JP2000255909A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2000255909A
JP2000255909A JP11055318A JP5531899A JP2000255909A JP 2000255909 A JP2000255909 A JP 2000255909A JP 11055318 A JP11055318 A JP 11055318A JP 5531899 A JP5531899 A JP 5531899A JP 2000255909 A JP2000255909 A JP 2000255909A
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image
tray
image forming
sheet
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JP11055318A
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English (en)
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Rika Shimizu
里香 清水
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】画像形成装置に既存の構成を用いて、再使用可
能な使用済用紙の選別処理を自動化できるようにする。 【構成】プリンタ部1及び給紙トレイ2aの下方に、中
間トレイ3、スキャナ部4、原稿トレイ5、再使用用紙
トレイ6及び廃棄用紙トレイ7を配置した。用紙選別処
理時に、原稿トレイ5に載置された使用済用紙をスキャ
ナ部4に搬送し、使用済用紙における画像の有無を検出
する。1回目の処理において画像が検出されなかった使
用済用紙を表裏面を反転して再使用用紙トレイ6に搬送
し、画像が検出された使用済用紙を中間トレイ3及び原
稿トレイ5を経由して表裏面を反転してスキャナ部4に
搬送して2回目の処理を行う。2回目の処理で画像が検
出されなかった使用済用紙を表裏面を反転して再使用用
紙トレイ6に搬送するとともに、画像が検出された使用
済用紙を廃棄用紙トレイ7又はシュレッダ8に搬送す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、用紙の片面又は両面
に画像を形成する画像形成装置に関し、特に、片面のみ
に画像が形成された用紙を再利用するための機能を備え
た画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、不要な用紙であって一方の面
にのみ画像が形成された用紙の他方の面に対して画像形
成を行い、紙資源を有効に活用して用紙コストの低廉化
を図る画像形成処理が行われている。
【0003】ところが、画像形成済の不要な用紙には両
面に画像が形成されているために再利用することができ
ない用紙も含まれるため、画像形成済の不要な用紙を再
利用するためには、不要な用紙から一方の面にのみ画像
が形成されている用紙を選別し、選別した用紙を画像が
形成されていない他方の面に画像形成が行われるように
して給紙部に収納する必要があり、これらの作業をオペ
レータに委ねることとすると、用紙を再利用するために
煩雑な準備作業が必要になる。
【0004】そこで、特開平8−143180号公報に
は、給紙カセットから画像形成部に給紙された用紙の被
画像形成面における画像の有無を検出し、用紙の被画像
形成面に既に画像が形成されている場合には、画像形成
処理を一時中断して用紙の表裏面を反転した後に、画像
形成部に再度給紙するようにした画像形成装置の構成が
開示されている。
【0005】また、特開平5−51150号公報には、
画像形成済の用紙の表裏面について画像形成済面又は未
使用面のいずれであるかの判別を行い、未使用面を有す
る用紙のみを画像形成装置に搬送する用紙処理装置の構
成が開示されており、また、表裏面のいずれが未使用面
であるかに応じて用紙を選択的に反転して画像形成装置
に搬送するようにした構成が開示されている。
【0006】さらに、特開平10−97112号公報に
は、供給手段から画像形成手段に供給された用紙の被画
像形成面に画像が形成されているか否かを検出する検出
手段を備え、被画像形成面に既に画像が形成されている
用紙を通常の排紙位置と異なる位置に排紙する画像形成
装置の構成が開示されており、また、被画像形成面に新
たに画像を形成した用紙の裏面に裏面であることを示す
画像を形成して通常の排紙位置に排出するようにした構
成が開示されている。
【0007】加えて、特開平8−241017号公報に
は、紙カセットから給紙された用紙の表裏面の画像形成
状態を検出するセンサを設け、センサの検出出力に基づ
いて、選択的に用紙の表裏面を反転させることにより、
用紙の未使用面に画像形成を行うとともに画像形成済面
に裏面であることを示す画像を形成するようにした構成
が開示されている。
【0008】これら従来の構成により、画像形成済の不
要な用紙から再使用が可能な用紙のみを自動的に選別す
ることができ、用紙の再使用に際して煩雑な準備作業を
不要にすることができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の装置では、いずれにおいても画像形成済の不要な用
紙から片面が未使用面である用紙を選別するための専用
の構成が必要で、画像形成装置に既存の構成のみを用い
て再使用可能な用紙を選別することができず、構成の複
雑化による装置の大型化及びコストの上昇を招く問題が
あった。
【0010】この発明の目的は、画像形成装置に既存の
構成のみを用いて不要な用紙から再使用可能な用紙を選
別することができ、装置の大型化やコストの上昇を招来
することなく、使用済用紙の再使用に際して煩雑な準備
作業を不要にすることができる画像形成装置を提供する
ことにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の課題
を解決するための手段として、以下の構成を備えてい
る。
【0012】(1) 原稿トレイに載置された原稿を原稿搬
送路中に搬送する間に画像読取部によって原稿の画像を
読み取り、用紙給紙部に収納された用紙を用紙搬送路中
に搬送する間に画像読取部が読み取った画像に基づいて
画像形成部によって用紙に画像形成処理を行う画像形成
装置において、用紙選別処理時に、使用済用紙を原稿ト
レイから原稿搬送路中に搬送する間に画像読取部によっ
て使用済用紙における画像の有無を検出し、画像の有無
に基づいて再使用可能な使用済用紙を、再使用不可能な
使用済用紙と選別して用紙搬送路を経由して用紙給紙部
に搬送することを特徴とする(請求項1)。
【0013】この構成においては、画像形成装置に既存
の原稿トレイ、原稿搬送路、画像読取部、用紙搬送路及
び用紙給紙部を用いて、少なくとも片面に画像が形成さ
れていない再使用可能な使用済用紙が再使用不可能な使
用済用紙と選別される。したがって、使用済用紙から再
使用可能な用紙を選別する用紙選別処理を自動化するた
めに、画像形成装置に新たな構成を追加する必要がな
く、装置の大型化やコストの上昇を生じることがない。
【0014】(2) 前記原稿搬送路の一部に原稿の表裏面
を反転する反転部を備え、用紙選別処理時に画像読取部
が一方の面において画像を検出した使用済用紙を反転部
において表裏面を反転して原稿搬送路中に再度搬送する
間に画像読取部によって使用済用紙の他方の面における
画像の有無を検出し、片面に画像が形成されていない使
用済用紙を、両面に画像が形成された使用済用紙と選別
して用紙搬送路を経由して用紙給紙部に搬送することを
特徴とする(請求項2)。
【0015】この構成においては、画像形成装置に既存
の原稿トレイ、原稿搬送路、画像読取部、用紙搬送路、
用紙給紙部及び反転部を用いて、片面に画像が形成され
ていない使用済用紙が両面に画像が形成されている使用
済用紙と選別される。したがって、画像形成装置に新た
な構成を追加することなく、使用済用紙から再使用可能
な用紙が確実に選別される。
【0016】(3) (2) の構成において、片面に画像が形
成されていない使用済用紙を、画像形成部において画像
が形成されていない面に画像が形成される状態で用紙給
紙部に搬送するものとすることができる。
【0017】この構成においては、片面に画像が形成さ
れていない使用済用紙が、画像が形成されていない面に
画像が形成される状態で画像形成部に給紙され、画像形
成処理時における使用済用紙の給紙処理を簡略化するこ
とができる。
【0018】(4) (2) の構成において、前記用紙選別処
理を使用済用紙の一方の面において画像の有無を検出す
る1回目の処理と使用済用紙の他方の面において画像の
有無を検出する2回目の処理とによって構成し、1回目
の処理において画像が検出された使用済用紙を用紙搬送
路の一部を構成する中間トレイに一時貯留し、原稿トレ
イに載置された全ての使用済用紙に対する1回目の処理
が終了した後に、中間トレイに一時貯留した使用済用紙
を表裏面を反転した状態で原稿トレイに搬送して2回目
の処理を実行するものとすることができる。
【0019】この構成においては、1回目の処理におい
て一方の面に画像が検出された使用済用紙に対してのみ
2回目の処理によって他方の面について画像の有無が検
出され、2回目の処理を実行すべき使用済用紙の枚数を
減少させて用紙選別処理を短時間化することができると
ともに、再使用可能な使用済用紙と再使用不可能な使用
済用紙とを正確に選別することができる。
【0020】(5) 前記原稿トレイ、画像読取部及び用紙
給紙部が上下方向に配置された複数の収納位置のいずれ
かに着脱自在に装着されるとともに、原稿搬送路及び用
紙搬送路の一部が構成されたトレイ棚を備えたことを特
徴とする(請求項3)。
【0021】この構成においては、用紙選別処理に使用
される原稿トレイ、画像読取部及び用紙給紙部が、原稿
搬送路及び用紙搬送路の一部を構成したトレイ棚の複数
の収納位置に任意の順序で装着される。したがって、オ
ペレータの姿勢等に応じた上下位置において用紙選別処
理に係る使用済用紙に対する処理が実行される。
【0022】(6) (5) の構成において、前記原稿トレイ
及び画像読取部をトレイ棚における同一の収納位置に並
設したものとすることができる。
【0023】この構成においては、原稿トレイから画像
読取部に対する使用済用紙の搬送経路が単純かつ短距離
になり、画像読取部に対する搬送中に使用済み用紙が紙
詰まりを生じることがない。
【0024】(7) 前記トレイ棚が、用紙選別処理に係る
入力操作を受け付ける操作部を備えたことを特徴とする
(請求項4)。
【0025】この構成においては、トレイ棚に備えられ
た操作部において用紙選別処理に係る入力操作が行われ
る。したがって、オペレータの姿勢等に応じた上下位置
において用紙選別処理に係る入力操作が行われる。
【0026】(8) (7) の構成において、前記操作部が、
用紙選別処理に係る入力操作、及び、画像形成処理に係
る入力操作を互いに独立して受け付けるものとすること
ができる。
【0027】この構成においては、用紙選別処理に係る
入力操作と画像形成処理に係る入力操作とを互いに独立
して行うことができ、用紙選別処理を画像形成処理の実
行状態に関係なく実行することができる。
【0028】(9) (7) 及び(8) の構成において、前記操
作部が、用紙選別処理の進捗状態を表示する表示部を備
えたものとすることができる。
【0029】この構成においては、表示部の表示内容に
基づいて用紙選別処理における進捗状態を正確に認識す
ることができ、用紙選別処理が中断した場合に、中断を
解除するために必要な作業が正確に認識できる。
【0030】(10)(9) の構成において、前記表示部が、
選別処理後における使用済用紙の収納量を用紙選別処理
の進捗状態として表示するものとすることができる。
【0031】この構成においては、選別処理後における
使用済用紙の収納量が所定量を越えた際に用紙選別処理
を中断することとした場合に、表示部の表示内容に基づ
いて使用済用紙を取り出すことにより、中断した用紙選
別処理を素早く再開することができる。
【0032】(11)前記トレイ棚が、画像形成部の下方に
位置し、画像読取部が装着された収納位置の上方の収納
位置に用紙給紙部を構成する少なくとも1つの給紙トレ
イであって用紙選別処理時に使用済用紙が搬送される給
紙トレイと異なる給紙トレイを装着したことを特徴とす
る(請求項5)。
【0033】この構成においては、画像形成部及び給紙
トレイの下方に、用紙選別処理に係る構成が配置され
る。したがって、画像形成処理に係る用紙の搬送経路と
用紙選別処理に係る使用済用紙の搬送経路とが重複する
ことがなく、画像形成部において給紙トレイから給紙さ
れた用紙に対する画像形成処理を実行している間に、同
時に、用紙選別処理を実行することができる。
【0034】(12)前記トレイ棚が、片面に画像が形成さ
れていない使用済用紙を画像形成部に給紙できる状態で
収納する再使用用紙トレイと、両面に画像が形成された
用紙を収納する廃棄用紙トレイと、を画像読取部が装着
されている収納位置の下方の収納位置に装着したことを
特徴とする(請求項6)。
【0035】この構成においては、用紙選別処理におい
て選別された再使用可能な使用済用紙と再使用不可能な
使用済用紙とが、画像読取部の下方において再使用用紙
トレイと廃棄用紙トレイとに分類して収納される。した
がって、選別後の使用済用紙が選別結果に応じて確実に
分類されて収納され、後の処理が容易になる。
【0036】(13)(12)の構成において、前記再使用用紙
トレイが給紙トレイであり、廃棄用紙トレイが画像形成
部から排出された用紙を収納する排紙部であるものとす
ることができる。
【0037】この構成においては、画像形成装置に既存
の給紙トレイ及び排紙トレイを用いて選別処理後の使用
済用紙を分類して収納することができ、新たな構成の追
加による装置の大型化及びコストの上昇を生じることな
く、選別処理後の使用済用紙を正確に分類して収納する
ことができる。
【0038】(14)使用済用紙に形成された画像を認識で
きない状態にする用紙廃棄手段を備え、用紙選別時にお
ける画像読取部による使用済用紙の画像の読取結果に基
づいて使用済用紙を選択的に用紙廃棄手段に搬送するこ
とを特徴とする(請求項7)。
【0039】この構成においては、用紙選別処理時に両
面において画像が検出され、再使用することができない
とされた使用済用紙を、用紙廃棄手段に搬送することに
より、再使用不可能な使用済用紙の廃棄作業が自動化さ
れる。
【0040】(15)(14)の構成において、画像読取部が予
め設定された特定の画像を読み取った際に、使用済用紙
を用紙廃棄手段に搬送するものとすることができる。
【0041】この構成においては、予め設定された特定
の画像が形成された使用済用紙は、再使用の可否に拘ら
ず用紙廃棄手段において廃棄され、内容を秘密にすべき
画像の画像形成処理時、又は、画像形成処理後に特定の
画像を形成しておくことにより、内容を秘密にすべき画
像を形成した使用済用紙を自動的に廃棄して再使用され
ることによる秘密の漏洩を確実に防止することができ
る。
【0042】
【実施の形態】図1はこの発明の実施形態に係る画像形
成装置の構成を示す正面断面の略図であり、図2は同画
像形成装置の側面断面の略図である。この発明の実施形
態に係る画像形成装置10は、画像形成処理を行うプリ
ンタ部1、プリンタ部1に供給する未使用用紙を収納し
た用紙給紙部である給紙トレイ2、用紙搬送路の一部を
構成する中間トレイ3、原稿の画像を読み取るスキャナ
部4、スキャナ部4に対して原稿又は使用済用紙を供給
する原稿トレイ5、プリンタ部1に供給する再使用用紙
を収納した再使用用紙トレイ6、使用済の用紙であって
再使用することができない両面使用済用紙を収納する廃
棄用紙トレイ7、及び、再使用することができない用紙
を廃棄処理するシュレッダ8を備えている。
【0043】図2に示すように、画像形成装置10にお
いて、給紙トレイ2、中間トレイ3、スキャナ部4、原
稿トレイ5、再使用用紙トレイ6及び廃棄用紙トレイ7
は、プリンタ部1の下方に配置されたトレイ棚9の収納
位置9a〜9eのそれぞれに任意の順序で装着されてい
る。即ち、プリンタ部1の下方に配置されたトレイ棚9
における収納位置9a〜9eのそれぞれは、いずれも同
一の寸法形状を呈している。一方、給紙トレイ2、中間
トレイ3、スキャナ部4と原稿トレイ5、及び、再使用
用紙トレイ6と廃棄用紙トレイ7のそれぞれは、トレイ
棚9の収納位置9a〜9eと同一の寸法形状にされてお
り、収納位置9a〜9eのいずれにも収納できるように
されている。
【0044】また、トレイ棚9における収納位置9a〜
9eのそれぞれの右側とプリンタ部1の入紙部とを連絡
する右側搬送路、及び、収納位置9a〜9eのそれぞれ
の左側とプリンタ部1の排紙部とを連絡する左側搬送路
が形成されている。このため、収納位置9a〜9eのそ
れぞれは、用紙又は原稿を互いの間において受け渡しす
ることができるとともに、収納している用紙をプリンタ
部1に給紙すること、及び、プリンタ部1から排出され
た用紙を収納することができる。
【0045】したがって、画像形成装置10のプリンタ
部1の下方における給紙トレイ2、中間トレイ3、スキ
ャナ部4、原稿トレイ5、再使用用紙トレイ6及び廃棄
用紙トレイ7の上下方向の位置関係は、使用状態に応じ
て適宜変更することができる。例えば、画像形成装置1
0を複写機として使用する場合にはスキャナ部4におけ
る画像読取処理の対象となる原稿を原稿トレイ5に出し
入れする必要があり、オペレータが立った状態で作業す
る場合にはスキャナ部4及び原稿トレイ5はできるだけ
上方に配置すべきである一方、オペレータが座った状態
で作業する場合にはスキャナ部4及び原稿トレイ5は下
方よりに配置すべきである。このため、オペレータの作
業時の姿勢に応じてスキャナ4及び原稿トレイ5を収納
すべきトレイ棚9の収納位置を変更することにより、オ
ペレータの作業性を向上することができる。
【0046】また、後述する用紙選別処理時の作業性を
考慮して、トレイ棚9における給紙トレイ2、中間トレ
イ3、スキャナ部4、原稿トレイ5、再使用用紙トレイ
6及び廃棄用紙トレイ7の上下方向の配置位置を決定す
ることもできる。
【0047】図1に示す例では、トレイ棚9における上
下5段の収納位置9a〜9eに、上から順に給紙トレイ
2、中間トレイ3、スキャナ部4及び原稿トレイ5、給
紙トレイ2、並びに、再使用用紙トレイ6及び廃棄用紙
トレイ7が装着されている。なお、トレイ棚9の収納位
置数に応じて、プリンタ部1及びシュレッダ8をトレイ
棚9内に収納することもできる。この場合には、プリン
タ部1及びシュレッダ8の形状及び寸法を、トレイ棚9
の収納位置の形状及び寸法に一致させる。
【0048】以上のように構成された画像形成装置10
において、通常の画像読取処理時には、原稿トレイ5に
セットされた原稿が最下部に位置するものから順に1枚
ずつスキャナ部4に導かれる。スキャナ部4における画
像読取処理が終了した原稿は、右側搬送路の一部、中間
トレイ3及び左側搬送路の一部を順に経由して原稿トレ
イ5の最上部に回収される。この時、原稿をスキャナ部
4から一旦下方に搬送した後に原稿の前後端を反転した
状態で中間トレイ3を経由して原稿トレイ5に導くこと
により、スキャナ部4における画像読取処理の前後にお
いて表裏面を反転した状態で原稿が原稿トレイ5に回収
される。したがって、原稿トレイ5にセットされた原稿
のそれぞれを2回ずつスキャナ部4に搬送することによ
り、原稿の両面から画像を読み取ることができる。
【0049】また、通常の画像形成処理時には、用紙ト
レイ2a又は2bのいずれかから右側搬送路を経由して
用紙が1枚ずつプリンタ部1に給紙される。プリンタ部
1において画像形成を受けた用紙は、排紙トレイ1aに
排出される。また、両面画像形成処理時には、プリンタ
部1において一方の面に画像が形成された用紙は、表裏
面を反転して中間トレイ3に一時貯留された後、中間ト
レイ3から再度プリンタ部1に給紙され、他方の面に画
像が形成された後に排紙トレイ1aに排出される。
【0050】再使用用紙に対する画像形成処理時には、
用紙トレイ6から右側搬送路を経由して再使用用紙が1
枚ずつプリンタ部1に給紙される。プリンタ部1におい
て画像形成を受けた再使用用紙は、排紙トレイ1aに排
出される。なお、一方の面に既に画像が形成されている
再使用用紙に対する画像形成処理時には、両面画像形成
処理が行われることはない。
【0051】図3は、上記画像形成装置におけるスキャ
ナ部及び原稿トレイの構成を示す図である。上記のよう
に、画像形成装置10においてスキャナ部4及び原稿ト
レイ5は、トレイ棚9における単一の収納位置9cに収
納されている。原稿トレイ5に収納された原稿又は使用
済用紙が、最下部に位置するものから1枚ずつ順にスキ
ャナ部4内に供給される。即ち、原稿から読み取った画
像データに基づく通常の画像形成処理時には原稿トレイ
5内に単一又は複数枚の原稿がセットされ、使用済用紙
から再使用が可能な用紙を選別する用紙選別処理時には
原稿トレイ5内に単一又は複数の使用済用紙がセットさ
れる。
【0052】なお、用紙選別処理時に使用済用紙をセッ
トする使用済用紙トレイを、原稿トレイ5とは別にトレ
イ棚9の収納位置9a〜9eのいずれかに配置すること
もできる。この場合には、使用済用紙トレイにセットさ
れた使用済用紙を1枚ずつ原稿トレイ5を経由してスキ
ャナ部4に搬送する。
【0053】スキャナ部4内には、矯正ローラ41、読
取ヘッド42及び排出ローラ43が配置されている。矯
正ローラ41は、スキャナ部4内に供給された使用済用
紙に発生している折れや皺等の変形を矯正する。即ち、
既に片面又は両面に画像が形成された使用済用紙は、一
旦書類として使用されている可能性が高く、取扱に際し
て折れや皺を生じている場合があり、用紙選別処理時や
使用済用紙に対する画像形成処理時に画像形成装置10
内を搬送される間にジャムを生じ易い。また、用紙選別
処理時にスキャナ部4が使用済用紙に発生した折れや皺
を画像の一部として誤検出してしまう問題もある。この
ため、スキャナ部4内において使用済用紙の搬送方向に
おける読取ヘッド42の上流側に矯正ローラ41を配置
し、使用済用紙に発生している折れや皺等の変形を矯正
するようにしている。
【0054】なお、この実施形態では、スキャナ部4に
隣接して配置された原稿トレイ5から使用済用紙をスキ
ャナ部4に供給するようにしているため、用紙選別処理
時に使用済用紙を読取ヘッド42に対向させるまでの搬
送路が直線状に短い距離で構成される。このため、折れ
や皺等の変形を生じている使用済用紙が、原稿トレイ5
からスキャナ部4に搬送される間にジャムを発生する可
能性は極めて低い。
【0055】読取ヘッド42は、原稿又は使用済用紙の
上面の画像を読み取る。排出ローラ43は、画像の読取
処理を終了した原稿又は使用済用紙をスキャナ部4から
排出する。したがって、画像形成処理時には読取ヘッド
42が原稿から読み取った画像データに基づいてプリン
タ部1における画像形成処理が行われ、用紙選別処理時
には読取ヘッド42が使用済用紙から読み取った画像の
有無の検出結果に基づいて再使用が可能か否かの判別が
行われる。
【0056】図4は、上記画像形成装置における用紙選
別処理時の処理手順を示すフローチャートである。用紙
選別処理時において、例えば、後述する選別処理開始ボ
タンの操作によってオペレータが処理の開始を指示する
と(s1)、原稿トレイ5に収納されている使用済用紙
を1枚ずつスキャナ部4に搬送し(s2)、用紙の上面
に対して画像の読取処理を行う(s3)。次いで、用紙
の上面に画像が存在するか否かの判別を行い(s4)、
用紙の上面に画像が存在しない場合には、用紙の表裏面
を反転して再使用用紙トレイ6に収納する(s5)。こ
の用紙の表裏面の反転は、例えば、用紙をスキャナ部4
から一旦プリンタ部1方向に搬送した後、用紙の搬送方
向の前後を反転して再使用用紙トレイ6方向に搬送する
ことにより行われる。
【0057】用紙の上面に画像が形成されている場合に
は、フラグがセットされているか否かの判別を行う(s
6)。このフラグは、s3における画像読取が用紙に対
する1回目の画像読取か2回目の画像読取かの状態を記
憶する。フラグがセットされておらず、1回目の画像読
取である場合には、用紙の表裏面を反転して中間トレイ
3に収納する(s7)。
【0058】以上のようにして、1回目の画像読取後に
おいて、スキャナ部4から排出された使用済用紙は、図
5に示すように、中間トレイ3又は再使用用紙トレイ6
に選択的に搬送される。
【0059】s6においてフラグがセットされており、
2回目の画像読取である場合、即ち、使用済用紙の両面
に画像が形成されている場合には、シュレッダ8による
処理が選択されているか否かの判別を行い(s9)、シ
ュレッダ8による処理が選択されている場合には、使用
済用紙を中間トレイ3を経由してシュレッダ8に搬送す
る(s10)。シュレッダ8による処理が選択されてい
ない場合には、使用済用紙を中間トレイ3を経由して廃
棄用紙トレイ7に収納する(s11)。この後、原稿ト
レイ5に用紙が存在するか否かの判別を行い(s8)、
原稿トレイ5にセットされた使用済用紙がなくなるまで
s2〜s11の処理を繰り返し実行する。
【0060】以上のようにして、2回目の画像読取後に
おいて、スキャナ部4から排出された使用済用紙は、図
6に示すように、再使用用紙トレイ6、廃棄用紙トレイ
7又はシュレッダ8に選択的に搬送される。
【0061】s8において、原稿トレイ5に用紙が存在
しなくなった場合には、中間トレイ3に用紙が収納され
ているか否かの判別を行う(s12)。中間トレイ3に
用紙が収納されており、原稿トレイ5にセットされた用
紙の全てについて片面に対する画像の有無の判別が完了
した場合には、図7に示すように、フラグをセットして
中間トレイ3に収納されている用紙を原稿トレイ5に搬
送する(s13,s14)。s14において中間トレイ
3に用紙が収納されておらず、原稿トレイ5にセットさ
れた全ての使用済用紙の上面に画像が形成されていなか
った場合、又は、上面に画像が形成されていた使用済用
紙の全てに対する処理が終了した場合に、用紙選別処理
を終了する。
【0062】以上のようにして、複数枚の使用済用紙を
原稿トレイ5にセットした状態で用紙選別処理を実行す
ることにより、上面に画像が形成されていない片面使用
済用紙は1回目の処理で、上面に画像が形成されている
片面使用済用紙は2回目の処理で、画像が形成されてい
ない面を下側にした状態で使用済用紙トレイ6に収納さ
れる。なお、下面に画像が形成される状態で使用済用紙
トレイ6から使用済用紙がプリンタ部1に給紙される。
また、用紙の両面に画像が形成された両面使用済用紙
は、選択に応じてシュレッダ8による破砕処理、又は、
廃棄用紙トレイ7に収納する処理がなされる。したがっ
て、用紙選別処理の対象となる使用済用紙を原稿トレイ
5にセットする際に、片面使用済用紙の表裏面のいずれ
を上側にして収納するかを考慮する必要がなく、また、
予め両面使用済用紙を排除しておく必要もない。
【0063】なお、s3における画像読取処理で用紙か
ら読み取った画像データは画像形成処理に使用されるも
のではないため、読み取った画像データを保存する必要
はなく、s4における画像の有無の判断の後に直ちに消
去するようにしてもよい。これによって、用紙選別処理
時に原稿トレイ5に収納可能な使用済用紙の枚数に応じ
た記憶容量の画像メモリを備える必要がない。
【0064】また、s7では、1回目の画像読取におい
て上面に画像が形成されている使用済用紙を中間トレイ
3に収納するようにしているが、給紙トレイ2bに使用
済用紙を収納するようにしてもよい。この場合には、給
紙トレイ2bから原稿トレイ5に用紙を搬送する際に
(s14)用紙の前後端が反転されるため、給紙トレイ
2bに収納する際に用紙の前後端又は表裏面を反転する
必要がない。但し、給紙トレイ2bが、使用済用紙の収
納位置と用紙の給紙位置とが相違する構成である場合、
即ち、先に収納された用紙から順に給紙する構成である
場合には、給紙トレイ2bに未使用の用紙が収納されて
いないことが条件となる。
【0065】さらに、s5,s7及びs11の処理の後
に、再使用用紙トレイ6、中間トレイ3又は給紙トレイ
2b、及び、廃棄用紙トレイ7における用紙の収納状態
を検出し、いずれかのトレイにおいて用紙の収納量が所
定量を越えた場合に、用紙選別処理を中断するように
し、トレイにおける用紙の詰まりの発生を防止するよう
にしてもよい。
【0066】加えて、画像が片面又は両面のいずれに形
成されているかに拘らず、シュレッダによる破砕処理が
必要とされる機密書類に、予め、機密書類である旨の記
号、文字又は図形等の画像を表記しておき、s3の画像
読取処理時に読み取った画像に機密書類である旨を表す
画像が存在する場合には、その用紙を直接シュレッダ8
に搬送するようにしてもよい。
【0067】また、用紙選別処理時に片面使用済用紙を
収納する再使用用紙トレイ6、又は、両面使用済用紙を
収納する廃棄用紙トレイ7は、トレイ棚9内に配置され
た給紙トレイにプリンタ部1に給紙すべき未使用の用紙
が収納されていないこと、又は、排紙トレイにプリンタ
部1から排出された用紙が収納されていないことを条件
として、給紙トレイ又は排紙トレイを用いることができ
る。このように構成することにより、用紙選別処理を実
行するに際して何ら新たな構成を追加する必要がなく、
コストの上昇を生じることがない。
【0068】図8は、上記画像形成装置におけるスキャ
ナ部の前面に装着された操作パネルの構成を示す図であ
る。操作パネル4aは、用紙選別処理時に、オペレータ
による操作を受け付けるとともに、各部の動作状態を表
示する。このため、操作パネル4aには、用紙選別処理
の開始の指示を受け付ける処理開始ボタン81、用紙選
別処理の進捗状態を表示する表示部82、再使用用紙ト
レイ6の状態を表示する表示部83、廃棄用紙トレイ7
の状態を表示する表示部84、及び、シュレッダ8の状
態を表示する表示部85を備えている。
【0069】なお、操作パネル4aに、中間トレイ3の
状態を表示する表示部を追加してもよく、両面使用済用
紙を廃棄用紙トレイ7又はシュレッダ8のいずれに導く
かの選択入力を受け付けるキーを配置してもよい。ま
た、操作パネル4aに、画像形成倍率や画像形成部数等
の画像形成処理条件の入力を受け付けるキー、及び、画
像形成処理の開始の指示を受け付けるプリントキーを備
えることもできる。
【0070】図9は、上記操作パネルの表示部における
表示内容の一例を示す図である。図9(A)に示すによ
うに、用紙選別処理の全体の進捗状況が表示部82に表
示されるとともに、図9(B)〜(D)に示すように、
用紙選別処理時に使用される各トレイの状態が表示部8
3〜85に表示される。したがって、各トレイにおける
用紙の収納量が所定量に達した時に動作を中断するよう
にした場合にも、表示部83〜85における表示内容に
基づいて、処理の中断の原因、及び、その解消方法をオ
ペレータが容易に認識することができる。
【0071】このように、用紙選別処理に係る操作パネ
ル4aを画像形成処理に係る操作パネルと別体に備える
ことにより、画像形成処理と用紙選別処理とを互いに独
立して実行することができる。特に、上記の実施形態に
係る画像形成装置10では、プリンタ部1と中間トレイ
3との間に給紙トレイ2aを配置しているため、給紙ト
レイ2aから給紙された用紙に対する片面画像形成処理
と用紙選別処理とを同時に実行することができる。
【0072】但し、両面画像形成処理時、及び、給紙ト
レイ2bから給紙した用紙に対する画像形成処理時に
は、用紙選別処理時における使用済用紙の搬送経路が、
画像形成処理時における用紙の搬送経路の一部に重複す
る。このため、画像形成処理及び用紙選別処理が重複し
て開始された場合には、いずれか一方を優先して実行す
べきである。この場合に、より早急な処理の遂行が要求
される画像形成処理を用紙選別処理に優先して実行すべ
きである。
【0073】なお、操作パネル4aは、トレイ棚9の任
意の収納位置に装着できるようにしてもよい。これによ
って、オペレータの体型や姿勢に応じて、操作し易い高
さに操作パネル4aを配置することができる。
【0074】また、操作パネル4aが画像形成装置10
の低い位置に配置された場合に、立った状態で使用する
オペレータの操作が困難になる。そこで、操作パネル4
aと同一の構成を有する操作部を、画像形成装置10の
上面に配置されている画像形成処理用の操作パネルの一
部に追加してもよい。
【0075】さらに、トレイ棚9の各収納位置に、給紙
トレイ2a,2b、中間トレイ3、スキャナ部4及び原
稿トレイ5、並びに、再使用用紙トレイ6及び廃棄用紙
トレイ7のそれぞれの装着状態を手動操作により、又
は、自動的に固定するロック機構を備え、画像形成処理
及び用紙選別処理が確実に実行されるようにしてもよ
い。
【0076】
【発明の効果】請求項1に記載した発明によれば、画像
形成装置に既存の原稿トレイ、原稿搬送路、画像読取
部、用紙搬送路及び用紙給紙部を用いて、少なくとも片
面に画像が形成されていない再使用可能な使用済用紙を
再使用不可能な使用済用紙と選別することができ、使用
済用紙から再使用可能な用紙を選別する用紙選別処理を
自動化するために、画像形成装置に新たな構成を追加す
る必要がなく、装置の大型化やコストの上昇を防止する
ことができる。
【0077】請求項2に記載した発明によれば、画像形
成装置に既存の原稿トレイ、原稿搬送路、画像読取部、
用紙搬送路、用紙給紙部及び反転部を用いて、片面に画
像が形成されていない使用済用紙を両面に画像が形成さ
れている使用済用紙と選別することができ、画像形成装
置に新たな構成を追加することなく、使用済用紙から再
使用可能な用紙を確実に選別することができる。
【0078】請求項3に記載した発明によれば、用紙選
別処理に使用される原稿トレイ、画像読取部及び用紙給
紙部を、原稿搬送路及び用紙搬送路の一部を構成したト
レイ棚の複数の収納位置に任意の順序で装着できるよう
にすることにより、オペレータの姿勢等に応じた上下位
置において用紙選別処理に係る使用済用紙に対する処理
を実行することができる。
【0079】請求項4に記載した発明によれば、トレイ
棚に備えられた操作部において用紙選別処理に係る入力
操作を行うことができ、オペレータの姿勢等に応じた上
下位置において用紙選別処理に係る入力操作を容易に行
うことができる。
【0080】請求項5に記載した発明によれば、画像形
成部及び給紙トレイの下方に、用紙選別処理に係る構成
を配置することにより、画像形成処理に係る用紙の搬送
経路と用紙選別処理に係る使用済用紙の搬送経路とが重
複することがなく、画像形成部において給紙トレイから
給紙された用紙に対する画像形成処理を実行している間
に、同時に、用紙選別処理を実行することができる。
【0081】請求項6に記載した発明によれば、用紙選
別処理において選別された再使用可能な使用済用紙と再
使用不可能な使用済用紙とを、画像読取部の下方におい
て再使用用紙トレイと廃棄用紙トレイとに分類して収納
することにより、選別後の使用済用紙を選別結果に応じ
て確実に分類して収納することができ、後の作業を容易
に行うことができる。
【0082】請求項7に記載した発明によれば、用紙選
別処理時に再使用することができないとされた使用済用
紙を、用紙廃棄手段に搬送することにより、再使用不可
能な使用済用紙の廃棄作業を自動化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態に係る画像形成装置の構成
を示す正面断面の略図である。
【図2】同画像形成装置の側面断面の略図である。
【図3】上記画像形成装置におけるスキャナ部及び原稿
トレイの構成を示す図である。
【図4】上記画像形成装置における用紙選別処理時の処
理手順を示すフローチャートである。
【図5】上記用紙選別処理における1回目の選別処理時
の使用済用紙の搬送経路を示す図である。
【図6】上記用紙選別処理における2回目の選別処理時
の使用済用紙の搬送経路を示す図である。
【図7】上記用紙選別処理における1回目の選別処理時
に画像が検出された使用済用紙の2回目の選別処理前の
搬送経路を示す図である。
【図8】上記画像形成装置におけるスキャナ部の前面に
装着された操作パネルの構成を示す図である。
【図9】上記操作パネルの表示部における表示内容の一
例を示す図である。
【符号の説明】
1−プリンタ部(画像形成部) 2a,2b−給紙トレイ(用紙給紙部) 3−中間トレイ 4−スキャナ部(画像読取部) 4a−操作パネル(操作部) 5−原稿トレイ 6−再使用用紙トレイ(用紙給紙部) 7−廃棄用紙トレイ 8−シュレッダ(用紙廃棄手段) 9−トレイ棚 9a〜9e−収納位置 10−画像形成装置

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿トレイに載置された原稿を原稿搬送路
    中に搬送する間に画像読取部によって原稿の画像を読み
    取り、用紙給紙部に収納された用紙を用紙搬送路中に搬
    送する間に画像読取部が読み取った画像に基づいて画像
    形成部によって用紙に画像形成処理を行う画像形成装置
    において、 用紙選別処理時に、使用済用紙を原稿トレイから原稿搬
    送路中に搬送する間に画像読取部によって使用済用紙に
    おける画像の有無を検出し、画像が形成されていない使
    用済用紙を、画像が形成された使用済用紙と選別して用
    紙搬送路を経由して用紙給紙部に搬送することを特徴と
    する画像形成装置。
  2. 【請求項2】前記原稿搬送路の一部に原稿の表裏面を反
    転する反転部を備え、用紙選別処理時に画像読取部が一
    方の面において画像を検出した使用済用紙を反転部にお
    いて表裏面を反転して原稿搬送路中に再度搬送する間に
    画像読取部によって使用済用紙の他方の面における画像
    の有無を検出し、片面に画像が形成されていない使用済
    用紙を、両面に画像が形成された使用済用紙と選別して
    用紙搬送路を経由して用紙給紙部に搬送する請求項1に
    記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】前記原稿トレイ、画像読取部及び用紙給紙
    部が上下方向に配置された複数の収納位置のいずれかに
    着脱自在に装着されるとともに、原稿搬送路及び用紙搬
    送路の一部が構成されたトレイ棚を備えた請求項1又は
    2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】前記トレイ棚が、用紙選別処理に係る入力
    操作を受け付ける操作部を備えた請求項3に記載の画像
    形成装置。
  5. 【請求項5】前記トレイ棚が、画像形成部の下方に位置
    し、画像読取部が装着された収納位置の上方の収納位置
    に用紙給紙部を構成する少なくとも1つの給紙トレイで
    あって用紙選別処理時に使用済用紙が搬送される給紙ト
    レイと異なる給紙トレイを装着した請求項3又は4に記
    載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】前記トレイ棚が、片面に画像が形成されて
    いない使用済用紙を画像形成部に給紙できる状態で収納
    する再使用用紙トレイと、両面に画像が形成された用紙
    を収納する廃棄用紙トレイと、を画像読取部が装着され
    ている収納位置の下方の収納位置に装着した請求項5に
    記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】使用済用紙に形成された画像を認識できな
    い状態にする用紙廃棄手段を備え、用紙選別時における
    画像読取部による使用済用紙の画像の読取結果に基づい
    て使用済用紙を選択的に用紙廃棄手段に搬送する請求項
    1乃至6のいずれかに記載の画像形成装置。
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