JPH07226454A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPH07226454A
JPH07226454A JP3777494A JP3777494A JPH07226454A JP H07226454 A JPH07226454 A JP H07226454A JP 3777494 A JP3777494 A JP 3777494A JP 3777494 A JP3777494 A JP 3777494A JP H07226454 A JPH07226454 A JP H07226454A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 半導体素子を縮小化でき、小型でかつ多ピン
化に有利な半導体装置を提供すること。 【構成】 絶縁基板11と、平板状をなしかつその一面
の外周近傍には複数の電極パッド53が設けられて絶縁
基板11上に電極パッド53側を対面させた状態で接合
される半導体素子52と、絶縁基板11と半導体素子1
1とを一体封止する封止部20とで構成された半導体装
置であって、絶縁基板11を、いずれか一方の面に複数
の電極パッド53にそれぞれ対応して形成された複数の
電極12と、その電極12と同じ面に設けられると共に
複数の電極12のそれぞれと配線される複数のボンドパ
ッドと、半導体素子53と接合する側とは反対の面側
に、前記複数のボンドパッドに対応して形成されかつ先
端側が封止部20より外部に突出する状態で設けられた
複数の端子17とで構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えば高密度実装化され
たICを製造する場合に用いられる半導体装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体装置においては、例えば図
7に示したようにダイパッド51上に、いわゆるチップ
と呼ばれる平板状の半導体素子52がAgペースト等に
よりダイボンデイングされている。この半導体素子52
の例えば上面には、図8に示したようにAlからなる電
極パッド53が、素子領域52aの周りに形成された電
極形成領域52bに複数配列されており、各電極パッド
53は外部接続のためのリード端子55にAuやAl等
のワイヤー54でワイヤーボンディングされている。ま
た、リード端子55とワイヤ54との接続部分を含んで
これらを一体封止する状態でエポキシ樹脂等からなる封
止部56が形成されており、このような半導体装置はリ
フロー法等によって回路基板に実装される。
【0003】ところで近年において、ICはその機能の
増大により多ピン化の方向にある。多ピン化は従来のデ
ザインルールの延長線上では、半導体素子52の大型化
を意味し、すなわち個々の電極パッド53数の増大によ
り全ての電極パッド53の占める占有面積は増大し、半
導体素子52の面積は大きくなる。その一方で、電子機
器の小型化に伴い半導体装置も小型化が進められてお
り、したがって半導体素子52を小型化するための電極
パッド53の面積及びパッドピッチd(図7参照)の縮
小化と多ピン化とが開発上の大きな課題となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが上記した半導
体装置では、電極パッド53とパッドピッチdを縮小し
かつ多ピン化を図るには組立て上の種々の問題があっ
た。例えばパッドピッチdを縮小すると、ワイヤーボン
ディングの際にボンディング治具が隣のワイヤー54に
接触して損傷を受ける場合があった。また多ピン化する
程ワイヤー54の長さが長くなるため、ワイヤー54の
弛みや封止時のワイヤー54の変形が起こり易く、ショ
ートする可能性があった。したがってワイヤー54の材
質を検討したり、ボンディング治具を開発する等、その
限界の技術革新の検討がなされているが大きな改善は見
られていない。
【0005】本発明は上記課題に鑑みてなされたもので
あり、半導体素子の縮小化を図ることができ、小型でか
つ多ピン化に有利な半導体装置を提供することを目的と
している。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、絶縁基板と、平板状をなしかつその一面の
外周近傍には複数の電極パッドが設けられて前記絶縁基
板上に前記電極パッド側を対面させた状態で接合される
半導体素子と、前記絶縁基板と前記半導体素子とを一体
封止する封止部とで構成された半導体装置であって、前
記絶縁基板は、いずれか一方の面に前記複数の電極パッ
ドにそれぞれ対応して形成された複数の電極と、その電
極と同じ面に設けられると共に前記複数の電極のそれぞ
れと配線される複数のボンドパッドと、前記半導体素子
と接合する側とは反対の面側に、前記複数のボンドパッ
ドに対応して形成されかつ先端側が前記封止部より外部
に突出する状態で設けられた複数の端子とを備えている
ようにしたものである。
【0007】また上記装置において、前記絶縁基板の前
記半導体素子と接合する側とは反対の面側でかつ前記複
数の端子との間には、他の絶縁基板が介装されているよ
うにしたものである。さらに上記いずれかの装置におい
て、前記絶縁基板はセラミック材料で構成されるように
したものである。また上記いずれかの装置において、前
記絶縁基板は金属板と該金属板全体を被覆する耐熱絶縁
膜とで構成されるようにしたものである。また上記いず
れかの装置において、前記絶縁基板は耐熱性を有するプ
ラスチック材料で構成されるようにしたものである。
【0008】
【作用】本発明の半導体装置によれば、端子と接続され
るボンドパッドが半導体素子の一面全体に分散される状
態で絶縁基板に設けられ、ワイヤーを用いることなく前
記半導体素子の電極パッドと配線される。また前記端子
は、前記絶縁基板の前記半導体素子と接合する側とは反
対の面側に設けられており、配線の長さが短くて済む。
【0009】
【実施例】以下、本発明に係る半導体装置の実施例を図
面に基づいて説明する。なお、図において従来例と同じ
構成部品には同じ番号を付すこととする。図1は本発明
の半導体装置の一例を示した断面図である。図示したよ
うにこの実施例の半導体装置は、絶縁基板11と、絶縁
基板11上に配置されて絶縁基板11と接合される半導
体素子52と、絶縁基板11と半導体素子52とを一体
封止する封止部20とで構成される。
【0010】半導体素子52は、従来と同様に(図8参
照)平板状をなすと共に略中心よりに形成された素子領
域52aと素子領域52aの周りに形成された電極形成
領域52bとを有している。そして、電極形成領域52
bに対応する一面上には、つまり半導体素子52の一面
の外周近傍には、複数の電極パッド53が配列されてい
る。電極パッド53は例えばAlやCu、Au、Pd等
からなり、この実施例では半導体素子52の絶縁基板1
1側に例えばスルーホール(図示せず)等を介して設け
られている。
【0011】一方、絶縁基板11は、例えばセラミック
材料や、表面に耐熱絶縁膜が被覆された金属板、耐熱性
を有するプラスチック材料等で構成される。いずれの材
料においても半導体素子52の線膨張係数に略合うもの
が好ましく、かつ回路基板への実装時のはんだ付けに耐
え得る耐熱性を有するものが用いられる。この絶縁基板
11は、例えば半導体素子52の面積と略等しい面積に
形成される。
【0012】また絶縁基板11のいずれか一方の面に
は、図1では半導体素子52と接合する側の面には、半
導体素子52の複数の電極パッド53にそれぞれ対応す
る複数の電極12が形成されている。図2はそのような
絶縁基板11の概略平面図である。また図3は絶縁基板
11の第1の例を示した断面図であり、絶縁基板11が
例えばセラミック材料で形成された場合の一例を示して
いる。
【0013】図2及び図3に示したように絶縁基板11
の周辺には複数の電極12が形成されており、その電極
12と同じ面には、複数の電極12のそれぞれと配線さ
れるボンドパッド13が電極12と同数設けられてい
る。なお、半導体製造の分野では半導体素子52の電極
パッド53をボンドパッドと呼ぶ場合があるが、本明細
書では絶縁基板11に設けられて電極12と配線される
パッドをボンドパッド13と記している。このボンドパ
ッド13は例えば図2に示したように、電極12より絶
縁基板11の中心側にアレイ状に設けられており、同じ
面内において各電極12と各ボンドパッド13とがCu
やAu等によって規則正しく配線されている。
【0014】なお、この配線14は無電解メッキや電解
メッキ、蒸着等の従来の技術よって設けることが可能で
ある。また図1では各電極12と各ボンドパッド13と
が配線されて絶縁基板11の半導体素子52側の面に配
線パターン18が形成された状態を示している。
【0015】各ボンドパッド13の下にはスルーホール
15がそれぞれ形成されており、絶縁基板11の半導体
素子52と接合する側とは反対の面には、スルーホール
15のそれぞれに対応してボンドパッド16が例えばア
レイ状に設けられている。このスルーホール15は機械
的にまたエッチング等の従来の技術によって加工でき、
スルーホール15内もCuやAu、はんだやPd合金等
を用いた無電解メッキや電解メッキ等の従来の技術よっ
て加工可能である。
【0016】さらに絶縁基板11の半導体素子52と接
合する側とは反対の面側には、各ボンドパッド16に対
応してはんだ等からなる端子17が設けられている。つ
まり、絶縁基板11の半導体素子52と接合する側とは
反対の面側には、半導体素子52側の面のボンドパッド
13と同じ個数の端子17がアレイ状に設けられてい
る。端子17は、例えばメッキまたは浸漬法等の方法に
よって例えばボール状に形成され、はんだ以外にもNi
材にAuメッキしたもの、Cu材にSnやAu、Ni等
をメッキしたもの等、後の回路基板への実装工程に使用
できる材料で構成される。
【0017】このような絶縁基板11上には、上記した
半導体素子52がその電極パッド53側を対面させた状
態で配置されて接合されている。この際、絶縁基板11
と半導体素子52とは、絶縁基板11の電極12と半導
体素子52の電極パッド53とがそれぞれ突き合わされ
た状態で接合される。上記接合は例えば超音波ボンダー
を用いて行われる。また電極パッド53と電極12との
接合組合せが、例えばAl−Al、Al−Cu、Al−
Au等の場合は熱を適当に加えることによって接合する
ことも可能である。
【0018】そして、接合された絶縁基板11と半導体
素子52とが、端子17の先端側を除いて例えば樹脂材
やセラミック材等で一体封止されて封止部20が形成さ
れている。すなわち封止された状態では、端子17それ
ぞれの先端側が封止部20より外部に突出するようなっ
ている。
【0019】なお、接合された絶縁基板11と半導体素
子52は封止する前に回路基板に実装する、いわゆるダ
イレクトボンドも可能であり、その場合には液状樹脂で
ポッティング等を行うことによって封止部20を形成す
ることができる。また、接合された絶縁基板11と半導
体素子52とを回路基板への実装前に封止する方法とし
ては、例えばポッティングやトランスファー成型等があ
る。いずれの場合にも、絶縁基板11と半導体素子52
とが一体封止されることで機械的強度の点や、耐湿性等
の点で環境保護された状態となっている。
【0020】上記のごとく構成された半導体装置におい
ては、ボンドパッド13が半導体素子52の全面に分散
される状態で絶縁基板11に設けられており、ワイヤー
ボンディング方式を取らなくて済むので、電極パッド5
3やパッドピッチdを縮小してもワイヤーの損傷や変
形、ショート等の問題が発生せず、組立てがし易くな
る。その結果、電極パッド53やパッドピッチdを縮小
することができると共に多ピン化を図ることができ、半
導体素子52自体を小型化することができる。
【0021】また従来のリード端子もなく、ワイヤーを
用いないので薄型化も可能となる。さらにワイヤーボン
ディング方式を取ったものに比較して、電極パッド53
から端子17までの配線の長さが短くて済むため、高周
波特性や雑音特性等の電気特性が向上する。また、絶縁
基板11がセラミック材料で構成されている場合には、
熱伝導性に優れたものとなり、絶縁基板11自身がヒー
トシンク等の役割をも果たすこととなる。したがってこ
の実施例によれば小型でかつ多ピン化に有利な、しかも
電気特性、放熱特性に優れた半導体装置を得ることがで
きる。
【0022】次に、セラミック材料以外の材料で構成さ
れる絶縁基板11の形成例について説明する。図4は絶
縁基板11の第2の例を示した断面図である。図示した
ように絶縁基板11は、金属板11aとその金属板11
a全体を被覆する耐熱絶縁膜11bとで構成することも
可能である。
【0023】この場合、金属板11aと耐熱絶縁膜11
bはいずれも半導体素子52の線膨張係数に略合う材料
からなることが好ましく、金属板11aとしては例えば
Ni、Cu等が用いられる。また耐熱絶縁膜11bは耐
熱性を有する材料からなり、例えば後述する絶縁基板1
1がプラスチック材料で構成される場合と同様の材料で
構成される。この耐熱絶縁膜11bは、絶縁基板11に
形成されるスルーホール15内をも被覆する状態で設け
られる。
【0024】そしてこのような絶縁基板11には、上記
したセラミック材料の場合と同様に、いずれか一方の面
に、この実施例では半導体素子52と接合する側の面に
電極12と配線パターン18が形成される。また、半導
体素子52と接合する側とは反対側の面にスルーホール
15を介してアレイ状のボンドパッド16と端子17と
が設けられる。
【0025】上記絶縁基板11はセラミック材料の場合
と同様に熱伝導性に優れており、ヒートシンク等の役割
を兼ねることができる。したがって、金属板11aを耐
熱絶縁膜11bで被覆してなる絶縁基板11を用いた場
合にも、小型でかつ多ピン化に有利でしかも電気特性、
放熱特性に優れた半導体装置を得ることができる。
【0026】図5は絶縁基板11の第3の例を示した断
面図であり、絶縁基板11が耐熱性を有するプラスチッ
ク材料で構成された場合の一例を示したものである。プ
ラスッチック材料としては、半導体装置をダイレクトボ
ンドできる回路基板の材料の一つである例えばポリイミ
ド系樹脂、ガラスエポキシ等のエポキシ樹脂、ポリフェ
ニレンスルフィド熱可塑性樹脂、ポリサルフォン樹脂等
が挙げられる。
【0027】このようなプラスチック材料は、図3に示
したセラミック材料の場合と同様に絶縁基板11を構成
して、電極12や配線パターン18、スルーホール1
5、端子17等を設けることができる他、図5に示した
ように形成して半導体素子52と接合することも可能で
ある。
【0028】すなわちプラスチック材料は、半導体素子
52の電極パッド53の面に、電極パッド53を含んだ
状態で所定の厚さに積層され、これによって絶縁基板1
1が形成される。そして絶縁基板11の電極パッド53
に対応する位置にはそれぞれスルーホール19が設けら
れ、絶縁基板11の半導体素子52と接合する側とは反
対の面には各スルーホール19に対応して電極12が設
けられる。また電極12と同じ面内には配線パターン1
8が形成され、さらに絶縁基板11の半導体素子52と
接合する側とは反対の面側には上記と同様にボール状の
端子17が設けられる。なお、端子17と配線パターン
18との間には拡散防止膜を介在させることも可能であ
る。
【0029】絶縁基板11の構成材料として耐熱性を有
するプラスチック材料を用いる場合、図3に示したよう
に絶縁基板11を構成した後半導体素子52と接合する
こともでき、また図5に示したように半導体素子52に
直接積層形成することで半導体素子52と接合すること
もできる。つまり、様々な半導体装置を形成する場合に
柔軟に対応して絶縁基板11を形成することができ、応
用性の高いという利点を有している。
【0030】次に、本発明の半導体装置の他の例につい
て説明する。図6は本発明の半導体装置の他の例を示し
た断面図である。この実施例において図1に示した実施
例と異なるのは、絶縁基板11の半導体素子52と接続
する側とは反対の面に配線パターン18が形成されてい
る点と、絶縁基板11の半導体素子52と接続する側と
は反対の面側でかつ複数の端子17との間に、他の絶縁
基板21が介装されている点である。
【0031】すなわち、絶縁基板11の半導体素子52
と接合する側の面には図1の場合と同様に電極12が形
成されており、電極12の下にはそれぞれスルーホール
19が形成されている。また絶縁基板11の半導体素子
52と接続する側とは反対の面には、各スルーホール1
9に対応して再び電極12が設けられており、この電極
12と同じ面内にアレイ状のボンドパッドと配線(いず
れも図示せず)で構成される配線パターン18が形成さ
れている。
【0032】一方、上記したようにこの絶縁基板11の
配線パターン18の形成側には、他の絶縁基板21が設
けられている。絶縁基板21は上記した絶縁基板11と
同様に例えばセラミック材料等で構成され、絶縁基板2
1の配線パターン18の形成側の面には、電極12に対
応する電極22と絶縁基板11のボンドパッドと同数の
パッド23とが形成されている。また、各パッド23の
下にはスルーホール24がそれぞれ形成されており、絶
縁基板21の半導体素子52と接合する側とは反対の面
には、スルーホール24のそれぞれに対応してボンドパ
ッド23が例えばアレイ状に設けられている。
【0033】さらに絶縁基板21の半導体素子52と接
合する側とは反対の面側には、各パッド23に対応して
はんだ等からなる端子17が設けられている。そして上
記した絶縁基板21と絶縁基板11は、配線パターン1
8側の電極12と電極22、及び配線パターン18のボ
ンドパッドと絶縁基板21のパッド23とがとがそれぞ
れ突き合わされた状態で接合されている。また半導体素
子52と絶縁基板11、21とを一体封止する封止部2
0が、端子17の先端側を除いて設けられている。
【0034】このような半導体装置においては、絶縁基
板21がセラミック材料や図4に示した金属板11a全
体を耐熱絶縁膜11bで被覆してなるもので構成された
場合、熱伝導性の高い2枚の絶縁基板11、21が設け
られることとなるので、非常に放熱特性に優れたものと
なる。したがって、より信頼性の高い半導体装置とする
ことができる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本発明の半導体装置
によれば、ワイヤーを用いないので、電極パッドやパッ
ドピッチを縮小しても組立てが容易となる。その結果、
前記電極パッドや前記パッドピッチを縮小することがで
きると共に多ピン化を図ることができ、半導体素子自体
を小型化することができる。また従来のリード端子もな
く、ワイヤーを用いないので薄型化も可能であり、従来
より配線の長さが短くて済むため、高周波特性や雑音特
性等の電気特性が向上する。したがって本発明によれば
小型でかつ多ピン化に有利な、しかも電気特性に優れた
半導体装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体装置の一例を示した断面図であ
る。
【図2】絶縁基板の概略平面図である。
【図3】絶縁基板の第1の例の断面図である。
【図4】絶縁基板の第2の例の断面図である。
【図5】絶縁基板の第3の例の断面図である。
【図6】本発明の半導体装置の他の例を示した断面図で
ある。
【図7】従来の半導体装置の一例を示した断面図であ
る。
【図8】電極パッドの形成例を示した模式図である。
【符号の説明】
11、21 絶縁基板 11a 金属板 11b 耐熱絶縁膜 12 電極 13 ボンドパッド 17 端子 20 封止部 52 半導体素子 53 電極パッド

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁基板と、平板状をなしかつその一面
    の外周近傍には複数の電極パッドが設けられて前記絶縁
    基板上に前記電極パッド側を対面させた状態で接合され
    る半導体素子と、前記絶縁基板と前記半導体素子とを一
    体封止する封止部とで構成された半導体装置であって、 前記絶縁基板は、いずれか一方の面に前記複数の電極パ
    ッドにそれぞれ対応して形成された複数の電極と、 その電極と同じ面に設けられると共に前記複数の電極の
    それぞれと配線される複数のボンドパッドと、 前記半導体素子と接合する側とは反対の面側に、前記複
    数のボンドパッドに対応して形成されかつ先端側が前記
    封止部より外部に突出する状態で設けられた複数の端子
    とを備えていることを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記絶縁基板の前記半導体素子と接合す
    る側とは反対の面側でかつ前記複数の端子との間には、
    他の絶縁基板が介装されていることを特徴とする請求項
    1記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記絶縁基板はセラミック材料で構成さ
    れることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の半導
    体装置。
  4. 【請求項4】 前記絶縁基板は金属板と該金属板全体を
    被覆する耐熱絶縁膜とで構成されることを特徴とする請
    求項1又は請求項2記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 前記絶縁基板は耐熱性を有するプラスチ
    ック材料で構成されることを特徴とする請求項1又は請
    求項2記載の半導体装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0974149A (ja) * 1995-09-04 1997-03-18 Oki Electric Ind Co Ltd 小型パッケージ及びその製造方法
JP2009141041A (ja) * 2007-12-05 2009-06-25 Shinko Electric Ind Co Ltd 電子部品実装用パッケージ
WO2013051099A1 (ja) * 2011-10-04 2013-04-11 富士通株式会社 試験用治具及び半導体装置の試験方法
JPWO2013051099A1 (ja) * 2011-10-04 2015-03-30 富士通株式会社 試験用治具及び半導体装置の試験方法

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