JP2000252374A - 電子部品 - Google Patents

電子部品

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JP2000252374A
JP2000252374A JP11055581A JP5558199A JP2000252374A JP 2000252374 A JP2000252374 A JP 2000252374A JP 11055581 A JP11055581 A JP 11055581A JP 5558199 A JP5558199 A JP 5558199A JP 2000252374 A JP2000252374 A JP 2000252374A
Authority
JP
Japan
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cap
base substrate
metal
mark
electronic component
Prior art date
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Application number
JP11055581A
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English (en)
Inventor
Koji Nakajima
幸司 中島
Makoto Nagamura
誠 長村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
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  • Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ベース基板と金属キャップによって、ベース基
板上に載置されたデバイス素子が封止された電子部品で
あって、ベース基板との接合面の判別が容易な金属キャ
ップを有する電子部品を提供する。 【解決手段】本発明は、ベース基板と、ベース基板との
接合用の金属膜が一方の面に形成された金属キャップと
を有する電子部品用パッケージにおいて、金属キャップ
に形成された金属膜に金型でマークが付されることによ
って、金属キャップのベース基板との接合面の判別が容
易とされたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子部品に関する
もので、特に、ベース基板と金属キャップとから構成さ
れるパッケージによって、ベース基板上に載置されたデ
バイス素子が封止された電子部品に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、ベース基板と金属キャップと
から構成されるパッケージによって弾性表面波素子が封
止された弾性表面波装置として、図3に示すようなもの
がある。図3は弾性表面波装置の断面図であり、図4
は、その弾性表面波装置を構成するキャップを拡大した
断面図である。
【0003】この弾性表面波装置は、図3に示すよう
に、アルミナ等の絶縁性セラミックスからなるベース基
板31上に弾性表面波素子32がダイボンド材41によ
り固着され、ベース基板31と金属キャップ33とが半
田42により接合されて、弾性表面波素子32が封止さ
れている。
【0004】金属キャップ33は、平坦な形状をしてお
り、図4に示すように、キャップ母材金属54の両面に
Niめっき51、52が施されている。キャップ33の
上面に施されたNiめっき51は、キャップ母材金属5
4の表面が腐蝕するのを防ぎ、下面に施されたNiめっ
き52は、キャップ33のはんだ濡れ性を良くし、ベー
ス基板31とキャップ33をはんだ付けする際の密封性
を向上させる。さらに、キャップ33の下面には、ベー
ス基板31との接合用に用いられる、はんだ、AuS
n、Agロー等からなる金属膜53が全面に形成されて
いる。
【0005】弾性表面波素子32は、上面にIDTや反
射器等のパターンが形成されており、弾性表面波素子3
2の上面にパターン形成された電極(図示せず)がベー
ス基板31上に形成された電極(図示せず)と、金属ワ
イヤー34を介して電気的に接続されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の弾性表面波装置においては、金属キャップ33のN
iめっき51が施された面と、金属膜53が施された面
が、いずれも銀色を呈しており、いずれがベース基板と
の接合面であるかの判別が困難であるという問題があっ
た。かかる判別が困難であれば、ベース基板31にキャ
ップ33をかぶせて弾性表面波素子を封止する際に、キ
ャップ33を整列させにくく、工程が複雑となる。
【0007】この問題を解決するために、キャップのい
ずれか一方の面にAuめっきを施して異なる色とし、表
裏の判別が容易となるような方法がとられていた。しか
し、この方法では、キャップの片面にAuめっきを施す
工程が必要となり、また、コストが高くなるという問題
があった。
【0008】そこで、本発明の目的は、簡単な工程で形
成でき、かつコストの安い、ベース基板との接合面の判
別が容易な金属キャップを有する電子部品を提供するこ
とにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、次のような構成を有する。すなわち本発
明は、電子部品のパッケージを構成する金属キャップを
金型で打ち抜く工程において、金属キャップの電極膜が
形成されている面に、一定の形状の凸部を備える金型を
押し付けることによって、マークを付すことを特徴とす
る。
【0010】このように、金属キャップに形成された金
属膜に金型でマークを付すことによって、金属キャップ
のベース基板との接合面の判別が容易となるため、キャ
ップの片面にAuめっきを施す工程が不要となり、コス
トも安くなる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る電子部品を説
明する。図1は、ベース基板と金属キャップとから構成
されるパッケージによって弾性表面波素子が封止された
弾性表面波装置を示した断面図、図2は、その弾性表面
波装置を構成するキャップを拡大した断面図である。
【0012】すなわち、本発明に係る弾性表面波装置
は、図1に示すように、アルミナ等の絶縁性セラミック
スからなるベース基板1上に弾性表面波素子2がダイボ
ンド材11により固着され、ベース基板1と金属キャッ
プ3とが半田12により接合されて、弾性表面波素子2
が封止されている。
【0013】金属キャップ3は、平坦な形状をしてお
り、図2に示すように、コバール、42アロイ等のキャ
ップ母材金属24の両面にNiめっき21、22が施さ
れている。また、キャップ3の下面には、ベース基板1
との接合用に用いられる、はんだ、AuSn、Agロー
等からなる金属膜23が全面に形成されている。そし
て、このキャップ3に形成された金属膜23には金型で
マーク25が付され、マークが付された面を下方に向け
てキャップ3はベース基板1に接合されている。
【0014】金属キャップ3に付されたマーク25は、
キャップを金型で打ち抜く工程において形成される。す
なわち、まず図示しない親金属板を準備し、その両面に
Niめっき21、22施す。このとき、親金属板にNi
板を圧延することによって、Ni層を形成してもよい。
次いで、Niめっき22を覆って金属膜23を形成す
る。次に、親金属板の金属膜23が形成されている面
に、一定の形状の凸部を備える金型を押し付け、金属膜
23に一定の形状の凹部からなるマーク25を付ける。
最後に、所定の形状の金型を用いて親金属板を打ち抜
き、個別のキャップ3を得る。マークの形状は、キャッ
プの表裏の判別が可能であれば、円形や四角形等いずれ
の形状であってもよい。
【0015】このように、金属キャップに形成された金
属膜に金型でマークを付すことによって、金属キャップ
のベース基板との接合面の判別が容易となるため、キャ
ップの片面にAuめっきを施す工程が不要となり、コス
トも安くなる。
【0016】なお、本実施例は本発明に係る電子部品を
弾性表面波装置に用いる場合を示したが、これに限られ
ず、本発明は半導体装置等にも用いることができる。
【0017】
【発明の効果】本発明では、金属キャップに形成された
金属膜に金型でマークを付すことによって、金属キャッ
プのベース基板との接合面の判別が容易となるため、パ
ッケージに素子を封止する際にキャップを整列させ易
く、工程が簡単となる。さらに、マークを付す工程は、
キャップを金型で打ち抜く工程において行えるため、キ
ャップの片面にAuめっきを施す場合とは異なり、工程
が簡単で、コストも安くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の弾性表面波装置を示す断面図である。
【図2】本発明の弾性表面波装置を構成する金属キャッ
プを示す断面図である。
【図3】従来の弾性表面波装置を示す断面図である。
【図4】従来の弾性表面波装置を構成する金属キャップ
を示す断面図である。
【符号の説明】
1 ベース基板 2 弾性表面波素子 3 金属キャップ 23 金属膜 25 マーク

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベース基板と、ベース基板との接合用の金
    属膜が一方の面に形成された金属キャップによって、ベ
    ース基板上に載置されたデバイス素子が封止された電子
    部品において、 前記金属キャップに形成された金属膜に金型でマークが
    付されることによって、金属キャップのベース基板との
    接合面の判別が容易とされたことを特徴とする、電子部
    品。
  2. 【請求項2】前記マークは、前記金属キャップを金型で
    打ち抜く工程において、金属キャップの前記金属膜が形
    成された面に、一定の形状の凸部を備える金型を押し付
    けることによって付されることを特徴とする、請求項1
    に記載の電子部品。
  3. 【請求項3】前記金属キャップの両表面は、互いに同色
    または類似色であることを特徴とする、請求項1または
    2に記載の電子部品。
  4. 【請求項4】前記デバイス素子は、弾性表面波素子であ
    ることを特徴とする、請求項1ないし3に記載の電子部
    品。
JP11055581A 1999-03-03 1999-03-03 電子部品 Pending JP2000252374A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002353349A (ja) * 2001-05-24 2002-12-06 Kyocera Corp 電子部品収納用パッケージの蓋体およびこれを用いた電子部品収納用パッケージ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002353349A (ja) * 2001-05-24 2002-12-06 Kyocera Corp 電子部品収納用パッケージの蓋体およびこれを用いた電子部品収納用パッケージ

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