JP2000252770A - オフセット電圧の較正方式に特徴を有する直流増幅回路 - Google Patents

オフセット電圧の較正方式に特徴を有する直流増幅回路

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JP2000252770A
JP2000252770A JP11053867A JP5386799A JP2000252770A JP 2000252770 A JP2000252770 A JP 2000252770A JP 11053867 A JP11053867 A JP 11053867A JP 5386799 A JP5386799 A JP 5386799A JP 2000252770 A JP2000252770 A JP 2000252770A
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Hiroshi Abe
宏 阿部
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 出力オフセット電圧を入力オフセット電圧よ
り大幅に小さいレベルまで抑制することができるオフセ
ット電圧の自動較正回路を付加した直流増幅回路を提供
する。 【構成】 通常モードでは、入力電圧Vin をメイン演
算増幅器Aの+入力端子に印加するとともに、メイン演
算増幅器Aの−入力端子にコンデンサ1bに保持された
較正電圧Vsを印加することで出力電圧Vout が決ま
る。較正モードでは、メイン演算増幅器Aの+入力端子
に接地電圧を印加するとともに、そのときの出力電圧V
out を自己較正済の較正用演算増幅器Cの+入力端子に
印加する。較正用演算増幅器Cの出力電圧Vcをメイン
演算増幅器Aの−入力端子に接続されたコンデンサ式較
正電圧保持回路Bに入力することでメイン演算増幅器A
を巡るフィードバックループを適宜期間だけ形成し、前
記較正電圧Vsを更新する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、各種のセンサ回
路や駆動回路などのアナログ回路系に組み込まれる直流
増幅回路に関し、とくに、温度ドリフトなどによるオフ
セット電圧を自動的に較正する回路技術に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば自動車の電子制御システムにお
いては、各種センサのアナログ出力を増幅する回路系
や、サーボ制御系などからのアナログ出力を増幅してア
クチュエータなどを駆動する回路系などが含まれる。こ
れらのアナログ回路系には、ゲインの大きな演算増幅器
を用いた直流増幅回路がよく使用されている。このよう
な具体的な応用場面において重要なことは、直流増幅回
路の入出力特性がつねに要求仕様を満足するように高精
度を維持することである。直流増幅回路の場合、とくに
高度な安定を要求されるのはオフセット電圧である。つ
まり、入力電圧がゼロのとき出力電圧を限りなくゼロに
近づけることである。
【0003】直流増幅回路の精度を維持する上で大きな
障害となるのは、環境条件の変動である。とくに決定的
なのは温度環境の変化である。一般的な演算増幅器のオ
フセット電圧は温度ドリフトによって相当に大きく変化
してしまう。したがって、この温度ドリフトをなんらか
の方法によって適時に補償しながら使用することにな
る。
【0004】このような目的に合せて、オフセット電圧
を自動的に較正する回路を付加した直流増幅回路が開発
されている。その代表的な従来回路を図1に示してい
る。入力電圧Vin は切替スイッチ回路SW1を介して
演算増幅器Aの+入力端子に印加される。演算増幅器A
の−入力端子にはコンデンサ1bに保持された較正電圧
Vsが印加されている。この2入力の電圧差分が増幅さ
れて出力電圧Vout が決まる。これが通常動作モードで
ある。なお、このモードではスイッチ回路2bはオフで
ある。
【0005】コンデンサ1bに保持された較正電圧Vs
をつぎのように更新する動作が較正モードである。切替
スイッチ回路SW1を切り替えて一定の接地電圧(ゼロ
ボルト)を演算増幅器Aの+入力端子に印加するととも
に、スイッチ回路2bをオンにして、そのときの出力電
圧Vout を抵抗3bを介してコンデンサ1bに印加す
る。つまりコンデンサ1bと抵抗3bおよびスイッチ回
路2bからなるコンデンサ式較正電圧保持回路Bを介し
て出力電圧Vout が−入力端子に負帰還されることにな
る。この状態を適宜期間継続することで、出力電圧Vou
t を最小にする較正電圧Vsが自動的に決まる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】産業機器の電子制御シ
ステムのある例では、−40℃〜100℃の温度範囲に
おいて、ゲイン1000倍の直流増幅回路の出力オフセ
ット電圧を1ミリボルト以内に収めることを要求され
る。この要求を満たすことは、図1に示した従来の回路
技術ではほとんど不可能に近いことである。図1のよう
に単純な負帰還により較正電圧Vsを生成する方式で
は、出力オフセット電圧を入力オフセット電圧とほぼ同
じレベルにまで低減することができるが、それ以上は原
理的に無理である。
【0007】この発明は前述した従来の問題点に鑑みな
されたもので、その目的は、出力オフセット電圧を入力
オフセット電圧より大幅に小さいレベルまで抑制するこ
とができるようにしたオフセット電圧の自動較正回路を
付加した直流増幅回路を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】===請求項1の発明=
== (1)オフセット電圧の較正方式に特徴を有する直流増
幅回路である。 (2)メイン演算増幅器の一方の入力端には較正電圧保
持回路の出力電圧が印加されている。較正電圧保持回路
の入力は較正用演算増幅器の出力端に接続されている。 (3)通常動作モードでは、メイン演算増幅器の他方の
入力端に増幅対象である入力電圧が印加されるととも
に、メイン演算増幅器の出力電圧が増幅結果として応用
系に引き渡される。 (4)較正モードの第1プロセスでは、較正用演算増幅
器についての自己較正処理を実行する。較正用演算増幅
器の一方の入力端に較正用の一定電圧を印加するととも
に、そのときの出力電圧について電気容量に蓄積した電
圧を他方の入力端に印加するフィードバックループを適
宜期間だけ形成し、安定状態の蓄積電圧を他方の入力端
に印加する状態を保つ。 (5)較正モードの第2プロセスでは、メイン演算増幅
器についての自己較正処理を実行する。メイン演算増幅
器の一方の入力端に較正用の一定電圧を印加するととも
に、そのときの出力電圧を前記自己較正済の較正用演算
増幅器の一方の入力端に印加する。較正用演算増幅器の
出力電圧をメイン演算増幅器の他方の入力端に接続され
た較正電圧保持回路に入力することでメイン演算増幅器
を巡るフィードバックループを適宜期間だけ形成し、較
正電圧保持回路の出力電圧を更新する。
【0009】===請求項2の発明=== (21)オフセット電圧の較正方式に特徴を有する直流
増幅回路である。 (22)メイン演算増幅器の一方の入力端に増幅対象で
ある入力電圧と較正用の一定電圧とが切替スイッチ回路
SW1を介して選択的に印加される。メイン演算増幅器
の出力電圧が増幅結果として応用系に引き渡される。 (23)較正用演算増幅器の一方の入力端にメイン演算
増幅器の出力電圧と較正用の一定電圧とが切替スイッチ
回路SW2を介して選択的に印加される。較正用演算増
幅器の出力電圧がスイッチ回路2dを介してコンデンサ
1dの入力となり、このコンデンサ1dに保持された電
圧が較正用演算増幅器の他方の入力に印加される。 (24)較正用演算増幅器の出力電圧が較正電圧保持回
路の入力となり、この較正電圧保持回路から出力される
較正電圧がメイン演算増幅器の他方の入力に印加され
る。 (25)較正モードの第1プロセスでは、較正用演算増
幅器の入力端に切替スイッチ回路SW2を介して一定電
圧を印加するとともに、スイッチ回路2dをオンにす
る。コンデンサ1dの電圧が安定した後に、スイッチ回
路2dをオフにする。 (26)較正モードの第2プロセスでは、メイン演算増
幅器の入力端に切替スイッチ回路SW1を介して一定電
圧を印加するとともに、較正用演算増幅器の入力に切替
スイッチ回路SW2を介してメイン演算増幅器の出力電
圧を印加する。このとき較正電圧保持回路において所定
の動作が行われ、適宜期間経過後にこの較正電圧保持回
路から出力される較正電圧が安定する。 (27)較正実行後の通常動作モードでは、スイッチ回
路2bが切断された後にメイン演算増幅器の入力端に切
替スイッチ回路SW1を介して入力電圧を印加する。
【0010】===請求項3の発明=== (31)オフセット電圧の較正方式に特徴を有する直流
増幅回路である。 (32)n個の入力端子と、n個の出力端子と、(n+
1)個のメイン演算増幅器がある。各メイン演算増幅器
の一方の入力端にはそれぞれ個別に設けられた較正電圧
保持回路の出力電圧が印加されている。各較正電圧保持
回路の入力は較正用演算増幅器の出力端に共通接続され
ている。nは1以上の整数である。 (33)較正用演算増幅器については適時に自己較正処
理を実行する。自己較正処理では、較正用演算増幅器の
一方の入力端に一定電圧を印加するとともに、そのとき
の出力電圧について電気容量に蓄積した電圧を他方の入
力端に印加するフィードバックループを適宜期間だけ形
成し、安定状態の保持電圧を他方の入力端に印加する状
態を保つ。 (34)n個のメイン演算増幅器の他方の入力端にn個
の入力端子を個別に接続するとともに、それらn個のメ
イン演算増幅器の出力端にn個の出力端子をそれぞれ個
別に接続する。 (35)残り1個のメイン演算増幅器の他方の入力端に
は較正用の一定電圧を印加し、このメイン演算増幅器の
出力電圧を前記自己較正済の較正用演算増幅器の一方の
入力端に印加し、較正用演算増幅器の出力電圧をメイン
演算増幅器に対応する較正電圧保持回路に入力すること
でメイン演算増幅器を巡るフィードバックループを適宜
期間だけ形成し、較正電圧保持回路の出力電圧を更新す
る。 (36)(n+1)個のメイン演算増幅器の中から順番
に1個を「残り1個のメイン演算増幅器」に指定して前
記の動作を繰り返す。
【0011】===請求項4の発明=== 請求項1〜3のいずれかに記載の直流増幅回路であっ
て、前記較正電圧保持回路は、前記較正用演算増幅器の
出力電圧をスイッチ回路を介して電気容量に導入し、そ
の保持電圧を前記メイン演算増幅器に与える回路であ
る。
【0012】===請求項5の発明=== 請求項1〜3のいずれかに記載の直流増幅回路であっ
て、前記較正電圧保持回路は、前記較正用演算増幅器の
出力電圧の極性に応じてアップカウントまたはダウンカ
ウント動作するカウンタと、このカウンタのデジタル出
力をアナログ電圧に変換して前記メイン演算増幅器に与
えるDA変換回路とから構成される。
【0013】===請求項6の発明=== 請求項1〜3のいずれかに記載の直流増幅回路であっ
て、前記較正電圧保持回路は、前記較正用演算増幅器の
出力電圧の極性に応じてストアしているデジタル値の各
桁を順次更新する逐次近似レジスタと、この逐次近似レ
ジスタのデジタル出力をアナログ電圧に変換して前記メ
イン演算増幅器に与えるDA変換回路とから構成され
る。
【0014】
【発明の実施の形態】<実施例1> (1)回路構成の概略 この発明の一実施例によるオフセット電圧の較正方式に
特徴を有する直流増幅回路の構成を図2に示す。この回
路ではオフセット電圧較正の対象となるメイン演算増幅
器Aからの出力電圧Vout を較正用演算増幅器Cを介し
て負帰還させることにより較正電圧Vsを生成するよう
にしてある。負帰還路に較正用演算増幅器Cを設けたと
ころがこの発明の特徴的なところであり、ここが単純な
負帰還により較正電圧Vsを生成していた従来回路と異
なる点である。そのため従来回路と同じ構成の部分の説
明は省略し前記較正用演算増幅器Cの構成についてのみ
説明する。
【0015】前記較正用演算増幅器Cはオフセット電圧
の自己較正ができるようになっている。つまり較正用演
算増幅器Cの+入力端子には切替スイッチ回路SW2を
介してメイン演算増幅器Aの出力電圧Vout と接地電圧
とが選択的に印加されるようになっており、この較正用
演算増幅器Cの出力電圧Vcがコンデンサ式較正電圧保
持回路Dを介して較正用演算増幅器Cの−入力端子に負
帰還されるようになっている。なおコンデンサ式較正電
圧保持回路Dはコンデンサ1dと抵抗3dおよびスイッ
チ回路2dから構成されている。
【0016】(2)通常動作モード メイン演算増幅器Aの+入力端子に入力電圧Vinが印加
されるとともに、−入力端子にコンデンサ式較正電圧保
持回路Bのコンデンサ1bに保持された較正電圧Vsが
印加される。この2入力の電圧差分が増幅されて出力電
圧Vout が決まり、これが応用系に引き渡される。な
お、このモードではスイッチ回路2bはオフである。
【0017】(3)較正モードの第1プロセス 較正用演算増幅器Cのオフセット電圧較正はつぎの要領
で適時実行される。切替スイッチSW2を切り替えて一
定の接地電圧を+入力端子に印加するとともに、スイッ
チ回路2dをオンにして較正用演算増幅器Cの出力電圧
Vcを抵抗3dを介してコンデンサ1dに印加する。つ
まりコンデンサ式較正電圧保持回路Dを介して較正用演
算増幅器Cの出力電圧Vcが−入力端子に負帰還される
ことになる。この状態を適宜期間継続することで、出力
電圧Vcを最小にする較正電圧Vsc が自動的に決ま
る。このとき較正用演算増幅器Cのゲインは十分大きい
ので出力オフセット電圧は入力オフセット電圧とほぼ同
じレベルに低減される。
【0018】(4)較正モードの第2プロセス 前記較正モードの第1プロセスが完了した後、メイン演
算増幅器Aのオフセット較正を実行する。切替スイッチ
SW1を切り替えて一定の接地電圧をメイン演算増幅器
Aの+入力端子に印加するとともに、スイッチ回路2b
をオンにして前記較正用演算増幅器Cの出力電圧Vcを
抵抗3bを介してコンデンサ1bに印加する。つまりコ
ンデンサ式較正電圧保持回路Bを介して較正用演算増幅
器Cの出力電圧Vcがメイン演算増幅器Aの−入力端子
に負帰還されることになる。この状態を適宜期間継続す
ることで、メイン演算増幅器Aの出力電圧Voutを最小
にする較正電圧Vsが自動的に決まる。
【0019】このときメイン演算増幅器Aのゲインは十
分大きいので、メイン演算増幅器Aの出力オフセット電
圧が前記較正演算増幅器Cの出力オフセット電圧よりさ
らに低いレベルに低減される。例えばメイン演算増幅器
Aと較正用演算増幅器Cのゲインをともに100倍と
し、オフセット電圧較正を実行する前のそれぞれの入力
オフセット電圧をVia、Vicとすると、メイン演算増
幅器Aの出力オフセット電圧Voは、 Vo=0.01×(Via−Vic) となる。よってメイン演算増幅器Aの出力オフセット電
圧Voは従来の回路技術に比べて大幅に低減される。
【0020】<実施例2>実施例1ではメイン演算増幅
器Aの−入力端子に印加する較正電圧Vsを発生する回
路としてコンデンサ式較正電圧保持回路Bを採用してい
る。このコンデンサ式較正電圧保持回路Bは回路構成が
容易であるという利点はあるものの、スイッチ回路2b
をオンオフするとき突発的なノイズが入り較正電圧Vs
が狂ってしまう可能性があった。この問題を回避するた
めこの実施例では前記コンデンサ式較正電圧保持回路B
の代わりにカウンタ式較正電圧保持回路Eを用いる。こ
のカウンタ式較正電圧保持回路Eを利用したオフセット
電圧の自動較正を行う直流増幅回路の構成を図3に示
す。
【0021】カウンタ式較正電圧保持回路Eはつぎのよ
うな回路構成である。較正用演算増幅器Cの出力電圧V
cおよびクロック発生回路1eの出力信号についてそれ
ぞれ個別の入力端子をもつアップダウンカウンタ2e
と、このアップダウンカウンタ2eからのデジタル信号
をアナログ信号に変換してその出力電圧Vsをメイン演
算増幅器Aの−入力端子に印加するためのデジタル・ア
ナログコンバータ(以下、DAC)3eがある。
【0022】この回路を動作させる上で実施例1と異な
ってくるのは較正モードの第2プロセスのみである。よ
って以下較正モードの第2プロセスのみについて説明
し、その他の動作についての説明は省略する。較正モー
ドの第2プロセスでは、一定の接地電圧がメイン演算増
幅器Aの+入力端子に印加されるとともに、較正済の較
正用演算増幅器Cからの出力電圧Vcがアップダウンカ
ウンタ2eに入力されている。このアップダウンカウン
タ2eにクロック発生回路1eからの同期信号が入力さ
れている間、Vcが正電位ならばアップカウントし、V
cが負電位ならばダウンカウントする。この状態を適宜
期間継続することで、アップダウンカウンタ2eから出
力されるデジタル値が安定する。ここでクロック発生回
路1eから出力される同期信号をオフにするとその安定
状態のデジタル値がアップダウンカウンタ2eによって
保持される。この保持されたデジタル値はDAC3eに
よってアナログ信号に変換されて較正電圧Vsとなりメ
イン演算増幅器Aの−入力端子に印加される。
【0023】この実施例ではデジタル処理により較正電
圧Vsを発生するため、一度設定してしまえば再設定さ
れるまで変動することなく保持される。よってオフセッ
ト電圧の較正周期が長くなる場合は非常に有効である。
【0024】<実施例3>実施例2のカウンタ式較正電
圧保持回路Eを逐次近似レジスタ式較正電圧保持回路F
に置き換えて図4に示すような回路を構成する。この回
路でも実施例2と同様の効果を得ることができる。この
逐次近似レジスタ式較正電圧保持回路Fはカウンタ式較
正電圧保持回路Eを構成するアップダウンカウンタ2e
を逐次近似レジスタ2fに置き換えて構成されており、
その他の構成はカウンタ式較正電圧保持回路Eと同じで
ある。なおこの逐次近似レジスタ2fもアップダウンカ
ウンタ2eと同様に、較正用演算増幅器Cの出力電圧V
cおよびクロック発生回路1fの出力信号についてそれ
ぞれ個別の入力端子をもつ。
【0025】この回路を動作させる上で実施例2と異な
ってくる較正モードの第2プロセスについて説明する。
較正済の較正用演算増幅器Cからの出力電圧Vcが逐次
近似レジスタ2fに入力されている。この逐次近似レジ
スタ2fにクロック発生回路1fからの同期信号が入力
されている間、予めストアされているデジタル値のD/
A値とVcとの比較が行われる。まずVcの値に近づけ
るようにデジタル値の最大桁を変化させる。ここでD/
A値とVcの大小関係が変化しない場合は最大桁をその
値にセットし、変化した場合はリセットする。このよう
な操作が小さい桁に向かって桁数分だけ繰り返され、デ
ジタル値が決定される。この動作は前記クロック発生回
路1fから同期信号が出力されている間継続して実行さ
れる。これ以降の動作は前述した実施例2と同様である
ので省略する。
【0026】<実施例4>実施例1ないし実施例3の回
路構成では通常動作モードを連続的に継続させることが
できなかったが、以下の実施例のように2個のメイン演
算増幅器Aを用いれば通常動作モードを中断させること
なくオフセット電圧較正ができる。その回路例を図5に
示す。一方のメイン演算増幅器A1の−入力端子と他方
のメイン演算増幅器A0の−入力端子はそれぞれ個別の
較正電圧保持回路VG1、VG0を介して較正用演算増
幅器Cの出力端子に共通接続されている。なお前記較正
電圧保持回路VG1、VG0は較正電圧Vs1、Vs0
をそれぞれ発生する。つまり較正電圧保持回路VG1、
VG0は、実施例1のコンデンサ式較正電圧保持回路B
や、実施例2のカウンタ式較正電圧保持回路E、実施例
3の逐次近似レジスタ式較正電圧保持回路Fにそれぞれ
対応している。
【0027】この回路では切替の仕組みに特徴を有する
のでその構成を説明する。切替スイッチ回路SW1を切
り替えることによりメイン演算増幅器A1の+入力端子
に入力電圧Vin と接地電圧とを選択的に印加できるよ
うになっている。また切替スイッチ回路SW4を切り替
えることによりメイン演算増幅器A1の出力電圧を較正
用演算増幅器Bの+入力端子または応用系に選択的に印
加できるようになっている。メイン演算増幅器A0につ
いては切替スイッチ回路SW3によって入力が、切替ス
イッチ回路SW5によって出力がそれぞれ切り替わるよ
うになっている。
【0028】つぎにこの回路の動作の説明をする。一方
のメイン演算増幅器A1のオフセット電圧較正の実行中
は、切替スイッチ回路SW1を切り替えてメイン演算増
幅器A1の+入力端子に接地電圧を印加するとともに、
切替スイッチ回路SW3を切り替えて他方のメイン演算
増幅器A0の+入力端子に入力電圧Vin を印加する。
また切替スイッチ回路SW4を切り替えて一方のメイン
演算増幅器A1の出力電圧Vout を較正用演算増幅器C
の+入力端子に印加するとともに、切替スイッチ回路S
W5を切り替えて他方のメイン演算増幅器A0の出力電
圧Vout を応用系に引き渡す。
【0029】メイン演算増幅器A1のオフセット電圧較
正が完了した後、前記4つの切替スイッチ回路をそれぞ
れ切り替えてメイン演算増幅器A1を通常動作モードに
戻すと同時に他方のメイン演算増幅器A0のオフセット
電圧較正を実行する。
【0030】以上説明したようにこの実施例では、一方
のメイン演算増幅器Aを使いながら他方のメイン演算増
幅器Aのオフセット電圧較正し、これを交互に行うこと
によって連続的に増幅信号を出力できる。よって、環境
が大幅に変化する場合や長期間にわたって使用する場合
でも頻繁にオフセット電圧較正を行うことで高い精度を
維持できる。
【0031】<実施例5>この発明を多チャンネル直流
増幅回路に応用した場合の回路の概略を図6に示す。n
個の入力端子と、n個の出力端子と、(n+1)個のメ
イン演算増幅器A(A0、A1〜An)がある。ここで
nは1以上の整数である。各メイン演算増幅器Aの−入
力端子にはそれぞれ個別に設けられた較正電圧保持回路
VG(VG0、VG1〜VGn)の出力電圧Vs(Vs
0、Vs1 〜Vsn)が印加されている。n個のメイン演算
増幅器A(A1〜An)の+入力端子にはそれに対応す
る入力電圧Vin(Vin1 〜Vinn)と接地電圧とが選択
的に印加できるようになっており、残り1個のメイン演
算増幅器A0の+入力端子には接地電圧とnチャンネル
すべての入力電圧Vin が選択的に印加できるようにな
っている。また前記n個のメイン演算増幅器Aの出力電
圧Vout(Vout1 〜Voutn)は較正用演算増幅器Cの+
入力端子と対応する出力端子とに選択的に印加できるよ
うになっており、残り1個のメイン演算増幅器A0の出
力電圧は較正用演算増幅器Cの+入力端子とn個すべて
の出力端子とに選択的に印加できるようになっている。
【0032】この回路ではn個のメイン演算増幅器Aの
中から1つを指定してそのメイン演算増幅器Aについて
の較正処理を実行する。このとき前述した「残り1個の
メイン演算増幅器A0」に較正中のメイン演算増幅器A
の通常動作の代行をさせることで連続的に増幅信号が供
給できる。較正処理が完了したならば次のメイン演算増
幅器Aについて前記動作を繰り返す。
【0033】このようにオフセット較正の対象となるメ
イン演算増幅器Aが複数ある場合も1つの較正用演算増
幅器Cのみで対応可能である。従って多数の増幅器を一
度に内蔵するアナログLSIにおいても回路規模の増大
を最小限に抑制することが可能である。
【0034】
【発明の効果】この発明によれば、出力オフセット電圧
を入力オフセット電圧より大幅に小さいレベルまで抑制
することができるようにした直流増幅回路を提供でき
る。このため動作温度範囲の幅が100℃を超えるよう
な過酷な条件も容易にクリアできる。なお、較正電圧保
持回路として通常用いる電圧保持用コンデンサのかわり
に、アップダウンカウンタ(または逐次近似レジスタ)
とデジタル・アナログコンバータとで構成される較正電
圧保持回路を用いれば長時間にわたって較正電圧を安定
に維持できる。
【0035】また、2つの演算増幅器を交互に用いる回
路を構成した場合、オフセット電圧較正を行いつつ連続
的に増幅信号を出力できる。よって、環境が大幅に変化
する場合や長期間にわたって使用する場合でも頻繁にオ
フセット電圧較正を行うことで高い精度を維持できる。
【0036】さらには、オフセット較正の対象となるメ
イン増幅器が複数ある場合も1組の較正回路のみで対応
できるので、多数の増幅器を一度に内蔵するアナログL
SIにおいても回路規模の増大を最小限に抑制すること
が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のオフセット電圧の較正方式を説明するた
めの回路図である。
【図2】この発明の実施例1に関するオフセット電圧の
較正方式に特徴を有する直流増幅回路の回路図である。
【図3】この発明の実施例2に関するオフセット電圧の
較正方式に特徴を有する直流増幅回路の回路図である。
【図4】この発明の実施例3に関するオフセット電圧の
較正方式に特徴を有する直流増幅回路の回路図である。
【図5】この発明の実施例4に関するオフセット電圧の
較正方式に特徴を有する直流増幅回路の回路図である。
【図6】この発明の実施例5に関するオフセット電圧の
較正方式に特徴を有する直流増幅回路の回路図である。
【符号の説明】
A (メイン)演算増幅器 B コンデンサ式較正電圧保持回路 1b コンデンサ 2b スイッチ回路 3b 抵抗 C 較正用演算増幅器 D コンデンサ式較正電圧保持回路 1d コンデンサ 2d スイッチ回路 3d 抵抗 E カウンタ式較正電圧保持回路 F 逐次近似レジスタ式較正電圧保持回路 SW1〜SW5 切替スイッチ回路 VG 較正電圧保持回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5J090 AA03 AA51 CA02 CA11 CA13 FA17 FN10 HA25 HA29 HA38 KA01 KA19 KA32 KA33 KA34 KA35 MA13 TA01 5J091 AA03 AA51 CA02 CA11 CA13 FA17 HA25 HA29 HA38 KA01 KA19 KA32 KA33 KA34 KA35 MA10 MA13 TA01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 つぎの事項(1)〜(5)により特定さ
    れる発明。 (1)オフセット電圧の較正方式に特徴を有する直流増
    幅回路である。 (2)メイン演算増幅器の一方の入力端には較正電圧保
    持回路の出力電圧が印加されている。較正電圧保持回路
    の入力は較正用演算増幅器の出力端に接続されている。 (3)通常動作モードでは、メイン演算増幅器の他方の
    入力端に増幅対象である入力電圧が印加されるととも
    に、メイン演算増幅器の出力電圧が増幅結果として応用
    系に引き渡される。 (4)較正モードの第1プロセスでは、較正用演算増幅
    器についての自己較正処理を実行する。較正用演算増幅
    器の一方の入力端に較正用の一定電圧を印加するととも
    に、そのときの出力電圧について電気容量に蓄積した電
    圧を他方の入力端に印加するフィードバックループを適
    宜期間だけ形成し、安定状態の蓄積電圧を他方の入力端
    に印加する状態を保つ。 (5)較正モードの第2プロセスでは、メイン演算増幅
    器についての自己較正処理を実行する。メイン演算増幅
    器の一方の入力端に較正用の一定電圧を印加するととも
    に、そのときの出力電圧を前記自己較正済の較正用演算
    増幅器の一方の入力端に印加する。較正用演算増幅器の
    出力電圧をメイン演算増幅器の他方の入力端に接続され
    た較正電圧保持回路に入力することでメイン演算増幅器
    を巡るフィードバックループを適宜期間だけ形成し、較
    正電圧保持回路の出力電圧を更新する。
  2. 【請求項2】 つぎの事項(21)〜(27)により特
    定される発明。 (21)オフセット電圧の較正方式に特徴を有する直流
    増幅回路である。 (22)メイン演算増幅器の一方の入力端に増幅対象で
    ある入力電圧と較正用の一定電圧とが切替スイッチ回路
    SW1を介して選択的に印加される。メイン演算増幅器
    の出力電圧が増幅結果として応用系に引き渡される。 (23)較正用演算増幅器の一方の入力端にメイン演算
    増幅器の出力電圧と較正用の一定電圧とが切替スイッチ
    回路SW2を介して選択的に印加される。較正用演算増
    幅器の出力電圧がスイッチ回路2dを介してコンデンサ
    1dの入力となり、このコンデンサ1dに保持された電
    圧が較正用演算増幅器の他方の入力に印加される。 (24)較正用演算増幅器の出力電圧が較正電圧保持回
    路の入力となり、この較正電圧保持回路から出力される
    較正電圧がメイン演算増幅器の他方の入力に印加され
    る。 (25)較正モードの第1プロセスでは、較正用演算増
    幅器の入力端に切替スイッチ回路SW2を介して一定電
    圧を印加するとともに、スイッチ回路2dをオンにす
    る。コンデンサ1dの電圧が安定した後に、スイッチ回
    路2dをオフにする。 (26)較正モードの第2プロセスでは、メイン演算増
    幅器の入力端に切替スイッチ回路SW1を介して一定電
    圧を印加するとともに、較正用演算増幅器の入力に切替
    スイッチ回路SW2を介してメイン演算増幅器の出力電
    圧を印加する。このとき較正電圧保持回路において所定
    の動作が行われ、適宜期間経過後にこの較正電圧保持回
    路から出力される較正電圧が安定する。 (27)較正実行後の通常動作モードでは、スイッチ回
    路2bが切断された後にメイン演算増幅器の入力端に切
    替スイッチ回路SW1を介して入力電圧を印加する。
  3. 【請求項3】 つぎの事項(31)〜(36)により特
    定される発明。 (31)オフセット電圧の較正方式に特徴を有する直流
    増幅回路である。 (32)n個の入力端子と、n個の出力端子と、(n+
    1)個のメイン演算増幅器がある。各メイン演算増幅器
    の一方の入力端にはそれぞれ個別に設けられた較正電圧
    保持回路の出力電圧が印加されている。各較正電圧保持
    回路の入力は較正用演算増幅器の出力端に共通接続され
    ている。nは1以上の整数である。 (33)較正用演算増幅器については適時に自己較正処
    理を実行する。自己較正処理では、較正用演算増幅器の
    一方の入力端に一定電圧を印加するとともに、そのとき
    の出力電圧について電気容量に蓄積した電圧を他方の入
    力端に印加するフィードバックループを適宜期間だけ形
    成し、安定状態の保持電圧を他方の入力端に印加する状
    態を保つ。 (34)n個のメイン演算増幅器の他方の入力端にn個
    の入力端子を個別に接続するとともに、それらn個のメ
    イン演算増幅器の出力端にn個の出力端子をそれぞれ個
    別に接続する。 (35)残り1個のメイン演算増幅器の他方の入力端に
    は較正用の一定電圧を印加し、このメイン演算増幅器の
    出力電圧を前記自己較正済の較正用演算増幅器の一方の
    入力端に印加し、較正用演算増幅器の出力電圧をメイン
    演算増幅器に対応する較正電圧保持回路に入力すること
    でメイン演算増幅器を巡るフィードバックループを適宜
    期間だけ形成し、較正電圧保持回路の出力電圧を更新す
    る。 (36)(n+1)個のメイン演算増幅器の中から順番
    に1個を「残り1個のメイン演算増幅器」に指定して前
    記の動作を繰り返す。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の直流増
    幅回路であって、前記較正電圧保持回路は、前記較正用
    演算増幅器の出力電圧をスイッチ回路を介して電気容量
    に導入し、その保持電圧を前記メイン演算増幅器に与え
    る回路である。
  5. 【請求項5】 請求項1〜3のいずれかに記載の直流増
    幅回路であって、前記較正電圧保持回路は、前記較正用
    演算増幅器の出力電圧の極性に応じてアップカウントま
    たはダウンカウント動作するカウンタと、このカウンタ
    のデジタル出力をアナログ電圧に変換して前記メイン演
    算増幅器に与えるDA変換回路とから構成される。
  6. 【請求項6】 請求項1〜3のいずれかに記載の直流増
    幅回路であって、前記較正電圧保持回路は、前記較正用
    演算増幅器の出力電圧の極性に応じてストアしているデ
    ジタル値の各桁を順次更新する逐次近似レジスタと、こ
    の逐次近似レジスタのデジタル出力をアナログ電圧に変
    換して前記メイン演算増幅器に与えるDA変換回路とか
    ら構成される。
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