設され、吊持体7の下部
に加熱調理器具類Mを吊下可能な着脱機構15が配設さ
れているので、燃焼装置1等の燃焼部分1aから発生す
る排煙Kは可動排煙筒体5及び排煙筒体2内を上昇し、
天井材3の上方に設けられた排煙路4を介して図示省略
の通気窓から外部に排出されることになり、従って、燃
焼部分1aから生ずる排煙を速やかに排出することがで
き、室内の空調を害することが抑制され、使用の快適性
を高めることができ、例えば、燃焼装置1が囲炉裏の場
合には、人や家族が集い語らう団欒のひとときを演出
し、又、豊かでくつろぎのある暮らしの一躍を担い、
又、懐古的な趣味性や嗜好性に通じ、暮らしの中心的な
くつろぎのスペースとなり得る等の固有の特長を快適に
活用することができると共に資源や廃材の有効利用を図
り、自然との触れ合いに接する機会を提供し、自然環境
の貴重さや大切さを体験する手段となり得ることにな
り、かつ、排煙筒体2の下部に可動排煙筒体5が上下調
節自在に配設されているので、加熱調理器具類の仕様に
応じて、可動排煙筒体5と燃焼部分1aとの離間距離を
調節することができ、加熱調理の内容等に適応した排煙
除去作用を得ることができ、更に、吊持体7を上下調節
機構により上下調節することにより、加熱調理器具類M
と燃焼部分1aとの離間距離を調節することができ、加
熱調理の内容等に適応した火加減を得ることができると
共に熱量調節や燃料補給等を円滑に行うことができ、一
層快適に使用することができ、又、更に、吊持体7の下
部に加熱調理器具類Mを吊下可能な着脱機構15が配設
されているので、例えば、予め図4に示す調理鉄板
1、図5に示す焼網板M2、図6に示す吊下杆M3を用
意して置き、鉄板焼きにあっては調理鉄板M1、焼肉や
網焼きにあっては焼網板M2、やかんやナベにあっては
吊下杆M3にそれぞれ交換することにより各種の目的に
応じた加熱調理に適応することができ、使用の融通性を
高めることができる。
【0015】又、この場合、上下調節機構10として、
上記吊持体7を上下動作させる上下動用モータ11及び
上下動用モータ11を遠隔制御可能なリモートコントロ
ール14を備えているから、吊持体7を遠隔制御により
上下調節することにより、加熱調理器具類Mと燃焼部分
1aとの離間距離を調節することができ、加熱調理の内
容等に適応した火加減を容易に得ることができ、又、こ
の場合、上記可動排煙筒体5の下部に下広がりの排煙フ
ード5cを形成しているから、燃焼部分1aから生ずる
排煙を排煙筒体2内を介して良好に排出することがで
き、又、この場合、上記加熱調理器具類Mとして、上記
吊持体7に対して着脱自在な鉤状、網状、鉄板状等の調
理器具Mが用いられているので、焼く、煮る、燻す等の
各種の目的に応じた加熱調理に適応することができ、
又、この場合、上記燃焼部分1aから生ずる排煙を検出
する排煙センサー22を配設しているから、自動的に排
煙作動の停止及び制御をなすことができ、一層使用の快
適性を高めることができる。
【0016】尚、本発明は上記実施の形態例に限られる
ものではなく、燃焼装置1の種類や構造、上下調節機構
10、着脱機構15及び調理器具Mの種類や構造等は適
宜変更して設計され、又、上記実施の形態例は囲炉裏に
適用しているが、キッチンと一体感をなすスペースにし
て和洋風の建築構造にも適用することができる。
【0017】
【発明の効果】本発明は上述の如く、請求項1記載の発
明にあっては、燃焼部分から生ずる排煙を速やかに排出
することができ、室内の空調を害することが抑制され、
使用の快適性を高めることができ、排煙筒体の下部に可
動排煙筒体が上下調節自在に配設されているので、加熱
調理器具類の仕様に応じて、可動排煙筒体と燃焼部分と
の離間距離を調節することができ、加熱調理の内容等に
適応した排煙除去作用を得ることができ、更に、吊持体
を上下調節機構により上下調節することにより、加熱調
理器具類と燃焼部分との離間距離を調節することがで
き、加熱調理の内容等に適応した火加減を得ることがで
きると共に熱量調節や燃料補給等を円滑に行うことがで
き、一層快適に使用することができ、又、更に、吊持体
の下部に加熱調理器具類を吊下可能な着脱機構が配設さ
れているので、各種の目的に応じた加熱調理に適応する
ことができ、使用の融通性を高めることができる。
【0018】又、請求項2記載の発明にあっては、上下
調節機構として、上記吊持体を上下動作させる上下動用
モータ及び上下動用モータを遠隔制御可能なリモートコ
ントロールを備えているから、吊持体を遠隔制御により
上下調節することにより、加熱調理器具類と燃焼部分と
の離間距離を調節することができ、加熱調理の内容等に
適応した火加減を容易に得ることができ、又、請求項3
記載の発明にあっては、上記可動排煙筒体の下部に下広
がりの排煙フードを形成しているから、燃焼部分から生
ずる排煙を排煙筒体内を介して良好に排出することがで
き、又、請求項4記載の発明にあっては、上記加熱調理
器具類として、上記吊持体に対して着脱自在な鉤状、網
状、鉄板状等の調理器具が用いられているので、焼く、
煮る、燻す等の各種の目的に応じた加熱調理に適応する
ことができ、又、請求項5記載の発明にあっては、上記
燃焼部分から生ずる排煙を検出する排煙センサーを配設
しているから、自動的に排煙作動の停止及び制御をなす
ことができ、一層使用の快適性を高めることができる。
【0019】以上初期の目的を充分達成することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態例の斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態例の断面図である。
【図3】本発明の実施の形態例の横断面図である。
【図4】本発明の実施の形態例の部分斜視図である。
【図5】本発明の実施の形態例の部分斜視図である。
【図6】本発明の実施の形態例の部分斜視図である。
【符号の説明】
K 排煙 M 調理器具 1 燃焼装置 1a 燃焼部分 2 排煙筒体 5 可動排煙筒体 7 吊持体 10 上下調節機構 11 上下動用モータ 14 リモートコントロール 15 着脱機構

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃焼装置等の燃焼部分の上方位置に排煙
    筒体を垂設し、該排煙筒体の下部に可動排煙筒体を上下
    調節自在に配設し、該可動排煙筒体内に吊持体を上下動
    自在に垂設し、該吊持体を上下調節させる上下調節機構
    を配設し、該吊持体の下部に加熱調理器具類を吊下可能
    な着脱機構を配設して構成したことを特徴とする排煙装
    置。
  2. 【請求項2】 上記上下調節機構として、上記吊持体を
    上下動作させる上下動用モータ及び該上下動用モータを
    遠隔制御可能なリモートコントロールを備えて構成した
    ことを特徴とする請求項1記載の排煙装置。
  3. 【請求項3】 上記可動排煙筒体の下部に下広がりの排
    煙フードを形成してなることを特徴とする請求項1又は
    2記載の排煙装置。
  4. 【請求項4】 上記加熱調理器具類として、上記吊持体
    に対して着脱自在な鉤状、網状、鉄板状等の調理器具が
    用いられていることを特徴とする請求項1、2又は3記
    載の排煙装置。
  5. 【請求項5】 上記燃焼部分から生ずる排煙を検出する
    排煙センサーを配設してなることを特徴とする請求項
    1、2、3又は4記載の排煙装置。
JP11054265A 1999-03-02 1999-03-02 排煙装置 Pending JP2000257844A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11054265A JP2000257844A (ja) 1999-03-02 1999-03-02 排煙装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11054265A JP2000257844A (ja) 1999-03-02 1999-03-02 排煙装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000257844A true JP2000257844A (ja) 2000-09-22

Family

ID=12965752

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11054265A Pending JP2000257844A (ja) 1999-03-02 1999-03-02 排煙装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000257844A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108180496A (zh) * 2017-12-27 2018-06-19 张荟 一种环保型锅炉

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108180496A (zh) * 2017-12-27 2018-06-19 张荟 一种环保型锅炉

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU2015255207B2 (en) Smoker oven with improved air flow
CN201504518U (zh) 烧烤炉
KR101700181B1 (ko) 구이용 그릴의 높낮이 조절이 가능한 숯불 고기구이기
JP2000257844A (ja) 排煙装置
KR20120009813A (ko) 에어커튼이 구비된 구이 장치
KR101380623B1 (ko) 다기능 무연 구이기
CN205409332U (zh) 多功能无尘烧烤炉
KR101629604B1 (ko) 화기 조절 및 제연 기능을 구비한 구이용 테이블
KR101479422B1 (ko) 숯불구이기
KR102353435B1 (ko) 대류 열을 이용한 참숯훈제통구이기의 제작방법
KR20080029049A (ko) 석쇠 승강장치
KR102415462B1 (ko) 다목적 화덕
US20230276988A1 (en) System for Conversion of a Kamado Cooker to a Griddle
JP2001517123A (ja) 調理方法及び装置
JP4057442B2 (ja) 大谷石を素材とした炭起し兼用焼き台の構造
CN209300865U (zh) 一种炭气两用烧烤炉
JP2005273927A (ja) 卓上無煙七輪
KR200321211Y1 (ko) 구이용 숯불 가마
CN210055634U (zh) 一种人为控制温度的两用炭火锅
JP3015247U (ja) ロースター用排気フード
CN107684355B (zh) 一种炊具及餐桌
KR102249555B1 (ko) 상부 회전식 직화구이장치
CN107319908A (zh) 一种多功能炊具
KR200169893Y1 (ko) 고기 구이기
JP2016061480A (ja) 加熱調理装置