JP2000046095A - 油圧緩衝器 - Google Patents

油圧緩衝器

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JP2000046095A
JP2000046095A JP10212867A JP21286798A JP2000046095A JP 2000046095 A JP2000046095 A JP 2000046095A JP 10212867 A JP10212867 A JP 10212867A JP 21286798 A JP21286798 A JP 21286798A JP 2000046095 A JP2000046095 A JP 2000046095A
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JP
Japan
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cylinder
hydraulic oil
valve
pressure
orifice
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JP10212867A
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Inventor
Takahide Kobayashi
隆英 小林
Hiroyuki Ota
博之 太田
Goro Nakajima
吾郎 中島
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Tokico Ltd
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Tokico Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は温度上昇に伴う作動油の吸排動作が
良好に行えると共に、温度補償機構でのキャビテーショ
ンを防止することを課題とする。 【解決手段】 油圧緩衝器11は、シリンダ12と、ピ
ストン13と、ピストンロッド14と、温度補償機構5
6とを有する。温度補償機構56は、リザーバタンク1
5を支持する支柱50の内部の液供給路51及び液排出
路52に設けられている。液供給路51には、シリンダ
室23の圧力低下により開弁動作してリザーバタンク1
5の作動油をシリンダ室23の供給するチェック弁53
が設けられている。また、液排出路52には、シリンダ
室23の圧力上昇により開弁動作してシリンダ室23の
作動油をリザーバタンク15に排出するリリーフ弁54
と、リリーフ弁54の開弁動作により排出される作動油
の流量を所定以下に制限するオリフィス55とが設けら
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はシリンダ内に充填さ
れた作動油の温度変化に伴う圧力変化を補償する温度補
償機構を有する油圧緩衝器に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、従来の油圧緩衝器としては、例
えば建物等の構造物の振動を減衰させるブレースダンパ
に適用されるものがある。この種の油圧緩衝器では、大
略、作動油が充填されたシリンダと、シリンダ内に挿入
されたピストンと、ピストンを貫通する液通路に設けら
れピストンの移動に伴って液通路を通過する作動油の流
量を調整する弁機構とを有する構成である。
【0003】そして、油圧緩衝器は、地震等により構造
物が振動すると、ピストンがシリンダ内を摺動して減衰
力を発生させることにより、構造物と地面との相対変位
を緩衝する。その際、ピストンの摺動動作に伴って、シ
リンダ内に充填された作動油がピストンを貫通する液通
路を通過し、液通路を絞る弁機構により作動油の流量が
絞られて減衰力が発生する。
【0004】さらに、この種の油圧緩衝器においては、
シリンダ内に充填された作動油の温度変化に伴う圧力変
化を補償する温度補償機構が設けられている。また、温
度補償機構は、作動油が充填された補助タンクと、温度
低下に伴うシリンダ内の圧力低下により補助タンクの作
動油がシリンダ内に供給するチェック弁と、温度上昇に
伴うシリンダ内の圧力上昇によりシリンダ内の作動油を
補助タンクに排出させる流量を絞るオリフィスとからな
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の油圧
緩衝器では、温度補償機構がオリフィスとチェック弁で
構成されており、温度上昇に伴う圧力上昇によりシリン
ダ内の作動油がオリフィスを通過して排出され、また温
度低下に伴う圧力低下により補助タンクの作動油がオリ
フィスおよびチェック弁を通過してシリンダ内に供給さ
れる。
【0006】ここで、作動油が温度補償機構のオリフィ
スを通過するとき、オリフィス前後の圧力差が大きくな
り、低圧側(補助タンク側)の絶対圧力が所定圧以下に
低い場合、補助タンク側の作動油にキャビテーションと
呼ばれる気泡が発生する。このように補助タンクの作動
油に気泡が含まれると、温度低下に伴う圧力低下により
補助タンクの作動油がシリンダ内に供給される際、気泡
もシリンダ内に供給されてしまうことになる。また、キ
ャビテーションの発生は、油圧緩衝器の性能悪化や騒
音、振動、壊食などの原因になる。
【0007】また従来の油圧緩衝器では、温度補償機構
のオリフィス径を小さくすることにより、シリンダ内の
油圧が一定以上になるため、これによりキャビテーショ
ンを抑制する方法が採用されている。しかしながら、油
圧緩衝器においては、比較的大きな振動による加速度が
伝播されたとき、ピストンが高速動作することになる。
その場合、キャビテーションを抑制するためにオリフィ
ス径が小さくされていると、温度上昇によりシリンダ内
の圧力が上昇してもシリンダから補助タンクに排出され
る作動油の流量が充分でなくなるため、シリンダ内圧が
上昇して高圧になりすぎてしまい、シリンダのシール部
分から作動油の漏出するおそれがあった。
【0008】そこで、本発明は上記課題を解決した油圧
緩衝器を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は以下のような特徴を有する。本発明は、作
動油が充填されたシリンダと、該シリンダ内に挿入され
たピストンと、該ピストンを貫通する液通路に設けられ
前記ピストンの移動に伴って開閉する弁体の弁開動作に
より前記液通路を通過する作動油の流れに抵抗力を与え
る弁機構と、前記作動油の温度変化に伴う圧力変化を前
記作動油の吸排により吸収する温度補償機構とからな
り、前記温度補償機構は、作動油が貯溜された補助タン
クと、温度低下に伴う前記シリンダ内の圧力低下により
前記補助タンクの作動油が前記シリンダ内に供給される
ことを許容する第1の弁と、温度上昇に伴う前記シリン
ダ内の圧力上昇により前記シリンダ内の作動油が前記補
助タンクに排出されることを許容する第2の弁と、該第
2の弁から排出される作動油の流量を所定以下とする絞
りと、からなることを特徴とするものである。
【0010】従って、本発明によれば、温度上昇に伴う
シリンダ内の圧力上昇により作動油がシリンダ内から補
助タンクに排出されるときに、第2の弁の調圧動作によ
りオリフィスを通過する流速を抑えることにより補助タ
ンク側においてキャビテーションが発生しないので、タ
ンク内の作動油に気泡が含まれないため、シリンダ内に
供給される作動油にも気泡が含まれない。
【0011】これにより、作動油に気泡が含まれたこと
により起因する減衰力特性の悪化や無効ストロークの発
生を防止できる。そのため、オリフィス径を大きくして
もキャビテーションの発生を抑制できると共に、シリン
ダ内の圧力が上昇してもシリンダから補助タンクに排出
される作動油の流量を充分に確保して、シリンダ内の圧
力が所定圧以上の高圧になることを防止できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明の実施の
形態について説明する。図1は本発明になる油圧緩衝器
の一実施例の構成を示す縦断面図である。また、図2は
油圧緩衝器の平面図である。図1及び図2に示されるよ
うに、油圧緩衝器11は、大略、シリンダ12と、ピス
トン13と、ピストンロッド14と、温度補償機構とし
てのリザーバタンク(補助タンク)15と、ピストンロ
ッド14の一端が連結される可動側連結機構16と、シ
リンダ12の端部が連結される固定側連結機構17と、
からなる。
【0013】油圧緩衝器11は、建物等の構造物(図示
せず)の振動を減衰させる減衰手段として用いられる油
圧ダンパであり、固定側連結機構17が構造物の固定側
(図示せず)に連結され、可動側連結機構16が構造物
の可動側に連結される。そして、油圧緩衝器11は、地
震等により構造物が振動すると、ピストン13がシリン
ダ12内をA,B方向に摺動して減衰力を発生させるこ
とにより、構造物の固定側と可動側との相対変位を緩衝
する。
【0014】また、リザーバタンク15は、一対の支柱
50によりシリンダ12の上部に取り付けられている。
支柱50の内部には、後述するように温度変化に応じて
作動油を吸排する調圧部51,52が設けられている。
また、一対の支柱50の取付位置に対応するシリンダ1
2の両端近傍の上部には、作動油の吸排を行うための流
路となる孔12a,12bが設けられている。
【0015】図3はシリンダ12及びピストン13の内
部構成を拡大して示す縦断面図である。図3に示される
ように、シリンダ12は、円筒状に形成されたシリンダ
本体18と、シリンダ本体18の両端開口を閉塞する円
盤状の蓋体19,20とから構成されている。蓋体1
9,20は、ボルト21によりシリンダ本体18の両端
に締結される。また、蓋体19,20は、夫々ピストン
ロッド14が挿通される孔19a,20aが中央に貫通
しており、孔19a,20aの内周にはピストンロッド
14の外周をシールするためのシール部材19b,20
bが装着されている。
【0016】尚、ピストンロッド14が蓋体19,20
の孔19a,20aに挿通されているので、ピストン1
3がシリンダ12内を摺動してもピストンロッド14の
挿入容積が変化しないようになっている。また、蓋体1
9,20の上部には、吊り下げ用のアイボルト22が螺
着されている。ピストン13は、挿通孔13aに挿通さ
れたピストンロッド14に固定された状態でシリンダ1
2の内部に形成されたシリンダ室23に摺動可能に取り
付けられている。また、ピストン13は、ピストンロッ
ド14の係止溝14aに嵌合された係止リング24を円
盤状の固定板25との間で挟持することにより固定され
る。すなわち、ピストン13は、端部に固定板25が嵌
合する環状溝13bが形成されており、固定板25が取
付ボルト26でピストン13の端部に締結されることに
より係止リング24に固定される。
【0017】シリンダ室23は、内部に所定の粘性抵抗
を有する作動油が充填されており、ピストン13により
左室23aと右室23bとに画成される。そして、ピス
トン13の外周に形成されたシール溝13c,13dに
は、断面形状がU字状又はV字状とされたリップシール
部材27が装着されており、左室23aと右室23bと
の間が液密にシールされる。
【0018】ピストン13は、内部に左室23aと右室
23bとを連通する液通路28,29が軸方向に貫通し
ている。この液通路28,29には、一方向の流れのみ
を許容し逆流を防止すると共に、作動油の流れに抵抗力
を付与するよう構成された弁機構30,31が減衰力発
生機構として設けられている。一方の弁機構30はA方
向に流れを許容し、他方の弁機構30はB方向に流れを
許容するように配置されている。
【0019】弁機構30,31は、夫々同一構成であ
り、液通路28,29に固定された弁座部材32,33
と、弁座部材32,33を貫通する弁通路32a,33
aを開閉する球状の弁部を有する弁体34,35と、弁
体34,35を弁座部材32,33に押圧する方向に附
勢するコイルバネ36,37と、コイルバネ36,37
が当接するバネ受け38,39とからなる。
【0020】油圧緩衝器11にA,B方向の振動が伝播
されると、ピストン13がシリンダ室23内を摺動する
ことにより左室23aと右室23bとの圧力差が生じ
る。その際、弁機構30,31においては、左室23a
と右室23bとの圧力差に応じて弁体34,35がコイ
ルバネ36,37のバネ力に抗して弁座部材32,33
から離座して弁開動作する。これにより、左室23a又
は右室23bの作動油が液通路28,29を通過して右
室23b又は左室23aへ移動する。
【0021】このようにして粘性流体である作動油が流
路面積の小さい液通路28,29を通過する過程で粘性
抵抗が発生し、ピストン13の相対変位が緩衝される。
そのため、油圧緩衝器11に伝播されたA,B方向の振
動エネルギは、作動油の移動に伴って発生する粘性抵抗
力に変換されて減衰される。図4は可動側連結機構16
の構成を拡大して示す横断面図である。
【0022】図4に示されるように、可動側連結機構1
6は、ピストン13が結合される結合部材60と、結合
部材60の結合板60aに連結されるブラケット61と
からなる。ブラケット61は、構造物(図示せず)に固
定される固定部61aと、結合部材60の結合板60a
を両側から支持する支持板61b,61cとを有する。
【0023】支持板61b,61c間には、連結軸62
が横架されており、連結軸62には外周が半球状に形成
されたリング部材63が嵌合している。尚、連結軸62
は、係止部材66により軸方向への抜けが防止されてい
る。また、リング部材63の両側には、リング状に形成
された弾性体64が介在している。リング部材63は、
連結軸62に回転可能に嵌合されると共に、両側の弾性
体64により挟持されているので、ガタツキのない状態
に保持される。そして、結合部材60の結合板60aに
は、リング部材63の外周に嵌合する摺動体65が取り
付けられている。この摺動体65の内周は、リング部材
63の外周形状に対応する球面状に形成されている。
【0024】そのため、結合部材60は、ブラケット6
1に対して回動自在に連結されると共に、横方向の位置
ずれが調整できるように取り付けられている。また、前
述した固定側連結機構17は、上記可動側連結機構16
と同様に結合部材70と、ブラケット71とから構成さ
れており、その連結構造の同一部分の説明は省略する。
尚、結合部材70は、ピストンロッド14の端部が蓋体
20の孔20aを貫通して突出し、ピストン13の摺動
動作により突出長さが変化するため、ピストンストロー
クに応じたピストンロッド14の動作スペースを確保す
るカバー部72を有する。
【0025】従って、油圧緩衝器11は、シリンダ12
及びピストンロッド14が固定側連結機構17及び可動
側連結機構16を介して揺動可能に取り付けられてお
り、取付作業時の自由度が高められ、構造物の取付位置
と基礎側の取付位置との相対的な位置ずれを吸収できる
構成となっている。図5は温度補償機構の構成を示す縦
断面図である。
【0026】図5に示されるように、リザーバタンク1
5は、支柱50を介してシリンダ12の上部の所定高さ
位置に固定されている。そして、支柱50の内部には、
シリンダ12の上部に形成された孔12aに連通する液
供給路51と、シリンダ12の上部に形成された孔12
bに連通する液排出路52とが形成されている。一方の
液供給路51には、シリンダ室23の圧力低下により開
弁動作してリザーバタンク15に貯溜された作動油をシ
リンダ室23の供給するチェック弁(第1の弁)53が
設けられている。
【0027】他方の液排出路52には、シリンダ室23
の圧力上昇により開弁動作してシリンダ室23の作動油
をリザーバタンク15に排出するリリーフ弁(第2の
弁)54と、リリーフ弁54の開弁動作により排出され
る作動油の流量を所定以下に制限するオリフィス(絞
り)55とが設けられている。本実施の形態では、上記
チェック弁53と、リリーフ弁54と、オリフィス55
と、リザーバタンク15とにより温度補償機構56が構
成されている。
【0028】チェック弁53は、液供給路51に形成さ
れたテーパ状の弁座53aと、弁座53aに当接する球
状の弁体53bと、弁体53bを弁座53aに押圧する
コイルバネ53cとから構成されている。従って、チェ
ック弁53は、シリンダ室23の負圧とコイルバネ53
cのバネ力とが釣り合う位置に移動するため、コイルバ
ネ53cのバネ定数によって温度低下に伴う開弁動作可
能となる圧力差が設定される。
【0029】従って、温度低下によりシリンダ室23の
圧力が所定圧以下に低下すると、弁体53bが弁座53
aから離座して弁開状態となる。このように、チェック
弁53が開弁動作すると、リザーバタンク15内の作動
油がシリンダ室23に供給されて温度低下による圧力変
化が補償される。また、リリーフ弁54は、液排出路5
2に形成された弁座54aと、弁座54aに当接する円
盤状の弁体54bと、弁体54bを弁座54aに押圧す
るコイルバネ54cと構成されている。従って、チェッ
ク弁53は、シリンダ室23の負圧とコイルバネ53c
のバネ力とが釣り合う位置に移動するため、コイルバネ
53cのバネ定数によって温度上昇に伴う開弁動作可能
となる圧力差が設定される。
【0030】従って、温度上昇によりシリンダ室23の
圧力が所定圧以上に上昇すると、弁体54bが弁座54
aから離座して弁開状態となる。このように、リリーフ
弁54が開弁動作すると、シリンダ室23内の作動油が
リザーバタンク15に排出されて温度上昇による圧力変
化が補償される。リリーフ弁54は、オリフィス55よ
り下流となるリザーバタンク15の絶対圧力がキャビテ
ーションが発生しない大きさになると弁を開くように設
定されており、リザーバタンク15の圧力を常に一定以
上に保つことができる。
【0031】また、リリーフ弁54は、オリフィス55
より下流となるリザーバタンク15の絶対圧力が所定圧
力未満のときは弁を閉じているので、シリンダ12内の
圧力は常に一定以上になる。従って、オリフィス55の
内径を大きくしてもキャビテーションが発生しないの
で、オリフイス55の内径を大きくすることが可能とな
る。
【0032】すなわち、オリフィス55の内径を大きく
すれば、ピストン13が高速動作しても充分な量の作動
油がリザーバタンク15に排出されるので、シリンダ1
2の内圧が高くなりすぎず、シリンダ12から作動油が
漏れることもない。また、上記温度補償機構56では、
液排出路52にリリーフ弁54とオリフィス55とが設
けられているのでオリフィス55の低圧側の絶対圧力を
一定圧以上にし、さらにピストン13がA,B方向に摺
動動作したときのシリンダ12側の絶対圧力が、オリフ
ィス55の内径を大きくしてもリリーフ弁54の弁体5
4bによる調圧動作により一定以上に保つことができ
る。
【0033】そのため、温度補償機構56により、温度
上昇に伴うシリンダ12内の圧力上昇により作動油がシ
リンダ12内からリザーバタンク15に排出されるとき
に、リリーフ弁54の調圧動作によりオリフィス55を
通過する流速を抑えることによりリザーバタンク15側
においてキャビテーションの発生を防止できる。よっ
て、温度補償機構56の吸排動作により流通される作動
油に気泡が含まれないため、リザーバタンク15内の作
動油及びシリンダ12内に供給される作動油にも気泡が
含まれない。これにより、作動油に気泡が含まれたこと
により起因する減衰力特性の悪化や無効ストロークの発
生を防止できる。
【0034】そのため、オリフィス55の内径を大きく
してもキャビテーションの発生を抑制できると共に、シ
リンダ12内の圧力が上昇してもシリンダ12からリザ
ーバタンク15に排出される作動油の流量を充分に確保
して、シリンダ12内の圧力が所定圧以上の高圧になる
ことを防止できる。すなわち、オリフィス55より上方
の位置に形成された液排出路52やリザーバタンク15
において、圧力が高圧にならず、圧力増大による作動油
の漏れが防止される。
【0035】さらに、油圧緩衝器11では、温度補償機
構56でキャビテーションによる振動及び騒音が防止さ
れると共に、シリンダ12内において、シリンダ12内
の油圧を一定に保つので、ピストン13がA,B方向に
摺動したときにリリーフ弁54側でキャビテーションが
発生せず、ダンパ性能悪化や騒音、振動壊食を防止でき
る。
【0036】図6は温度補償機構の変形例1を示す縦断
面図である。図6に示されるように、リリーフ弁54
は、弁座54aがテーパ状に形成されると共に、弁体5
4bの形状も弁座54aに対応するテーパ状に形成され
ている。このように、弁座54a及び弁体54bがテー
パ状に形成されているので、弁開動作時の動作ストロー
クによって作動油の流量調整が可能となる。
【0037】上記実施の形態では、リリーフ弁54がオ
リフィス55より下流(リザーバタンク15)の絶対圧
力が所定圧以上のときに弁開し、所定圧未満のときに弁
閉するようにしたが、本変形例1では、リザーバタンク
15の絶対圧力に比例して弁体54bが弁開動作する。
そのため、リリーフ弁54の弁体54bは、リザーバタ
ンク15の圧力に比例して弁開動作するため、オリフィ
ス55の下流となるリザーバタンク15の圧力変動が少
なくなる。
【0038】図7は温度補償機構の変形例2を示す縦断
面図である。図7に示されるように、変形例2の温度補
償機構56では、弁体54bの下方にオリフィス55が
設けられている。すなわち、オリフィス55が弁体54
bの上流に位置するように配置されているので、オリフ
ィス55による流量制限が弁体54bの開閉動作に影響
しにくい構成となっている。
【0039】そのため、上記実施の形態と同様に、上記
温度補償機構56では、液排出路52にリリーフ弁54
とオリフィス55とが設けられているのでオリフィス5
5の低圧側の絶対圧力を一定圧以上にし、さらにピスト
ン13がA,B方向に摺動動作したときのシリンダ12
側の絶対圧力が、オリフィス55の内径を大きくしても
リリーフ弁54の弁体54bによる調圧動作により一定
以上に保つことができる。
【0040】そのため、温度補償機構56により、温度
上昇に伴うシリンダ12内の圧力上昇により作動油がシ
リンダ12内からリザーバタンク15に排出されるとき
に、リリーフ弁54の調圧動作によりオリフィス55へ
供給される流速を抑えることによりリザーバタンク15
側においてキャビテーションの発生を防止できる。よっ
て、温度補償機構56の吸排動作により流通される作動
油に気泡が含まれないため、リザーバタンク15内の作
動油及びシリンダ12内に供給される作動油にも気泡が
含まれない。これにより、作動油に気泡が含まれたこと
により起因する減衰力特性の悪化や無効ストロークの発
生を防止できる。
【0041】そのため、オリフィス55の内径を大きく
してもキャビテーションの発生を抑制できると共に、シ
リンダ12内の圧力が上昇してもシリンダ12からリザ
ーバタンク15に排出される作動油の流量を充分に確保
して、シリンダ12内の圧力が所定圧以上の高圧になる
ことを防止できる。すなわち、オリフィス55より上方
の位置に形成された液排出路52やリザーバタンク15
において、圧力が高圧にならず、圧力増大による作動油
の漏れが防止される。
【0042】さらに、油圧緩衝器11では、温度補償機
構56でキャビテーションによる振動及び騒音が防止さ
れると共に、シリンダ12内において、シリンダ12内
の油圧を一定に保つので、ピストン13がA,B方向に
摺動したときにリリーフ弁54側でキャビテーションが
発生せず、ダンパ性能悪化や騒音、振動壊食を防止でき
る。
【0043】図8は温度補償機構の変形例3を拡大して
示す縦断面図である。図8に示されるように、変形例3
の温度補償機構56は、リザーバタンク15とシリンダ
本体18との間に介在するように取り付けられる筒状の
保持部材76の内部にチェック弁77と、リリーフ弁7
8と、オリフィス部材79とを収納した構成であり、一
個の部品としてユニット化されている。
【0044】チェック弁77は、テーパ状の弁部77a
が保持部材76の内部に形成された弁座80に当接して
保持部材76を上下方向に貫通する流路81を遮断す
る。また、保持部材76の流路81に連通する下部開口
81aには、チェック弁77の軸77bを摺動可能に支
持する環状のガイド部材82が螺入されている。そし
て、ガイド部材82とチェック弁77の弁部77aとの
間には、チェック弁77を弁座80に押圧するコイルバ
ネ84が介装されている。
【0045】尚、チェック弁77の弁部77a及びガイ
ド部材82には、図8中破線で示すようにリザーバタン
ク15からの作動油をシリンダ室23へ供給するための
通路77e、82aが軸方向に貫通して設けられてい
る。この通路77e、82aは、複数個設けられてお
り、夫々周方向に所定間隔毎に設けられている。また、
チェック弁77の内部には、リリーフ弁78と、オリフ
ィス79とを収納する収納室85が設けられ、チェック
弁77の下端に流入口77cが開口し、チェック弁77
の上端に流出口77dが開口している。そして、流入口
77cはボール状のリリーフ弁78により開閉され、流
出口77dはオリフィス部材79を貫通するオリフィス
79aに連通されている。また、リリーフ弁78とオリ
フィス部材79との間には、リリーフ弁78を閉弁方向
に附勢するコイルバネ86が介装されている。
【0046】温度上昇によりシリンダ室23側の圧力が
増大したとき、チェック弁77は弁座80に当接して閉
弁状態となると共に、リリーフ弁78が流入口77cか
ら離間して開弁状態となる。そのため、流入口77cか
らチェック弁77の内部に形成された収納室85に流入
した作動油は、オリフィス79aを通過して流出口77
dからリザーバタンク15へ吐出される。従って、チェ
ック弁77の内部に形成された収納室85及び流入口7
7c、流出口77dが作動油排出用流路となる。
【0047】また、温度低下によりシリンダ室23側の
圧力低下し、シリンダ室23側が負圧となったときは、
チェック弁77が弁座80から離座してリザーバタンク
15の作動油がチェック弁77の通路77e、保持部材
76の流路81、ガイド部材82の通路82aを通過し
てシリンダ室23へ供給される。すなわち、チェック弁
77の通路77e、保持部材76の流路81、ガイド部
材82の通路82aは、作動油供給用通路として機能す
る。
【0048】そのため、変形例3においても、温度上昇
に伴うシリンダ12内の圧力上昇により作動油がシリン
ダ12内からリザーバタンク15に排出されるときに、
リリーフ弁78の調圧動作によりオリフィス79aへ供
給される流速を抑えることによりリザーバタンク15側
においてキャビテーションの発生を防止できる。よっ
て、温度補償機構56の吸排動作により流通される作動
油に気泡が含まれないため、リザーバタンク15内の作
動油及びシリンダ12内に供給される作動油にも気泡が
含まれない。これにより、作動油に気泡が含まれたこと
により起因する減衰力特性の悪化や無効ストロークの発
生を防止できる。
【0049】そのため、オリフィス79aの内径を大き
くしてもキャビテーションの発生を抑制できると共に、
シリンダ12内の圧力が上昇してもシリンダ12からリ
ザーバタンク15に排出される作動油の流量を充分に確
保して、シリンダ12内の圧力が所定圧以上の高圧にな
ることを防止できる。さらに、変形例3の温度補償機構
56では、保持部材76の内部にチェック弁77と、リ
リーフ弁78と、オリフィス部材79とが収納されたユ
ニット構造であるので、比較的コンパクトな構成とする
ことができ、取付スペースが小さくて済む。また、チェ
ック弁77、リリーフ弁78、オリフィス部材79で異
常が発生した場合には、温度補償機構56全体を簡単に
交換することができるので、メンテナンス作業が容易に
行える。
【0050】図9は温度補償機構の変形例4を拡大して
示す縦断面図である。尚、図9において、上記変形例3
と同一部分には同一符号を付してその説明を省略する。
図9に示されるように、変形例4の温度補償機構56
は、リリーフ弁78とオリフィス部材79との間の流路
に第1フィルタ87が設けられている。また、チェック
弁77の流出口77dには第2フィルタ88が設けられ
ている。
【0051】第1フィルタ87及び第2フィルタ88
は、焼結金属により円柱状に形成されており、内部には
微細な通路が多数設けられている。従って、温度上昇に
よりシリンダ室23側の圧力が増大したとき、チェック
弁77は弁座80に当接して閉弁状態となると共に、リ
リーフ弁78が流入口77cから離間して開弁状態とな
る。そのため、流入口77cからチェック弁77の内部
に形成された収納室85に流入した作動油は、第1フィ
ルタ87の微細な通路を通過してオリフィス79aに至
り、オリフィス79aから吐出された作動油は第2フィ
ルタ88の微細な通路を通過してリザーバタンク15に
排出される。
【0052】そのため、オリフィス79aの内径を大き
くしても第1フィルタ87及び第2フィルタ88によっ
て流速が制限され、キャビテーションの発生を抑制でき
ると共に、シリンダ12内の圧力が上昇してもシリンダ
12からリザーバタンク15に排出される作動油の流量
を充分に確保して、シリンダ12内の圧力が所定圧以上
の高圧になることを防止できる。
【0053】よって、温度補償機構56の吸排動作によ
り流通される作動油に気泡が含まれないため、リザーバ
タンク15内の作動油及びシリンダ12内に供給される
作動油にも気泡が含まれない。これにより、作動油に気
泡が含まれたことにより起因する減衰力特性の悪化や無
効ストロークの発生を防止できる。また、第1フィルタ
87及び第2フィルタ88は、リリーフ弁78が開弁し
てシリンダ12からリザーバタンク15に排出される作
動油の流量を絞ることにより、作動油がリリーフ弁78
やオリフィス79aを通過する際の音を抑えて消音効果
を発揮する。
【0054】さらに、第1フィルタ87及び第2フィル
タ88は、作動油に含まれる異物がリザーバタンク15
に侵入することを防止すると共に、小径なオリフィス7
9a等で目詰まりが生じことも防止する。尚、上記説明
では、第1フィルタ87及び第2フィルタ88が焼結金
属により形成されているとしたが、第1フィルタ87及
び第2フィルタ88としてはこれに限らず、上記のよう
な消音及び異物除去が行えるものであれば他のフィル
タ、例えば目の細かい金網を複数枚重ね合わせたもの、
あるいは微小な中空糸フィルタ等を用いても良い。
【0055】また、上記実施の形態では、油圧緩衝器1
1が構造物の振動を緩衝する場合を一例として挙げた
が、これに限らず、他の用途に使用される油圧緩衝器に
も適用できるのは勿論である。
【0056】
【発明の効果】上述の如く、本発明によれば、温度上昇
に伴うシリンダ内の圧力上昇により作動油がシリンダ内
から補助タンクに排出されるときに、第2の弁の調圧動
作によりオリフィスを通過する流速を抑えることにより
補助タンク側においてキャビテーションが発生しないの
で、タンク内の作動油に気泡が含まれないため、シリン
ダ内に供給される作動油にも気泡が含まれない。
【0057】これにより、作動油に気泡が含まれたこと
により起因する減衰力特性の悪化や無効ストロークの発
生を防止できる。そのため、オリフィス径を大きくして
もキャビテーションの発生を抑制できると共に、シリン
ダ内の圧力が上昇してもシリンダから補助タンクに排出
される作動油の流量を充分に確保して、シリンダ内の圧
力が所定圧以上の高圧になることを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる油圧緩衝器の一実施例の構成を示
す縦断面図である。
【図2】油圧緩衝器の平面図である。
【図3】シリンダ12の内部構成を拡大して示す縦断面
図である。
【図4】可動側連結機構16の構成を拡大して示す横断
面図である。
【図5】温度補償機構の構成を示す縦断面図である。
【図6】温度補償機構の変形例1を示す縦断面図であ
る。
【図7】温度補償機構の変形例2を示す縦断面図であ
る。
【図8】温度補償機構の変形例3を拡大して示す縦断面
図である。
【図9】温度補償機構の変形例4を拡大して示す縦断面
図である。
【符号の説明】
11 油圧緩衝器 12 シリンダ 13 ピストン 14 ピストンロッド 15 リザーバタンク 16 可動側連結機構 17 固定側連結機構 18 シリンダ本体 19,20 蓋体 23 シリンダ室 28,29 液通路 30,31 弁機構 32,33 弁座部材 34,35 弁体 36,37 コイルバネ 38,39 バネ受け 50 支柱 51 液供給路 52 液排出路 53 チェック弁 53a 弁座 53b 弁体 53c コイルバネ 54 リリーフ弁 54a 弁座 54b 弁体 54c コイルバネ 55 オリフィス 56 温度補償機構 76 保持部材 77 チェック弁 78 リリーフ弁 79 オリフィス部材 80 弁座 81 流路 82 ガイド部材 85 収納室 87 第1フィルタ 88 第2フィルタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中島 吾郎 神奈川県川崎市川崎区富士見1丁目6番3 号 トキコ株式会社内 Fターム(参考) 3J069 AA55 AA64 CC34 DD33 EE01 EE03 EE73

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作動油が充填されたシリンダと、 該シリンダ内に挿入されたピストンと、 該ピストンを貫通する液通路に設けられ前記ピストンの
    移動に伴って開閉する弁体の弁開動作により前記液通路
    を通過する作動油の流れに抵抗力を与える弁機構と、 前記作動油の温度変化に伴う圧力変化を前記作動油の吸
    排により吸収する温度補償機構とからなり、 前記温度補償機構は、 作動油が貯溜された補助タンクと、 温度低下に伴う前記シリンダ内の圧力低下により前記補
    助タンクの作動油が前記シリンダ内に供給されることを
    許容する第1の弁と、 温度上昇に伴う前記シリンダ内の圧力上昇により前記シ
    リンダ内の作動油が前記補助タンクに排出されることを
    許容する第2の弁と、 該第2の弁から排出される作動油の流量を所定以下とす
    る絞りと、 からなることを特徴とする油圧緩衝器。
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Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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