JP2000251121A - 自動取引システム自動取引装置 - Google Patents
自動取引システム自動取引装置Info
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- JP2000251121A JP2000251121A JP5147599A JP5147599A JP2000251121A JP 2000251121 A JP2000251121 A JP 2000251121A JP 5147599 A JP5147599 A JP 5147599A JP 5147599 A JP5147599 A JP 5147599A JP 2000251121 A JP2000251121 A JP 2000251121A
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- 101000713099 Homo sapiens C-C motif chemokine 20 Proteins 0.000 description 1
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Landscapes
- Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 この発明は、視力障害者が取引後の残高を確
認することができ、かつ視力障害者に対して、条件付き
でハンドセットからの操作により振込取引ができる。 【解決手段】 この発明は、視力障害者による取引時
に、ホストコンピュータから残高の音声メッセージも送
信し、音声メッセージとして出力するものである。ま
た、あらかじめ振込先情報の音声メッセージが記録され
ている振込券を用いた振込取引、あるいはあらかじめ振
込先情報の音声メッセージがセンタの口座に対応して登
録され、視力障害者に対する振込取引時に、口座に対応
する振込先情報の音声メッセージが送信されるようにし
たものである。
認することができ、かつ視力障害者に対して、条件付き
でハンドセットからの操作により振込取引ができる。 【解決手段】 この発明は、視力障害者による取引時
に、ホストコンピュータから残高の音声メッセージも送
信し、音声メッセージとして出力するものである。ま
た、あらかじめ振込先情報の音声メッセージが記録され
ている振込券を用いた振込取引、あるいはあらかじめ振
込先情報の音声メッセージがセンタの口座に対応して登
録され、視力障害者に対する振込取引時に、口座に対応
する振込先情報の音声メッセージが送信されるようにし
たものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、視力障害者に対
してハンドセットを用いて振込取引が行える自動取引装
置とこの自動取引装置と回線を介して接続され口座ごと
の取引内容が記憶されているホストコンピュータからな
る自動取引システムに関する。
してハンドセットを用いて振込取引が行える自動取引装
置とこの自動取引装置と回線を介して接続され口座ごと
の取引内容が記憶されているホストコンピュータからな
る自動取引システムに関する。
【0002】
【従来の技術】最近、金融機関等で使用される自動取引
装置(ATM/CD)において、バリアフリーへの対応
の一環として視力障害者向けにハンドセットとそれに付
属したテンキー又は点字での案内を行うものがあるが、
取り引き結果はご利用明細表(レシート)に印字してい
るため、取り引き結果や取引成立内容を自分で確認する
手段がなかった。すなわち、視力障害者が自分で取引後
の残高を確認する手段がなかった。
装置(ATM/CD)において、バリアフリーへの対応
の一環として視力障害者向けにハンドセットとそれに付
属したテンキー又は点字での案内を行うものがあるが、
取り引き結果はご利用明細表(レシート)に印字してい
るため、取り引き結果や取引成立内容を自分で確認する
手段がなかった。すなわち、視力障害者が自分で取引後
の残高を確認する手段がなかった。
【0003】振込取引においては、登録方式(センター
にあらかじめ振込先の情報を登録しておき、要求に応じ
て複数または単体の振込先情報をATMに表示し選択さ
せる方式)又は振込券方式(振込先情報をカードMS
(磁気ストライプ)上に記憶させて、振込時に表示し確
認させる方式)等の操作性を向上させた方式がある。し
かし、視力障害者に対して、振込先情報の確認の手段が
無いとの事で、ハンドセットからの振込みをさせるAT
Mが一般的であると考えられる。
にあらかじめ振込先の情報を登録しておき、要求に応じ
て複数または単体の振込先情報をATMに表示し選択さ
せる方式)又は振込券方式(振込先情報をカードMS
(磁気ストライプ)上に記憶させて、振込時に表示し確
認させる方式)等の操作性を向上させた方式がある。し
かし、視力障害者に対して、振込先情報の確認の手段が
無いとの事で、ハンドセットからの振込みをさせるAT
Mが一般的であると考えられる。
【0004】しかし、従来は、振込取引についてハンド
セットからの操作では、入力情報が多すぎるため、視力
障害者に対して、取引可能としていない。
セットからの操作では、入力情報が多すぎるため、視力
障害者に対して、取引可能としていない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、視力障害
者が取引後の残高を確認する手段がなかったり、振込取
引を行うことができないという欠点を除去するもので、
視力障害者が取引後の残高を確認することができ、かつ
視力障害者に対して、条件付きでハンドセットからの操
作により振込取引ができる自動取引システムと自動取引
装置を提供することを目的としている。
者が取引後の残高を確認する手段がなかったり、振込取
引を行うことができないという欠点を除去するもので、
視力障害者が取引後の残高を確認することができ、かつ
視力障害者に対して、条件付きでハンドセットからの操
作により振込取引ができる自動取引システムと自動取引
装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の自動取引シス
テムは、取引を行う自動取引装置と、この自動取引装置
と回線を介して接続され口座ごとの取引内容が記憶され
ているホストコンピュータとからなるものにおいて、上
記自動取引装置が、視覚障害者による取引を判断する判
断手段と、上記取引を実行する実行手段と、上記判断手
段により視覚障害者による取引を判断した際に、上記実
行手段による実行内容に視覚障害者による取引を示す情
報を付加した電文を上記ホストコンピュータへ送信する
第1の送信手段と、この第1の送信手段の送信に応答し
て送信される取引結果の内容に対応する音声メッセージ
を出力する出力手段とからなり、上記ホストコンピュー
タが、上記自動取引装置から送信される電文内の実行内
容に基づく取引を行う取引手段と、この取引手段による
取引結果の内容に対応する音声メッセージを生成手段
と、上記自動取引装置から送信される電文内に視覚障害
者による取引を示す情報が付加されていた際に、上記生
成手段により生成された上記取引結果の内容に対応する
音声メッセージを上記自動取引装置へ送信する第2の送
信手段とからなる。
テムは、取引を行う自動取引装置と、この自動取引装置
と回線を介して接続され口座ごとの取引内容が記憶され
ているホストコンピュータとからなるものにおいて、上
記自動取引装置が、視覚障害者による取引を判断する判
断手段と、上記取引を実行する実行手段と、上記判断手
段により視覚障害者による取引を判断した際に、上記実
行手段による実行内容に視覚障害者による取引を示す情
報を付加した電文を上記ホストコンピュータへ送信する
第1の送信手段と、この第1の送信手段の送信に応答し
て送信される取引結果の内容に対応する音声メッセージ
を出力する出力手段とからなり、上記ホストコンピュー
タが、上記自動取引装置から送信される電文内の実行内
容に基づく取引を行う取引手段と、この取引手段による
取引結果の内容に対応する音声メッセージを生成手段
と、上記自動取引装置から送信される電文内に視覚障害
者による取引を示す情報が付加されていた際に、上記生
成手段により生成された上記取引結果の内容に対応する
音声メッセージを上記自動取引装置へ送信する第2の送
信手段とからなる。
【0007】この発明の自動取引システムは、振込取引
を行う自動取引装置と、この自動取引装置と回線を介し
て接続され口座ごとの取引内容が記憶されているホスト
コンピュータとからなるものにおいて、上記自動取引装
置が、視覚障害者による取引を判断する判断手段と、こ
の判断手段により視覚障害者による取引を判断した際
に、振込取引の選択を音声にて案内する第1の案内手段
と、この第1の案内手段により振込取引が指示された際
に、振込先情報とこの振込先情報が記録されている振込
券の内容を音声にて案内する第2の案内手段と、この第
2の案内手段の案内に基づいて設定される振込券に記憶
されている振込先情報とこの振込先情報を読取る読取手
段と、この読取手段により読取られた振込先情報を音声
メッセージに変換して発生する発生手段と、この発生手
段により発生された音声メッセージにより振込先情報が
確認された際に、上記振込券から読取った振込先情報に
基づいて振込取引を実行する実行手段と、上記判断手段
により視覚障害者による振込取引を判断した際に、上記
実行手段による振込取引実行内容に視覚障害者による取
引を示す情報を付加した電文を上記ホストコンピュータ
へ送信する第1の送信手段と、この第1の送信手段の送
信に応答して送信される振込取引の内容に対応する音声
メッセージを出力する出力手段とからなり、上記ホスト
コンピュータが、上記自動取引装置から送信される電文
内の振込取引実行内容に基づく振込取引を行う取引手段
と、この取引手段による振込取引の内容に対応する音声
メッセージを生成手段と、上記自動取引装置から送信さ
れる電文内に視覚障害者による取引を示す情報が付加さ
れていた際に、上記生成手段により生成された上記取引
結果の内容に対応する音声メッセージを上記自動取引装
置へ送信する第2の送信手段とからなる。
を行う自動取引装置と、この自動取引装置と回線を介し
て接続され口座ごとの取引内容が記憶されているホスト
コンピュータとからなるものにおいて、上記自動取引装
置が、視覚障害者による取引を判断する判断手段と、こ
の判断手段により視覚障害者による取引を判断した際
に、振込取引の選択を音声にて案内する第1の案内手段
と、この第1の案内手段により振込取引が指示された際
に、振込先情報とこの振込先情報が記録されている振込
券の内容を音声にて案内する第2の案内手段と、この第
2の案内手段の案内に基づいて設定される振込券に記憶
されている振込先情報とこの振込先情報を読取る読取手
段と、この読取手段により読取られた振込先情報を音声
メッセージに変換して発生する発生手段と、この発生手
段により発生された音声メッセージにより振込先情報が
確認された際に、上記振込券から読取った振込先情報に
基づいて振込取引を実行する実行手段と、上記判断手段
により視覚障害者による振込取引を判断した際に、上記
実行手段による振込取引実行内容に視覚障害者による取
引を示す情報を付加した電文を上記ホストコンピュータ
へ送信する第1の送信手段と、この第1の送信手段の送
信に応答して送信される振込取引の内容に対応する音声
メッセージを出力する出力手段とからなり、上記ホスト
コンピュータが、上記自動取引装置から送信される電文
内の振込取引実行内容に基づく振込取引を行う取引手段
と、この取引手段による振込取引の内容に対応する音声
メッセージを生成手段と、上記自動取引装置から送信さ
れる電文内に視覚障害者による取引を示す情報が付加さ
れていた際に、上記生成手段により生成された上記取引
結果の内容に対応する音声メッセージを上記自動取引装
置へ送信する第2の送信手段とからなる。
【0008】この発明の自動取引システムは、振込取引
を行う自動取引装置と、この自動取引装置と回線を介し
て接続され口座ごとの取引内容が記憶されているホスト
コンピュータとからなるものにおいて、上記自動取引装
置が、視覚障害者による取引を判断する判断手段と、こ
の判断手段により視覚障害者による取引を判断した際
に、振込取引の選択を音声にて案内する第1の案内手段
と、この第1の案内手段により振込取引が指示された際
に、あらかじめ登録されている振込先情報の利用の指示
かを音声にて案内する第2の案内手段と、この第2の案
内手段の案内に基づいてあらかじめ登録されている振込
先情報の利用が指示された際に、振込先情報の要求に視
覚障害者による取引を示す情報を付加した電文を上記ホ
ストコンピュータへ送信する第1の送信手段と、この第
1の送信手段の送信に応答して上記ホストコンピュータ
から送信される振込先情報に対応する音声メッセージを
出力する出力手段と、この出力手段により出力された音
声メッセージにより振込先情報が確認された際に、上記
ホストコンピュータから送信される振込先情報に基づい
て振込取引を実行する実行手段と、この実行手段による
振込取引実行内容の電文を上記ホストコンピュータへ送
信する第2の送信手段と、この第2の送信手段の送信に
応答して送信される振込取引の内容に対応する音声メッ
セージを出力する第2の出力手段とからなり、上記ホス
トコンピュータが、口座ごとの振込先情報に対応する音
声メッセージを記憶する記憶手段と、上記自動取引装置
から送信される振込先情報の要求電文に基づいて、対応
する振込先情報に対応する音声メッセージを上記記憶手
段から読取り、上記自動取引装置へ送信する第3の送信
手段と、上記自動取引装置から送信される電文内の振込
取引実行内容に基づく振込取引を行う取引手段と、この
取引手段による振込取引の内容に対応する音声メッセー
ジを生成手段と、上記自動取引装置から送信される電文
内に視覚障害者による取引を示す情報が付加されていた
際に、上記生成手段により生成された上記取引結果の内
容に対応する音声メッセージを上記自動取引装置へ送信
する第4の送信手段とからなる。
を行う自動取引装置と、この自動取引装置と回線を介し
て接続され口座ごとの取引内容が記憶されているホスト
コンピュータとからなるものにおいて、上記自動取引装
置が、視覚障害者による取引を判断する判断手段と、こ
の判断手段により視覚障害者による取引を判断した際
に、振込取引の選択を音声にて案内する第1の案内手段
と、この第1の案内手段により振込取引が指示された際
に、あらかじめ登録されている振込先情報の利用の指示
かを音声にて案内する第2の案内手段と、この第2の案
内手段の案内に基づいてあらかじめ登録されている振込
先情報の利用が指示された際に、振込先情報の要求に視
覚障害者による取引を示す情報を付加した電文を上記ホ
ストコンピュータへ送信する第1の送信手段と、この第
1の送信手段の送信に応答して上記ホストコンピュータ
から送信される振込先情報に対応する音声メッセージを
出力する出力手段と、この出力手段により出力された音
声メッセージにより振込先情報が確認された際に、上記
ホストコンピュータから送信される振込先情報に基づい
て振込取引を実行する実行手段と、この実行手段による
振込取引実行内容の電文を上記ホストコンピュータへ送
信する第2の送信手段と、この第2の送信手段の送信に
応答して送信される振込取引の内容に対応する音声メッ
セージを出力する第2の出力手段とからなり、上記ホス
トコンピュータが、口座ごとの振込先情報に対応する音
声メッセージを記憶する記憶手段と、上記自動取引装置
から送信される振込先情報の要求電文に基づいて、対応
する振込先情報に対応する音声メッセージを上記記憶手
段から読取り、上記自動取引装置へ送信する第3の送信
手段と、上記自動取引装置から送信される電文内の振込
取引実行内容に基づく振込取引を行う取引手段と、この
取引手段による振込取引の内容に対応する音声メッセー
ジを生成手段と、上記自動取引装置から送信される電文
内に視覚障害者による取引を示す情報が付加されていた
際に、上記生成手段により生成された上記取引結果の内
容に対応する音声メッセージを上記自動取引装置へ送信
する第4の送信手段とからなる。
【0009】この発明の自動取引装置は、取引を行う自
動取引装置と、この自動取引装置と回線を介して接続さ
れ口座ごとの取引内容が記憶されているホストコンピュ
ータとからなる自動取引システムに用いられるものにお
いて、視覚障害者による取引を判断する判断手段と、上
記取引を実行する実行手段と、上記判断手段により視覚
障害者による取引を判断した際に、上記実行手段による
実行内容に視覚障害者による取引を示す情報を付加した
電文を上記ホストコンピュータへ送信する送信手段と、
この送信手段の送信に応答して送信される取引結果の内
容に対応する音声メッセージがある際に、この音声メッ
セージを出力する出力手段とからなる。
動取引装置と、この自動取引装置と回線を介して接続さ
れ口座ごとの取引内容が記憶されているホストコンピュ
ータとからなる自動取引システムに用いられるものにお
いて、視覚障害者による取引を判断する判断手段と、上
記取引を実行する実行手段と、上記判断手段により視覚
障害者による取引を判断した際に、上記実行手段による
実行内容に視覚障害者による取引を示す情報を付加した
電文を上記ホストコンピュータへ送信する送信手段と、
この送信手段の送信に応答して送信される取引結果の内
容に対応する音声メッセージがある際に、この音声メッ
セージを出力する出力手段とからなる。
【0010】この発明の自動取引装置は、取引を行う自
動取引装置と、この自動取引装置と回線を介して接続さ
れ口座ごとの取引内容が記憶されているホストコンピュ
ータとからなる自動取引システムに用いられるものにお
いて、視覚障害者による取引を判断する判断手段と、こ
の判断手段により視覚障害者による取引を判断した際
に、振込取引の選択を音声にて案内する第1の案内手段
と、この第1の案内手段により振込取引が指示された際
に、振込先情報とこの振込先情報が記録されている振込
券の内容を音声にて案内する第2の案内手段と、この第
2の案内手段の案内に基づいて設定される振込券に記憶
されている振込先情報とこの振込先情報を読取る読取手
段と、この読取手段により読取られた振込先情報を音声
メッセージに変換して発生する発生手段と、この発生手
段により発生された音声メッセージにより振込先情報が
確認された際に、上記振込券から読取った振込先情報に
基づいて振込取引を実行する実行手段と、上記判断手段
により視覚障害者による振込取引を判断した際に、上記
実行手段による振込取引実行内容に視覚障害者による取
引を示す情報を付加した電文を上記ホストコンピュータ
へ送信する送信手段と、この送信手段の送信に応答して
送信される振込取引の内容に対応する音声メッセージが
ある際に、この音声メッセージを出力する出力手段とか
らなる。
動取引装置と、この自動取引装置と回線を介して接続さ
れ口座ごとの取引内容が記憶されているホストコンピュ
ータとからなる自動取引システムに用いられるものにお
いて、視覚障害者による取引を判断する判断手段と、こ
の判断手段により視覚障害者による取引を判断した際
に、振込取引の選択を音声にて案内する第1の案内手段
と、この第1の案内手段により振込取引が指示された際
に、振込先情報とこの振込先情報が記録されている振込
券の内容を音声にて案内する第2の案内手段と、この第
2の案内手段の案内に基づいて設定される振込券に記憶
されている振込先情報とこの振込先情報を読取る読取手
段と、この読取手段により読取られた振込先情報を音声
メッセージに変換して発生する発生手段と、この発生手
段により発生された音声メッセージにより振込先情報が
確認された際に、上記振込券から読取った振込先情報に
基づいて振込取引を実行する実行手段と、上記判断手段
により視覚障害者による振込取引を判断した際に、上記
実行手段による振込取引実行内容に視覚障害者による取
引を示す情報を付加した電文を上記ホストコンピュータ
へ送信する送信手段と、この送信手段の送信に応答して
送信される振込取引の内容に対応する音声メッセージが
ある際に、この音声メッセージを出力する出力手段とか
らなる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。
いて図面を参照して説明する。
【0012】図1は、この実施の形態に係る自動取引装
置(たとえば、銀行の営業店に設置され、入金、出金、
振込、振替、残高照会、通帳記入などの取引が可能な現
金自動預出金機)の外観を示すものである。図1におい
て、筐体1の前面には、略L字形状の接客操作部2が形
成されている。接客操作部2の水平面には、紙幣を多数
枚一括して投入し得るとともに、放出された紙幣を一括
して受取る、開閉可能な蓋体を有する紙幣口3、およ
び、硬貨を多数枚一括して投入し得るとともに、放出さ
れた硬貨を一括して受取る、開閉可能な蓋体を有する硬
貨口4が設けられている。
置(たとえば、銀行の営業店に設置され、入金、出金、
振込、振替、残高照会、通帳記入などの取引が可能な現
金自動預出金機)の外観を示すものである。図1におい
て、筐体1の前面には、略L字形状の接客操作部2が形
成されている。接客操作部2の水平面には、紙幣を多数
枚一括して投入し得るとともに、放出された紙幣を一括
して受取る、開閉可能な蓋体を有する紙幣口3、およ
び、硬貨を多数枚一括して投入し得るとともに、放出さ
れた硬貨を一括して受取る、開閉可能な蓋体を有する硬
貨口4が設けられている。
【0013】また、接客操作部2の水平面には、表面に
指を接触することにより所定の情報が入力できる矩形状
の透明なタッチパネル5が設けられているとともに、そ
の下面に相対向して表示手段としての矩形状の表示画面
を有するカラーCRT表示装置6が設けられている。
指を接触することにより所定の情報が入力できる矩形状
の透明なタッチパネル5が設けられているとともに、そ
の下面に相対向して表示手段としての矩形状の表示画面
を有するカラーCRT表示装置6が設けられている。
【0014】接客操作部2の垂直面には、暗証番号や口
座番号などが記録されている取引媒体としての磁気カー
ド、あるいは、振込取引時の振込券を受入れるととも
に、取引内容を印字したレシート(明細票)を排出する
カード口8、同じく取引媒体としての磁気通帳を受入れ
る通帳口9、および、利用者に対する音声案内のための
スピーカ10などが設けられている。上記振込券には、
1つあるいは複数の振込先情報(銀行名、支店名、科
目、口座番号、振込先名に対するコード情報)とその音
声メッセージとがあらかじめ記録されるようになってい
る。
座番号などが記録されている取引媒体としての磁気カー
ド、あるいは、振込取引時の振込券を受入れるととも
に、取引内容を印字したレシート(明細票)を排出する
カード口8、同じく取引媒体としての磁気通帳を受入れ
る通帳口9、および、利用者に対する音声案内のための
スピーカ10などが設けられている。上記振込券には、
1つあるいは複数の振込先情報(銀行名、支店名、科
目、口座番号、振込先名に対するコード情報)とその音
声メッセージとがあらかじめ記録されるようになってい
る。
【0015】一方、筐体1の内部には、カード口8と対
応してカードリーダ・レシートプリンタユニット11
が、通帳口9と対応して通帳プリンタユニット12が、
紙幣口3と対応して紙幣入出金ユニット13が、硬貨口
4と対応して硬貨入出金ユニット14が、それぞれ設け
られている。また、筐体1内の下部には、この装置の制
御を司る制御ユニット15が設けられている。
応してカードリーダ・レシートプリンタユニット11
が、通帳口9と対応して通帳プリンタユニット12が、
紙幣口3と対応して紙幣入出金ユニット13が、硬貨口
4と対応して硬貨入出金ユニット14が、それぞれ設け
られている。また、筐体1内の下部には、この装置の制
御を司る制御ユニット15が設けられている。
【0016】また、接客操作部2の垂直面には、視力障
害者対応のハンドセット(受話器)30が設けられてい
る。このハンドセット30は、ハンドセット掛け31に
掛けられている。また、接客操作部2の水平面に、上記
ハンドセット30を仮置きする置き台32が設けられて
いる。この置き台32は、上記ハンドセット30での操
作中に別の手操作等が入り、上記ハンドセット30を一
旦、放したい時に仮置きする台である。
害者対応のハンドセット(受話器)30が設けられてい
る。このハンドセット30は、ハンドセット掛け31に
掛けられている。また、接客操作部2の水平面に、上記
ハンドセット30を仮置きする置き台32が設けられて
いる。この置き台32は、上記ハンドセット30での操
作中に別の手操作等が入り、上記ハンドセット30を一
旦、放したい時に仮置きする台である。
【0017】ハンドセット30は、視力障害者が振込取
引等を行う際に使用するものであり、視力障害者に対し
て音声による案内を行ったり、音声案内に基づいて視力
障害者により選択されたキー入力の内容を主制御部21
へ出力するものである。
引等を行う際に使用するものであり、視力障害者に対し
て音声による案内を行ったり、音声案内に基づいて視力
障害者により選択されたキー入力の内容を主制御部21
へ出力するものである。
【0018】上記ハンドセット30は、図2に示すよう
に、ハンドセット30のオンーオフを検知するフックス
イッチ33、テンキー34、#キー35、*キー36な
どにより構成されている。
に、ハンドセット30のオンーオフを検知するフックス
イッチ33、テンキー34、#キー35、*キー36な
どにより構成されている。
【0019】テンキー34は、視力障害者等が取引の種
類、暗証番号、金額を入力する際に用いられ、#キー3
5は、視力障害者等が取引の承認、確認を入力する際に
用いられ、*キー36は、視力障害者等が取消、訂正を
入力する際に用いられている。
類、暗証番号、金額を入力する際に用いられ、#キー3
5は、視力障害者等が取引の承認、確認を入力する際に
用いられ、*キー36は、視力障害者等が取消、訂正を
入力する際に用いられている。
【0020】図3は、上記した自動取引装置の全体的な
構成を概略的に示すもので、カードリーダ・レシートプ
リンタユニット11、通帳プリンタユニット12、紙幣
入出金ユニット13、硬貨入出金ユニット14、タッチ
パネル5、カラーCRT表示装置6、音声案内ユニット
16、内部モニタ17、記憶部18、フロッピーディス
ク装置19、伝送制御部20、主制御部21、ハンドセ
ット30、および、これらに動作電源を供給する電源部
22などによって構成される。
構成を概略的に示すもので、カードリーダ・レシートプ
リンタユニット11、通帳プリンタユニット12、紙幣
入出金ユニット13、硬貨入出金ユニット14、タッチ
パネル5、カラーCRT表示装置6、音声案内ユニット
16、内部モニタ17、記憶部18、フロッピーディス
ク装置19、伝送制御部20、主制御部21、ハンドセ
ット30、および、これらに動作電源を供給する電源部
22などによって構成される。
【0021】カードリーダ・レシートプリンタユニット
11は、カード口8から受入れた磁気カードあるいは振
込券の磁気ストライプに対してデータの読取りあるいは
書込みを行う。また、取引内容を印字したレシートを発
行し、カード口8から排出する。
11は、カード口8から受入れた磁気カードあるいは振
込券の磁気ストライプに対してデータの読取りあるいは
書込みを行う。また、取引内容を印字したレシートを発
行し、カード口8から排出する。
【0022】通帳プリンタユニット12は、通帳口9か
ら受入れた通帳の磁気ストライプに対してデータの読取
りあるいは書込みを行うとともに、必要に応じて該通帳
への印字を行う。
ら受入れた通帳の磁気ストライプに対してデータの読取
りあるいは書込みを行うとともに、必要に応じて該通帳
への印字を行う。
【0023】紙幣入出金ユニット13は、紙幣口3に一
括して投入された紙幣を受入れて判別・計数して収納す
るとともに、必要に応じて、あらかじめ金庫に収納され
た紙幣を所定枚数だけ取出して紙幣口3から一括して払
出す。
括して投入された紙幣を受入れて判別・計数して収納す
るとともに、必要に応じて、あらかじめ金庫に収納され
た紙幣を所定枚数だけ取出して紙幣口3から一括して払
出す。
【0024】硬貨入出金ユニット14は、硬貨口4に一
括して投入された硬貨を受入れて判別・計数して収納す
るとともに、必要に応じて、あらかじめ金庫に収納され
た硬貨を所定枚数だけ取出して硬貨口4から一括して払
出す。
括して投入された硬貨を受入れて判別・計数して収納す
るとともに、必要に応じて、あらかじめ金庫に収納され
た硬貨を所定枚数だけ取出して硬貨口4から一括して払
出す。
【0025】音声案内ユニット16は、上記スピーカ1
0から音声により利用者の操作を誘導する案内を行う。
内部モニタ17は、この装置の運用に係る係員にこの装
置の状態を通知するとともに、係員による操作指示の入
力などを行う。
0から音声により利用者の操作を誘導する案内を行う。
内部モニタ17は、この装置の運用に係る係員にこの装
置の状態を通知するとともに、係員による操作指示の入
力などを行う。
【0026】記憶部18は、各種データの記憶に用いら
れるとともに、この装置の運用に係る処理手順のプログ
ラムの格納、取引に供する各種の情報や取引の記録、こ
の装置の稼働状況の記録などを行う。
れるとともに、この装置の運用に係る処理手順のプログ
ラムの格納、取引に供する各種の情報や取引の記録、こ
の装置の稼働状況の記録などを行う。
【0027】フロッピーディスク装置19は、振込取引
に必要な金融機関の各種情報、たとえば、金融機関名と
しての銀行名(場合によっては支店名も)が50音順に
記憶されたデータファイルなどが格納されている。
に必要な金融機関の各種情報、たとえば、金融機関名と
しての銀行名(場合によっては支店名も)が50音順に
記憶されたデータファイルなどが格納されている。
【0028】伝送制御部20は、通信回線23を介して
センタの預金元帳としてのホストコンピュータ24とオ
ンライン接続されていて、必要に応じてホストコンピュ
ータ24とオンライン交信するようになっている。
センタの預金元帳としてのホストコンピュータ24とオ
ンライン接続されていて、必要に応じてホストコンピュ
ータ24とオンライン交信するようになっている。
【0029】ホストコンピュータ24には、データベー
ス24aを有し、このデータベース24aには、口座番
号に対応した種々の取引結果が記憶され、残高等も記憶
されている。また、データベース24aには、口座番号
に対応して1つあるいは複数の振込先情報(銀行名、支
店名、科目、口座番号、振込先名に対するコード情報)
とその音声メッセージとが記憶されるようになってい
る。
ス24aを有し、このデータベース24aには、口座番
号に対応した種々の取引結果が記憶され、残高等も記憶
されている。また、データベース24aには、口座番号
に対応して1つあるいは複数の振込先情報(銀行名、支
店名、科目、口座番号、振込先名に対するコード情報)
とその音声メッセージとが記憶されるようになってい
る。
【0030】また、ホストコンピュータ24は、自動取
引装置からの入金時、出金時、通帳記入時の取引電文内
に視覚障害者による取引を示すフラグが付与されていた
際に、残高に対応した音声メッセージを生成し、対応す
る自動取引装置へ送信するようになっている。すなわ
ち、入金時の入金後の残高、出金時の出金後の残高、通
帳記入時の最終残高、取引不成立の内容等の音声用メッ
セージを応答電文内に付加して取引要求がなされた自動
取引装置へ返送するようになっている。
引装置からの入金時、出金時、通帳記入時の取引電文内
に視覚障害者による取引を示すフラグが付与されていた
際に、残高に対応した音声メッセージを生成し、対応す
る自動取引装置へ送信するようになっている。すなわ
ち、入金時の入金後の残高、出金時の出金後の残高、通
帳記入時の最終残高、取引不成立の内容等の音声用メッ
セージを応答電文内に付加して取引要求がなされた自動
取引装置へ返送するようになっている。
【0031】主制御部21は、記憶部18内のプログラ
ム情報を参照しつつ、カラーCRT表示装置6、各ユニ
ット11〜14,16、フロッピーディスク装置19、
および、伝送制御部20を制御して、入金、出金あるい
は振込など、所定の取引動作を行わしめる。
ム情報を参照しつつ、カラーCRT表示装置6、各ユニ
ット11〜14,16、フロッピーディスク装置19、
および、伝送制御部20を制御して、入金、出金あるい
は振込など、所定の取引動作を行わしめる。
【0032】また、主制御部21には、必要に応じてリ
モートモニタ25を接続し、遠方から監視することがで
きるようになっている。リモートモニタ25は、主制御
部21によって制御され、内部モニタ17とほぼ同じ情
報を表示するとともに、この装置に異状が発生した場合
には、ブザーなどの鳴動手段を併用して報知するように
なっている。
モートモニタ25を接続し、遠方から監視することがで
きるようになっている。リモートモニタ25は、主制御
部21によって制御され、内部モニタ17とほぼ同じ情
報を表示するとともに、この装置に異状が発生した場合
には、ブザーなどの鳴動手段を併用して報知するように
なっている。
【0033】電源部22は、通常、入力される商用交流
電圧を直流電圧に変換して動作用電源として各部に供給
する。なお、電源部22は、停電が発生した際、商用交
流電圧に代わって動作用電源を供給するためのバッテリ
(図示しない)を備えていて、図示しない充電回路によ
って必要に応じて充電されるようになっている。
電圧を直流電圧に変換して動作用電源として各部に供給
する。なお、電源部22は、停電が発生した際、商用交
流電圧に代わって動作用電源を供給するためのバッテリ
(図示しない)を備えていて、図示しない充電回路によ
って必要に応じて充電されるようになっている。
【0034】上記記憶部18には、ハンドセットにて操
作可能な取引内容に対応する音声案内(音声メッセー
ジ)の文書ファイルがあらかじめ記憶されている。すな
わち、この音声メッセージは、あらかじめ自動取引装置
側に記憶された文書ファイルとなっている。
作可能な取引内容に対応する音声案内(音声メッセー
ジ)の文書ファイルがあらかじめ記憶されている。すな
わち、この音声メッセージは、あらかじめ自動取引装置
側に記憶された文書ファイルとなっている。
【0035】主制御部21は、取引の初期状態におい
て、ハンドセット30が取られた際に、視力障害者の対
応であるハンドセット30からの取引であると判断し、
ハンドセットからの取引モードを記憶部18で記憶する
ものである。
て、ハンドセット30が取られた際に、視力障害者の対
応であるハンドセット30からの取引であると判断し、
ハンドセットからの取引モードを記憶部18で記憶する
ものである。
【0036】次に、視力障害者による取引処理を、図4
から図7に示すフローチャートを参照しつつ説明する。
から図7に示すフローチャートを参照しつつ説明する。
【0037】まず、取引の初期状態において、ハンドセ
ット30が取られる(ハンドセット掛け31より外され
る)と(ST1)、主制御部21は、視力障害者の対応
であるハンドセット30からの取引であると判断し、ハ
ンドセットからの取引モードを記憶部18で記憶する
(ST2)。上記ステップ1において、ハンドセット3
0が取られずに、取引が指定された際には、通常処理が
行われる(ST3)。
ット30が取られる(ハンドセット掛け31より外され
る)と(ST1)、主制御部21は、視力障害者の対応
であるハンドセット30からの取引であると判断し、ハ
ンドセットからの取引モードを記憶部18で記憶する
(ST2)。上記ステップ1において、ハンドセット3
0が取られずに、取引が指定された際には、通常処理が
行われる(ST3)。
【0038】上記ステップ2に続いて、主制御部21
は、ハンドセット30にて操作可能な取引内容に対応す
る音声メッセージを記憶部18の文書ファイルから読出
し、ハンドセット30により音声メッセージとして出力
する(ST4)。たとえば、入金を行う場合は「1」キ
ーを押して下さい、出金を行う場合は「2」キーを押し
て下さい、通帳記帳を行う場合は「3」キーを押して下
さい、振込を行う場合は「4」キーを押して下さいとい
う案内を行う。
は、ハンドセット30にて操作可能な取引内容に対応す
る音声メッセージを記憶部18の文書ファイルから読出
し、ハンドセット30により音声メッセージとして出力
する(ST4)。たとえば、入金を行う場合は「1」キ
ーを押して下さい、出金を行う場合は「2」キーを押し
て下さい、通帳記帳を行う場合は「3」キーを押して下
さい、振込を行う場合は「4」キーを押して下さいとい
う案内を行う。
【0039】この案内に応じて、振込以外の取引が指示
された際の処理について説明する。
された際の処理について説明する。
【0040】すなわち、上記音声メッセージにしたがっ
て、ハンドセット30のテンキー34により取引処理の
選択(操作入力)がなされると、主制御部21は、カー
ド等の媒体の投入や暗証番号の入力をハンドセット30
により案内(記憶部18の文書ファイルから読出した音
声メッセージ)した後、その媒体の投入や暗証番号の入
力に基づいて取引要求電文を生成し、かつこの取引要求
電文にハンドセット30による取引である事のフラグを
追加してホストコンピュータ24へ送信する(ST5、
6)。
て、ハンドセット30のテンキー34により取引処理の
選択(操作入力)がなされると、主制御部21は、カー
ド等の媒体の投入や暗証番号の入力をハンドセット30
により案内(記憶部18の文書ファイルから読出した音
声メッセージ)した後、その媒体の投入や暗証番号の入
力に基づいて取引要求電文を生成し、かつこの取引要求
電文にハンドセット30による取引である事のフラグを
追加してホストコンピュータ24へ送信する(ST5、
6)。
【0041】この送信により、ホストコンピュータ24
は取引内容に対応した処理を行い、入金時の入金後の残
高、出金時の出金後の残高、通帳記入時の最終残高、取
引不成立の内容等の音声用メッセージを応答電文内に付
加して取引要求がなされた自動取引装置へ返送する。
は取引内容に対応した処理を行い、入金時の入金後の残
高、出金時の出金後の残高、通帳記入時の最終残高、取
引不成立の内容等の音声用メッセージを応答電文内に付
加して取引要求がなされた自動取引装置へ返送する。
【0042】この送信に対する応答電文が取引成立の際
に(ST7)、主制御部21は、応答電文中に音声用メ
ッセージがあるか否かを確認する(ST8)。この確認
により、音声用メッセージがある場合、主制御部21は
音声用メッセージをハンドセット30により出力する
(ST9)。たとえば、入金時、入金後の残高を案内
し、出金時、出金後の残高を案内し、通帳記入時、最終
残高を案内する。また、取引結果はレシートに印字され
る(ST10)。
に(ST7)、主制御部21は、応答電文中に音声用メ
ッセージがあるか否かを確認する(ST8)。この確認
により、音声用メッセージがある場合、主制御部21は
音声用メッセージをハンドセット30により出力する
(ST9)。たとえば、入金時、入金後の残高を案内
し、出金時、出金後の残高を案内し、通帳記入時、最終
残高を案内する。また、取引結果はレシートに印字され
る(ST10)。
【0043】このように、応答電文中に音声用メッセー
ジがあれば、取引結果の印字と並行してハンドセット3
0上に音声メッセージを出力する。
ジがあれば、取引結果の印字と並行してハンドセット3
0上に音声メッセージを出力する。
【0044】この後、取引を終了し、紙幣、カード、レ
シート等の取引に対応した媒体を放出する(ST1
1)。この際も、媒体の放出をハンドセット30により
案内(記憶部18の文書ファイルから読出した音声メッ
セージ)する(ST11)。
シート等の取引に対応した媒体を放出する(ST1
1)。この際も、媒体の放出をハンドセット30により
案内(記憶部18の文書ファイルから読出した音声メッ
セージ)する(ST11)。
【0045】上記ステップ6の送信に対する応答電文が
取引不成立の際に(ST7)、主制御部21は、応答電
文中に音声用メッセージがあるか否かを確認する(ST
12)。この確認により、音声用メッセージがある場
合、主制御部21は音声用メッセージをハンドセット3
0により出力する(ST13)。たとえば、取引不成立
の内容を案内する。また、取引不成立がレシートに印字
される(ST14)。
取引不成立の際に(ST7)、主制御部21は、応答電
文中に音声用メッセージがあるか否かを確認する(ST
12)。この確認により、音声用メッセージがある場
合、主制御部21は音声用メッセージをハンドセット3
0により出力する(ST13)。たとえば、取引不成立
の内容を案内する。また、取引不成立がレシートに印字
される(ST14)。
【0046】このように、応答電文中に音声用メッセー
ジがあれば、取引不成立の印字と並行してハンドセット
30上に音声メッセージを出力する。
ジがあれば、取引不成立の印字と並行してハンドセット
30上に音声メッセージを出力する。
【0047】この後、取引を終了し、紙幣、カード、レ
シート等の取引の不成立に対応した媒体を放出する(S
T15)。この際も、媒体の放出をハンドセット30に
より案内(記憶部18の文書ファイルから読出した音声
メッセージ)する(ST15)。
シート等の取引の不成立に対応した媒体を放出する(S
T15)。この際も、媒体の放出をハンドセット30に
より案内(記憶部18の文書ファイルから読出した音声
メッセージ)する(ST15)。
【0048】また、上記ステップ8、12の確認によ
り、音声用メッセージがない場合、主制御部21は、残
高の案内や取引不成立の内容に対する音声用メッセージ
による案内を伴わない通常処理を行う(ST16)。
り、音声用メッセージがない場合、主制御部21は、残
高の案内や取引不成立の内容に対する音声用メッセージ
による案内を伴わない通常処理を行う(ST16)。
【0049】また、取引不成立で、不成立説明内容をレ
シート宛てに出力せず、ハンドセット30上に音声メッ
セージのみで出力する事も可能となる。
シート宛てに出力せず、ハンドセット30上に音声メッ
セージのみで出力する事も可能となる。
【0050】また、残高照会以外の取引で、当該取引が
成立した場合に、応答電文中にホストコンピュータ24
から最終残高の音声用メッセージを追加する事により、
入金、出金、通帳記帳取引においても、当該取引後の最
終残高を音声メッセージでハンドセット30上に出力す
る事が可能となる。
成立した場合に、応答電文中にホストコンピュータ24
から最終残高の音声用メッセージを追加する事により、
入金、出金、通帳記帳取引においても、当該取引後の最
終残高を音声メッセージでハンドセット30上に出力す
る事が可能となる。
【0051】このように、最終残高を音声メッセージに
より出力することにより、取引結果のご利用明細(レシ
ート)や通帳の印字結果を見て最終残高を確認すること
が不可能であったり困難である、視力障害者に対する対
処を行うことができる。
より出力することにより、取引結果のご利用明細(レシ
ート)や通帳の印字結果を見て最終残高を確認すること
が不可能であったり困難である、視力障害者に対する対
処を行うことができる。
【0052】次に、上記ステップ4の案内に応じて、振
込取引が指示された際の処理について説明する。
込取引が指示された際の処理について説明する。
【0053】すなわち、上記音声メッセージにしたがっ
て、ハンドセット30のテンキー34により振込取引処
理の選択(操作入力)がなされると、主制御部21は、
振込券方式かセンタ(ホストコンピュータ24)登録方
式かの振込方式の選択をハンドセット30により案内
(記憶部18の文書ファイルから読出した音声メッセー
ジ)する(ST20)。
て、ハンドセット30のテンキー34により振込取引処
理の選択(操作入力)がなされると、主制御部21は、
振込券方式かセンタ(ホストコンピュータ24)登録方
式かの振込方式の選択をハンドセット30により案内
(記憶部18の文書ファイルから読出した音声メッセー
ジ)する(ST20)。
【0054】たとえば、振込券をお持ちでしたら「1」
を、振込先を登録済みであれば「2」を押して下さいと
いう案内を行う。
を、振込先を登録済みであれば「2」を押して下さいと
いう案内を行う。
【0055】この案内に応じて、ハンドセット30のテ
ンキー34により振込券(振込券方式)による振込取引
が選択されると(ST21)、主制御部21は、振込券
のカード口8からの挿入をハンドセット30により案内
(記憶部18の文書ファイルから読出した音声メッセー
ジ)する(ST22)。この案内に応じて、カード口8
から振込券が挿入されると(ST23)、カードリーダ
・レシートプリンタユニット11により振込券に記録
(登録)されている振込先情報(振込先情報に対するコ
ード情報の他に、振込先情報の音声メッセージ情報)が
読取られ、主制御部21に出力される(ST24)。振
込先情報としては、銀行名、支店名、科目、口座番号、
振込先名に対するコード情報とそのまま読上げられる音
声メッセージ情報となっている。
ンキー34により振込券(振込券方式)による振込取引
が選択されると(ST21)、主制御部21は、振込券
のカード口8からの挿入をハンドセット30により案内
(記憶部18の文書ファイルから読出した音声メッセー
ジ)する(ST22)。この案内に応じて、カード口8
から振込券が挿入されると(ST23)、カードリーダ
・レシートプリンタユニット11により振込券に記録
(登録)されている振込先情報(振込先情報に対するコ
ード情報の他に、振込先情報の音声メッセージ情報)が
読取られ、主制御部21に出力される(ST24)。振
込先情報としては、銀行名、支店名、科目、口座番号、
振込先名に対するコード情報とそのまま読上げられる音
声メッセージ情報となっている。
【0056】ついで、主制御部21は振込券に記録(登
録)されている振込先情報が、1件の場合、その振込先
情報が音声にてハンドセット30により案内(読上げ)
される(ST25)。
録)されている振込先情報が、1件の場合、その振込先
情報が音声にてハンドセット30により案内(読上げ)
される(ST25)。
【0057】また、複数の振込先が登録されている場
合、主制御部21は振込券に記録(登録)されている振
込先情報の各振込先名を音声メッセージにて選択できる
ようになっている。この選択された振込先名に対応する
振込先情報が音声にてハンドセット30により案内され
る。
合、主制御部21は振込券に記録(登録)されている振
込先情報の各振込先名を音声メッセージにて選択できる
ようになっている。この選択された振込先名に対応する
振込先情報が音声にてハンドセット30により案内され
る。
【0058】上記のような振込先情報の音声メッセージ
に基づいて振込先情報が確認された際、主制御部21は
カード等の媒体の投入や暗証番号の入力をハンドセット
30により案内(記憶部18の文書ファイルから読出し
た音声メッセージ)する(ST26)。この案内に応じ
て、キャツシュカード等の媒体の投入や暗証番号の入力
が行われた際に(ST27)、主制御部21は、振込金
額等の入力をハンドセット30により案内(記憶部18
の文書ファイルから読出した音声メッセージ)する(S
T28)。
に基づいて振込先情報が確認された際、主制御部21は
カード等の媒体の投入や暗証番号の入力をハンドセット
30により案内(記憶部18の文書ファイルから読出し
た音声メッセージ)する(ST26)。この案内に応じ
て、キャツシュカード等の媒体の投入や暗証番号の入力
が行われた際に(ST27)、主制御部21は、振込金
額等の入力をハンドセット30により案内(記憶部18
の文書ファイルから読出した音声メッセージ)する(S
T28)。
【0059】この案内に応じて振込金額等が入力された
際に(ST29)、主制御部21は、上記振込先情報に
振込人の内容と振込金額とハンドセット30による取引
である事のフラグを加えることにより振込取引要求電文
(振込照会要求電文)を生成してホストコンピュータ2
4へ送信する(ST30)。
際に(ST29)、主制御部21は、上記振込先情報に
振込人の内容と振込金額とハンドセット30による取引
である事のフラグを加えることにより振込取引要求電文
(振込照会要求電文)を生成してホストコンピュータ2
4へ送信する(ST30)。
【0060】この送信により、ホストコンピュータ24
は振込人の暗証照合、口座の残高と振込金額との確認、
振込先の確認などの振込内容の確認(照会)を行い、振
込内容が確認できた際に、振込手数料を付加した応答電
文を振込取引要求がなされた自動取引装置へ返送する。
この際、ホストコンピュータ24は振込取引要求電文に
ハンドセット30による取引である事のフラグが付与さ
れていることにより、振込内容に対応する音声メッセー
ジ情報(ホストコンピュータ24側で生成)も上記応答
電文に追加して送信する。すなわち、振込照会応答の下
り電文中の振込照会内容を音声用テキストメッセージと
して送信する。
は振込人の暗証照合、口座の残高と振込金額との確認、
振込先の確認などの振込内容の確認(照会)を行い、振
込内容が確認できた際に、振込手数料を付加した応答電
文を振込取引要求がなされた自動取引装置へ返送する。
この際、ホストコンピュータ24は振込取引要求電文に
ハンドセット30による取引である事のフラグが付与さ
れていることにより、振込内容に対応する音声メッセー
ジ情報(ホストコンピュータ24側で生成)も上記応答
電文に追加して送信する。すなわち、振込照会応答の下
り電文中の振込照会内容を音声用テキストメッセージと
して送信する。
【0061】これにより、上記自動取引装置の主制御部
21は、供給される応答電文の振込内容に対応する音声
メッセージ情報をハンドセット30により音声メッセー
ジとして出力する(ST31)。たとえば、振込先、振
込人、振込金額、手数料などの振込確認内容が読上げら
れる。
21は、供給される応答電文の振込内容に対応する音声
メッセージ情報をハンドセット30により音声メッセー
ジとして出力する(ST31)。たとえば、振込先、振
込人、振込金額、手数料などの振込確認内容が読上げら
れる。
【0062】この振込内容が確認された際に、主制御部
21は、振込の実行を指示する電文をホストコンピュー
タ24へ送信する(ST32)。
21は、振込の実行を指示する電文をホストコンピュー
タ24へ送信する(ST32)。
【0063】また、主制御部21は、振込券、カード等
の媒体を排出するとともに、振込内容がプリントされた
レシートを発行し、振込取引を終了する(ST33)。
の媒体を排出するとともに、振込内容がプリントされた
レシートを発行し、振込取引を終了する(ST33)。
【0064】この際、上記振込券、カード等の媒体の排
出、レシートを発行等の案内(記憶部18の文書ファイ
ルから読出した音声メッセージ)をハンドセット30に
より行う。
出、レシートを発行等の案内(記憶部18の文書ファイ
ルから読出した音声メッセージ)をハンドセット30に
より行う。
【0065】また、ステップ20の案内に応じて、ハン
ドセット30のテンキー34によりセンタ登録方式によ
る振込取引が選択されると(ST21)、主制御部21
は、カード等の媒体の投入や暗証番号の入力をハンドセ
ット30により案内(記憶部18の文書ファイルから読
出した音声メッセージ)する(ST34)。この案内に
応じて、カード等の媒体の投入や暗証番号の入力が行わ
れた際に(ST35)、主制御部21は、上記媒体に記
録されている口座番号とハンドセット30による取引で
ある事のフラグを加えることにより振込先登録照会要求
電文を生成してホストコンピュータ24へ送信する(S
T36)。
ドセット30のテンキー34によりセンタ登録方式によ
る振込取引が選択されると(ST21)、主制御部21
は、カード等の媒体の投入や暗証番号の入力をハンドセ
ット30により案内(記憶部18の文書ファイルから読
出した音声メッセージ)する(ST34)。この案内に
応じて、カード等の媒体の投入や暗証番号の入力が行わ
れた際に(ST35)、主制御部21は、上記媒体に記
録されている口座番号とハンドセット30による取引で
ある事のフラグを加えることにより振込先登録照会要求
電文を生成してホストコンピュータ24へ送信する(S
T36)。
【0066】この送信により、ホストコンピュータ24
はハンドセット30による取引であることを判断するこ
とにより、口座に対応して記憶されている振込先情報の
音声用テキストメッセージを付加した応答電文を振込先
登録照会要求がなされた自動取引装置へ返送する。
はハンドセット30による取引であることを判断するこ
とにより、口座に対応して記憶されている振込先情報の
音声用テキストメッセージを付加した応答電文を振込先
登録照会要求がなされた自動取引装置へ返送する。
【0067】ついで、自動取引装置の主制御部21はホ
ストコンピュータ24から送信されている振込先情報
が、1件の場合、その振込先情報が音声にてハンドセッ
ト30により案内(読上げ)される(ST37)。
ストコンピュータ24から送信されている振込先情報
が、1件の場合、その振込先情報が音声にてハンドセッ
ト30により案内(読上げ)される(ST37)。
【0068】また、複数の振込先が送信されている場
合、主制御部21は送信されている振込先情報の各振込
先名を音声メッセージにて選択できるようになってい
る。この選択された振込先名に対応する振込先情報が音
声にてハンドセット30により案内される。
合、主制御部21は送信されている振込先情報の各振込
先名を音声メッセージにて選択できるようになってい
る。この選択された振込先名に対応する振込先情報が音
声にてハンドセット30により案内される。
【0069】この案内に応じて振込金額等が入力された
際に(ST38)、主制御部21は、上記振込先情報に
振込人の内容を加えることにより振込取引要求電文(振
込照会要求電文)を生成してホストコンピュータ24へ
送信する(ST39)。すなわち、振込照会応答の下り
電文中の振込照会内容を音声用テキストメッセージとし
て送信する。
際に(ST38)、主制御部21は、上記振込先情報に
振込人の内容を加えることにより振込取引要求電文(振
込照会要求電文)を生成してホストコンピュータ24へ
送信する(ST39)。すなわち、振込照会応答の下り
電文中の振込照会内容を音声用テキストメッセージとし
て送信する。
【0070】これにより、上記自動取引装置の主制御部
21は、供給される応答電文の振込内容に対応する音声
メッセージ情報をハンドセット30により音声メッセー
ジとして出力する(ST40)。たとえば、振込先、振
込人、振込金額、手数料などの振込確認内容が読上げら
れる。
21は、供給される応答電文の振込内容に対応する音声
メッセージ情報をハンドセット30により音声メッセー
ジとして出力する(ST40)。たとえば、振込先、振
込人、振込金額、手数料などの振込確認内容が読上げら
れる。
【0071】この振込内容が確認された際に、主制御部
21は、振込の実行を指示する電文をホストコンピュー
タ24へ送信する(ST41)。
21は、振込の実行を指示する電文をホストコンピュー
タ24へ送信する(ST41)。
【0072】また、主制御部21は、カード等の媒体を
排出するとともに、振込内容がプリントされたレシート
を発行し、振込取引を終了する(ST42)。
排出するとともに、振込内容がプリントされたレシート
を発行し、振込取引を終了する(ST42)。
【0073】この際、上記カード等の媒体の排出、レシ
ートを発行等の案内(記憶部18の文書ファイルから読
出した音声メッセージ)をハンドセット30により行
う。
ートを発行等の案内(記憶部18の文書ファイルから読
出した音声メッセージ)をハンドセット30により行
う。
【0074】上記したように、ホストコンピュータ24
側または媒体に事前記録された振込先情報をハンドセッ
ト30上で出力することにより、条件付き振込取引を可
能とするようにしたものである。
側または媒体に事前記録された振込先情報をハンドセッ
ト30上で出力することにより、条件付き振込取引を可
能とするようにしたものである。
【0075】これにより、視力障害者に対して、条件付
きでハンドセットからの操作により振込取引ができる。
きでハンドセットからの操作により振込取引ができる。
【0076】次に、図示していないが、通常取引におい
てもハンドセット30を使用する場合について説明す
る。
てもハンドセット30を使用する場合について説明す
る。
【0077】ハンドセット30を使用しない取引におい
てもホストコンピュータ24側で操作者に対し画面また
は、外部スピーカ上に出したくない情報(回りの人に見
られたり聞かれては困る個人情報等)が発生した場合に
は、応答電文中に音声用テキストメッセージを追加す
る。これにより、上記メッセージを受信した場合に、操
作者に対しハンドセット30を取ってもらうように操作
画面上または外部スピーカで案内しハンドセット30が
取られる時に、上記メッセージをハンドセット30上で
読み上げる事により、情報を伝える事が可能となる。
てもホストコンピュータ24側で操作者に対し画面また
は、外部スピーカ上に出したくない情報(回りの人に見
られたり聞かれては困る個人情報等)が発生した場合に
は、応答電文中に音声用テキストメッセージを追加す
る。これにより、上記メッセージを受信した場合に、操
作者に対しハンドセット30を取ってもらうように操作
画面上または外部スピーカで案内しハンドセット30が
取られる時に、上記メッセージをハンドセット30上で
読み上げる事により、情報を伝える事が可能となる。
【0078】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、視力障害者が取引後の残高を確認することができ、
かつ視力障害者に対して、条件付きでハンドセットから
の操作により振込取引ができる自動取引システムと自動
取引装置を提供できる。
ば、視力障害者が取引後の残高を確認することができ、
かつ視力障害者に対して、条件付きでハンドセットから
の操作により振込取引ができる自動取引システムと自動
取引装置を提供できる。
【図1】この発明の実施形態の自動取引装置の概略構成
を示す図。
を示す図。
【図2】ハンドセットの概略構成を示す図。
【図3】自動取引装置の概略構成を示すブロック図。
【図4】視力障害者による取引処理を説明するためのフ
ローチャート。
ローチャート。
【図5】視力障害者による取引処理を説明するためのフ
ローチャート。
ローチャート。
【図6】視力障害者による取引処理を説明するためのフ
ローチャート。
ローチャート。
【図7】視力障害者による取引処理を説明するためのフ
ローチャート。
ローチャート。
18…記憶部 21…主制御部 24…ホストコンピュータ(センタ) 30…ハンドセット
Claims (8)
- 【請求項1】 取引を行う自動取引装置と、この自動取
引装置と回線を介して接続され口座ごとの取引内容が記
憶されているホストコンピュータとからなる自動取引シ
ステムにおいて、 上記自動取引装置が、 視覚障害者による取引を判断する判断手段と、 上記取引を実行する実行手段と、 上記判断手段により視覚障害者による取引を判断した際
に、上記実行手段による実行内容に視覚障害者による取
引を示す情報を付加した電文を上記ホストコンピュータ
へ送信する第1の送信手段と、 この第1の送信手段の送信に応答して送信される取引結
果の内容に対応する音声メッセージを出力する出力手段
とからなり、 上記ホストコンピュータが、 上記自動取引装置から送信される電文内の実行内容に基
づく取引を行う取引手段と、 この取引手段による取引結果の内容に対応する音声メッ
セージを生成手段と、 上記自動取引装置から送信される電文内に視覚障害者に
よる取引を示す情報が付加されていた際に、上記生成手
段により生成された上記取引結果の内容に対応する音声
メッセージを上記自動取引装置へ送信する第2の送信手
段とからなることを特徴とする自動取引システム。 - 【請求項2】 上記取引結果の内容が、入金時の入金後
の残高、出金時の出金後の残高、通帳記入時の最終残
高、取引不成立の内容であることを特徴とする請求項1
に記載の自動取引システム。 - 【請求項3】 振込取引を行う自動取引装置と、この自
動取引装置と回線を介して接続され口座ごとの取引内容
が記憶されているホストコンピュータとからなる自動取
引システムにおいて、 上記自動取引装置が、 視覚障害者による取引を判断する判断手段と、 この判断手段により視覚障害者による取引を判断した際
に、振込取引の選択を音声にて案内する第1の案内手段
と、 この第1の案内手段により振込取引が指示された際に、
振込先情報とこの振込先情報が記録されている振込券の
内容を音声にて案内する第2の案内手段と、 この第2の案内手段の案内に基づいて設定される振込券
に記憶されている振込先情報とこの振込先情報を読取る
読取手段と、 この読取手段により読取られた振込先情報を音声メッセ
ージに変換して発生する発生手段と、 この発生手段により発生された音声メッセージにより振
込先情報が確認された際に、上記振込券から読取った振
込先情報に基づいて振込取引を実行する実行手段と、 上記判断手段により視覚障害者による振込取引を判断し
た際に、上記実行手段による振込取引実行内容に視覚障
害者による取引を示す情報を付加した電文を上記ホスト
コンピュータへ送信する第1の送信手段と、 この第1の送信手段の送信に応答して送信される振込取
引の内容に対応する音声メッセージを出力する出力手段
とからなり、 上記ホストコンピュータが、 上記自動取引装置から送信される電文内の振込取引実行
内容に基づく振込取引を行う取引手段と、 この取引手段による振込取引の内容に対応する音声メッ
セージを生成手段と、 上記自動取引装置から送信される電文内に視覚障害者に
よる取引を示す情報が付加されていた際に、上記生成手
段により生成された上記取引結果の内容に対応する音声
メッセージを上記自動取引装置へ送信する第2の送信手
段とからなることを特徴とする自動取引システム。 - 【請求項4】 上記振込券に複数の振込先情報と各振込
先情報に対応する音声メッセージが記憶され、振込取引
時にその1つが選択されて用いられるものであることを
特徴とする請求項3に記載の自動取引システム。 - 【請求項5】 振込取引を行う自動取引装置と、この自
動取引装置と回線を介して接続され口座ごとの取引内容
が記憶されているホストコンピュータとからなる自動取
引システムにおいて、 上記自動取引装置が、 視覚障害者による取引を判断する判断手段と、 この判断手段により視覚障害者による取引を判断した際
に、振込取引の選択を音声にて案内する第1の案内手段
と、 この第1の案内手段により振込取引が指示された際に、
あらかじめ登録されている振込先情報の利用の指示かを
音声にて案内する第2の案内手段と、 この第2の案内手段の案内に基づいてあらかじめ登録さ
れている振込先情報の利用が指示された際に、振込先情
報の要求に視覚障害者による取引を示す情報を付加した
電文を上記ホストコンピュータへ送信する第1の送信手
段と、 この第1の送信手段の送信に応答して上記ホストコンピ
ュータから送信される振込先情報に対応する音声メッセ
ージを出力する出力手段と、 この出力手段により出力された音声メッセージにより振
込先情報が確認された際に、上記ホストコンピュータか
ら送信される振込先情報に基づいて振込取引を実行する
実行手段と、 この実行手段による振込取引実行内容の電文を上記ホス
トコンピュータへ送信する第2の送信手段と、 この第2の送信手段の送信に応答して送信される振込取
引の内容に対応する音声メッセージを出力する第2の出
力手段とからなり、 上記ホストコンピュータが、 口座ごとの振込先情報に対応する音声メッセージを記憶
する記憶手段と、 上記自動取引装置から送信される振込先情報の要求電文
に基づいて、対応する振込先情報に対応する音声メッセ
ージを上記記憶手段から読取り、上記自動取引装置へ送
信する第3の送信手段と、 上記自動取引装置から送信される電文内の振込取引実行
内容に基づく振込取引を行う取引手段と、 この取引手段による振込取引の内容に対応する音声メッ
セージを生成手段と、 上記自動取引装置から送信される電文内に視覚障害者に
よる取引を示す情報が付加されていた際に、上記生成手
段により生成された上記取引結果の内容に対応する音声
メッセージを上記自動取引装置へ送信する第4の送信手
段とからなることを特徴とする自動取引システム。 - 【請求項6】 上記記憶手段に複数の振込先情報と各振
込先情報に対応する音声メッセージが記憶され、振込取
引時にその1つが選択されて用いられるものであること
を特徴とする請求項5に記載の自動取引システム。 - 【請求項7】 取引を行う自動取引装置と、この自動取
引装置と回線を介して接続され口座ごとの取引内容が記
憶されているホストコンピュータとからなる自動取引シ
ステムに用いられる自動取引装置において、 視覚障害者による取引を判断する判断手段と、 上記取引を実行する実行手段と、 上記判断手段により視覚障害者による取引を判断した際
に、上記実行手段による実行内容に視覚障害者による取
引を示す情報を付加した電文を上記ホストコンピュータ
へ送信する送信手段と、 この送信手段の送信に応答して送信される取引結果の内
容に対応する音声メッセージがある際に、この音声メッ
セージを出力する出力手段と、 を具備したことを特徴とする自動取引装置。 - 【請求項8】 取引を行う自動取引装置と、この自動取
引装置と回線を介して接続され口座ごとの取引内容が記
憶されているホストコンピュータとからなる自動取引シ
ステムに用いられる自動取引装置において、 視覚障害者による取引を判断する判断手段と、 この判断手段により視覚障害者による取引を判断した際
に、振込取引の選択を音声にて案内する第1の案内手段
と、 この第1の案内手段により振込取引が指示された際に、
振込先情報とこの振込先情報が記録されている振込券の
内容を音声にて案内する第2の案内手段と、 この第2の案内手段の案内に基づいて設定される振込券
に記憶されている振込先情報とこの振込先情報を読取る
読取手段と、 この読取手段により読取られた振込先情報を音声メッセ
ージに変換して発生する発生手段と、 この発生手段により発生された音声メッセージにより振
込先情報が確認された際に、上記振込券から読取った振
込先情報に基づいて振込取引を実行する実行手段と、 上記判断手段により視覚障害者による振込取引を判断し
た際に、上記実行手段による振込取引実行内容に視覚障
害者による取引を示す情報を付加した電文を上記ホスト
コンピュータへ送信する送信手段と、 この送信手段の送信に応答して送信される振込取引の内
容に対応する音声メッセージがある際に、この音声メッ
セージを出力する出力手段と、 を具備したことを特徴とする自動取引装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5147599A JP2000251121A (ja) | 1999-02-26 | 1999-02-26 | 自動取引システム自動取引装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5147599A JP2000251121A (ja) | 1999-02-26 | 1999-02-26 | 自動取引システム自動取引装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000251121A true JP2000251121A (ja) | 2000-09-14 |
Family
ID=12887987
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5147599A Pending JP2000251121A (ja) | 1999-02-26 | 1999-02-26 | 自動取引システム自動取引装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000251121A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012038170A (ja) * | 2010-08-09 | 2012-02-23 | Japan Research Institute Ltd | 自動取引装置及び自動取引プログラム |
JP2013250877A (ja) * | 2012-06-01 | 2013-12-12 | Oki Electric Ind Co Ltd | 取引装置及び取引プログラム |
-
1999
- 1999-02-26 JP JP5147599A patent/JP2000251121A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012038170A (ja) * | 2010-08-09 | 2012-02-23 | Japan Research Institute Ltd | 自動取引装置及び自動取引プログラム |
JP2013250877A (ja) * | 2012-06-01 | 2013-12-12 | Oki Electric Ind Co Ltd | 取引装置及び取引プログラム |
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