JP2000253692A - 記憶媒体駆動装置 - Google Patents

記憶媒体駆動装置

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JP2000253692A
JP2000253692A JP11056958A JP5695899A JP2000253692A JP 2000253692 A JP2000253692 A JP 2000253692A JP 11056958 A JP11056958 A JP 11056958A JP 5695899 A JP5695899 A JP 5695899A JP 2000253692 A JP2000253692 A JP 2000253692A
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JP
Japan
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back electromotive
phase
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motor
switching
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JP11056958A
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English (en)
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Yasuhiko Konoue
康彦 鴻上
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 センサレス多相モータを使って、装置の低消
費電力化と小形化および低コスト化をはかりつつ、ディ
スク状記憶媒体を安定かつ円滑に高速回転駆動させる。 【解決手段】 界磁コイルへの通電量をパルス幅変調信
号によるスイッチング制御によって可変制御するととも
に、上記界磁コイルに現れる逆起電圧を上記パルス幅変
調信号に同期してサンプリングおよびホールドし、この
サンプル・ホールド出力から得られる逆起電圧を用いて
モータの通電相切替制御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記憶媒体駆動装
置、さらには磁気ディスクなどのディスク状記憶媒体を
回転駆動する装置に適用して有効な技術に関するもので
あって、たとえばHDD(ハード・ディスク・ドライ
ブ)や大容量FDD(フロッピィ・ディスク・ドライ
ブ)に利用して有効な技術に関するものである(たとえ
ば、日経BP社刊行「日経バイト 1990年11月号
(no.78)」236ページ参照)。
【0002】
【従来の技術】HDDあるいは大容量FDDなどの情報
記憶システムでは、モータで高速回転駆動されている記
憶媒体にリード/ライト用の磁気ヘッドを接触あるいは
接近させながら情報の書込または読み取りを行う。記憶
媒体を駆動するモータには、その記憶媒体を安定かつ円
滑に高速回転させるのに適したものが使用される。
【0003】とくに、HDDでは、磁気ディスクに対す
る情報の書込/読み取りをできるだけ高速で行うこと、
いわゆるアクセスの高速化に対する要求が強いが、この
ためには、そのモータの高速化が必要となる。これに加
えて、駆動装置の小形化と低消費電力化および低コスト
化に対する要求も強い。
【0004】上記要求に応えるため、本発明者は、記憶
媒体の回転駆動源としてセンサレス多相モータを使用す
ることで装置の小形化および低コスト化をはかるととも
に、そのモータの通電量をスイッチング制御することで
装置の低消費電力化を試みた。
【0005】図4は、本発明者が本発明に先立って検討
した記憶媒体駆動装置の概略構成を示す。
【0006】同図に示す装置は、記憶媒体である磁気デ
ィスク41の回転駆動源としてセンサレス三相モータ1
を用いたものであって、LPF(ローパスフィルタ)2
0,21、ゼロクロス検出回路22、相切替信号発生回
路23、多相駆動信号生成回路24、多相駆動アンプ2
5、電流比較回路26、PWM(パルス幅変調)信号発
生回路27、スピンドル制御部51などを有する。
【0007】センサレス三相モータ1は、多相駆動アン
プ25から界磁コイル(Lu,Lv,Lw)に通電され
る三相駆動電流(Ui,Vi,Wi)によって回転駆動
される。このとき、各相の界磁コイル(Lu,Lv,L
w)には、モータ1の回転速度に応じた逆起電圧(E
u,Ev,Ew)が現れる。この逆起電圧はLPF21
を介してゼロクロス検出回路22に入力される。このゼ
ロクロス検出回路22は、逆起電圧波形のゼロクロス点
(タイミング)を検出するが、これによってモータ1の
回転角が検出される。この検出に基づいて、相切替信号
発生回路23が相切替信号を生成し、これに基づいて多
相駆動信号発生回路24が多相駆動信号を生成して多相
駆動アンプ25を三相駆動する。これにより、上記三相
駆動電流(Ui,Vi,Wi)が生成されてモータ1の
回転駆動が持続される。
【0008】上記モータ1の通電量すなわち各界磁コイ
ル(Lu,Lv,Lw)への通電量(Ui,Vi,W
i)は、PWM信号発生回路27にて生成されるPWM
信号Pmによってスイッチング制御されるとともに、そ
のスイッチングのオン/オフ時間比が電流比較回路26
の出力によって可変制御される。電流比較回路26は、
各界磁コイル(Lu,Lv,Lw)の共通電流Idを分
流抵抗Rsで電圧変換して検出するとともに、この検出
電圧(Id×Rs)とスピンドル制御部51にて生成さ
れる制御目標値Vrとの間の誤差を検出し、この検出誤
差を上記PWM信号発生回路27にパルス幅制御信号い
わゆる変調信号として与えることにより、上記通電量
(Ui,Vi,Wi)をフィードバック制御する。スピ
ンドル制御部51は、回転駆動される磁気ディスク41
からの情報読み取りが正常に行われるように上記制御目
標値Vrを生成する。これにより、磁気ディスク41を
所定の書込/読み取り速度で回転駆動することができ
る。
【0009】以上のように、上述した記憶媒体駆動装置
では、ホール素子などの回転角検出用センサを有しない
センサレス多相モータの使用によって装置の小形化およ
び低コスト化をはかるとともに、そのモータの通電量制
御をスイッチング化することによって低消費電力化を実
現する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た技術には、次のような問題のあることが本発明者らに
よってあきらかとされた。
【0011】すなわち、上述した装置では、図5に示す
ように、モータ1の各界磁コイルへの通電量をPWM信
号Pmでスイッチング制御すると、これに伴って、その
界磁コイルに現れる逆起電圧(Ew,Ev,Eu)が上
記PWM信号Pmによってスイッチングされてしまう。
つまり、逆起電圧にPWMキャリア(Pm)が重畳して
しまう。
【0012】このPWMキャリアが重畳した逆起電圧で
はモータ1の回転角を正しく検出することができない。
そこで、上述した装置では、そのPWMキャリアを除去
するためにLPF(ローパスフィルタ)21を介在させ
ている。
【0013】上記PWMキャリアを十分に除去するため
には、LPF21の遮断周波数を十分に低くしなければ
ならない。しかし、LPFの遮断周波数を低くすると、
今度は、そのLPFの遮断周波数が逆起電圧の周波数に
近づいて、LPFを通過した逆起電圧に位相遅れが生
じ、これにより、その逆起電圧による回転角検出に誤差
が生じて、モータの駆動効率を低下させるという問題が
生じる。また、LPFの遮断周波数を低くするために
は、フィルタ時定数を形成する容量素子の容量値を大き
くしなければならず、このことが装置の小型化および低
コスト化を阻害するという問題も生じる。
【0014】上記問題を回避するために、上記とは反対
に、LPFの遮断周波数を高くすると、今度は、LPF
を通過した逆起電圧にPWMキャリアが残留することに
よる回転角検出の誤差が増えて、モータの回転にジッタ
などのムラが発生したり起動ミスが起きやすくなったり
する問題が生じる。
【0015】上述した問題はモータの回転を高速化させ
ようとするほど顕著になる。
【0016】本発明の目的は、装置の低消費電力化と小
形化および低コスト化をはかりつつ、ディスク状記憶媒
体を安定かつ円滑に高速回転駆動させることを可能にす
る、という技術を提供することにある。
【0017】本発明の前記ならびにそのほかの目的と特
徴は、本明細書の記述および添付図面からあきらかにな
るであろう。
【0018】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記のとおりである。
【0019】すなわち、第1の手段は、ディスク状記録
媒体をセンサレス多相モータで回転駆動する記憶媒体駆
動装置にあって、上記モータの各相の界磁コイルへの通
電量をパルス幅変調信号によるスイッチング制御によっ
て可変制御する通電制御手段と、上記界磁コイルに現れ
る逆起電圧を上記パルス幅変調信号に同期してサンプリ
ングおよびホールドするサンプル・ホールド手段と、こ
のサンプル・ホールド手段の出力から逆起電圧成分を抽
出するローパスフィルタと、このローパスフィルタで抽
出された逆起電圧に基づいて上記モータの通電相切り替
えを行う相切替制御手段を備えたことを特徴とする(第
1発明)。
【0020】第2の手段は、第1の手段において、非通
電相の界磁コイルに現れる逆起電圧を切替選択するスイ
ッチ回路と、このスイッチ回路で選択された逆起電圧を
上記パルス幅変調信号に同期してサンプリングおよびホ
ールドするサンプル・ホールド手段と、このサンプル・
ホールド手段の出力から逆起電圧成分を抽出するローパ
スフィルタと、このローパスフィルタで抽出された逆起
電圧に基づいてモータの通電相切り替えを行う相切替制
御手段を備えたことを特徴とする(第2発明)。
【0021】第3の手段は、第1または第2の手段にお
いて、非通電相の界磁コイルに現れる逆起電圧を切替選
択するスイッチ回路を設けるとともに、このスイッチ回
路をパルス幅変調信号でオン/オフさせることにより上
記逆起電圧のサンプリングとホールドを行うサンプル・
ホールド手段を形成することを特徴とする(第3発
明)。
【0022】第4の手段は、第1から第3のいずれかの
手段において、非通電相の界磁コイルに現れる逆起電圧
を切替選択するスイッチ回路を設け、このスイッチ回路
をパルス幅変調信号でオン/オフさせて容量素子に導く
ことにより、上記逆起電圧のサンプリングとホールドを
行うサンプル・ホールド手段を形成し、さらに上記容量
素子を時定数要素として用いることにより、上記サンプ
ル・ホールド手段の出力から逆起電圧成分を抽出するロ
ーパスフィルタを形成し、このローパスフィルタで抽出
された逆起電圧に基づいてモータの通電相切り替えを行
わせることを特徴とする(第4発明)。
【0023】第5の手段は、第1から第4のいずれかの
手段において、逆起電圧波形のゼロクロス位置を検出す
ることによりモータの回転角を検出し、この検出に基づ
いて上記モータの通電相切り替えを行う相切替制御手段
を備えたことを特徴とする(第5発明)。
【0024】第6の手段は、第1から第5のいずれかの
手段において、少なくともモータ起動時に動作するクロ
ック信号発生手段を設けるとともに、このクロック信号
発生手段から得られるクロック信号を使ってモータ起動
時の通電相切り替えを行わせるようにしたことを特徴と
する(第6発明)。
【0025】第7の手段は、第1から第6のいずれかの
手段において、界磁コイルへの通電量と制御目標値との
間の誤差を検出する電流比較手段と、この比較手段の出
力でパルス幅変調されたパルス信号を生成するパルス幅
変調信号発生手段と、回転駆動されるディスク状記憶媒
体からの情報読み取りが正常に行われるように上記制御
目標値を生成するスピンドル制御手段を備えたことを特
徴とする(第7発明)。
【0026】第8の手段は、第1から第6のいずれかの
手段において、ディスク状記憶媒体として磁気ディスク
を有することを特徴とする(第8発明)。
【0027】上述した手段によれば、通電量のスイッチ
ング制御に伴って逆起電圧に重畳するPWMキャリア
を、大きな容量素子を用いることなく高効率に除去する
ことができる。
【0028】これにより、装置の低消費電力化と小形化
および低コスト化をはかりつつ、ディスク状記憶媒体を
安定かつ円滑に高速回転駆動させることができる、とい
う目的が達成される。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施態様を
図面を参照しながら説明する。
【0030】図1は本発明の技術が適用された記憶媒体
駆動装置の実施態様を示す。
【0031】同図に示す装置は、HDDの磁気ディスク
駆動装置をなすものであって、センサレス三相モータ
1、モータ駆動部2、記憶媒体としての磁気ディスク4
1、HDD制御部5などを有する。
【0032】センサレス多相モータ1は、U,V,Wの
三相界磁コイル(Lu,Lv,Lw)により生成される
回転磁界により回転動作して、磁気ディスク(記憶媒
体)41を回転駆動する。各界磁コイル(Lu,Lv,
Lw)の各一端はそれぞれに駆動アンプ(25u,25
v,25w)の出力に接続され、その各他端は中点端子
(N)に共通接続されている。
【0033】モータ駆動部2は、抵抗R1〜R4、スイ
ッチ回路S1〜S4、容量素子C1,C2、ゼロクロス
検出回路22、相切替信号発生回路23、多相駆動信号
生成回路24、多相駆動アンプ(25u,25u,25
w)、電流比較回路26、PWM(パルス幅変調)信号
発生回路27、スイッチ選択回路28、モータ起動用ク
ロック発生器29などにより構成されている。
【0034】ここで、相切替信号発生回路23は、ゼロ
クロス検出回路22の検出信号Pzまたはモータ起動用
クロック発生器29にて生成される起動用クロック信号
φsに基づいて相切替信号を生成する。この場合、モー
タ起動時には起動用クロック信号φsに基づいて相切替
信号を生成し、モータ起動後はゼロクロス検出信号Pz
に基づいて相切替信号を生成する。図中の符号MSK
は、モータ起動用クロック信号φに基づくモータ起動時
にゼロクロス検出動作を停止させるためのマスク信号を
示す。
【0035】アンプ駆動信号生成回路24は、その相切
替信号からアンプ駆動信号(Uu/Ud,Vu/Vd,
Wu/Wd)を生成して多相駆動アンプ(25u,25
v,25w)を駆動する。多相駆動アンプ(25u,2
5v,25w)は、その多相駆動信号(Uu/Ud,V
u/Vd,Wu/Wd)で順次駆動されることにより、
3相駆動電流(Ui,Vi,Wi)を生成して界磁コイ
ル(Lu,Lv,Lw)に通電させる。
【0036】アンプ駆動信号(Uu/Ud,Vu/V
d,Wu/Wd)には、プッシュ駆動信号(Uu,V
u,Wu)とプル駆動信号(Ud,Vd,Wd)の2モ
ードがある。プッシュ駆動信号(Uu,Vu,Wu)で
は、電源電位Vcc側から界磁コイルへ電流を押し出す
プッシュ駆動が行われる。プル駆動信号(Ud,Vd,
Wd)では、界磁コイルから基準電位GND側に電流を
引き込むプル駆動が行われる。つまり、界磁コイル(L
u,Lv,Lw)は、プッシュプル出力方式の多相駆動
アンプ(25u,25v,25w)によって全波駆動さ
れる。
【0037】界磁コイル(Lu,Lv,Lw)の相別通
電端子(U,V,W)と中点端子(N)間には、モータ
1の回転に応じた逆起電圧(Eu,Ev,Ew)が現れ
る。この逆起電圧(Eu,Ev,Ew)は、抵抗R1〜
R4、スイッチ回路S1〜S4、容量素子C1,C2を
介してゼロクロス検出回路22に入力される。
【0038】抵抗R1〜R4は、容量素子C1,C2と
共に、RC積分型のローパスフィルタ(LPF21)を
形成する。その容量素子C1,C2は、スイッチ回路S
1〜S4と共に、サンプル・ホールド回路を形成する。
スイッチ回路S1〜S4は、3つの入力ポートと1つの
出力ポートを有する択一選択形式のスイッチ回路を形成
し、上記三相界磁コイル(Lu,Lv,Lw)の相別通
電端子(U,V,W)と中点端子(N)間にそれぞれに
現れる各相の逆起電圧(Eu,Ev,Ew)を切替選択
して出力する。つまり、抵抗R1〜R4、スイッチ回路
S1〜S4、容量素子C1,C2によって、非通電相選
択回路、サンプル・ホールド回路、LPFが集中的に形
成されている。
【0039】この場合、スイッチ回路S1〜S4は、非
通電相の界磁コイルに現れる逆起電圧を順次選択すると
ともに、選択した非通電相の逆起電圧をPWM信号Pm
に同期してサンプリングする。サンプリングされた非通
電相の逆起電圧は、次のサンプリング時まで容量素子C
1,C2によって保持(ホールド)される。このように
してサンプルおよびホールドされた非通電相の逆起電圧
は、上記容量素子C1,C2と抵抗R1〜R4によるフ
ィルタ(LPF21)作用により波形の不連続部(段差
部)が除去される。あるいは上記容量素子C1,C2の
後段のフィルタLPF20によって波形の不連続部が除
去される。この非通電相の逆起電圧Exはゼロクロス検
出回路22に入力される。
【0040】ゼロクロス検出回路22は、非通電相の逆
起電圧波形のゼロクロス点(タイミング)を検出するこ
とにより、モータ1の回転角検出を行う。この検出に基
づいて、上記相切替信号発生回路23が相切替信号を生
成し、これに基づいて多相駆動信号発生回路24が多相
駆動信号(Uu/Ud,Vu/Vd,Wu/Wd)を生
成して多相駆動アンプ(25u,25v,25w)を三
相駆動することにより、上記三相駆動電流(Ui,V
i,Wi)が生成されてモータ1の回転駆動が持続され
る。
【0041】電流比較回路26は、各界磁コイル(L
u,Lv,Lw)の共通電流Idを分流抵抗Rsで電圧
変換して検出するとともに、この検出電圧(Id×R
s)とスピンドル制御部51にて生成される制御目標値
Vrとの間の誤差を検出し、この検出誤差をPWM信号
発生回路27に与える。
【0042】PWM信号発生回路27は、一定周波数の
高周波パルス信号であって上記電流比較回路26の検出
出力(誤差)に応じてパルス幅が変化するPWM信号P
mを生成する。このPWM信号Pmはアンプ駆動信号生
成回路24にスイッチング制御信号として与えられる。
これにより、駆動アンプ(25u,25v,25w)の
出力動作は上記PWM信号Pmでスイッチング制御さ
れ、各界磁コイル(Lu,Lv,Lw)への通電量(U
i,Vi,Wi)は上記PWM信号Pmのパルス幅によ
って可変制御されるようになる。このとき、PWM信号
発生回路27は、上記検出出力(誤差)がゼロに収束す
るように、上記PWM信号Pmのパルス幅を変化させ
る。これにより、分流抵抗Rsにて検出されるモータ駆
動電流(Id)が上記制御目標値Vrとなるようなフィ
ードバック制御が行われる。
【0043】スイッチ選択回路28は、相切替信号発生
回路23が生成する相切替信号に基づいてスイッチ回路
S1〜S4の選択位置を切替制御する。この制御によ
り、スイッチ回路S1〜S4は非通電相の逆起電圧を選
択する。これとともに、スイッチ選択回路28は、上記
スイッチ回路S1〜S4を上記PWM信号Pmでオン/
オフさせる。
【0044】これにより、スイッチ回路S1〜S4は非
通電相の逆起電圧を選択するとともに、その選択した逆
起電圧を上記PWM信号Pmの周期でサンプリングす
る。サンプリングされた逆起電圧は、次のサンプリング
期間まで容量素子C1,C2にて保持(ホールド)され
る。このようにしてサンプリングおよびホールドされた
非通電相の逆起電圧Exは、抵抗R1〜R4と容量素子
C1,C2によるローパスフィルタ作用によって波形の
不連続部分(段差部分)が除去されたのち、ゼロクロス
検出回路22に入力される。
【0045】HDD制御部5は、スピンドル制御部5
1、ヘッド駆動制御部52、リード/ライト制御部5
3、入出力データ処理部54、データI/F(インタフ
ェイス)部55などにより構成されている。スピンドル
制御部51は、上記モータ1で回転駆動される磁気ディ
スク41からの情報読み取りが正常に行われるように上
記制御目標値Vrを生成する。ヘッド駆動制御部52
は、ボイスコイルモータなどのヘッド駆動機構43を介
して磁気ヘッド42の移動駆動および制御を行う。リー
ド/ライト制御部53は情報の書込/読み取りの制御を
行い、入出力データ処理部54は書込/読み取りデータ
のバッファ格納などの処理を行う。データI/F55は
データの入出力制御を行う。
【0046】図2は上述した記憶媒体駆動装置の動作概
略を波形チャートで示す。
【0047】同図において、各界磁コイル(Lu,L
v,Lw)は正負両方向の三相駆動電流(+Ui/−U
i,+Vi/−Vi,+Wi/−Wi)によって全波駆
動される。これによりモータ1が回転駆動されると、そ
の回転に応じた逆起電圧(Eu,Ev,Ew)が上記界
磁コイル(Lu,Lv,Lw)に現れる。この逆起電圧
(Eu,Ev,Ew)から非通電相の逆起電圧を切替選
択してゼロクロス検出を行うことにより、モータ1の回
転角を示す信号Pzを得ることができる。
【0048】この場合、同図に示す波形チャートでは省
略してあるが、上記三相駆動電流(+Ui/−Ui,+
Vi/−Vi,+Wi/−Wi)はPWM信号Pmによ
ってスイッチング制御されている。これに伴い、上記逆
起電圧(Eu,Ev,Ew)には、図3に示すように、
上記スイッチング制御によるPWMキャリアが重畳され
ている。
【0049】図3は逆起電圧からPWMキャリアを除去
する動作例を波形チャートで示す。
【0050】上述したように、非通電相の逆起電圧に
は、PWM信号Pmと同相のPWMキャリアが重畳して
いるが、このPWMキャリアは次のようにして除去され
る。
【0051】すなわち、PWMキャリアが重畳している
逆起電圧Exを、PWM信号Pmのハイ(“1”)期間
にてサンプリングし、このサンプリング値を次のハイ
(“1”)期間が来るまで保持(ホールド)することを
繰り返す。このサンプリングおよびホールドの動作は、
前述したスイッチ回路S1〜S4と容量素子C1,C2
にて行われる(図1)。
【0052】スイッチ回路S1〜S4はPWM信号Pm
に同期してオン/オフ動作させられることにより、PW
Mキャリアによる振幅変化部分を避け、逆起電圧Exが
現れる部分でのみサンプリングを行う。サンプリングさ
れた逆起電圧Exは、容量素子C1,C2により、次の
逆起電圧Exがサンプリングされるまで保持(ホール
ド)される。これにより、PWMキャリアだけを大幅に
除去した逆起電圧Exをサンプル・ホールド出力として
得ることができる。
【0053】このサンプル・ホールド出力には、ホール
ドとサンプリングの間にて生じる若干の波形段差が含ま
れるが、この波形段差は簡単なローパスフィルタ処理に
よって除去することができる。つまり、大容量値の容量
素子を用いなくても、逆起電圧ExからPWMキャリア
を高効率に除去することができる。このようにしてPW
Mキャリアが除去された逆起電圧Exには、LPF21
による位相遅れがほとんどない。したがって、その逆起
電圧Exのゼロクロス検出出力Pzは、モータが高速回
転している場合でも、その回転角を忠実に反映すること
ができる。
【0054】以上のようにして、装置の低消費電力化と
小形化および低コスト化をはかりつつ、逆起電圧による
モータ回転角の検出を高回転領域でも精度良く行わせる
ことができ、これにより、ディスク状記憶媒体を安定か
つ円滑に高速回転駆動させることができる。
【0055】以上説明したように、本願発明の第1の発
明は、ディスク状記録媒体(41)をセンサレス多相モ
ータ(1)で回転駆動する記憶媒体駆動装置にあって、
上記モータの各相の界磁コイル(Lu,Lv,Lw)へ
の通電量(Vi,Ui,Wi)をパルス幅変調信号(P
m)によるスイッチング制御によって可変制御する通電
制御手段(27,24)と、上記界磁コイルに現れる逆
起電圧(Ev,Eu,Ew)を上記パルス幅変調信号に
同期してサンプリングおよびホールドするサンプル・ホ
ールド手段(S1〜S4,C1,C2)と、このサンプ
ル・ホールド手段の出力から逆起電圧成分(Ex)を抽
出するローパスフィルタ(20,21)と、このローパ
スフィルタで抽出された逆起電圧に基づいて上記モータ
の通電相切り替えを行う相切替制御手段(23,24)
を備えたことを特徴とする。
【0056】これにより、装置の低消費電力化と小形化
および低コスト化をはかりつつ、逆起電圧によるモータ
回転角の検出を高回転領域でも精度良く行わせることが
できるという作用が得られる。
【0057】第2の発明は、第1の発明において、非通
電相の界磁コイルに現れる逆起電圧を切替選択するスイ
ッチ回路(S1〜S4)と、このスイッチ回路で選択さ
れた逆起電圧を上記パルス幅変調信号に同期してサンプ
リングおよびホールドするサンプル・ホールド手段(S
1〜S4,C1,C2)と、このサンプル・ホールド手
段の出力から逆起電圧成分を抽出するローパスフィルタ
(20)と、このローパスフィルタで抽出された逆起電
圧に基づいてモータの通電相切り替えを行う相切替制御
手段(23,24)を備えたことを特徴とする。
【0058】これにより、上記作用に加えて、全波駆動
されるセンサレス多相モータの非通電相の逆起電圧か
ら、そのモータの回転角検出を精度良く行わせることが
できるという作用が得られる。
【0059】第3の発明は、第1または第2の発明にお
いて、非通電相の界磁コイルに現れる逆起電圧を切替選
択するスイッチ回路を設けるとともに、このスイッチ回
路をパルス幅変調信号でオン/オフさせることにより上
記逆起電圧のサンプリングとホールドを行うサンプル・
ホールド手段(S1〜S4,C1,C2)を形成するこ
とを特徴とする。
【0060】これにより、上記作用に加えて、サンプル
・ホールド手段の構成を簡略化できるという作用が得ら
れる。
【0061】第4の発明は、第1から第3のいずれかの
発明において、非通電相の界磁コイルに現れる逆起電圧
を切替選択するスイッチ回路を設け、このスイッチ回路
をパルス幅変調信号でオン/オフさせて容量素子(C
1,C2)に導くことにより、上記逆起電圧のサンプリ
ングとホールドを行うサンプル・ホールド手段(S1〜
S4,C1,C2)を形成し、さらに上記容量素子を時
定数要素として用いることにより、上記サンプル・ホー
ルド手段の出力から逆起電圧成分を抽出するローパスフ
ィルタを形成し、このローパスフィルタあるいは容量素
子(C1,C2)の後段のローパスフィルタ(20)で
抽出された逆起電圧(Ex)に基づいてモータの通電相
切り替えを行わせることを特徴とする。
【0062】これにより、上記作用に加えて、サンプル
・ホールド手段とローパスフィルタの構成を簡略化でき
るという作用が得られる。
【0063】第5の発明は、第1から第4のいずれかの
発明において、逆起電圧波形のゼロクロス位置を検出す
ることによりモータの回転角を検出し、この検出に基づ
いて上記モータの通電相切り替えを行う相切替制御手段
(23,24)を備えたことを特徴とする。
【0064】これにより、上記作用に加えて、モータ回
転角を簡単かつ確実に検出することができるという作用
が得られる。
【0065】第6の発明は、第1から第5のいずれかの
発明において、少なくともモータ起動時に動作するクロ
ック信号発生手段(29)を設けるとともに、このクロ
ック信号発生手段から得られるクロック信号(φs)を
使ってモータ起動時の通電相切り替えを行わせるように
したことを特徴とする。
【0066】これにより、上記作用に加えて、逆起電圧
が得られない停止時のモータを円滑に起動させることが
できるという作用が得られる。
【0067】第7の発明は、第1から第6のいずれかの
発明において、界磁コイルへの通電量(Id)と制御目
標値(Vr)との間の誤差を検出する電流比較手段(2
6)と、この比較手段の出力でパルス幅変調されたパル
ス信号(Pm)を生成するパルス幅変調信号発生手段
(27)と、回転駆動されるディスク状記憶媒体からの
情報読み取りが正常に行われるように上記制御目標値を
生成するスピンドル制御手段(51)を備えたことを特
徴とする。
【0068】これにより、上記作用に加えて、ディスク
状記憶媒体を用いた記憶装置の主要部を構成することが
できるという作用が得られる。
【0069】第8の発明は、第1から第6のいずれかの
発明において、ディスク状記憶媒体として磁気ディスク
(41)を有することを特徴とする。
【0070】これにより、上記作用に加えて、HDDの
主要部を構成することができるという作用が得られる。
【0071】以上、本発明者によってなされた発明を実
施態様にもとづき具体的に説明したが、本発明は上記実
施態様に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しな
い範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0072】また、以上の説明では主として、本発明者
によってなされた発明をその背景となった利用分野であ
るHDDに適用した場合について説明したが、それに限
定されるものではなく、たとえば大容量FDDや光ディ
スク記憶装置などにも適用できる。
【0073】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
下記のとおりである。
【0074】すなわち、装置の低消費電力化と小形化お
よび低コスト化をはかりつつ、ディスク状記憶媒体を安
定かつ円滑に高速回転駆動させることができる、という
効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の技術が適用された記憶媒体駆動装置の
実施態様を示す回路図
【図2】図1の記憶媒体駆動装置の動作概略を示す波形
チャート
【図3】逆起電圧からPWMキャリアを除去する動作を
示す波形チャート
【図4】本発明に先立って検討された記憶媒体駆動装置
の概略構成を示す回路図
【図5】図1の記憶媒体駆動装置の動作概略を示す波形
チャート
【符号の説明】
1 センサレス三相モータ Lu,Lv,Lw 界磁コイル 2 モータ駆動部 R1〜R4 抵抗 S1〜S4 スイッチ回路 C1,C2 容量素子 22 ゼロクロス検出回路 23 相切替信号発生回路(相切替制御手段) 24 多相駆動信号生成回路(相切替制御手段) 25u,25v,25w 駆動アンプ 26 電流比較回路 Rs 分流抵抗 27 PWM信号発生回路 28 スイッチ選択回路 29 モータ起動用クロック発生器 41 磁気ディスク(記憶媒体) 42 磁気ヘッド 43 ヘッド駆動機構 5 HDD制御部 51 スピンドル制御部 52 ヘッド駆動制御部 53 リード/ライト制御部 54 入出力データ処理部 55 データI/F(インタフェイス) Uu/Ud,Vu/Vd,Wu/Wd アンプ駆動信号 Ui,Vi,Wi 駆動電流 Id 共通駆動電流 Vr 制御目標値 φs 起動用クロック信号 Eu,Ev,Ew 逆起電圧(界磁コイル) Ex 逆起電圧(非通電相) Pz ゼロクロス検出信号(モータ回転角検出信号) Vcc 電源電位 GND 基準電位

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスク状記録媒体をセンサレス多相モ
    ータで回転駆動する記憶媒体駆動装置であって、上記モ
    ータの各相の界磁コイルへの通電量をパルス幅変調信号
    によるスイッチング制御によって可変制御する通電制御
    手段と、上記界磁コイルに現れる逆起電圧を上記パルス
    幅変調信号に同期してサンプリングおよびホールドする
    サンプル・ホールド手段と、このサンプル・ホールド手
    段の出力から逆起電圧成分を抽出するローパスフィルタ
    と、このローパスフィルタで抽出された逆起電圧に基づ
    いて上記モータの通電相切り替えを行う相切替制御手段
    を備えたことを特徴とする記憶媒体駆動装置。
  2. 【請求項2】 非通電相の界磁コイルに現れる逆起電圧
    を切替選択するスイッチ回路と、このスイッチ回路で選
    択された逆起電圧を上記パルス幅変調信号に同期してサ
    ンプリングおよびホールドするサンプル・ホールド手段
    と、このサンプル・ホールド手段の出力から逆起電圧成
    分を抽出するローパスフィルタと、このローパスフィル
    タで抽出された逆起電圧に基づいてモータの通電相切り
    替えを行う相切替制御手段を備えたことを特徴とする請
    求項1に記載の記憶媒体駆動装置。
  3. 【請求項3】 非通電相の界磁コイルに現れる逆起電圧
    を切替選択するスイッチ回路を設けるとともに、このス
    イッチ回路をパルス幅変調信号でオン/オフさせること
    により上記逆起電圧のサンプリングとホールドを行うサ
    ンプル・ホールド手段を形成することを特徴とする請求
    項1または2に記載の記憶媒体駆動装置。
  4. 【請求項4】 非通電相の界磁コイルに現れる逆起電圧
    を切替選択するスイッチ回路を設け、このスイッチ回路
    をパルス幅変調信号でオン/オフさせて容量素子に導く
    ことにより、上記逆起電圧のサンプリングとホールドを
    行うサンプル・ホールド手段を形成し、さらに上記容量
    素子を時定数要素として用いることにより、上記サンプ
    ル・ホールド手段の出力から逆起電圧成分を抽出するロ
    ーパスフィルタを形成し、このローパスフィルタで抽出
    された逆起電圧に基づいてモータの通電相切り替えを行
    わせることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記
    載の記憶媒体駆動装置。
  5. 【請求項5】 逆起電圧波形のゼロクロス位置を検出す
    ることによりモータの回転角を検出し、この検出に基づ
    いて上記モータの通電相切り替えを行う相切替制御手段
    を備えたことを特徴とする請求項1から4のいずれかに
    記載の記憶媒体駆動装置。
  6. 【請求項6】 少なくともモータ起動時に動作するクロ
    ック信号発生手段を設けるとともに、このクロック信号
    発生手段から得られるクロック信号を使ってモータ起動
    時の通電相切り替えを行わせるようにしたことを特徴と
    する請求項1から5のいずれかに記載の記憶媒体駆動装
    置。
  7. 【請求項7】 界磁コイルへの通電量と制御目標値との
    間の誤差を検出する電流比較手段と、この比較手段の出
    力でパルス幅変調されたパルス信号を生成するパルス幅
    変調信号発生手段と、回転駆動されるディスク状記憶媒
    体からの情報読み取りが正常に行われるように上記制御
    目標値を生成するスピンドル制御手段を備えたことを特
    徴とする請求項1から6のいずれかに記載の記憶媒体駆
    動装置。
  8. 【請求項8】 ディスク状記憶媒体として磁気ディスク
    を有することを特徴とする請求項1から7のいずれかに
    記載の記憶媒体駆動装置。
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