JP2000247425A - 往復移動装置及び商品押出装置 - Google Patents

往復移動装置及び商品押出装置

Info

Publication number
JP2000247425A
JP2000247425A JP11050164A JP5016499A JP2000247425A JP 2000247425 A JP2000247425 A JP 2000247425A JP 11050164 A JP11050164 A JP 11050164A JP 5016499 A JP5016499 A JP 5016499A JP 2000247425 A JP2000247425 A JP 2000247425A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pin
slider
guide
moving body
pusher
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11050164A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuhiro Yamamoto
信弘 山本
Haruhiko Uchiyama
治彦 内山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asmo Co Ltd
Original Assignee
Asmo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asmo Co Ltd filed Critical Asmo Co Ltd
Priority to JP11050164A priority Critical patent/JP2000247425A/ja
Publication of JP2000247425A publication Critical patent/JP2000247425A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Vending Machines For Individual Products (AREA)
  • De-Stacking Of Articles (AREA)
  • Reciprocating Conveyors (AREA)
  • Transmission Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 商品押出装置において、係合ピンの脱落防止
のための部品を排除し、部品点数の低減及び組付工数の
低減を実現する。 【解決手段】 商品の押し出しをするプッシャ移動体2
5を構成するスライダ8は、その貫挿孔81aにて貫挿
されたリードスクリュー7に沿って移動可能に組付けら
れている。リードスクリュー7の往復螺旋溝71に係合
するスライドピース35は、スライダ8の上面から挿着
されたピン36によってスライダ8に対し内包される状
態で連結されている。ピン36はその頭部36aを係止
する係止爪83によって抜止めされており、組付け時は
ピン孔81cに押し込むだけでスライダ8に組付けられ
る。係止爪83はアッパカバー12の下面から延びたガ
イドレール12dと係合可能で、スライダ8の姿勢を保
つためのガイドとしても機能する。また、ピン3は頭部
36aの上面に近接位置するガイドレール12dによっ
ても抜止めされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商品押出部材(プ
ッシャ)などの移動体を往復移動させる往復移動装置及
び商品押出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】商品販売機、例えばタバコ販売機にはコ
ラム内に積層されたタバコを商品取り出し口に押し出す
商品押出装置が内蔵されている。商品押出装置は、積層
されたタバコの最下段のタバコを横方向から押出部材
(プッシャ)にて押し出しするものである。
【0003】従来、この種の商品押出装置は、リードス
クリューからなるガイド軸を回転させることによって、
押出部材をガイド軸の軸線方向に往復動させるものであ
った。例えばガイド軸として、螺旋が逆向きの2つの螺
旋溝(往動溝と復動溝)が両端で繋がったナビアネジ構
造の往復螺旋溝を有するリードスクリューを使用し、リ
ードスクリューの一方向回転のみによって移動部材(押
出部材)を往復移動させる往復移動装置を採用するもの
があった。この往復移動装置では、移動部材に貫挿され
たリードスクリューの往復螺旋溝に係合するスライドピ
ースは、移動部材に挿着された係合ピンによって移動部
材に内包される状態で連結されていた。移動部材はリー
ドスクリューが一方向回転駆動され、スライドピースが
往復螺旋溝に沿って誘導されることによりリードスクリ
ューに沿って往復動するようになっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、移動部材と
スライドピースとを連結する係合ピンは、移動部材の貫
通孔に挿入されてスライドピースと係合させただけであ
る。従って、移動部材が往復移動中の振動などによって
係合ピンが移動部材から脱落するおそれがある。そこ
で、移動部材に係合ピンの頭部を覆うカバー部材を嵌着
させて係合ピンの脱落を防ぐようにしていた。従って、
係合ピンを脱落させないためにカバー部材等の専用の部
材が必要となり、その分だけ部品点数が増加するととも
に、組付工数が増加するという問題があった。
【0005】本発明は、上記問題点を解消するためにな
されたものであって、その目的は、係合ピンの脱落防止
のための部品を排除し、部品点数の低減及び組付工数の
低減を実現できる往復移動装置及び商品押出装置を提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に記載の発明では、回転により移動案内可能
な螺旋溝が形成されたガイド軸体と、前記ガイド軸体に
形成された螺旋溝に係合したスライドピースと、前記ガ
イド軸体が貫挿されるとともに、前記スライドピースを
前記螺旋溝に係合させた状態で内包する移動体と、前記
移動体に挿着されて前記スライドピースを支持する係合
ピンとを備え、前記移動体の外面に、前記係合ピンの頭
部を係止可能な係止部を一体成形したことをその要旨と
する。
【0007】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の発明において、前記ガイド軸体と、前記移動体の前
記ガイド軸体との連結部分が収容されるハウジングを備
え、前記ハウジングの内面には、前記移動体の前記ガイ
ド軸体の軸心回りの姿勢保持のために前記係止部又は前
記頭部を案内可能な案内規制部が、前記移動体の移動方
向に沿って形成されている。
【0008】請求項3に記載の発明では、請求項1に記
載の発明において、前記ガイド軸体と、前記移動体の前
記ガイド軸体との連結部分が収容されるハウジングを備
え、前記ハウジングの内面には、前記係合ピンの頭部の
上面に近接して対峙する抜止規制部が、前記移動体の移
動方向に沿って形成されている。
【0009】請求項4に記載の発明では、請求項2に記
載の前記案内規制部と、請求項3に記載の前記抜止規制
部が、前記ハウジングの内面に形成された1つの凸条か
らなることをその要旨とする。
【0010】請求項5に記載の発明では、商品押出装置
には、前記移動体を商品押出体とする請求項1〜4のい
ずれか一項に記載の往復移動装置が備えられている。
(作用)請求項1に記載の発明によれば、ガイド軸体が
回転することによりスライドピースが螺旋溝に沿って誘
導され、移動体がガイド軸体の軸線方向に往復移動す
る。移動体にスライドピースを支持するために移動体に
挿着される係合ピンは、頭部が移動体の外面に一体成形
された係止部に係止されることで組付けられる。
【0011】請求項2に記載の発明によれば、移動体
は、係止部又は頭部がハウジングの内面に移動体の移動
方向に沿って形成された案内規制部によって案内される
ことにより、ガイド軸体の軸心回りの横揺れのない一定
姿勢に保たれる。
【0012】請求項3に記載の発明によれば、移動体に
挿着された係合ピンは、その頭部の上面に近接して対峙
する抜止規制部によって抜け防止される。抜止規制部が
ハウジングの内面に移動体の移動方向に沿って形成され
ていることから、移動体が移動しても、係合ピンは抜止
規制部によって効率よく抜け防止される。
【0013】請求項4に記載の発明によれば、案内規制
部と抜止規制部が、ハウジングの内面に形成された1つ
の凸条からなるので、1つの凸条によって、移動体の姿
勢を保つガイドの機能と、係合ピンの抜け止め機能との
両方が得られる。
【0014】請求項5に記載の発明によれば、移動体が
商品押出体とされる商品押出装置によれば、請求項1〜
4のいずれか一項に記載の発明と同様の作用が得られ
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態を図1〜図11に基づいて説明する。商品自動販売
機としてタバコ自動販売機を例にする。まず、図10,
図11の図面を用いてタバコ自動販売機内の商品押出装
置について説明する。
【0016】往復移動装置としての商品押出装置1は、
商品としてのタバコ2の収納部であるコラム3の下方に
設けられている。図10における左右方向が自動販売機
の奥行方向となっている。 コラム3には、タバコ2が
長い方を前後(図10では左右方向)に厚さを上下にし
て、自動販売機の奥行方向に2列上下に積層して収納さ
れている。このコラム3はタバコ2が排出される側の前
面コラム3aとその反対側の後面コラム3bを有してい
る。前面コラム3aと後面コラム3bの距離は、タバコ
2の長い方の距離の2つ分に多少ゆとりを持たせた長さ
に設定されている。
【0017】商品押出装置1は、コラム3に対してその
本体を形成するハウジング4が後方に所定距離だけ偏位
した位置に配置されている。ハウジング4の上面が商品
載置面5となっている。前面コラム3aと後面コラム3
bの最下端からハウジング4までの距離は、タバコ1つ
分以上空いており、タバコ2が排出される際にタバコ2
が前面コラム3aに引っ掛かからず、またプッシャ6が
タバコ2を押す際にプッシャ6が後面コラム3bに引っ
掛からないようにしてある。
【0018】ハウジング4には、ガイド軸体としてのリ
ードスクリュー7が軸線方向を前後方向とする状態で収
納されている。プッシャ6は、リードスクリュー7を貫
挿するスライダ8に取着され、スライダ8がリードスク
リュー7の回転によってその軸線方向に摺動案内される
ことによりスライダ8と共に前後方向に往復動する。プ
ッシャ6は図10に示す待機位置から起立姿勢で前方へ
往動し、最下段のタバコ2の後面を引っ掛けてこれを前
方へ押し出して排出する。また、前端位置まで移動した
プッシャ6は、図11に示すように前方へ倒れた伏臥姿
勢(前傾姿勢)でタバコ2の下面に潜り込むように背面
のローラ9をタバコ2に転動させながら復動する。
【0019】次に、商品押出装置1の詳しい構造につい
て説明する。図9に示すように、商品押出装置1の本体
を形成するハウジング4は、ハウジング本体11とアッ
パカバー12とサイドカバー13とからなる。アッパカ
バー12とサイドカバー13は、ハウジング本体11に
対し係止部14,15で係止されて一体に組付けられて
いる。ハウジング4の前端部分にはサイドカバー13が
取付けられることでギヤボックスが形成されている。ま
た、商品載置面5は、アッパカバー12の上面によって
形成される。
【0020】商品載置面5の前寄りの部位には傾斜面5
aが形成され、その前側の前部載置面5bが後側の後部
載置面5cよりも少し高くなっている。前列のタバコ2
が後列のタバコ2よりわずかに上方に位置するようにな
り、後列のタバコ2をプッシャ6で押した際、後列のタ
バコ2が前列のタバコ2の一段上のタバコ2に引っ掛か
らないようになっている。
【0021】アッパカバー12の上面部(商品載置面
5)にはプッシャ6が移動する通路となるガイド孔12
aと、前列と後列のタバコ2を検知するための一対の検
知レバー16,17が突出する2つの間隙孔12bが形
成されている。また、アッパカバー12にはその上面後
端部に前方に開口する広口ガイド12cが一体成形され
ている。広口ガイド12cは待機位置にあるプッシャを
覆うように位置し、ガイド孔12aの後端付近における
ハウジング4の強度を高くする機能を持つ。
【0022】図8は商品押出装置1のアッパカバー12
を取外した状態を示す。ハウジング本体11には、モー
タ20、モータピニオンギヤ21、第1ピニオンギヤ2
2、第2ピニオンギヤ23、第3ピニオンギヤ24、リ
ードスクリュー7、移動体及び商品押出体としてのプッ
シャ移動体25、商品売切れセンサ26,27、プッシ
ャ位置検出用スライダ28、プッシャ位置検出センサ2
9などの構成部品を収納されている。
【0023】モータ20は、ハウジング本体11内のタ
バコ押出方向端部位置(前端位置)付近に配置されてい
る。このモータ20の回転軸にはモータピニオンギヤ2
1が取付けられ、第1ピニオンギヤ22と噛み合ってい
る。この第1ピニオンギヤ22は大歯と小歯を有してお
り、大歯はモータピニオンギヤ21と噛み合い、小歯は
第2ピニオンギヤ23と噛み合っている。第2ピニオン
ギヤ23は大歯と小歯を有しており、大歯は第1ピニオ
ンギヤ22と噛み合い、小歯はリードスクリュー7と一
体になった第3ピニオンギヤ24と噛み合っている。そ
して、モータ20の回転が、モータピニオンギヤ21、
第1ピニオンギヤ22、第2ピニオンギヤ23、第3ピ
ニオンギヤ24へと伝わることでリードスクリュー7は
一方向回転する。
【0024】リードスクリュー7は、ハウジング本体1
1の長手方向と平行に延びる状態に配置され、両端二箇
所にてハウジング本体11に対し回転可能に軸支されて
いる。リードスクリュー7には、互いに逆向きの2つの
螺旋溝が両端で一つに繋がるナビアネジ構造となった螺
旋溝としての往復螺旋溝71が形成されている。
【0025】プッシャ移動体25は、スライダ8とプッ
シャ6とを備える。スライダ8は、リードスクリュー7
が貫挿された状態で組付けられている。スライダ8はリ
ードスクリュー7の往復螺旋溝71と間接的に係合され
ており、リードスクリュー7の一方向回転によってスラ
イダ8がリードスクリュー7に摺動案内され、プッシャ
移動体25がリードスクリュー7に沿って往復移動す
る。
【0026】商品売切れセンサ26,27は、前列と後
列のタバコ2をそれぞれ検知する前記検知レバー16,
17を備え、検知レバー16,17がタバコ2によって
押された状態にあるか否かによってオン・オフし、タバ
コ2の有無を検知する。
【0027】プッシャ位置検出用スライダ(以下、単に
被検知スライダという)28は、ハウジング本体11の
底部に形成されたガイド溝11aに組付けられ、ガイド
溝11a沿ってハウジング本体11の長手方向ほぼ全域
をスライド可能となっている。被検知スライダ28の前
端と後端がスライダ8との係合部となっており、スライ
ダ8は往動時に被検知スライダ28の前端を押してこれ
を前へ進め、復動時には被検知スライダ28の後端を押
してこれを後へ進めるようになっている。
【0028】プッシャ位置検出用センサ(以下、単に位
置センサという)29は、プッシャャ6の位置を検出す
るためのものである。この位置センサ29の検知レバー
29aは、図8に示す原位置にあるときの被検知スライ
ダ28の後端面によって押され、被検知スライダ28が
原位置にいなくなると押されなくなり初期位置に復帰す
る。つまり、位置センサ29は被検知スライダ28が原
位置にあるか否かを検知し、プッシャ6の2つの停止位
置を検出する。
【0029】位置センサ19のオン・オフの切り替わる
時のプッシャ6の位置が、プッシャ6の2つの停止位置
に設定されている。プッシャ6の2つの停止位置は、1
つは待機位置で、他の1つは図9(b)中に鎖線で示す
中間停止位置(同図中のA位置)である。中間停止位置
は、プッシャ6が待機位置から往動して前側最下段のタ
バコ2を1個排出するときの停止位置である。中間停止
位置からタバコ2を排出するときは前端位置まで移動し
たらそのまま復動し、プッシャ6は待機位置まで戻って
から停止する。つまり、コントローラ(図示せず)はタ
バコ2を押し出すために駆動させたモータ20を、位置
センサ29のオン・オフの切り替わる毎に駆動停止させ
る。
【0030】次に、プッシャ移動体25の構造について
説明する。図1,図6,図7に示すように、プッシャ移
動体25は、スライダ8、プッシャ6、ローラ9、スラ
イドピース35、係合ピンとしてのピン36および復帰
バネ37からなる。
【0031】まず、プッシャ移動体25を構成する主な
部品の構造について説明する。図2に示すように、スラ
イダ8は、リードスクリュー7を貫挿するスライダ係合
部81と、プッシャ6を取付けるためのプッシャ取付部
82とを有する。スライダ係合部81には、リードスク
リュー7を貫挿するための貫挿孔81aが形成されてい
る。スライダ係合部81の貫挿孔81aにおける内周面
上部はスライドピース35を嵌め込み可能な取付案内面
81bに形成されている。スライダ係合部81の上部に
はピン36を挿着するためのピン孔81cが形成されて
いる。また、スライダ係合部81の上面にはピン孔81
cの側方位置に係止部としての係止爪83が上方に突出
して一体形成されている。係止爪83は、図2(b)に
示す背面視において逆L字形の鈎型形状を有し、貫通孔
81aの軸線方向と平行となるようにスライダ係合部8
1の前後方向(図2(a)における上下方向)全域に亘
って延びている。係止爪83の係止面高さHはピン36
の頭部36aの高さより若干広めで、ピン36をピン孔
81cに挿入するときに頭部36aの周縁部と干渉する
係止爪83の先端部分上面が、ピン孔81c側ほど低く
なるテーパ面83aとなっている。また、スライダ係合
部81の底部には一対のガイド部81dが下方へ延出し
ている。
【0032】プッシャ取付部82には、支持ブロック部
82aが上方へ延びて形成されており、その両側面には
軸部82b,82cが突出している。支持ブロック82
aの上面は略V字状に切り欠かれ、その後側鉛直面がプ
ッシャ6の後方向の回動を規制する後規制面84となっ
ており、その前側斜面がプッシャ6の前方向の回動を規
制する前規制面85となっている。両規制面84,85
によってプッシャ6は起立姿勢と伏臥姿勢に位置規制さ
れる。また、支持ブロック部82aには軸部82b側の
側面後部に係止部82dが突出して形成されており、下
側後部に押板部82eが形成されている。スライダ8は
この押板部82eにて被検知スライダ28の前端および
後端と係合可能で、その係合によって被検知スライダ2
8を進行方向に押し出す。
【0033】図3に示すピン36は、スライダ8のピン
孔81cに挿着されるもので、貫通孔81aに内包され
るスライドピース35と係合してこれをスライダ8に連
結させるためのものである。ピン36は、円盤状の頭部
36aと、頭部36aより径の細い中軸部36bと、径
の最も細くなった先端部のピン部36cとからなる。中
軸部36bはピン孔81cに嵌まる部分でピン孔81c
より若干径が小さい。
【0034】図4に示すスライドピース35は、長手方
向両端部が先細りとなっており、側面から見たときに図
4(b)に示すように円弧状に湾曲した船型形状を有し
ている。スライドピース35にはその中心部に支持孔3
5aが形成されており、その長手方向両側部には図4
(a)の平面視において互いに平行な直線部35bが形
成されている。直線部35bの長さLは、往復螺旋溝7
1を構成する2つの螺旋溝の交差部における溝幅より長
くなっており、スライドピース35が往復螺旋溝71の
壁面のない交差部を通るときにも直線部35bによって
溝方向に沿った真っ直ぐな姿勢に案内されるようになっ
ている。
【0035】スライドピース35の上面部(凸側)は、
スライダ8の取付案内面81bに嵌め込み可能で、その
嵌め込み状態では上下方向にぐらつかず、支持孔35a
の軸心と直交する平面内で姿勢の変更のための回動が可
能となっている。また、スライドピース35の凹部湾曲
面35cの曲率は往復螺旋溝71の曲率よりも小さく、
スライドピース35はリードスクリュー7の往復螺旋溝
71の底面に対してはその中央付近のみを接触させた状
態に配置される(図1を参照)。
【0036】図5に示すように、スライドピース35
は、リードスクリュー7の往復螺旋溝71内に長手方向
が溝方向に沿う姿勢で収容されており、ピン36が挿入
される支持孔35aを中心に回動して姿勢変更が可能と
なっている。リードスクリュー7の回転によってスライ
ドピース35は往復螺旋溝71に沿って誘導され、ピン
36を介して連結されたスライダ8をリードスクリュー
7の軸線方向に移動案内する。
【0037】次にプッシャ移動体25の全体構造を図
1,図6,図7を用いて説明する。まずプッシャ6の組
付構造について述べる。プッシャ6は、頭部61と2つ
の脚部62,63とからなる。頭部61の前面は商品押
出面64となっており、プッシャ6が起立姿勢のときに
タバコ2の後端面と平行な鉛直面となる。頭部61の背
面は緩やかな曲面を有し、ローラ収容部61aと軸溝6
1bとが凹設されている。ローラ9は、ローラ収容凹部
61aに収容されるとともに、その軸部9aを軸溝61
bに嵌め込むことでプッシャ6に対し回転可能に取着さ
れている。
【0038】プッシャ6の脚部62,63には、図7に
示すように軸溝62aが下部に凹設されており、スライ
ダ8の軸部82bに軸溝62aを嵌め込むことでプッシ
ャ6はスライダ8に対し前後に回動可能に取着されてい
る。また、復帰バネ37は脚部62の外側面側の軸部8
2bに取着されており、捻りバネからなるその両端部は
一方が脚部62に係止され、他方がスライダ8の係止部
82dに係止されている。プッシャ6は復帰バネ37の
弾性力によって後方に回動するように付勢されており、
スライダ8の後規制面84(図2(a)に示す)に当た
ることで起立姿勢に保たれる。また、プッシャ6は前方
に傾動したときは商品押出面64がスライダ8の前規制
面85(図2(a),図7に示す)に当たることで伏臥
姿勢に保たれる。
【0039】プッシャ6の脚部62の前部が突部62b
となっており、プッシャ6は前端位置(図9(b)にお
けるB位置)まで移動したときに、その突部62bがハ
ウジング本体11に形成された規制部(図示せず)に当
たることで前傾するようになっている。ローラ9は、プ
ッシャ6が伏臥姿勢となったときにほぼ最上部に位置
し、最下段のタバコ2の下面と接触可能となっている。
プッシャ6が復動時に前列のタバコ2の下面から後列の
タバコ2の下面へ移るときに、ローラ9によって後列の
タバコ2にプッシャ6が引っ掛からないようにしてい
る。
【0040】次にプッシャ移動体25及びリードスクリ
ュー7などの組付構造を図1,図6等を用いて説明す
る。スライダ係合部81の貫通孔81aの内部には、ス
ライドピース35がリードスクリュー7の往復螺旋溝7
1に係合する状態でピン36によって支持されている。
スライダ8のピン孔81cから挿入されたピン36のピ
ン部36cがスライドピース35の支持孔35aに挿入
されている。スライドピース35が中心部をピン36に
よりピン支持されているだけなので、スライドピース3
5は往復螺旋溝71に沿って姿勢変更可能となってい
る。
【0041】スライダ係合部81の上面に露出したピン
36の頭部36aは、その周縁部上面が係止爪83によ
って係止されている。係止爪83はリードスクリュー7
の軸線方向と平行な凸条に延びている。アッパカバー1
2の下面(内面)には係止爪83と相対する部位に下方
に突出する凸条のガイドレール12dが、ハウジング4
の長手方向(商品押出方向)と平行になるようにその長
手方向全域に亘って延びている。ガイドレール12dは
係止爪83のピン36側の側方位置に近接して位置する
高さまでその下端が下方まで延びており、スライダ8の
移動方向全域に亘り係止爪83を当接案内可能なガイド
として機能する。また、ガイドレール12dはピン36
の頭部36aの上面に近接して位置し、ピン36の抜止
めとしても機能する。なお、案内規制部および抜止規制
部はガイドレール12dにより構成される。
【0042】また、スライダ8の下部に形成された一対
のガイド部81dはハウジング本体11の底部から突出
する2本のガイドレール11bによってスライダ8の移
動方向全域において案内される。プッシャ移動体25
は、スライダ8の下部の一対のガイド部81dが2本の
ガイドレール11bにガイドされ、スライダ8の上部の
係止爪83がアッパカバー12の下面のガイドレール1
2dにガイドされることにより、リードスクリュー7の
軸心回りの回動が規制されるようになっている。
【0043】次に、商品押出装置1の組立て時の作用を
説明する。スライドピース35をスライダ8に組付ける
ときは、スライドピース35を予め往復螺旋溝71に係
合させた状態でスライダ8の貫通孔81a内の所定位置
に配置し、スライドピース35の支持孔35aとピン孔
81cとが一致する状態とする。そして、ピン36をピ
ン孔81cに挿し込むとともに頭部36aを押し込む
と、ピン部36cがスライドピース35の支持孔35a
に挿し込まれるとともに、頭部36aがテーパ面83a
を摺動して係止爪83に係止される。このようにピン3
6を所定のピン孔81cに挿し込んで上から押し込むだ
けで簡単にピン36の組付けが完了する。また、係止爪
83は予めスライダ8に一体成形されているので、ピン
36の脱落を防ぐための従来のカバー部材が不要にな
る。
【0044】プッシャ移動体25のリードスクリュー7
への組付けが終わると、そのリードスクリュー7をその
端部の第3ピニオンギヤ24が第2ピニオンギヤ23と
噛み合う状態にハウジング本体11に組付ける。この状
態ではスライダ8の下部の一対のガイド部81dの間に
ガイドレール11bが位置した状態となる。
【0045】次に、アッパカバー12をプッシャ6がガ
イド孔12aから突出した状態となるようにハウジング
本体11に取付ける。アッパカバー12の取付状態で
は、アッパカバー12の下面(内面)に形成されたガイ
ドレール12dが、係止爪83のピン36側の側方近接
位置に配置されるとともに、ピン36の頭部36aの上
面近接位置に配置される。
【0046】モータ20が駆動されてリードスクリュー
7が一方向回転することで、プッシャ移動体25は待機
位置から前端位置(B位置)までの範囲を往復動する。
この際、プッシャ移動体25は、スライダ8の下部の一
対のガイド部81dが2本のガイドレール11bにガイ
ドされ、スライダ8の上部の係止爪83がアッパカバー
12の下面のガイドレール12dにガイドされるため、
リードスクリュー7の軸心回りの回動が規制される。よ
って、プッシャ6が左右にがたつくことのない水平な姿
勢に保たれる。このように係止爪83がガイドの機能を
果たしているため、専用のガイド部を別途設ける必要が
ない。
【0047】また、プッシャ移動体25が往復動すると
きには、タバコ2の引っ掛かりの抵抗や、多段に積層さ
れたタバコ2の荷重を受けながら移動するので、振動や
衝撃がスライダ8に伝わるなどしてピン36に抜け方向
の力が及ぶ場合がある。しかし、ピン36は係止爪83
によってその頭部36aが係止されているだけでなく、
その頭部36aの上面に近接したガイドレール12dに
よって抜止めされているので、ピン36の抜け防止が確
実なものとなる。
【0048】以上詳述したように本実施形態によれば、
以下に示す効果が得られる。 (1)スライダ8の上面に係止爪83を一体成型したの
で、ピン36をピン孔81cに押し込むだけの簡単な組
付作業によって、係止爪83にピン36の頭部36aが
係止された抜止め状態にピン36をスライダ8に組付け
ることができる。従って、従来使用していたカバー部材
が不要になり、カバー部材を組付ける工程も不要になる
ので、部品点数の低減および組付工数の低減を実現でき
る。
【0049】(2)係止爪83をスライダ8の移動方向
に延びる凸条に形成し、係止爪83がガイドレール12
dと当たってスライダ8の姿勢を規制するガイドを兼ね
るので、ガイド部を別途設ける必要がない。
【0050】(3)ガイドレール12dの下端がピン3
6の頭部36aの上面に近接する位置まで延びているの
で、ガイドレール12dによってピン36の抜け止め効
果を得ることができる。よって、ピン36は係止爪83
とガイドレール12dとによって二重に抜け止めされる
ので、ピン36の脱落を確実に防止することができる。
また、1つのガイドレール12dによって、スライダ8
姿勢のガイドと、ピン36の抜止めのための位置規制を
行うことができる。
【0051】なお、実施の形態は、上記に限定されず次
のような態様でも実施できる。 ○ ピンの抜止めだけを目的としてハウジングの内面に
凸条を設けてもよい。例えば図12に示すように、アッ
パカバー12の下面(内面)に抜止用レール12eをピ
ン36の頭部36aの上面中央位置に近接するように配
置する。この場合、抜止用レール12eによってピン3
6の抜け止め効果が得られる。ピン36は抜止用レール
12eによって上方への移動が頭部36aの上面中央部
で規制されるので、一層高い抜止め効果を得ることがで
きる。
【0052】○ スライダ8を案内規制部(ガイドレー
ル)にてガイドする箇所は係止部に限定されない。例え
ば図13に示すように、ピン36の頭部36aの側面と
上面をガイドする2つの規制面をもつL字形の切欠を設
けたガイドレール12fとする。この場合、スライダ8
はガイドレール12fによってピン36の頭部36aに
てガイドされ、またガイドレール12fがピン36の抜
け止めとして機能する。つまり、1つのガイドレール1
2fによって、スライダ8姿勢のガイドと、ピン36の
抜止めのための位置規制を行うことができる。
【0053】○ 図1に示すガイドレール12dと、図
13に示すガイドレール12fを共に形成した構成を採
用してもよい。また、図1に示すガイドレール12dお
よび係止爪83をピン36の頭部36aの左右両側に形
成することもできる。さらに同様に、図13に示すガイ
ドレール12fをピン36の頭部36aの左右両側に配
置することもできる。これらの構成によれば、スライダ
8の姿勢の安定性およびピン36の抜止め効果を一層高
めることができる。
【0054】○ 案内規制部は凸条のガイドレールに限
らず、ハウジングの内面に形成された溝(凹部)として
もよい。例えばアッパカバー12の下面に係止爪83ま
たはピン36の頭部36aと係合可能な溝を形成する。
この種の溝によってもスライダ8の姿勢をガイドするこ
とはできる。また、案内規制部はレールのような凸条で
はなく、スライダ8の移動方向に断片的に列設された凸
部であってもよい。
【0055】○ 抜止規制部はレールのような凸条に限
定されない。スライダ8の移動方向に断片的に列設され
た凸部であってもよい。例えばスライダ8が衝撃の発生
し易い位置にあるときのピンの頭部に相対する位置に凸
部を設けただけでもよい。
【0056】○ 係止部の形成箇所はスライダの上面に
限定されない。ピンの頭部がスライダのどの面に配置さ
れるかによって係止部の形成箇所は適宜変更できる。 ○ 係止部はスライダの移動方向に延設されることに限
定されない。係止部の延設方向がスライダの移動方向と
直交する方向であっても構わない。また、ピンの頭部の
周面に沿うように形成された円弧状の係止爪であっても
よい。
【0057】○ レールの形成位置はアッパカバーの内
面に限定されない。レールの形成位置はピンの頭部に相
対するハウジングの内面であればよく、ピンの頭部がス
ライダの側面または底面に配置される構成の場合は、レ
ールをハウジング本体に形成してもよい。
【0058】○ ガイド軸体は往復螺旋溝を有するもの
に限定されない。1つの螺旋溝を有するリードスクリュ
ーを使用し、モータの正逆回転によって移動体を往復動
させる構成の商品押出装置であってもよい。
【0059】○ 商品はタバコに限定されない。自動販
売機の商品であれば足りる。さらに、自動販売機以外の
装置において商品の押し出しを目的として商品押出装置
を使用することができる。また、商品排出目的の使用に
限定されず、例えば商品の補給を目的として商品押出装
置を使用することもできる。
【0060】前記実施形態及び別例から把握される請求
項以外の技術的思想を、以下に記載する。 (1)請求項2において、前記案内規制部は前記係止部
を案内可能な位置に形成されている。この構成によれ
ば、係止部を案内規制部に案内されるガイド部として兼
用でき、移動体に姿勢保持専用のガイド部を設けなくて
済む。
【0061】(2)請求項3において、前記抜止規制部
は、前記移動体の移動範囲全域に延びる凸条からなる。
この構成によれば、請求項3の発明と同様の効果に加
え、移動体がどの位置にあっても、係合ピンを抜止めで
きる。
【0062】(3)請求項2に記載の前記案内規制部
と、請求項3に記載の前記抜止規制部が、前記ハウジン
グの内面に形成された1つの規制部からなる。この構成
によれば、1つの規制部によって、移動体の姿勢を保つ
ガイドの機能と、係合ピンの抜け止め機能との両方を得
ることができる。
【0063】(4)請求項1〜4のいずれかにおいて、
前記係止部は、前記移動体に挿着する際の前記係合ピン
の押し込みによって前記頭部を係止可能な押込係止部で
ある。この場合、係合ピンを押し込むだけで簡単に組付
けできる。
【0064】(5)請求項5において、前記商品押出装
置は自動販売機用のものである。
【0065】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1及び請求項
5に記載の発明によれば、スライドピースを支持するた
めに移動体に挿着される係合ピンは頭部が係止部に係止
されることで組付けられるので、部品点数の低減と組付
工数の低減を実現できる。
【0066】請求項2及び請求項5に記載の発明によれ
ば、請求項1に記載の発明の効果に加え、係止部又は頭
部が、移動体のガイド軸体の軸心回りの回動を規制して
姿勢を保つために案内規制部にて案内されるガイド部を
兼ねるので、専用のガイド部を設けなくて済む。
【0067】請求項3及び請求項5に記載の発明によれ
ば、請求項1に記載の発明の効果に加え、係合ピンの頭
部の上面に近接して対峙する抜止規制部によって係合ピ
ンを抜止めできる。また、抜止規制部はハウジングに形
成されるものであるが、移動体の移動方向に沿って延び
ているので、移動体の位置が変化しても係合ピンを効率
よく抜止めできる。
【0068】請求項4及び請求項5に記載の発明によれ
ば、案内規制部と抜止規制部が1つの凸条からなるの
で、凸条によって、移動体の姿勢を保つガイドの機能
と、係合ピンの抜け止め機能との両方を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態における商品押出装置の部分背断面
図。
【図2】スライダを示し、(a)は平面図、(b)は背
面図。
【図3】ピンの側面図。
【図4】スライドピースを示し、(a)は平面図、
(b)は側断面図。
【図5】スライドピースが往復螺旋溝に係合された状態
のリードスクリューを示す部分側面図。
【図6】プッシャ移動体の平面図。
【図7】プッシャ移動体の側面図。
【図8】商品押圧装置のアッパカバーを外した状態の平
面図。
【図9】商品押圧装置を示し、(a)は平面図、(b)
は一部破断側面図。
【図10】タバコ自動販売機内の商品押圧装置を示す側
断面図。
【図11】同じく商品押圧装置を示す側断面図。
【図12】別例の商品押出装置の部分背断面図。
【図13】図12と異なる別例の商品押出装置の部分背
断面図。
【符号の説明】
1…往復移動装置としての商品押出装置、2…商品とし
てのタバコ、4…ハウジング、6…移動体及び商品押出
体を構成するプッシャ、7…ガイド軸体としてのリード
スクリュー、8…移動体及び商品押出体を構成するスラ
イダ、12…ハウジングを構成するアッパカバー、12
d…案内規制部、抜止規制部及び凸条としてのガイドレ
ール、12e…抜止規制部としての抜止用レール、12
f…案内規制部、抜止規制部及び凸条としてのガイドレ
ール、25…移動体及び商品押出体としてのプッシャ移
動体、35…スライドピース、36…係合ピンとしての
ピン、36a…頭部、71…螺旋溝としての往復螺旋
溝、83…係止部としての係止爪。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E046 BA02 BB02 CA11 CC04 DA01 DA05 EA01 EB01 GA01 GA10 3F030 AA04 AB01 CA01 DA01 DB02 DC00 3F036 DA01 DA09 DD03

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転により移動案内可能な螺旋溝が形成
    されたガイド軸体と、 前記ガイド軸体に形成された螺旋溝に係合したスライド
    ピースと、 前記ガイド軸体が貫挿されるとともに、前記スライドピ
    ースを前記螺旋溝に係合させた状態で内包する移動体
    と、 前記移動体に挿着されて前記スライドピースを支持する
    係合ピンとを備え、 前記移動体の外面に、前記係合ピンの頭部を係止可能な
    係止部を一体成形したことを特徴とする往復移動装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の往復移動装置におい
    て、 前記ガイド軸体と、前記移動体の前記ガイド軸体との連
    結部分が収容されるハウジングを備え、 前記ハウジングの内面には、前記移動体の前記ガイド軸
    体の軸心回りの姿勢保持のために前記係止部又は前記頭
    部を案内可能な案内規制部が、前記移動体の移動方向に
    沿って形成されていることを特徴とする往復移動装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の往復移動装置におい
    て、 前記ガイド軸体と、前記移動体の前記ガイド軸体との連
    結部分が収容されるハウジングを備え、 前記ハウジングの内面には、前記係合ピンの頭部の上面
    に近接して対峙する抜止規制部が、前記移動体の移動方
    向に沿って形成されていることを特徴とする往復移動装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の前記案内規制部と、請
    求項3に記載の前記抜止規制部が、前記ハウジングの内
    面に形成された1つの凸条からなることを特徴とする往
    復移動装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか一項に記載の往
    復移動装置を備え、前記移動体を商品押出体としている
    商品押出装置。
JP11050164A 1999-02-26 1999-02-26 往復移動装置及び商品押出装置 Pending JP2000247425A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11050164A JP2000247425A (ja) 1999-02-26 1999-02-26 往復移動装置及び商品押出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11050164A JP2000247425A (ja) 1999-02-26 1999-02-26 往復移動装置及び商品押出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000247425A true JP2000247425A (ja) 2000-09-12

Family

ID=12851575

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11050164A Pending JP2000247425A (ja) 1999-02-26 1999-02-26 往復移動装置及び商品押出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000247425A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8365950B2 (en) Medicine dispensing device
US7686184B2 (en) Medicine dispensing device
JP2002279515A (ja) 自動販売機の商品収納装置
JP2000247425A (ja) 往復移動装置及び商品押出装置
JP2007286747A (ja) ボトル商品の自動販売機
JP6941179B2 (ja) 払出装置
JP2000251141A (ja) 商品押出装置及び押出部品
JP5011769B2 (ja) 自動販売機の商品収納装置
JP3736531B2 (ja) 商品搬出装置
JP2000247424A (ja) 往復移動機構、スライドピース、ガイド軸体及び商品押出装置
JP4136683B2 (ja) 往復移動機構および商品搬出装置
JP4336640B2 (ja) 自動販売機の商品払出装置
JP4534938B2 (ja) 商品搬出装置
JP3736508B2 (ja) 自動販売機の商品搬出装置
JP3969313B2 (ja) 商品搬出装置
JPH11312270A (ja) 自動販売機の商品搬出装置
JP4232661B2 (ja) 自動販売機の商品収納装置
JP4434928B2 (ja) 自動販売機
JP3826514B2 (ja) 自動販売機の商品収納払出装置
JP3736507B2 (ja) 自動販売機およびその商品搬出装置
JP4487895B2 (ja) 商品搬出装置
JP4539509B2 (ja) 商品搬出装置
JPH08315206A (ja) 釣銭払い出し装置
JP4003646B2 (ja) 商品搬出装置
JP3928564B2 (ja) 商品搬出装置