JP2000254807A - スローアウェイチップ - Google Patents

スローアウェイチップ

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JP2000254807A
JP2000254807A JP11059478A JP5947899A JP2000254807A JP 2000254807 A JP2000254807 A JP 2000254807A JP 11059478 A JP11059478 A JP 11059478A JP 5947899 A JP5947899 A JP 5947899A JP 2000254807 A JP2000254807 A JP 2000254807A
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wall
cutting
breaker wall
chip
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義一 岡田
Takeshi Ryu
猛 劉
Hiroyuki Takahashi
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 切屑の排出方向を確実にコントロールする。
低切り込みから高切り込みに至る広範囲の切削条件下で
優れた切屑処理性を発揮できるようにする。 【解決手段】 チップ上面11のコーナ部14と中央部
15との間に形成したブレーカ溝16内に、第一,第
二,第三ブレーカ壁21,22,23を設けた。第一ブ
レーカ壁21は、二等分線Lに沿う曲率半径R1と、二
等分線Lと直交する方向に沿う曲率半径R2とがR1>R
2となるように曲面状に形成する。また、第二ブレーカ
壁22は、切刃13と平行に延びる平行壁22aと、そ
の後方に連なり、中央部15へと向かうに従い切刃13
から漸次離間するように延びる斜向壁22bとから構成
する。さらに、第三ブレーカ壁23は、二等分線Lを挟
んで対をなす第二ブレーカ壁23の間に配し、コーナ部
14側から中央部15側へと向かうに従い切刃13から
漸次離間しながら延びるように形成する。また、第三ブ
レーカ壁23は、第一,第二ブレーカ壁21,22より
も高く形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、上面に形成された
ブレーカ溝内にブレーカ壁を備えたスローアウェイチッ
プに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種のスローアウェイチッ
プ(以下、チップと略称する。)として、図13から図
16に示すように、菱形板状をなすチップの上面1にブ
レーカ溝2が形成され、このブレーカ溝2内に、コーナ
部3側から中央部4に向かって真球面状をなして起立す
る第一ブレーカ壁5と、その後方から中央部4へと向け
て形成された第二ブレーカ壁6とを有するものが知られ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
構成のチップでは、第一ブレーカ壁5が真球面状、言い
換えれば、図14および図15に示すように、コーナ部
3の二等分線Lに沿う曲率半径R1と、この二等分線L
と直交する方向に沿う曲率半径R2との関係が、R1=R
2であるために、以下のような欠点があった。すなわ
ち、低切り込みの切削条件下で切屑を確実に分断しよう
とすれば、第一ブレーカ壁5をコーナ部3に近接させざ
るを得なくなり、高切り込みの切削条件下において、切
屑詰まりによる切屑の飛散や切削抵抗の増大を招く。
【0004】これとは逆に、高切り込みの切削条件下で
切屑詰まりや切削抵抗の増大を防止しようとすれば、第
一ブレーカ壁5をコーナ部3側から中央部4側に離間さ
せざるを得なくなり、低切り込みの切削条件下におい
て、切屑分断性の低下を招く。従って、一のチップで使
用できる切削条件の範囲が狭いものになっていた。ま
た、薄板状の切屑がブレーカに接触する場合に点接触と
なるため、切屑の排出が不安定であるという問題があ
る。
【0005】さらに、切屑排出性を良好にすべく、前記
第二ブレーカ壁6の中央部4をコーナ部3の二等分線L
側に凹ませることにより(図13参照)、ブレーカ溝2
を広く確保するようにしているため(図16参照)、切
屑がブレーカ溝2の底面でカールしてランダムに流れ、
排出方向をコントロールすることができない。また、切
屑がブレーカ溝2の底面でカールしてしまうだけでな
く、第二ブレーカ壁6を乗り越えてしまうため、ブレー
キング効果も弱い。
【0006】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、切屑の排出方向を確実にコントロールし得るととも
に、低切り込みから高切り込みに至る広範囲の切削条件
下で優れた切屑処理性を発揮し得るチップの提供を目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するために以下の構成を採用した。すなわち、本発明
のチップは、多角形板状をなし、その上面と側面との交
差稜線部に切刃が形成され、前記上面のコーナ部と中央
部との間にブレーカ溝を有するチップにおいて、前記ブ
レーカ溝内に、前記コーナ部側に近接して配される曲面
状の第一ブレーカ壁を備え、この第一ブレーカ壁は、前
記コーナ部の二等分線に沿う曲率半径R1と、前記二等
分線と交差する方向に沿う曲率半径R2とが、R1>R2
となるように形成されていることを特徴とするものであ
る。
【0008】この構成では、コーナ部の先端から第一ブ
レーカ壁までの距離を短くしても、ブレーキング効果が
強すぎることによる高切り込み時の切屑詰まり及び切削
抵抗増大を回避することができるため、コーナ部先端か
ら第一ブレーカ壁までの距離を短く設定し得て、低切り
込み時の切屑分断も確実に行えるようになる。
【0009】また、曲率半径R2をR1よりも小さく設定
することにより、切刃から第一ブレーカ壁までの距離
を、低切り込み時のみならず高切り込み時においても最
適化することができる。このため、高切り込み時であっ
ても、切屑詰まりが生じないうえに切削抵抗の増大防止
も図られ、さらに切屑の排出方向も確実にコントロール
することができる。
【0010】請求項2記載のチップは、請求項1記載の
チップにおいて、前記第一ブレーカ壁よりも前記中央部
側に配される第二ブレーカ壁を備え、この第二ブレーカ
壁は、前記切刃と平行に延びる平行壁と、これよりも前
記中央部側に配され且つ該中央部側へと向かうに従い前
記切刃から漸次離間するように延びる斜向壁とを備えて
なることを特徴とするものである。
【0011】この構成では、平行壁と切刃との間に形成
されるブレーカ溝が広がり過ぎないうえに、平行壁が切
屑の排出方向をガイドする役割を果たす。さらに、高切
り込み時には、切屑が平行壁でカールし、確実に分断さ
れる。他方、斜向壁と切刃との間には広いブレーカ溝が
確保されるため、良好な切屑排出性を維持することがで
きる。
【0012】請求項3記載のチップは、請求項2記載の
チップにおいて、前記第二ブレーカ壁よりも前記二等分
線側に配される第三ブレーカ壁を備え、この第三ブレー
カ壁は、前記コーナ部側から前記中央部側へと向かうに
従い前記切刃から漸次離間するように延び、かつ前記第
一および第二ブレーカ壁よりも高くなるように形成され
ていることを特徴とするものである。
【0013】この構成では、第一ブレーカ壁と第三ブレ
ーカ壁とにより、また、第二ブレーカ壁と第三ブレーカ
壁とにより、それぞれ2段ブレーカが形成される。この
ため、切屑が第一ブレーカ壁または第二ブレーカ壁を乗
り越えた場合であっても、切屑はこれらブレーカ壁より
も高い第三ブレーカ壁によってカールし、分断される。
【0014】また、2段ブレーカを形成することによ
り、第二ブレーカ壁の高さを低くし得るため、第二ブレ
ーカ壁による切削抵抗の増大を有効に防止できる。さら
に、第三ブレーカ壁は、切刃と平行な方向よりもコーナ
部の二等分線側に傾斜して延びるため、高切り込み時の
第三ブレーカ壁による切削抵抗の増大も有効に防止でき
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係わるチップの第
一実施形態について、図1から図8を参照しながら説明
する。図1は本実施形態に係るチップの斜視図、図2は
同チップの平面図、図3は図2の要部拡大図、図4は図
2のX−X線断面図、図5は図2のB−B線断面図、図
6は図2のA−A線断面図、図7は図2のC−C線断面
図、図8は図2のD−D線断面図である。
【0016】本実施形態のチップは、菱形板状をなして
おり、その上面11と側面12との交差稜線部には切刃
13が形成されている。また、上面11のコーナ部14
と中央部15との間には、周囲よりも下面側に凹むブレ
ーカ溝16が形成されており、このブレーカ溝16内に
は、第一,第二,及び第三ブレーカ壁21,22,23
が形成されている。
【0017】第一ブレーカ壁21は、図1〜図3に示す
ように、他のブレーカ壁22,23に比して、最もコー
ナ部14側に配されている。また、図5および図6に示
すように、コーナ部14から中央部15へと向かうに従
い漸次幅広となるように形成され、平面視では、図2に
示すようなハート形をなしている。
【0018】さらに、第4図および第5図に示すよう
に、コーナ部14の二等分線Lに沿う曲率半径R1と、
二等分線Lと直交する方向に沿う曲率半径R2とが、R1
>R2となるように形成されている。すなわち、二等分
線Lに沿う壁面は、二等分線Lと直交する方向に沿う壁
面に比して、緩やかな勾配で立ち上がっている。
【0019】他方、第二ブレーカ壁22および第三ブレ
ーカ壁23は、いずれも第一ブレーカ壁21の後方、す
なわち中央部15側に配されており、これら各ブレーカ
壁21,22,23の高さは、図7に示すように、第一
ブレーカ壁21,第二ブレーカ壁22,第三ブレーカ壁
23の順に漸次高くなるように形成されている。なお、
図7の符号H1は第一ブレーカ壁21と第二ブレーカ壁
22の高さの差、H2は第二ブレーカ壁22と第三ブレ
ーカ壁23の高さの差を示している。
【0020】第二ブレーカ壁22は、二等分線Lを挟ん
で線対称をなすように一対形成され、切刃13と平行に
延びる平行壁22aと、その後方に連なる斜向壁22b
とを備えてなる。斜向壁22bは、後方へ向かうに従い
切刃13から漸次離間するように延びており、切刃13
とのなす角αは、切刃13と第三ブレーカ壁23とのな
す角をβとした場合に、α>βとなるように設定してお
くのが好ましい。
【0021】第三ブレーカ壁23は、平面視略三角形を
なしており、第二ブレーカ壁22よりも二等分線L側、
すなわち、対をなす第二ブレーカ壁22の間に挟まれる
ようにして、第一ブレーカ壁21の後方に配されてい
る。また、その壁面は、前方(コーナ部14側)から後
方(中央部15側)へと向かうに従い切刃13から漸次
離間するように延び、切刃13とのなす角βは、0<β
≦θ/2となるように設定される。ちなみに、このθ
は、コーナ部14の角度である。
【0022】この第三ブレーカ壁23は、上述したよう
に、第一ブレーカ壁21および第二ブレーカ壁22より
も高くなるように形成されているため、このチップに
は、第一ブレーカ壁21と第三ブレーカ壁23とによっ
て2段ブレーカが形成され、更にこれとは別に、第二ブ
レーカ壁22と第三ブレーカ壁23とによっても2段ブ
レーカが形成されている。
【0023】しかして、上記の構成からなるチップによ
れば、第一ブレーカ壁21の二等分線Lに沿う曲率半径
R1と、二等分線Lと直交する方向に沿う曲率半径R2と
が、R1>R2となるように形成されているから、コーナ
部14の先端から第一ブレーカ壁21までの距離を短く
しても、ブレーキング効果が強すぎることによる高切り
込み時の切屑詰まり及び切削抵抗増大を回避することが
できる。このため、コーナ部14先端から第一ブレーカ
壁21までの距離を短く設定し得て、低切り込み時の切
屑分断も確実に行えるようになる。
【0024】また、曲率半径R2をR1よりも小さく設定
することにより、低切り込み時における切刃13から第
一ブレーカ壁21までの距離を最適化することができる
だけでなく、高切り込み時における切刃13から第一ブ
レーカ壁21までの距離をも最適化することができる。
このため、高切り込み時においても、切屑詰まりが生じ
ず、切削抵抗の増大も防止できるうえに、切屑の排出方
向も確実にコントロールすることができる。
【0025】さらに、第二ブレーカ壁22の一部、すな
わち平行壁22aが切刃13と平行に形成されているか
ら、平行壁22aと切刃13との間に形成されるブレー
カ溝16の広がり過ぎを抑制することができる。このた
め、高切り込み時においても、切屑を平行壁22aでカ
ールさせて確実に分断することができる。
【0026】しかも、平行壁22aが切屑の排出方向を
ガイドする役割を果たすため、切屑の排出方向もコント
ロールすることができる。。また、平行壁22aと切刃
13間のブレーカ溝16を広げ過ぎないようにして良好
な切屑分断性を確保する一方で、斜向壁22bを後方に
向かうに従い漸次切刃13から離間させることにより、
斜向壁22bと切刃13との間に広いブレーカ溝16を
確保するようにしているため、良好な切屑排出性を維持
することができる。
【0027】さらに、本実施形態のチップにあっては、
第一ブレーカ壁21および第三ブレーカ壁23による2
段ブレーカと、第二ブレーカ壁22および第三ブレーカ
壁23による2段ブレーカとを形成しているから、切屑
が第一または第二ブレーカ壁22を乗り越えた場合であ
っても、これらのブレーカ壁よりも高い第三ブレーカ壁
23によって切屑をカールさせて分断することができ
る。
【0028】また、このような2段ブレーカを構成する
ことによって、第二ブレーカ壁22の高さを低くし得る
ため、第二ブレーカ壁22による切削抵抗の増大を有効
に防止することができる。さらに、第三ブレーカ壁23
が切刃13と平行な方向よりもコーナ部14の二等分線
L側に傾斜して延びているため、高切り込み時の第三ブ
レーカ壁23による切削抵抗の増大も有効に防止するこ
とができる。
【0029】以上のことから、本実施形態のチップで
は、切屑の排出方向を確実にコントロールすることがで
きるとともに、低切り込みから高切り込みに至る広範囲
の切削条件下で優れた切屑処理性を発揮することができ
る。
【0030】次に、本発明の第二実施形態に係るチップ
について、図9から図12を参照しながら説明する。図
9はチップを上面から見た平面図、図10は図9のA方
向矢視図、図11は図9のB方向矢視図、図12はチッ
プを下面から見た底面図である。
【0031】本実施形態のチップは、正三角形板状をな
し、また、第一ブレーカ壁21に対して第三ブレーカ壁
23の大きさが相対的に小さく、さらに、第一ブレーカ
壁21が複数の壁面21a,21bからなり、しかも、
図2の第二ブレーカ壁22に相当するブレーカ壁が切刃
13と平行に延びる平行壁31のみからなる点で、図2
に示すチップと構成が相違する。
【0032】また、第一ブレーカ壁21は、コーナ部1
4に配された上面平坦状をなすドット部32の側面に複
数形成されており、そのうちのコーナ部14側に近接す
る壁面21aの二等分線Lに沿う曲率半径は、その後方
に連なる壁面21bの二等分線Lと直交する方向に沿う
曲率半径よりも小さくなるように構成されている。以上
のような構成上の相違があるものの、本実施形態のチッ
プによっても、図2に示すチップと同様の作用効果を得
ることができることはもとよりである。
【0033】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、次のような効果を奏することができる。 (a)請求項1記載のチップによれば、高切り込み時の
切屑詰まり及び切削抵抗の増大を回避しつつ、低切り込
み時の切屑分断を確実に行えることができる。また、高
切り込み時においても、切屑詰まりがないうえに切削抵
抗も低下し、さらには切屑の排出方向も確実にコントロ
ールすることができる。
【0034】請求項2記載のチップによれば、高切り込
み時において、切屑を確実に分断することができるとと
もに、良好な切屑排出性も維持することができる。請求
項3記載のチップによれば、第二ブレーカ壁の高さを低
くし得るため、第二ブレーカ壁による切削抵抗の増大を
有効に防止できる。さらに、高切り込み時の第三ブレー
カ壁による切削抵抗の増大も有効に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係わるチップの第一実施形態を示す
斜視図である。
【図2】 図1に示すスローアウェイチップの平面図で
ある。
【図3】 図1の要部拡大図である。
【図4】 図2のX−X線断面を示す縦断面図である。
【図5】 図2のB−B線断面を示す縦断面図である。
【図6】 図2のA−A線断面を示す縦断面図である。
【図7】 図2のC−C線断面を示す縦断面図である。
【図8】 図2のD−D線断面を示す縦断面図である。
【図9】 本発明に係わチップの第二実施形態を示す平
面図である。
【図10】 図9のA方向矢視図である。
【図11】 図9のB方向矢視図である。
【図12】 図9に示すチップの底面図である。
【図13】 チップの一従来例を示す平面図である。
【図14】 図13のX−X線断面を示す縦断面図であ
る。
【図15】 図13のA−A線断面を示す縦断面図であ
る。
【図16】 図13のB−B線断面を示す縦断面図であ
る。
【符号の説明】
11 上面 12 側面 13 切刃 14 コーナ部 15 中央部 16 ブレーカ溝 21 第一ブレーカ壁 22 第二ブレーカ壁 22a 平行壁 22b 斜向壁 23 第三ブレーカ壁 L 二等分線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 浩之 茨城県結城郡石下町大字古間木1511番地 三菱マテリアル株式会社筑波製作所内 Fターム(参考) 3C046 JJ02 JJ07 JJ13

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多角形板状をなし、その上面と側面との
    交差稜線部に切刃が形成され、前記上面のコーナ部と中
    央部との間にブレーカ溝を有するスローアウェイチップ
    において、 前記ブレーカ溝内に、前記コーナ部側に近接して配され
    る曲面状の第一ブレーカ壁を備え、 この第一ブレーカ壁は、前記コーナ部の二等分線に沿う
    曲率半径R1と、前記二等分線と交差する方向に沿う曲
    率半径R2とが、R1>R2となるように形成されている
    ことを特徴とするスローアウェイチップ。
  2. 【請求項2】 前記第一ブレーカ壁よりも前記中央部側
    に配される第二ブレーカ壁を備え、 この第二ブレーカ壁は、前記切刃と平行に延びる平行壁
    と、これよりも前記中央部側に配され且つ該中央部側へ
    と向かうに従い前記切刃から漸次離間するように延びる
    斜向壁とを備えてなることを特徴とする請求項1記載の
    スローアウェイチップ。
  3. 【請求項3】 前記第二ブレーカ壁よりも前記二等分線
    側に配される第三ブレーカ壁を備え、 この第三ブレーカ壁は、前記コーナ部側から前記中央部
    側へと向かうに従い前記切刃から漸次離間するように延
    び、かつ前記第一および第二ブレーカ壁よりも高くなる
    ように形成されていることを特徴とする請求項2記載の
    スローアウェイチップ。
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