JP2000257661A - 油圧緩衝器 - Google Patents
油圧緩衝器Info
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- JP2000257661A JP2000257661A JP11061715A JP6171599A JP2000257661A JP 2000257661 A JP2000257661 A JP 2000257661A JP 11061715 A JP11061715 A JP 11061715A JP 6171599 A JP6171599 A JP 6171599A JP 2000257661 A JP2000257661 A JP 2000257661A
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Abstract
行なう温度補償機構をコンパクトな構成とすることを課
題とする。 【解決手段】 油圧緩衝器11は、シリンダ12と、ピ
ストン13と、ピストンロッド14と、温度補償機構4
0とを有する。温度補償機構40は、ピストンロッド1
4の他端側(B方向の端部側)の内部に設けられてい
る。そのため、油圧緩衝器11では、シリンダ12の外
周にリザーバタンクを設ける必要がないので、その分小
型化及び省スペース化が図られていると共に、外観的に
もシリンダの周囲がスッキリとしたデザインとなってい
る。
Description
れた作動油の温度変化に伴う容積変化を補償する温度補
償機構を有する油圧緩衝器に関する。
えば建物等の構造物の振動を減衰させるブレースダンパ
に適用されるものがある。この種の油圧緩衝器では、大
略、作動油が充填されるシリンダと、シリンダ内に挿入
されるピストンと、ピストンを貫通する液通路に設けら
れピストンの移動に伴って液通路を通過する作動油の流
量を調整する弁機構とを有する構成である。
物が振動すると、ピストンがシリンダ内を摺動して減衰
力を発生させることにより、構造物と地面との相対変位
を緩衝する。その際、ピストンの摺動動作に伴って、シ
リンダ内に充填された作動油がピストンを貫通する液通
路を通過し、液通路を絞る弁機構により作動油の流量が
絞られて減衰力が発生する。
シリンダ内に充填される作動油の温度変化に伴う容積変
化を補償する温度補償機構が設けられている。また、温
度補償機構は、作動油が充填される補助タンクと、温度
低下に伴うシリンダ内の圧力低下により補助タンクの作
動油をシリンダ内に供給するチェック弁と、温度上昇に
伴うシリンダ内の圧力上昇によりシリンダ内の作動油を
補助タンクに排出させる流量を絞るオリフィスとからな
る。
緩衝器では、補助タンクがシリンダの外周に突出するよ
うに取り付けられており、補助タンクとシリンダとの間
にチェック弁やオリフィスが設けられているため、補助
タンクがシリンダ外周から突出する分、小型化及び省ス
ペース化を図ることが難しかった。
用いられる油圧緩衝器の場合には、構造物の梁間または
支柱間に配置されるため、構造物の内外部から補助タン
クが露出して見えることになり、デザイン的にスッキリ
しないといった問題がある。そこで、本発明は上記課題
を解決した油圧緩衝器を提供することを目的とする。
め、本発明は以下のような特徴を有する。本発明は、作
動油が充填されるシリンダと、該シリンダ内に挿入され
るピストンと、該ピストンの軸方向に延在し、前記ピス
トンと一体的に移動するように設けられたピストンロッ
ドと、前記ピストンを貫通する液通路に設けられ前記ピ
ストンの移動に伴って開閉する弁体の弁開動作により前
記液通路を通過する作動油の流れに抵抗力を与える弁機
構と、前記作動油の温度変化に伴う容積変化を前記作動
油の吸排により吸収する弁機構と補助タンクからなる温
度補償機構と、を有する油圧緩衝器において、前記ピス
トンロッドの内部に前記温度補償機構を設けたことを特
徴とするものである。
の内部に補助タンクを有する温度補償機構を設けたた
め、シリンダの外周に温度補償機構の補助タンクが露出
せず、装置全体の小型化及び省スペース化を図ることが
できる。また、デザインの面でもシリンダ周囲の外観を
スッキリとしたデザインとすることができる。
形態について説明する。図1は本発明になる油圧緩衝器
の一実施例の構成を示す縦断面図である。また、図2は
油圧緩衝器の平面図である。図1及び図2に示されるよ
うに、油圧緩衝器11は、大略、シリンダ12と、ピス
トン13と、ピストンロッド14と、ピストンロッド1
4の一端が連結される可動側連結機構16と、シリンダ
12の端部が連結される固定側連結機構17と、からな
る。
部側)の内部には、後述するように温度補償機構40
(図1では、隠れてみえないので破線で示す)が設けら
れている。そのため、本発明の油圧緩衝器11では、シ
リンダ12の外周にリザーバタンクを設ける必要がない
ので、その分小型化及び省スペース化が図られている。
また、油圧緩衝器11は、従来のもののようにリザーバ
タンクが露出していないので、シリンダ12の周囲が外
観的にもスッキリとしたデザインとなっている。従っ
て、例えば油圧緩衝器11が構造物を制振するブレース
ダンパとして用いられる場合にも周囲から見えるように
配置してデザイン的なバランスをとることができる。
(図示せず)の振動を減衰させるブレースダンパとして
用いられる場合、固定側連結機構17が構造物の固定側
(図示せず)に連結され、可動側連結機構16が構造物
の可動側に連結される。そして、油圧緩衝器11は、地
震等により構造物が振動すると、ピストン13がシリン
ダ12内をA,B方向に摺動して減衰力(抵抗力)を発
生させることにより、構造物の固定側と可動側との相対
変位を緩衝する。
トンロッド14の内部構成を拡大して示す縦断面図であ
る。図3に示されるように、シリンダ12は、円筒状に
形成されたシリンダ本体18と、シリンダ本体18の両
端開口を閉塞する円盤状の蓋体19,20とから構成さ
れている。蓋体19,20は、ボルト21によりシリン
ダ本体18の両端に締結される。また、蓋体19,20
は、夫々ピストンロッド14が挿通される孔19a,2
0aが中央に貫通しており、孔19a,20aの内周に
はピストンロッド14の外周をシールするためのシール
部材19b,20bが装着されている。また、蓋体1
9,20の上部には、吊り下げ用のアイボルト22が螺
着されている。
と固定側連結機構17に連結されるカバー部材72の固
定板72aとの間で挟持されて固定される。また、ピス
トンロッド14が蓋体19,20の孔19a,20aに
挿通されているので、ピストン13がシリンダ12内を
A方向またはB方向のいずれの方向に摺動してもピスト
ンロッド14の挿入容積が変化しないようになってい
る。
たピストンロッド14に固定された状態でシリンダ12
の内部に形成されたシリンダ室23に摺動可能に取り付
けられている。また、ピストン13は、ピストンロッド
14の係止溝14aに嵌合された係止リング24を固定
板25との間で挟持することにより固定される。すなわ
ち、ピストン13は、端部に係止リング24が嵌合する
環状溝13bが形成されており、固定板25が取付ボル
ト26でピストン13の端部に締結されることにより係
止リング24に固定される。
を有する作動油が充填されており、ピストン13により
左室23aと右室23bとに画成される。そして、ピス
トン13の外周に形成されたシール溝13c,13dに
は、断面形状がU字状又はV字状とされたリップシール
部材27が装着されており、左室23aと右室23bと
の間が液密にシールされる。
23bとを連通する液通路28,29が軸方向に貫通し
ている。この液通路28,29には、一方向の流れのみ
を許容し逆流を防止すると共に、作動油の流れに抵抗力
を付与するよう構成された弁機構30,31が減衰力発
生機構として設けられている。一方の弁機構30はA方
向への流れを許容し、他方の弁機構30はB方向への流
れを許容するように配置されている。
端側(A方向端部)に対向する部分に切欠25aが設け
られており、液通路28,29を閉塞しないように形成
されている。弁機構30,31は、夫々同一構成であ
り、液通路28,29に固定された弁座部材32,33
と、弁座部材32,33を貫通する弁通路32a,33
aを開閉する球状の弁部を有する弁体34,35と、弁
体34,35を弁座部材32,33に押圧する方向に附
勢するコイルバネ36,37と、コイルバネ36,37
が当接するバネ受け38,39とからなる。
されると、ピストン13がシリンダ室23内を摺動する
ことにより左室23aと右室23bとの間で圧力差が生
じる。その際、弁機構30,31においては、左室23
aと右室23bとの圧力差に応じて弁体34,35がコ
イルバネ36,37のバネ力に抗して弁座部材32,3
3から離座して弁開動作する。これにより、左室23a
又は右室23bの作動油が液通路28,29を通過して
右室23b又は左室23aへ移動する。
路面積の小さい液通路28,29を通過する過程で粘性
抵抗を発生し、ピストン13の相対変位が緩衝される。
そのため、油圧緩衝器11に伝播されたA,B方向の振
動エネルギは、作動油の移動に伴って発生する粘性抵抗
力に変換されて減衰される。ここで、ピストンロッド1
4の構成について説明する。
第1のロッド14Aと、B方向に延在する第2のロッド
14Bとからなる。第1のロッド14Aと第2のロッド
14Bとは、両端におねじを有する連結部材41に螺合
して一体的に結合されている。ピストンロッド14の第
1のロッド14Aの端部は、可動側連結機構16に連結
されているので制振動作時に力が作用する。また、ピス
トンロッド14の第2のロッド14Bの端部は、固定側
連結機構17に連結されておらず、蓋体20の孔20a
に挿通された自由端となっている。
19aを貫通し、且つ第2のロッド14Bの端部が蓋体
20の孔20aを貫通しているため、シリンダ室23に
おいては、ピストン13の摺動方向がA方向であっても
B方向であってもピストン13の移動量に対する作動油
の吸排流量が同一となるように設定されている。これに
より、油圧緩衝器11では、ピストン13の移動方向に
よる減衰力差が生じないようになっている。
は、A方向の端部に開口する第1中空室42と、B方向
の端部に開口する第2中空室43が設けられている。こ
の第2中空室43の内部には、シリンダ室23に充填さ
れた作動油の温度変化に伴う容積変化を補償する温度補
償機構40が設けられている。温度補償機構40は、大
略、リザーバタンク室(補助タンク)44と、リザーバ
タンク室44とシリンダ室23の左室23a、右室23
bに連通する連通路46,48と、連通路46,48に
設けられ弁機構を構成する調圧部50,52と、端部側
からリザーバタンク室44を画成すると共にリザーバタ
ンク室44に充填された作動油を加圧する加圧ピストン
54とから構成されている。
43に加圧ピストン54が挿入されて形成された空間で
あり、温度変化に伴う作動油の吸排により加圧ピストン
54がA,B方向に移動することにより、その容積が変
動する。また、リザーバタンク室44をピストン13の
内部に設けることも考えられるが、ピストン13の内部
には、前述した弁機構30,31が設けられており、必
要に応じて弁機構30,31を増やすため、ピストン1
3の内部にリザーバタンク室44を設けることはスペー
スの面から難しい。
ネ力によりリザーバタンク室44に充填された作動油を
加圧しており、外周にはリザーバタンク室44の内壁と
の間をシールするリップシール部材56が装着されてい
る。また、加圧ピストン54は、B方向に延在する軸5
7が一体的に設けられており、軸57が第2中空室43
の開口を閉塞する蓋58の中央孔58aを貫通して第2
中空室43の外部に突出している。
で、軸57の突出長さにより加圧ピストン54の摺動位
置を外部から確認することができる。リザーバタンク室
44及び調圧部50,52は、外部からみえないピスト
ンロッド14の内部に設けられており、しかもピストン
13がシリンダ室23内を摺動するときに力が作用しな
い第2のロッド14Bに配置されている。このように、
リザーバタンク室44及び調圧部50,52は、ピスト
ン13がシリンダ室23内を摺動する制振動作に支障が
生じない位置に設けられている。
ク室44が従来のように露出していないので、小型化及
び省スペース化が図られており、外観的にスッキリとし
たデザインになっている。調圧部50,52は、温度変
化に応じて作動油を吸排するように構成されている。そ
して、ピストンロッド14の内部には、調圧部50,5
2への作動油の吸排を行うための流路となる連通路4
6,48が設けられている。
ク室44に連通するように形成され、他端がピストン1
3に設けられた液通路28,29を介してシリンダ室2
3の左室23a、右室23bに連通している。そのた
め、シリンダ室23の左室23a、右室23bに充填さ
れた作動油は、温度上昇により膨脹すると、液通路2
8,29及び連通路46,48、調圧部50,52を介
してリザーバタンク室44に排出される。
23bに充填された作動油が温度低下により収縮する
と、左室23a、右室23bに負圧が生じる。これによ
り、リザーバタンク室44に充填された作動油は、調圧
部50,52、連通路46,48、弁機構30,31介
して左室23a、右室23bへ供給される。図4は可動
側連結機構16の構成を拡大して示す横断面図である。
6は、ピストン13が結合される結合部材60と、結合
部材60の結合板60aに連結されるブラケット61と
からなる。ブラケット61は、構造物(図示せず)に固
定される固定部61aと、結合部材60の結合板60a
を両側から支持する支持板61b,61cとを有する。
が横架されており、連結軸62には外周が半球状に形成
されたリング部材63が嵌合している。尚、連結軸62
は、係止部材66により軸方向への抜けが防止されてい
る。また、リング部材63の両側には、リング状に形成
された弾性体64が介在している。リング部材63は、
連結軸62に回転可能に嵌合されると共に、両側の弾性
体64により挟持されているので、ガタツキのない状態
に保持される。そして、結合部材60の結合板60aに
は、リング部材63の外周に嵌合する摺動体65が取り
付けられている。この摺動体65の内周は、リング部材
63の外周形状に対応する球面状に形成されている。
1に対して回動自在に連結されると共に、横方向の位置
ずれが調整できるように取り付けられている。また、前
述した固定側連結機構17は、上記可動側連結機構16
と同様に結合部材70と、ブラケット71とから構成さ
れており、その連結構造の同一部分の説明は省略する。
尚、結合部材70は、ピストンロッド14の端部が蓋体
20の孔20aを貫通して突出し、ピストン13の摺動
動作により突出長さが変化するため、ピストンストロー
クに応じたピストンロッド14の動作スペースを確保す
るカバー部72を有する。
軸56の突出長さをみるための開口(図示せず)が設け
られている。従って、油圧緩衝器11は、シリンダ12
及びピストンロッド14が固定側連結機構17及び可動
側連結機構16を介して揺動可能に取り付けられてお
り、取付作業時の自由度が高められ、構造物の取付位置
と基礎側の取付位置との相対的な位置ずれを吸収できる
構成となっている。
度補償機構40の構成を説明するための縦断面図であ
る。尚、図5において、前述した液通路28,29及び
弁機構30,31は、省略してある。図5に示されるよ
うに、温度補償機構40の調圧部50,52は、第2の
ロッド14B内に形成された第1中空室42に挿入され
た保持部材74により保持されている。調圧部50,5
2は、夫々保持部材74に形成された弁座76,78の
弁孔を開閉するチェック弁80,82と、チェック弁8
0,82を閉弁方向に付勢するコイルバネ84,86
と、チェック弁80,82の弁軸88,90を軸方向に
摺動可能に支持する支持部材92,94とからなる。
は、軸方向に貫通する小径の貫通孔80a,82aを有
し、貫通孔80a,82aの途中には流量を絞るオリフ
ィス80b,82bが設けられている。そして、チェッ
ク弁80,82は、コイルバネ84,86のバネ力によ
り弁座76,78に着座してを弁孔を閉じている。一方
の連通路46は、保持部材74に設けられた通路74a
〜74cと、連結部材41を軸方向に貫通する通路41
aと、第1ロッド14Aに設けられた通路14A1 ,1
4A2 と、ピストン13の内周に形成された環状溝13
e、環状溝13eと液通路28とを連通する通路13f
とからなる。
に設けられた通路74d〜74fと、連結部材41を軸
方向に貫通する通路41bと、第1ロッド14Aに設け
られた通路14A3 ,14A4 と、ピストン13の内周
に形成された環状溝13g、環状溝13gと液通路29
とを連通する通路13hとからなる。ここで、上記のよ
うに構成された温度補償機構40が温度変化に伴って行
なう作動油の吸排動作について説明する。
に充填された作動油の温度が上昇して作動油が膨脹した
場合、シリンダ室23の左室23a、右室23bの圧力
が上昇する。そのため、シリンダ室23の左室23a、
右室23bにおいて、体積膨脹により余った作動油は、
チェック弁80,82の貫通孔80a,82a及びオリ
フィス80b,82bで流量を絞られて少量ずつリザー
バタンク室44に供給される。
してシリンダ室23の圧力が所定圧以上に上昇すると、
シリンダ室23の左室23a、右室23bに充填された
作動油がピストン13の液通路28,29及び連通路4
6,48及び貫通孔80a,82a及びオリフィス80
b,82bを通過してリザーバタンク室44に供給され
る。従って、シリンダ室23の作動油が膨脹した場合、
シリンダ室23内の余分な作動油がリザーバタンク室4
4に排出されて温度上昇による容積変化が補償される。
23bに充填された作動油の温度が低下して作動油が収
縮した場合、左室23a、右室23bに充填された作動
油の体積減少により負圧が生じる。この負圧発生により
チェック弁80,82が開弁動作してリザーバタンク室
44の作動油が上記連通路46,48及び弁座76,7
8の弁孔を介してシリンダ室23の左室23a、右室2
3bに供給される。
23の負圧とコイルバネ84,86のバネ力とが釣り合
う位置に移動するため、コイルバネ84,86のバネ定
数によって温度低下に伴う開弁動作可能となる圧力差が
設定される。このように、チェック弁80,82が開弁
動作すると、リザーバタンク室44内の作動油がシリン
ダ室23に供給されて温度低下による容積変化が補償さ
れる。
が構造物の振動を緩衝する場合を一例として挙げたが、
これに限らず、他の用途に使用される油圧緩衝器にも適
用できるのは勿論である。
ロッドの内部に補助タンク等を有する温度補償機構を設
けたため、シリンダの外周に補助タンクが露出せず、装
置全体の小型化及び省スペース化を図ることができる。
また、外観的にもシリンダの周囲がスッキリとしたデザ
インとすることができる。
す縦断面図である。
14の内部構成を拡大して示す縦断面図である。
面図である。
40の構成を説明するための縦断面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 作動油が充填されるシリンダと、 該シリンダ内に挿入されるピストンと、 該ピストンの軸方向に延在し、前記ピストンと一体的に
移動するように設けられたピストンロッドと、 前記ピストンを貫通する液通路に設けられ前記ピストン
の移動に伴って開閉する弁体の弁開動作により前記液通
路を通過する作動油の流れに抵抗力を与える弁機構と、 前記作動油の温度変化に伴う容積変化を前記作動油の吸
排により吸収する弁機構と補助タンクからなる温度補償
機構と、 を有する油圧緩衝器において、 前記ピストンロッドの内部に前記温度補償機構を設けた
ことを特徴とする油圧緩衝器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11061715A JP2000257661A (ja) | 1999-03-09 | 1999-03-09 | 油圧緩衝器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11061715A JP2000257661A (ja) | 1999-03-09 | 1999-03-09 | 油圧緩衝器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000257661A true JP2000257661A (ja) | 2000-09-19 |
Family
ID=13179215
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11061715A Pending JP2000257661A (ja) | 1999-03-09 | 1999-03-09 | 油圧緩衝器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000257661A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008014383A (ja) * | 2006-07-05 | 2008-01-24 | Honda Motor Co Ltd | テンショナユニット |
-
1999
- 1999-03-09 JP JP11061715A patent/JP2000257661A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008014383A (ja) * | 2006-07-05 | 2008-01-24 | Honda Motor Co Ltd | テンショナユニット |
JP4711900B2 (ja) * | 2006-07-05 | 2011-06-29 | 本田技研工業株式会社 | テンショナユニット |
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Date | Code | Title | Description |
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