JP2000257657A - 防振装置 - Google Patents

防振装置

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JP2000257657A JP5969299A JP5969299A JP2000257657A JP 2000257657 A JP2000257657 A JP 2000257657A JP 5969299 A JP5969299 A JP 5969299A JP 5969299 A JP5969299 A JP 5969299A JP 2000257657 A JP2000257657 A JP 2000257657A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外周面にストッパ部材が固定された内筒金具
の軸孔への支持金具の圧入により、ストッパ部材を損な
うことなくかつ支持金具の抜き力を確保する。 【解決手段】 防振装置は、内筒金具10と、その軸方
向中間位置に固定されて振動入力方向に突出するストッ
パ部材13と、内筒金具の外側に配設された外筒金具2
8と、内外筒金具間を弾性的に連結するゴム弾性体20
と、内筒金具の軸孔に圧入されて一端側が内筒金具から
突出する支持金具30とを備える。内筒金具のストッパ
部材の配設部分を含む軸方向中間部分を、径方向にわず
かに膨出させて、その内外径が他の部分の内外径よりわ
ずかに大きい大径部11とした。内筒部材の軸孔に、支
持金具を圧入して挿嵌することにより、大径部は影響を
受けないので、ストッパ部材が損なわれることがない。
また、圧入によって内筒金具の小径部分が弾性変形する
ことにより、支持金具の抜き力も確保される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内筒金具と、その
径方向外側に配設される外筒金具と、内筒金具と外筒金
具間の間に介装されるゴム弾性体と、内筒金具の軸孔に
圧入により挿着された支持金具とを備えた防振装置に係
り、特に自動車のディファレンシャルマウント等として
好適な防振装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の防振装置としては、例え
ば図8及び図9に示すようなデファレンシャルマウント
が知られている。この防振装置は、内筒金具1と、内筒
金具1の外周面に加硫接着された軸直角断面形状が略十
字形状のゴム弾性体2と、ゴム弾性体2に外嵌固着され
た外筒金具3と、内筒金具1の軸孔に圧入固定され一端
側のボルト部が外部に突出した片持ち支持用の支持金具
4を備えている。支持金具4の圧入による内筒金具1の
圧入代(拡径の程度)は0.1〜0.5mm程度であ
り、これにより支持金具4は強固に内筒金具1に固定さ
れ、その抜き力は、圧入力と同等程度になっている。そ
して、外筒金具3が、図示しないディファレンシャルギ
アケースのサポートブラケットに圧入固定されると共
に、支持金具4のボルト部を図示しないボディサブフレ
ームの取付孔に挿入し、その先端部分にナットを螺着さ
せることにより、ボディサブフレームに片持ち支持され
るようになっている。
【0003】ところで、上記防振装置においては、過大
な振動入力に対し振幅を適正幅に抑えるために、図6及
び図7に比較例として示すように、内筒金具1に軸方向
中央にて振動入力方向に延びたストッパ部材5を取り付
けるべく要請がある。このようなストッパ部材として
は、樹脂製と金属製のものが可能であり、防振装置の軽
量化の観点から樹脂製のものが好まれる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、内筒金具の
軸孔への支持金具の圧入は、内筒金具にストッパ部材を
固定した後に行われるため、内筒金具の拡径によりスト
ッパ部材に大きな押圧力が加えられることになる。その
ため、樹脂製のストッパ部材を採用した場合、樹脂が引
っ張り応力に対して脆いため、かかる圧入操作による上
記程度の内筒金具の拡径によっても、ストッパ部材が受
けるひずみが大きくなり、強度的に不十分になると共に
その耐久性が損なわれるという問題がある。また、鍛造
による内筒金具との一体成形により形成されたり、ある
いは鍛造等により形成され内筒金具に圧入される金属製
のストッパ部材を用いる場合、支持金具を内筒金具に圧
入することにより、内筒金具のストッパが無い部分は弾
性変形し、ストッパの有る部分は圧入時の抵抗が大きく
なるため塑性変形する。このように塑性変形する部分が
あることにより支持金具の抜き力が、圧入力の半分程度
に低下してしまい、支持金具の内筒金具を安定して支持
する機能が損なわれることになる。
【0005】本発明は、上記した問題を解決しようとす
るもので、外周面にストッパ部材が固定された内筒金具
の軸孔への支持金具の圧入によりストッパ部材が損なわ
れることなくかつ支持金具の適正な抜き力が確保される
防振装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、上記請求項1の発明の構成上の特徴は、内筒金具
と、内筒金具の外周面の軸方向中間位置に固定されて径
方向に突出するストッパ部材と、内筒金具の径方向外側
に配設される外筒金具と、内筒金具と外筒金具の間に介
装されるゴム弾性体と、ストッパ部材を跨ぐように内筒
金具の軸孔に圧入される支持金具とを備えた防振装置で
あって、支持金具の内筒金具の軸孔への圧入前におい
て、内筒金具のストッパ部材の配設部分を含む軸方向の
中間部分を径方向外方に同軸的に膨出させることによ
り、その内径及び外径が内筒金具の他の部分の内径及び
外径よりわずかに大きい大径部としたことにある。
【0007】上記のように構成した請求項1の発明にお
いては、支持金具の内筒金具の軸孔への圧入前に、内筒
金具におけるストッパ部材の配設部分を含む軸方向中間
部分が、その内径及び外径が他の部分の内径及び外径よ
りわずかに大きい大径部にされている。そのため、内筒
金具の軸孔に支持金具を圧入したとき、内筒金具の大径
部を除く他の部分がわずかに拡径されるが、大径部では
支持金具の圧入による影響を受けない。その結果、スト
ッパ部材が樹脂製の場合は、支持金具の圧入によってそ
の強度が低下することがない。また、ストッパ部材が金
属製の場合は、支持金具を内筒金具に圧入することによ
り、内筒金具の大径部以外の小径の部分が弾性変形する
だけであって、大径部はほとんど影響がないため、支持
金具の抜き力が低下することがない。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
を用いて説明すると、図1〜図3は、同実施形態に係る
車両のディファレンシャルマウント用の液体封入式防振
装置を、軸方向断面図、軸直角方向断面図及び側面図に
より示したものである。
【0009】液体封入式防振装置は、パイプ状の真直な
金具である内筒金具10を設けており、内筒金具10
は、軸方向の中間部分が径方向に同軸的にわずかに膨出
した大径部11になっている。すなわち、大径部11の
内径及び外径は、他の部分の内径及び外径よりわずかに
大径にされている。大径部11の形成は、例えばパイプ
状金具の拡径しない両側部分を固定治具により、その外
周面を被覆した状態で把持し、拡径しようとする中間部
分をのみを露出させた状態で、パイプ内部に高圧液体を
注入してその液圧により中間部分のみを径方向外方に同
軸的に膨出させるようにするバルジ加工法(拡径加工
法)等により行われる。この大径部11の中間部分に
は、主振動入力方向(図示上下方向)である径方向両側
に突出したストッパ部材13が固設されている。	
【0010】ストッパ部材13は、樹脂製であって、図
1に示すように、軸直角断面形状が図示上下及び左右が
それぞれ対称になっており、上下部分が略1/4円環形
の肉厚の厚肉部14,14であり、左右部分が略1/4
円環形の肉薄の薄肉部15,15になっており、厚肉部
14と薄肉部15とは周方向の境界部分で各々の外周が
曲線状に連結して一体になっている。また、ストッパ部
材13は、図2に示すように、軸方向断面形状が図示上
下及び左右においてそれぞれ対称な略長方形であり、厚
肉部14,14の軸方向中央に周方向に沿って伸びた溝
部14aを設けている。溝部14aは、後述するゴム弾
性体20の接着強度を増すために設けられたものであ
る。	
【0011】このストッパ部材13は、内筒金具10の
外周面に樹脂一体成形により形成されるもので、そのた
め生産性よく形成され安価に提供される。ただし、スト
ッパ部材13の内筒金具10への取り付けについては、
これに限らず、予め成形したストッパ部材13を内筒金
具10の大径部11の外周面に外嵌して固定するように
してもよい。このストッパ部材13を含む内筒金具10
の外周側には、筒状の中間金具16が同軸的に配設され
ており、後述するゴム弾性体20により内筒金具10及
びストッパ部材13と弾性的に連結されている。	
【0012】中間金具16は、金属薄板に打ち抜き加工
及び曲げ加工を施して形成されたものであり、図1,図
2に示すように、軸方向の両側に同軸状に位置する所定
幅の一対のリング部17と、両リング部17間にて軸方
向に平行にかつ径方向の対称位置に配置されて両リング
部17を一体的に連結する一対の長尺板状の連結部18
とを備えている。連結部18は、リング部17に対して
わずかに縮径されており、リング部17間を区画するこ
とによりリング部間に周方向に配列された2個の窓部を
形成している。中間金具16は、両連結部18がストッ
パ部材13の突出方向に対して直交する径方向上の両側
に位置するように配置されている。	
【0013】ゴム弾性体20は、図1、図2に示すよう
に、リング部17と内筒金具10間を軸直角方向の全周
にわたって連結する厚肉の一対の側壁部21,21と、
一対の側壁部21間を軸方向に延びて一対の連結部18
と内筒金具10の間を連結する平板状の一対の腕部2
2,22を設けている。側壁部21,21は、両外側面
が軸方向中心に向けてわずかに凹んだ湾曲面となってい
る。さらに、側壁部21,21には、図2及び図3に示
すように、湾曲面の上下対称位置で内筒金具10を囲ん
だ略半円弧形の一対のすぐり部21a,21aが、湾曲
面からストッパ部材13の近傍位置まで凹んで延設され
ている。すぐり部21a,21aは、周方向の両外側部
分に対して中心部分がストッパ部材13により接近する
ように軸方向中央に向けて2段の深さになるようにされ
ている。	
【0014】また、腕部22から続いて、ストッパ部材
13の厚肉部14を被覆して主振動入力方向(図示上下
方向)に突出する一対の緩衝凸部23が設けられてい
る。緩衝凸部23は、ストッパ部材13の後述する外筒
金具28への衝突の際の衝撃を緩和するものである。そ
して、リング部17,17及び連結部18、18の外側
表面には薄肉ゴム部24が固着されている。また、一方
の連結部18に設けた薄肉ゴム部24には、図1に示す
ように、軸方向中間位置にて周方向に全てのゴム部を除
去した後述するオリフィス通路27を形成する溝部24
aが設けられている。	
【0015】このゴム弾性体20の形成は、図示しない
成形型に、ストッパ部材13が固定された内筒金具10
と、中間金具16をセットした状態で加硫成形を行うこ
とにより、中間品であるゴム加硫成形品(図示しない)
として一体成形される。このように形成されたゴム加硫
成形品は、外筒金具28に挿嵌固定される。	
【0016】外筒金具28は、薄肉大径の金属パイプで
あり、ゴム加硫成形品の外周に薄肉ゴム部24を介して
外嵌配設され、絞り加工が施されることによりゴム加硫
成形品に固定され、防振装置として形成される。これに
より、一対の側壁部21及び腕部22に囲まれた空間部
分は液密的に閉塞されて一対の液室R1が形成される。
また、外筒金具28内周面と上記溝部24aとの間に、
両液室R1間を連結するオリフィス通路27が設けられ
る。両液室R1及びオリフィス通路27には、液体とし
て水が封入されている。この場合の水の封入方法につい
ては、水を満たした液槽中にゴム加硫成形品と外筒金具
28を浸漬し、その状態で外筒金具28にゴム加硫成形
品を挿入し、さらに外筒金具28に絞り加工を施すこと
により行われる。ここでは封入されるべき液体として水
が用いられているが、これに限らず、例えばアルキレン
グリコールやシリコンオイル等の他の非圧縮性流体を封
入してもよい。なお、薄肉ゴム部24は、中間金具16
の外周面に設ける代わりに、外筒金具28の内壁面に取
り付けるようにしてもよい。	
【0017】さらに、外筒金具28の固定されたゴム加
硫成形品の内筒金具10の軸孔には、片持ち支持用の支
持金具30が圧入により挿嵌されている。支持金具30
は、上記軸孔に圧入される挿嵌部31と、挿嵌部31の
他端側にフランジ部32を介して同軸的に連結された支
持部33とを有している。挿嵌部31は、外径が内筒金
具10の軸孔径よりわずかに大きく、軸方向長さが内筒
金具10の長さよりわずかに短くされている。支持部3
3は、挿嵌部31より小径であり、かつ軸方向長さは挿
嵌される車体側サブフレームの寸法に合わせた長さであ
り、その先端側は、ボルト部34になっている。	
【0018】この支持金具30の挿嵌部31を、内筒金
具10の軸孔内に圧入することにより、内筒金具10が
径方向に拡径され、挿嵌部31が内筒金具10に強固に
挿嵌固定される。ここで、内筒金具10のストッパ部材
13の配設部分を含む中間部分が他の部分の内外径より
わずかに内外径の大きい大径部11に形成されているこ
とにより、内筒金具10の軸孔に支持金具30を圧入し
たとき、大径部11を除く他の部分のみが圧入の影響で
弾性変形により拡径され、大径部11の内周と内筒金具
10の外周との間に隙間11aが介在する。そのため、
大径部11は、圧入の影響を何ら受けない。すなわち、
樹脂製のストッパ部材13は、径方向外方の力を受けな
いので、その強度が低下することがなく、長期にわたっ
てその信頼性が確保される。また、支持金具30が内筒
金具10から弾性反力を受けるため、その抜き力が低下
することなく圧入力と同等に適正に確保される。
【0019】以上のように構成された液体封入式防振装
置は、例えば、ストッパ部材13が上下方向に向いた状
態で、外筒金具28が、ディファレンシャルギアボック
ス(図示しない)の挿入孔に圧入することにより固定さ
れる。一方、支持金具30の支持部33を車体側サブフ
レームに挿入し、ボルト部34にナットを螺着させるこ
とにより車体側サブフレームに固定され、液体封入式防
振装置が車体側に片持ち支持される。
【0020】そして、車両の上下方向の振動入力が加わ
ると、液室R1内の液体は、オリフィス通路27に流れ
込んで両液室R1、R1間を円滑に流動する。そのた
め、オリフィス通路27における液柱共振作用が効率よ
く行われて、上下方向の振動入力を減衰させることがで
きる。上下方向の振動入力が大きくなると、ストッパ部
材13が緩衝凸部23を介して外筒金具28の内壁面に
当たることにより、振動の振幅が抑制され、防振装置の
振動減衰効果が高められる。すなわち、この防振装置に
より、通常振動(こもり音等)入力時でも大振動(ドス
ン音等)入力時でも、振動を減衰させることができる。
ここで、以上に説明したように、ストッパ部材13は、
内筒金具10への支持金具30の圧入により強度が低下
することがなくその耐久性が確保されているので、上記
過大な振動入力による振動を長期にわたって確実に抑制
することができる。
【0021】上記実施形態においては、ストッパ部材が
樹脂製である場合について説明したが、ストッパ部材を
金属製とすることもできる。この場合は、内筒金具10
に大径部11を設けているため、支持金具30を内筒金
具10に圧入することにより、内筒金具10の大径部1
1以外の小径の部分が弾性変形し、大径部11はほとん
ど影響を受けることがない。このように、内筒金具10
の小径部分が弾性変形していることにより、支持金具3
0に内筒金具10からの弾性反力が加わることになるた
め、支持金具30の抜き力が低下することがなく、支持
金具30の支持機能が確保される。
【0022】つぎに、他の実施形態として、本発明を液
体封入式ではない防振装置に適用した場合について、図
4及び図5により説明する。内筒金具40は、上記内筒
金具10と同一形状であり、その大径部41にはストッ
パ部材42が固定されている。ストッパ部材42は、軸
直角断面形状が略縦長の楕円環形状であり、上下が厚肉
部43,43であり、左右が薄肉部44,44になって
いる。また、軸方向断面形状は、上下及び左右共それぞ
れ対称な略長方形であり、厚肉部43,43における軸
方向両側が略45°に切り欠かれた切り欠き部になって
いる。
【0023】このストッパ部材42を含む内筒金具40
の外周面上には、ゴム弾性体46が配設されており、内
筒金具40と外筒金具50との間を弾性的に連結してい
る。ゴム弾性体46は、ストッパ部材42の薄肉部4
4,44側を内筒金具40に沿って軸方向に延びて外筒
金具50と内筒金具10の間を連結する平板状の一対の
腕部47,47を設けると共に、腕部47,47に続い
てストッパ部材42の厚肉部43,43を被覆して上下
方向に突出して先端が外筒金具50に接触した緩衝凸部
48,48とを設けている。内筒金具40には上記支持
金具30が圧入により挿嵌されている。以上のように構
成した本実施形態においても、上記実施形態により得ら
れた効果と同様の効果が得られる。
【0024】なお、上記実施形態において、防振装置を
デイファレンショルマウントとして使用した場合につい
て示しているが、これに限らず他の類似の用途にも同様
に適用できる。また、防振装置をデイファレンショルマ
ウントとして使用したことにより、片持ち支持用の支持
金具が用いられているが、支持金具としては両端で支持
される構造のものであってもよい。その他、上記各実施
形態に示した防振装置については一例であり、本発明の
要旨を逸脱しない範囲においては、種々の形態で実施す
ることができる。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、内筒金具の軸孔に支持
金具を圧入したとき、大径部については圧入の影響を受
けないので、ストッパ部材が樹脂製の場合は、圧入によ
ってその強度が低下することがなく、その信頼性が確保
されると共に、支持金具の抜き力も確保される。また、
ストッパ部材が金属製の場合は、圧入によって内筒金具
の大径部を除く小径の部分が弾性変形し、支持金具が内
筒金具から弾性反力を受けるため、支持金具の抜き力が
低下することはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である液体封入式防振装置
の図2に示すI-I線方向の断面図ある。
【図2】同液体封入式防振装置の図3に示すII-II線方
向の断面図である。
【図3】同液体封入式防振装置の左側面図である。
【図4】他の実施形態である防振装置の図5に示すIV-I
V線方向の断面図ある。
【図5】同防振装置の図4に示すV-V線方向の断面図で
ある。
【図6】比較例の防振装置の図7に示すVI-VI線方向の
断面図ある。
【図7】 同液体封入式防振装置の図6に示すVII-VII線
方向の断面図である。
【図8】従来例である防振装置の一部破断側面図ある。
【図9】同液体封入式防振装置の図8に示すIX-IX線方
向の断面図である。
【符号の説明】
10…内筒金具、11…大径部、13…ストッパ部材、
14…厚肉部、15…薄肉部、16…中間金具、20…
ゴム弾性部、21…側壁部、22…腕部、28…外筒金
具、30…支持金具、31…挿嵌部、33…支持部、3
4…ボルト部、40…内筒金具、41…大径部、42…
ストッパ部材、46…ゴム弾性体。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内筒金具と、該内筒金具の外周面の軸方
    向中間位置に固定されて径方向に突出するストッパ部材
    と、該内筒金具の径方向外側に配設される外筒金具と、
    該内筒金具と該外筒金具の間に介装されるゴム弾性体
    と、前記ストッパ部材を跨ぐように該内筒金具の軸孔に
    圧入される支持金具とを備えた防振装置であって、 前記支持金具の前記内筒金具の軸孔への圧入前におい
    て、該内筒金具の前記ストッパ部材の配設部分を含む軸
    方向の中間部分を径方向外方に同軸的に膨出させること
    により、その内径及び外径が該内筒金具の他の部分の内
    径及び外径よりわずかに大きい大径部としたことを特徴
    とする防振装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015197197A (ja) * 2014-04-03 2015-11-09 東洋ゴム工業株式会社 防振装置

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