JP2007134757A - 原稿搬送装置、画像読取装置、画像形成装置、および原稿搬送方法 - Google Patents

原稿搬送装置、画像読取装置、画像形成装置、および原稿搬送方法 Download PDF

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Abstract

【課題】裏紙印字を行う際の仕分け作業の効率を高めることができ、さらに仕分け作業に伴う人為的ミスを防止することができる原稿搬送装置、画像読取装置、画像形成装置、原稿搬送方法を提供する。
【解決手段】複数枚の原稿束2を1枚ずつ分離して読取位置に搬送し、読取位置で原稿の第1面が読取られた後に、スイッチバックを行うことにより再度読取位置に搬送し、読取位置で原稿の第2面が読取られた後に、原稿を排紙スタック部14に排紙する原稿搬送装置において、スイッチバックを行う回数を変更することにより排紙スタック部14に排紙される原稿の排出状態を統一する制御部を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数枚の原稿束を1枚ずつ分離して読取位置に搬送し、読取位置で原稿の第1面が読取られた後に、スイッチバックを行うことにより原稿を再度読取位置に搬送し、読取位置で原稿の第2面が読取られた後に、原稿を排紙トレイ上に排紙する原稿搬送装置、これを搭載した画像読取装置、画像形成装置、および原稿搬送方法に関する。
従来のファクシミリ装置としては、各種操作キーを備えた操作表示部において、キー操作によって両面同時読取が設定された場合に、表面密着センサ部および裏面密着センサ部を駆動させることにより両面原稿を読取り、読取った原稿の画情報を相手先に送信するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−262133号公報
しかしながら、従来のファクシミリ装置においては、省エネ、資源保護の観点から利用頻度が増加している使用済み用紙の再利用印字(以下、「裏紙印字」という)を行う際、ユーザが手作業で使用済み用紙の表裏方向を整える仕分け作業が必要となるため、この仕分け作業には非常に大きな労力がかかり、さらに仕分け作業の際に人為的ミスが発生しやすいという問題があった。
本発明は、このような問題を解決するためになされたもので、裏紙印字を行う際の仕分け作業の効率を高めることができ、さらに仕分け作業に伴う人為的ミスを防止することができる原稿搬送装置、画像読取装置、画像形成装置、原稿搬送方法を提供することを目的とする。
本発明の原稿搬送装置は、複数枚の原稿束を1枚ずつ分離して読取位置に搬送し、読取位置で原稿の第1面が読取られた後に、スイッチバックを行うことにより原稿を再度読取位置に搬送し、読取位置で原稿の第2面が読取られた後に、原稿を排紙トレイ上に排紙する原稿搬送装置において、スイッチバックを行う回数を変更することにより前記排紙トレイ上に排紙される原稿の排出状態を統一する排出状態統一手段を備えた構成を有している。
この構成により、排紙トレイ上に排紙される原稿の白紙面、または既印字面の向きを統一させることができるため、裏紙印字を行う際の仕分け作業の効率を高めることができ、さらに仕分け作業に伴う人為的ミスを防止することができる。
また、本発明の原稿搬送装置は、原稿に印字されているか否かを検知する印字検知手段と、前記原稿束のうち最初に前記印字検知手段によって第1面と第2面との何れか一方が印字されていることが検知された原稿が前記排紙トレイ上に排紙されたときの前記原稿の天地方向を記憶する天地方向記憶手段とを備え、前記排出状態統一手段は、前記印字検知手段による検知結果と前記天地方向記憶手段によって記憶された天地方向とに基づいて、スイッチバックを行う回数を変更する構成を有している。
この構成により、排紙トレイ上に排紙される原稿の白紙面、または既印字面の向きを統一させることができるため、裏紙印字を行う際の仕分け作業の効率を高めることができ、さらに仕分け作業に伴う人為的ミスを防止することができる。
また、本発明の原稿搬送装置は、前記印字検知手段によって両面とも印字されていないことが検知された原稿の位置情報を記憶する未印字原稿位置情報記憶手段と、前記未印字原稿位置情報記憶手段によって記憶された位置情報をユーザに提供する未印字原稿位置情報提供手段とを備えた構成を有している。
この構成により、原稿束の中から両面印刷が可能な用紙を容易に選別することができる。
また、本発明の原稿搬送装置は、複数枚の原稿束を1枚ずつ分離して読取位置に搬送し、読取位置で原稿の第1面が読取られた後に、スイッチバックを行うことにより原稿を再度読取位置に搬送し、読取位置で原稿の第2面が読取られた後に、原稿を排紙トレイ上に排紙する原稿搬送装置において、原稿に印字されているか否かを検知する印字検知手段と、前記原稿の第1面に印字されていないことが印字検知手段によって検知された場合、スイッチバックを行わず、前記原稿を排紙トレイ上に排紙するよう制御する制御手段とを備えた構成を有している。
この構成により、両面とも印字されていない原稿を裏紙印字に用いる場合に、排紙トレイ上に排紙される原稿の白紙面、または既印字面の向きを統一させることができるため、裏紙印字を行う際の仕分け作業の効率を高めることができ、さらに仕分け作業に伴う人為的ミスを防止することができる。
また、本発明の原稿搬送装置は、前記印字検知手段によって両面とも印字されていることが検知された原稿の位置情報を記憶する印字原稿位置情報記憶手段と、前記印字原稿位置情報記憶手段によって記憶された位置情報をユーザに提供する印字原稿位置情報提供手段とを備えた構成を有している。
この構成により、原稿束の中から両面既印字済みの原稿を容易に省くことができる。
また、本発明の原稿搬送装置は、読取り後の原稿に対してマーキングを施すマーキング手段を備えた構成を有している。
この構成により、排紙トレイ上に排紙されている原稿が仕分け済みか否かを容易に識別することができる。
また、本発明の原稿搬送装置は、前記マーキング手段によってマーキングを施すか否かを選択する選択手段を備えた構成を有している。
この構成により、必要に応じてユーザがマーキングの要否を自由に選択することができる。
また、上述した原稿搬送装置は、画像読取装置に搭載されていてもよい。
この構成により、特有の裏紙仕分け装置を購入・使用する必要がなくなる。
また、上述した原稿搬送装置は、画像形成装置に搭載されていてもよい。
この構成により、特有の裏紙仕分け装置を購入・使用する必要がなくなる。
本発明の原稿搬送方法は、複数枚の原稿束を1枚ずつ分離して読取位置に搬送し、読取位置で原稿の第1面が読取られた後に、スイッチバックを行うことにより原稿を再度読取位置に搬送し、読取位置で原稿の第2面が読取られた後に、原稿を排紙トレイ上に排紙する原稿搬送方法において、スイッチバックを行う回数を変更することにより前記排紙トレイ上に排紙される原稿の排出状態を統一する排出状態統一ステップを備えた構成を有している。
この構成により、排紙トレイ上に排紙される原稿の白紙面、または既印字面の向きを統一させることができるため、裏紙印字を行う際の仕分け作業の効率を高めることができ、さらに仕分け作業に伴う人為的ミスを防止することができる。
また、本発明の原稿搬送方法は、原稿に印字されているか否かを検知する印字検知ステップと、前記原稿束のうち最初に前記印字検知ステップで第1面と第2面との何れか一方が印字されていることが検知された原稿が前記排紙トレイ上に排紙されたときの前記原稿の天地方向を記憶する天地方向記憶ステップとを備え、前記排出状態統一ステップは、前記印字検知ステップにおける検知結果と前記天地方向記憶ステップで記憶された天地方向とに基づいて、スイッチバックを行う回数を変更する構成を有している。
この構成により、排紙トレイ上に排紙される原稿の白紙面、または既印字面の向きを統一させることができるため、裏紙印字を行う際の仕分け作業の効率を高めることができ、さらに仕分け作業に伴う人為的ミスを防止することができる。
また、本発明の原稿搬送方法は、前記印字検知ステップで両面とも印字されていないことが検知された原稿の位置情報を記憶する未印字原稿位置情報記憶ステップと、前記未印字原稿位置情報記憶ステップで記憶された位置情報をユーザに提供する未印字原稿位置情報提供ステップとを備えた構成を有している。
この構成により、原稿束の中から両面印刷が可能な用紙を容易に選別することができる。
また、本発明の原稿搬送方法は、複数枚の原稿束を1枚ずつ分離して読取位置に搬送し、前記読取位置で原稿の第1面が読取られた後に、スイッチバックを行うことにより前記原稿を再度読取位置に搬送し、前記読取位置で原稿の第2面が読取られた後に、前記原稿を排紙トレイ上に排紙する原稿搬送方法において、原稿に印字されているか否かを検知する印字検知ステップと、原稿の第1面に印字されていないことが印字検知ステップで検知された場合、スイッチバックを行わず、前記原稿を排紙トレイ上に排紙するよう制御する制御ステップとを備えた構成を有している。
この構成により、両面とも印字されていない原稿を裏紙印字に用いる場合に、排紙トレイ上に排紙される原稿の白紙面、または既印字面の向きを統一させることができるため、裏紙印字を行う際の仕分け作業の効率を高めることができ、さらに仕分け作業に伴う人為的ミスを防止することができる。
また、本発明の原稿搬送方法は、前記印字検知ステップで両面とも印字されていることが検知された原稿の位置情報を記憶する印字原稿位置情報記憶ステップと、前記印字原稿位置情報記憶ステップで記憶された位置情報をユーザに提供する印字原稿位置情報提供ステップとを備えた構成を有している。
この構成により、原稿束の中から両面既印字済みの原稿を容易に省くことができる。
また、本発明の原稿搬送方法は、読取り後の原稿に対してマーキングを施すマーキングステップを備えた構成を有している。
この構成により、排紙トレイ上に排紙されている原稿が仕分け済みか否かを容易に識別することができる。
また、本発明の原稿搬送方法は、前記マーキングステップでマーキングを施すか否かを選択する選択ステップを備えた構成を有している。
この構成により、必要に応じてユーザがマーキングの要否を自由に選択することができる。
以上のように本発明は、裏紙印字を行う際の仕分け作業の効率を高めることができ、さらに仕分け作業に伴う人為的ミスを防止することができる原稿搬送装置、画像読取装置、画像形成装置、および原稿搬送方法を提供するものである。
以下、本発明の実施形態に係る画像読取装置について、図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る画像読取装置を示す概略構成図である。本実施形態では、一般的なスイッチバック方式を用いた原稿搬送装置を搭載した画像読取装置を例にして説明する。
原稿台1に載置された原稿束2は、給紙部3にて1枚ずつ分離される。分離された原稿は、グリップローラ4、読取搬送ローラ5によってコンタクトガラス6上に搬送され、読取部7にてシートスルー読取が行われる。読取後の原稿は、そのまま排紙反転部9に搬送される。
ここで、排紙反転部9についてその構成および動作概略を説明する。
図2〜4は、本発明の第1の実施形態に係る排紙反転部9を示す概略構成図である。
図2に示すように、排紙反転部9は、分岐排紙ローラ10、排紙コロ11、反転コロ12、原稿の搬送先を切り替える分岐レバー13を有して構成されている。
図3に示すように、読取部7から搬送されてきた原稿は、分岐排紙ローラ10および排紙コロ11が図の矢印の方向に回転し、且つ、分岐レバー13が上方向に回動することにより、排紙スタック部14側へ案内されそのまま排出される。
また、原稿の第1面(表面)読取後に、原稿の第2面(裏面)読取を継続して行う場合には、スイッチバック反転が行われる。図4に示すように、まず、原稿先端が排紙反転部9に到達する前に分岐レバー13を(a)の位置に回動しておく。これにより原稿先端は排出動作に入らず、反転ローラ15、反転トレイ16へ搬送される。そして、この原稿の後端が分岐排紙ローラ10および排紙コロ11の間を抜けた後に、反転ローラ15が停止する。次いで、分岐レバー13を(b)の位置(元の位置)まで回動し、反転ローラ15が逆転回動する。これにより、原稿は分岐排紙ローラ10および反転コロ12の間に搬送されそのまま再給紙経路17に案内される。
再給紙経路17に案内された原稿は、図1に示すように、そのままガイドに沿って搬送されると再度、読取搬送ローラ5によりコンタクトガラス6上に搬送され、読取部7にて原稿の第2面の読取が行われる。
ここで、通常の両面読取の場合、原稿束2のスタック順をそのまま維持して排紙スタックするために、上述のスイッチバック反転動作を再度行い、原稿の第1面が下向きになるようにスタック面を揃えて排出処理を行い、両面読取を完了する。
本発明に係る画像読取装置は、図示しない制御部によって表裏順不同の印字済み原稿束を裏紙利用のために表裏(既印字面と白紙面)を仕分けることを行う。その画像読取装置の制御部による動作を「通常裏紙仕分けモード」として以下に説明する。ここで、制御部は、本発明における排出状態統一手段を構成し、例えば、CPU等によって構成される。
まず、図示しない装置操作部より「通常裏紙仕分けモード」を選択し、原稿束2を原稿台1にセットし、読取が開始される。次いで、1枚目の原稿の第1面が読取部7によって読取られた後に、上述の方法によりスイッチバック反転が1回行われ、この原稿の第2面が読取部7によって読取られた後に排出処理が行われる。
ここで、1枚目の原稿が片面印字紙の場合は、この原稿の排出状態における白紙面(または既印字面)の天地(上下)方向が、以降の排出面の天地方向の基準となる。例えば、図示しない検知センサが原稿の白紙面(または既印字面)を検知し、図示しない記憶部が検知センサで検知された原稿の白紙面(または既印字面)の天地方向を記憶するようになっている。なお、読取部7が、原稿の白紙面(または既印字面)を検知するようになっていてもよい。
また、1枚目の原稿が両面白紙若しくは両面既印字済みの場合は、例えば、記憶部が「1枚目が両面白紙(または両面既印字済み)」であることを記憶するようになっており、全枚数の仕分け終了後に、図示しない表示部を用いてユーザに通知されるようになっている。このとき、2枚目以降最初に裏紙再利用可能な片面印字紙の読取が行われた場合に、この原稿の排出状態における白紙面(または既印字面)の天地方向が上述の排出面の天地方向の基準となる。
また、記憶部は、原稿束2中にランダムに混在している両面白紙(または両面既印字済み)である原稿のページ番号や枚数番号等の位置情報をその都度記憶するようになっており、その位置情報は、全枚数の仕分け終了後に、各々について表示部を用いてユーザに通知されるようになっている。
次に、1枚目の原稿の排出状態における白紙面(または既印字面)の天地方向が基準となった場合の2枚目以降の原稿の処理について説明する。
例えば、1枚目の原稿の第1面が白紙、第2面が既印字であり(スタック時は第1面が上向き、つまり白紙面が上向きとなる)、且つ、2枚目の原稿が基準となる1枚目と同じく第1面が白紙、第2面が既印字である場合には、その2枚目の原稿は1回のスイッチバック反転動作(表裏各々1回ずつ読取)によって排出処理が行われる。
また、例えば、1枚目の原稿の第1面が白紙、第2面が既印字であり、且つ、2枚目の原稿が1枚目と逆で第1面が既印字、第2面が白紙である場合には、その原稿は表裏各々1回ずつ読取られた後に、再度スイッチバック反転動作が行われ、1枚目の原稿と天地方向を揃えて排出処理が行われる。
なお、検知センサは、本発明における印字検知手段を構成する。また、記憶部は、本発明における天地方向記憶手段、印字原稿位置情報記憶手段、未印字原稿位置情報記憶手段を構成し、例えば、RAM等の記憶媒体によって構成される。また、表示部は、本発明における印字原稿位置情報提供手段および未印字原稿位置情報提供手段を構成し、例えば、操作パネル等の表示装置によって構成される。
以上のように本発明の第1の実施形態に係る画像読取装置によれば、排紙スタック部14に排紙される原稿の白紙面、または既印字面の向きを統一させることができるため、裏紙印字を行う際の仕分け作業の効率を高めることができ、さらに仕分け作業に伴う人為的ミスを防止することができる。
また、排紙スタック部14にスタックされた原稿は、裏紙の再利用をするためにそのまま給紙部3へセットして使用することができる。
また、両面白紙(または両面既印字済み)である原稿が混在していた場合、どのあたりに(何頁、何枚目に)混在していたかを通知するため、原稿束2の中から両面白紙(または両面既印字済み)のものを容易に省くことができる。
なお、「通常裏紙仕分けモード」時に原稿の既印字面が読取られた後に、その原稿が済みスタンプによってマーキングされるようになっていてもよい。なお、済みスタンプは、従来FAX等で用いられているスキャナ部の下流に配置される済みスタンプと同様のものである。ここで、済みスタンプは、本発明におけるマーキング手段を構成する。
これにより、この仕分け処理を行う操作者と仕分け後の裏紙再利用を実際に行うユーザとが異なる場合や、多数の裏紙用の原稿束を保管する場合等に、排紙スタック部14に排紙されている原稿が仕分け済みか否かを容易に識別することができる。
なお、この済みスタンプは、ユーザが操作パネル等を操作することにより任意に利用選択が可能である。
この構成により、必要に応じてユーザが済みスタンプの使用要否を自由に選択することができる。
また、本実施形態における画像読取装置は、複写機、ファクシミリ、スキャナ等の画像形成装置に搭載されていてもよい。
これにより、特有の裏紙仕分け装置を購入・使用する必要がなくなる。
(第2の実施形態)
本実施形態では、制御部による動作に特徴があるため、特にその部分について説明し、第1の実施形態と同様の構成には同一番号を付して、その説明を省略する。本実施形態では、画像読取装置の制御部による動作を「簡易裏紙仕分けモード」として以下に説明する。ここで、制御部は、本発明における制御手段を構成し、例えば、CPU等によって構成される。
まず、図示しない装置操作部より「簡易裏紙仕分けモード」を選択し、原稿束2を原稿台1にセットし、読取が開始される。次いで、1枚目の原稿の第1面が読取部7によって読取られた後に、原稿の第1面が白紙であれば、原稿の第2面の読取は行われず、そのまま排出処理が行われる。ここで、例えば、図示しない検知センサが、原稿の第1面が白紙であるか否かを検知するようになっている。なお、読取部7が、原稿の第1面が白紙であるか否かを検知するようになっていてもよい。
一方、原稿の第1面が既印字である場合、続けて原稿の第2面が読取部7によって読取られ、排出処理が行われる。
ここで、原稿の第2面も白紙でない場合には、例えば、図示しない記憶部が「1枚目が両面既印字済み」であることを記憶するようになっており、全枚数の仕分け終了後に、図示しない表示部を用いてユーザに通知されるようになっている。
また、記憶部は、原稿束2中にランダムに混在している両面既印字済みである原稿のページ番号や枚数番号等の位置情報をその都度記憶するようになっており、その位置情報は、全枚数の仕分け終了後に、各々について表示部を用いてユーザに通知されるようになっている。
なお、検知センサは、本発明における印字検知手段を構成する。また、記憶部は、本発明における天地方向記憶手段、印字原稿位置情報記憶手段を構成し、例えば、RAM等の記憶媒体によって構成される。また、表示部は、本発明における印字原稿位置情報提供手段を構成し、例えば、操作パネル等の表示装置によって構成される。
以上のように本発明の第2の実施形態に係る画像読取装置によれば、両面とも印字されていない原稿を裏紙印字に用いる場合に、スイッチバック反転の回数が削減でき、排紙スタック部14に排紙される原稿の白紙面、または既印字面の向きを統一させることができるため、裏紙印字を行う際の仕分け作業の効率を高めることができ、さらに仕分け作業に伴う人為的ミスを防止することができる。
また、排紙スタック部14にスタックされた原稿は、裏紙の再利用をするためにそのまま給紙部3へセットして使用することができる。
また、両面既印字済みである原稿が混在していた場合、どのあたりに(何頁、何枚目に)混在していたかを通知するため、原稿束2の中から両面既印字済みのものを容易に省くことができる。
なお、「簡易裏紙仕分けモード」時に原稿の既印字面が読取られた後に、その原稿が済みスタンプによってマーキングされるようになっていてもよい。なお、済みスタンプは、従来FAX等で用いられているスキャナ部の下流に配置される済みスタンプと同様のものである。ここで、済みスタンプは、本発明におけるマーキング手段を構成する。
これにより、この仕分け処理を行う操作者と仕分け後の裏紙再利用を実際に行うユーザとが異なる場合や、多数の裏紙用の原稿束を保管する場合等に、排紙スタック部14に排紙される原稿が仕分け済みか否かを容易に識別することができる。
なお、この済みスタンプは、ユーザが操作パネル等を操作することにより任意に利用選択が可能である。
この構成により、必要に応じてユーザが済みスタンプの使用要否を自由に選択することができる。
また、本実施形態における画像読取装置は、複写機、ファクシミリ、スキャナ等の画像形成装置に搭載されていてもよい。
これにより、特有の裏紙仕分け装置を購入・使用する必要がなくなる。
本発明の第1の実施形態に係る原稿送り装置を示す概略構成図である。 本発明の第1の実施形態に係る排紙反転部を示す概略構成図である。 本発明の第1の実施形態に係る排紙反転部を示す概略構成図である。 本発明の第1の実施形態に係る排紙反転部を示す概略構成図である。
符号の説明
1 原稿台
2 原稿束
3 給紙部
4 グリップローラ
5 読取搬送ローラ
6 コンタクトガラス
7 読取部
9 排紙反転部
10 分岐排紙ローラ
11 排紙コロ
12 反転コロ
13 分岐レバー
14 排紙スタック部
15 反転ローラ
16 反転トレイ
17 再給紙経路

Claims (16)

  1. 複数枚の原稿束を1枚ずつ分離して読取位置に搬送し、読取位置で原稿の第1面が読取られた後に、スイッチバックを行うことにより原稿を再度読取位置に搬送し、読取位置で原稿の第2面が読取られた後に、原稿を排紙トレイ上に排紙する原稿搬送装置において、
    スイッチバックを行う回数を変更することにより前記排紙トレイ上に排紙される原稿の排出状態を統一する排出状態統一手段を備えたことを特徴とする原稿搬送装置。
  2. 原稿に印字されているか否かを検知する印字検知手段と、
    前記原稿束のうち最初に前記印字検知手段によって第1面と第2面との何れか一方が印字されていることが検知された原稿が前記排紙トレイ上に排紙されたときの前記原稿の天地方向を記憶する天地方向記憶手段とを備え、
    前記排出状態統一手段は、前記印字検知手段による検知結果と前記天地方向記憶手段によって記憶された天地方向とに基づいて、スイッチバックを行う回数を変更することを特徴とする請求項1に記載の原稿搬送装置。
  3. 前記印字検知手段によって両面とも印字されていないことが検知された原稿の位置情報を記憶する未印字原稿位置情報記憶手段と、
    前記未印字原稿位置情報記憶手段によって記憶された位置情報をユーザに提供する未印字原稿位置情報提供手段とを備えたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の原稿搬送装置。
  4. 複数枚の原稿束を1枚ずつ分離して読取位置に搬送し、読取位置で原稿の第1面が読取られた後に、スイッチバックを行うことにより原稿を再度読取位置に搬送し、読取位置で原稿の第2面が読取られた後に、原稿を排紙トレイ上に排紙する原稿搬送装置において、
    原稿に印字されているか否かを検知する印字検知手段と、
    前記原稿の第1面に印字されていないことが印字検知手段によって検知された場合、スイッチバックを行わず、前記原稿を排紙トレイ上に排紙するよう制御する制御手段とを備えたことを特徴とする原稿搬送装置。
  5. 前記印字検知手段によって両面とも印字されていることが検知された原稿の位置情報を記憶する印字原稿位置情報記憶手段と、
    前記印字原稿位置情報記憶手段によって記憶された位置情報をユーザに提供する印字原稿位置情報提供手段とを備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載の原稿搬送装置。
  6. 読取り後の原稿に対してマーキングを施すマーキング手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れかに記載の原稿搬送装置。
  7. 前記マーキング手段によってマーキングを施すか否かを選択する選択手段を備えたことを特徴とする請求項6に記載の原稿搬送装置。
  8. 請求項1乃至請求項7の何れかに記載の原稿搬送装置を搭載した画像読取装置。
  9. 請求項1乃至請求項7の何れかに記載の原稿搬送装置を搭載した画像形成装置。
  10. 複数枚の原稿束を1枚ずつ分離して読取位置に搬送し、読取位置で原稿の第1面が読取られた後に、スイッチバックを行うことにより原稿を再度読取位置に搬送し、読取位置で原稿の第2面が読取られた後に、原稿を排紙トレイ上に排紙する原稿搬送方法において、
    スイッチバックを行う回数を変更することにより前記排紙トレイ上に排紙される原稿の排出状態を統一する排出状態統一ステップを備えたことを特徴とする原稿搬送方法。
  11. 原稿に印字されているか否かを検知する印字検知ステップと、
    前記原稿束のうち最初に前記印字検知ステップで第1面と第2面との何れか一方が印字されていることが検知された原稿が前記排紙トレイ上に排紙されたときの前記原稿の天地方向を記憶する天地方向記憶ステップとを備え、
    前記排出状態統一ステップは、前記印字検知ステップにおける検知結果と前記天地方向記憶ステップで記憶された天地方向とに基づいて、スイッチバックを行う回数を変更することを特徴とする請求項10に記載の原稿搬送方法。
  12. 前記印字検知ステップで両面とも印字されていないことが検知された原稿の位置情報を記憶する未印字原稿位置情報記憶ステップと、
    前記未印字原稿位置情報記憶ステップで記憶された位置情報をユーザに提供する未印字原稿位置情報提供ステップとを備えたことを特徴とする請求項10または請求項11に記載の原稿搬送装置。
  13. 複数枚の原稿束を1枚ずつ分離して読取位置に搬送し、読取位置で原稿の第1面が読取られた後に、スイッチバックを行うことにより原稿を再度読取位置に搬送し、読取位置で原稿の第2面が読取られた後に、原稿を排紙トレイ上に排紙する原稿搬送方法において、
    原稿に印字されているか否かを検知する印字検知ステップと、
    原稿の第1面に印字されていないことが印字検知ステップで検知された場合、スイッチバックを行わず、前記原稿を排紙トレイ上に排紙するよう制御する制御ステップとを備えたことを特徴とする原稿搬送方法。
  14. 前記印字検知ステップで両面とも印字されていることが検知された原稿の位置情報を記憶する印字原稿位置情報記憶ステップと、
    前記印字原稿位置情報記憶ステップで記憶された位置情報をユーザに提供する印字原稿位置情報提供ステップとを備えたことを特徴とする請求項10乃至請求項13の何れかに記載の原稿搬送方法。
  15. 読取り後の原稿に対してマーキングを施すマーキングステップを備えたことを特徴とする請求項10乃至請求項14の何れかに記載の原稿搬送方法。
  16. 前記マーキングステップでマーキングを施すか否かを選択する選択ステップを備えたことを特徴とする請求項15に記載の原稿搬送方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014084192A (ja) * 2012-10-22 2014-05-12 Riso Kagaku Corp 画像形成システム及びこれを用いた後処理装置

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