JP2000255639A - 天井埋込型空気調和機の緩衝装置 - Google Patents

天井埋込型空気調和機の緩衝装置

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JP2000255639A
JP2000255639A JP11057812A JP5781299A JP2000255639A JP 2000255639 A JP2000255639 A JP 2000255639A JP 11057812 A JP11057812 A JP 11057812A JP 5781299 A JP5781299 A JP 5781299A JP 2000255639 A JP2000255639 A JP 2000255639A
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JP
Japan
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fan motor
ceiling
air conditioner
hole
embedded
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JP11057812A
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English (en)
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Yoshihiro Gunji
義浩 郡司
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Fujitsu General Ltd
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Fujitsu General Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ケース本体を構成する天井板とファンモータ
との間に、梱包作業時の落下衝撃などによって前記ファ
ンモータに生じる振動を吸収する緩衝装置を設けた天井
埋込型空気調和機の緩衝装置を提供する。 【解決手段】 緩衝装置が、天井板1aに穿設された透孔
1bからなる取付部と、同透孔1bに螺合するねじ部8aを備
えた緩衝部材8とからなり、ケース本体1を梱包する
際、前記緩衝部材を前記透孔に螺着してその先端部をフ
ァンモータ4に当接または圧接するようにし、ケース本
体を天井面に埋め込んで設置した際、前記緩衝部材を回
転させてその先端部を前記ファンモータから離間させる
ようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、天井埋込型空気調
和機に係わり、より詳細には、ケース本体を構成する天
井板とファンモータとの間に、梱包作業時の落下衝撃な
どによって前記ファンモータに生じる振動を吸収する緩
衝装置を設けた構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の天井埋込型空気調和機は、例えば
梱包時のように上下を逆転した状態で図示した図5と、
図6(A)および図6(B)とで示すように、天井面に
埋め込まれるケース本体1の下面中央に吸込口2を設
け、下面周辺に吹出口3を設け、前記ケース本体1内に
形成された前記吸込口2と前記吹出口3とを結ぶ空気通
路に、前記吸込口2に対向して上下方向の駆動軸を有し
たファンモータ4および送風ファン5からなる送風機と
熱交換器6とを設け、前記送風ファン5と前記吸込口2
との間にベルマウス7を設けてなる構成であった。
【0003】しかしながら、前記ケース本体1を構成す
る天井板1aと前記ファンモータ4との間に、図6(A)
で示す隙間Aをもたせた構成であることから、前記ケー
ス本体1の梱包作業時の落下衝撃などによって生じる前
記ファンモータ4の振動を吸収することができず、同フ
ァンモータ4が衝突して前記天井板1aが変形したり、図
6(B)で示す矢印Bのように前記送風ファン5が振動
し前記ベルマウス7に衝突して該箇所が損傷してしまう
などの問題点を有していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明においては、上
記の問題点に鑑み、ケース本体を構成する天井板とファ
ンモータとの間に、梱包作業時の落下衝撃などによって
前記ファンモータに生じる振動を吸収する緩衝装置を設
けた天井埋込型空気調和機の緩衝装置を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、天井面に埋め込まれるケース本体の下面中
央に吸込口を設け、下面周辺に吹出口を設け、前記ケー
ス本体内に形成された前記吸込口と前記吹出口とを結ぶ
空気通路に、前記吸込口に対向して上下方向の駆動軸を
有したファンモータおよび送風ファンからなる送風機と
熱交換器とを設け、前記送風ファンと前記吸込口との間
にベルマウスを設け、前記ケース本体を構成する天井板
と前記ファンモータとの間に、前記ケース本体の梱包作
業時の落下衝撃などによって生じる前記ファンモータの
振動を吸収する緩衝装置を設けてなり、前記緩衝装置
が、前記天井板に穿設された透孔からなる取付部と、同
透孔に螺合するねじ部を備えた緩衝部材とからなり、前
記ケース本体を梱包する際、前記緩衝部材を前記透孔に
螺着してその先端部を前記ファンモータに当接または圧
接するようにし、前記ケース本体を天井面に埋め込んで
設置した際、前記緩衝部材を回転させてその先端部を前
記ファンモータから離間させるようにした構成となって
いる。
【0006】また、前記緩衝部材が、合成ゴムまたは合
成樹脂などの弾性体からなる構成となっている。
【0007】また、前記弾性体に、同弾性体が前記透孔
から脱落しないようにするストッパを設けた構成となっ
ている。
【0008】また、前記ストッパが、前記弾性体の先端
部の外側に突出するフランジからなる構成となってい
る。
【0009】更に、前記弾性体の基端部に、手指をかけ
るツマミ部を形成した構成となっている。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に基づいた実施例として説明する。なお、本発明
に係る天井埋込型空気調和機本体を示した添付図面は、
同本体を、例えば梱包時のように上下を逆転した状態で
図示している。図1と、図2(A)および図2(B)
と、図3(A)および図3(B)と、図4とで示すよう
に、1は天井面に埋め込まれるケース本体、2は同ケー
ス本体1の下面中央に設けられた吸込口、3は下面周辺
に設けられた吹出口、4は前記ケース本体1内に形成さ
れた前記吸込口2と前記吹出口3とを結ぶ空気通路に設
けられ、前記吸込口2に対向して上下方向の駆動軸を有
したファンモータ、5は同ファンモータ4の駆動軸によ
り駆動される送風ファン、6は同送風ファン5と前記吹
出口3との間に配置された熱交換器、7は前記送風ファ
ン5と前記吸込口2との間に設けられたベルマウスで、
前記ケース本体1を構成する天井板1aと前記ファンモー
タ4との間に、例えば前記ケース本体1の梱包作業時の
落下衝撃などによって生じる前記ファンモータ4の振動
を吸収するための後述する緩衝装置を設けた構成となっ
ている。
【0011】前記ファンモータ4の振動を吸収するため
の緩衝装置が、前記天井板1aに穿設された透孔1bからな
る取付部と、同透孔1bに螺合するねじ部8aを備えた緩衝
部材8とからなり、前記ケース本体1を梱包する際、前
記緩衝部材8を前記透孔1bに螺着してその先端部を前記
ファンモータ4に当接または圧接するようにし、前記ケ
ース本体1を天井面に埋め込んで設置した際、前記緩衝
部材8を回転させてその先端部を前記ファンモータ4か
ら離間させるようにした構成となっており、これによっ
て、前記ケース本体1を梱包する時に、前記緩衝部材8
の先端部を前記ファンモータ4に当接または圧接するこ
とによって、仮に、前記ケース本体1を誤って落下させ
たような場合であっても、前記ファンモータ4が振動し
ないよう強固に保持できるようになり、上記に説明した
従来技術のように、前記天井板1aが変形したり、前記送
風ファン5が前記ベルマウス7に衝突して該箇所が損傷
してしまうということがないようにした構造となる。
【0012】また、前記緩衝部材8が、合成ゴムまたは
合成樹脂などの弾性体8からなる構成となっており、こ
れによって、同弾性体8からなる前記緩衝部材8の先端
部を、その弾性変形を利用して前記ファンモータ4に正
確に当接、または強固に圧接できるようにした構造とな
る。
【0013】また、前記弾性体8に、図3(A)および
図3(B)で示すように、同弾性体8が前記透孔1bから
脱落しないようにするストッパ8bを設けたことにより、
前記透孔1bに前記弾性体8を螺合する時は、前記ファン
モータ4を取り付ける前に前記天井板1aの内側から螺合
するようにし、前記ケース本体1を天井面に埋め込んで
設置し、前記弾性体8を回転させてその先端部を前記フ
ァンモータ4から離間させる時は、同弾性体8を回転さ
せ過ぎて前記透孔1bから脱落させてしまうということが
ないようにした構成となっている。
【0014】また、前記ストッパ8bが、前記弾性体8の
先端部の外側に突出するフランジ8bからなる構成となっ
ており、これによって、前記フランジ8bを前記弾性体8
の先端部の外側に容易に、且つ正確に連続形成できると
ともに、前記弾性体8を前記透孔1bから脱落させないよ
うにした構造となる。
【0015】更に、前記弾性体8の基端部に、図4で示
すように、手指をかけるツマミ部8cを形成したことによ
り、同ツマミ部8cに手指を容易にかけることができて、
前記弾性体8を正確に回転させることができるようにし
た構成となっている。
【0016】以上の構成により、図1と、図2(A)お
よび図2(B)と、図3(A)および図3(B)と、図
4とで示すように、前記ファンモータ4の振動を吸収す
るための緩衝装置が、前記天井板1aに穿設された透孔1b
からなる取付部と、同透孔1bに螺合するねじ部8aを備え
た緩衝部材8とからなり、前記ケース本体1を梱包する
際、前記緩衝部材8を前記透孔1bに螺着してその先端部
を前記ファンモータ4に当接または圧接するようにし、
前記ケース本体1を天井面に埋め込んで設置した際、前
記緩衝部材8を回転させてその先端部を前記ファンモー
タ4から離間させるようにしたので、前記ケース本体1
を梱包する時、前記緩衝部材8の先端部を前記ファンモ
ータ4に当接または圧接することによって、仮に、前記
ケース本体1を誤って落下させたような場合であって
も、前記ファンモータ4が振動しないよう強固に保持で
きるようになり、上記に説明した従来技術のように、前
記天井板1aが変形したり、前記送風ファン5が前記ベル
マウス7に衝突して該箇所が損傷してしまうということ
がないようにした天井埋込型空気調和機の緩衝装置とな
る。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明によると、ケース本
体を構成する天井板とファンモータとの間に、梱包作業
時の落下衝撃などによって前記ファンモータに生じる振
動を吸収する緩衝装置を設けた天井埋込型空気調和機の
緩衝装置となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る天井埋込型空気調和機の断面図で
ある。
【図2】本発明に係る天井埋込型空気調和機の説明図
で、(A)は要部拡大図であり、(B)は弾性体からな
る緩衝部材の側面図である。
【図3】本発明に係る天井埋込型空気調和機の要部断面
図で、(A)はファンモータに弾性体からなる緩衝部材
の先端部を当接または圧接した状態を示し、(B)は同
先端部を離間した状態を示す。
【図4】本発明に係る弾性体からなる緩衝部材の斜視図
である。
【図5】従来例に係る天井埋込型空気調和機の断面図で
ある。
【図6】従来例に係る天井埋込型空気調和機の説明図
で、(A)および(B)は要部拡大図である。
【符号の説明】
1 ケース本体 1a 天井板 2 吸込口 3 吹出口 4 ファンモータ 5 送風ファン 6 熱交換器 7 ベルマウス 8 弾性体からなる緩衝部材 8a ねじ部 8b フランジからなるストッパ 8c ツマミ部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井面に埋め込まれるケース本体の下面
    中央に吸込口を設け、下面周辺に吹出口を設け、前記ケ
    ース本体内に形成された前記吸込口と前記吹出口とを結
    ぶ空気通路に、前記吸込口に対向して上下方向の駆動軸
    を有したファンモータおよび送風ファンからなる送風機
    と熱交換器とを設け、前記送風ファンと前記吸込口との
    間にベルマウスを設け、前記ケース本体を構成する天井
    板と前記ファンモータとの間に、前記ケース本体の梱包
    作業時の落下衝撃などによって生じる前記ファンモータ
    の振動を吸収する緩衝装置を設けてなり、 前記緩衝装置が、前記天井板に穿設された透孔からなる
    取付部と、同透孔に螺合するねじ部を備えた緩衝部材と
    からなり、前記ケース本体を梱包する際、前記緩衝部材
    を前記透孔に螺着してその先端部を前記ファンモータに
    当接または圧接するようにし、前記ケース本体を天井面
    に埋め込んで設置した際、前記緩衝部材を回転させてそ
    の先端部を前記ファンモータから離間させるようにした
    ことを特徴とする天井埋込型空気調和機の緩衝装置。
  2. 【請求項2】 前記緩衝部材が、合成ゴムまたは合成樹
    脂などの弾性体からなることを特徴とする請求項1に記
    載の天井埋込型空気調和機の緩衝装置。
  3. 【請求項3】 前記弾性体に、同弾性体が前記透孔から
    脱落しないようにするストッパを設けたことを特徴とす
    る請求項1または請求項2に記載の天井埋込型空気調和
    機の緩衝装置。
  4. 【請求項4】 前記ストッパが、前記弾性体の先端部の
    外側に突出するフランジからなることを特徴とする請求
    項3に記載の天井埋込型空気調和機の緩衝装置。
  5. 【請求項5】 前記弾性体の基端部に、手指をかけるツ
    マミ部を形成したことを特徴とする請求項2、請求項3
    または請求項4に記載の天井埋込型空気調和機の緩衝装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008062966A (ja) * 2006-09-07 2008-03-21 Fujitsu General Ltd 天井カセット型空気調和機
KR20190081513A (ko) * 2017-12-29 2019-07-09 웅진코웨이 주식회사 테이블형 공기 청정기

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008062966A (ja) * 2006-09-07 2008-03-21 Fujitsu General Ltd 天井カセット型空気調和機
JP4697099B2 (ja) * 2006-09-07 2011-06-08 株式会社富士通ゼネラル 天井カセット型空気調和機
KR20190081513A (ko) * 2017-12-29 2019-07-09 웅진코웨이 주식회사 테이블형 공기 청정기
KR102613478B1 (ko) * 2017-12-29 2023-12-13 코웨이 주식회사 테이블형 공기 청정기

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