JP2007040458A - 防振装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 装置組立時に必要となる独立した部品であるアセンブリ部品の個数及び、これらのアセンブリ部品を用いて装置を組み立てる際に必要となる組立工程数をそれぞれ減少する。
【解決手段】 防振装置10では、本体ゴム48、取付金具14、中間筒26,28及びオリフィス形成部材38が一体化された防振コアとして構成されており、この防振コアが外筒部材12の内周側に嵌挿され、固定される。これにより、外筒部材12内に主液室64、副液室66及び、これらを連通するオリフィス通路68を設けることができ、装置の組立時に必要となるアセンブリ部品を防振コア及び外筒部材12のみにできると共に、防振コア62を外筒部材12の内周側に嵌挿し、固定するだけで、外筒部材12内に主液室64、副液室66及びオリフィス通路68をそれぞれ設けて装置の組立作業を完了させることができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、一般産業機械、自動車におけるエンジンマウント等として用いられ、エンジン等の振動発生部からの振動を吸収して車体等の振動受部への振動伝達を防止する液体封入式の防振装置に関するものである。
例えば、車両の振動発生部となるエンジンと振動受部となる車体との間にはエンジンマウントとしての液体封入式の防振装置が配設されており、この液体封入式の防振装置は、吸振主体としての本体ゴムの内部摩擦や、オリフィス通路を介して複数の液室間を液体が流通する際の粘性抵抗等によりエンジンが発生する振動を吸収し、車体側への振動伝達を防止する。このような液体封入式の防振装置としては、特許文献1に示されるようなものが知られている。
特許文献1に記載された液体封入式の防振装置では、ロッド状の第1の取付金具と、この第1の取付金具の外周側に配置された薄肉円筒状の金属スリーブ(中間筒)と、第1の取付金具の外周側と金属スリーブの内周側にそれぞれ加硫接着された本体ゴムと、金属スリーブの外周側へ嵌挿される円筒状のオリフィス筒部材とを備えており、本体ゴムにより第1の取付金具に弾性的に連結された金属スリーブ及びオリフィス筒部材を略有底円筒状の第二の取付金具の内周側に嵌挿固定した後、第2の取付金具を円筒状のブラケットの内周側へ嵌挿することより、組み立てられている。
ここで、本体ゴムには、その底面中央部に円形凹所が形成されると共に、外周面に一対のポケット部が形成されており、これらの円形凹所及び一対のポケット部は、本体ゴム及び金属スリーブが第2の取付金具内へ嵌挿されることにより、それぞれ軸方向液室(主液室)及び一対の軸直角方向液室(副液室)となる空間を形成する。またオリフィス筒部材には、その外周面に複数本の溝部が形成されており、これら複数本の溝部の外周側が第2の取付部材の内周面に固着された薄膜状のシールゴム層により閉塞されることにより、一対の軸直角方向液室を相互に連通する第2のオリフィス通路及び軸方向液室を一対の軸直角方向液室にそれぞれ連通させる一対の第1のオリフィス通路が形成される。
上記した防振装置は、本体ゴムにより弾性的に連結された第1の取付金具及び金属スリーブからなる防振コアの外周側にオリフィス筒部材を嵌挿する工程と、防振コア及びオリフィス筒部材を第2の取付金具の内周側へ嵌挿し、これを固定する工程と、第2の取付金具をブラケットの内周側へ嵌挿し、これを固定する工程とを経て組み立てられる。
従って、上記した防振装置を組み立てるためには、防振コア、オリフィス筒部材及びブラケットをそれぞれ独立したアセンブリ部品として用意し、これらのアセンブリ部品に対して少なくとも上記した3つの組立工程を実施する必要がある。
特開2002−327787号公報
上記したような液体封入式の防振装置については、製造コスト及び生産性の向上が強く求められており、防振装置の製造コスト及び生産性の向上には、当然、組立時に必要となるアセンブリ部品の個数及び組立工程数をそれぞれ減少することが有効である。しかし、特許文献1に記載されたような従来の防振装置では、アセンブリ部品の個数及び組立工程数の更なる減少は極めて困難な課題となっている。
本発明の目的は、上記事実を考慮して、装置組立時に必要となる独立した部品であるアセンブリ部品の個数及び、これらのアセンブリ部品を用いて装置を組み立てる際に必要となる組立工程数をそれぞれ減少できる防振装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の請求項1に係る防振装置は、振動発生部及び振動受部の一方に連結される有底円筒状の外筒部材と、前記外筒部材の内周側に配置され、振動発生部及び振動受部の他方に連結される略ロッド状の取付金具と、前記外筒部材の内周側に嵌挿される略円筒状の中間筒と、前記中間筒を介して前記取付金具を前記外筒部材に弾性的に連結すると共に、外周面における軸方向中間部に凹状の液室形成部が形成された本体ゴムと、前記中間筒と前記外筒部材との間に介装され、前記中間筒の外周面と前記外筒部材の内周面との間に周方向へ延在する溝部を形成する円筒状のオリフィス形成部材とを有し、前記本体ゴムを前記取付金具の外周側及び前記中間筒の内周側にそれぞれ固着すると共に、前記オリフィス形成部材を前記中間筒の外周面に固着して、前記本体ゴム、前記取付金具、前記中間筒及び前記オリフィス形成部材を一体化された防振コアとして構成し、前記防振コアを前記外筒部材の内周側に嵌挿固定することにより、前記外筒部材の底面部と前記本体ゴムの底面部との間に液体が充填される主液室を形成すると共に、前記液室形成部内に液体が充填される副液室を形成し、前記主液室と前記副液室とを、前記オリフィス形成部材の溝部により少なくとも一部が形成されたオリフィス通路により互いに連通させたことを特徴とする。
請求項1に係る防振装置では、本体ゴムを取付金具の外周側及び中間筒の内周側にそれぞれ固着すると共に、オリフィス形成部材を中間筒の外周面に固着して、本体ゴム、取付金具、中間筒及びオリフィス形成部材を一体化された防振コアとして構成し、この防振コアを外筒部材の内周側に嵌挿固定することにより、外筒部材内には、外筒部材の底板部と本体ゴムの底面部との間に外部から区画された液室空間を形成できる共に、外周側が外筒部材又は中間筒の内周面により閉塞された液室形成部内に外部から区画された液室空間を形成でき、これらの液室空間をオリフィス形成部材の溝部により少なくとも一部が形成された細長いオリフィス空間により互いに連通できるので、外筒部材の底面部と本体ゴムの底面部との間の液室空間、液室形成部内の液室空間及びオリフィス空間にそれぞれ液体を充填すれば、これらの空間をそれぞれ主液室、副液室及びオリフィス通路とすることができる。
従って、請求項1に係る防振装置によれば、装置の組立時に必要となるアセンブリ部品を防振コア及び外筒部材のみにできると共に、防振コアを外筒部材の内周側に嵌挿し、固定するだけで、外筒部材内に主液室、副液室及びオリフィス通路をそれぞれ設けて装置の組立作業を完了させることができるので、従来の液体封入式の防振装置と比較し、アセンブリ部品の個数及び、これらのアセンブリ部品を用いて装置を組み立てる際に必要となる組立工程数をそれぞれ減少できる。
また本発明の請求項2に係る防振装置は、請求項1記載の防振装置において、前記本体ゴムの頂面側に、前記副液室の内圧変化に従って該副液室の内容積を拡縮するように変形する隔膜状のダイヤフラム部を形成したことを特徴とする。
また本発明の請求項3に係る防振装置は、請求項1又は2記載の防振装置において、前記副液室を、前記取付金具の外周側に環状に形成したことを特徴とする。
また本発明の請求項4に係る防振装置は、請求項1乃至3の何れか1項記載の防振装置において、前記本体ゴム及び前記オリフィス形成部材をゴム組成物により一体的に成形し、前記本体ゴムを前記取付金具の外周側及び前記中間筒の内周側にそれぞれ加硫接着すると共に、前記オリフィス形成部材を前記中間筒の外周面に加硫接着したことを特徴とする。
記本体ゴム及び前記オリフィス形成部材を同一のゴム組成物により一体的に成形すると共に、前記本体ゴムを前記取付金具の外周側及び前記中間筒の内周側にそれぞれ加硫接着により固着すると共に、前記オリフィス形成部材を前記中間筒の外周面に加硫接着により固着したことを特徴とする。
また本発明の請求項5に係る防振装置は、請求項1乃至4の何れか1項記載の防振装置において、前記外筒部材に外周面から外周側へ延出して振動発生部及び振動受部の一方に固定されるブラケットステーを一体的に形成したことを特徴とする。
また本発明の請求項6に係る防振装置は、請求項1乃至5の何れか1項記載の防振装置において、前記防振コアを前記外筒部材の内周側へ嵌挿した状態で、前記中間筒の軸方向一端部を前記外筒部材の開口側端部を挟持するように塑性変形させ、前記中間筒を前記外筒部材に固定したことを特徴とする。
以上説明したように本発明の防振装置によれば、装置組立時に必要となる独立した部品であるアセンブリ部品の個数及び、これらのアセンブリ部品を用いて装置を組み立てる際に必要となる組立工程数をそれぞれ効果的に減少できる。
以下、本発明の実施の形態に係る防振装置について図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1〜図3には、本発明の実施形態に第1の実施形態に係る液体封入式の防振装置が示されている。この防振装置10は、自動車におけるエンジンマウントとして用いられるものであり、振動受部である車体上に振動発生部であるエンジンを防振的に支持する。なお、図中、符号Sは装置の軸心を示しており、この軸心Sに沿った方向を装置の軸方向として以下の説明を行う。
図1(A)に示されるように、防振装置10には、その外周側に軸方向一端部(上端側)が開口する有底円筒状に形成された金属製の外筒部材12が設けられると共に、この外筒部材12の内周側に略円柱状に形成された金属製の取付金具14が配置されている。取付金具14には、その上端面中央部から突出するボルト軸16が同軸的に設けられており、取付金具14は、ボルト軸16を介して自動車におけるエンジン側に連結固定される。
外筒部材12には、その軸方向他端部を閉止する円板状の底板部18が形成されると共に、外周面における上端寄りの部分から外周側へ延出する複数(本実施形態では、2個)のブラケットステー20が一体的に形成されている。ブラケットステー20には、図3に示されるように、その先端側に軸方向へ貫通する連結穴22が穿設されており、一対のブラケットステー20は、それぞれ連結穴22を挿通するボルト等の締結部材(図示省略)により自動車における車体上に締結固定される。これにより、外筒部材12が一対のブラケットステー20を介して車体上に固定される。また外筒部材12には、その開口側の上端部に外周側へ延出するフランジ部24が全周に亘って形成されている。
防振装置10には、図1(A)に示されるように、外筒部材12の内周側に挿入される上側中間筒26及び下側中間筒28が同軸的に設けられている。下側中間筒28は、金属材料により薄肉円筒状に形成されており、その下端部には、この外周側へ延出するフランジ状の圧接部29が屈曲形成されている。この下側中間筒28は、その圧接部29の下面側が外筒部材12の底板部18に当接すると共に、圧接部29の外周部が外筒部材12内周面へ圧接するように外筒部材12内へ挿入される。
上側中間筒26には、その下端側に薄肉円筒状に形成された筒部30が形成されると共に、図3に示されるように、筒部30の上端部から外周側へ延出するフランジ状のかしめ部32が屈曲形成されている。ここで、筒部30の外径は、外筒部材12の内径と略等しくなっている。上側中間筒26には、筒部30とかしめ部32との屈曲部付近にシールゴム34が加硫接着により全周に亘って固着されている。シールゴム34は、その断面形状が略二等辺三角形とされており、斜辺部を除く残りの2つの辺部がそれぞれ筒部30とかしめ部32との屈曲部付近に固着されている。また外筒部材12には、その開口端部における内周面側にシールゴム34の断面形状に対応するテーパ状のカット部36が形成されている。
図1に示されるように、下側中間筒28には、その外周面全体を覆うようにゴム組成物により円筒状に形成されたオリフィス形成部材38が加硫接着されている。オリフィス形成部材38には、その外周面に周方向へ延在する断面矩形状の溝部40が形成されている。図3に示されるように、オリフィス形成部材38の外周面には、溝部40の一端部から上方へ延出する切欠部42が形成されており、切欠部42は溝部40の一端部を後述する副液室66に接続している。図1(B)に示されるように、オリフィス形成部材38には、溝部40の他端部から内周側へ延出する切欠部44が穿設されている。また下側中間筒28には切欠部44に面して径方向へ貫通する開口部46が穿設されている。
防振装置10には、図1(A)に示されるように、取付金具14と中間筒26,28との間に本体ゴム48が設けられている。本体ゴム48はゴム組成物により全体として肉厚円筒状に形成されており、その内周面全体が取付金具14の下端側に加硫接着により固着されている。本体ゴム48には、その外周面における軸方向中間部に内周側へ凹んだ液室形成部50が全周に亘って形成されている。この液室形成部50は、外周側から内周側へ向かって幅が狭くなる略台形状の断面形状を有している。
本体ゴム48には、液室形成部50を介して下側に取付金具14の外周面から外周側へ延出する略肉厚リング状の吸振部52が一体的に形成されている。吸振部52は軸方向に沿った厚さが略一定とされ、内周側から外周側へ向かって下方へ傾斜して、その断面形状が略ハ字状とされている。吸振部52は、その外周面全体が下側中間筒28の内周面に加硫接着により固着されている。また吸振部52には、下側中間筒28の開口部46から内周側へ延出する貫通穴54が穿設されている。これにより、オリフィス形成部材38の溝部40の他端部は、切欠部44、下側中間筒28の開口部46及び吸振部52の貫通穴54を通して後述する主液室64に接続される。
図1(A)に示されるように、本体ゴム48には、液室形成部50の上側に取付金具14の外周面から外周側へ延出する略薄肉リング状のダイヤフラム部56が一体的に形成されている。ダイヤフラム部56は軸方向に沿った厚さ(肉厚)が略一定とされているが、その肉厚が吸振部52よりも十分に薄くなっている。ダイヤフラム部56は、その外周面全体が上側中間筒26の筒部30内周面に加硫接着により固着されている。ここで、ダイヤフラム部56における内径と外径との差は、取付金具14の外径と筒部30の内径との差よりも大きくなっている。これにより、ダイヤフラム部56は、取付金具14と筒部30との間で径方向に沿って常に弛んだ状態となり、後述する副液室66内の液圧変化に従って副液室66の内容積を拡縮するように変形可能とされている。
下側中間筒28には、径方向へ貫通する湯道穴58が少なくとも1本以上形成されており、この湯道穴58内に充填されたゴム組成物を介して、本体ゴム48の吸振部52とオリフィス形成部材38とが接合されている。また上側中間筒26の筒部30にも径方向へ貫通する湯道穴60が少なくとも1本以上形成されており、この湯道穴60内に充填されたゴム組成物を介して、本体ゴム48のダイヤフラム部56とシールゴム34とが接合されている。防振装置10では、本体ゴム48、オリフィス形成部材38及びシールゴム34が同一のゴム組成物により一体的に成形(モールド成形)されている。
防振装置10では、本体ゴム48を取付金具14の外周側及び中間筒26,28の内周側にそれぞれ固着すると共に、オリフィス形成部材38を下側中間筒28の外周面に固着することにより、これらの本体ゴム48、取付金具14、中間筒26,28及びオリフィス形成部材38が一体化されて、単一のアセンブリ部品である防振コア62(図2及び図3参照)とされている。
次に、本実施形態に係る防振装置10における防振コア62の製造方法を簡単に説明する。防振コア62を製造する際には、先ず、本体ゴム48、オリフィス形成部材38及びシールゴム34の形状に対応する中空部(キャビティ)が内部に形成された加硫成形用モールド(図示省略)を用意し、このモールド内における所定位置に取付金具14、下側中間筒28及び上側中間筒26をそれぞれインサートコアとして装填する。次いで、モールドの外部からキャビティ内に溶融状態の加硫ゴムを注入し、キャビティ内に溶融状態の加硫ゴムを隙間なく充填する。
このとき、下側中間筒28の湯道穴58及び上側中間筒26の湯道穴60内にも溶融状態の加硫ゴムが充填されることから、湯道穴58内を通って本体ゴム48及びオリフィス形成部材38が接合されると共に、湯道穴60内を通って本体ゴム48とシールゴム34とが接合され、オリフィス形成部材38及びシールゴム34が本体ゴム48と一体的にモールド成形される。
また外筒部材12も、アルミ合金等の金属材料を素材として一体的にモールド成形することが好ましいが、有底円筒状の部分とブラケットステー20とをそれぞれ切削、プレス等の機械加工により別々に成形し、これらを溶接等により一体化して外筒部材12としても良い。
本実施形態に係る防振装置10の組立方法について説明する。防振装置10を組み立てる際には、先ず、アセンブリ部品として防振コア62及び外筒部材12をそれぞれ1個ずつ用意し(図2及び図3参照)、防振コア62を外筒部材12の上端側の開口部を通して外筒部材12の内周側へ嵌挿する。このとき、防振コア62は、下側中間筒28の圧接部29及びオリフィス形成部材38の下端部を外筒部材12の底板部18にそれぞれ当接させると共に、圧接部29の外周部及びオリフィス形成部材38外周面を外筒部材12の内周面へそれぞれ圧接させる。また防振コア62は、上側中間筒26における筒部30外周面を外筒部材12の内周面上端部へ当接させると共に、かしめ部32下面側をフランジ部24の上面側に当接させる。
なお、圧接部29及びオリフィス形成部材38の外径を、それぞれ外筒部材12の内径よりも僅かに大きくして、下側中間筒28(圧接部28)及びオリフィス形成部28を圧入により外筒部材12内へ挿入しても良いが、圧接部29については外筒部材12の内径と略等しくしておき、圧接部29が底板部18に当接するまで下側中間筒28を外筒部材12内へ挿入した後、外筒部材12の少なくとも下端側を内周側へ縮径するように絞り加工しても良い。これにより、下側中間筒28の外筒部材12内へ挿入作業が簡単になると共に、下側中間筒28を外筒金具12内の所定位置へ確実に固定できる。
次いで、図1に示されるように、かしめ部32の外周側をコ字状に屈曲するようにかしめて、かしめ部32によりフランジ部24を挟持する。これにより、上側中間筒26が外筒部材12の上端部に固定される。この状態で、シールゴム34は外筒部材12のカット部36に圧接し、上側中間筒26と外筒部材12との間を液密状態にシールする。また本体ゴム48の吸振部52は、取付金具14と外筒部材12の底板部18との間で軸方向に沿って圧縮状態とされ、吸振部52及びオリフィス形成部材38は、取付金具14と外筒部材12の内周面との間で径方向に沿って圧縮状態とされる。これにより、下側中間筒28及びオリフィス形成部材38の下端部は、吸振部52の軸方向への圧縮反力により底板部18へ圧接し、またオリフィス形成部材38の外周面は、吸振部52及びオリフィス形成部材38の径方向への圧縮反力により外筒部材12の内周面に圧接する。
なお、本実施形態では、以上説明した防振コア62を外筒部材12内へ嵌挿する作業がシリコーンオイル、エチレングリコール等の液体中に浸漬した状態で行われる。これにより、防振装置10が嵌挿された外筒部材12内に形成される空間(後述する液室空間及びオリフィス空間)内には、液体が隙間なく充填されることになる。
以上説明したように、防振コア62を外筒部材12の内周側に嵌挿した後、防振コア62のかしめ部32をかしめて外筒部材12に固定することにより、外筒部材12内には、外筒部材12の底板部18と本体ゴム48(吸振部52)の底面部との間に外部から区画された空間(主液室空間)が形成される共に、外周側が外筒部材12の内周面により閉塞された本体ゴム48の液室形成部50内に外部から区画された空間(副液室空間)が形成され、これら一対の液室空間がオリフィス形成部材38の切欠部42、溝部40及び切欠部44と、下側中間筒28の開口部46と、本体ゴム48の貫通穴54とかなる細長い空間(オリフィス空間)により互いに連通するので、図1(A)に示されるように、これらの主液室空間、副液室空間及びオリフィス空間をそれぞれ液体が充填された主液室64、副液室66及びオリフィス通路68とすることができる。
本実施形態に係る防振装置10は、エンジンマウントとして車両に取り付けられた状態で、その軸方向が車両の上下方向と略一致するように取付方向が設定される。これにより、防振装置10では、外筒部材12又は取付金具14を介して車両の上下方向と略一致する主振幅方向に沿った振動(主振動)が入力すると、本体ゴム48の吸振部52が主振幅方向に沿って弾性変形すると共に、この吸振部52が主液室64の内容積を変化(拡縮)させる。
ここで、本実施形態の防振装置10でが、オリフィス通路68の路長及び断面積が低周波振動であるシェイク振動(例えば、周波数が8〜12Hz)に対応するようにチューニングされている。むろん、オリフィス通路68を、シェイク振動以外の他の振動周波数(例えば、アイドル振動の周波数)に対応するようにチューニングしても良い。
なお、本実施形態の防振装置10では、防振コア62を外筒部材12の内周側へ嵌挿する作業を液体中に浸漬した状態で行うことにより、外筒部材12に形成される主液室空間、副液室空間及びオリフィス空間にそれぞれ隙間なく液体を充填したが、大気中で防振コア62を外筒部材12内へ嵌挿固定した後、外筒部材12に主液室空間及び副液室空間の何れかに連通するように形成された注入穴を通して液体を注入し、各液室空間内への液体の充填完了後に注入穴を塞ぐようにしても良い。
次に、上記のように構成された本実施形態に係る防振装置10の作用を説明する。
防振装置10では、取付金具14に連結されたエンジンが作動すると、エンジンからの振動が取付金具14を介して本体ゴム48(吸振部52)に伝達される。このとき、吸振部52は吸振主体として作用し、吸振部52の内部摩擦等による減衰作用により入力振動が吸収される。このとき、エンジンから防振装置10に入力する主要な振動としては、エンジン内のピストンがシリンダ内で往復移動することにより発生する振動(主振動)と、エンジン内のクランクシャフトの回転速度が変化することにより生じる振動(副振動)とが挙げられる。エンジンが直列型の場合には、前記主振動は、その振幅方向(主振幅方向)が車両の上下方向と略一致するものとなり、また前記副振動は、その振幅方向(副振幅方向)が主振動の振幅方向とは直交する車両の前後方向(エンジンが横置きの場合)又は左右方向(エンジンが縦置きの場合)と略一致するものになる。本体ゴム48の吸振部52は、入力振動が主振幅方向に沿った主振動であっても、副振幅方向に沿った副振動であっても、その内部摩擦等による減衰作用により振動を吸収可能である。
防振装置10では、外筒部材12又は取付金具14を介して主振幅方向に沿った振動が入力すると、主液室64の内容積が変化(拡縮)して主液室64内の液圧も変化(増減)するので、オリフィス通路68を通して主液室64と副液室66との間を液体が行き来する。
このとき、オリフィス通路68における路長及び断面積、すなわち液体の流通抵抗が低周波振動であるシェイク振動(例えば、周波数が8〜12Hz)に対応するようにチューニングされていることから、入力振動がシェイク振動である場合には、オリフィス通路68を通して主液室64と副液室66との間を行き来する液体に共振現象(液柱共振)が生じるので、オリフィス通路68における液柱共振に伴う液体の圧力変化及び粘性抵抗によって主振幅方向に沿った入力振動(シェイク振動)を特に効果的に吸収できる。
また防振装置10では、主振動の入力により主液室64の内容積が拡縮して、オリフィス通路68を通して副液室66に対して液体が行き来する際には、副液室66内への液体の流入又は流出に伴って、ダイヤフラム部56が副液室66の内容積を拡縮するように変形し、副液室66内の液圧変化を十分に小さくする。これにより、副液室66内の液圧がオリフィス通路68を通じた液体流通の抵抗にならず、オリフィス通路68を通じた液体流通が円滑に行われて、液柱共振により振動に対する大きな減衰を得られると共に、主液室64内の液圧上昇に伴う動ばね定数の上昇を効果的に抑制できる。
また防振装置10では、外筒部材12又は取付金具14を介して副振幅方向に沿った振動(副振動)が入力すると、本体ゴム48の吸振部52が副振幅方向に沿って弾性変形して副振動を吸収する。このとき、防振装置10では、副液室66が取付金具14の外周側に環状に形成されていることから、本体ゴム48が軸心Sを中心として対称的(線対称)な形状となっている。
この結果、防振装置10では、本体ゴムの剛性が軸心Sを中心として対称的な特性を有するものとなり、特定の方向(副振幅方向)に沿った本体ゴム48の剛性が高くなることを防止できるので、副振動がどのような方向に沿って入力する場合、すなわち、例えば、副振動が車両の前後方向及び左右方向の何れの方向に沿って入力する場合でも、副振動により本体ゴム48(吸振部52)が均一に弾性変形し、本体ゴム48の内部摩擦等により副振動を吸収できる。従って、防振装置10を車両へ取り付ける際には、軸心Sを中心とする回転方向に沿って防振装置10を所定の方向へ位置合わせする必要がなくなるので、防振装置10の車両への取り付けも簡単になる。
以上説明した本実施形態に係る防振装置10によれば、本体ゴム48、取付金具14、中間筒26,28及びオリフィス形成部材38を一体化された防振コア62として構成し、この防振コア62を外筒部材12の内周側に嵌挿し、固定することにより、外筒部材12内に主液室64、副液室66及び、これらを連通するオリフィス通路68を設けることができるので、装置の組立時に必要となるアセンブリ部品を防振コア62及び外筒部材12のみにできると共に、防振コア62を外筒部材12の内周側に嵌挿し、固定するだけで、外筒部材12内に主液室64、副液室66及びオリフィス通路68をそれぞれ設けて装置の組立作業を完了させることができるので、従来の液体封入式の防振装置と比較し、アセンブリ部品の個数及び、これらのアセンブリ部品を用いて装置を組み立てる際に必要となる組立工程数をそれぞれ大幅に減少できる。
また本実施形態に係る防振装置10では、ダイヤフラム部56及び吸振部52が形成された本体ゴム48及びオリフィス形成部材38をゴムにより一体的に成形し、本体ゴム48を取付金具14の外周側及び中間筒26,28の内周側にそれぞれ加硫接着すると共に、オリフィス形成部材38を中間筒26,28の外周面に加硫接着したことにより、本体ゴム48及びオリフィス形成部材38を1回の成形作業で成形(加硫成形)できると同時に、これらを取付金具14又は中間筒26,28に加硫接着により固着できるので、防振コア62の製造作業を簡略化できる。
また本実施形態に係る防振装置10では、防振コア62を外筒部材12の内周側へ嵌挿した状態で、上側中間筒26の上端部を外筒部材12のフランジ部24を挟持するようにかしめて、上側中間筒26を外筒部材12に固定したことにより、フランジ部24を挟持するように上側中間筒26のかしめ部32をかしめるだけで、上側中間筒26を介して防振コア62を外筒部材12に確実に固定できる。
また本実施形態に係る防振装置10では、外筒部材12に外周面から外周側へ延出して車体側に固定されるブラケットステー20を一体的に形成したことにより、外筒部材12を車体側へ連結固定するためのブラケットを独立した一部品として設ける必要がなくなるので、装置を構成する部品点数を減少して装置の製造コストを効果的に低減できる。
(第2の実施形態)
図4には、本発明の第2の実施形態に係る防振装置が示されている。なお、第2の実施形態に係る防振装置80では、第1の実施形態に係る防振装置10と同一の部分には同一符号を付して説明を省略する。この防振装置80が第1の実施形態に係る防振装置10と異なる点は、防振装置80では外筒部材12内へ挿入される中間筒として上側中間筒26及び下側中間筒28が設けられていたが、防振装置80では1個の中間筒82のみが設けられている点である。
すなわち、第1の実施形態に係る防振装置10では、液室形成部50が本体ゴム48に環状に形成されていることから、本体ゴム48を加硫成形すると同時に、この本体ゴム48を中間筒26,28に加硫接着により固着する場合、中間筒を上側中間筒26及び下側中間筒28に分離し、液室形成部50の外周側を全周に亘って開口させておかなければ、液室形成部50内から成形型の一部が抜けないという問題が生じる。
これに対し、第2の実施形態に係る防振装置80では、本体ゴム48が加硫成形完了後に、加硫接着以外の方法(例えば、接着剤の塗布)により中間筒82に固着されている。このため、中間筒82によりオリフィス形成部材38の外周側が閉塞される場合でも、オリフィス形成部材38による型抜きの問題が生じない。従って、本実施形態に係る防振装置10によれば、基本的に、第1の実施形態に係る防振装置10と同じ作用効果を得られることに加え、防振コア62を構成する部品(中間筒)の個数を減少できるので、装置の製造コストを効果的に低減できる。
(第3の実施形態)
図5には、本発明の第3の実施形態に係る防振装置が示されている。なお、第2の実施形態に係る防振装置100では、第2の実施形態に係る防振装置80と同一の部分には同一符号を付して説明を省略する。この防振装置100が第2の実施形態に係る防振装置80と異なる点は、本体ゴム48に一対の仕切壁部57が一体的に形成されると共に、図5(B)に示されるように、外筒部材12に対してブラケットステー20を省略した代わりに、車体側への連結部材として外筒部材12の底板部18にボルト軸17を固着されている点である。
一対の仕切壁部57は、それぞれ本体ゴム48における取付金具14の外周面を被覆した薄肉状の筒部から径方向に沿って外周側へ延出しており、一方の仕切壁部57と他方の仕切壁部57は、取付金具14を中心として互いに反対の方向へ延出している。仕切壁部57は、周方向に沿った肉厚が略一定とされた略大径のプレート状に形成されており、その上端部がダイヤフラム部56の下面側に接合されると共に、その下端部が吸振部52の上面側に接合されている。これにより、副液室66は一対の仕切壁部57により2個の小液室部66A,66Bに区画される。
図5に示されるように、仕切壁部57には、その上側縁部48A、下側縁部48B及び内周縁部48Cを除く中央側の部分に厚さ方向へ貫通する略台形状の開口部59が形成されている。ここで、上側縁部48A、下側縁部48B及び内周縁部48Cは、それぞれリブ状に形成されており、上側縁部48Aは、副液室66からの液圧変化によるダイヤフラム部56の弾性変形を阻害しないように、ダイヤフラム部56の厚さ方向に沿った厚さが十分に狭いものになっている。下側縁部48Bも、振動入力時における吸振部52の弾性変形を阻害しないように、軸方向に沿った厚さが十分に狭いものになっている。また内周縁部48Cの厚さは上側縁部48A及び下側縁部48Bと同様に十分に狭いものになっている。これにより、開口部59における副液室66の断面積に対する絞り量が十分に小さいものなり、一対の開口部59を通じた小液室部66A,66B間での液体の流通抵抗も十分に小さくなり、この液体流通低がダイヤフラム部56の吸振部52の変形抵抗となることが実質的に防止される。
上記のように構成された本実施形態に係る防振装置100では、軸心Sを中心とする径方向であって、一対の仕切壁部57が延在する方向(補強方向)の本体ゴム48の剛性を他の径方向の剛性よりも高くできるので、エンジン等の振動発生部から上下方向以外の特定の方向(例えば、車両の左右方向、前後方向)に沿って大荷重が入力するような場合に、この大荷重の入力方向を防振装置100(本体ゴム48)の補強方向と一致させれば、振動発生部から大荷重が入力した場合にも、補強方向における振動発生部の相対変移量を小さくできる。
従って、本実施形態に係る防振装置100によれば、基本的に、第1の実施形態に係る防振装置10と同じ作用効果を得られることに加え、振動発生部から前記補強方向に沿った大荷重が入力しても、この補強方向における車体等の振動受部に対する振動発生部の相対変移量が過大になることを防止できる。
また本実施形態に係る防振装置100では、外筒部材12の底板部18にボルト軸17を固着されていることから、このボルト軸17を介して外筒部材12を
車体側へ簡単に締結固定できる。
(A)は本発明の第1の実施形態に係る防振装置の構成を示す側面断面図、(B)は(A)に示されるB−B切断線に沿った防振装置の断面図である。 図1に示される防振装置を外筒部材及び防振コアに分解した状態を示す側面断面図である。 図1に示される防振装置を外筒部材及び防振コアに分解した状態を示す斜視図である。 本発明の第2の実施形態に係る防振装置の構成を示す側面断面図である。 (A)は本発明の第3の実施形態に係る防振装置の構成を示す軸直角方向に沿った断面図、(B)は(A)に示されるB1−S−B2切断線に沿った防振装置の側面断面図である。
符号の説明
10 防振装置
12 外筒部材
14 取付金具
18 底板部
20 ブラケットステー
26 上側中間筒
28 下側中間筒
38 オリフィス形成部材
40 溝部
48 本体ゴム
50 液室形成部
52 吸振部
56 ダイヤフラム部
57 仕切壁部
59 開口部
62 防振コア
64 主液室
66 副液室
68 オリフィス通路
80 防振装置
82 中間筒
100 防振装置

Claims (6)

  1. 振動発生部及び振動受部の一方に連結される有底円筒状の外筒部材と、
    前記外筒部材の内周側に配置され、振動発生部及び振動受部の他方に連結される略ロッド状の取付金具と、
    前記外筒部材の内周側に嵌挿される略円筒状の中間筒と、
    前記中間筒を介して前記取付金具を前記外筒部材に弾性的に連結すると共に、外周面における軸方向中間部に凹状の液室形成部が形成された本体ゴムと、
    前記中間筒と前記外筒部材との間に介装され、前記中間筒の外周面と前記外筒部材の内周面との間に周方向へ延在する溝部を形成する円筒状のオリフィス形成部材とを有し、
    前記本体ゴムを前記取付金具の外周側及び前記中間筒の内周側にそれぞれ固着すると共に、前記オリフィス形成部材を前記中間筒の外周面に固着して、前記本体ゴム、前記取付金具、前記中間筒及び前記オリフィス形成部材を一体化された防振コアとして構成し、
    前記防振コアを前記外筒部材の内周側に嵌挿固定することにより、前記外筒部材の底面部と前記本体ゴムの底面部との間に液体が充填される主液室を形成すると共に、前記液室形成部内に液体が充填される副液室を形成し、前記主液室と前記副液室とを、前記オリフィス形成部材の溝部により少なくとも一部が形成されたオリフィス通路により互いに連通させたことを特徴とする防振装置。
  2. 前記本体ゴムの頂面側に、前記副液室の内圧変化に従って該副液室の内容積を拡縮するように変形する隔膜状のダイヤフラム部を形成したことを特徴とする請求項1記載の防振装置。
  3. 前記副液室を、前記取付金具の外周側に環状に形成したことを特徴とする請求項1又は2記載の防振装置。
  4. 前記本体ゴム及び前記オリフィス形成部材をゴム組成物により一体的に成形し、前記本体ゴムを前記取付金具の外周側及び前記中間筒の内周側にそれぞれ加硫接着すると共に、前記オリフィス形成部材を前記中間筒の外周面に加硫接着したことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項記載の防振装置。
  5. 前記外筒部材に外周面から外周側へ延出して振動発生部及び振動受部の一方に固定されるブラケットステーを一体的に形成したことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項記載の防振装置。
  6. 前記防振コアを前記外筒部材の内周側へ嵌挿した状態で、前記中間筒の軸方向一端部を前記外筒部材の開口側端部を挟持するように塑性変形させ、前記中間筒を前記外筒部材に固定したことを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項記載の防振装置。
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