JP2739349B2 - 電子部品搭載用基板 - Google Patents
電子部品搭載用基板Info
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- JP2739349B2 JP2739349B2 JP23125489A JP23125489A JP2739349B2 JP 2739349 B2 JP2739349 B2 JP 2739349B2 JP 23125489 A JP23125489 A JP 23125489A JP 23125489 A JP23125489 A JP 23125489A JP 2739349 B2 JP2739349 B2 JP 2739349B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dam
- substrate
- electronic component
- component mounting
- epoxy resin
- Prior art date
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- Structures Or Materials For Encapsulating Or Coating Semiconductor Devices Or Solid State Devices (AREA)
- Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)
Description
品搭載部90の周囲に,ダム91を設けている。
らなる基板9上に、該基板9とは異質の材料である金属
またはセラミックからなるダム91を,接着剤7により接
合して電子部品搭載部90が形成されている。
部品8が搭載され,ワイヤー81により電気的接合されて
いる。更には,樹脂封止6及びキャップ92が被覆密封さ
れている。
はセラミックが使用されている。なお,同図において,
符号93は導電回路部,94は熱放散用金属板である。
次の問題点がある。
るのに対し,ダム91は金属,セラミックにより構成され
ている。このため,両材料の熱膨張の差により,基板9
とダム91との接合部分において,隙き間を生ずる。これ
に起因して,ダム91が基板9より剥脱したり,上記隙き
間より湿気が電子部品搭載部90内に侵入する。そのた
め,耐湿性に劣る。
ある。
で,ダムと基板との接合部に隙き間を生ずることがな
く,耐湿性及び放熱性に優れ,比較的安価な電子部品搭
載用基板を提供しようとするものである。
電子部品搭載用基板において,上記ダムは,基板と同質
系材料により構成し,またその表面に金属被膜を設けて
なることを特徴とする電子部品搭載用基板にある。
搭載部を形成するために,その周囲を,例えば正四方形
の枠体により囲む堰状の枠をいう。また上記同質系材料
とは,例えば基板をガラスエポキシ樹脂基材により構成
した場合においては,ダムをガラスエポキシ樹脂基材又
は紙エポキシ樹脂基材,ガラス変性エポキシ樹脂基材等
の材料を用いることを意味する。また、ダムとしては,
例えばガラスエポキシ樹脂の複合基板を偏平堰状に打ち
抜き加工した枠体を用いる(第1図参照)。そして,ガ
ラスエポキシ樹脂等からなる基板上にエポキシ樹脂等の
接着剤により,ガラスエポキシ樹脂の複合基板からなる
ダムを接合して電子部品搭載部を形成する。
金属被膜を設ける。該金属被膜は,上記ダムを基板に接
合する前に設けるか,または接合後に基板の一部と一体
的に設けることが好ましい(実施例参照)。
の表面に金属被膜を設けているため,湿分が電子部品搭
載部内に侵入することがない。
れる。
いるため,ワイヤーボンディング時の加熱,電子部品の
蓄熱による発熱によって熱膨張の差を生ずることがな
い。それ故,ダムと基板との接合部において,隙き間を
生ずることがない。
シ樹脂の複合基板を用いた場合には,従来の金属または
セラミック製のダムよりも,比較的安価なダムを有する
電子部品搭載用基板を提供することができる。
に隙き間を生ずることがなく,耐湿性及び放熱性に優
れ,比較的安価な電子部品搭載用基板を提供することが
できる。
4図を用いて説明する。
とく,基板9上の電子部品搭載部10の周囲にダム1を設
けてなる。
く,その表面に金属被膜2を設けてなる。
する。
ム1を作製する。該ダム1は,1.0mmの板厚のガラスエポ
キシ樹脂の複合基板をプレス打ち抜き加工により作成す
る。
3図に示すごとく,銅又はニッケルめっきの金属被膜2
を形成する。
より上記金属被膜2が設けられたダム1を接合する。
キシ樹脂の複合基板を用いる。
いる。そして,プレスにより加熱加圧し,ダム1を基板
9に強固に熱圧着して接合する。
ダム1を形成した電子部品搭載用基板を作成する。
明する。
設けているため,湿分が電子部品搭載部10内に侵入する
ことがない。
れ熱伝導性が良いため,放熱性も優れる。
スエポキシ樹脂複合基板により構成しているため,ワイ
ヤーボンディング時の加熱,電子部品の蓄熱による発熱
によって熱膨張の差を生ずることがない。それ故,ダム
1と基板9との接合部70においては,隙き間を生ずるこ
とがない。
複合基板により構成しているため,従来の金属又はセラ
ミック製のダムよりも,比較的安価なダムを有する電子
部品搭載用基板を得ることができる。
部70において,隙き間を生ずることがなく,耐湿性及び
放熱性に優れ,比較的安価な電子部品搭載用基板を得る
ことができる。
第6図を用いて説明する。
においてダム1の接合前にその表面に金属被膜を設ける
のに代えて,ダム1の接合後にその表面に金属被膜を設
けたものである。その他の構成は,上記第1実施例と同
様とした。
り作成する。
複合基板より偏平堰状の枠体であるダム1を作成する
(第2図)。
り上記ダム1を接合する。なお,このとき,該ダム1の
表面には未だ金属被膜は設けられていない。
9の一部とダム1の表面に,銅又はニッケルめっきの金
属被膜21を設ける。これにより,該金属被膜21は,ダム
1と基板9との接合部71において連続して一体的な金属
被膜21を形成することができる。
他に,更に一段と耐湿性に優れた電子部品搭載用基板を
作成することができる。
板を示し,第1図はその斜視図,第2図〜第4図はその
作成手順の説明図,第5図及び第6図は第2実施例にか
かる電子部品搭載用基板の作成手順の説明図,第7図は
従来の電子部品搭載用基板の断面図を示す。 1……ダム, 10……電子部品搭載部, 2,21……金属被膜, 7……接着剤, 9……基板,
Claims (1)
- 【請求項1】電子部品搭載部の周囲にダムを設けてなる
電子部品搭載用基板において, 上記ダムは,基板と同質系材料により構成し,またその
表面に金属被膜を設けてなることを特徴とする電子部品
搭載用基板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23125489A JP2739349B2 (ja) | 1989-09-06 | 1989-09-06 | 電子部品搭載用基板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23125489A JP2739349B2 (ja) | 1989-09-06 | 1989-09-06 | 電子部品搭載用基板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0394453A JPH0394453A (ja) | 1991-04-19 |
JP2739349B2 true JP2739349B2 (ja) | 1998-04-15 |
Family
ID=16920737
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23125489A Expired - Lifetime JP2739349B2 (ja) | 1989-09-06 | 1989-09-06 | 電子部品搭載用基板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2739349B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102341698B (zh) * | 2009-06-01 | 2013-10-09 | 阿尔卑斯电气株式会社 | 湿度检测传感器封装件及其制造方法 |
-
1989
- 1989-09-06 JP JP23125489A patent/JP2739349B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0394453A (ja) | 1991-04-19 |
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