JP2000248300A - 液体洗浄剤組成物 - Google Patents
液体洗浄剤組成物Info
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 低刺激性、高起泡性、使用感、低温安定性等
に優れた組成物の性能を維持しつつ、増粘剤を用いずに
容易に増粘させる方法及び該方法により増粘した液体洗
浄剤組成物を提供することを目的とする。 【構成】 少なくとも脂肪族アシルアミノ酸系陰イオン
界面活性剤を含有する陰イオン界面活性剤及び両性界面
活性剤を含有し、陰イオン界面活性剤と両性界面活性剤
との重量比が、9/1〜2/8である液体洗浄剤組成物
において、該組成物のpHをpH調整剤を添加して変動
させた時、pH4.00〜7.00の範囲内で組成物の
粘度が極大値を示す組成物であって、該組成物のpH
が、粘度の極大値を示すpHを基準として、±0.70
の範囲にある組成物であり、同時に25℃での組成物の
粘度が300mPa・s以上であることを特徴とする。
に優れた組成物の性能を維持しつつ、増粘剤を用いずに
容易に増粘させる方法及び該方法により増粘した液体洗
浄剤組成物を提供することを目的とする。 【構成】 少なくとも脂肪族アシルアミノ酸系陰イオン
界面活性剤を含有する陰イオン界面活性剤及び両性界面
活性剤を含有し、陰イオン界面活性剤と両性界面活性剤
との重量比が、9/1〜2/8である液体洗浄剤組成物
において、該組成物のpHをpH調整剤を添加して変動
させた時、pH4.00〜7.00の範囲内で組成物の
粘度が極大値を示す組成物であって、該組成物のpH
が、粘度の極大値を示すpHを基準として、±0.70
の範囲にある組成物であり、同時に25℃での組成物の
粘度が300mPa・s以上であることを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、組成物のpHを弱
酸性から中性領域下に変動させることにより粘度が変動
するという新規概念に基づいた増粘方法を利用した液体
洗浄剤組成物に関する。
酸性から中性領域下に変動させることにより粘度が変動
するという新規概念に基づいた増粘方法を利用した液体
洗浄剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】脂肪族アシルアミノ酸系の陰イオン界面
活性剤は、毛髪や皮膚のpHに近い弱酸性処方を可能に
することから近年特に重要視されている。しかしなが
ら、脂肪族アシルアミノ酸系陰イオン界面活性剤を多用
する液体洗浄剤組成物では、経済的な界面活性剤濃度で
は適度な粘性を付与することが困難であった。特に、脂
肪族アシルアミノ酸系の陰イオン界面活性剤の中でも、
起泡性や泡質に優れ、良好な低刺激性を有する脂肪族ア
シルグルタミン酸モノ中和塩はこの傾向が強く、応用の
範囲が狭められていた。
活性剤は、毛髪や皮膚のpHに近い弱酸性処方を可能に
することから近年特に重要視されている。しかしなが
ら、脂肪族アシルアミノ酸系陰イオン界面活性剤を多用
する液体洗浄剤組成物では、経済的な界面活性剤濃度で
は適度な粘性を付与することが困難であった。特に、脂
肪族アシルアミノ酸系の陰イオン界面活性剤の中でも、
起泡性や泡質に優れ、良好な低刺激性を有する脂肪族ア
シルグルタミン酸モノ中和塩はこの傾向が強く、応用の
範囲が狭められていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、少なくとも
脂肪族アシルアミノ酸系陰イオン界面活性剤を含有する
陰イオン界面活性剤及び両性界面活性剤を経済的な濃度
で併用して得られた、低刺激性、起泡性、使用感、低温
安定性等に優れた組成物を、汎用的な増粘剤を必須成分
とすることなく、組成物の洗浄剤としての性能を維持し
つつ、容易に増粘させる方法を提供することを目的とす
る。
脂肪族アシルアミノ酸系陰イオン界面活性剤を含有する
陰イオン界面活性剤及び両性界面活性剤を経済的な濃度
で併用して得られた、低刺激性、起泡性、使用感、低温
安定性等に優れた組成物を、汎用的な増粘剤を必須成分
とすることなく、組成物の洗浄剤としての性能を維持し
つつ、容易に増粘させる方法を提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、このよう
な事情に鑑み、鋭意研究の結果、脂肪族アシルアミノ酸
系陰イオン界面活性剤を含む陰イオン界面活性剤と両性
界面活性剤とを一定の比率で含有する組成物を調製し、
これにpH調整剤を加え、組成物のpHを弱酸性から中
性の領域で変動させると、pHの変動に依存して組成物
の粘度が顕著に変化し、粘度の極大値を示し、しかもそ
の粘度の極大値を示す組成物のpHを中心とする一定範
囲のpH領域では、起泡性及び低温安定性も大きく変化
しないという従来知られていない現象を見いだし、これ
を発展させることにより本発明を完成するに至った。
な事情に鑑み、鋭意研究の結果、脂肪族アシルアミノ酸
系陰イオン界面活性剤を含む陰イオン界面活性剤と両性
界面活性剤とを一定の比率で含有する組成物を調製し、
これにpH調整剤を加え、組成物のpHを弱酸性から中
性の領域で変動させると、pHの変動に依存して組成物
の粘度が顕著に変化し、粘度の極大値を示し、しかもそ
の粘度の極大値を示す組成物のpHを中心とする一定範
囲のpH領域では、起泡性及び低温安定性も大きく変化
しないという従来知られていない現象を見いだし、これ
を発展させることにより本発明を完成するに至った。
【0005】即ち、本発明の液体洗浄剤組成物は、少な
くとも脂肪族アシルアミノ酸系陰イオン界面活性剤を含
有する1種若しくは2種以上の陰イオン界面活性剤、及
び1種若しくは2種以上の両性界面活性剤を含有し、陰
イオン界面活性剤と両性界面活性剤との重量比が、陰イ
オン界面活性剤/両性界面活性剤=9/1〜2/8であ
る液体洗浄剤組成物において、該組成物のpHをpH調
整剤を添加して変動させた時、pH4.00〜7.00
の範囲内で組成物の粘度が極大値を有する組成物であっ
て、該組成物のpHが、粘度の極大値を示すpHを基準
として±0.70の範囲にある組成物であり、同時に2
5℃での組成物の粘度が300mPa・s以上であることを
特徴とする。
くとも脂肪族アシルアミノ酸系陰イオン界面活性剤を含
有する1種若しくは2種以上の陰イオン界面活性剤、及
び1種若しくは2種以上の両性界面活性剤を含有し、陰
イオン界面活性剤と両性界面活性剤との重量比が、陰イ
オン界面活性剤/両性界面活性剤=9/1〜2/8であ
る液体洗浄剤組成物において、該組成物のpHをpH調
整剤を添加して変動させた時、pH4.00〜7.00
の範囲内で組成物の粘度が極大値を有する組成物であっ
て、該組成物のpHが、粘度の極大値を示すpHを基準
として±0.70の範囲にある組成物であり、同時に2
5℃での組成物の粘度が300mPa・s以上であることを
特徴とする。
【0006】更に、本発明は、脂肪族アシルアミノ酸系
陰イオン界面活性剤及び両性界面活性剤を併用した洗浄
剤組成物を用い、組成物のpHを変動させることによる
粘度の変動現象を利用した、洗浄剤組成物を増粘させる
方法をも提供する。
陰イオン界面活性剤及び両性界面活性剤を併用した洗浄
剤組成物を用い、組成物のpHを変動させることによる
粘度の変動現象を利用した、洗浄剤組成物を増粘させる
方法をも提供する。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明に係る陰イオン界面活性剤
としては、脂肪族アシルアミノ酸系陰イオン界面活性剤
を必須成分とするが、それ以外は特に限定するものでは
ないが、アルキル(炭素数8〜18)硫酸塩(ナトリウ
ム、カリウム、アンモニウム、トリエタノールアミ
ン)、アルケニル(炭素数8〜18)硫酸塩(ナトリウ
ム、カリウム、アンモニウム、トリエタノールアミ
ン)、ポリオキシエチレン(重合度1〜5)アルキル
(炭素数8〜18)エーテル硫酸塩(ナトリウム、カリ
ウム、アンモニウム、トリエタノールアミン)、ポリオ
キシエチレン(重合度1〜5)アルケニル(炭素数8〜
18)エーテル硫酸塩(ナトリウム、カリウム、アンモ
ニウム、トリエタノールアミン)、ポリオキシエチレン
(重合度1〜5)脂肪酸(炭素数8〜18)モノエタノ
ールアミドエーテル硫酸塩(ナトリウム、カリウム、ア
ンモニウム、トリエタノールアミン)、ポリオキシエチ
レン(重合度1〜7)アルキル(炭素数8〜18)エー
テル酢酸塩(ナトリウム、カリウム)、ポリオキシエチ
レン(重合度1〜7)アルケニル(炭素数8〜18)エ
ーテル酢酸塩(ナトリウム、カリウム)、ポリオキシエ
チレン(重合度1〜7)脂肪酸(炭素数8〜18)モノ
エタノールアミドエーテル酢酸塩(ナトリウム、カリウ
ム)、スルホコハク酸アルキル(炭素数8〜18)エス
テル塩(ナトリウム、カリウム)、ポリオキシエチレン
(重合度1〜7)スルホコハク酸アルキル(炭素数8〜
18)エステル塩(ナトリウム、カリウム)、アルカン
(炭素数8〜18)スルホネート、α−オレフィン(8
〜18)スルホネート等が例示される。
としては、脂肪族アシルアミノ酸系陰イオン界面活性剤
を必須成分とするが、それ以外は特に限定するものでは
ないが、アルキル(炭素数8〜18)硫酸塩(ナトリウ
ム、カリウム、アンモニウム、トリエタノールアミ
ン)、アルケニル(炭素数8〜18)硫酸塩(ナトリウ
ム、カリウム、アンモニウム、トリエタノールアミ
ン)、ポリオキシエチレン(重合度1〜5)アルキル
(炭素数8〜18)エーテル硫酸塩(ナトリウム、カリ
ウム、アンモニウム、トリエタノールアミン)、ポリオ
キシエチレン(重合度1〜5)アルケニル(炭素数8〜
18)エーテル硫酸塩(ナトリウム、カリウム、アンモ
ニウム、トリエタノールアミン)、ポリオキシエチレン
(重合度1〜5)脂肪酸(炭素数8〜18)モノエタノ
ールアミドエーテル硫酸塩(ナトリウム、カリウム、ア
ンモニウム、トリエタノールアミン)、ポリオキシエチ
レン(重合度1〜7)アルキル(炭素数8〜18)エー
テル酢酸塩(ナトリウム、カリウム)、ポリオキシエチ
レン(重合度1〜7)アルケニル(炭素数8〜18)エ
ーテル酢酸塩(ナトリウム、カリウム)、ポリオキシエ
チレン(重合度1〜7)脂肪酸(炭素数8〜18)モノ
エタノールアミドエーテル酢酸塩(ナトリウム、カリウ
ム)、スルホコハク酸アルキル(炭素数8〜18)エス
テル塩(ナトリウム、カリウム)、ポリオキシエチレン
(重合度1〜7)スルホコハク酸アルキル(炭素数8〜
18)エステル塩(ナトリウム、カリウム)、アルカン
(炭素数8〜18)スルホネート、α−オレフィン(8
〜18)スルホネート等が例示される。
【0008】本発明に係る必須成分である脂肪族アシル
アミノ酸系陰イオン界面活性剤としては、アシル基とし
て炭素数8〜18を有する脂肪酸由来の脂肪族アシル基
が例示され、又、アミノ酸としてグリシン、サルコシン
(N−メチルグリシン)、アラニン、N−メチルアラニ
ン、グルタミン酸、アスパラギン酸等のアミノ酸である
脂肪族アシルアミノ酸、及びそれらのアルカリ金属(ナ
トリウム、カリウム)塩、アンモニウム塩、若しくはア
ルカノールアミン塩等が例示される。
アミノ酸系陰イオン界面活性剤としては、アシル基とし
て炭素数8〜18を有する脂肪酸由来の脂肪族アシル基
が例示され、又、アミノ酸としてグリシン、サルコシン
(N−メチルグリシン)、アラニン、N−メチルアラニ
ン、グルタミン酸、アスパラギン酸等のアミノ酸である
脂肪族アシルアミノ酸、及びそれらのアルカリ金属(ナ
トリウム、カリウム)塩、アンモニウム塩、若しくはア
ルカノールアミン塩等が例示される。
【0009】更に、脂肪族アシルアミノ酸系陰イオン界
面活性剤のアミノ酸は、L体、D体及びDL体のいずれ
も利用可能である。
面活性剤のアミノ酸は、L体、D体及びDL体のいずれ
も利用可能である。
【0010】中でも、弱酸性から中性領域で使用され、
優れた低温安定性及び高起泡性を提供する目的では、脂
肪族アシル基がラウリン酸、ミリスチン酸、ヤシ油脂肪
酸、パーム核油脂肪酸又はラウリン酸を主体とする混合
脂肪酸由来のアシル基であり、対イオンがナトリウム、
カリウム又はトリエタノールアミンであるものが好まし
い。
優れた低温安定性及び高起泡性を提供する目的では、脂
肪族アシル基がラウリン酸、ミリスチン酸、ヤシ油脂肪
酸、パーム核油脂肪酸又はラウリン酸を主体とする混合
脂肪酸由来のアシル基であり、対イオンがナトリウム、
カリウム又はトリエタノールアミンであるものが好まし
い。
【0011】更に、本発明の効果が顕著であるという点
で、二塩基酸系の脂肪族アシルアミノ酸塩、例えばL−
グルタミン酸及び/又はL−アスパラギン酸のモノトリ
エタノールアミン塩が特に好ましい。
で、二塩基酸系の脂肪族アシルアミノ酸塩、例えばL−
グルタミン酸及び/又はL−アスパラギン酸のモノトリ
エタノールアミン塩が特に好ましい。
【0012】但し、これらの二塩基酸系脂肪族アシルア
ミノ酸塩は、併用する両性界面活性剤の種類によって
は、組成物の低温安定性が劣ることもあり、グリシン、
サルコシン(N−メチルグリシン)、アラニン、N−メ
チルアラニン等の由来の脂肪族アシルアミノ酸系陰イオ
ン界面活性剤と併用することが好ましい場合もある。
ミノ酸塩は、併用する両性界面活性剤の種類によって
は、組成物の低温安定性が劣ることもあり、グリシン、
サルコシン(N−メチルグリシン)、アラニン、N−メ
チルアラニン等の由来の脂肪族アシルアミノ酸系陰イオ
ン界面活性剤と併用することが好ましい場合もある。
【0013】陰イオン界面活性剤中に占める脂肪族アシ
ルアミノ酸系陰イオン界面活性剤の含有量としては、1
0〜100重量%が例示され、好ましくは50〜100
重量%が推奨される。
ルアミノ酸系陰イオン界面活性剤の含有量としては、1
0〜100重量%が例示され、好ましくは50〜100
重量%が推奨される。
【0014】脂肪族アシルアミノ酸系陰イオン界面活性
剤の配合率は特に限定されないが、液体洗浄剤組成物全
量の2〜18重量%であることが好ましい。
剤の配合率は特に限定されないが、液体洗浄剤組成物全
量の2〜18重量%であることが好ましい。
【0015】本発明に係る両性界面活性剤としては、特
に限定されず、炭素数8〜18のアルキル基若しくはア
ルケニル基を有するアルキル又はアルケニルベタイン、
炭素数8〜18の脂肪酸由来の脂肪酸アミドプロピルベ
タイン又はイミダゾリニウムベタイン等が例示される。
に限定されず、炭素数8〜18のアルキル基若しくはア
ルケニル基を有するアルキル又はアルケニルベタイン、
炭素数8〜18の脂肪酸由来の脂肪酸アミドプロピルベ
タイン又はイミダゾリニウムベタイン等が例示される。
【0016】その中でも、優れた低温安定性及び高起泡
性の面からは、ラウリルベタイン、ヤシ油アルキルベタ
イン、パーム核油アルキルベタイン、ラウリン酸アミド
プロピルベタイン、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイ
ン等が好ましく、易増粘性の面からは、ミリスチルベタ
インが好ましい。低温安定性、高起泡性、易増粘性をバ
ランス的に兼ね備えるには、ラウリルベタインとミリス
チルベタインを併用するのが最も好ましい。
性の面からは、ラウリルベタイン、ヤシ油アルキルベタ
イン、パーム核油アルキルベタイン、ラウリン酸アミド
プロピルベタイン、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイ
ン等が好ましく、易増粘性の面からは、ミリスチルベタ
インが好ましい。低温安定性、高起泡性、易増粘性をバ
ランス的に兼ね備えるには、ラウリルベタインとミリス
チルベタインを併用するのが最も好ましい。
【0017】両性界面活性剤の配合率は特に限定されな
いが、液体洗浄剤組成物全量の2〜15重量%であるこ
とが好ましい。
いが、液体洗浄剤組成物全量の2〜15重量%であるこ
とが好ましい。
【0018】本発明において、陰イオン界面活性剤と両
性界面活性剤の量比は、重量比で陰イオン界面活性剤/
両性界面活性剤=9/1〜2/8であり、好ましくは陰
イオン界面活性剤/両性界面活性剤=7/3〜 3/7
が推奨される。
性界面活性剤の量比は、重量比で陰イオン界面活性剤/
両性界面活性剤=9/1〜2/8であり、好ましくは陰
イオン界面活性剤/両性界面活性剤=7/3〜 3/7
が推奨される。
【0019】陰イオン界面活性剤の比率がこれよりも低
いと主剤としての意味がなくなり、高いと経済性が損な
われ、又、比率がこれより高くても低くても組成物の粘
度調整が困難になる。一方、両性界面活性剤の比率がこ
れより高くても低くても組成物の粘度調整が困難にな
る。
いと主剤としての意味がなくなり、高いと経済性が損な
われ、又、比率がこれより高くても低くても組成物の粘
度調整が困難になる。一方、両性界面活性剤の比率がこ
れより高くても低くても組成物の粘度調整が困難にな
る。
【0020】本発明で用いるpH調整剤として具体的に
は、クエン酸、リンゴ酸、乳酸等の有機酸、塩酸、硫
酸、リン酸等の鉱酸、水酸化ナトリウム、水酸化カリウ
ム等のアルカリ金属水酸化物、トリエタノールアミン、
アンモニア等が例示される。又、添加する形態としては
特に限定されず、粉末状あるいは液状のものをそのまま
で又は水溶液の形態で使用できる。
は、クエン酸、リンゴ酸、乳酸等の有機酸、塩酸、硫
酸、リン酸等の鉱酸、水酸化ナトリウム、水酸化カリウ
ム等のアルカリ金属水酸化物、トリエタノールアミン、
アンモニア等が例示される。又、添加する形態としては
特に限定されず、粉末状あるいは液状のものをそのまま
で又は水溶液の形態で使用できる。
【0021】本発明の液体洗浄剤組成物は、少なくとも
脂肪族アシルアミノ酸系陰イオン界面活性剤を含有する
1種若しくは2種以上の陰イオン界面活性剤、及び1種
若しくは2種以上の両性界面活性剤を含有する液体洗浄
剤組成物であって、陰イオン界面活性剤と両性界面活性
剤との重量比が、陰イオン界面活性剤/両性界面活性剤
=9/1〜2/8である液体洗浄剤組成物において、p
H調整剤を添加してpHを変動させたとき、pHの変動
に依存して組成物の粘度が、pH4.00〜7.00の
範囲内で極大値を有する組成物であって、該組成物のp
Hが、粘度の極大値を示すpHを基準として、±0.7
0の範囲にある組成物である。
脂肪族アシルアミノ酸系陰イオン界面活性剤を含有する
1種若しくは2種以上の陰イオン界面活性剤、及び1種
若しくは2種以上の両性界面活性剤を含有する液体洗浄
剤組成物であって、陰イオン界面活性剤と両性界面活性
剤との重量比が、陰イオン界面活性剤/両性界面活性剤
=9/1〜2/8である液体洗浄剤組成物において、p
H調整剤を添加してpHを変動させたとき、pHの変動
に依存して組成物の粘度が、pH4.00〜7.00の
範囲内で極大値を有する組成物であって、該組成物のp
Hが、粘度の極大値を示すpHを基準として、±0.7
0の範囲にある組成物である。
【0022】尚、洗浄剤組成物のpH範囲は、好ましく
は、粘度の極大値を示すpHを基準として、±0.50
の範囲にあることが推奨される。
は、粘度の極大値を示すpHを基準として、±0.50
の範囲にあることが推奨される。
【0023】更に、増粘効果の面からは、組成物の粘度
の極大値(極大粘度)が、粘度の極大値を示すpHを基
準として、±0.70の範囲外のpHでの組成物の粘度
の10倍以上となる組成物が好ましい(即ち、極大粘度
が、粘度の極大値を示す組成物のpH+0.70を越え
るpHでの粘度の10倍以上である組成物が好ましい、
あるいは極大粘度が、粘度の極大値を示す組成物のpH
−0.70未満のpHでの粘度の10倍以上である組成
物が好ましい)。
の極大値(極大粘度)が、粘度の極大値を示すpHを基
準として、±0.70の範囲外のpHでの組成物の粘度
の10倍以上となる組成物が好ましい(即ち、極大粘度
が、粘度の極大値を示す組成物のpH+0.70を越え
るpHでの粘度の10倍以上である組成物が好ましい、
あるいは極大粘度が、粘度の極大値を示す組成物のpH
−0.70未満のpHでの粘度の10倍以上である組成
物が好ましい)。
【0024】図1は、陰イオン界面活性剤としてヤシ油
脂肪酸アシル−L−グルタミン酸モノトリエタノールア
ミンを用い、両性界面活性剤としてミリスチルベタイン
を用い、ヤシ油脂肪酸アシル−L−グルタミン酸トリエ
タノールアミン/ミリスチルベタイン=6/4(重量
比)で用いた組成物において、pH調整剤としてクエン
酸を用いてpHを変動させた際、pH5.08のとき、
粘度の極大値が22,900mPa・sとなることを示して
いる。従って、粘度の極大値を示すpH5.08±0.
70の範囲のもの、即ちpH4.38〜5.78の範囲
の組成物が本発明の液体洗浄剤組成物である。
脂肪酸アシル−L−グルタミン酸モノトリエタノールア
ミンを用い、両性界面活性剤としてミリスチルベタイン
を用い、ヤシ油脂肪酸アシル−L−グルタミン酸トリエ
タノールアミン/ミリスチルベタイン=6/4(重量
比)で用いた組成物において、pH調整剤としてクエン
酸を用いてpHを変動させた際、pH5.08のとき、
粘度の極大値が22,900mPa・sとなることを示して
いる。従って、粘度の極大値を示すpH5.08±0.
70の範囲のもの、即ちpH4.38〜5.78の範囲
の組成物が本発明の液体洗浄剤組成物である。
【0025】図1では、組成物の粘度の極大値(極大粘
度)が、粘度の極大値を示すpH(5.08)を基準と
して、±0.70の範囲外のpHにある組成物(pH
4.32)の粘度365mPa・sの62.7倍となってい
ることがわかる。
度)が、粘度の極大値を示すpH(5.08)を基準と
して、±0.70の範囲外のpHにある組成物(pH
4.32)の粘度365mPa・sの62.7倍となってい
ることがわかる。
【0026】尚、粘度の極大値を示すpHの範囲を4.
00〜7.00としているが、この範囲外で粘度の極大
値を持つ場合、例えばpHが4.00より低い範囲で粘
度の極大値を示す場合、組成物の成分である界面活性剤
自体の安定性が損なわれたり、刺激性の発現、低温安定
性の悪化等が起こり得る。一方、pHが7.00を超え
る範囲での粘度の極大値を示すpHでは弱酸性領域とは
言えず、用途によっては低刺激性が得られにくい。
00〜7.00としているが、この範囲外で粘度の極大
値を持つ場合、例えばpHが4.00より低い範囲で粘
度の極大値を示す場合、組成物の成分である界面活性剤
自体の安定性が損なわれたり、刺激性の発現、低温安定
性の悪化等が起こり得る。一方、pHが7.00を超え
る範囲での粘度の極大値を示すpHでは弱酸性領域とは
言えず、用途によっては低刺激性が得られにくい。
【0027】一方、粘度が極大値を示す点のpHを基準
にしてpHが更に0.70を越える場合は増粘効果が得
られにくく、又、粘度が極大値を示す点のpHを基準に
してpHが更に0.70より低い場合についても増粘効
果が得られにくく、しかも低温安定性が劣る傾向にあ
る。
にしてpHが更に0.70を越える場合は増粘効果が得
られにくく、又、粘度が極大値を示す点のpHを基準に
してpHが更に0.70より低い場合についても増粘効
果が得られにくく、しかも低温安定性が劣る傾向にあ
る。
【0028】また、本発明の液体洗浄剤組成物は、25
℃での粘度が300mPa・s以上であるが、300mPa・s未
満の組成物は粘度の面で使用感が損なわれる。
℃での粘度が300mPa・s以上であるが、300mPa・s未
満の組成物は粘度の面で使用感が損なわれる。
【0029】即ち、本発明の組成物は、pH調整剤を用
いてpHを変動させたとき、そのpHの変動に依存して
粘度が変化し、pH4.00〜7.00の範囲内で粘度
の極大値を示す。しかも前記pH範囲にある組成物の低
温安定性はほとんど変化しない。
いてpHを変動させたとき、そのpHの変動に依存して
粘度が変化し、pH4.00〜7.00の範囲内で粘度
の極大値を示す。しかも前記pH範囲にある組成物の低
温安定性はほとんど変化しない。
【0030】又、上記pH範囲に調整した組成物は、経
時的なpH変化にともない若干の粘度変化を生じる場合
があるが、pH緩衝剤の添加で十分に対応し得るもので
ある。更に、上記pH範囲に調整した組成物は、非イオ
ン界面活性剤系の増粘剤であるポリエチレングリコール
脂肪酸エステル等で増粘させた組成物に見られるよう
な、顕著な経時的減粘及び外観の変化は生じない。
時的なpH変化にともない若干の粘度変化を生じる場合
があるが、pH緩衝剤の添加で十分に対応し得るもので
ある。更に、上記pH範囲に調整した組成物は、非イオ
ン界面活性剤系の増粘剤であるポリエチレングリコール
脂肪酸エステル等で増粘させた組成物に見られるよう
な、顕著な経時的減粘及び外観の変化は生じない。
【0031】図2は、ヤシ油脂肪酸アシル−L−グルタ
ミン酸モノトリエタノールアミン/ミリスチルベタイン
の混合比を変更した際の粘度変化を示した。図2に示す
ごとく脂肪族アシルアミノ酸系陰イオン界面活性剤と両
性界面活性剤の混合比を変えることで増粘効果を得るこ
とも可能であるが、例えばシャンプー等の処方を決定す
る際に、両者の混合比を粘度調整の目的のみで決定する
ことは、起泡性、使用感、低温安定性、経済性等の何れ
かに悪影響が生じ、両者を混合した組成物が有する長所
を損なう恐れがある。ここでは、ヤシ油脂肪酸アシル−
L−グルタミン酸モノトリエタノールアミン/ミリスチ
ルベタインの混合比が5/5〜4/6(重量比)の場合
に、粘度の極大領域(15,700〜16,150mPa・
s)を示すが、この範囲の混合比の組成物では起泡性が
かなり劣る。
ミン酸モノトリエタノールアミン/ミリスチルベタイン
の混合比を変更した際の粘度変化を示した。図2に示す
ごとく脂肪族アシルアミノ酸系陰イオン界面活性剤と両
性界面活性剤の混合比を変えることで増粘効果を得るこ
とも可能であるが、例えばシャンプー等の処方を決定す
る際に、両者の混合比を粘度調整の目的のみで決定する
ことは、起泡性、使用感、低温安定性、経済性等の何れ
かに悪影響が生じ、両者を混合した組成物が有する長所
を損なう恐れがある。ここでは、ヤシ油脂肪酸アシル−
L−グルタミン酸モノトリエタノールアミン/ミリスチ
ルベタインの混合比が5/5〜4/6(重量比)の場合
に、粘度の極大領域(15,700〜16,150mPa・
s)を示すが、この範囲の混合比の組成物では起泡性が
かなり劣る。
【0032】それに対し、粘度以外の諸性能において、
最も優れた性能を示す混合比の脂肪族アシルアミノ酸系
陰イオン界面活性剤又はそれを含む陰イオン界面活性剤
/両性界面活性剤組成物が得られた際に、それらの優れ
た性能を損なうことなく、適度な粘度を付与するために
は、本願発明に係るpH変動に依存した粘度の変動現象
を利用することができる。
最も優れた性能を示す混合比の脂肪族アシルアミノ酸系
陰イオン界面活性剤又はそれを含む陰イオン界面活性剤
/両性界面活性剤組成物が得られた際に、それらの優れ
た性能を損なうことなく、適度な粘度を付与するために
は、本願発明に係るpH変動に依存した粘度の変動現象
を利用することができる。
【0033】図1には、ヤシ油脂肪酸アシル−L−グル
タミン酸トリエタノールアミン/ミリスチルベタイン=
6/4(重量比)の組成物において、該組成物のpHの
み変動させた時の粘度変化を示している。ここで、pH
=5.08に、粘度の極大値(22,900mPa・s)を
有することがわかる。この組成物は、起泡性も良好であ
る。
タミン酸トリエタノールアミン/ミリスチルベタイン=
6/4(重量比)の組成物において、該組成物のpHの
み変動させた時の粘度変化を示している。ここで、pH
=5.08に、粘度の極大値(22,900mPa・s)を
有することがわかる。この組成物は、起泡性も良好であ
る。
【0034】本発明の液体洗浄剤組成物には、組成物の
増粘性を更に高める目的で或いは低温安定性を改善する
目的で、脂肪酸モノエタノールアミド、脂肪酸ジエタノ
ールアミド、ポリオキシエチレン(重合度1〜5)脂肪
酸モノエタノールアミド等の脂肪酸エタノールアミド類
を配合することができる。この場合、汎用される脂肪酸
種としては、炭素数8〜18を有する脂肪酸が例示され
る。中でも、優れた低温安定性及び増泡性を要求される
ことから、ヤシ油脂肪酸、パーム核油脂肪酸、ラウリン
酸を主体とする脂肪酸由来の脂肪酸エタノールアミド類
が好ましい。
増粘性を更に高める目的で或いは低温安定性を改善する
目的で、脂肪酸モノエタノールアミド、脂肪酸ジエタノ
ールアミド、ポリオキシエチレン(重合度1〜5)脂肪
酸モノエタノールアミド等の脂肪酸エタノールアミド類
を配合することができる。この場合、汎用される脂肪酸
種としては、炭素数8〜18を有する脂肪酸が例示され
る。中でも、優れた低温安定性及び増泡性を要求される
ことから、ヤシ油脂肪酸、パーム核油脂肪酸、ラウリン
酸を主体とする脂肪酸由来の脂肪酸エタノールアミド類
が好ましい。
【0035】脂肪酸エタノールアミド類の使用量として
は、液体洗浄剤組成物に対して1〜5重量%が例示さ
れ、好ましくは2〜3重量%が推奨される。
は、液体洗浄剤組成物に対して1〜5重量%が例示さ
れ、好ましくは2〜3重量%が推奨される。
【0036】ただし、昨今脂肪酸ジエタノールアミド
は、未反応物として含まれるジエタノールアミンに起因
するニトロソアミンの問題から、この使用を避けようと
する考えが広がりつつある。その場合、脂肪酸モノエタ
ノールアミド、ポリオキシエチレン(重合度1〜5)脂
肪酸モノエタノールアミド等の使用が推奨される。
は、未反応物として含まれるジエタノールアミンに起因
するニトロソアミンの問題から、この使用を避けようと
する考えが広がりつつある。その場合、脂肪酸モノエタ
ノールアミド、ポリオキシエチレン(重合度1〜5)脂
肪酸モノエタノールアミド等の使用が推奨される。
【0037】本発明は、更に脂肪族アシルアミノ酸系陰
イオン界面活性剤若しくはそれを含む陰イオン界面活性
剤及び両性界面活性剤を併用した洗浄剤組成物を用い、
組成物のpHを変動させることによる粘度の変動現象を
利用した、洗浄剤組成物を増粘させる方法を提供する。
イオン界面活性剤若しくはそれを含む陰イオン界面活性
剤及び両性界面活性剤を併用した洗浄剤組成物を用い、
組成物のpHを変動させることによる粘度の変動現象を
利用した、洗浄剤組成物を増粘させる方法を提供する。
【0038】本発明によれば、経済的な界面活性剤濃度
で、25℃で測定した粘度が容易に数万mPa・sに達する
ことも可能であることから、起泡性等の他の性能を損ね
ない限りにおいて更に低い界面活性剤濃度に設定し、更
に、経済性を追求することも可能となる。
で、25℃で測定した粘度が容易に数万mPa・sに達する
ことも可能であることから、起泡性等の他の性能を損ね
ない限りにおいて更に低い界面活性剤濃度に設定し、更
に、経済性を追求することも可能となる。
【0039】本発明の液体洗浄剤組成物には、上記の必
須成分に加えて洗浄剤に常用されている成分や添加剤を
本発明の効果を損なわない範囲で配合することも可能で
ある。即ち、他の陰イオン界面活性剤、他の陽イオン界
面活性剤、非イオン界面活性剤、半極性界面活性剤、プ
ロピレングリコール、グリセリン等の補湿剤、粘度調整
剤、水溶性高分子、動植物のエキス及びその誘導体、p
H調整剤、pH緩衝剤、色素、防腐剤、キレート剤、紫
外線吸収剤等を適宜配合できる。
須成分に加えて洗浄剤に常用されている成分や添加剤を
本発明の効果を損なわない範囲で配合することも可能で
ある。即ち、他の陰イオン界面活性剤、他の陽イオン界
面活性剤、非イオン界面活性剤、半極性界面活性剤、プ
ロピレングリコール、グリセリン等の補湿剤、粘度調整
剤、水溶性高分子、動植物のエキス及びその誘導体、p
H調整剤、pH緩衝剤、色素、防腐剤、キレート剤、紫
外線吸収剤等を適宜配合できる。
【0040】かくして得られる洗浄剤組成物は、毛髪用
洗浄剤、身体(皮膚)用洗浄剤、衣類用洗浄剤及び台所
用洗浄剤として有用であり、特に毛髪用洗浄剤、身体
(皮膚)用洗浄剤として極めて優れたものである。
洗浄剤、身体(皮膚)用洗浄剤、衣類用洗浄剤及び台所
用洗浄剤として有用であり、特に毛髪用洗浄剤、身体
(皮膚)用洗浄剤として極めて優れたものである。
【0041】
【実施例】以下に実施例を掲げて、本発明を詳しく説明
するが、本発明はこれらの実施例に制限されるものでは
ない。尚、実施例中の試験方法は以下の方法により行っ
た。
するが、本発明はこれらの実施例に制限されるものでは
ない。尚、実施例中の試験方法は以下の方法により行っ
た。
【0042】(1)試料の調製と、増粘するpH領域の
特定 各成分を所定の比率で均一に混合し、クエン酸一水和物
を、配合量を変えながら添加し、界面活性剤の組成は同
一であるが、pHの異なる試料を6〜9種調製して、2
5℃での各々のpH及び粘度を測定し、当該組成物が増
粘するpH範囲を特定した。
特定 各成分を所定の比率で均一に混合し、クエン酸一水和物
を、配合量を変えながら添加し、界面活性剤の組成は同
一であるが、pHの異なる試料を6〜9種調製して、2
5℃での各々のpH及び粘度を測定し、当該組成物が増
粘するpH範囲を特定した。
【0043】(2)増粘性 B型回転粘度計にて25℃での試料原液の粘度を測定
し、以下の3段階で増粘性を評価した。 ◎:700mPa・s以上 ○:300mPa・s以上700mPa・s未満 ×:300mPa・s未満
し、以下の3段階で増粘性を評価した。 ◎:700mPa・s以上 ○:300mPa・s以上700mPa・s未満 ×:300mPa・s未満
【0044】(3)低温安定性 試料原液を−5℃、−2.5℃、0及び2.5℃で、各
々72時間保存後に状態を観察し、以下の5段階で評価
した。 ◎:−5℃で透明 ○:−2.5℃で透明、−5℃で不均一 ●:0℃で透明、−2.5℃で不均一 △:2.5℃で透明、0℃で不均一 ×:2.5℃で不均一
々72時間保存後に状態を観察し、以下の5段階で評価
した。 ◎:−5℃で透明 ○:−2.5℃で透明、−5℃で不均一 ●:0℃で透明、−2.5℃で不均一 △:2.5℃で透明、0℃で不均一 ×:2.5℃で不均一
【0045】(4)起泡性 有効成分濃度0.25重量%に調製した試料溶液50m
Lを、家庭用ミキサー(岩谷産業株式会社製、商品名
「IWATANI フーズミル ミルサー IFM−1
40」)に入れ、30秒間撹拌し、1分間静置後の泡容
量を測定した。3回の平均値を、以下の4段階で評価し
た。 ◎:150mL以上 ○:125mL以上150mL未満 △:100mL以上125mL未満 ×:100mL未満
Lを、家庭用ミキサー(岩谷産業株式会社製、商品名
「IWATANI フーズミル ミルサー IFM−1
40」)に入れ、30秒間撹拌し、1分間静置後の泡容
量を測定した。3回の平均値を、以下の4段階で評価し
た。 ◎:150mL以上 ○:125mL以上150mL未満 △:100mL以上125mL未満 ×:100mL未満
【0046】又、実施例中の界面活性剤は以下のものを
利用した。 ・ヤシ油脂肪酸アシル−L−グルタミン酸モノトリエタ
ノールアミン:アミノサーファクトCMT−L(旭化成
工業社製) ・ヤシ油脂肪酸アシル−L−グルタミン酸カリウム:ア
ミノサーファクトCDP−L(旭化成工業社製) ・ラウロイルサルコシントリエタノールアミン:ソイポ
ンSLTA(川研ファインケミカル社製) ・ラウロイル−N−メチル−β−アラニンナトリウム:
アラノンALE(川研ファインケミカル社製) ・ラウロイル−N−メチル−β−アラニントリエタノー
ルアミン:アラノンALTA(川研ファインケミカル社
製) ・ポリオキシエチレン(重合度3)ラウリルエーテル酢
酸ナトリウム:エヌジェコープ2PS30(新日本理化
社製) ・ポリオキシエチレン(重合度3)ラウリルエーテル酢
酸カリウム:エヌジェコープ2PK30(新日本理化社
製) ・ラウリルベタイン:リカビオンA−100(新日本理
化社製) ・ミリスチルベタイン:リカビオンA−200(新日本
理化社製) ・ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド:アミゾールCDE
(川研ファインケミカル社製)
利用した。 ・ヤシ油脂肪酸アシル−L−グルタミン酸モノトリエタ
ノールアミン:アミノサーファクトCMT−L(旭化成
工業社製) ・ヤシ油脂肪酸アシル−L−グルタミン酸カリウム:ア
ミノサーファクトCDP−L(旭化成工業社製) ・ラウロイルサルコシントリエタノールアミン:ソイポ
ンSLTA(川研ファインケミカル社製) ・ラウロイル−N−メチル−β−アラニンナトリウム:
アラノンALE(川研ファインケミカル社製) ・ラウロイル−N−メチル−β−アラニントリエタノー
ルアミン:アラノンALTA(川研ファインケミカル社
製) ・ポリオキシエチレン(重合度3)ラウリルエーテル酢
酸ナトリウム:エヌジェコープ2PS30(新日本理化
社製) ・ポリオキシエチレン(重合度3)ラウリルエーテル酢
酸カリウム:エヌジェコープ2PK30(新日本理化社
製) ・ラウリルベタイン:リカビオンA−100(新日本理
化社製) ・ミリスチルベタイン:リカビオンA−200(新日本
理化社製) ・ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド:アミゾールCDE
(川研ファインケミカル社製)
【0047】実施例1〜2 下記洗浄剤組成物を混合し、水を加えて100重量部と
した。そのときのpHは7.04であった。引き続きp
H調整剤としてクエン酸を加えてpHを変動させ、pH
−粘度依存性を測定した。その結果を図3に示す。ここ
で、ラウロイルサルコシントリエタノールアミン/ミリ
スチルベタイン=6/4(陰イオン界面活性剤/両性界
面活性剤=6/4)(重量比)の混合比において粘度の
極大値(2,800mPa・s)を示すpHは5.86であ
り、5.86±0.70の範囲のうち、pH5.86の
ものを実施例1、pH6.18のものを実施例2とす
る。それらの増粘性及び低温安定性の評価結果を表1に
示す。
した。そのときのpHは7.04であった。引き続きp
H調整剤としてクエン酸を加えてpHを変動させ、pH
−粘度依存性を測定した。その結果を図3に示す。ここ
で、ラウロイルサルコシントリエタノールアミン/ミリ
スチルベタイン=6/4(陰イオン界面活性剤/両性界
面活性剤=6/4)(重量比)の混合比において粘度の
極大値(2,800mPa・s)を示すpHは5.86であ
り、5.86±0.70の範囲のうち、pH5.86の
ものを実施例1、pH6.18のものを実施例2とす
る。それらの増粘性及び低温安定性の評価結果を表1に
示す。
【0048】 ラウロイルサルコシントリエタノールアミン 13.2重量部 ミリスチルベタイン 8.8重量部 ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド 3.0重量部
【0049】
【0050】比較例1〜2 図3の実施例1と同様の組成比の洗浄剤組成物におい
て、粘度が300mPa・s未満の組成物を比較例1(pH
5.03)、粘度の極大値を示すpH5.86±0.7
0をはずれるpHでの組成物を比較例2(pH6.7
7)とする。それらの増粘性及び低温安定性の評価結果
を表1に示す。
て、粘度が300mPa・s未満の組成物を比較例1(pH
5.03)、粘度の極大値を示すpH5.86±0.7
0をはずれるpHでの組成物を比較例2(pH6.7
7)とする。それらの増粘性及び低温安定性の評価結果
を表1に示す。
【0051】実施例3〜4 下記洗浄剤組成物を混合し、水を加えて100重量部と
した。そのときのpHは7.12であった。更に、pH
調整剤としてクエン酸を加えてpHを変動させ、pH−
粘度依存性を測定した。その結果を図4に示す。ここ
で、ラウロイル−N−メチル−β−アラニントリエタノ
ールアミン/ミリスチルベタイン=6/4(陰イオン界
面活性剤/両性界面活性剤=6/4)(重量比)の混合
比において粘度の極大値(4,700mPa・s)を示すp
Hは6.28であり、6.28±0.70の範囲のう
ち、pH5.95のものを実施例3、pH6.66のも
のを実施例4とする。それらの増粘性及び低温安定性の
評価結果を表2に示す。
した。そのときのpHは7.12であった。更に、pH
調整剤としてクエン酸を加えてpHを変動させ、pH−
粘度依存性を測定した。その結果を図4に示す。ここ
で、ラウロイル−N−メチル−β−アラニントリエタノ
ールアミン/ミリスチルベタイン=6/4(陰イオン界
面活性剤/両性界面活性剤=6/4)(重量比)の混合
比において粘度の極大値(4,700mPa・s)を示すp
Hは6.28であり、6.28±0.70の範囲のう
ち、pH5.95のものを実施例3、pH6.66のも
のを実施例4とする。それらの増粘性及び低温安定性の
評価結果を表2に示す。
【0052】 ラウロイル−N−メチル−β−アラニントリエタノールアミン13.2重量部 ミリスチルベタイン 8.8重量部 ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド 3.0重量部
【0053】
【0054】比較例3〜4 図4の実施例3と同様の組成比の洗浄剤組成物におい
て、粘度が300mPa・s未満の組成物を比較例3(pH
5.71)、粘度の極大値を示すpH±0.70をはず
れるpHでの組成物を比較例4(pH7.12)とす
る。それらの増粘性及び低温安定性の評価結果を表2に
示す。
て、粘度が300mPa・s未満の組成物を比較例3(pH
5.71)、粘度の極大値を示すpH±0.70をはず
れるpHでの組成物を比較例4(pH7.12)とす
る。それらの増粘性及び低温安定性の評価結果を表2に
示す。
【0055】実施例5〜6 下記洗浄剤組成物を混合し、水を加えて100重量部と
した。そのときのpHは5.87であった。次いでpH
調整剤としてクエン酸を加えてpHを変動させ、pH−
粘度依存性を測定した。その結果を図5に示す。ここ
で、ヤシ油脂肪酸アシル−L−グルタミン酸モノトリエ
タノールアミン/ラウロイルサルコシントリエタノール
アミン/ラウリルベタイン/ミリスチルベタイン=5/
5/5/5(陰イオン界面界面活性剤/両性界面活性剤
=5/5)(重量比)の混合比において粘度の極大値
(2,700mPa・s)を示すpHは5.20であり、
5.20±0.70の範囲のうち、pH5.02のもの
を実施例5、pH5.56のものを実施例6とする。そ
れらの増粘性、低温安定性、起泡性の評価結果を表3に
示す。
した。そのときのpHは5.87であった。次いでpH
調整剤としてクエン酸を加えてpHを変動させ、pH−
粘度依存性を測定した。その結果を図5に示す。ここ
で、ヤシ油脂肪酸アシル−L−グルタミン酸モノトリエ
タノールアミン/ラウロイルサルコシントリエタノール
アミン/ラウリルベタイン/ミリスチルベタイン=5/
5/5/5(陰イオン界面界面活性剤/両性界面活性剤
=5/5)(重量比)の混合比において粘度の極大値
(2,700mPa・s)を示すpHは5.20であり、
5.20±0.70の範囲のうち、pH5.02のもの
を実施例5、pH5.56のものを実施例6とする。そ
れらの増粘性、低温安定性、起泡性の評価結果を表3に
示す。
【0056】 ヤシ油脂肪酸アシル−L−グルタミン酸モノトリエタノールアミン5.3重量部 ラウロイルサルコシントリエタノールアミン 5.2重量部 ラウリルベタイン 5.2重量部 ミリスチルベタイン 5.3重量部 ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド 4.0重量部
【0057】
【0058】比較例5 図5の実施例5と同様の組成比の洗浄剤組成物におい
て、粘度が300mPa・s未満の組成物を比較例5(pH
5.87)とする。それらの増粘性、低温安定性、起泡
性の評価結果を表3に示す。
て、粘度が300mPa・s未満の組成物を比較例5(pH
5.87)とする。それらの増粘性、低温安定性、起泡
性の評価結果を表3に示す。
【0059】実施例7〜8 下記洗浄剤組成物を混合し、水を加えて100重量部と
した。そのときのpHは5.23であった。次いでpH
調整剤としてクエン酸を加えてpHを変動させ、pH−
粘度依存性を測定した。その結果を図6に示す。ここ
で、ヤシ油脂肪酸アシル−L−グルタミン酸モノトリエ
タノールアミン/ラウリルベタイン=6/4(陰イオン
界面活性剤/両性界面活性剤=6/4)(重量比)の混
合比において粘度の極大値(2,400mPa・s)を示す
pHは4.90であり、4.90±0.70の範囲のう
ち、pH4.83のものを実施例7、pH5.08のも
のを実施例8とする。それらの増粘性、低温安定性の評
価結果を表4に示す。
した。そのときのpHは5.23であった。次いでpH
調整剤としてクエン酸を加えてpHを変動させ、pH−
粘度依存性を測定した。その結果を図6に示す。ここ
で、ヤシ油脂肪酸アシル−L−グルタミン酸モノトリエ
タノールアミン/ラウリルベタイン=6/4(陰イオン
界面活性剤/両性界面活性剤=6/4)(重量比)の混
合比において粘度の極大値(2,400mPa・s)を示す
pHは4.90であり、4.90±0.70の範囲のう
ち、pH4.83のものを実施例7、pH5.08のも
のを実施例8とする。それらの増粘性、低温安定性の評
価結果を表4に示す。
【0060】 ヤシ油脂肪酸アシル-L-グルタミン酸モノトリエタノールアミン 13.2重量 部 ラウリルベタイン 8.8重量 部 ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド 3.0重量 部
【0061】
【0062】比較例6〜7 図6の実施例7と同様の組成比の洗浄剤組成物におい
て、粘度が300mPa・s未満の組成物を比較例6(pH
4.36)、及び比較例7(pH5.23)とする。そ
れらの増粘性、低温安定性の評価結果を表4に示す。
て、粘度が300mPa・s未満の組成物を比較例6(pH
4.36)、及び比較例7(pH5.23)とする。そ
れらの増粘性、低温安定性の評価結果を表4に示す。
【0063】実施例9〜10 下記洗浄剤組成物を混合し、水を加えて100重量部と
した。そのときのpHは5.38であった。ついでpH
調整剤としてクエン酸を加えてpHを変動させ、pH−
粘度依存性を測定した。その結果を図7に示す。ここ
で、ヤシ油脂肪酸アシル−L−グルタミン酸モノトリエ
タノールアミン/ラウリルベタイン/ミリスチルベタイ
ン=10/5/5(陰イオン界面界面活性剤/両性界面
活性剤=5/5)(重量比)の混合比において粘度の極
大値(4,340mPa・s)を示すpHは4.92であ
り、4.92±0.70の範囲のうち、pH4.54の
ものを実施例9、pH5.19のものを実施例10とす
る。それらの増粘性、低温安定性の評価結果を表5に示
す。
した。そのときのpHは5.38であった。ついでpH
調整剤としてクエン酸を加えてpHを変動させ、pH−
粘度依存性を測定した。その結果を図7に示す。ここ
で、ヤシ油脂肪酸アシル−L−グルタミン酸モノトリエ
タノールアミン/ラウリルベタイン/ミリスチルベタイ
ン=10/5/5(陰イオン界面界面活性剤/両性界面
活性剤=5/5)(重量比)の混合比において粘度の極
大値(4,340mPa・s)を示すpHは4.92であ
り、4.92±0.70の範囲のうち、pH4.54の
ものを実施例9、pH5.19のものを実施例10とす
る。それらの増粘性、低温安定性の評価結果を表5に示
す。
【0064】 ヤシ油脂肪酸アシル-L-グルタミン酸モノトリエタノールアミン 11.0重量 部 ラウリルベタイン 5.5重量 部 ミリスチルベタイン 5.5重量 部 ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド 3.0重量 部
【0065】
【0066】比較例8 図7の実施例9と同様の組成比の洗浄剤組成物におい
て、粘度が300mPa・s未満の組成物を比較例8(pH
5.38)とする。それらの増粘性、低温安定性の評価
結果を表5に示す。
て、粘度が300mPa・s未満の組成物を比較例8(pH
5.38)とする。それらの増粘性、低温安定性の評価
結果を表5に示す。
【0067】実施例11〜12 下記洗浄剤組成物を混合し、水を加えて100重量部と
した。そのときのpHは5.85であった。次いでpH
調整剤としてクエン酸を加えてpHを変動させ、pH−
粘度依存性を測定した。その結果を図8に示す。ここ
で、ヤシ油脂肪酸アシル−L−グルタミン酸モノトリエ
タノールアミン/ラウロイルサルコシントリエタノール
アミン/ミリスチルベタイン=5/5/10(陰イオン
界面界面活性剤/両性界面活性剤=5/5)(重量比)
の混合比において粘度の極大値(12,400mPa・s)
を示すpHは5.32であり、5.32±0.70の範
囲のうち、pH5.11のものを実施例11、pH5.
85のものを実施例12とする。それらの増粘性、低温
安定性の評価結果を表6に示す。
した。そのときのpHは5.85であった。次いでpH
調整剤としてクエン酸を加えてpHを変動させ、pH−
粘度依存性を測定した。その結果を図8に示す。ここ
で、ヤシ油脂肪酸アシル−L−グルタミン酸モノトリエ
タノールアミン/ラウロイルサルコシントリエタノール
アミン/ミリスチルベタイン=5/5/10(陰イオン
界面界面活性剤/両性界面活性剤=5/5)(重量比)
の混合比において粘度の極大値(12,400mPa・s)
を示すpHは5.32であり、5.32±0.70の範
囲のうち、pH5.11のものを実施例11、pH5.
85のものを実施例12とする。それらの増粘性、低温
安定性の評価結果を表6に示す。
【0068】 ヤシ油脂肪酸アシル-L-グルタミン酸モノトリエタノールアミン 5.5重量部 ラウロイルサルコシントリエタノールアミン 5.5重量部 ミリスチルベタイン 11.0重量部 ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド 3.0重量部
【0069】
【0070】比較例9 図8の実施例11と同様の組成比の洗浄剤組成物におい
て、粘度の極大値を示すpH±0.70をはずれるpH
での組成物を比較例9(pH4.50)とする。それら
の増粘性、低温安定性の評価結果を表6に示す。
て、粘度の極大値を示すpH±0.70をはずれるpH
での組成物を比較例9(pH4.50)とする。それら
の増粘性、低温安定性の評価結果を表6に示す。
【0071】実施例13〜14 下記洗浄剤組成物を混合し、水を加えて100重量部と
した。そのときのpHは5.16であった。次いでpH
調整剤としてクエン酸を加えてpHを変動させ、pH−
粘度依存性を測定した。その結果を図9に示す。ここ
で、ヤシ油脂肪酸アシル−L−グルタミン酸モノトリエ
タノールアミン/ラウリルベタイン/ミリスチルベタイ
ン=6/2/2(陰イオン界面界面活性剤/両性界面活
性剤=6/4)(重量比)の混合比において粘度の極大
値(6,780mPa・s)を示すpHは4.87であり、
4.87±0.70の範囲のうち、pH4.72のもの
を実施例13、pH5.16のものを実施例14とす
る。それらの増粘性、低温安定性、起泡性の評価結果を
表7に示す。
した。そのときのpHは5.16であった。次いでpH
調整剤としてクエン酸を加えてpHを変動させ、pH−
粘度依存性を測定した。その結果を図9に示す。ここ
で、ヤシ油脂肪酸アシル−L−グルタミン酸モノトリエ
タノールアミン/ラウリルベタイン/ミリスチルベタイ
ン=6/2/2(陰イオン界面界面活性剤/両性界面活
性剤=6/4)(重量比)の混合比において粘度の極大
値(6,780mPa・s)を示すpHは4.87であり、
4.87±0.70の範囲のうち、pH4.72のもの
を実施例13、pH5.16のものを実施例14とす
る。それらの増粘性、低温安定性、起泡性の評価結果を
表7に示す。
【0072】 ヤシ油脂肪酸アシル-L-グルタミン酸モノトリエタノールアミン 13.2重量 部 ラウリルベタイン 4.4重量 部 ミリスチルベタイン 4.4重量 部 ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド 3.0重量 部
【0073】
【0074】実施例15〜16 下記洗浄剤組成物を混合し、水を加えて100重量部と
した。そのときのpHは5.27であった。次いでpH
調整剤としてクエン酸を加えてpHを変動させ、pH−
粘度依存性を測定した。その結果を図10に示す。ここ
で、ヤシ油脂肪酸アシル−L−グルタミン酸モノトリエ
タノールアミン/ラウリルベタイン/ミリスチルベタイ
ン=4/3/3(陰イオン界面界面活性剤/両性界面活
性剤=4/6)(重量比)の混合比において粘度の極大
値(2,660mPa・s)を示すpHは4.77であり、
4.77±0.70の範囲のうち、pH4.49のもの
を実施例15、pH5.11のものを実施例16とす
る。それらの増粘性、低温安定性の評価結果を表8に示
す。
した。そのときのpHは5.27であった。次いでpH
調整剤としてクエン酸を加えてpHを変動させ、pH−
粘度依存性を測定した。その結果を図10に示す。ここ
で、ヤシ油脂肪酸アシル−L−グルタミン酸モノトリエ
タノールアミン/ラウリルベタイン/ミリスチルベタイ
ン=4/3/3(陰イオン界面界面活性剤/両性界面活
性剤=4/6)(重量比)の混合比において粘度の極大
値(2,660mPa・s)を示すpHは4.77であり、
4.77±0.70の範囲のうち、pH4.49のもの
を実施例15、pH5.11のものを実施例16とす
る。それらの増粘性、低温安定性の評価結果を表8に示
す。
【0075】 ヤシ油脂肪酸アシル-L-グルタミン酸モノトリエタノールアミン 8.8重量部 ラウリルベタイン 6.6重量部 ミリスチルベタイン 6.6重量部 ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド 3.0重量部
【0076】
【0077】実施例17〜18 下記洗浄剤組成物を混合し、水を加えて100重量部と
した。そのときのpHは5.77であった。次いでpH
調整剤としてクエン酸を加えてpHを変動させ、pH−
粘度依存性を測定した。その結果を図11に示す。ここ
で、ヤシ油脂肪酸アシル−L−グルタミン酸モノトリエ
タノールアミン/ラウロイルサルコシントリエタノール
アミン/ラウリルベタイン/ミリスチルベタイン=5/
5/5/5(陰イオン界面界面活性剤/両性界面活性剤
=5/5)(重量比)の混合比において粘度の極大値
(2,100mPa・s)を示すpHは4.88であり、
4.88±0.70の範囲のうち、pH4.75のもの
を実施例17、pH4.98のものを実施例18とす
る。それらの増粘性、低温安定性、起泡性の評価結果を
表9に示す。
した。そのときのpHは5.77であった。次いでpH
調整剤としてクエン酸を加えてpHを変動させ、pH−
粘度依存性を測定した。その結果を図11に示す。ここ
で、ヤシ油脂肪酸アシル−L−グルタミン酸モノトリエ
タノールアミン/ラウロイルサルコシントリエタノール
アミン/ラウリルベタイン/ミリスチルベタイン=5/
5/5/5(陰イオン界面界面活性剤/両性界面活性剤
=5/5)(重量比)の混合比において粘度の極大値
(2,100mPa・s)を示すpHは4.88であり、
4.88±0.70の範囲のうち、pH4.75のもの
を実施例17、pH4.98のものを実施例18とす
る。それらの増粘性、低温安定性、起泡性の評価結果を
表9に示す。
【0078】 ヤシ油脂肪酸アシル-L-グルタミン酸モノトリエタノールアミン 5.0重量部 ラウロイルサルコシントリエタノールアミン 5.0重量部 ラウリルベタイン 5.0重量部 ミリスチルベタイン 5.0重量部
【0079】
【0080】比較例10〜11 図11の実施例17と同様の組成比の洗浄剤組成物にお
いて、粘度が300mPa・s未満の組成物を比較例10
(pH5.36)、粘度の極大値を示すpH±0.70
をはずれるpHでの組成物を比較例11(pH5.7
7)とする。それらの増粘性、低温安定性、起泡性の評
価結果を表9に示す。
いて、粘度が300mPa・s未満の組成物を比較例10
(pH5.36)、粘度の極大値を示すpH±0.70
をはずれるpHでの組成物を比較例11(pH5.7
7)とする。それらの増粘性、低温安定性、起泡性の評
価結果を表9に示す。
【0081】実施例19〜20 下記洗浄剤組成物を混合し、水を加えて100重量部と
した。そのときのpHは6.40であった。次いでpH
調整剤としてクエン酸を加えてpHを変動させ、pH−
粘度依存性を測定した。その結果を図12に示す。ここ
で、ヤシ油脂肪酸アシル−L−グルタミン酸カリウム/
ポリオキシエチレン(重合度3)ラウリルエーテル酢酸
カリウム/ラウリルベタイン/ミリスチルベタイン=5
/5/5/5(陰イオン界面界面活性剤/両性界面活性
剤=5/5)(重量比)の混合比において粘度の極大値
(1,510mPa・s)を示すpHは4.53であり、
4.53±0.70の範囲のうち、pH4.46のもの
を実施例19、pH4.77のものを実施例20とす
る。それらの増粘性、低温安定性の評価結果を表10に
示す。
した。そのときのpHは6.40であった。次いでpH
調整剤としてクエン酸を加えてpHを変動させ、pH−
粘度依存性を測定した。その結果を図12に示す。ここ
で、ヤシ油脂肪酸アシル−L−グルタミン酸カリウム/
ポリオキシエチレン(重合度3)ラウリルエーテル酢酸
カリウム/ラウリルベタイン/ミリスチルベタイン=5
/5/5/5(陰イオン界面界面活性剤/両性界面活性
剤=5/5)(重量比)の混合比において粘度の極大値
(1,510mPa・s)を示すpHは4.53であり、
4.53±0.70の範囲のうち、pH4.46のもの
を実施例19、pH4.77のものを実施例20とす
る。それらの増粘性、低温安定性の評価結果を表10に
示す。
【0082】 ヤシ油脂肪酸アシル−L−グルタミン酸カリウム 5.0重量部 ポリオキシエチレン(重合度3)ラウリルエーテル酢酸カリウム 5.0重量部 ラウリルベタイン 5.0重量部 ミリスチルベタイン 5.0重量部
【0083】
【0084】比較例12〜13 図12の実施例19と同様の組成比の洗浄剤組成物にお
いて、粘度が300mPa・s未満の組成物を比較例12
(pH3.97)、粘度の極大値を示すpH±0.70
をはずれるpHでの組成物を比較例13(pH6.4
0)とする。それらの増粘性、低温安定性の評価結果を
表10に示す。
いて、粘度が300mPa・s未満の組成物を比較例12
(pH3.97)、粘度の極大値を示すpH±0.70
をはずれるpHでの組成物を比較例13(pH6.4
0)とする。それらの増粘性、低温安定性の評価結果を
表10に示す。
【0085】実施例21〜22 下記洗浄剤組成物を混合し、水を加えて100重量部と
した。そのときのpHは6.68であった。次いでpH
調整剤としてクエン酸を加えてpHを変動させ、pH−
粘度依存性を測定した。その結果を図13に示す。ここ
で、ラウロイル−N−メチル−β−アラニンナトリウム
/ポリオキシエチレン(重合度3)ラウリルエーテル酢
酸ナトリウム/ラウリルベタイン/ミリスチルベタイン
=5/5/5/5(陰イオン界面界面活性剤/両性界面
活性剤=5/5)(重量比)の混合比において粘度の極
大値(1,740mPa・s)を示すpHは5.12であ
り、5.12±0.70の範囲のうち、pH5.06の
ものを実施例21、pH5.27のものを実施例22と
する。それらの増粘性、低温安定性の評価結果を表11
に示す。
した。そのときのpHは6.68であった。次いでpH
調整剤としてクエン酸を加えてpHを変動させ、pH−
粘度依存性を測定した。その結果を図13に示す。ここ
で、ラウロイル−N−メチル−β−アラニンナトリウム
/ポリオキシエチレン(重合度3)ラウリルエーテル酢
酸ナトリウム/ラウリルベタイン/ミリスチルベタイン
=5/5/5/5(陰イオン界面界面活性剤/両性界面
活性剤=5/5)(重量比)の混合比において粘度の極
大値(1,740mPa・s)を示すpHは5.12であ
り、5.12±0.70の範囲のうち、pH5.06の
ものを実施例21、pH5.27のものを実施例22と
する。それらの増粘性、低温安定性の評価結果を表11
に示す。
【0086】 ラウロイル−N−メチル−β−アラニンナトリウム 5.0重量 部 ポリオキシエチレン(重合度3)ラウリルエーテル酢酸ナトリウム 5.0重量 部 ラウリルベタイン 5.0重量 部 ミリスチルベタイン 5.0重量 部
【0087】
【0088】比較例14〜15 図13の実施例21と同様の組成比の洗浄剤組成物にお
いて、粘度の極大値を示すpH±0.70をはずれるp
Hでの組成物を比較例14(pH4.34)、粘度が3
00mPa・s未満の組成物を比較例15(pH5.74)
とする。それらの増粘性、低温安定性の評価結果を表1
1に示す。
いて、粘度の極大値を示すpH±0.70をはずれるp
Hでの組成物を比較例14(pH4.34)、粘度が3
00mPa・s未満の組成物を比較例15(pH5.74)
とする。それらの増粘性、低温安定性の評価結果を表1
1に示す。
【0089】
【発明の効果】本発明によれば、脂肪族アシルアミノ酸
系陰イオン界面活性剤及び両性界面活性剤を組み合わせ
た洗浄剤組成物に、組成物のpHを弱酸性から中性領域
下に変動させることにより粘度が変動するという新規概
念に基づいた増粘方法を適用することにより、容易に増
粘が可能となった。
系陰イオン界面活性剤及び両性界面活性剤を組み合わせ
た洗浄剤組成物に、組成物のpHを弱酸性から中性領域
下に変動させることにより粘度が変動するという新規概
念に基づいた増粘方法を適用することにより、容易に増
粘が可能となった。
【図1】25℃におけるヤシ油脂肪酸アシル−L−グル
タミン酸モノトリエタノールアミン/ミリスチルベタイ
ン/ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド=13.2/8.
8/3.0(重量部)のpH−粘度依存性の関係を示す
図である。
タミン酸モノトリエタノールアミン/ミリスチルベタイ
ン/ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド=13.2/8.
8/3.0(重量部)のpH−粘度依存性の関係を示す
図である。
【図2】ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミドを3重量部に
固定し、ヤシ油脂肪酸アシル−L−グルタミン酸モノト
リエタノールアミンとミリスチルベタインとの合計量を
22重量部とした液体洗浄剤組成物(総量100重量
部)において、ヤシ油脂肪酸アシル−L−グルタミン酸
モノトリエタノールアミンとミリスチルベタインの混合
比を変動させたときの、25℃におけるヤシ油脂肪酸ア
シル−L−グルタミン酸モノトリエタノールアミン
(A)/ミリスチルベタイン(B)の組成比−粘度及び
組成比−起泡性の関係を示す図である。尚、ここで起泡
性は、有効成分濃度0.2重量%に調整した試料溶液を
用い、25℃で、ロス・マイルス法に準じた方法にて測
定した。
固定し、ヤシ油脂肪酸アシル−L−グルタミン酸モノト
リエタノールアミンとミリスチルベタインとの合計量を
22重量部とした液体洗浄剤組成物(総量100重量
部)において、ヤシ油脂肪酸アシル−L−グルタミン酸
モノトリエタノールアミンとミリスチルベタインの混合
比を変動させたときの、25℃におけるヤシ油脂肪酸ア
シル−L−グルタミン酸モノトリエタノールアミン
(A)/ミリスチルベタイン(B)の組成比−粘度及び
組成比−起泡性の関係を示す図である。尚、ここで起泡
性は、有効成分濃度0.2重量%に調整した試料溶液を
用い、25℃で、ロス・マイルス法に準じた方法にて測
定した。
【図3】25℃におけるラウロイルサルコシントリエタ
ノールアミン/ミリスチルベタイン/ヤシ油脂肪酸ジエ
タノールアミド=13.2/8.8/3.0(重量部)
のpH−粘度依存性の関係を示す図である。
ノールアミン/ミリスチルベタイン/ヤシ油脂肪酸ジエ
タノールアミド=13.2/8.8/3.0(重量部)
のpH−粘度依存性の関係を示す図である。
【図4】25℃におけるラウロイル−N−メチル−β−
アラニントリエタノールアミン/ミリスチルベタイン/
ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド=13.2/8.8/
3.0(重量部)のpH−粘度依存性の関係を示す図で
ある。
アラニントリエタノールアミン/ミリスチルベタイン/
ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド=13.2/8.8/
3.0(重量部)のpH−粘度依存性の関係を示す図で
ある。
【図5】25℃におけるヤシ油脂肪酸アシル−L−グル
タミン酸モノトリエタノールアミン/ラウロイルサルコ
シントリエタノールアミン/ラウリルベタイン/ミリス
チルベタイン/ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド=5.
3/5.2/5.2/5.3/4.0(重量部)のpH
−粘度依存性の関係を示す図である。
タミン酸モノトリエタノールアミン/ラウロイルサルコ
シントリエタノールアミン/ラウリルベタイン/ミリス
チルベタイン/ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド=5.
3/5.2/5.2/5.3/4.0(重量部)のpH
−粘度依存性の関係を示す図である。
【図6】25℃におけるヤシ油脂肪酸アシル−L−グル
タミン酸モノトリエタノールアミン/ラウリルベタイン
/ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド=13.2/8.8
/3.0(重量部)のpH−粘度依存性の関係を示す図
である。
タミン酸モノトリエタノールアミン/ラウリルベタイン
/ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド=13.2/8.8
/3.0(重量部)のpH−粘度依存性の関係を示す図
である。
【図7】25℃におけるヤシ油脂肪酸アシル−L−グル
タミン酸モノトリエタノールアミン/ラウリルベタイン
/ミリスチルベタイン/ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミ
ド=11.0/5.5/5.5/3.0(重量部)のp
H−粘度依存性の関係を示す図である。
タミン酸モノトリエタノールアミン/ラウリルベタイン
/ミリスチルベタイン/ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミ
ド=11.0/5.5/5.5/3.0(重量部)のp
H−粘度依存性の関係を示す図である。
【図8】25℃におけるヤシ油脂肪酸アシル−L−グル
タミン酸モノトリエタノールアミン/ラウロイルサルコ
シントリエタノールアミン/ミリスチルベタイン/ヤシ
油脂肪酸ジエタノールアミド=5.5/5.5/11.
0/3.0(重量部)のpH−粘度依存性の関係を示す
図である。
タミン酸モノトリエタノールアミン/ラウロイルサルコ
シントリエタノールアミン/ミリスチルベタイン/ヤシ
油脂肪酸ジエタノールアミド=5.5/5.5/11.
0/3.0(重量部)のpH−粘度依存性の関係を示す
図である。
【図9】25℃におけるヤシ油脂肪酸アシル−L−グル
タミン酸モノトリエタノールアミン/ラウリルベタイン
/ミリスチルベタイン/ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミ
ド=13.2/4.4/4.4/3.0(重量部)のp
H−粘度依存性の関係を示す図である。
タミン酸モノトリエタノールアミン/ラウリルベタイン
/ミリスチルベタイン/ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミ
ド=13.2/4.4/4.4/3.0(重量部)のp
H−粘度依存性の関係を示す図である。
【図10】25℃におけるヤシ油脂肪酸アシル−L−グ
ルタミン酸モノトリエタノールアミン/ラウリルベタイ
ン/ミリスチルベタイン/ヤシ油脂肪酸ジエタノールア
ミド=8.8/6.6/6.6/3.0(重量部)のp
H−粘度依存性の関係を示す図である。
ルタミン酸モノトリエタノールアミン/ラウリルベタイ
ン/ミリスチルベタイン/ヤシ油脂肪酸ジエタノールア
ミド=8.8/6.6/6.6/3.0(重量部)のp
H−粘度依存性の関係を示す図である。
【図11】25℃におけるヤシ油脂肪酸アシル−L−グ
ルタミン酸モノトリエタノールアミン/ラウロイルサル
コシントリエタノールアミン/ラウリルベタイン/ミリ
スチルベタイン=5.0/5.0/5.0/5.0(重
量部)のpH−粘度依存性の関係を示す図である。
ルタミン酸モノトリエタノールアミン/ラウロイルサル
コシントリエタノールアミン/ラウリルベタイン/ミリ
スチルベタイン=5.0/5.0/5.0/5.0(重
量部)のpH−粘度依存性の関係を示す図である。
【図12】25℃におけるヤシ油脂肪酸アシル−L−グ
ルタミン酸カリウム/ポリオキシエチレン(重合度3)
ラウリルエーテル酢酸カリウム/ラウリルベタイン/ミ
リスチルベタイン=5.0/5.0/5.0/5.0
(重量部)のpH−粘度依存性の関係を示す図である。
ルタミン酸カリウム/ポリオキシエチレン(重合度3)
ラウリルエーテル酢酸カリウム/ラウリルベタイン/ミ
リスチルベタイン=5.0/5.0/5.0/5.0
(重量部)のpH−粘度依存性の関係を示す図である。
【図13】25℃におけるラウロイル−N−メチル−β
−アラニンナトリウム/ポリオキシエチレン(重合度
3)ラウリルエーテル酢酸ナトリウム/ラウリルベタイ
ン/ミリスチルベタイン=5.0/5.0/5.0/
5.0(重量部)のpH−粘度依存性の関係を示す図で
ある。
−アラニンナトリウム/ポリオキシエチレン(重合度
3)ラウリルエーテル酢酸ナトリウム/ラウリルベタイ
ン/ミリスチルベタイン=5.0/5.0/5.0/
5.0(重量部)のpH−粘度依存性の関係を示す図で
ある。
1 実施例1:pH5.86の点を実施例1とした。 2 実施例2:pH6.18の点を実施例2とした。 3 比較例1:pH5.03の点を比較例1とした。 4 比較例2:pH6.77の点を比較例2とした。 5 実施例3:pH5.95の点を実施例3とした。 6 実施例4:pH6.66の点を実施例4とした。 7 比較例3:pH5.71の点を比較例3とした。 8 比較例4:pH7.12の点を比較例4とした。 9 実施例5:pH5.02の点を実施例5とした。 10 実施例6:pH5.56の点を実施例6とした。 11 比較例5:pH5.87の点を比較例5とした。 12 実施例7:pH4.83の点を実施例7とした。 13 実施例8:pH5.08の点を実施例8とした。 14 比較例6:pH4.36の点を比較例6とした。 15 比較例7:pH5.23の点を比較例7とした。 16 実施例9:pH4.54の点を実施例9とした。 17 実施例10:pH5.19の点を実施例10とし
た。 18 比較例8:pH5.38の点を比較例8とした。 19 実施例11:pH5.11の点を実施例11とし
た。 20 実施例12:pH5.85の点を実施例12とし
た。 21 比較例9:pH4.50の点を比較例9とした。 22 実施例13:pH4.72の点を実施例13とし
た。 23 実施例14:pH5.16の点を実施例14とし
た。 24 実施例15:pH4.49の点を実施例15とし
た。 25 実施例16:pH5.11の点を実施例16とし
た。 26 実施例17:pH4.75の点を実施例17とし
た。 27 実施例18:pH4.98の点を実施例18とし
た。 28 比較例10:pH5.36の点を比較例10とし
た。 29 比較例11:pH5.77の点を比較例11とし
た。 30 比較例12:pH3.97の点を比較例12とし
た。 31 実施例19:pH4.46の点を実施例19とし
た。 32 実施例20:pH4.77の点を実施例20とし
た。 33 比較例13:pH6.40の点を比較例13とし
た。 34 比較例14:pH4.34の点を比較例14とし
た。 35 実施例21:pH5.06の点を実施例21とし
た。 36 実施例22:pH5.27の点を実施例22とし
た。 37 比較例15:pH5.74の点を比較例15とし
た。
た。 18 比較例8:pH5.38の点を比較例8とした。 19 実施例11:pH5.11の点を実施例11とし
た。 20 実施例12:pH5.85の点を実施例12とし
た。 21 比較例9:pH4.50の点を比較例9とした。 22 実施例13:pH4.72の点を実施例13とし
た。 23 実施例14:pH5.16の点を実施例14とし
た。 24 実施例15:pH4.49の点を実施例15とし
た。 25 実施例16:pH5.11の点を実施例16とし
た。 26 実施例17:pH4.75の点を実施例17とし
た。 27 実施例18:pH4.98の点を実施例18とし
た。 28 比較例10:pH5.36の点を比較例10とし
た。 29 比較例11:pH5.77の点を比較例11とし
た。 30 比較例12:pH3.97の点を比較例12とし
た。 31 実施例19:pH4.46の点を実施例19とし
た。 32 実施例20:pH4.77の点を実施例20とし
た。 33 比較例13:pH6.40の点を比較例13とし
た。 34 比較例14:pH4.34の点を比較例14とし
た。 35 実施例21:pH5.06の点を実施例21とし
た。 36 実施例22:pH5.27の点を実施例22とし
た。 37 比較例15:pH5.74の点を比較例15とし
た。
Claims (5)
- 【請求項1】 少なくとも脂肪族アシルアミノ酸系陰イ
オン界面活性剤を含有する1種若しくは2種以上の陰イ
オン界面活性剤、及び1種若しくは2種以上の両性界面
活性剤を含有し、陰イオン界面活性剤と両性界面活性剤
との重量比が、陰イオン界面活性剤/両性界面活性剤=
9/1〜2/8である液体洗浄剤組成物において、該組
成物のpHをpH調整剤を添加して変動させた時、pH
4.00〜7.00の範囲内で組成物の粘度が極大値を
有する組成物であって、該組成物のpHが、粘度の極大
値を示すpHを基準として±0.70の範囲にある組成
物であり、同時に25℃での組成物の粘度が300mPa・
s以上であることを特徴とする液体洗浄剤組成物。 - 【請求項2】 脂肪族アシルアミノ酸系陰イオン界面活
性剤が、炭素数8〜18の脂肪族アシル基を有するアシ
ルグルタミン酸系界面活性剤及び/又は炭素数8〜18
の脂肪族アシル基を有するアシルアスパラギン酸系界面
活性剤である請求項1に記載の液体洗浄剤組成物。 - 【請求項3】 脂肪族アシルアミノ酸系陰イオン界面活
性剤が、炭素数8〜18の脂肪族アシル基を有するアシ
ルグルタミン酸モノトリエタノールアミン及び/又は炭
素数8〜18の脂肪族アシル基を有するアシルアスパラ
ギン酸モノトリエタノールアミンである請求項2に記載
の液体洗浄剤組成物。 - 【請求項4】 組成物の粘度の極大値が、粘度の極大値
を示すpHを基準として±0.70の範囲外のpHにあ
る組成物の粘度の10倍以上である請求項1〜3のいず
れかの請求項に記載の液体洗浄剤組成物。 - 【請求項5】 脂肪族アシルアミノ酸系陰イオン界面活
性剤及び両性界面活性剤を併用した洗浄剤組成物を用
い、組成物のpHを変動させることによる粘度の変動現
象を利用した、洗浄剤組成物を増粘させる方法。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP5424599A JP2000248300A (ja) | 1999-03-02 | 1999-03-02 | 液体洗浄剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP5424599A JP2000248300A (ja) | 1999-03-02 | 1999-03-02 | 液体洗浄剤組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2000248300A true JP2000248300A (ja) | 2000-09-12 |
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Family Applications (1)
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Country | Link |
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JP (1) | JP2000248300A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1999
- 1999-03-02 JP JP5424599A patent/JP2000248300A/ja active Pending
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