JP2000252149A - 変圧器巻線の口出し線加工方法及びその装置 - Google Patents
変圧器巻線の口出し線加工方法及びその装置Info
- Publication number
- JP2000252149A JP2000252149A JP11054329A JP5432999A JP2000252149A JP 2000252149 A JP2000252149 A JP 2000252149A JP 11054329 A JP11054329 A JP 11054329A JP 5432999 A JP5432999 A JP 5432999A JP 2000252149 A JP2000252149 A JP 2000252149A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- winding
- wire
- flat
- rectangular
- bobbin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 title claims abstract description 30
- 238000000034 method Methods 0.000 title description 11
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims abstract description 204
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims abstract description 41
- 238000003672 processing method Methods 0.000 claims description 4
- 238000000926 separation method Methods 0.000 claims description 2
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 abstract 1
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 3
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
- 238000010079 rubber tapping Methods 0.000 description 3
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 241000973887 Takayama Species 0.000 description 1
- 239000002390 adhesive tape Substances 0.000 description 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Coil Winding Methods And Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 2本の平角電線を重ねて巻回して形成する変
圧器巻線の巻き終わり側の口出し線の形成作業におい
て、切断及び曲げ後に巻回した2本の平角電線の口出し
位置のずれを防止する作業を不要とする。 【解決手段】 巻き始め側の口出し1間隔寸法を平角電
線3の厚みの2πL倍とし、巻枠に固定して巻き始め、
残りL回で巻回を中断し、巻枠から平角電線供給巻胴側
に、2レヤー目内側となる平角電線の長さと、口出し間
隔の半分と、口出し長さ寸法との合計の距離だけ移動し
た位置で2本の平角電線を切断し、切断位置より口出し
長さ寸法だけ巻枠側に移動した位置で2本の平角電線を
曲げることで口出しを形成し、巻枠から切断位置までの
平角電線を巻き取ることで巻き終わり側の口出し2を形
成する。
圧器巻線の巻き終わり側の口出し線の形成作業におい
て、切断及び曲げ後に巻回した2本の平角電線の口出し
位置のずれを防止する作業を不要とする。 【解決手段】 巻き始め側の口出し1間隔寸法を平角電
線3の厚みの2πL倍とし、巻枠に固定して巻き始め、
残りL回で巻回を中断し、巻枠から平角電線供給巻胴側
に、2レヤー目内側となる平角電線の長さと、口出し間
隔の半分と、口出し長さ寸法との合計の距離だけ移動し
た位置で2本の平角電線を切断し、切断位置より口出し
長さ寸法だけ巻枠側に移動した位置で2本の平角電線を
曲げることで口出しを形成し、巻枠から切断位置までの
平角電線を巻き取ることで巻き終わり側の口出し2を形
成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、変圧器巻線の口出
し線加工方法及びその装置に係り、平角電線を2本重ね
た状態で巻線機の巻軸に取り付けられた巻枠に巻回し、
その両端に口出しを設けることによって変圧器巻線を形
成する、巻線口出し加工方法及びその装置に関する。
し線加工方法及びその装置に係り、平角電線を2本重ね
た状態で巻線機の巻軸に取り付けられた巻枠に巻回し、
その両端に口出しを設けることによって変圧器巻線を形
成する、巻線口出し加工方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図2に示すように変圧器は巻線3の末端
を外部の平角電線に接続するため、巻線の巻き始めの口
出し1と巻き終わりの口出し2の口出線を導出する。ま
た、変圧器の巻線には、導体として平角電線を使用する
場合が多く、その場合には平角電線の幅方向に曲げて上
記口出線を形成し、図4に示すように前記平角線の中心
より幅方向に曲げた長さBを口出し寸法としている。
を外部の平角電線に接続するため、巻線の巻き始めの口
出し1と巻き終わりの口出し2の口出線を導出する。ま
た、変圧器の巻線には、導体として平角電線を使用する
場合が多く、その場合には平角電線の幅方向に曲げて上
記口出線を形成し、図4に示すように前記平角線の中心
より幅方向に曲げた長さBを口出し寸法としている。
【0003】変圧器の容量が大きくなるにつれて、電流
容量を大きくするため、平角電線の断面積を大きくする
ことが必要となるが、平角電線の被覆材の破れ防止や、
作業性向上のため、太い平角電線1本よりも、細い複数
本の平角電線で同じ断面積を確保する場合が多い。
容量を大きくするため、平角電線の断面積を大きくする
ことが必要となるが、平角電線の被覆材の破れ防止や、
作業性向上のため、太い平角電線1本よりも、細い複数
本の平角電線で同じ断面積を確保する場合が多い。
【0004】変圧器巻線の巻き終わり側の口出し線の切
断及び曲げ作業は、巻き作業が完了した状態では困難で
あるため、巻回作業の途中で巻回作業を中断し、巻枠か
ら離れた位置で行う必要がある。このため変圧器巻線の
切断及び曲げ作業の後に巻枠への巻き取り作業が必要に
なるが、複数本の平角電線を重ねて巻回する変圧器巻線
の巻線作業の場合には、巻回時の巻き取り径が前記複数
本の各平角電線毎に異なるため、複数本の平角電線の切
断及び曲げ作業を同一箇所で実施した場合、その巻き上
がり時には内外周の巻線の口出し位置が巻枠の周方向に
ずれることとなる。
断及び曲げ作業は、巻き作業が完了した状態では困難で
あるため、巻回作業の途中で巻回作業を中断し、巻枠か
ら離れた位置で行う必要がある。このため変圧器巻線の
切断及び曲げ作業の後に巻枠への巻き取り作業が必要に
なるが、複数本の平角電線を重ねて巻回する変圧器巻線
の巻線作業の場合には、巻回時の巻き取り径が前記複数
本の各平角電線毎に異なるため、複数本の平角電線の切
断及び曲げ作業を同一箇所で実施した場合、その巻き上
がり時には内外周の巻線の口出し位置が巻枠の周方向に
ずれることとなる。
【0005】従来、複数本の平角電線を用いた変圧器巻
線の巻き作業は巻き上がりの口出しの位置を揃えるた
め、切断および曲げ作業を実施する際に、図3のように
外周側に位置する平角電線に対しては周長の差によって
発生するであろう口出し位置の差Aを作業者が予め予測
した上で外周側の平角電線を長めに切断して、曲げ作業
を実施している。
線の巻き作業は巻き上がりの口出しの位置を揃えるた
め、切断および曲げ作業を実施する際に、図3のように
外周側に位置する平角電線に対しては周長の差によって
発生するであろう口出し位置の差Aを作業者が予め予測
した上で外周側の平角電線を長めに切断して、曲げ作業
を実施している。
【0006】作業者が前述の通りの口出し線の切断及び
曲げ作業を平角電線に対して実施する場合、平角電線の
幅方向への曲げとなるので、多大な力が必要とされ、ま
た巻き上がりの口出し位置を揃えるために差を確保する
作業は習熟が必要とされる。
曲げ作業を平角電線に対して実施する場合、平角電線の
幅方向への曲げとなるので、多大な力が必要とされ、ま
た巻き上がりの口出し位置を揃えるために差を確保する
作業は習熟が必要とされる。
【0007】これらに対して、口出し位置の周方向のず
れを抑制することを目的とした2本の平角電線の口出し
線の曲げ作業を個別に行なう方法と装置に関する発明
(特開平10−92681公報)や、機械により平角電
線の口出し曲げを2本同時に行うことで作業者の負担を
軽減する考案(実用新案登録2514824公報)がな
されている。
れを抑制することを目的とした2本の平角電線の口出し
線の曲げ作業を個別に行なう方法と装置に関する発明
(特開平10−92681公報)や、機械により平角電
線の口出し曲げを2本同時に行うことで作業者の負担を
軽減する考案(実用新案登録2514824公報)がな
されている。
【0008】前者は、主に作業者の負担軽減を目的とし
て発明され、その目的は達成されている。その構成は2
本の平角電線を個々に曲げる装置を巻線機に取り付け、
自動で口出しの曲げを行なうものであるが、周方向の差
を吸収するために2本の平角電線を個別に曲げる必要が
あり、電線の送り、切断、曲げなどの機構は2倍必要に
なり、装置の制御や動作手順が煩雑になるため、作業時
間も2本の平角電線を一度に曲げる場合に比較して長く
なる。
て発明され、その目的は達成されている。その構成は2
本の平角電線を個々に曲げる装置を巻線機に取り付け、
自動で口出しの曲げを行なうものであるが、周方向の差
を吸収するために2本の平角電線を個別に曲げる必要が
あり、電線の送り、切断、曲げなどの機構は2倍必要に
なり、装置の制御や動作手順が煩雑になるため、作業時
間も2本の平角電線を一度に曲げる場合に比較して長く
なる。
【0009】一方後者は、作業者の負担軽減の他に作業
時間の短縮を目的として考案されたもので、2本の平角
電線を一度に曲げるため、機構は簡略なものとなるが、
巻き上がり時の口出し位置のずれを曲げ作業の前に補正
するための補助作業が必要となる。
時間の短縮を目的として考案されたもので、2本の平角
電線を一度に曲げるため、機構は簡略なものとなるが、
巻き上がり時の口出し位置のずれを曲げ作業の前に補正
するための補助作業が必要となる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、2本
の平角電線を導体として使用する変圧器巻線の巻線作業
において、巻き終わり側の2本の口出し線の口出し位置
のずれ防止に関する作業や機構を不要とするための変圧
器巻線の口出し線の切断及び曲げ方法、その装置を提供
することにある。
の平角電線を導体として使用する変圧器巻線の巻線作業
において、巻き終わり側の2本の口出し線の口出し位置
のずれ防止に関する作業や機構を不要とするための変圧
器巻線の口出し線の切断及び曲げ方法、その装置を提供
することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の原理を図13を
用いて説明する。図13は変圧器巻線を巻軸に対して垂
直な面で切断した断面図であり、巻き始め側の口出し1
から2本重ねて巻回した1レヤー目の平角電線は、4
a、4bで表し、口出しの反対側において折り返して1
レヤー目の平角電線の上に2レヤー目の平角電線4c、
4dを巻回する状態を表している。
用いて説明する。図13は変圧器巻線を巻軸に対して垂
直な面で切断した断面図であり、巻き始め側の口出し1
から2本重ねて巻回した1レヤー目の平角電線は、4
a、4bで表し、口出しの反対側において折り返して1
レヤー目の平角電線の上に2レヤー目の平角電線4c、
4dを巻回する状態を表している。
【0012】巻枠の縦寸法をJ、巻枠の横寸法をK、2
本の平角電線の巻き取り半径の差すなわち平角電線の厚
みをGとすると、1レヤー目外側の平角電線4bの外周
長は、幾何学的に 2(J+K)+4πG で表される。同様に、2レヤー目内側の平角電線4cの
周長は、平角電線の厚みの1/2の位置で 2(J+K)+5πG となり、更に外側の平角電線4dの周長は、同じく平角
電線の厚みの1/2の位置で 2(J+K)+7πG となる。
本の平角電線の巻き取り半径の差すなわち平角電線の厚
みをGとすると、1レヤー目外側の平角電線4bの外周
長は、幾何学的に 2(J+K)+4πG で表される。同様に、2レヤー目内側の平角電線4cの
周長は、平角電線の厚みの1/2の位置で 2(J+K)+5πG となり、更に外側の平角電線4dの周長は、同じく平角
電線の厚みの1/2の位置で 2(J+K)+7πG となる。
【0013】上記により、2レヤー目の平角電線4c、
4dの周長の差は 2πG であることが明らかである。また、巻始め側の口出し間
隔寸法Cが2πGのL倍(Lは正の整数又は正の実数を
表す)と等しく、かつ、巻き終わりまでの巻回数がL回
であれば、巻き終わりの口出しを形成する際に、切断位
置及び曲げ位置を2本の平角電線4c、4d毎に変える
必要が無いことが明らかである。
4dの周長の差は 2πG であることが明らかである。また、巻始め側の口出し間
隔寸法Cが2πGのL倍(Lは正の整数又は正の実数を
表す)と等しく、かつ、巻き終わりまでの巻回数がL回
であれば、巻き終わりの口出しを形成する際に、切断位
置及び曲げ位置を2本の平角電線4c、4d毎に変える
必要が無いことが明らかである。
【0014】したがって図13で示す巻枠5から切断位
置までの距離Dは、Bを口出し曲げ加工の際に発生する
平角電線の延びを考慮した口出し寸法とすると、(図4
参照) D={2(J+K)+5πG}L+C/2+B ={2(J+K)+6πG}L+B また、巻枠5から曲げ位置までの距離E(図7参照)
は、 E={2(J+K)+6πG}L で表される。
置までの距離Dは、Bを口出し曲げ加工の際に発生する
平角電線の延びを考慮した口出し寸法とすると、(図4
参照) D={2(J+K)+5πG}L+C/2+B ={2(J+K)+6πG}L+B また、巻枠5から曲げ位置までの距離E(図7参照)
は、 E={2(J+K)+6πG}L で表される。
【0015】本発明は、口出し間隔寸法Cが2πGLの
巻線形状とし、かつ、L回の巻回数を残した状態におい
て2本の平角電線を上記Dの位置で切断し、上記Eの位
置で曲げ、かつ、前記の切断及び曲げを行った電線を巻
き取ることで図1の形状の変圧器巻線が得られることを
利用するものである。
巻線形状とし、かつ、L回の巻回数を残した状態におい
て2本の平角電線を上記Dの位置で切断し、上記Eの位
置で曲げ、かつ、前記の切断及び曲げを行った電線を巻
き取ることで図1の形状の変圧器巻線が得られることを
利用するものである。
【0016】請求項1の発明は、巻線機の巻軸に取り付
けられた巻枠に2本の平角線をその厚みの2π倍と、巻
き終わりの口出しを形成するために切断された時点から
巻き終わりまでの巻回の回数との積を、巻き始めの口出
しの間隔寸法としてずらして固定し、所定位置まで2本
重ねた平角電線を巻き付けたのち、予め設定された巻回
数で巻回を停止し、平角電線供給巻胴と前記巻枠との間
の所定の位置にて、前記2本の平角電線を同一点で切断
し、その切断点よりも前記巻枠寄りの位置で切断された
前記2本の平角電線を同時に且つ同一点で曲げ、その曲
げ位置から前記巻枠までの距離の平角電線を巻線機の巻
軸を回転させることによって前記巻枠にて巻き取り、2
本の平角電線の巻き取り半径の差に比例した口出し位置
の離隔量を巻き終わりの口出し位置の差とするものであ
る。
けられた巻枠に2本の平角線をその厚みの2π倍と、巻
き終わりの口出しを形成するために切断された時点から
巻き終わりまでの巻回の回数との積を、巻き始めの口出
しの間隔寸法としてずらして固定し、所定位置まで2本
重ねた平角電線を巻き付けたのち、予め設定された巻回
数で巻回を停止し、平角電線供給巻胴と前記巻枠との間
の所定の位置にて、前記2本の平角電線を同一点で切断
し、その切断点よりも前記巻枠寄りの位置で切断された
前記2本の平角電線を同時に且つ同一点で曲げ、その曲
げ位置から前記巻枠までの距離の平角電線を巻線機の巻
軸を回転させることによって前記巻枠にて巻き取り、2
本の平角電線の巻き取り半径の差に比例した口出し位置
の離隔量を巻き終わりの口出し位置の差とするものであ
る。
【0017】請求項2の発明は、平角電線供給巻胴と巻
線機の巻軸に取り付けられた巻枠との間に位置し、巻枠
に所定の位置まで2本重ねて巻回された平角電線を2本
同時に同一点で切断する手段と、前記切断する手段より
も巻枠寄りの位置に配された前記2本の平角電線を2本
同時に同一点で曲げる手段と、その曲げ位置から前記巻
枠までの距離の平角電線を巻線機に取り付けられた前記
巻枠にて再度巻き取る手段とを具備したことを特徴とす
る変圧器巻線の口出し線加工装置である。
線機の巻軸に取り付けられた巻枠との間に位置し、巻枠
に所定の位置まで2本重ねて巻回された平角電線を2本
同時に同一点で切断する手段と、前記切断する手段より
も巻枠寄りの位置に配された前記2本の平角電線を2本
同時に同一点で曲げる手段と、その曲げ位置から前記巻
枠までの距離の平角電線を巻線機に取り付けられた前記
巻枠にて再度巻き取る手段とを具備したことを特徴とす
る変圧器巻線の口出し線加工装置である。
【0018】請求項3の発明は、前記した請求項2の発
明に、切断手段および曲げ手段から巻線機に取り付けら
れた巻枠までの距離を、予め設定された2本の平角電線
の口出しの離隔量と、平角電線の厚みと、巻枠寸法と、
停止巻回数とをを入力する設定部と、設定部に設定され
た数値から算出する計算手段と、巻回数の検出手段と、
検出した巻回数と設定した停止巻回数の比較手段と、前
記平角電線の切断および曲げを行うための巻枠の停止位
置で巻回を停止させる制御手段とを具備することを特徴
とする変圧器巻線の口出し線加工装置である。
明に、切断手段および曲げ手段から巻線機に取り付けら
れた巻枠までの距離を、予め設定された2本の平角電線
の口出しの離隔量と、平角電線の厚みと、巻枠寸法と、
停止巻回数とをを入力する設定部と、設定部に設定され
た数値から算出する計算手段と、巻回数の検出手段と、
検出した巻回数と設定した停止巻回数の比較手段と、前
記平角電線の切断および曲げを行うための巻枠の停止位
置で巻回を停止させる制御手段とを具備することを特徴
とする変圧器巻線の口出し線加工装置である。
【0019】
【発明の実施の形態】請求項1による本発明の一実施の
形態例を図を用いて説明する。図4に示すように、2本
の平角電線4を先端を揃えて重ね、口出し長さ寸法Bを
確保して曲げる。前記曲げた平角電線の位置を図5に示
すように口出し間隔寸法Cを確保して巻線機の巻軸に取
り付けられた巻枠5に取り付ける。
形態例を図を用いて説明する。図4に示すように、2本
の平角電線4を先端を揃えて重ね、口出し長さ寸法Bを
確保して曲げる。前記曲げた平角電線の位置を図5に示
すように口出し間隔寸法Cを確保して巻線機の巻軸に取
り付けられた巻枠5に取り付ける。
【0020】巻線機の巻軸に取り付けられた巻枠5を回
転させながら、平角電線4を巻き取っていく。図6に示
すように、残り巻回数がL巻となったところで巻回を中
断し、巻枠5からの距離が前述のDとなる位置で平角電
線を切断する。次に、図7に示すように巻枠5からの距
離が前述のEとなる場所で前記2本の平角電線4を曲げ
て巻き終わり側の口出し2を形成する。
転させながら、平角電線4を巻き取っていく。図6に示
すように、残り巻回数がL巻となったところで巻回を中
断し、巻枠5からの距離が前述のDとなる位置で平角電
線を切断する。次に、図7に示すように巻枠5からの距
離が前述のEとなる場所で前記2本の平角電線4を曲げ
て巻き終わり側の口出し2を形成する。
【0021】巻き終わり側の口出しの曲げ加工後、平角
電線4の巻回を再開する。再開した巻回の途中の状況を
図8に示す。図1は、このようにして巻回が完了した状
態を示すものである。
電線4の巻回を再開する。再開した巻回の途中の状況を
図8に示す。図1は、このようにして巻回が完了した状
態を示すものである。
【0022】請求項2による本発明の一実施の形態例を
図9及び図5を用いて説明する。図9においては、巻枠
5と口出し装置6と平角電線供給巻胴7を平面図で示し
ている。口出し装置6は、平角電線4の幅方向の蛇行を
防止する手段のガイドローラー8と、平角電線4を送り
出す手段の送りローラー9と、平角電線4を切断する手
段の平角電線カッター10と、平角電線4を曲げる手段
の曲げローラ12と、昇降手段を有して曲げ動作時の平
角電線からの反力を受ける手段のストッパー11、13
と、上下方向にスライドして切断された平角電線を保持
する押さえ14と、口出しの長さを調整するための口出
し前部ベース15で構成される。
図9及び図5を用いて説明する。図9においては、巻枠
5と口出し装置6と平角電線供給巻胴7を平面図で示し
ている。口出し装置6は、平角電線4の幅方向の蛇行を
防止する手段のガイドローラー8と、平角電線4を送り
出す手段の送りローラー9と、平角電線4を切断する手
段の平角電線カッター10と、平角電線4を曲げる手段
の曲げローラ12と、昇降手段を有して曲げ動作時の平
角電線からの反力を受ける手段のストッパー11、13
と、上下方向にスライドして切断された平角電線を保持
する押さえ14と、口出しの長さを調整するための口出
し前部ベース15で構成される。
【0023】平角電線供給巻胴7に巻回されている平角
電線を各々の巻胴から引き出し2本まとめて平行に重ね
合わせる。重ね合わせた前記平角電線を、口出し装置6
のガイドローラー8側より、送りローラ9、平角電線カ
ッター10、ストッパー11、曲げローラー12、スト
ッパー13の順に通す。この時、曲げローラー12から
突出する寸法F(図10参照)は、曲げ完了後の口出し
寸法が図3に示すBと等しくなるようにする。
電線を各々の巻胴から引き出し2本まとめて平行に重ね
合わせる。重ね合わせた前記平角電線を、口出し装置6
のガイドローラー8側より、送りローラ9、平角電線カ
ッター10、ストッパー11、曲げローラー12、スト
ッパー13の順に通す。この時、曲げローラー12から
突出する寸法F(図10参照)は、曲げ完了後の口出し
寸法が図3に示すBと等しくなるようにする。
【0024】次に図10のようにストッパー13が平角
電線位置より垂直方向に下降し、曲げローラー12が平
角電線4を幅方向に押し曲げ、巻き始め側の口出し1を
形成する。
電線位置より垂直方向に下降し、曲げローラー12が平
角電線4を幅方向に押し曲げ、巻き始め側の口出し1を
形成する。
【0025】次に図5のように巻き始め側の口出し1
を、巻線機(図示せず)の巻軸に予めセットされた巻枠
5の所定の位置に口出しの間隔寸法Cを保って各々ずら
して粘着テープ等にて固定する。また、ストッパー13
は元の位置まで上昇する。
を、巻線機(図示せず)の巻軸に予めセットされた巻枠
5の所定の位置に口出しの間隔寸法Cを保って各々ずら
して粘着テープ等にて固定する。また、ストッパー13
は元の位置まで上昇する。
【0026】次に巻枠5を巻線機の巻軸とともに回転さ
せ平角電線供給巻胴7からの平角電線4を予め設定され
た所定の回数巻き付けて停止する。
せ平角電線供給巻胴7からの平角電線4を予め設定され
た所定の回数巻き付けて停止する。
【0027】次に図11のように平角電線は押さえ14
の下降により固定され、平角電線カッター10により切
断される。
の下降により固定され、平角電線カッター10により切
断される。
【0028】次にストッパー11が平角電線位置より垂
直方向に下降し、曲げローラー12が平角電線4を幅方
向に押し曲げ、巻き終わり側の口出し2を形成する。そ
の結果、図7に示す巻き終わり側の口出しの状態とな
る。押さえ14を上昇させ、ストッパー13を下降させ
ることで、口出し装置6から巻き終わり側の口出し2を
解放し、ストッパー11を上昇させる。
直方向に下降し、曲げローラー12が平角電線4を幅方
向に押し曲げ、巻き終わり側の口出し2を形成する。そ
の結果、図7に示す巻き終わり側の口出しの状態とな
る。押さえ14を上昇させ、ストッパー13を下降させ
ることで、口出し装置6から巻き終わり側の口出し2を
解放し、ストッパー11を上昇させる。
【0029】次に再び巻線機の巻軸とともに巻枠5を回
転させ平角電線4を巻回してゆく。この時重ねて巻回さ
れている2本の平角電線は図8に示すように、巻枠が回
転するごとに内側と外側で、巻き取り半径の差に比例し
て長さが変わるため、内側と外側で巻き終わり口出し位
置に隙間が生じ、その隙間が最終巻回完了時に巻き始め
口出し位置の間隔である寸法Cと同間隔となる。
転させ平角電線4を巻回してゆく。この時重ねて巻回さ
れている2本の平角電線は図8に示すように、巻枠が回
転するごとに内側と外側で、巻き取り半径の差に比例し
て長さが変わるため、内側と外側で巻き終わり口出し位
置に隙間が生じ、その隙間が最終巻回完了時に巻き始め
口出し位置の間隔である寸法Cと同間隔となる。
【0030】請求項3による本発明の一実施の形態例を
図12に示した制御手段のブロック図を用いて説明す
る。装置は、設定部21と、計算手段22と、検出手段
23と、比較手段24と制御手段25で構成される。
図12に示した制御手段のブロック図を用いて説明す
る。装置は、設定部21と、計算手段22と、検出手段
23と、比較手段24と制御手段25で構成される。
【0031】前記設定部21は、図3に示す口出し長さ
寸法Bと、図5に示す口出し間隔寸法Cと、平角電線の
1本あたりの厚みGと、巻枠5の縦寸法J及び横寸法K
と、平角電線の切断及び曲げを行うために停止する停止
巻回数Hを入力する手段及び前記停止巻回数Hを出力す
る手段を有する。
寸法Bと、図5に示す口出し間隔寸法Cと、平角電線の
1本あたりの厚みGと、巻枠5の縦寸法J及び横寸法K
と、平角電線の切断及び曲げを行うために停止する停止
巻回数Hを入力する手段及び前記停止巻回数Hを出力す
る手段を有する。
【0032】前記計算部22は、設定部21で設定され
た値から、平角電線の切断を行う切断手段から巻線機に
取り付けられた巻枠までの距離Dと、平角電線の曲げを
行う曲げ手段から前記巻枠までの距離Eを前述の計算式
を用いて計算し、表示器で表示する。
た値から、平角電線の切断を行う切断手段から巻線機に
取り付けられた巻枠までの距離Dと、平角電線の曲げを
行う曲げ手段から前記巻枠までの距離Eを前述の計算式
を用いて計算し、表示器で表示する。
【0033】検出部23は、巻線機の巻軸に取り付けら
れ、少なくとも1回転を判別可能な回転数検出手段と、
巻回の回数Iを計数するための機能と、計数された巻回
数Iをリセットする機能を有する計数手段、巻回数Iを
出力する手段で構成される。
れ、少なくとも1回転を判別可能な回転数検出手段と、
巻回の回数Iを計数するための機能と、計数された巻回
数Iをリセットする機能を有する計数手段、巻回数Iを
出力する手段で構成される。
【0034】比較部24は、設定部21の停止巻回数H
及び検出部23の巻回数Iの出力の大小を比較する手段
を有し、巻軸停止制御部25は比較部24での比較の結
果をもとに巻線機の停止指令を出力する手段で構成され
る。
及び検出部23の巻回数Iの出力の大小を比較する手段
を有し、巻軸停止制御部25は比較部24での比較の結
果をもとに巻線機の停止指令を出力する手段で構成され
る。
【0035】続いて、動作順に説明する。初めに、設定
部21に、図3に示す口出し長さ寸法Bと、図5に示す
口出し間隔寸法Cと、平角電線4の1本あたりの厚みG
と巻枠5の縦横寸法J及びKと、停止巻回数Hを入力す
る。前記入力は計算部22において平角電線カッター1
0及び曲げローラー12から巻軸までの間隔D及びEが
計算され、表示器で表示される。前記表示結果をもと
に、平角電線カッター及び曲げローラーの位置を変えて
固定する。
部21に、図3に示す口出し長さ寸法Bと、図5に示す
口出し間隔寸法Cと、平角電線4の1本あたりの厚みG
と巻枠5の縦横寸法J及びKと、停止巻回数Hを入力す
る。前記入力は計算部22において平角電線カッター1
0及び曲げローラー12から巻軸までの間隔D及びEが
計算され、表示器で表示される。前記表示結果をもと
に、平角電線カッター及び曲げローラーの位置を変えて
固定する。
【0036】巻線機の巻軸を回転させ、口出し部の付く
面を上にして停止させ、検出部23の巻回数Iをリセッ
トする。次に、請求項2発明の実施の形態例で説明した
ように巻き始め側の口出し1を形成し巻枠5に取り付け
て、巻き作業を行う。比較部24は、検出部23からの
出力である巻回数Iと、設定部21の出力である停止巻
回数Hとを随時比較して、巻回数Iが停止巻回数Hを超
えたところで、巻軸停止制御部25から停止指令が発せ
られ、巻線機の原動機が停止する。
面を上にして停止させ、検出部23の巻回数Iをリセッ
トする。次に、請求項2発明の実施の形態例で説明した
ように巻き始め側の口出し1を形成し巻枠5に取り付け
て、巻き作業を行う。比較部24は、検出部23からの
出力である巻回数Iと、設定部21の出力である停止巻
回数Hとを随時比較して、巻回数Iが停止巻回数Hを超
えたところで、巻軸停止制御部25から停止指令が発せ
られ、巻線機の原動機が停止する。
【0037】巻回作業を停止したのち、平角電線の平角
電線カッター10及び曲げローラー12により、巻き終
わり側の口出し2の形成作業を請求項2の発明の実施の
形態例と同様に行う。
電線カッター10及び曲げローラー12により、巻き終
わり側の口出し2の形成作業を請求項2の発明の実施の
形態例と同様に行う。
【0038】
【発明の効果】本発明の変圧器巻線の口出し方法及びそ
の装置によれば、2本の平角電線を導体として使用する
変圧器巻線の巻線作業において、巻き終わり側の2本の
口出し線の口出し位置のずれ防止に関する作業を不要と
することができる。
の装置によれば、2本の平角電線を導体として使用する
変圧器巻線の巻線作業において、巻き終わり側の2本の
口出し線の口出し位置のずれ防止に関する作業を不要と
することができる。
【図1】本発明の変圧器巻線の口出し線加工方法にて製
作した変圧器巻線の完成状態の立体図である。
作した変圧器巻線の完成状態の立体図である。
【図2】従来技術の一例を示す変圧器巻線の立体図であ
る。
る。
【図3】従来の変圧器巻線の巻き終わり口出し線の加工
方法を示す立体図である。
方法を示す立体図である。
【図4】本発明の変圧器巻線の口出し線曲げ加工方法に
より、巻き始めの口出し線を曲げた状態の立体図であ
る。
より、巻き始めの口出し線を曲げた状態の立体図であ
る。
【図5】本発明の変圧器巻線の口出し線曲げ加工方法の
一実施の形態例を示し、巻き始めの口出し線を巻枠にセ
ットした状態の立体図である。
一実施の形態例を示し、巻き始めの口出し線を巻枠にセ
ットした状態の立体図である。
【図6】本発明の変圧器巻線の口出し線加工方法によ
り、巻き終わり側の口出し線を切断した状態の立体図で
ある。
り、巻き終わり側の口出し線を切断した状態の立体図で
ある。
【図7】本発明の変圧器巻線の口出し線曲げ加工方法に
より、巻き終わり側の口出し線を曲げた状態の立体図で
ある。
より、巻き終わり側の口出し線を曲げた状態の立体図で
ある。
【図8】本発明の変圧器巻線の口出し線加工方法によ
り、巻き終わり側の口出し線んの切断及び曲げを行った
後、数回巻回した状態の立体図である。
り、巻き終わり側の口出し線んの切断及び曲げを行った
後、数回巻回した状態の立体図である。
【図9】本発明の変圧器巻線の口出し線加工装置を配置
した変圧器巻線機の平面図である。
した変圧器巻線機の平面図である。
【図10】本発明の変圧器巻線の口出し線加工装置にて
巻き始め側の口出し線を曲げた状態の平面図である。
巻き始め側の口出し線を曲げた状態の平面図である。
【図11】本発明の変圧器巻線の口出し線加工装置にて
巻き終わり側の口出し線を曲げた状態の平面図である。
巻き終わり側の口出し線を曲げた状態の平面図である。
【図12】本発明の変圧器巻線の口出し線加工装置を巻
線機に適用した場合の制御手段のブロック図である。
線機に適用した場合の制御手段のブロック図である。
【図13】本発明の原理を示す、変圧器巻線を巻軸に対
して垂直な面で切断した場合の断面図である。
して垂直な面で切断した場合の断面図である。
1 巻き始め側の口出し 2 巻き終わり側の口出し 3 変圧器巻線 4 平角電線 5 巻枠 6 口出し装置 7 平角電線供給巻胴 8 ガイドローラー 9 送りローラー 10 平角電線カッター 11 ストッパー 12 曲げローラー 13 ストッパー 14 押さえ 15 口出し前部ベース 16 口出し後部ベース 21 設定部 22 計算部 23 検出部 24 比較部 25 巻軸停止制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 箕輪 美幸 栃木県小山市大字中久喜1440番地 株式会 社高岳製作所小山事業所内 Fターム(参考) 5E002 AA01 AA06 AA14 AA24 AD02
Claims (3)
- 【請求項1】 平角電線を2本重ねた状態で巻枠に巻回
し、その両端部に口出しを設けることによって変圧器巻
線を形成する巻作業において、巻線機の巻軸に取り付け
られた巻枠に、2本の平角線をその厚みの2π倍と、巻
き終わりの口出しを形成するために切断された時点から
巻終わりまでの巻回の回数との積を、巻き始めの口出し
の間隔寸法としてずらして固定し、所定位置まで前記平
角電線を巻き付けたのち、巻回を停止し、平角電線供給
巻胴と前記巻枠との間の所定の位置にて、前記2本の平
角電線を同一点で切断し、その切断点よりも前記巻枠寄
りの位置で切断された前記2本の平角電線を同時に曲
げ、その曲げ位置から前記巻枠までの距離の平角電線を
巻線機の巻軸を回転させることによって前記巻枠にて巻
き取り、2本の平角電線の巻き取り半径の差に比例した
口出し位置の離隔量を2本の平角電線の巻き終わり側の
口出し位置の間隔とすることを特徴とする、変圧器巻線
の口出し線加工方法。 - 【請求項2】 平角電線を2本重ねた状態で巻枠に巻回
し、その両端部に口出しを設けることによって変圧器巻
線を形成する巻線機であって、平角電線供給巻胴と巻線
機の巻軸に取り付けられた巻枠との間に位置し、2本の
平角電線を同一点で切断する手段と、前記切断する手段
よりも前記巻枠寄りの位置に配された前記2本の平角電
線を同時に曲げる手段と、その曲げ位置から前記巻枠ま
での距離の平角電線を巻線機に取り付けられた前記巻枠
にて巻き取る手段とを具備したことを特徴とする変圧器
巻線の口出し線加工装置。 - 【請求項3】 切断手段および曲げ手段から巻線機に取
り付けられた巻枠までの距離を、予め設定された2本の
平角電線の口出しの離隔量と、平角電線の厚さと、巻枠
寸法と、停止巻回数とを入力する設定部と、設定部に設
定された数値から算出する計算手段と、巻回数の検出手
段と、検出した巻回数と設定した停止巻回数の比較手段
と、前記平角電線の切断および曲げを行うための巻枠の
停止位置で巻回を停止させる制御手段とを具備する、請
求項2に記載した変圧器巻線の口出し線加工装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05432999A JP3589072B2 (ja) | 1999-03-02 | 1999-03-02 | 変圧器巻線の口出し線加工方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05432999A JP3589072B2 (ja) | 1999-03-02 | 1999-03-02 | 変圧器巻線の口出し線加工方法及びその装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000252149A true JP2000252149A (ja) | 2000-09-14 |
JP3589072B2 JP3589072B2 (ja) | 2004-11-17 |
Family
ID=12967565
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP05432999A Expired - Fee Related JP3589072B2 (ja) | 1999-03-02 | 1999-03-02 | 変圧器巻線の口出し線加工方法及びその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3589072B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007080921A (ja) * | 2005-09-12 | 2007-03-29 | Nittoku Eng Co Ltd | 線材のフォーミング方法、及びそれを用いた装置 |
US7793880B2 (en) | 2008-05-15 | 2010-09-14 | Hitachi Industrial Equipment Systems Co., Ltd. | Multi-stage coil for transformer, and coil winding method and apparatus for manufacturing the same |
CN101968999A (zh) * | 2010-07-16 | 2011-02-09 | 江苏上能变压器有限公司 | 换位导线绕制的线圈结构 |
CN103646779A (zh) * | 2013-12-13 | 2014-03-19 | 保定天威集团特变电气有限公司 | 变压器螺旋式线圈首头内径侧轴向引出方法 |
-
1999
- 1999-03-02 JP JP05432999A patent/JP3589072B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007080921A (ja) * | 2005-09-12 | 2007-03-29 | Nittoku Eng Co Ltd | 線材のフォーミング方法、及びそれを用いた装置 |
JP4729372B2 (ja) * | 2005-09-12 | 2011-07-20 | 日特エンジニアリング株式会社 | 線材のフォーミング方法、及びそれを用いた装置 |
US7793880B2 (en) | 2008-05-15 | 2010-09-14 | Hitachi Industrial Equipment Systems Co., Ltd. | Multi-stage coil for transformer, and coil winding method and apparatus for manufacturing the same |
US7948347B2 (en) | 2008-05-15 | 2011-05-24 | Hitachi Industrial Equipment Systems Co., | Multi-stage coil for transformer, and coil winding method and apparatus for manufacturing the same |
CN101968999A (zh) * | 2010-07-16 | 2011-02-09 | 江苏上能变压器有限公司 | 换位导线绕制的线圈结构 |
CN103646779A (zh) * | 2013-12-13 | 2014-03-19 | 保定天威集团特变电气有限公司 | 变压器螺旋式线圈首头内径侧轴向引出方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3589072B2 (ja) | 2004-11-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP2306473B1 (en) | Wire winding device | |
CN100526166C (zh) | 用于从压紧的原材料包上去除捆线或捆带的方法以及用于实施该方法的绕线装置 | |
JP2000252149A (ja) | 変圧器巻線の口出し線加工方法及びその装置 | |
JP2021108504A (ja) | コイル成形装置 | |
EP3197809B1 (en) | Method for implementing a correct winding of a wire on a spool | |
US20040040451A1 (en) | Wire coil winding apparatus and method | |
JP3617772B2 (ja) | 静止電磁誘導電器の巻線装置 | |
JP2733128B2 (ja) | ペイオフリールの自動減速制御方法 | |
US2789775A (en) | Layer winding and reeling | |
CN214177108U (zh) | 一种自动绕线机 | |
JP7525380B2 (ja) | 巻線装置 | |
KR100815775B1 (ko) | 코일표면의 밴드스크래치 방지용 패드부착장치 | |
US2537457A (en) | Coil winding | |
US5664736A (en) | Method and apparatus for forming laminated coil | |
EP3461269B1 (en) | Wire-winding machine and method for winding a reel with juxtaposed coils | |
JPH0436766B2 (ja) | ||
JPS60172611A (ja) | 円筒形被包装物包装機 | |
JP3070026B2 (ja) | コイルリード引出線の固定方法 | |
JP3487446B2 (ja) | 巻鉄心製造装置 | |
JPS6212738B2 (ja) | ||
JPS62255341A (ja) | テ−プ巻き用のテ−プ保持装置 | |
JP4504486B2 (ja) | 巻線装置 | |
JPH0158106B2 (ja) | ||
JPS62248512A (ja) | 箔圧延機等における加工終了時の停止制御方法 | |
JPS5822265A (ja) | 線条体の整列巻取法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040301 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040315 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20040727 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20040809 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |