JPH09258497A - デジタル画像形成装置 - Google Patents

デジタル画像形成装置

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JPH09258497A
JPH09258497A JP8060752A JP6075296A JPH09258497A JP H09258497 A JPH09258497 A JP H09258497A JP 8060752 A JP8060752 A JP 8060752A JP 6075296 A JP6075296 A JP 6075296A JP H09258497 A JPH09258497 A JP H09258497A
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Shinji Kato
慎司 加藤
Shusuke Onishi
秀典 大西
Michiaki Nishimura
道明 西村
Norihide Kunikawa
憲英 国川
Hiroshi Takahira
宏 高平
Junichi Kajiwara
準一 梶原
Minoru Tomii
稔 冨依
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 原稿自動送り装置に積み重ねられた原稿中に
折り畳み原稿が混在していても、その折り畳み原稿によ
ってジャムや原稿破損が生じないようにして、正確にペ
ージ番号順のとおりに画像形成できるようにする。 【解決手段】 原稿載置台38上の原稿に折り畳み原稿
検知装置70の軽圧接部材36を軽圧接し原稿判別セン
サー37で監視する。原稿呼び込みローラー7が原稿を
給紙/搬送するとき、軽圧接部材36の回転に遅れが生
じ、原稿が折り畳み原稿90であると判別されると、呼
び込みローラー7が逆転し、折り畳み原稿90を折り畳
み原稿除去装置80の原稿除去ローラー42に送り込
み、原稿除去台43へと排出する。排出された折り畳み
原稿90のページ番号はRAM48に記憶する。排出さ
れた折り畳み原稿90は手動にて伸ばして原稿台12に
のせて読み取り、その画像データとともにページ番号を
RAM48に記憶する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原稿自動送り装置
を備えたデジタル複写機やスキャナなどのデジタル画像
形成装置に係り、詳しくは、複数枚の原稿の中に、図9
に示すように元の原稿を一旦2つに折りさらに表に折り
返した状態の折り畳み原稿90を混在させている場合の
原稿を処理するものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術として、特開平4−86754
号公報には、図10に示すようにZ字状が繰り返し連続
する状態に折り畳まれた長尺折り畳み原稿100を、そ
の折り畳み状態を順次解除しながら送り出して複写動作
を行う複写機が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記公報の複写機は、
本発明が対象とする図9の折り畳み原稿90を処理する
ものではない。
【0004】上記公報の複写機以外の従来の複写機であ
って原稿自動送り装置を備えたものにあっては、折り畳
み原稿が混在している複数枚の原稿の場合においても、
折り畳み原稿が混在していないことを前提として、原稿
の給紙/搬送を行っているため、折り畳み原稿は給紙/
搬送時にジャムしたり破損したりしやすく、正確に画像
が形成されないという問題がある。
【0005】本発明は、積み重ねられた原稿中に折り畳
み原稿が混在していても、その折り畳み原稿によってジ
ャムや原稿破損が生じないようにして、正確にページ番
号順のとおりに画像形成できるようにすることを目的と
している。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る請求項1の
デジタル画像形成装置は、原稿自動送り装置にセットさ
れた原稿が折り畳み原稿か否かを判別する折り畳み原稿
検知装置と、その原稿が折り畳み原稿と判別されたとき
にその折り畳み原稿を除去する折り畳み原稿除去装置
と、原稿が折り畳み原稿でない普通原稿と判別したとき
に給紙したその普通原稿の画像データをページ番号とと
もに記憶する手段と、原稿が折り畳み原稿と判別したと
きにその折り畳み原稿のページ番号を記憶する手段と、
除去された折り畳み原稿をページ番号順またはその逆順
に手動にて伸ばして読み取らせてその画像データをその
ページ番号とともに記憶する手段と、前記記憶手段から
ページ番号順に画像データを出力して画像形成する手段
とを備えたことを特徴としている。原稿自動送り装置に
セットされた原稿が折り畳み原稿を混在させた複数枚の
原稿であっても、折り畳み原稿を検出したときはその折
り畳み原稿を原稿台には給紙せず除去するので、従来例
のように折り畳み原稿がジャムしたり破損したりするこ
とがない。そして、除去された折り畳み原稿は手動で伸
ばして原稿台にセットして読み取りを行い、ページ番号
順に画像データを読み出して出力するので、すべての原
稿について元の原稿のページ順のとおりに順序良く画像
形成することができる。
【0007】本発明に係る請求項2のデジタル画像形成
装置は、上記請求項1において、除去された複数の折り
畳み原稿について、各折り畳み原稿のページ番号を入力
するページ入力手段を備え、このページ入力部から入力
した任意のページ番号の折り畳み原稿を手動にて伸ばし
て読み取らせてその画像データをそのページ番号ととも
に記憶させ、記憶手段からページ番号順に画像データを
出力して画像形成する手段とを備えたことを特徴として
いる。請求項1のように折り畳み原稿をページ番号順ま
たはその逆順に読ま取らせる制約がなく、まったく任意
の順序で折り畳み原稿を読み取らせることができ、操作
性の自由度が高くなる。
【0008】本発明に係る請求項3のデジタル画像形成
装置は、上記請求項1または請求項2において、折り畳
み原稿を除去したときは、その折り畳み原稿を伸ばして
手動にて読み取らせるべきことを示すメッセージを表示
することを特徴としている。
【0009】操作者に注意を促し、作業性を改善する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るデジタル画像
形成装置の実施の形態を図面に基づいて説明する。な
お、本実施の形態では、デジタル画像形成装置としてデ
ジタル複写機を例に挙げて説明する。
【0011】図1は本発明の実施の形態に係るデジタル
複写機の断面構成を示す。透明な硬質ガラスで構成され
た原稿台12上に開閉自在に原稿自動送り装置4が置か
れている。この原稿自動送り装置4の原稿載置台38に
複数枚の原稿をセットし、アクチュエータからなる原稿
検知センサ8により原稿が検知された後、操作者が操作
パネル上に配置されたプリントスイッチを押すことによ
り複写機本体は複写動作を開始する。
【0012】複写動作を開始すると、原稿自動送り装置
4の原稿載置台38にセットされている原稿は、原稿呼
び込みローラー7、原稿搬送ローラー5、原稿分離ロー
ラー6、原稿レジストローラー3、原稿搬送ベルト11
により1枚のみが搬送される。搬送された原稿の後端を
原稿後端検知センサー39により検知し、そのタイミン
グから原稿走査開始位置までの搬送時間の経過後に原稿
搬送ベルト11を停止させることにより、原稿台12上
の原稿走査開始位置に原稿後端がくるまで搬送されて停
止する。
【0013】原稿が停止すると、照射ランプユニット内
部に配置された照射ランプ10が点灯し原稿が照射され
る。その反射光は照射ランプユニット内の第1ミラー
9、光学ユニット内の第2ミラー1、第3ミラー2、レ
ンズ13を介してCCD33により画像データに変換さ
れ、その画像データはカウントしているその原稿のペー
ジ番号とともに後述するRAM48に記憶される。
【0014】原稿走査が終了すると、原稿台12上の原
稿は原稿搬送ベルト11、原稿反転ローラー17、原稿
排出ローラー16により排出される。
【0015】原稿自動送り装置4を用いないOC複写動
作の場合は、操作者が原稿台12上の原稿走査開始位置
に合わせて1枚の原稿をセットし、操作パネル上に配置
されたプリントスイッチを押すことにより、複写機本体
は複写動作を開始する。複写動作が開始されると、上記
と同様に、照射ランプ10が点灯し原稿が照射され、そ
の反射光は第1ミラー9、第2ミラー1、第3ミラー
2、レンズ13を介してCCD33により画像データに
変換され、その画像データはその原稿のページ番号とと
もに後述するRAM48に記憶される。
【0016】レーザー発生装置32およびポリゴンミラ
ー35によりレーザー光はミラー40を介して、回転自
在に取り付けられている感光体27に照射される。照射
ランプユニットが走査方向に移動し、CCD33に記憶
された画像データに基づいてレーザー発生装置32から
のレーザー光を点灯/消灯させることにより、原稿画像
に対応したレーザー光が回転中の感光体27に照射され
る。
【0017】上記動作の間に、コピー用紙は用紙呼び込
みローラー20、用紙搬送ローラー21および用紙分離
ローラー34により1枚のみが給紙/搬送される。コピ
ー用紙がレジスト前センサー23を通過した後、所定時
間経過すると用紙搬送を停止させ、レジストローラー2
5によりコピー用紙の斜め送りを補正する。その後、レ
ーザー光による画像形成タイミングと同期をとり、レジ
ストローラー25を回転させ用紙を搬送させる。
【0018】一方、感光体27上では帯電装置14のコ
ロナ放電により感光体27は均一に帯電され、その後、
前記のレーザー光が照射されることにより感光体27上
に静電潜像が形成される。この静電潜像は現像槽24に
より顕像化され、転写装置26により前記コピー用紙に
画像が転写される。感光体27上に残留した現像剤はク
リーナ29によりクリーニングされ、除電装置31から
の除電光により感光体27上の電荷は除去される。転写
装置26により画像を転写されたコピー用紙は感光体2
7に対して離接自在に配置された剥離爪28により剥離
され、定着装置30によりコピー用紙上に画像が定着さ
れ、複写機本体外に排出される。
【0019】図2に本実施の形態におけるデジタル複写
機の制御装置のブロック図を示す。
【0020】デジタル複写機の制御を行う中央演算処理
装置としてのCPU44、制御に使用する各種データ
(画像データおよびページ番号を含む)を記憶する読み
書き可能な記憶装置としてのRAM48、制御プログラ
ムおよび各種定数を記憶している読み込み専用の記憶装
置としてのROM47、電源を切っても記憶内容を保持
する記憶装置としてのE2 ROM46、操作者が複写機
に対して操作を行う操作パネル45、各種入力センサー
51(原稿検知センサー8、原稿判別センサー37な
ど)のインターフェイスを司る入力回路52および各種
出力負荷50(原稿除去ローラー42、原稿搬送ベルト
11など)のインターフェイスを司る出力回路49から
構成されている。
【0021】図3に原稿自動送り装置4の詳細を示す。
この原稿自動送り装置4は、原稿載置台38上に置かれ
た原稿が折り畳み原稿90であるか否かを検知するため
の折り畳み原稿検知装置70と、折り畳み原稿90を原
稿載置台38より取り除くための折り畳み原稿除去装置
80を備えている。
【0022】折り畳み原稿検知装置70は、原稿後端部
を原稿厚さに関係なく原稿給紙力より弱い一定の力(例
えば50g重)で軽圧接する回転自在な従動ローラーか
らなる軽圧接部材36と、この軽圧接部材36に一体に
取り付けられて軽圧接部材36が回転しているか否かを
検出することにより原稿が普通原稿か折り畳み原稿90
であるかを判別する原稿判別センサー37とから構成さ
れている。軽圧接部材36はバネで下方に付勢された伸
縮自在な支持部に回転自在に取り付けられていて、原稿
後端部に密接するようになっている。
【0023】折り畳み原稿除去装置80は、原稿載置台
38に連続して設けられた原稿除去台43と、この原稿
除去台43に向けて原稿載置台38から折り畳み原稿9
0を送り込んで取り除く原稿除去ローラー42とから構
成されている。
【0024】なお、図3において、8は原稿検知センサ
ー、7は原稿呼び込みローラー、5は原稿搬送ローラ
ー、6は原稿分離ローラー、3は原稿レジストローラ
ー、39は原稿後端検知センサー、11は原稿搬送ベル
トである。
【0025】図4(a)は原稿が折り畳み原稿90であ
る場合の動作を示すタイミングチャート、図4(b)は
原稿が普通原稿である場合の動作を示すタイミングチャ
ートである。原稿載置台38に原稿を置くと原稿検知セ
ンサー8により検知される(図示せず)。操作パネル4
5のプリントスイッチを押すことにより複写動作が開始
され、軽圧接部材36が原稿後端部を軽圧接し、下降し
ながら回転を開始する原稿呼び込みローラー7により原
稿給紙動作を行い、原稿搬送ローラー5および原稿分離
ローラー6により1枚のみが搬送される。
【0026】原稿載置台38上の原稿が折り畳み原稿9
0である場合は、原稿給紙動作が開始されると、軽圧接
部材36による摩擦力および折り畳み部の遊びにより軽
圧接箇所での原稿搬送が遅れ、従動ローラーからなる軽
圧接部材36の回転が遅れる。すなわち、図4(a)に
示すように、軽圧接部材36の回転を検出する原稿判別
センサー37の立ち上がりタイミングが遅れる。
【0027】また、原稿載置台38上の原稿が普通原稿
である場合は、折り畳み部の遊びがないため、給紙動作
とともに軽圧接部材36が直ちに追従して回転開始し、
軽圧接部材36の回転を検出する原稿判別センサー37
も直ちに立ち上がる。
【0028】このように、折り畳み原稿検知装置70は
原稿給紙タイミングと原稿判別センサー37の立ち上が
りタイミングとの時間差を検出することを通じて、原稿
が折り畳み原稿90か普通原稿かを判別する。この判別
は実際にはCPU44が行う。
【0029】搬送初期の判別で普通原稿と判別された場
合、その普通原稿は上記したように原稿台12上の所定
の位置まで搬送されて停止し、光学的に走査され、CC
D33によって得られた画像データがRAM48の画像
記憶領域にページ番号とともに記憶される。
【0030】一方、搬送初期の判別で折り畳み原稿90
であると判別された場合には、CPU44は原稿呼び込
みローラー7、原稿搬送ローラー5、原稿分離ローラー
6を逆転させるとともに、折り畳み原稿除去装置80の
原稿除去ローラー42を回転させる。折り畳み原稿90
の後端部は原稿除去ローラー42に供給され、さらに原
稿除去ローラー42によって逆方向に送られ、原稿除去
台43上に排出される。このとき、CPU44は排出さ
れた折り畳み原稿90のページ番号をRAM48の折り
畳み原稿ページ番号記憶領域に順に記憶する。
【0031】上記した動作は原稿載置台38上に置かれ
たすべての原稿がなくなるまで行われ、各普通原稿の画
像データはそのページ番号とともにRAM48の画像記
憶領域に記憶される一方、各折り畳み原稿90はそのペ
ージ番号が折り畳み原稿ページ番号記憶領域に記憶され
る。
【0032】CPU44は、折り畳み原稿90を原稿除
去台43に排出した場合は、原稿載置台38からすべて
の原稿がなくなった後に、原稿除去台43上に排出され
ている折り畳み原稿90をページ順に読み取るように操
作パネル45上の表示部にメッセージ表示し、操作者に
知らせる。そのメッセージとしては例えば、「排出され
た折り畳み原稿をページ順にOCにて読み取って下さ
い。」と表示すればよい。
【0033】このメッセージを見た操作者は、原稿除去
台43上に排出されている折り畳み原稿90のうちペー
ジ番号の若いものから順にOCで読み取り動作を行う。
この場合に、折り畳み原稿90は、その折り畳みを解消
し原稿全体を平らにして原稿台12上の所定の位置にの
せる。例えばサイズがA3の折り畳み原稿はA4のサイ
ズに折り畳まれているが、これを元のA3に戻して読み
取りを行う。伸ばされた原稿1枚の読み取りにつき、そ
の原稿の画像データがRAM48の画像記憶領域に記憶
される。このとき、RAM48の折り畳み原稿ページ番
号記憶領域に記憶されているページ番号も画像データと
ともに画像記憶領域に記憶される。
【0034】このようにしてすべての折り畳み原稿の読
み取りを終了すると、RAM48の画像記憶領域に記憶
されている画像データ(図5参照)をページ番号順に出
力し、レーザー発生装置32を駆動して、すべての原稿
の画像データをページ番号順にコピー用紙に複写する。
なお、図5は、少なくともページ番号5までは普通原稿
であった場合を示している。
【0035】次に、具体的な一例として、図6に示すよ
うに、5枚の原稿があり、1ページ目、3ページ目、5
ページ目が折り畳まれていない普通原稿91で、2ペー
ジ目、4ページ目が折り畳み原稿90であるとする。
【0036】最初に1ページ目の普通原稿91が給紙さ
れ、普通原稿であると判別されるので、図6(a)に示
すように、RAM48の画像記憶領域に1ページ目の普
通原稿91の画像データP1がページ番号1とともに記
憶される。次に、2ページ目の折り畳み原稿90が給紙
され、折り畳み原稿であると判別されるので、画像デー
タの読み取りは行われず、RAM48の折り畳み原稿ペ
ージ番号記憶領域にページ番号2が記憶され、その折り
畳み原稿90は除去される。次に、3ページ目の普通原
稿91が給紙され、普通原稿であると判別されるので、
RAM48の画像記憶領域に3ページ目の普通原稿91
の画像データP3がページ番号3とともに記憶される。
次に、4ページ目の折り畳み原稿90が給紙され、折り
畳み原稿であると判別されるので、画像データの読み取
りは行われず、RAM48の折り畳み原稿ページ番号記
憶領域にページ番号4が記憶され、その折り畳み原稿9
0は除去される。最後に、5ページ目の普通原稿91が
給紙され、普通原稿であると判別されるので、RAM4
8の画像記憶領域に5ページ目の普通原稿91の画像デ
ータP5がページ番号5とともに記憶される。これが図
6(a)の状態である。
【0037】このようにしてすべての原稿がなくなった
ので、操作者に対して、折り畳み原稿をページ順にOC
にて読み取るようにメッセージ表示する。そのメッセー
ジを見た操作者は、原稿除去台43上に排出されている
折り畳み原稿90のうちページ番号の若いものから順に
取り出し、伸ばすことでその折り畳みを解消して原稿全
体を平らにし、OCで読み取り処理を行う。まず、2ペ
ージ目の折り畳み原稿90を伸ばして平らにして読み取
りを行うと、図6(b)に示すように、2ページ目の伸
ばされた折り畳み原稿90の画像データP2がRAM4
8の画像記憶領域に記憶され、このとき同時に折り畳み
原稿ページ番号記憶領域に記憶されているページ番号2
が読み出されて、画像データP2とともに画像記憶領域
に記憶される。次に、4ページ目の折り畳み原稿90を
伸ばして平らにして読み取りを行うと、4ページ目の伸
ばされた折り畳み原稿90の画像データP4がRAM4
8の画像記憶領域に記憶され、このとき同時に折り畳み
原稿ページ番号記憶領域に記憶されているページ番号4
が読み出されて、画像データP4とともに画像記憶領域
に記憶される。これが図6(b)の状態である。
【0038】このようにしてすべての折り畳み原稿の読
み取りを終了すると、RAM48の画像記憶領域に記憶
されている画像データのすべてをページ番号順に出力
し、コピー用紙に複写する。図6(c)において、10
1はA4サイズのコピー用紙、102はA3サイズのコ
ピー用紙であり、まずページ番号1の画像データP1を
A4のコピー用紙101に複写し、次にページ番号2の
画像データP2をA3のコピー用紙102に複写し、次
にページ番号3の画像データP3をA4のコピー用紙1
01に複写し、次にページ番号4の画像データP4をA
3のコピー用紙102に複写し、最後にページ番号5の
画像データP5をA4のコピー用紙101に複写する。
【0039】以上のように、原稿自動送り装置4にセッ
トされた原稿が折り畳み原稿を混在させた複数枚の原稿
であっても、折り畳み原稿を検出したときはその折り畳
み原稿を原稿台12には給紙せず原稿除去台43に排出
するので、従来例のように折り畳み原稿がジャムしたり
破損したりすることがない。そして、排出された折り畳
み原稿は手動で伸ばして原稿台12にセットして読み取
りを行い、ページ番号順に画像データを読み出して出力
するので、すべての原稿について順序良く複写すること
ができる。
【0040】なお、上記の場合において、原稿除去台4
3上に排出された複数の折り畳み原稿90はページ番号
の小さいものが下に、大きいものが上にきている。した
がって、ページ番号順にOCで読み取りを行うときは、
積み重ねられた折り畳み原稿の上下の順序を逆にしなけ
ればならない。これは面倒なので、OCでの読み取りに
際して、ページ番号順とは逆順で読み取り処理を行うよ
うにしてもよい。このとき、RAM48の画像記憶領域
には、図6(b),(c)で括弧書きで示すように、上
記とは逆の順で、画像データP5の次に画像データP4
が記憶され、その次に画像データP2が記憶されること
になるが、複写動作のときは破線で示すようにページ番
号順に読み出され、複写されたコピー用紙のページ番号
順は正しくなっている。
【0041】さて、上記の場合においては、取り除かれ
た複数の折り畳み原稿90をOCで読み取り処理する際
に、ページ番号順またはその逆順で読み取らさなければ
ならないという制約がある。この制約をなくし、アット
ランダムな順で読み取らせるようにしたのが次の実施の
形態である。
【0042】図7のフローチャートに示すように、原稿
の給紙を行い(ステップS1)、原稿が普通原稿か折り
畳み原稿かを判別し(ステップS2)、普通原稿の場合
はその原稿の画像を読み込み(ステップS3)、読み込
んだ画像データをページ番号とともにRAM48の画像
記憶領域に記憶し(ステップS4)、折り畳み原稿の場
合はその折り畳み原稿を原稿除去台43に排出し(ステ
ップS5)、その折り畳み原稿のページ番号をRAM4
8の折り畳み原稿ページ番号記憶領域に記憶する(ステ
ップS6)。原稿載置台38上の原稿がなくなるまで上
記動作を繰り返す(ステップS7)。原稿がなくなる
と、排出された折り畳み原稿があったかどうかを判断し
(ステップS8)、なければすべての原稿についての画
像データを出力して複写するが(ステップS15)、排
出された折り畳み原稿があった場合には、操作パネル4
5上の表示部に、例えば、「排出された折り畳み原稿を
ページ入力を行いながらOCにて読み取って下さい。」
とメッセージ表示する(ステップS9)。ページ入力部
は操作パネル45に設けられている。
【0043】そのメッセージを見た操作者は、原稿除去
台43上の複数の折り畳み原稿90のうちから任意の順
番でOCによる読み取り処理を行う。すなわち、まず、
ページ番号を入力する(ステップS10)。この場合、
例えば、折り畳み原稿のページ番号が2,4,6である
とすると、必ずしも、2→4→6、または、6→4→2
の順にする必要はなく、4→6→2の順でも、4→2→
6の順でも、2→6→4の順でも、6→2→4の順でも
よい。入力されたページ番号に該当する折り畳み原稿が
存在するかどうかを判断し(ステップS11)、ない場
合はステップS10に戻るが、ある場合には操作者によ
って伸ばされて折り畳み状態が解消され平らになって原
稿台12に置かれている折り畳み原稿を光学的に読み取
り(ステップS12)、その画像データをその折り畳み
原稿のページ番号とともにRAM48の画像記憶領域に
記憶する(ステップS13)。
【0044】すべての折り畳み原稿の読み取りが終了す
るまで上記動作を繰り返す(ステップS14)。すべて
の折り畳み原稿の読み取り動作が終了すると、RAM4
8に記憶されているすべての原稿の画像データをページ
番号順に出力し、コピー用紙に複写する(ステップS1
5)。
【0045】次に、具体的な一例として、図8に示すよ
うに、6枚の原稿があり、1ページ目、3ページ目、5
ページ目が折り畳まれていない普通原稿91で、2ペー
ジ目、4ページ目、6ページ目が折り畳み原稿90であ
るとする。
【0046】最初に1ページ目の普通原稿91が給紙さ
れ、普通原稿であると判別されるので、図8(a)に示
すように、RAM48の画像記憶領域に1ページ目の普
通原稿91の画像データP1がページ番号1とともに記
憶される。次に、2ページ目の折り畳み原稿90が給紙
され、折り畳み原稿であると判別されるので、画像デー
タの読み取りは行われず、RAM48の折り畳み原稿ペ
ージ番号記憶領域にページ番号2が記憶され、その折り
畳み原稿90は除去される。次に、3ページ目の普通原
稿91が給紙され、普通原稿であると判別されるので、
RAM48の画像記憶領域に3ページ目の普通原稿91
の画像データP3がページ番号3とともに記憶される。
次に、4ページ目の折り畳み原稿90が給紙され、折り
畳み原稿であると判別されるので、画像データの読み取
りは行われず、RAM48の折り畳み原稿ページ番号記
憶領域にページ番号4が記憶され、その折り畳み原稿9
0は除去される。次に、5ページ目の普通原稿91が給
紙され、普通原稿であると判別されるので、RAM48
の画像記憶領域に5ページ目の普通原稿91の画像デー
タP5がページ番号5とともに記憶される。最後に、6
ページ目の折り畳み原稿90が給紙され、折り畳み原稿
であると判別されるので、画像データの読み取りは行わ
れず、RAM48の折り畳み原稿ページ番号記憶領域に
ページ番号6が記憶され、その折り畳み原稿90は除去
される。これが図8(a)の状態である。
【0047】このようにしてすべての原稿がなくなった
ので、操作者に対して、折り畳み原稿をページ番号を入
力しながらOCにて読み取るようにメッセージ表示す
る。そのメッセージを見た操作者は、原稿除去台43上
に排出されている折り畳み原稿90のうちページ番号の
大小にかかわらず適当な順に取り出し、伸ばすことでそ
の折り畳みを解消して原稿全体を平らにし、OCで読み
取り処理を行う。まず、操作パネル45のページ入力部
から例えばページ番号の4を入力し、4ページ目の折り
畳み原稿90を伸ばして平らにして読み取りを行うと、
図8(b)に示すように、4ページ目の伸ばされた折り
畳み原稿90の画像データP4がRAM48の画像記憶
領域に記憶され、このとき同時にページ入力部から入力
されたページ番号4が読み出されて、画像データP4と
ともに画像記憶領域に記憶される。
【0048】次に、6ページ目の折り畳み原稿90を伸
ばして平らにして読み取りを行うと、6ページ目の伸ば
された折り畳み原稿90の画像データP6がRAM48
の画像記憶領域に記憶され、このとき同時にページ入力
部から入力されたページ番号6が読み出されて、画像デ
ータP6とともに画像記憶領域に記憶される。次に、2
ページ目の折り畳み原稿90を伸ばして平らにして読み
取りを行うと、2ページ目の伸ばされた折り畳み原稿9
0の画像データP2がRAM48の画像記憶領域に記憶
され、このとき同時にページ入力部から入力されたペー
ジ番号2が読み出されて、画像データP2とともに画像
記憶領域に記憶される。これが図8(b)の状態であ
る。
【0049】上記ではページ番号4→6→2の順で読み
取りを行ったが、ページ入力部において任意のページ番
号を入力できるので、4→2→6の順でも、2→6→4
の順でも、6→2→4の順でも、6→4→2の順でも、
2→4→6の順でもよい。
【0050】このようにしてすべての折り畳み原稿の読
み取りを終了すると、RAM48の画像記憶領域に記憶
されている画像データのすべてをページ番号順に出力
し、コピー用紙に複写する。図8(c)において、10
1はA4サイズのコピー用紙、102はA3サイズのコ
ピー用紙であり、まずページ番号1の画像データP1を
A4のコピー用紙101に複写し、次にページ番号2の
画像データP2をA3のコピー用紙102に複写し、次
にページ番号3の画像データP3をA4のコピー用紙1
01に複写し、次にページ番号4の画像データP4をA
3のコピー用紙102に複写し、次にページ番号5の画
像データP5をA4のコピー用紙101に複写し、最後
にページ番号6の画像データP6をA3のコピー用紙1
02に複写する。
【0051】
【発明の効果】本発明に係る請求項1のデジタル画像形
成装置によれば、原稿自動送り装置にセットされた原稿
が折り畳み原稿を混在させた複数枚の原稿であっても、
折り畳み原稿を検出したときはその折り畳み原稿を原稿
台には給紙せず除去するので、従来例のように折り畳み
原稿がジャムしたり破損したりすることを防止すること
ができる。そして、除去された折り畳み原稿は手動で伸
ばして原稿台にセットして読み取りを行い、ページ番号
順に画像データを読み出して出力するので、すべての原
稿について元の原稿のページ順のとおりに順序良く画像
形成することができる。
【0052】本発明に係る請求項2のデジタル画像形成
装置によれば、請求項1のように折り畳み原稿をページ
番号順またはその逆順に読ま取らせる制約がなく、まっ
たく任意の順序で折り畳み原稿を読み取らせることがで
き、操作性の自由度を高くすることができる。
【0053】本発明に係る請求項3のデジタル画像形成
装置によれば、除去した折り畳み原稿があること、およ
びその折り畳み原稿を伸ばして手動にて読み取らせるべ
きことを示すメッセージ表示するので、操作者に注意を
促し、作業性を改善することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るデジタル複写機の断
面構成を示す概略図である。
【図2】実施の形態のデジタル複写機の制御装置のブロ
ック図である。
【図3】実施の形態の原稿自動送り装置の詳細を示す正
面図である。
【図4】実施の形態における原稿給紙初期の動作を示す
タイミングチャートである。
【図5】実施の形態において光学的に読み取られた画像
データをRAMに記憶している状態を示す図である。
【図6】実施の形態における普通原稿の読み取り、折り
畳み原稿の読み取りおよびすべての原稿の画像データの
出力の様子の概略説明図である。
【図7】別の実施の形態の動作説明に供するフローチャ
ートである。
【図8】別の実施の形態における普通原稿の読み取り、
折り畳み原稿の読み取りおよびすべての原稿の画像デー
タの出力の様子の概略説明図である。
【図9】本発明が取り扱いの対象とする折り畳み原稿を
示す斜視図である。
【図10】従来技術として特開平4−86754号公報
の複写機が取り扱いの対象とする長尺折り畳み原稿を示
す側面図である。
【符号の説明】
4……原稿自動送り装置 5……原稿搬送ローラー 6……原稿分離ローラー 7……原稿呼び込みローラー 8……原稿検知センサー 11……原稿搬送ベルト 12……原稿台 27……感光体 30……定着装置 32……レーザー発生装置 33……CCD 36……軽圧接部材 37……原稿判別センサー 38……原稿載置台 42……原稿除去ローラー 43……原稿除去台 44……CPU 48……RAM 70……折り畳み原稿検知装置 80……折り畳み原稿除去装置 90……折り畳み原稿 91……普通原稿 101……コピー用紙 102……コピー用紙
フロントページの続き (72)発明者 国川 憲英 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 高平 宏 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 梶原 準一 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 冨依 稔 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿自動送り装置にセットされた原稿が
    折り畳み原稿か否かを判別する折り畳み原稿検知装置
    と、その原稿が折り畳み原稿と判別されたときにその折
    り畳み原稿を除去する折り畳み原稿除去装置と、原稿が
    折り畳み原稿でない普通原稿と判別したときに給紙した
    その普通原稿の画像データをページ番号とともに記憶す
    る手段と、原稿が折り畳み原稿と判別したときにその折
    り畳み原稿のページ番号を記憶する手段と、除去された
    折り畳み原稿をページ番号順またはその逆順に手動にて
    伸ばして読み取らせてその画像データをそのページ番号
    とともに記憶する手段と、前記記憶手段からページ番号
    順に画像データを出力して画像形成する手段とを備えた
    ことを特徴とするデジタル画像形成装置。
  2. 【請求項2】 除去された複数の折り畳み原稿につい
    て、各折り畳み原稿のページ番号を入力するページ入力
    手段を備え、このページ入力部から入力した任意のペー
    ジ番号の折り畳み原稿を手動にて伸ばして読み取らせて
    その画像データをそのページ番号とともに記憶させ、記
    憶手段からページ番号順に画像データを出力して画像形
    成する手段とを備えたことを特徴とする請求項1に記載
    のデジタル画像形成装置。
  3. 【請求項3】 折り畳み原稿を除去したときは、その折
    り畳み原稿を伸ばして手動にて読み取らせるべきことを
    示すメッセージを表示することを特徴とする請求項1ま
    たは請求項2に記載のデジタル画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010154112A (ja) * 2008-12-24 2010-07-08 Canon Electronics Inc 画像読取装置、画像読取方法及びプログラム

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