JP2000247776A - シリコン単結晶引上げ装置の熱遮蔽部材 - Google Patents
シリコン単結晶引上げ装置の熱遮蔽部材Info
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Abstract
の外周部の急激な温度低下を阻止し、シリコン単結晶棒
中の熱的ストレスの発生を抑制する。 【解決手段】チャンバ11内に設けられた石英るつぼ1
3にシリコン融液12が貯留され、シリコン融液12か
ら引上げられるシリコン単結晶棒25の外周面を包囲し
かつ下端がシリコン融液12表面から間隔をあけて上方
に位置する筒部37を有する熱遮蔽部材36が設けられ
る。筒部37の下部には膨出部41が設けられ、膨出部
は、筒部の下縁に接続されシリコン単結晶棒の外周面近
傍に達するリング状の底壁42と、シリコン単結晶棒の
外周面と所定の間隔をあけて底壁の内縁に連設された筒
状の縦壁44と、縦壁の上縁に連設され上方に向うに従
って直径が大きくなるように形成され上縁が筒部の内周
面に当接する上壁46とにより構成される。膨出部の内
部には蓄熱部材47が充填される。
Description
を引上げて育成する装置に設けられた熱遮蔽部材関する
ものである。
置として、チャンバ内にシリコン融液が貯留された石英
るつぼが収容され、シリコン単結晶棒の外周面と石英る
つぼの内周面との間にシリコン単結晶棒を包囲するよう
に熱遮蔽部材が挿入された引上げ装置(特公昭57−4
0119号)が開示されている。この装置における熱遮
蔽部材は引上げられるシリコン単結晶棒の外周面を包囲
しかつ下端がシリコン融液表面から間隔をあけて上方に
位置しヒータからの輻射熱を遮る筒部を有する。この装
置ではシリコン単結晶棒をシリコン融液から引上げる
と、シリコン融液の液面が次第に低下して石英るつぼの
内周壁が露出し、この露出した石英るつぼの内周壁から
の輻射熱がシリコン単結晶棒の外周面に向う。熱遮蔽部
材はこの輻射熱を遮ることにより、輻射熱がシリコン単
結晶棒の外周面に達することを防止して、引上げ中のシ
リコン単結晶棒の凝固を促進し、シリコン単結晶棒を速
やかに冷却するようになっている。
輻射熱の温度域における耐熱性を有する黒鉛等の母材
と、この母材のシリコン単結晶棒側の面を被覆しかつ母
材より輻射率が小さい石英等の被覆材とを有する多層構
造に形成されたものが開示されている(特開平8−32
5090)。このように構成された熱遮蔽部材では、熱
輻射率の大きい母材を、この母材より熱輻射率の小さい
被覆材で被覆したので、シリコン単結晶棒へのるつぼ及
びヒータの輻射熱の遮断効果を向上できる。この結果、
シリコン単結晶棒の冷却の促進による引上げ速度を増大
でき、シリコン単結晶棒の生産性を向上できるようにな
っている。
25090号公報に示された単結晶引上げ装置における
熱遮蔽部材では、シリコン融液から引上げられるシリコ
ン単結晶棒中のシリコン融液近傍の温度分布は、シリコ
ン単結晶棒の外周面からの放熱量が多いため、中心部で
最も高く外周面に向うに従って次第に低くなり、外周部
で急激に低くなる。一方、シリコン単結晶棒の大口径化
が進むと、上記シリコン単結晶棒の中心部と外周部との
温度差は更に大きくなることが予想される。このため、
シリコン単結晶棒中に上記温度差に基づく熱的ストレス
が発生する恐れがあった。本発明の目的は、シリコン融
液から引上げ中のシリコン単結晶棒の外周部の急激な温
度低下を阻止することにより、シリコン単結晶棒中の熱
的ストレスの発生を抑制できるシリコン単結晶引上げ装
置の熱遮蔽部材を提供することにある。
図2に示すように、石英るつぼ13に貯留されたシリコ
ン融液12からシリコン単結晶棒25を引上げる装置に
設けられ、シリコン単結晶棒25の外周面を包囲しかつ
下端がシリコン融液12表面から間隔をあけて上方に位
置しヒータ18からの輻射熱を遮る筒部37を有する熱
遮蔽部材の改良である。その特徴ある構成は、図1に示
すように、筒部37の下部に筒内の方向に膨出する膨出
部41が設けられ、膨出部41は、筒部37の下縁に接
続され水平に延びてシリコン単結晶棒25の外周面近傍
に達するリング状の底壁42と、シリコン単結晶棒25
の軸心線に対して平行に又は−30度以上+30度以下
の角度で傾斜して延びかつシリコン単結晶棒25の外周
面と所定の間隔をあけて底壁42の内縁に連設された筒
状の縦壁44と、縦壁44の上縁に連設され上方に向う
に従って直径が大きくなるように形成され上縁が筒部3
7の内周面に当接するコーン状の上壁46とにより構成
され、筒部37の下部と底壁42と縦壁44と上壁46
とにより囲まれる膨出部41の内部に蓄熱部材47が充
填されたところにある。
に、石英るつぼ13に貯留されたシリコン融液12から
シリコン単結晶棒25を引上げる装置に設けられ、シリ
コン単結晶棒25の外周面を包囲しかつ下端がシリコン
融液12表面から間隔をあけて上方に位置しヒータ18
からの輻射熱を遮る筒部37を有する熱遮蔽部材の改良
である。その特徴ある構成は、図8及び図9に示すよう
に、筒部37の下部に筒内の方向に膨出する膨出部41
が設けられ、膨出部41は、筒部37の下縁に外縁が接
続され水平面に対して0度を越えた80度以下の角度α
又はθで下方に又は上方に向うに従って直径が小さく形
成され内縁がシリコン単結晶棒の外周面近傍に達するコ
ーン状の底壁42と、シリコン単結晶棒の軸心線に対し
て平行に又は−30度以上+30度以下の角度で傾斜し
て延びかつシリコン単結晶棒の外周面と所定の間隔をあ
けて底壁42の内縁に連設された筒状の縦壁44と、縦
壁44の上縁に連設され上方に向うに従って直径が大き
くなるように形成され上縁が筒部37の内周面に当接す
るコーン状の上壁46とにより構成され、筒部37の下
部と底壁42と縦壁44と上壁46とにより囲まれる膨
出部41の内部に蓄熱部材47が充填されたところにあ
る。
に、石英るつぼ13に貯留されたシリコン融液12から
シリコン単結晶棒25を引上げる装置に設けられ、シリ
コン単結晶棒25の外周面を包囲しかつ下端がシリコン
融液12表面から間隔をあけて上方に位置しヒータ18
からの輻射熱を遮る筒部37を有する熱遮蔽部材の改良
である。その特徴ある構成は、図10に示すように、筒
部37の下部に筒内の方向に膨出する膨出部41が設け
られ、膨出部41は、筒部37の下縁に外縁が接続され
水平面に対して0度を越えた80度以下の角度αで下方
に向うに従って直径が小さく形成された外底壁42a
と、この外底壁42aの下縁に外縁が接続され水平面に
対して0度を越えた80度以下の角度θで上方に向うに
従って直径が小さく形成され内縁がシリコン単結晶棒の
外周面近傍に達する内底壁42bと、シリコン単結晶棒
の軸心線に対して平行に又は−30度以上+30度以下
の角度で傾斜して延びかつシリコン単結晶棒の外周面と
所定の間隔をあけて内底壁42bの内縁に連設された筒
状の縦壁44と、縦壁44の上縁に連設され上方に向う
に従って直径が大きくなるように形成され上縁が筒部3
7の内周面に当接するコーン状の上壁46とにより構成
され、筒部37の下部と外底壁42aと内底壁42bと
縦壁44と上壁46とにより囲まれる膨出部41の内部
に蓄熱部材47が充填されたところにある。
る熱遮蔽部材では、シリコン融液から引上げられるシリ
コン単結晶棒中のシリコン融液近傍の温度分布は、中心
部で最も高く外周面に向うに従って次第に低くなり、外
周部で急激に低くなる。しかし、請求項1ないし3に記
載されたシリコン単結晶引上げ装置の熱遮蔽部材では、
シリコン単結晶棒25からの放熱は、膨出部41を形成
する縦壁44によって反射されるか、膨出部41自体が
高温のヒータ18及びシリコン融液12によって温度上
昇することにより抑制され、シリコン単結晶棒25の外
周部の急激な温度低下を阻止できる。この結果、シリコ
ン単結晶棒25中の温度分布が中心から外周面に向って
略均一になる、即ちシリコン単結晶棒25中の鉛直方向
温度勾配の径方向分布が略均一になるので、シリコン単
結晶棒25中の熱的ストレスの発生を抑制できる。な
お、コーン状の上壁46はシリコン単結晶棒25の外周
面と筒部37の内周面との間を流下する不活性ガスをス
ムーズにシリコン融液12と膨出部41との間に導き、
蓄熱部材47はシリコン融液12から膨出部41に達し
た輻射熱を蓄熱してシリコン単結晶棒25の外周部の温
度低下を有効に阻止する。
明であって、縦壁44と底壁42とが交差する部分に底
壁42の下面に対して0度を越えた80度以下の角度θ
で上方に向うに従って直径が小さく形成されたコーン状
の内側傾斜壁43が設けられ、単結晶棒25の直径をd
とし縦壁44の下縁と底壁42の下面との垂直距離をL
1とするとき内側傾斜壁43が0≦L1≦d/2になるよ
うに形成されたシリコン単結晶引上げ装置の熱遮蔽部材
である。この請求項4に記載されたシリコン単結晶引上
げ装置の熱遮蔽部材では、シリコン単結晶棒25の特に
固液界面付近からの放熱が内側傾斜壁43によって反射
され、シリコン単結晶棒25の特に固液界面付近におけ
る外周部の急激な温度低下を阻止できる。この請求項2
に記載された内側傾斜壁43の傾斜角θが80度を越え
ると、シリコン融液12から引上げ中のシリコン単結晶
棒25の外周部の急激な温度低下を抑制する効果が低下
する。
係る発明であって、筒部37と底壁42とが交差する部
分に底壁42の下面に対して0度を越えた80度以下の
角度αで下方に向うに従って直径が小さく形成されたコ
ーン状の外側傾斜壁45が設けられ、単結晶棒25の直
径をdとし筒部37の下縁と底壁42の下面との垂直距
離をL2とするとき外側傾斜壁45が0≦L2≦d/2に
なるように形成されたシリコン単結晶引上げ装置の熱遮
蔽部材である。この請求項5に記載されたシリコン単結
晶引上げ装置の熱遮蔽部材では、シリコン融液12又は
石英るつぼ13からの放熱を外側傾斜壁45が受けて膨
出部41自体が温度上昇することにより、シリコン単結
晶棒25の固液界面付近における外周部の急激な温度低
下を阻止できる。
いずれかに係る発明であって、単結晶棒25の直径をd
とするとき縦壁44の高さHが10mm以上d/2以下
であるシリコン単結晶引上げ装置の熱遮蔽部材である。
この請求項6に記載されたシリコン単結晶引上げ装置の
熱遮蔽部材では、シリコン融液12から引上げ中のシリ
コン単結晶棒25の外周部の急激な温度低下が、縦壁4
4によるシリコン単結晶棒25からの放熱の反射、及び
ヒータ18とシリコン融液12からの輻射熱により蓄熱
部材47とともに温度上昇した縦壁44により阻止され
る。縦壁44の高さHが10mm未満であると放熱の反
射作用が減少し、d/2を越えると膨出部41が大型化
する。
いずれかに係る発明であって、シリコン単結晶棒25の
外周面と縦壁44との間隔W1が10mm以上30mm
以下であるシリコン単結晶引上げ装置の熱遮蔽部材であ
る。この請求項7に記載されたシリコン単結晶引上げ装
置の熱遮蔽部材では、シリコン単結晶棒25からの放熱
を縦壁44が有効に反射してシリコン単結晶棒25の外
周部の急激な温度低下を阻止する。シリコン単結晶棒2
5の外周面と縦壁44との間隔W1が10mm未満であ
ると引上げ途中にシリコン単結晶棒25と縦壁44が接
触する恐れがあり、30mmを越えると縦壁44により
反射するシリコン単結晶棒25からの放熱量が減少す
る。
いずれかに係る発明であって、筒部37の下縁の外径を
D1とし石英るつぼ13の内径をD2とし単結晶棒25の
直径をdとするとき、1.65d<D1<D2の関係を有
するシリコン単結晶引上げ装置の熱遮蔽部材である。こ
の請求項8に記載されたシリコン単結晶引上げ装置の熱
遮蔽部材では、筒部37の下縁の外径D1が1.65d
を越えることにより、放熱を反射又は温度上昇してシリ
コン単結晶棒25の外周部の急激な温度低下を阻止する
に十分な膨出部41を形成する。外径D1が1.65d
以下であると十分な膨出部41を得ることができず、D
2以上であると石英るつぼ13に接触する。
いずれかに係る発明であって、図4に示すように、筒部
37が下方に向うに従って直径が小さく形成されたシリ
コン単結晶引上げ装置の熱遮蔽部材である。この請求項
9に記載されたシリコン単結晶引上げ装置の熱遮蔽部材
では、下方に向うに従って直径が小さく形成された筒部
37が、その筒部37とシリコン単結晶棒25の外周面
との間を流下する不活性ガスをスムーズにシリコン融液
12と膨出部41との間に導く。
9いずれかに係る発明であって、図5に示すように、筒
部37が、内筒部材37aと、外筒部材37bと、内筒
部材37aと外筒部材37bの間に充填された断熱材3
7cとを有するシリコン単結晶引上げ装置の熱遮蔽部材
である。この請求項10に記載されたシリコン単結晶引
上げ装置の熱遮蔽部材では、石英るつぼ13の内周壁か
らシリコン単結晶棒25に向う輻射熱を有効に遮り、膨
出部41を越えて引上げられたシリコン単結晶棒25の
凝固を促進する。
10いずれかに係る発明であって、図3に示すように、
外周縁が筒部37又は外側傾斜壁45に接続し内周縁が
縦壁44又は傾斜壁43に接続する1又は2以上のリン
グ状の伝熱部材48が膨出部41の内部を横断して設け
られたシリコン単結晶引上げ装置の熱遮蔽部材である。
この請求項11に記載されたシリコン単結晶引上げ装置
の熱遮蔽部材では、ヒータ18により又は石英るつぼ1
3の内周壁からの輻射熱により加熱された筒部37又は
外側傾斜壁45の熱を伝熱部材48が縦壁44又は内側
傾斜壁43に伝達して縦壁44及び内側傾斜壁43の温
度を上昇させる。温度上昇した縦壁44又は内側傾斜壁
43はシリコン単結晶棒25からの放熱を抑制して、シ
リコン単結晶棒25の外周部の急激な温度低下を阻止す
る。この結果、シリコン単結晶棒25中の温度分布が中
心から外周面に向って略均一になり、シリコン単結晶棒
25中の鉛直方向温度勾配の径方向分布が略均一になる
ので、シリコン単結晶棒25中の熱的ストレスの発生を
有効に抑制できる。
図面に基づいて説明する。図2に示すように、シリコン
単結晶の引上げ装置10のチャンバ11内には、シリコ
ン融液12を貯留する石英るつぼ13が設けられ、この
石英るつぼ13の外面は黒鉛サセプタ14により被覆さ
れる。石英るつぼ13の下面は上記黒鉛サセプタ14を
介して支軸16の上端に固定され、この支軸16の下部
はるつぼ駆動手段17に接続される。るつぼ駆動手段1
7は図示しないが石英るつぼ13を回転させる第1回転
用モータと、石英るつぼ13を昇降させる昇降用モータ
とを有し、これらのモータにより石英るつぼ13が所定
の方向に回転し得るとともに、上下方向に移動可能とな
っている。石英るつぼ13の外周面は石英るつぼ13か
ら所定の間隔をあけてヒータ18により包囲され、この
ヒータ18は保温筒19により包囲される。ヒータ18
は石英るつぼ13に投入された高純度のシリコン多結晶
体を加熱・融解してシリコン融液12にする。
シング21が接続される。このケーシング21には引上
げ手段22が設けられる。引上げ手段22はケーシング
21の上端部に水平状態で旋回可能に設けられた引上げ
ヘッド(図示せず)と、このヘッドを回転させる第2回
転用モータ(図示せず)と、ヘッドから石英るつぼ13
の回転中心に向って垂下されたワイヤケーブル23と、
上記ヘッド内に設けられワイヤケーブル23を巻取り又
は繰出す引上げ用モータ(図示せず)とを有する。ワイ
ヤケーブル23の下端にはシリコン融液12に浸してシ
リコン単結晶棒25を引上げるための種結晶24が取付
けられる。更にチャンバ11にはこのチャンバ11のシ
リコン単結晶棒側に不活性ガスを供給しかつ上記不活性
ガスをチャンバ11のるつぼ内周面側から排出するガス
給排手段28が接続される。ガス給排手段28は一端が
ケーシング21の周壁に接続され他端が上記不活性ガス
を貯留するタンク(図示せず)に接続された供給パイプ
29と、一端がチャンバ11の下壁に接続され他端が真
空ポンプ(図示せず)に接続された排出パイプ30とを
有する。供給パイプ29及び排出パイプ30にはこれら
のパイプ29,30を流れる不活性ガスの流量を調整す
る第1及び第2流量調整弁31,32がそれぞれ設けら
れる。
ず)にはロータリエンコーダ(図示せず)が設けられ、
るつぼ駆動手段17には石英るつぼ13内のシリコン融
液12の重量を検出する重量センサ(図示せず)と、支
軸16の昇降位置を検出するリニヤエンコーダ(図示せ
ず)とが設けられる。ロータリエンコーダ、重量センサ
及びリニヤエンコーダの各検出出力はコントローラ(図
示せず)の制御入力に接続され、コントローラの制御出
力は引上げ手段22の引上げ用モータ及びるつぼ駆動手
段の昇降用モータにそれぞれ接続される。またコントロ
ーラにはメモリ(図示せず)が設けられ、このメモリに
はロータリエンコーダの検出出力に対するワイヤケーブ
ル23の巻取り長さ、即ちシリコン単結晶棒25の引上
げ長さが第1マップとして記憶され、重量センサの検出
出力に対する石英るつぼ13内のシリコン融液12の液
面レベルが第2マップとして記憶される。コントローラ
は重量センサの検出出力に基づいて石英るつぼ13内の
シリコン融液12の液面を常に一定のレベルに保つよう
に、るつぼ駆動手段17の昇降用モータを制御するよう
に構成される。
ぼ13の内周面との間にはシリコン単結晶棒25の外周
面を包囲する熱遮蔽部材36が設けられる。この熱遮蔽
部材36は円筒状に形成されヒータ18からの輻射熱を
遮る筒部37と、この筒部37の上縁に連設され外方に
略水平方向に張り出すフランジ部38とを有する。上記
フランジ部38を保温筒19上に載置することにより、
筒部37の下縁がシリコン融液12表面から所定の距離
だけ上方に位置するように熱遮蔽部材36はチャンバ1
1内に固定される。熱遮蔽部材36はMo(モリブデ
ン),W(タングステン),C(カーボン)により、或
いは表面にSiCがコーティングされた黒鉛等により形
成される。筒部37は同一直径の管状体であるか、又は
下方に向うに従って直径が小さく形成された管状体に形
成され、筒部37の下縁の外径をD1とし石英るつぼ1
3の内径をD2としシリコン単結晶棒25の直径をdと
するとき、1.65d<D1<D2の関係を有するように
形成される。
あり、筒部37の下部には筒内の方向に膨出する膨出部
41が設けられる。この膨出部41は、筒部37の下縁
に接続され水平に延びてシリコン単結晶棒25の外周面
近傍に達するリング状の底壁42と、底壁42の内縁に
連設された縦壁44と、この縦壁44の上縁に連設され
上方に向うに従って直径が大きくなるように形成された
コーン状の上壁46とにより構成される。縦壁44と底
壁42とが交差する部分には上方に向うに従って直径が
小さく形成された内側傾斜壁43が設けられ、筒部37
と底壁42とが交差する部分には下方に向うに従って直
径が小さく形成された外側傾斜壁45が設けられる。内
側傾斜壁43及び外側傾斜壁45はそれぞれ底壁42の
下面に対して0度を越えた80度以下の角度θ,α、好
ましくは5〜30度の範囲内の角度でコーン状に形成さ
れる。
壁45、底壁42及び内側傾斜壁43は一体的に形成さ
れる。なお、引上げられる単結晶棒25の直径をdとす
ると、縦壁44の下縁と底壁42の下面との垂直距離L
1、筒部37の下縁と底壁42の下面との垂直距離L2が
それぞれ0を越えてd/2以下になり、かつシリコン単
結晶棒25の外周面と縦壁44との間隔W1が10mm
以上30mm以下になるように内側傾斜壁43及び外側
傾斜壁45は形成される。この場合、膨出部41の幅W
2は50mm以上であることが好ましく、縦壁44の内
面と底壁42の内縁との水平距離W3、筒部37の外面
と底壁42の外縁との水平距離W4は、それぞれ0mm
以上であってW2未満の範囲内になる。なお、間隔W1の
好ましい値は15〜20mmである。
0mm以下に形成され、シリコン単結晶棒25の軸心線
に対して平行に又は−30度以上+30度以下の角度で
傾斜して延びて形成される。−30度とは軸心線に対し
て30度の角度を持って上方に向うに従って直径が小さ
くなるように形成されることを表し、+30度とは軸心
線に対して30度の角度を持って上方に向うに従って直
径が大きくなるように形成されることを表すが、好まし
くはシリコン単結晶棒25の軸心線に対して平行、即ち
縦壁44は鉛直になるように形成されることが好まし
い。なお、上述した垂直距離L1,L2、間隔W1及び高
さHは引上げられるシリコン単結晶棒25の直径に応じ
て適宜決められる。コーン状の上壁46は上方に向うに
従って直径が大きくなるように形成され上縁が筒部37
の内周面に当接するように構成される。なお、筒部37
の下部と底壁42と縦壁44と上壁46とにより囲まれ
る膨出部41の内部にはカーボン繊維からなるフェルト
材が蓄熱部材47として充填される。縦壁44と上壁4
6とは一体的に形成され、筒部37の下部と外側傾斜壁
25と底壁42と内側傾斜壁43により囲まれた空間に
蓄熱部材47を充填した後、ビス又はピン等により内側
傾斜壁43及び筒部37に固定される。
上げ装置の動作を説明する。従来のシリコン単結晶の引
上げ装置における熱遮蔽部材では、シリコン単結晶棒2
5をシリコン融液12から所定の引上げ速度で引上げる
と、このシリコン単結晶棒25中のシリコン融液12近
傍の温度分布は、シリコン単結晶棒25の外周面からの
放熱量が多いため、中心部で最も高く外周面に向うに従
って次第に低くなり、外周部で急激に低くなる。しかし
本実施の形態のシリコン単結晶引上げ装置の熱遮蔽部材
36では、高温のシリコン融液12からの輻射熱により
膨出部41の温度が上昇するか、又はシリコン単結晶棒
25からの放熱を膨出部41における内側傾斜壁43及
び縦壁44が反射することにより、シリコン単結晶棒2
5からの急激な放熱は抑制される。この結果、シリコン
単結晶棒25の外周部の急激な温度低下を阻止できる。
従って、シリコン単結晶棒25中の温度分布が中心から
外周面に向って略均一になる、即ちシリコン単結晶棒2
5中の鉛直方向の温度勾配の径方向分布が略均一になる
ので、シリコン単結晶棒25中の熱的ストレスの発生を
抑制でき、スリップ発生や有転位化が改善される。
図3において図1と同一符号は同一部品を示す。この実
施の形態では、外周縁が筒部37又は外側傾斜壁45に
接続し内周縁が縦壁44又は内側傾斜壁43に接続する
2つのリング状の伝熱部材48が膨出部41の内部を横
断して設けられる。伝熱部材48は蓄熱部材47を充填
する際にその蓄熱部材47とともに一体的に形成された
筒部37の下部と外側傾斜壁45と底壁42と内側傾斜
壁43により囲まれた空間に装着される。その後、別に
一体的に形成された縦壁44及び上壁46をビス又はピ
ン等により内側傾斜壁43及び筒部37に固定すること
により伝熱部材48は膨出部41の内部を横断して設け
られる。このように設けられた伝熱部材48の外周縁は
筒部37に、伝熱部材48の内周縁は縦壁44又は内側
傾斜壁43にそれぞれ接続される。
げ装置の熱遮蔽部材36では、ヒータ18による熱又は
石英るつぼ13の内周壁からの輻射熱により加熱された
筒部37又は外側傾斜壁45の熱を伝熱部材48が縦壁
44又は内側傾斜壁43に伝達して縦壁44及び内側傾
斜壁43の温度を効果的に上昇させる。温度上昇した縦
壁44又は内側傾斜壁43はシリコン単結晶棒25から
の放熱を抑制して、シリコン単結晶棒25の外周部の急
激な温度低下を阻止する。なお、伝熱部材48は図に示
す2枚に限らず、1枚又は3枚若しくは4枚であっても
良い。また、各伝熱部材48の1枚あたりの厚さは、設
けられる枚数により加減することが好ましいが、6〜9
mmの範囲内であることが好ましい。上記以外の動作は
第1の実施の形態の動作と略同様であるので、繰返しの
説明を省略する。
筒部37を円筒状に形成したが、図4に示すように、筒
部37は下方に向うに従って直径が小さくなる中空の円
錐台状に形成してもよく、図5に示すように、筒部37
が、内筒部材37aと、外筒部材37bと、内筒部材3
7aと外筒部材37bの間に充填された断熱材37cと
を有していてもよい。筒部37を下方に向うに従って直
径が小さく形成すれば、その筒部37とシリコン単結晶
棒25の外周面との間を流下する不活性ガスをスムーズ
にシリコン融液12と膨出部41との間に導くことがで
き、図5に示すように筒部37を2重構造として断熱材
37cを充填すれば、石英るつぼ13の内周壁からシリ
コン単結晶棒25に向う輻射熱を有効に遮ることができ
る。
壁42とが交差する部分に内側傾斜壁43を設け、筒部
37と底壁42とが交差する部分に外側傾斜壁45を設
けたが、図6に示すように、外側傾斜壁を設けることな
く縦壁44と底壁42とが交差する部分に内側傾斜壁4
3のみを設けても良く、図7に示すように、内側傾斜壁
を設けることなく筒部37と底壁42とが交差する部分
に外側傾斜壁45のみを設けても良い。また、内側傾斜
壁43及び外側傾斜壁45の双方とも設けることなく、
筒部37の下縁に外縁が接続され内縁がシリコン単結晶
棒の外周面近傍に達する底壁42自体をコーン状にする
ことにより、図8に示すように、底壁42を水平面に対
して0度を越えた80度以下の角度αで下方に向うに従
って直径を小さく形成しても、又は図9に示すように、
水平面に対して0度を越えた80度以下の角度θで上方
に向うに従って直径を小さく形成しても良い。
であってもよい。即ち図10に示すように、水平面に対
して0度を越えた80度以下の角度αで下方に向うに従
って直径が小さく形成された外底壁42aの外縁を筒部
37の下縁に接続し、水平面に対して0度を越えた80
度以下の角度θで上方に向うに従って直径が小さく形成
され内縁がシリコン単結晶棒の外周面近傍に達する内底
壁42bの外縁をこの外底壁42aの下縁に接続しても
良い。このような熱遮蔽部材であっても、シリコン単結
晶棒25からの放熱は、膨出部41を形成する縦壁44
によって反射されるか、膨出部41自体が高温のヒータ
18及びシリコン融液12によって温度上昇することに
より抑制され、シリコン単結晶棒25の外周部の急激な
温度低下を阻止できる。
説明する。 <実施例1>図1及び図2に示すようなシリコン単結晶
引上げ装置の熱遮蔽部材36の筒部37の内径及び高さ
をそれぞれ410mm及び420mmとし、筒部37の
下部に外側傾斜壁45と底壁42と内側傾斜壁43と縦
壁44と上壁46とから構成された膨出部41を設け
た。縦壁44は傾斜角が0度の筒状体とし、縦壁44の
内径及び高さをそれぞれ250mm及び40mmとし
た。内側傾斜壁43の下端内径、傾斜角θ及び垂直距離
Lをそれぞれ330mm、45度及び40mmとし、外
側傾斜壁45の傾斜角α及び垂直距離Lをそれぞれ45
度及び40mmとした。また底壁42の下面とシリコン
融液12との間隔を35mmとし、縦壁44とシリコン
単結晶棒25との間隔W1を20mmとした。なお、3
7,45,42,43,44及び46は全てカーボンに
より形成した。このように構成された引上げ装置の熱遮
蔽部材を実施例1とした。
筒部37及び外側傾斜壁45にそれぞれ接続し内周縁が
縦壁44及び内側傾斜壁43に接続する2つのリング状
の伝熱部材48が膨出部41の内部を横断して設けられ
たことを除いて、熱遮蔽部材を上記実施例1と同一に構
成した。この引上げ装置の熱遮蔽部材を実施例2とし
た。 <比較例1>図示しないが筒部37の下部に膨出部41
を設けていないことを除いて、引上げ装置を上記実施例
1と同一に構成した。この引上げ装置を比較例1とし
た。
及び比較例1の各引上げ装置にて直径210mmのシリ
コン単結晶棒を400mm引上げたときのシリコン単結
晶棒中の温度分布を熱伝導解析プログラムにてシミュレ
ーション計算し、比較を行った。シリコン融液表面から
高さ30mmまでのシリコン単結晶棒各部の鉛直方向温
度勾配の平均値Gと、シリコン融液表面から高さ30m
mまでのシリコン単結晶棒中心の鉛直方向温度勾配の平
均値Gcとを求め、シリコン単結晶棒の中心から径方向
への距離に対するG/Gcの変化を求めた。この結果を
図11に示す。
実施例2では比較例1よりG/Gcの値がシリコン外周
面でも急上昇せずに水平に近くなった、即ち鉛直方向温
度勾配の径方向分布が略均一になった。これは実施例1
及び実施例2ではシリコン融液からの輻射熱により膨出
部41の温度が上昇することにより、シリコン単結晶棒
からの急激な放熱が膨出部41により抑制され、シリコ
ン単結晶棒25の外周部の急激な温度低下を阻止できた
ためである。また実施例2が実施例1より鉛直方向温度
勾配の径方向分布が更に均一になった。これはヒータ1
8又は石英るつぼ13の内周壁から筒部37又は外側傾
斜壁45に達した輻射熱が伝熱部材48を伝わって縦壁
44又は内側傾斜壁43の温度が上昇し、シリコン単結
晶棒25からの放熱が更に抑制されたためと考えられ
る。
部の下部に筒内の方向に膨出する膨出部を設け、膨出部
を、筒部の下縁に接続され水平に又は傾斜して延びてシ
リコン単結晶棒の外周面近傍に達するリング状又はコー
ン状の底壁と、シリコン単結晶棒の外周面と所定の間隔
をあけて底壁の内縁に連設された筒状の縦壁と、縦壁の
上縁に連設され上方に向うに従って直径が大きくなるよ
うに形成され上縁が筒部の内周面に当接するコーン状の
上壁とにより構成し、筒部の下部と底壁と縦壁と上壁と
により囲まれる膨出部の内部に蓄熱部材を充填したの
で、シリコン単結晶棒からの放熱は、膨出部を形成する
縦壁によって反射されるか、膨出部自体が高温のシリコ
ン融液によって温度上昇することにより抑制され、シリ
コン単結晶棒の外周部の急激な温度低下を阻止できる。
この結果、シリコン単結晶棒中の温度分布が中心から外
周面に向って略均一になる、即ちシリコン単結晶棒中の
鉛直方向の温度勾配の径方向分布が略均一になる。従っ
て、シリコン単結晶棒中の熱ストレスの発生を抑制でき
るので、スリップ発生や有転位化が改善される。
方に向うに従って直径が小さく形成されたコーン状の内
側傾斜壁を設ければ、シリコン単結晶棒の特に固液界面
付近からの放熱が内側傾斜壁によって反射され、シリコ
ン単結晶棒の特に固液界面付近における外周部の急激な
温度低下を阻止でき、筒部と底壁とが交差する部分に下
方に向うに従って直径が小さく形成されたコーン状の外
側傾斜壁を設ければ、シリコン融液又は石英るつぼから
の放熱を外側傾斜壁が受けて膨出部自体の温度を更に上
昇させることができる。更に、シリコン単結晶棒の外周
面と縦壁との間隔を10mm以上30mm以下にすれ
ば、縦壁がシリコン単結晶棒と接触することなくシリコ
ン単結晶棒からの放熱を有効に反射することができる。
外周縁が筒部又は外側傾斜壁に接続し内周縁が縦壁又は
内側傾斜壁に接続する1又は2以上のリング状の伝熱部
材を膨出部の内部に横断して設ければヒータ又は石英る
つぼの内周壁からの輻射熱により加熱された筒部又は外
側傾斜壁の熱を伝熱部材が縦壁又は内側傾斜壁に伝達し
て縦壁及び内側傾斜壁の温度を効果的に上昇させてシリ
コン単結晶棒からの放熱を更に抑制することができる。
この結果、シリコン融液から引上げ中のシリコン単結晶
棒の外周部の急激な温度低下が比較的高温の膨出部によ
り抑制されるので、シリコン単結晶棒中の熱的ストレス
の発生を有効に抑制できる。
を示す図2のA部拡大断面図。
面図。
遮蔽部材を示す断面図。
示す図4に対応する断面図。
的大きく形成した熱遮蔽部材を示す図4に対応する断面
図。
的大きく形成した熱遮蔽部材を示す図4に対応する断面
図。
壁を下方に向うに従って直径が小さいコーン状に形成し
た熱遮蔽部材を示す図4に対応する断面図。
壁を上方に向うに従って直径が小さいコーン状に形成し
た熱遮蔽部材を示す図4に対応する断面図。
4に対応する断面図。
に対するG(シリコン融液表面から高さ30mmまでの
シリコン単結晶棒各部の鉛直方向温度勾配の平均値)/
Gc(シリコン融液表面から高さ30mmまでのシリコ
ン単結晶棒中心の鉛直方向温度勾配の平均値)の変化を
示す図。
Claims (11)
- 【請求項1】 石英るつぼ(13)に貯留されたシリコン融
液(12)からシリコン単結晶棒(25)を引上げる装置に設け
られ、前記シリコン単結晶棒(25)の外周面を包囲しかつ
下端が前記シリコン融液(12)表面から間隔をあけて上方
に位置しヒータ(18)からの輻射熱を遮る筒部(37)を有す
る熱遮蔽部材において、 前記筒部(37)の下部に筒内の方向に膨出する膨出部(41)
が設けられ、 前記膨出部(41)は、筒部(37)の下縁に接続され水平に延
びてシリコン単結晶棒(25)の外周面近傍に達するリング
状の底壁(42)と、 前記シリコン単結晶棒(25)の軸心線に対して平行に又は
−30度以上+30度以下の角度で傾斜して延びかつ前
記シリコン単結晶棒(25)の外周面と所定の間隔をあけて
前記底壁(42)の内縁に連設された筒状の縦壁(44)と、 前記縦壁(44)の上縁に連設され上方に向うに従って直径
が大きくなるように形成され上縁が前記筒部(37)の内周
面に当接するコーン状の上壁(46)とにより構成され、 前記筒部(37)の下部と前記底壁(42)と縦壁(44)と上壁と
により囲まれる前記膨出部(41)の内部に蓄熱部材(47)が
充填されたことを特徴とするシリコン単結晶引上げ装置
の熱遮蔽部材。 - 【請求項2】 石英るつぼ(13)に貯留されたシリコン融
液(12)からシリコン単結晶棒(25)を引上げる装置に設け
られ、前記シリコン単結晶棒(25)の外周面を包囲しかつ
下端が前記シリコン融液(12)表面から間隔をあけて上方
に位置しヒータ(18)からの輻射熱を遮る筒部(37)を有す
る熱遮蔽部材において、 前記筒部(37)の下部に筒内の方向に膨出する膨出部(41)
が設けられ、 前記膨出部(41)は、筒部(37)の下縁に外縁が接続され水
平面に対して0度を越えた80度以下の角度(α又はθ)
で下方に又は上方に向うに従って直径が小さく形成され
内縁がシリコン単結晶棒(25)の外周面近傍に達するコー
ン状の底壁(42)と、 前記シリコン単結晶棒(25)の軸心線に対して平行に又は
−30度以上+30度以下の角度で傾斜して延びかつ前
記シリコン単結晶棒(25)の外周面と所定の間隔をあけて
前記底壁(42)の内縁に連設された筒状の縦壁(44)と、 前記縦壁(44)の上縁に連設され上方に向うに従って直径
が大きくなるように形成され上縁が前記筒部(37)の内周
面に当接するコーン状の上壁(46)とにより構成され、 前記筒部(37)の下部と前記底壁(42)と縦壁(44)と上壁と
により囲まれる前記膨出部(41)の内部に蓄熱部材(47)が
充填されたことを特徴とするシリコン単結晶引上げ装置
の熱遮蔽部材。 - 【請求項3】 石英るつぼ(13)に貯留されたシリコン融
液(12)からシリコン単結晶棒(25)を引上げる装置に設け
られ、前記シリコン単結晶棒(25)の外周面を包囲しかつ
下端が前記シリコン融液(12)表面から間隔をあけて上方
に位置しヒータ(18)からの輻射熱を遮る筒部(37)を有す
る熱遮蔽部材において、 前記筒部(37)の下部に筒内の方向に膨出する膨出部(41)
が設けられ、 前記膨出部(41)は、筒部(37)の下縁に外縁が接続され水
平面に対して0度を越えた80度以下の角度(α)で下方
に向うに従って直径が小さく形成された外底壁(42a)
と、 前記外底壁(42a)の下縁に外縁が接続され水平面に対し
て0度を越えた80度以下の角度(θ)で上方に向うに従
って直径が小さく形成され内縁がシリコン単結晶棒(25)
の外周面近傍に達する内底壁(42b)と、 前記シリコン単結晶棒(25)の軸心線に対して平行に又は
−30度以上+30度以下の角度で傾斜して延びかつ前
記シリコン単結晶棒(25)の外周面と所定の間隔をあけて
前記内底壁(42b)の内縁に連設された筒状の縦壁(44)
と、 前記縦壁(44)の上縁に連設され上方に向うに従って直径
が大きくなるように形成され上縁が前記筒部(37)の内周
面に当接するコーン状の上壁(46)とにより構成され、 前記筒部(37)の下部と前記外底壁(42a)と内底壁(42b)と
縦壁(44)と上壁とにより囲まれる前記膨出部(41)の内部
に蓄熱部材(47)が充填されたことを特徴とするシリコン
単結晶引上げ装置の熱遮蔽部材。 - 【請求項4】 縦壁(44)と底壁(42)とが交差する部分に
前記底壁(42)の下面に対して0度を越えた80度以下の
角度(θ)で上方に向うに従って直径が小さく形成された
コーン状の内側傾斜壁(43)が設けられ、単結晶棒(25)の
直径をdとし前記縦壁(44)の下縁と前記底壁(42)の下面
との垂直距離をL1とするとき前記内側傾斜壁(43)が0
≦L1≦d/2になるように形成された請求項1記載の
シリコン単結晶引上げ装置の熱遮蔽部材。 - 【請求項5】 筒部(37)と底壁(42)とが交差する部分に
前記底壁(42)の下面に対して0度を越えた80度以下の
角度(α)で下方に向うに従って直径が小さく形成された
コーン状の外側傾斜壁(45)が設けられ、単結晶棒(25)の
直径をdとし前記筒部(37)の下縁と前記底壁(42)の下面
との垂直距離をL2とするとき前記外側傾斜壁(45)が0
≦L2≦d/2になるように形成された請求項1又は4
記載のシリコン単結晶引上げ装置の熱遮蔽部材。 - 【請求項6】 単結晶棒(25)の直径をdとするとき縦壁
(44)の高さHが10mm以上d/2以下である請求項1
ないし5いずれか記載のシリコン単結晶引上げ装置の熱
遮蔽部材。 - 【請求項7】 シリコン単結晶棒(25)の外周面と縦壁と
の間隔(W1)が10mm以上30mm以下である請求項1
ないし6いずれか記載のシリコン単結晶引上げ装置の熱
遮蔽部材。 - 【請求項8】 筒部(37)の下縁の外径をD1とし石英る
つぼ(13)の内径をD2とし単結晶棒(25)の直径をdとす
るとき、1.65d<D1<D2の関係を有する請求項1
ないし7いずれか記載のシリコン単結晶引上げ装置の熱
遮蔽部材。 - 【請求項9】 筒部(37)が下方に向うに従って直径が小
さく形成された請求項1ないし8いずれか記載のシリコ
ン単結晶引上げ装置の熱遮蔽部材。 - 【請求項10】 筒部(37)が、内筒部材(37a)と、外筒
部材(37b)と、前記内筒部材(37a)と前記外筒部材(37b)
の間に充填された断熱材(37c)とを有する請求項1ない
し9いずれか記載のシリコン単結晶引上げ装置の熱遮蔽
部材。 - 【請求項11】 外周縁が筒部(37)又は外側傾斜壁(45)
に接続し内周縁が縦壁(44)又は内側傾斜壁(43)に接続す
る1又は2以上のリング状の伝熱部材(48)が膨出部(41)
の内部を横断して設けられた請求項1ないし10いずれ
か記載のシリコン単結晶引上げ装置の熱遮蔽部材。
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