JP2000256945A - 起毛両面丸編地 - Google Patents

起毛両面丸編地

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JP2000256945A
JP2000256945A JP11061410A JP6141099A JP2000256945A JP 2000256945 A JP2000256945 A JP 2000256945A JP 11061410 A JP11061410 A JP 11061410A JP 6141099 A JP6141099 A JP 6141099A JP 2000256945 A JP2000256945 A JP 2000256945A
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茂登 松本
Masato Yamada
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氏輝 丹羽
Wataru Ouchi
弥 大内
Kanji Ozaki
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 軽量嵩高性を損なうことなく抗毛羽抜け性、
抗ピリング性に優れ、衣料用および裏地などの資材用に
適した起毛両面丸編地を低コストで提供する。 【解決手段】 起毛用糸、押さえ糸、地組織糸または起
毛用糸、押さえ糸から構成されるリバーシブル両面丸編
地からなり、片面を形成する起毛用糸によるニット編目
の内側に押さえ糸ニット編目を相似形状の二重ニット編
目に形成させ、該起毛用糸が他面を形成するニット編目
へタック編目にて接結され、かつ、起毛用糸によるニッ
ト編目形成面の少なくとも一面が起毛されていることを
特徴とする起毛両面丸編地。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、起毛両面丸編地に
関するものである。さらに詳しくは、両面丸編地であり
ながら易起毛性に優れ、かつ、起毛毛羽が抜けにくく、
抗ピリング性等の物性にも優れた起毛両面丸編地に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来から起毛丸編地は、片面起毛丸編地
と両面起毛丸編地の2素材があり、いずれもその保温性
の高さから秋冬向けの衣料用素材、資材用素材として多
く使用されている。たとえば中厚地の起毛丸編地は、婦
人、紳士、子供服用のアウター用素材などとして、ま
た、スポーツ用素材としてウオームアップスーツ、スェ
ットスーツ、トレーナー用素材などとして、あるいは防
寒作業服の裏地用素材などとして多く使用されている。
【0003】一方、薄地の起毛丸編地は肌着、ポロシャ
ツ用素材等として、あるいはコートの裏地用素材等とし
て多く使用されている。
【0004】これらの起毛素材を得るために、一般的に
は丸編地を染色した後、起毛工程とシャーリング工程を
通す。
【0005】起毛工程は、直線状または鈎状の針で生地
表面を構成している繊維を切断させながら毛羽として引
き出すものであり、針金起毛機とあざみ起毛機の両者が
ある。起毛回数は生地種、素材などにより一定していな
いが、片面を起毛するのに7〜10回行い、その後、シ
ャーリング工程を通す。
【0006】シャーリング工程は、螺旋刃を持ったロー
ラにより、起毛した生地の毛羽長さを一様に切り揃え外
観をよくするために行う工程であり、通常5〜6回繰り
返して毛羽長さを整える。
【0007】起毛品はこのような工程を何度も通すこと
から生地コストが非常に高くなるという問題点を持って
いる。
【0008】また、起毛工程は、前述したように針で生
地表面を構成している繊維を切断させながら毛羽として
引き出すものであることから、織物に比べ組織拘束力の
弱い編地の場合、着用による毛羽の脱落にともないムラ
状外観の発生、および、シャーリング工程を通し毛羽長
さをある程度一定に揃えるものの、着用とともに毛羽長
さが不揃いとなることからピリングが発生し、品位を低
下させるという基本的な問題点を持っている。
【0009】このようなことから、低コストで品位・物
性的にも安定した起毛丸編地がいまだ提案されていない
のが実状である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、かか
る従来の起毛丸編地の問題点を解決し、起毛品としての
軽量嵩高性と保温性を保持しながら、品位・物性的にも
優れ、かつ、効率的に低コストで製造可能な衣料・資材
用の起毛両面丸編地を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の起毛両面丸編地は、起毛用糸、押さえ糸、
地組織糸または起毛用糸、押さえ糸から構成されるリバ
ーシブル両面丸編地からなり、片面を形成する起毛用糸
によるニット編目の内側に押さえ糸ニット編目を相似形
状の二重ニット編目に形成させ、該起毛用糸が他面を形
成するニット編目へタック編目にて接結され、かつ、起
毛用糸によるニット編目形成面の少なくとも一面が起毛
されていることを特徴とするものからなる。
【0012】また、本発明の起毛両面丸編地において
は、起毛用糸によるニット編目形成面が起毛され、他面
が地組織糸によりニット、タック、ウエルトの少なくと
も2種の編目形状に形成されていることが好ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の起毛両面丸編地に
ついて、図面を用い従来の起毛丸編地と比較しながら詳
細に説明する。なお図中、符号a〜fは編地片面(ダイ
ヤル針面)1コースを形成させるに必要な編目、g〜l
は編地他面(シリンダー針面)1コースを形成させるに
必要な編目、イ〜ハは編地構成糸、D1〜D6は編成に
必要なダイヤル側編針、C1〜C6は編成に必要なシリ
ンダー側編針、〜は編地表裏1コースを形成させる
に必要な編機の給糸番号を示す。
【0014】図1〜6は、本発明における起毛前・後の
コース方向編地断面モデル図の例であり、図11〜13
はその各々に対応する編方図を示すものである。また図
7〜10は、従来の丸編地における起毛前・後のコース
方向編地断面モデル図の例であり、図14〜15はその
各々に対応する編方図を示すものである。まず、従来か
らの代表的な起毛丸編地であるシンカーパイル起毛丸編
地と通常の起毛両面丸編地の例について説明する。
【0015】図7はシンカーパイル起毛丸編地の起毛前
のコース方向編地断面モデル図を、図8はその起毛後の
コース方向編地断面モデル図を示し、図14は図7を形
成させるための編方図のそれぞれの例である。これは特
殊シングル丸編機よりなる編地に属し、ベースになる地
組織糸イと起毛用糸でもあるパイル糸ハよりなり、地組
織糸イをa〜fまでニットさせた平編にし、同時にパイ
ル糸ハを添え糸編しながら裏側にできるシンカーループ
g〜lを特別なシンカー装置により長く引き出して図7
のような片面パイル状に編成する。
【0016】図14における給糸口は特殊給糸口であ
り、地組織糸イと起毛用糸でもあるパイル糸ハの2種類
の糸が同時に給糸される。また給糸口ものみの1給糸
で編成され基本的な1コースを形成させる。
【0017】図7のパイル状の編地片面を起毛工程とシ
ャーリング工程を通すことにより図8のような片面起毛
シングル丸編地となる。
【0018】この片面起毛シングル丸編地は、地組織糸
イにパイル糸ハを添え糸編みしながら裏側にできた長い
シンカーループg〜lを起毛させるものであるが、形態
安定性に乏しいシングル丸編地であること、また起毛用
糸でもあるパイル糸ハに対し地組織糸イの拘束力が弱い
ため、安定した起毛加工が困難であり、起毛しない他面
にも引きつれ現象などで品位が低下する。一方、地組織
糸イの拘束力の弱さから着用中における毛羽の脱落、ピ
リングの発生等と品位・物性とも非常に不安定なもので
ある。
【0019】起毛工程における起毛回数も7回以上、シ
ャーリング工程におけるシャーリング回数も5回以上必
要であり、コストも高いものとなる。さらに、近年は同
一ベース生地の両面を起毛したものも多く生産されてい
るが、物性のさらなる低下とコストが著しく増大する。
【0020】次に通常の起毛両面丸編地の例について説
明する。図9は両面丸編地フライス組織の起毛前のコー
ス方向編地断面モデル図を、図10はその起毛後のコー
ス方向編地断面モデル図を示し、図15は図9を形成さ
せるための編方図のそれぞれの例である。これは通常に
用いられる丸編機と編組織であり、ベースになる地組織
糸イのみからなり、地組織糸イをa〜fまでとg〜kま
でを交互にニット編目で連結させ編成する。
【0021】図15における給糸口は通常の給糸口で
あり、地組織糸イに対する給糸口ものみの1給糸で編
成され基本的な1コースを形成させる。
【0022】図9のa〜fの一面、またはg〜kの一面
を起毛工程とシャーリング工程を通すことにより図10
のような片面起毛両面丸編地となる。この片面起毛両面
丸編地は、地組織糸イのみを起毛させるもであるが、専
用の起毛用糸がないこと、および押さえ糸がないことな
どから、起毛がしにくく、起毛しない他面にも引きつれ
現象を発生させ品位が低下する。また起毛後の毛羽の不
安定さから着用中における毛羽の脱落、ピリングの発生
などと品位・物性とも劣るものである。
【0023】起毛工程における起毛回数も7回以上、シ
ャーリング工程におけるシャーリング回数も5回以上必
要であり、コストも高いものとなる。さらに、同一ベー
ス生地の両面を起毛したものも多く生産されているが、
前述の片面起毛シングル丸編地以上に物性のさらなる低
下とコストが著しく増大する。
【0024】次に、本発明についての例である図1〜6
および図11〜13について説明する。図1、図2およ
び図11は本発明の片面起毛両面丸編地における基本編
形態を示し、図1は起毛前の編地断面モデル図を、図2
は起毛後の編地断面モデル図を、図11は図1の編方図
を示すものである。
【0025】即ち、図1において地組織糸イ、起毛用糸
ハを拘束するための押さえ糸ロ、起毛用糸ハの3種類の
構成糸からなり、地組織糸イはニット編目によりa、
b、c、d、e、fで片面の1コースを形成する。押さ
え糸ロはニット編目によりg、h、i、j、kで他面の
1コースを形成する。起毛用糸ハは押さえ糸ロのニット
編目g、h、i、j、kの各々の外側に相似形状にニッ
トされ二重ニット編目に形成されると同時に、この起毛
用糸ハは地組織糸イによるニット編目a、b、c、d、
e、fへタック編目にて各々接結されてリバーシブル編
地構造となる。これに対応する編方図である図11にお
いて、押さえ糸ロによる片面1コースを形成させる給糸
口と、起毛用糸ハによる起毛用編目を形成させる給糸
口、および、地組織糸イによる他面1コースを形成さ
せる給糸口の計3給糸口によって編成される。
【0026】このとき編機のカム形状を、給糸口にお
けるシリンダー針C1〜C5を完全なニットクリア位置
をとらせないで上下させるカムの特殊形状と糸を針配列
の定位置へ安定して供給する特殊給糸口形状とすること
で本発明のポイントである図1における起毛用糸ハによ
るニット編目の内側に押さえ糸ロによるニット編目を相
似形状の二重ニット編目g〜kとして安定して容易に形
成させることができる。図2は、図1の起毛用糸編目g
〜kの面を起毛した編地断面モデル図を示すものである
が、起毛工程を通すことにより、起毛機の直線状または
鈎状の針で生地片面を構成している起毛用糸編目g〜k
の糸の繊維を切断させながら引き出し毛羽を形成する。
同時に起毛用糸ハを引き出す力により、図1の地組織糸
イで構成されるa〜f面と押さえ糸ロで構成されるg〜
k面のコース間隔とウエル間隔の各々が絞られ縮小され
る。この結果、起毛用糸ハは地組織糸イと押さえ糸ロの
双方により強く固定され安定することになる。
【0027】このことにより、起毛工程の安定した通過
性と起毛回数の少数化、シャーリング工程の安定した通
過性とシャーリング回数の少数化により低コスト化が達
成できる。また起毛毛羽が動き難いために、毛羽の脱落
が少なく、ピリングの発生も抑えることができ、着用に
おける品位面でも優れたものとなる。
【0028】着用においては、ウエアの裏側に起毛面、
表側に地組織糸イで形成される非起毛面を、あるいはこ
の逆にするなど、何等限定されるものではない。
【0029】また図3、図4、図12は本発明の片面起
毛両面丸編地における別の実施態様を示す編地断面モデ
ル図と編方図の例であり、非起毛面が凹凸外観変化、起
毛面がストライプ調外観起毛となる例である。図3は起
毛前の編地断面モデル図を、図4は起毛後の編地断面モ
デル図を、図12は図3の編方図を示すものである。
【0030】即ち、図3において地組織糸イ、起毛用糸
ハを拘束するための押さえ糸ロ、起毛用糸ハの3種類の
構成糸からなり、地組織糸イはa、c、eのニット編目
とb、d、fのタック編目の1編目交互に配置され片面
の1コースを形成する。押さえ糸ロはニット編目により
g、h、i、j、kで他面の1コースを形成する。起毛
用糸ハは押さえ糸ロのニット編目g、i、kの1編目交
互各々の外側に相似形状にニットされ二重ニット編目に
形成されると同時に、この起毛用糸ハは地組織糸イによ
るニット編目a、c、eへタック編目にて1編目交互各
々に接結されてリバーシブル編地構造となる。
【0031】これに対応する編方図である図12におい
て、押さえ糸ロによる片面1コースを形成させる給糸口
と、起毛用糸ハによる起毛用編目を形成させる給糸口
、および、地組織糸イによる他面1コースを形成させ
る給糸口、の計4給糸口によって編成される。
【0032】起毛工程を通すことにより、図4に示すよ
うに起毛用糸ハによる編目g、i、kが起毛されストラ
イプ調外観起毛となる。また、起毛用糸ハによるニット
編目列を1編目飛ばし、2編目飛ばし、3編目飛ばし、
あるいはコース別に起毛用糸を適宜配置させることによ
り、幅の変化したストライプ調外観起毛、あるいは格子
調外観起毛など幅広い外観を持った起毛が可能である。
【0033】一方、地組織糸イで形成される非起毛面
は、地組織糸イによりニット、タック、ウエルトの少な
くとも2種を適宜組み合わせた編目形状に編成すること
により、編地表面変化もプレーン調から鹿の子調、ツイ
ル調、ストライプ調、ヘリンボーン調、バスケット調な
ど多彩に取れ、幅広い組織変化が可能である。
【0034】図5、図6および図13は本発明の両面起
毛丸編地における基本編形態を示し、図5は起毛前の編
地断面モデル図を、図6は起毛後の編地断面モデル図
を、図13は図5の編方図を示すものである。
【0035】即ち、図5において起毛用糸ハ1、ハ2を
拘束するための押さえ糸ロ1とロ2、起毛用糸ハ1とハ
2の4種類の構成糸からなり、地組織糸は使用しない。
押さえ糸ロ2はニット編目によりa、b、c、d、e、
fで片面の1コースを形成する。押さえ糸ロ1は同様に
ニット編目によりg、h、i、j、kで他面の1コース
を形成する。起毛用糸ハ1は押さえ糸ロ1のニット編目
g、h、i、j、kの各々の外側に相似形状にニットさ
れ二重ニット編目に形成されると同時に、この起毛用糸
ハ1は押さえ糸ロ2によるニット編目a、b、c、d、
e、fへタック編目にて各々接結される。また、起毛用
糸ハ2は押さえ糸ロ2のニット編目a、b、c、d、
e、fの各々の外側に相似形状にニットされ二重ニット
編目に形成されると同時に、この起毛用糸ハ2は押さえ
糸ロ1によるニット編目g、h、i、j、kへタック編
目にて各々接結され、片面起毛用糸ハ1、他面起毛用糸
ハ2による編目で形成されたリバーシブル編地構造とな
る。
【0036】これに対応する編方図である図13におい
て、押さえ糸ロ1による片面1コースを形成させる給糸
口と、起毛用糸ハ1による起毛用編目を形成させる給
糸口、および、押さえ糸ロ2による他面1コースを形
成させる給糸口、起毛用糸ハ2による起毛用編目を形
成させる給糸口の計4給糸口によって編成される。
【0037】このとき編機のカム形状を、給糸口にお
けるシリンダー針C1〜C5と給糸口におけるダイヤ
ル針D1〜D6を完全なニットクリア位置をとらせない
で上下・前後させる特殊形状と糸を針配列の定位置へ安
定して供給する特殊給糸口形状とすることで本発明のポ
イントである図5における起毛用糸ハ1およびハ2によ
るニット編目の内側に押さえ糸ロ1およびロ2によるニ
ット編目を相似形状の二重ニット編目g〜kおよびa〜
fとして安定して容易に形成させることができる。
【0038】図6には図5の起毛用糸編目g〜kとa〜
fの両面を起毛した編地断面モデル図を示し、起毛工程
を両面通すことにより、起毛用糸編目g〜kとa〜fの
糸の繊維を切断させながら引き出し毛羽を形成する。同
時に起毛用糸ハ1、ハ2を引き出す力により、図5の押
さえ糸ロ2で構成されるa〜f面と押さえ糸ロ1で構成
されるg〜k面のコース間隔とウエル間隔の各々が絞ら
れ縮小される。この結果、起毛用糸ハ1とハ2は押さえ
糸ロ1とロ2の双方により強く固定され安定することに
なる。
【0039】また両面起毛のため嵩高性と保温性が高
く、毛羽の脱落が少なく、ピリングの発生も抑えること
ができ、秋冬向け素材として最適なものとなる。
【0040】本発明において、起毛用糸、押さえ糸、地
組織糸の素材種も限定されることはなく、合成繊維のマ
ルチフィラメント糸や仮撚加工糸および紡績糸、天然繊
維使いの紡績糸や合成繊維との混紡糸など適宜使用で
き、各々を100%使いもしくは他の糸と交編してもよ
い。
【0041】特に、押さえ糸に合成繊維仮撚加工糸を使
用することにより、そのストレッチ特性から起毛用糸を
より強く拘束させ安定した起毛加工性、および毛羽脱落
とピリング発生を抑えることができる点で好ましい。特
にストレッチを要求される用途の場合は、芯にポリウレ
タン弾性糸/鞘に通常の合成繊維フィラメント糸をカバ
ーリングした糸を押さえ糸に使用することで達成でき好
ましい。
【0042】また、起毛用糸に単繊維繊度の細い繊維か
らなる合成繊維のマルチフィラメント糸や仮撚加工糸、
または紡績糸を使用することにより、より起毛加工がし
易く、かつ肌触りの点からも好ましい。
【0043】また、本発明では起毛用糸、押さえ糸、地
組織糸の太さも特に限定されず、編機のゲージによって
異なるものの、20ゲージの両面丸編機の場合、一本の
糸として30デニールから500デニール程度まで使用
できる。特に地組織糸に太い糸と細い糸を組み合わせる
ことにより、編地の表面変化がより大きく広がることに
なる点で好ましい。
【0044】後加工でポイントとなる起毛加工工程とシ
ャーリング加工工程は、従来品の加工工程と同じ工程で
よく特に限定されない。本発明は前述した生地構造から
起毛品としての嵩高性を損なうことなく、起毛加工回数
とシャーリング加工回数が従来品に比べ1/2以下程度
と合理化でき効率的に低コストで高品位・高物性のもの
が製造できる。
【0045】また、染色段階での付帯後加工として、吸
汗加工、吸湿加工、撥水加工、防汚加工、抗菌加工、消
臭加工、防臭加工、難燃加工、防風加工、近赤外線吸収
加工など用途と要求特性に応じて適宜付与することが好
ましい。
【0046】本発明の起毛両面丸編地は、適宜選択する
ことにより、シャツ地用途である薄地分野から防寒着用
途の中厚地分野までの生地展開が可能であり、次のよう
に幅広い分野に展開可能である。例えば、衣料用として
は婦人・紳士・子供向けアウターウエア類のシャツ、パ
ンツ、ワンピース、スーツ、ジャケット、コートなど、
スポーツウエア類のトレーニングウエア、ウォームアッ
プスーツ、スェットスーツ、トレーナー、競技シャツ・
パンツ、テニスシャツ、ゴルフシャツ、サイクルシャ
ツ、アウトドア向けシャツ、ブルゾン、ジャケット、パ
ーカーなど、ユニフォーム類のワーキングユニフォー
ム、オフィスユニフォーム、防寒着など、インナーウエ
ア類の肌着などに好ましく使用できる。
【0047】また衣料用資材類としては裏地などに好ま
しく使用できる。その他、帽子、靴材、手袋、シーツな
どにも使用可能である。
【0048】
【実施例】以下、本発明を実施例を用いて説明するが、
実施例における各評価は次のとおり行うものとする。
【0049】(1)嵩高度:次式により得られるものと
する。 嵩高度(cm3 /g)=t/w×1000 ここで、t:編地の厚さ(mm)、w:編地の重さ(g
/m2 )を意味し、数値が大きい程、嵩高性がありボリ
ューム感に富むことを示す。本発明において、従来品並
から以上を合格とする。
【0050】(2)ピリング:JIS L 1076
「織物および編物のピリング試験方法」A法(ICI型
試験機法、5時間)により得られるものとする。 判定数値(級)とピリング発生程度は次の判定に基づ
く。 5級:ピリングの発生がほとんどないもの 4級:ピリングの発生が少々あるもの 3級:ピリングの発生があるもの 2級:ピリングの発生が多いもの 1級:ピリングの発生が著しく多いもの 本発明において、3級以上を合格とする。
【0051】(3)着用評価結果は、パーカーを試作
し、男女15名による1ヶ月間の着用後、起毛面の毛羽
抜け程度とピリング発生程度を次のように視覚判定し
た。 <毛羽抜け程度> ○:毛羽抜けがほとんど見られないもの △:毛羽抜けがあるもの ×:毛羽抜けが著しいもの <ピリング発生程度> ○:ピリングの発生がほとんどないもの △:ピリングの発生があるもの ×:ピリングの発生が著しく多いもの
【0052】(4)起毛回数:起毛面の片面のみの起毛
回数を示す。
【0053】(5)シャーリング回数:起毛面の片面の
みのシャーリング回数を示す。いずれも回数の少ない方
が良い。
【0054】(6)総合評価:次のように表示した。 ○:起毛品として優れている ×:起毛品として劣っている
【0055】[実施例1]20Gの両面丸編機にて、地
組織糸イとしてポリエステル100デニール48フィラ
メントの仮撚加工糸を、押さえ糸ロとしてポリエステル
75デニール36フィラメントの仮撚加工糸を、起毛用
糸ハとしてポリエステル75デニール72フィラメント
の仮撚加工糸を用い、図11の編方図の給糸口、、
各々に給糸し、図1の編地断面モデル図で表される目
付170g/m2 の片面フラットタイプの編地を編成し
た。
【0056】この生機を通常のポリエステル編地の染色
加工法に従い、リラックス・精錬、染色を行った後、従
来品と同様の起毛工程とシャーリング工程、および最終
の仕上げセット工程を通し目付187g/m2 の図2の
編地断面モデル図に示す片面起毛編地を得た。
【0057】得られた編地は厚さ1.65mm、嵩高度
は8.82cm3 /gであった。また、ピリングICI
法3−4級、着用1ヶ月後の起毛面毛羽抜け程度、およ
びピリング発生程度もほとんど無く良好なものであっ
た。
【0058】起毛工程における起毛回数4回、シャーリ
ング工程におけるシャーリング回数2回と通常起毛品の
1/2以下であり、物性、品位、工程回数削減による低
コスト化を含め、起毛品として優れているものであっ
た。詳細結果を表1に示す。
【0059】[実施例2]実施例1と同じ丸編機を用
い、地組織糸イとしてポリエステル150デニール48
フィラメントの仮撚加工糸を、押さえ糸ロとしてポリエ
ステル75デニール36フィラメントの仮撚加工糸を、
起毛用糸ハとしてポリエステル100デニール96フィ
ラメントの仮撚加工糸を用い、図12の編方図の給糸口
、、、各々に給糸し、図3の編地断面モデル図
で表される目付272g/m2 の片面鹿の子タイプの編
地を編成した。
【0060】この生機を実施例1と同様の染色加工法、
および起毛工程、シャーリング工程、最終の仕上げセッ
ト工程を通し目付292g/m2 の図4の編地断面モデ
ル図に示す起毛面ストライプ調の片面起毛編地を得た。
【0061】得られた編地は厚さ2.32mm、嵩高度
は7.95cm3 /gであった。また、ピリングICI
法3−4級、着用1ヶ月後の起毛面毛羽抜け程度、およ
びピリング発生程度もほとんど無く良好なものであっ
た。
【0062】起毛工程における起毛回数4回、シャーリ
ング工程におけるシャーリング回数2回と通常起毛品の
1/2以下であり、物性、品位、工程回数削減による低
コスト化を含め、実施例1と同様に起毛品として優れて
いるものであった。詳細結果を表1に併せて示す。
【0063】[実施例3]実施例1と同じ丸編機を用
い、押さえ糸ロ1としてポリエステル75デニール36
フィラメントの仮撚加工糸を、押さえ糸ロ2として同一
のポリエステル75デニール36フィラメントの仮撚加
工糸を、起毛用糸ハ1としてポリエステル50%/ウー
ル混紡糸1/48を、起毛用糸ハ2として同一のポリエ
ステル50%/ウール混紡糸1/48を用い、図13の
編方図の給糸口、、、各々に給糸し、図5の編
地断面モデル図で表される目付250g/m2 の両面フ
ラットタイプの編地を編成した。
【0064】この生機を通常のポリエステル/ウール混
編地と同様の染色加工法、および編地両面に対する起毛
工程、シャーリング工程、最終の仕上げセット工程を通
し目付284g/m2 の図6の編地断面モデル図に示す
両面起毛編地を得た。
【0065】得られた編地は厚さ2.42mm、嵩高度
は8.52cm3 /gであった。また、ピリングICI
法は両面共3−4級、着用1ヶ月後の起毛面毛羽抜け程
度、およびピリング発生程度も両面共ほとんど無く良好
なものであった。
【0066】起毛工程における片面起毛回数3回、シャ
ーリング工程における片面シャーリング回数2回と通常
起毛品の1/2以下であり、物性、品位、工程回数削減
による低コスト化を含め、実施例1と同様に起毛品とし
て優れているものであった。詳細結果を表1に併せて示
す。
【0067】[比較例1]24Gのシンカーパイル丸編
機にて、地組織糸イとしてポリエステル150デニール
48フィラメントの仮撚加工糸を、起毛用糸ハとしてポ
リエステル50%/ウール混紡糸1/48を用い、図1
4の編方図の給糸口に各々給糸し、図7の編地断面モ
デル図で表される目付235g/m2 の片面パイル編地
を編成した。
【0068】この生機を通常のポリエステル/ウール混
編地の染色加工法、および起毛工程とシャーリング工
程、最終の仕上げセット工程を通し目付280g/m2
の図8の編地断面モデル図に示す片面起毛編地を得た。
【0069】得られた編地は厚さ2.00mm、嵩高度
は7.17cm3 /gであった。物性、品位的には、ピ
リングICI法1−2級、また着用1ヶ月後の起毛面毛
羽抜け程度とピリング発生程度は著しいものであった。
【0070】起毛工程における起毛回数8回、シャーリ
ング工程におけるシャーリング回数5回と通常起毛品並
であり、物性、品位、工程回数的にも起毛品として劣っ
ているものであった。詳細結果を表1に併せて示す。
【0071】[比較例2]実施例1と同一の丸編機を用
い、地組織糸イとしてポリエステル150デニール14
4フィラメントの仮撚加工糸を用い、図15の編方図の
給糸口に給糸し、図9の編地断面モデル図で表される
目付185g/m2 のフライス組織の編地を編成した。
【0072】この生機を実施例1と同様の染色加工法、
および起毛工程、シャーリング工程、最終の仕上げセッ
ト工程を通し目付210g/m2 の図10の編地断面モ
デル図に示す片面起毛編地を得た。
【0073】得られた編地は厚さ1.47mm、嵩高度
は7.00cm3 /gであった。物性、品位的には、ピ
リングICI法1−2級、また着用1ヶ月後の起毛面毛
羽抜け程度が多く、ピリング発生程度も著しいものであ
った。
【0074】起毛工程における起毛回数9回、シャーリ
ング工程におけるシャーリング回数6回と通常起毛品並
であり、物性、品位、工程回数的にも起毛品として劣っ
ているものであった。詳細結果を表1に併せて示す。
【0075】
【表1】
【0076】
【発明の効果】本発明の起毛両面丸編地は、従来の起毛
丸編地に比べ、同等以上の嵩高性を持ちながら抗毛羽抜
け性、抗ピリング性に優れ、かつ起毛工程回数とシャー
リング工程を削減できることから、品位と物性を満足し
ながら低コストで製造可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の片面起毛用両面丸編地の起毛前の一例
を示す編地断面モデル図である。
【図2】本発明図1の片面起毛用両面丸編地の起毛後の
一例を示す編地断面モデル図である。
【図3】本発明のその他の片面起毛用両面丸編地の起毛
前の一例を示す編地断面モデル図である。
【図4】本発明図3の片面起毛用両面丸編地の起毛後の
一例を示す編地断面モデル図である。
【図5】本発明の両面起毛用両面丸編地の起毛前の一例
を示す編地断面モデル図である。
【図6】本発明図5の両面起毛用両面丸編地の起毛後の
一例を示す編地断面モデル図である。
【図7】従来品である片面起毛用シンカーパイル丸編地
の起毛前の一例を示す編地断面モデル図である。
【図8】従来品図7の片面起毛用シンカーパイル丸編地
の起毛後の一例を示す編地断面モデル図である。
【図9】従来品であるその他の片面起毛用両面丸編地の
起毛前の一例を示す編地断面モデル図である。
【図10】従来品図9の片面起毛用両面丸編地の起毛後
の一例を示す編地断面モデル図である。
【図11】図1の編地の編方図である。
【図12】図3の編地の編方図である。
【図13】図5の編地の編方図である。
【図14】図7の編地の編方図である。
【図15】図9の編地の編方図である。
【符号の説明】
a〜f 編地片面ダイヤル編針側の編目 g〜l 編地片面シリンダー編針側の編目 D1〜D6 ダイヤル側編針 C1〜C6 シリンダー側編針 〜 編機の給糸口NO イ 地組織糸 ロ、ロ1、ロ2 押さえ糸 ハ、ハ1、ハ2 起毛用糸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松本 茂登 福井県武生市五分市町18番8号 ミツカワ 株式会社内 (72)発明者 山田 政人 福井県武生市五分市町18番8号 ミツカワ 株式会社内 (72)発明者 丹羽 氏輝 滋賀県大津市大江1丁目1番1号 東レ株 式会社瀬田工場内 (72)発明者 大内 弥 東京都中央区日本橋室町2丁目2番1号 東レ株式会社東京事業場内 (72)発明者 尾崎 完司 東京都中央区日本橋室町2丁目2番1号 東レ株式会社東京事業場内 Fターム(参考) 4L002 AB02 AB04 BB01 DA02 EA07 FA01

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 起毛用糸、押さえ糸、地組織糸または起
    毛用糸、押さえ糸から構成されるリバーシブル両面丸編
    地からなり、片面を形成する起毛用糸によるニット編目
    の内側に押さえ糸ニット編目を相似形状の二重ニット編
    目に形成させ、該起毛用糸が他面を形成するニット編目
    へタック編目にて接結され、かつ、起毛用糸によるニッ
    ト編目形成面の少なくとも一面が起毛されていることを
    特徴とする起毛両面丸編地。
  2. 【請求項2】 起毛用糸によるニット編目形成面が起毛
    され、他面が地組織糸によりニット、タック、ウエルト
    の少なくとも2種の編目形状に形成されていることを特
    徴とする請求項1記載の起毛両面丸編地。
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