JP2000248549A - チュービング装置 - Google Patents
チュービング装置Info
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Abstract
効率よく施工する。 【解決手段】 チャックカラー14の内周面に、回転捩
じ込み杭13の螺旋状の掘削羽根13bを通過させる螺
旋状の凹溝14aを形成した。
Description
おいて、大口径杭を造成するチュービング装置に関し、
詳しくは、回転捩じ込み杭とチャック装置との間に挿入
されるチャックカラーに関する。
地面に回転圧入するチュービング装置を使用して、ケー
シングチューブ及び大口径鋼管杭よりは小径で、先端部
外周に螺旋状の掘削羽根を備えた回転捩じ込み杭を地面
に回転圧入する施工法がある。この施工法では、回転捩
じ込み杭とケーシングチューブ回転装置のチャック装置
との間にチャックカラーを挿入して回転捩じ込み杭を把
持する場合と、回転捩じ込み杭専用のチャック装置のチ
ャック部材を用いる場合がある。
螺旋状の掘削羽根の径がかなり大きいので、回転捩じ込
み杭のチュービング装置への装着は、地面に設置したチ
ュービング装置に回転捩じ込み杭を挿入してから、クレ
ーンで吊り上げたチャックカラーをチャック装置に取付
ける施工法か、回転捩じ込み杭を地面上に設置しておい
て、予めチャックカラーを取付けたチュービング装置、
または、回転捩じ込み杭専用のチャック部材を取付けた
チュービング装置をクレーンで吊り上げ、回転捩じ込み
杭の上部から被せて設置する施工法が採用されていた。
数のチャックカラーを回転捩じ込み杭とチャック装置と
の間に挿入して固定しなければならず、作業行程が非常
に面倒であった。また、後者の施工法では、重量のある
チュービング装置を高い位置まで吊り上げるので、能力
の大きなクレーンを必要とするとともに、設置作業を慎
重に行うため長時間の作業になる。
業行程を簡略にして効率よく施工できるチュービング装
置を提供することを目的としている。
め、本発明は、請求項1の発明では、先端部外周に螺旋
状の掘削羽根を備えた回転捩じ込み杭と、チャック装置
との間にチャックカラーを挿入するチュービング装置に
おいて、前記チャックカラーの内周面に、前記掘削羽根
の螺旋ピッチに対応する凹溝を形成したことを特徴と
し、請求項2の発明では、回転捩じ込み杭専用のチャッ
ク部材の内周面に、前記掘削羽根の螺旋ピッチに対応す
る凹溝を形成したことを特徴としている。
形態例に基づいて、さらに詳細に説明する。図1は本発
明の第1実施形態例を示すもので、チュービング装置1
は、ベースフレーム2の上部に配設した昇降フレーム3
を、ベースフレーム2に立設した昇降用シリンダ4にて
昇降可能に支持し、前記昇降フレーム3に、ケーシング
チューブ回転装置5を設けている。このケーシングチュ
ーブ回転装置5は、昇降フレーム3に回転可能に設けら
れたリング状の回転体6と、該回転体6を回転する回転
駆動装置7とを有している。
チャック装置8を有している。このチャック装置8は、
前記昇降フレーム3に立設されたチャックシリンダ9
と、該チャックシリンダ9に昇降可能に支持された支持
フレーム10と、該支持フレーム10に回転可能に支持
されたリング状の上部フレーム11と、該上部フレーム
11に吊持された複数の楔状のチャック部材12とで構
成され、チャックシリンダ9を伸縮して支持フレーム1
0を昇降させると、各チャック部材12が前記回転体6
の傾斜内面に沿って上下に移動して、各チャック部材1
2間の内径を拡縮する。
み杭13を把持するチャックカラー14がそれぞれ取付
けられている。前記回転捩じ込み杭13は、胴体13a
の径よりも大径に形成された螺旋状の掘削羽根13bを
先端部外周に備えている。前記各チャックカラー14
は、内周面に、前記掘削羽根13bの螺旋ピッチに対応
する凹溝14aをそれぞれ形成している。各チャックカ
ラー14の凹溝14aは、掘削羽根13bに対応した高
さ及び深さに形成され、各チャックカラー14が各チャ
ック部材12に取付けられた状態で、螺旋状に連続する
よう形成されている。
ング装置1を設置し、チャックシリンダ9を伸ばして、
各チャックカラー14の径を回転捩じ込み杭13の胴体
13aの径よりもやや大径にし、回転捩じ込み杭13を
クレーン(図示せず)で吊り上げ、回転捩じ込み杭13
を徐々に降下させながら、掘削羽根13bを各チャック
カラー14の凹溝14aに臨ませ、回転捩じ込み杭13
の回転方向とは逆にケーシングチューブ回転装置5を回
転させることによるか、または、回転捩じ込み杭13を
固定しておいて、ケーシングチューブ回転装置5を逆回
転させながら昇降用シリンダ4にてケーシングチューブ
回転装置5を上昇させることによるか、あるいは、ケー
シングチューブ回転装置5を回転させずに、チュービン
グ装置1の上にいる作業員が回転捩じ込み杭13を手で
回すことによって、掘削羽根13bが凹溝14aを通過
し、掘削羽根13bを各チャックカラー14の下方へ位
置させることができる。
じ込み杭13の胴体13aを各チャックカラー14を介
して把持し、ケーシングチューブ回転装置5を回転させ
ながら、前記昇降用シリンダ4を縮めて回転捩じ込み杭
13を回転圧入する。
ク部材12にそれぞれチャックカラー14を取付ける構
成で説明したが、バンド式チャックに取付けるチャック
カラーにも本発明は適用可能である。
で、本実施形態例において前記第1実施形態例と同一要
素のものには同一の符号を付してその説明を省略する。
本実施形態例は、回転捩じ込み杭13専用の各チャック
部材20の内周面に、前記掘削羽根13bの螺旋ピッチ
に対応する凹溝20aをそれぞれ形成している。各チャ
ック部材20の凹溝20aは、掘削羽根13bに対応し
た高さ及び深さに形成され、各チャック部材20が前記
上部フレーム11に吊持された状態で、螺旋状に連続す
るよう形成されている。これにより、前記第1実施形態
例と同様に、ケーシングチューブ回転装置5の回転又は
回転捩じ込み杭13の回転により、掘削羽根13bを各
チャック部材20の下方へ位置させることができる。
ビング装置のチャック部材又はチャックカラー内周面
に、回転捩じ込み杭の螺旋状の掘削羽根の螺旋ピッチに
対応する凹溝を形成したので、ケーシングチューブ回転
装置の回転又は回転捩じ込み杭の回転により、掘削羽根
が凹溝を通過してチャックカラーの下方へ位置するか
ら、回転捩じ込み杭をチュービング装置に容易に装着で
き、作業行程が簡略になり効率のよい施工ができる。
面図である。
面図である。
置、8…チャック装置、13…回転捩じ込み杭、13b
…回転捩じ込み杭13の掘削羽根、14…チャックカラ
ー、14a…チャックカラー14の凹溝、20…チャッ
ク部材、20aチャック部材20の凹溝
Claims (2)
- 【請求項1】 先端部外周に螺旋状の掘削羽根を備えた
回転捩じ込み杭と、チャック装置との間にチャックカラ
ーを挿入するチュービング装置において、前記チャック
カラーの内周面に、前記掘削羽根の螺旋ピッチに対応す
る凹溝を形成したことを特徴とするチュービング装置。 - 【請求項2】 先端部外周に螺旋状の掘削羽根を備えた
回転捩じ込み杭を、チャック装置のチャック部材で把持
するチュービング装置において、前記チャック部材の内
周面に、前記掘削羽根の螺旋ピッチに対応する凹溝を形
成したことを特徴とするチュービング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP05413399A JP3484653B2 (ja) | 1999-03-02 | 1999-03-02 | チュービング装置 |
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Publications (2)
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002295168A (ja) * | 2001-04-02 | 2002-10-09 | Nippon Sharyo Seizo Kaisha Ltd | 振れ止め装置及びその取り付け構造 |
JP2003201714A (ja) * | 2001-10-31 | 2003-07-18 | Hirabayashi Seisakusho:Kk | 鋼管類圧入引抜き装置 |
JP2014201878A (ja) * | 2013-04-01 | 2014-10-27 | 日本車輌製造株式会社 | チュービング装置 |
JPWO2020054583A1 (ja) * | 2018-09-10 | 2021-04-30 | 日本製鉄株式会社 | 杭施工治具 |
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1999
- 1999-03-02 JP JP05413399A patent/JP3484653B2/ja not_active Expired - Lifetime
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