JP2000251391A - データ伝送方法及び電子機器 - Google Patents
データ伝送方法及び電子機器Info
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Abstract
たり、スピーカを破壊してしまうような異常音を出力す
ることを防止する。 【解決手段】 データ記録再生メディア機器20は、停
止状態(Stop)から再生状態(PB)へと動作モー
ドを遷移させ、記録媒体に記録されているデータを出力
開始する場合には、DIFモード(ディジタル入出力モ
ード)がINからOUTになると、自らの出力プラグに
おけるブロードキャストコネクションカウンタ又はポイ
ント・トゥ・ポイント・コネクションカウンタを0から
1に設定してコネクション接続状態とする。そして、デ
ータ記録再生メディア機器20は、ミュート解除前に、
tf=1のDITを1つだけ挿入する。
Description
接続されたネットワークにおいてデータを送受信するデ
ータ伝送方法及び電子機器に関する。
セットトップ・ボックスといった外部通信用のポートを
備える各種機器を相互に接続し、ネットワークを構築し
て使用することが考えられている。
は、各機器がシリアルバス等のネットワークケーブルを
介して、MPEG(Moving Picture Experts Group)デ
ータ等をパケット化し、トランスポートストリームとし
て伝送する。
ットワークシステムにおいては、データの変わり目とい
ったストリームの非連続ポイントを他の機器に通知する
ようなサポートがなされていなかった。
ムにおいては、任意の機器間で通信を行う際に、受信側
の機器におけるデマルチプレクサやデコーダに対して、
例えば時間軸が変化するような予測不可能な異常なスト
リームが突然入力された場合に、デマルチプレクサやデ
コーダ等の各部がハングアップしてしまうといった問題
を生じることがあった。また、このようなネットワーク
システムにおいては、異常なストリームを受信した機器
が、ノイズ画を表示したり、スピーカを破壊してしまう
ような異常音を出力してしまうといった問題があった。
たものであり、従来のネットワークシステムにおいて、
データを受信した機器が、ノイズ画を表示したり、スピ
ーカを破壊してしまうような異常音を出力することがな
いデータを送受信するデータ伝送方法及び電子機器を提
供することを目的とするものである。
本発明にかかるデータ伝送方法は、シリアルバスインタ
ーフェースにより複数の電子機器が接続されて構築され
たネットワーク上でデータ送受信を行うデータ伝送方法
であって、記録媒体に対して記録及び/又は再生するデ
ータのコンテンツの時間軸が変化する際に、データに非
連続情報データを挿入することを特徴としている。
は、記録媒体に対して記録及び/又は再生するデータの
非連続情報データを挿入することによって、データのコ
ンテンツの時間軸が変化していることを示す。
かるデータ伝送方法は、シリアルバスインターフェース
により複数の電子機器が接続されて構築されたネットワ
ーク上でデータ送受信を行うデータ伝送方法であって、
シリアルバスインターフェースとは異なる通信媒体を介
して外部から受信したデータのコンテンツの時間軸が変
化する際に、データに非連続情報データを挿入すること
を特徴としている。
は、シリアルバスインターフェースとは異なる通信媒体
を介して外部から受信したデータの非連続情報データを
挿入することによって、データのコンテンツの時間軸が
変化していることを示す。
かかる電子機器は、シリアルバスインターフェースによ
り複数の電子機器が接続されて構築されたネットワーク
上でデータ送受信を行う電子機器であって、記録媒体に
記録されたデータの非連続情報データを生成する生成手
段を備え、生成手段は、データのコンテンツの時間軸が
変化する際に、データに生成した非連続情報データを挿
入することを特徴としている。
機器は、記録媒体に対して記録及び/又は再生するデー
タの非連続情報データを生成してデータに挿入すること
によって、このデータのコンテンツの時間軸が変化して
いることを示す。
明にかかる電子機器は、シリアルバスインターフェース
により複数の電子機器が接続されて構築されたネットワ
ーク上でデータ送受信を行う電子機器であって、シリア
ルバスインターフェースとは異なる通信媒体を介して外
部から受信したデータの同調をとる同調手段と、シリア
ルバスインターフェース及び/又は同調手段を介して受
信したデータの非連続情報データを生成する生成手段と
を備え、生成手段は、同調手段を介して受信したデータ
のコンテンツの時間軸が変化する際に、データに生成し
た非連続情報データを挿入することを特徴としている。
機器は、シリアルバスインターフェースとは異なる通信
媒体を介して外部から受信したデータの非連続情報デー
タを生成してデータに挿入することによって、このデー
タのコンテンツの時間軸が変化していることを示す。
実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明す
る。
すように、IEEE(The Institute of Electrical an
d Electronics Engineers, Inc.)によって承認されたI
EEEStd. 1394-1995 IEEE Standard for a High Perform
ance serial Bus規格(以下、IEEE1394と略称
する。)に準拠したIEEE1394シリアルバス60
により、複数の電子機器が接続されたネットワーク(以
下、IEEE1394ネットワークと称する。)10で
ある。なお、ここでは、IEEE1394ネットワーク
上のデータ記録再生メディア機器20とチューナ機器4
0の2つの電子機器を対象とし、これらの2つの電子機
器間でデータ送受信を行うものとする。
ィア機器20は、例えば、いわゆるディジタル・ビデオ
・ホーム・システム(Digital Video Home System;D
−VHS)方式のビデオ・テープ・レコーダ(Video Ta
pe Recorder;VTR)、オーディオ・ビジュアル・ハ
ードディスクドライブ(Audio Visual Hard Disk Driv
e;AV−HDD)或いはディジタル・ビデオ・ディス
ク(Digital Video Disk;DVD)といった電子機器で
あるものとする。データ記録再生メディア機器20は、
いわゆるMPEG(Moving Picture Experts Group)方
式により圧縮されたMPEGデータを図示しない記録媒
体であるテープやディスクに記録するとともに、この圧
縮されたMPEGデータを伸張して再生出力するもので
ある。
ジタル衛星放送向けの統合受信復調装置(Integrated R
eceiver Decorder)やディジタル・テレビ(Digital Te
levision;DTV)等のチューナ機能を備えた電子機器
であり、MPEGデータを送受信するものとする。
ては、データ記録再生メディア機器20にて再生してパ
ケット化したMPEGデータをトランスポートストリー
ム(以下、MPEG−TSと略記する。)としてチュー
ナ機器40へと送信し、受信したMPEG−TSをチュ
ーナ機器40にてアンパケット化して伸張する。また、
IEEE1394ネットワーク10においては、チュー
ナ機器40にて受信してパケット化したMPEG−TS
をデータ記録再生メディア機器20へと送信し、受信し
たMPEG−TSをデータ記録再生メディア機器20に
てアンパケット化して記録媒体に記録する。
0及びチューナ機器40は、それぞれ、図2及び図3に
示すような各部を備える。
0は、図2に示すように、記録媒体に対するデータの記
録及び/又は再生の動作を制御する記録再生制御部21
と、記録媒体に記録されているデータの変わり目を検出
する検出手段であるデータ検出部22と、外部とのデー
タのインターフェースを行うIEEE1394インター
フェース(以下、IEEE1394I/Fと略記す
る。)23と、各部を制御するとともに、後述する非連
続情報データを生成する生成手段としての機能を有する
制御マイコン24とを備える。
コン24の制御のもとに、テープやディスク等の記録媒
体に対するデータの記録及び/又は再生の動作を制御す
る。すなわち、記録再生制御部21は、例えば、記録媒
体であるテープの動作の制御や、記録媒体に記録されて
いるデータの再生及び可変速再生といった再生動作の制
御や、再生しているデータの停止及び一時停止といった
停止動作の制御や、記録媒体に対するデータの記録及び
一時記録停止といった記録動作の制御を行うための制御
信号を制御マイコン24から受信し、記録媒体の動作を
制御する。
やアナログデータとディジタルデータとの境界といった
記録媒体に記録されているデータの変わり目を検出し
て、制御マイコン24にその検出結果を送信する。
パケット分割及びパケット化されたデータのアンパケッ
ト化等の処理を施すリンクIC25と、このリンクIC
25とIEEE1394シリアルバス60との間で電気
信号のビット列としてデータの受け渡しを行うフィジカ
ル・レイヤ26とを有する。
るデータをミュートするか否かにより切り換えられる切
換スイッチ27と、データを記録するか再生するかに応
じて切り換えられる切換スイッチ28と、記録再生する
データを一時記憶することにより、制御マイコン24か
ら受信した後述するデータの非連続情報データ(Discon
tinuity Information Table;以下、DITと略記す
る。)をデータに挿入するためのバッファの役割を果た
すメモリ29と、記録媒体から再生したデータをパケッ
ト化してMPEG−TSとする1394パケット化部3
0と、外部から受信したMPEG−TSのパケット化を
解く1394アンパケット化部31と、物理層であるフ
ィジカル・レイヤ26とのインターフェースであるフィ
ジカルI/F32とを有する。
1394シリアルバス60を介して外部から伝送されて
きたMPEG−TSを受信するとともに、記録媒体に記
録されているデータに処理を施してMPEG−TSとし
てIEEE1394シリアルバス60に流し、外部へと
送信する。
御部21、データ検出部22、IEEE1394I/F
23を制御する。すなわち、制御マイコン24は、記録
再生制御部21に対して、上述した記録媒体の動作を制
御するための制御信号を送信して制御する。また、制御
マイコン24は、データ検出部22からデータの変わり
目を検出した結果を受信する。さらに、制御マイコン2
4は、動作モードに応じて切換スイッチ27,28を制
御するとともに、データの送信、受信或いは同時送受信
状態を決定してメモリ29に対するデータの入出力制御
のための制御信号を送信して制御する。さらにまた、制
御マイコン24は、メモリ29に保持されているデータ
を消去するための制御信号や、データに挿入するDIT
を、メモリ29に送信して制御する。また、制御マイコ
ン24は、決定した送受信方向にしたがって、IEC
(International Electrotechnical Commission;国際
電気標準会議)61883にしたがったコネクションマ
ネージメントに準拠して、1394パケット化部30及
び1394アンパケット化部31に対して機器間の論理
的な接続及び切断を管理するコネクション制御のための
制御信号を送信して制御する。
0は、IEEE1394シリアルバス60を介して外部
からMPEG−TSを受信して上述した各種処理を施
し、データを記録媒体に記録するとともに、記録媒体に
記録されているデータを再生して各種処理を施し、得ら
れたMPEG−TSをIEEE1394シリアルバス6
0を介して外部へと送信する。
うに、外部とのデータのインターフェースを行うIEE
E1394I/F41と、外部から受信した多重化され
たデータを複数の信号に分離するとともに、データの時
間軸の変わり目を検出する検出手段としての機能を有す
るデマルチプレクサ42と、受信したデータをデコード
するデコーダ43と、IEEE1394シリアルバス6
0ではなく、ディジタル衛星放送等の他の通信媒体を介
して受信したデータの同調をとる同調手段であるチュー
ナ部44と、動作モードに応じてデマルチプレクサ42
とチューナ部44とを選択して接続する切換スイッチ4
5と、各部を制御するとともに、上述した非連続情報デ
ータであるDITを生成する生成手段としての機能を有
する制御マイコン46とを備える。
C48とIEEE1394シリアルバス60との間で電
気信号のビット列としてデータの受け渡しを行うフィジ
カル・レイヤ47と、データのパケット分割及びパケッ
ト化されたデータのアンパケット化等の処理を施すリン
クIC48とを有する。
ル・レイヤ47とのインターフェースであるフィジカル
I/F49と、チューナ部44で受信したデータをパケ
ット化してMPEG−TSとする1394パケット化部
50と、IEEE1394シリアルバス60を介して外
部から受信したMPEG−TSのパケット化を解く13
94アンパケット化部51と、受信したデータを一時記
憶することにより、制御マイコン46から受信したDI
Tをデータに挿入するためのバッファの役割を果たすメ
モリ52と、IEEE1394シリアルバス60を介し
て受信したデータをデコードするかチューナ部44で受
信したデータを図示しないモニタやスピーカ、図示しな
いアナログデータを扱うVTR或いは外部へと出力する
かに応じて切り換えられる切換スイッチ53と、IEE
E1394シリアルバス60を介して受信したデータ或
いはチューナ部44で受信したデータをミュートするか
否かにより切り換えられる切換スイッチ54とを有す
る。
1394シリアルバス60を介して外部から伝送されて
きたMPEG−TSを受信するとともに、チューナ部4
4で受信したデータに処理を施してMPEG−TSとし
てIEEE1394シリアルバス60に流し、外部へと
送信する。
た多重化されたデータを複数の信号に分離する。そし
て、デマルチプレクサ42は、分離して得られた異なる
データの境界やアナログデータとディジタルデータとの
境界といったデータの変わり目を検出して、制御マイコ
ン46にその検出結果を送信する。
分離されたデータをデコードする。
媒体を介してデータを受信し、同調をとる。チューナ部
44は、制御マイコン46の制御のもとに、チューニン
グ制御を行う。
制御のもとに、デマルチプレクサ42とチューナ部44
とを選択して接続し、データの経路を切り換える。すな
わち、切換スイッチ45は、IEEE1394シリアル
バス60を介して受信したデータをデコードする場合に
は、デマルチプレクサ42と接続する。また、切換スイ
ッチ45は、チューナ部44で受信したデータをモニタ
やスピーカ、VTR或いは外部へと出力する場合には、
チューナ部44と接続する。
394I/F41、デマルチプレクサ42、デコーダ4
3、チューナ部44を制御する。すなわち、制御マイコ
ン46は、IEC61883にしたがったコネクション
マネージメントに準拠して、1394パケット化部50
及び1394アンパケット化部51に対して機器間の論
理的な接続及び切断を管理するコネクション制御のため
の制御信号を送信して制御する。また、制御マイコン4
6は、メモリ52に保持されているデータを消去するた
めの制御信号や、データに挿入するDITを、メモリ5
2に送信して制御する。さらに、制御マイコン46は、
メモリ52と切換スイッチ45,53に対して、IEE
E1394シリアルバス60を介して受信したデータを
デコードするかチューナ部44で受信したデータをモニ
タやスピーカ、VTR或いは外部へと出力するかに応じ
て動作モードを変更するための制御信号を送信して制御
するとともに、これらのデータをミュートするか否かを
制御するための制御信号を切換スイッチ54に送信して
制御する。さらにまた、制御マイコン46は、デマルチ
プレクサ42からデータの変わり目を検出した結果を受
信するとともに、チューナ部44に対して、チューニン
グ制御のための制御信号を送信して制御する。
1394シリアルバス60を介して外部からMPEG−
TSを受信して上述した各種処理を施すとともに、チュ
ーナ部44で受信したデータに各種処理を施し、得られ
たMPEG−TSをモニタやスピーカ、VTR或いは外
部へと出力する。
ては、データ記録再生メディア機器20及びチューナ機
器40の制御マイコン24及び制御マイコン46が、そ
れぞれのメモリ29,52に対して、コンテンツの時間
軸やサービスが変化した場合に上述したDITを送信
し、このDITをデータに挿入する。このDITとは、
欧州ディジタル放送であるDVB(Digital Video Broa
dcasting)システムで規定されているサービス情報(Se
rvice Information)の一種である。このDITは、ト
ランジション・フラグ(transition_flag;以下、tf
と略記する。)という1ビットのフラグをシンタックス
(syntax)として有する。
の種類を示す。tfは、1である場合には、状態遷移
が、MPEG−TSにおけるソースデータが変化したた
めに生じたことを示す。このソースデータの変化は、M
PEG−TS自体の変化であり得るとともに、例えば、
時間シフトの場合のように、MPEG−TSにおける位
置の変化でもあり得る。すなわち、tfは、1である場
合には、ソースデータが非連続であることを示すもので
ある。また、tfは、0である場合には、状態遷移が、
選択のみの変化のために生じたことを示す。すなわち、
データが、同一の位置で同一のTS内に滞在しており、
連続していることを示す。
について、DITを挿入すべき場合にわけて説明する。
き場合としては、記録媒体に記録されているDITを再
生しているときが挙げられる。具体的には、例えば、デ
ータ記録再生メディア機器20の記録媒体に記録されて
いる不連続なMPEG−TSに付随しているDITを再
生しているときである。
EEE1394シリアルバス60を介してデータ記録再
生メディア機器20から受信してアンパケット化したデ
ータに対して、チャンネルを切り換える際に、DITを
挿入する。
き場合としては、データ出力開始時が挙げられる。具体
的には、例えば、データ記録再生メディア機器20が停
止状態(Stop)から再生状態(playback;PB)へ
と動作モードを遷移させ、記録媒体に記録されているデ
ータを出力開始する場合である。
機器20における動作モード、データ記録再生メディア
機器20のコネクションマネージメントを行う部分にお
けるディジタル入出力モード(Digital Input Output M
ode;以下、DIFモードと記す。)、データ記録再生
メディア機器20の制御マイコン24からスイッチ27
に送られるミュート制御のための制御信号、MPEG−
TSパケットの時間変化は、それぞれ、図4に示すよう
なタイミングチャートで表される。すなわち、データ記
録再生メディア機器20は、DIFモードが入力(I
N)から出力(OUT)になると、データの論理的な出
入口である自らの出力プラグ(Output Plug Control Re
gister;以下、oPCRと略記する。)におけるブロー
ドキャストコネクションカウンタ(Broadcast Connecti
on Counter;以下、Bccと略記する。)又はポイント
・トゥ・ポイント・コネクションカウンタ(Point to P
ointConnection Counter;以下、Pccと略記する。)
を0から1に設定してコネクション接続状態とする。そ
して、データ記録再生メディア機器20は、ミュート解
除前に、tf=1のDITを1つ挿入する。なお、同図
中におけるEmptyとは、空パケットを示すものであ
る。
のときのデータ出力開始時も含まれる。具体的には、例
えば、データ記録再生メディア機器20がダビング中に
おいて停止状態から再生状態へと動作モードを遷移さ
せ、記録媒体に記録されているデータを出力開始する場
合である。
ィア機器20は、ミュート解除前に、tf=1のDIT
を1つ挿入する。
0における一連の処理は、図5に示すようなものにな
る。すなわち、データ記録再生メディア機器20は、ス
テップS1において、制御マイコン24からスイッチ2
7に対して制御信号を送信し、IEEE1394I/F
23へデータが入力されないように、ミュートがONの
状態にするとともに、制御マイコン24からIEEE1
394I/F23におけるメモリ29に対して制御信号
を送信し、メモリ29に保持されているデータをクリア
する。
は、ステップS2において、動作モードが一時停止状態
(Pause)又は例えば、再生一時停止(PBpau
se)、早巻き(Cue)、早巻戻し(Revie
w)、スロー再生(Slow)といった可変速再生状態
であるかを判別する。
る場合には、データ記録再生メディア機器20は、ステ
ップS5において、oPCRでBcc又はPccが1以
上であるか否か、すなわち、コネクション接続状態であ
るか否かを判別する。
もに0であった場合には、データ記録再生メディア機器
20は、ステップS7の処理へと移行する。
上であった場合には、データ記録再生メディア機器20
は、ステップS6の処理へと移行する。
は、ステップS2において一時停止状態又は可変速状態
でないと判別した場合には、ステップS3において、o
PCRでBcc及びPccがともに0であるか否かを判
別する。
以上であった場合には、データ記録再生メディア機器2
0は、ステップS6の処理へと移行する。
に0であった場合には、データ記録再生メディア機器2
0は、ステップS4において、oPCRにおけるBcc
又はPccに1を加算する。
は、ステップS6において、制御マイコン24からメモ
リ29に対してtf=1のDITを送信し、このDIT
をデータに挿入する。
ップS7において、再生状態に遷移した後、ステップS
8において、制御マイコン24からスイッチ27に対し
て制御信号を送信し、IEEE1394I/F23へデ
ータが入力されるように、ミュートがOFFの状態に
し、一連の処理を終了する。
おいては、DIFモードが出力であって、リモート制御
により自らのoPCRがBcc=0又はPcc=0に設
定された場合には、DITを挿入しないようにする。
録再生メディア機器20は、上述したタイミングにおい
てDITを挿入する。データ記録再生メディア機器20
は、DITが挿入されたデータを1394パケット化部
30においてパケット化し、MPEG−TSとしてIE
EE1394シリアルバス60を介して外部へと出力す
る。
生メディア機器20から送信されたMPEG−TSを受
信し、図6に示すような一連の処理を行い再生出力す
る。
すように、ステップS11において、制御マイコン46
によって、デコーダ43と図示しないD/A(Digital
to Analog)コンバータとの入力段及び出力段をミュー
トがONの状態にするように指示し、異常な映像や音声
の出力処理を一時停止するとともに、デマルチプレクサ
42の入力段及び出力段をミュートがONの状態にする
ように指示し、異常なストリームが入力されないように
する。
2において、制御マイコン46からIEEE1394I
/F41におけるメモリ52に対して制御信号を送信
し、メモリ52に保持されているデータをクリアする。
なお、ここでは、データの加工等のためにチューナ機器
40の各部が使用する図示しないメモリがある場合に
は、それらのメモリもクリアする。
3において、必要に応じて、各部の初期化又は一時停止
状態から復帰した際に必要となるデータの設定を行う。
14において、制御マイコン46によって、デマルチプ
レクサ42の入力段をミュートがOFFの状態にするよ
うに指示し、1394アンパケット化部51においてア
ンパケット化されて入力されてくるストリームの同期バ
イトを検出した後、ストリームが安定して入力している
ことを確認する。
15において、制御マイコン46によって、デマルチプ
レクサ42の出力段とデコーダ43の出力段とをミュー
トがOFFの状態にするように指示し、デコーダ43に
入力されているストリームが安定してデコードされてい
ることを確認する。
16において、デコーダ43の出力段と、D/Aコンバ
ータの入力段及び出力段とをミュートがOFFの状態に
するように指示して、モニタやスピーカ、VTR等の接
続されている電子機器に対してデータを再び出力し、正
常な映像や音声の再生を再開する。
器40は、制御マイコン46の制御のもとに適切にデー
タをデコードすることができ、デマルチプレクサ42や
デコーダ43等の各部がハングアップしてしまうことが
なく、ノイズ画を表示したり、スピーカを破壊してしま
うような異常音を出力することがなくなる。
べき場合として挙げられるデータ出力停止時について説
明する。具体的には、例えば、データ記録再生メディア
機器20が再生状態から停止状態へと動作モードを遷移
させる場合である。
機器20における動作モード、データ記録再生メディア
機器20におけるDIFモード、データ記録再生メディ
ア機器20の制御マイコン24からスイッチ27に送ら
れるミュート制御のための制御信号、MPEG−TSパ
ケットの時間変化は、それぞれ、図7に示すようなタイ
ミングチャートで表される。すなわち、データ記録再生
メディア機器20は、DIFモードが出力から入力にな
ると、ミュート設定してから自らのoPCRにおけるB
cc>0又はPcc>0を0に設定する前に、tf=1
のDITを1つ挿入する。
のときのデータ出力停止時も含まれる。具体的には、例
えば、データ記録再生メディア機器20がダビング中に
おいて再生状態から停止状態へと動作モードを遷移させ
る場合である。
ィア機器20は、tf=1のDITを1つ挿入する。
0における一連の処理は、図8に示すようなものにな
る。すなわち、データ記録再生メディア機器20は、ス
テップS21において、制御マイコン24からスイッチ
27に対して制御信号を送信し、IEEE1394I/
F23へデータが入力されないように、ミュートがON
の状態にするとともに、制御マイコン24からIEEE
1394I/F23におけるメモリ29に対して制御信
号を送信し、メモリ29に保持されているデータをクリ
アする。
は、ステップS22において、動作モードが再生状態で
あるかを判別する。
記録再生メディア機器20は、ステップS26におい
て、oPCRでBcc又はPccが1以上であるか否
か、すなわち、コネクション接続状態であるか否かを判
別する。
もに0であった場合には、データ記録再生メディア機器
20は、ステップS28の処理へと移行する。
上であった場合には、データ記録再生メディア機器20
は、ステップS27において、oPCRにおけるBcc
又はPccから1を減算する。
は、ステップS22において再生状態であると判別した
場合には、ステップS23において、oPCRでBcc
又はPccが1以上であるか否かを判別する。
もに0であった場合には、データ記録再生メディア機器
20は、ステップS28の処理へと移行する。
上であった場合には、データ記録再生メディア機器20
は、ステップS24において、制御マイコン24からメ
モリ29に対してtf=1のDITを送信し、このDI
Tをデータに挿入する。
は、ステップS25において、oPCRにおけるBcc
又はPccから1を減算する。
は、ステップS28において、停止状態に遷移した後、
ステップS29において、制御マイコン24からスイッ
チ27に対して制御信号を送信し、IEEE1394I
/F23へデータが入力されるように、ミュートがOF
Fの状態にし、一連の処理を終了する。
おいては、このような処理を、動作モードが再生状態か
ら早巻き状態又は早巻戻し状態に遷移する場合にも適用
できる。
録再生メディア機器20は、上述したタイミングにおい
てDITを挿入する。データ記録再生メディア機器20
は、再生していたデータが停止されたことを示すDIT
が挿入されたデータを1394パケット化部30におい
てパケット化し、MPEG−TSとしてIEEE139
4シリアルバス60を介して外部へと出力する。
ナ機器40は、先に図6に示したような一連の処理を行
い、データを再生する。このようにすることによって、
チューナ機器40は、制御マイコン46の制御のもとに
適切にデータをデコードすることができ、突然の再生状
態から停止状態への遷移にもデマルチプレクサ42やデ
コーダ43等の各部がハングアップしてしまうことがな
く、ノイズ画を表示したり、スピーカを破壊してしまう
ような異常音を出力することがなくなる。
べき場合として挙げられるIEC61883にしたがっ
たコネクションルールに基づいたデータ出力乗っ取り時
について説明する。なお、ここでは、データ記録再生メ
ディア機器20が、チューナ機器40が使用しているデ
フォルトチャンネルを乗っ取り出力する場合について述
べる。
機器20における動作モード、データ記録再生メディア
機器20におけるDIFモード、チューナ機器40のo
PCRのBcc、MPEG−TSパケットの時間変化
は、それぞれ、図9に示すようなタイミングチャートで
表される。すなわち、データ記録再生メディア機器20
は、チューナ機器40のoPCRのBccを1から0に
設定し、さらに、自らのoPCRにおけるBcc又はP
ccを0から1に設定する。そして、データ記録再生メ
ディア機器20は、ミュート解除前に、tf=1のDI
Tを1つ挿入する。
0における一連の処理は、図10に示すようなものにな
る。すなわち、データ記録再生メディア機器20は、ス
テップS31において、制御マイコン24からスイッチ
27に対して制御信号を送信し、IEEE1394I/
F23へデータが入力されないように、ミュートがON
の状態にするとともに、制御マイコン24からIEEE
1394I/F23におけるメモリ29に対して制御信
号を送信し、メモリ29に保持されているデータをクリ
アする。
は、ステップS32において、動作モードを再生及び出
力状態にする。
は、ステップS33において、チューナ機器40のoP
CRのBccを1から0に設定する。
は、ステップS34において、自らのoPCRのBcc
又はPccを0から1に設定する。
は、ステップS35において、制御マイコン24からメ
モリ29に対してtf=1のDITを送信し、このDI
Tをデータに挿入する。
ップS36において、制御マイコン24からスイッチ2
7に対して制御信号を送信し、IEEE1394I/F
23へデータが入力されるように、ミュートがOFFの
状態にし、一連の処理を終了する。
録再生メディア機器20は、上述したタイミングにおい
て2つのDITをデータに挿入し、1394パケット化
部30においてパケット化して、MPEG−TSとして
IEEE1394シリアルバス60を介して外部へと出
力する。
器40は、先に図6に示したような一連の処理を行い、
データを再生する。このようにすることによって、チュ
ーナ機器40は、制御マイコン46の制御のもとに適切
にデータをデコードすることができ、突然のサービス変
更にもデマルチプレクサ42やデコーダ43等の各部が
ハングアップしてしまうことがなく、ノイズ画を表示し
たり、スピーカを破壊してしまうような異常音を出力す
ることがなくなる。
べき場合として挙げられるデータ記録再生メディア機器
20から出力されたMPEG−TSが可変速再生に対応
できない場合について説明する。
機器20は、そのメカモードが可変速再生状態に遷移す
るとき、DITを挿入し、可変速再生中には、ミュート
設定して空パケットを出力する。具体的には、データ記
録再生メディア機器20は、通常の再生状態から再生一
時停止、早巻き、早巻戻し、スロー再生といった可変速
再生状態へと遷移する際に、tf=1のDITを1つデ
ータに挿入する。一方、データ記録再生メディア機器2
0は、再生一時停止、早巻き、早巻戻し、スロー再生と
いった可変速再生状態から通常の再生状態へと遷移する
際にも、tf=1のDITを1つデータに挿入する。た
だし、データ記録再生メディア機器20においては、再
生一時停止、早巻き、早巻戻し、スロー再生といった可
変速再生状態から停止状態へと遷移する際には、DIT
を挿入する必要はない。
0における一連の処理は、図11に示すようなものにな
る。すなわち、データ記録再生メディア機器20は、ス
テップS41において、制御マイコン24からスイッチ
27に対して制御信号を送信し、IEEE1394I/
F23へデータが入力されないように、ミュートがON
の状態にするとともに、制御マイコン24からIEEE
1394I/F23におけるメモリ29に対して制御信
号を送信し、メモリ29に保持されているデータをクリ
アする。
は、ステップS42において、動作モードが再生状態で
あるかを判別する。
記録再生メディア機器20は、ステップS46におい
て、oPCRでBcc又はPccが1以上であるか否
か、すなわち、コネクション接続状態であるか否かを判
別する。
もに0であった場合には、データ記録再生メディア機器
20は、ステップS48の処理へと移行する。
上であった場合には、データ記録再生メディア機器20
は、ステップS47において、制御マイコン24からメ
モリ29に対してtf=1のDITを送信して、このD
ITをデータに挿入し、ステップS48の処理へと移行
する。
は、ステップS42において再生状態でなく停止状態で
あると判別した場合には、ステップS43において、o
PCRでBcc又はPccが1以上であるか否かを判別
する。
もに0であった場合には、データ記録再生メディア機器
20は、ステップS48の処理へと移行する。
上であった場合には、データ記録再生メディア機器20
は、ステップS44において、制御マイコン24からメ
モリ29に対してtf=1のDITを送信し、このDI
Tをデータに挿入する。
は、ステップS45において、oPCRにおけるBcc
又はPccから1を減算する。
は、ステップS48において、可変速再生状態に遷移し
た後、ステップS49において、制御マイコン24から
スイッチ27に対して制御信号を送信し、IEEE13
94I/F23へデータが入力されるように、ミュート
がOFFの状態にし、一連の処理を終了する。
おいては、このような処理を、動作モードが一時停止状
態に遷移する場合にも適用できる。
録再生メディア機器20は、上述したタイミングにおい
てDITを挿入する。データ記録再生メディア機器20
は、DITが挿入されたデータを1394パケット化部
30においてパケット化し、MPEG−TSとしてIE
EE1394シリアルバス60を介して外部へと出力す
る。
ナ機器40は、先に図6に示したような一連の処理を行
い、データを再生する。このようにすることによって、
チューナ機器40は、制御マイコン46の制御のもとに
適切にデータをデコードすることができ、突然の可変速
再生状態又は一時停止状態への遷移にもデマルチプレク
サ42やデコーダ43等の各部がハングアップしてしま
うことがなく、ノイズ画を表示したり、スピーカを破壊
してしまうような異常音を出力することがなくなる。
べき場合として挙げられるコンテンツが変化する変わり
目がある場合について説明する。具体的には、例えば、
MPEGコンテンツの継ぎとりや、MPEGコンテンツ
の上書き記録といったように、2つの互いに異なるプロ
グラムA及びプログラムBのディジタルコンテンツが連
続してデータ記録再生メディア機器20の記録媒体に記
録されているときである。
機器20の記録媒体に記録されているMPEGコンテン
ツ、MPEG−TSパケットの時間変化、データ記録再
生メディア機器20の制御マイコン24からスイッチ2
7に送られるミュート制御のための制御信号は、それぞ
れ、図12に示すようなタイミングチャートで表され
る。すなわち、データ記録再生メディア機器20は、プ
ログラムAからプログラムBへと遷移する際に、tf=
1のDITを1つ挿入する。
は、記録媒体におけるMPEGコンテンツの変わり目
が、例えば、コンテンツと未記録部分との境界である場
合や、D−VHSのようにディジタルコンテンツ及びア
ナログコンテンツの両方を記録可能であって、これらの
コンテンツの記録部分が混在している際のディジタルコ
ンテンツとアナログコンテンツとの境界である場合にも
DITを挿入する。
機器20の記録媒体に記録されているMPEGコンテン
ツ、MPEG−TSパケットの時間変化、データ記録再
生メディア機器20の制御マイコン24からスイッチ2
7に送られるミュート制御のための制御信号は、それぞ
れ、図13に示すようなタイミングチャートで表され
る。すなわち、データ記録再生メディア機器20は、記
録媒体において、ディジタルコンテンツが記録されてい
る部分から、未記録部分やアナログコンテンツが記録さ
れている部分へと再生する際には、tf=1のDITを
1つ挿入する。また、データ記録再生メディア機器20
は、記録媒体において、未記録部分やアナログコンテン
ツが記録されている部分から、ディジタルコンテンツが
記録されている部分へと再生する際には、tf=1のD
ITを1つ挿入する。
0における一連の処理は、図14に示すようなものにな
る。すなわち、データ記録再生メディア機器20は、ス
テップS51において、制御マイコン24からスイッチ
27に対して制御信号を送信し、IEEE1394I/
F23へデータが入力されないように、ミュートがON
の状態にするとともに、制御マイコン24からIEEE
1394I/F23におけるメモリ29に対して制御信
号を送信し、メモリ29に保持されているデータをクリ
アする。
は、ステップS52において、ディジタルコンテンツの
変わり目があるか否かを判別する。
がある場合には、データ記録再生メディア機器20は、
ステップS56において、制御マイコン24からメモリ
29に対してtf=1のDITを送信して、このDIT
をデータに挿入し、ステップS57の処理へと移行す
る。
ない場合には、データ記録再生メディア機器20は、ス
テップS53において、記録媒体において、ディジタル
コンテンツの部分から、未記録部分やアナログコンテン
ツの部分へと連続して記録されているか否かを判別す
る。
ら、未記録部分やアナログコンテンツの部分へと連続し
て記録されている場合には、データ記録再生メディア機
器20は、ステップS55において、制御マイコン24
からメモリ29に対してtf=1のDITを送信して、
このDITをデータに挿入し、ステップS57の処理へ
と移行する。
部分から、ディジタルコンテンツの部分へと連続して記
録されている場合にも、データ記録再生メディア機器2
0は、ステップS54において、制御マイコン24から
メモリ29に対してtf=1のDITを送信し、このD
ITをデータに挿入する。
は、ステップS57において、制御マイコン24からス
イッチ27に対して制御信号を送信し、IEEE139
4I/F23へデータが入力されるように、ミュートが
OFFの状態にし、一連の処理を終了する。
録再生メディア機器20は、MPEGコンテンツの変わ
り目に応じて、上述したタイミングにおいてDITをデ
ータに挿入し、1394パケット化部30においてパケ
ット化して、MPEG−TSとしてIEEE1394シ
リアルバス60を介して外部へと出力する。
器40は、先に図6に示したような一連の処理を行い、
データを再生する。このようにすることによって、チュ
ーナ機器40は、制御マイコン46の制御のもとに適切
にデータをデコードすることができ、突然のサービス変
更にもデマルチプレクサ42やデコーダ43等の各部が
ハングアップしてしまうことがなく、ノイズ画を表示し
たり、スピーカを破壊してしまうような異常音を出力す
ることがなくなる。
べき場合として挙げられるデータ記録開始時及びデータ
記録停止時について説明する。具体的には、例えば、デ
ータ記録再生メディア機器20が、停止状態から記録状
態へと動作モードを遷移させる場合や、記録状態から停
止状態へと動作モードを遷移させる場合である。
機器20は、記録媒体にデータを記録する際には、最初
にtf=1のDITを1つ記録してから、データの記録
を開始する。また、データ記録再生メディア機器20
は、記録媒体へのデータの記録を停止又は一時停止する
際には、記録されたデータの最後にtf=1のDITを
1つ記録してから、停止状態又は一時停止状態へと遷移
する。
タ記録再生メディア機器20は、上述したタイミングに
おいてDITを挿入する。そして、データ記録再生メデ
ィア機器20は、このデータを再生する際には、139
4パケット化部30においてデータをパケット化して、
MPEG−TSとしてIEEE1394シリアルバス6
0を介して外部へと出力する。
0は、先に図6に示したような一連の処理を行い、デー
タを再生する。このようにすることによって、チューナ
機器40は、制御マイコン46の制御のもとに適切にデ
ータをデコードすることができ、デマルチプレクサ42
やデコーダ43等の各部がハングアップしてしまうこと
がなく、ノイズ画を表示したり、スピーカを破壊してし
まうような異常音を出力することがなくなる。
器20は、動作モードやコンテンツの変化に応じて、デ
ータにDITを挿入する。なお、これらの処理は、チュ
ーナ機器40にも適用できるものであることはいうまで
もない。
ケーブル等を経由してチューナ部44で受信しているサ
ービスを選局された異なるサービスに変え、そのサービ
スのストリームをIEEE1394シリアルバス60へ
と出力する場合に、データにDITを挿入する。
部44で受信したサービスの変化に応じて、制御マイコ
ン46からメモリ52に対してDITを送信してデータ
に挿入する。そして、チューナ機器40は、DITが挿
入されたデータを1394パケット化部50でパケット
化し、MPEG−TSとしてIEEE1394シリアル
バス60上に出力する。
再生メディア機器20がこのMPEG−TSを受信した
場合には、データ記録再生メディア機器20は、制御マ
イコン24の制御のもとに安定したデータを記録媒体に
記録することができる。
形態として示すIEEE1394ネットワーク10にお
いては、データにDITを挿入することによって、デー
タを受信する電子機器がハングアップすることを回避す
ることができる。したがって、ユーザは、ノイズ画とい
った目障りな映像や、スピーカを破壊してしまうような
異常音を体験することがなくなる。
DITを挿入するタイミング等のDITに関する運用方
法のガイドラインを定めることができる。
定されるものではなく、例えば、IEEE1394ネッ
トワークのみではなく、いわゆるイーサネットやUSB
(Universal Serial Bus)等のディジタルシリアルバス
で構築されたネットワークにも適用できるものである。
メディア機器20やチューナ機器40のみに適用可能な
ものではなく、例えば家電機器に外部通信機能を備えた
ものやコンピュータのように、MPEG−TSを送受信
できる電子機器も適用できるものである。
するMPEGビューア機器も対象とすることができる。
範囲で適宜変更が可能であることはいうまでもない。
かるデータ伝送方法は、シリアルバスインターフェース
により複数の電子機器が接続されて構築されたネットワ
ーク上でデータ送受信を行うデータ伝送方法であって、
記録媒体に対して記録及び/又は再生するデータのコン
テンツの時間軸が変化する際に、データに非連続情報デ
ータを挿入することによって、このデータを外部へと出
力した際に、このデータを受信した電子機器が、データ
のコンテンツの時間軸が変化していることを知ることが
でき、各部がハングアップしてしまうことを回避するこ
とが可能となるとともに、ノイズ画を表示したり、スピ
ーカを破壊してしまうような異常音を出力することも回
避可能となる。
シリアルバスインターフェースにより複数の電子機器が
接続されて構築されたネットワーク上でデータ送受信を
行うデータ伝送方法であって、シリアルバスインターフ
ェースとは異なる通信媒体を介して外部から受信したデ
ータのコンテンツの時間軸が変化する際に、データに非
連続情報データを挿入することによって、このデータを
シリアルバスインターフェースを介して外部へと出力し
た際に、このデータを受信した電子機器が、データのコ
ンテンツの時間軸が変化していることを知ることができ
る。したがって、本発明にかかるデータ伝送方法は、デ
ータを受信した電子機器の各部がハングアップしてしま
うことを回避することができ、ノイズ画を表示したり、
スピーカを破壊してしまうような異常音を出力すること
も回避することができる。
アルバスインターフェースにより複数の電子機器が接続
されて構築されたネットワーク上でデータ送受信を行う
電子機器であって、記録媒体に記録されたデータの非連
続情報データを生成する生成手段を備え、データのコン
テンツの時間軸が変化する際に、データに、この生成手
段により生成した非連続情報データを挿入するため、こ
のデータを外部へと出力した際に、このデータを受信し
た他の電子機器が、データのコンテンツの時間軸が変化
していることを知ることができ、各部がハングアップし
てしまうことを回避することができるとともに、ノイズ
画を表示したり、スピーカを破壊してしまうような異常
音を出力することも回避することができる。
シリアルバスインターフェースにより複数の電子機器が
接続されて構築されたネットワーク上でデータ送受信を
行う電子機器であって、シリアルバスインターフェース
とは異なる通信媒体を介して外部から受信したデータの
同調をとる同調手段と、シリアルバスインターフェース
及び/又は同調手段を介して受信したデータの非連続情
報データを生成する生成手段とを備え、同調手段を介し
て受信したデータのコンテンツの時間軸が変化する際
に、データに、生成手段によって生成した非連続情報デ
ータを挿入するため、このデータをシリアルバスインタ
ーフェースを介して外部へと出力した際に、このデータ
を受信した電子機器が、データのコンテンツの時間軸が
変化していることを知ることができる。したがって、本
発明にかかる電子機器は、データを受信した電子機器の
各部がハングアップしてしまうことを回避することを可
能とするとともに、ノイズ画を表示したり、スピーカを
破壊してしまうような異常音を出力することも回避する
ことが可能となる。
4ネットワークの構成を説明するブロック図である。
録再生メディア機器の構成を説明するブロック図であ
る。
機器の構成を説明するブロック図である。
生状態へと遷移する場合におけるDIT挿入に関するタ
イミングチャートである。
生状態へと遷移する場合にDITを挿入する際の一連の
工程を説明するフローチャートである。
チューナ機器における一連の工程を説明するフローチャ
ートである。
止状態へと遷移する場合におけるDIT挿入に関するタ
イミングチャートである。
止状態へと遷移する場合にDITを挿入する際の一連の
工程を説明するフローチャートである。
るチャンネルを乗っ取り出力する場合におけるDIT挿
入に関するタイミングチャートである。
器が使用しているチャンネルを乗っ取り出力する場合に
DITを挿入する際の一連の工程を説明するフローチャ
ートである。
ストリームが可変速再生に対応できない場合にDITを
挿入する際のデータ記録再生メディア機器における一連
の工程を説明するフローチャートである。
連続してデータ記録再生メディア機器の記録媒体に記録
されている場合におけるDIT挿入に関するタイミング
チャートである。
と未記録部分とが混在してデータ記録再生メディア機器
の記録媒体に記録されている場合におけるDIT挿入に
関するタイミングチャートである。
と未記録部分とが混在してデータ記録再生メディア機器
の記録媒体に記録されている場合にDITを挿入する際
のデータ記録再生メディア機器における一連の工程を説
明するフローチャートである。
記録再生メディア機器、 21 記録再生制御部、 2
2 データ検出部、 23,41 IEEE1394I
/F、 24,46 制御マイコン、 40 チューナ
機器、 42デマルチプレクサ、 43 デコーダ、
44 チューナ部、 60 IEEE1394シリアル
バス
Claims (28)
- 【請求項1】 シリアルバスインターフェースにより複
数の電子機器が接続されて構築されたネットワーク上で
データ送受信を行うデータ伝送方法であって、 記録媒体に対して記録及び/又は再生するデータのコン
テンツの時間軸が変化する際に、上記データに非連続情
報データを挿入することを特徴とするデータ伝送方法。 - 【請求項2】 上記記録媒体に記録されたデータのコン
テンツの時間軸の変わり目を検出することを特徴とする
請求項1記載のデータ伝送方法。 - 【請求項3】 上記記録媒体に記録されたデータの出力
開始時に、このデータに上記非連続情報データを挿入す
ることを特徴とする請求項1記載のデータ伝送方法。 - 【請求項4】 上記記録媒体に記録されたデータの出力
停止時に、このデータに上記非連続情報データを挿入す
ることを特徴とする請求項1記載のデータ伝送方法。 - 【請求項5】 上記ネットワーク上の他の電子機器が使
用しているチャンネルを乗っ取り上記記録媒体に記録さ
れたデータを出力する際に、このデータに上記非連続情
報データを挿入することを特徴とする請求項1記載のデ
ータ伝送方法。 - 【請求項6】 上記記録媒体に記録されたデータの可変
速再生への遷移時に、このデータに上記非連続情報デー
タを挿入することを特徴とする請求項1記載のデータ伝
送方法。 - 【請求項7】 上記記録媒体に記録されたデータのコン
テンツが切り換わる際に、このデータに上記非連続情報
データを挿入することを特徴とする請求項1記載のデー
タ伝送方法。 - 【請求項8】 上記記録媒体に対するデータの記録開始
時に、このデータに上記非連続情報データを挿入するこ
とを特徴とする請求項1記載のデータ伝送方法。 - 【請求項9】 上記記録媒体に対するデータの記録停止
時に、このデータに上記非連続情報データを挿入するこ
とを特徴とする請求項1記載のデータ伝送方法。 - 【請求項10】 上記記録媒体として、テープ状記録媒
体を用いることを特徴とする請求項1記載のデータ伝送
方法。 - 【請求項11】 上記記録媒体として、円盤状記録媒体
を用いることを特徴とする請求項1記載のデータ伝送方
法。 - 【請求項12】 シリアルバスインターフェースにより
複数の電子機器が接続されて構築されたネットワーク上
でデータ送受信を行うデータ伝送方法であって、 上記シリアルバスインターフェースとは異なる通信媒体
を介して外部から受信したデータのコンテンツの時間軸
が変化する際に、上記データに非連続情報データを挿入
することを特徴とするデータ伝送方法。 - 【請求項13】 上記シリアルバスインターフェースを
介して受信した上記非連続情報データが挿入されたデー
タのコンテンツの時間軸の変わり目を検出することを特
徴とする請求項12記載のデータ伝送方法。 - 【請求項14】 シリアルバスインターフェースとは異
なる通信媒体を介して外部から受信しているプログラム
から異なるプログラムへ選局して切り換える際に、上記
非連続情報データを挿入することを特徴とする請求項1
2記載のデータ伝送方法。 - 【請求項15】 シリアルバスインターフェースにより
複数の電子機器が接続されて構築されたネットワーク上
でデータ送受信を行う電子機器であって、 記録媒体に記録されたデータの非連続情報データを生成
する生成手段を備え、上記生成手段は、上記データのコ
ンテンツの時間軸が変化する際に、上記データに生成し
た非連続情報データを挿入することを特徴とする電子機
器。 - 【請求項16】 上記記録媒体に記録されたデータのコ
ンテンツの時間軸の変わり目を検出する検出手段を備え
ることを特徴とする請求項15記載の電子機器。 - 【請求項17】 上記生成手段は、上記データの出力開
始時に、上記データに上記非連続情報データを挿入する
ことを特徴とする請求項15記載の電子機器。 - 【請求項18】 上記生成手段は、上記データの出力停
止時に、上記データに上記非連続情報データを挿入する
ことを特徴とする請求項15記載の電子機器。 - 【請求項19】 上記生成手段は、上記データとは互い
に異なるデータが使用しているチャンネルを乗っ取り上
記データを出力する際に、上記データに上記非連続情報
データを挿入することを特徴とする請求項15記載の電
子機器。 - 【請求項20】 上記生成手段は、上記データの可変速
再生への遷移時に、上記データに上記非連続情報データ
を挿入することを特徴とする請求項15記載の電子機
器。 - 【請求項21】 上記生成手段は、上記データのコンテ
ンツが切り換わる際に、上記非連続情報データを挿入す
ることを特徴とする請求項15記載の電子機器。 - 【請求項22】 上記生成手段は、上記データの記録開
始時に、上記データに上記非連続情報データを挿入する
ことを特徴とする請求項15記載の電子機器。 - 【請求項23】 上記生成手段は、上記データの記録停
止時に、上記データに上記非連続情報データを挿入する
ことを特徴とする請求項15記載の電子機器。 - 【請求項24】 上記記録媒体は、テープ状記録媒体で
あることを特徴とする請求項15記載の電子機器。 - 【請求項25】 上記記録媒体は、円盤状記録媒体であ
ることを特徴とする請求項15記載の電子機器。 - 【請求項26】 シリアルバスインターフェースにより
複数の電子機器が接続されて構築されたネットワーク上
でデータ送受信を行う電子機器であって、上記シリアル
バスインターフェースとは異なる通信媒体を介して外部
から受信したデータの同調をとる同調手段と、 上記シリアルバスインターフェース及び/又は上記同調
手段を介して受信したデータの非連続情報データを生成
する生成手段とを備え、 上記生成手段は、上記同調手段を介して受信したデータ
のコンテンツの時間軸が変化する際に、上記データに生
成した非連続情報データを挿入することを特徴とする電
子機器。 - 【請求項27】 上記シリアルバスインターフェースを
介して受信した上記非連続情報データが挿入されたデー
タのコンテンツの時間軸の変わり目を検出する検出手段
を備えることを特徴とする請求項26記載の電子機器。 - 【請求項28】 上記生成手段は、上記同調手段を介し
て外部から受信しているプログラムから異なるプログラ
ムへ選局して切り換える際に、上記非連続情報データを
挿入することを特徴とする請求項26記載の電子機器。
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